JPH10262914A - 管路分離型内視鏡装置 - Google Patents
管路分離型内視鏡装置Info
- Publication number
- JPH10262914A JPH10262914A JP9094666A JP9466697A JPH10262914A JP H10262914 A JPH10262914 A JP H10262914A JP 9094666 A JP9094666 A JP 9094666A JP 9466697 A JP9466697 A JP 9466697A JP H10262914 A JPH10262914 A JP H10262914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- conduit
- pipe
- mounting
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
続状態、管路機能の動作状態を確認することができ、確
実な動作を確保する。 【解決手段】 操作部10Cに管路ユニット24を着脱
自在に装着する内視鏡で、連結部に位置規制部材を兼ね
た装着検出手段として、突出体33、嵌合穴34及びマ
イクロスイッチ37を設け、装着時にこの突出体33が
嵌合穴34に嵌合して、上記スイッチスイッチ37がオ
ンするように構成する。また、電磁弁ユニット25に制
御回路27を設け、上記マイクロスイッチ37で装着が
検出されたとき、管路を利用した機能のテストモードを
実行する。このテストモードでは、テスト開始画面がモ
ニタに表示され、所定時間後に少なくとも送気/送水動
作が自動的に実行される。
Description
引管等の管路を管路ユニットで分離できるようにした内
視鏡で、この管路に関する機能の動作状態を確認するこ
とができる構成に関する。
は、CCD(Charge Coupled Device)を有する先端
部、挿入部、操作部、ケーブルからなり、このケーブル
を光源装置及びプロセッサ装置に接続するようになって
いる。そして、この内視鏡本体及びケーブルには、ライ
トガイドや電気信号線が配置され、また先端部へ送気/
送水をするための送気管及び送水管や、処置具の挿入及
び被観察体内の内容物を吸引する吸引管等が配置され
る。
がライトガイドを介して先端部から照射され、これに基
づいてCCDにより被観察体内が撮像・観察される。ま
たこのとき、上記送気管及び送水管を用いて先端部から
観察窓等へ送気及び送水ができ、上記吸引管を用いて処
置具の挿入や被観察体内の汚物等の吸引・排出が可能と
なる。
鏡装置は、医療現場で用いられることから上記各種管路
の洗浄や殺菌消毒等が必要であり、この洗浄、消毒を効
率よく行うために、上記管路を途中で分離することが提
案されている。即ち、内視鏡本体側の管路と例えば電磁
弁ユニット側の管路との間に、着脱自在に管路ユニット
が取り付けられるように構成する。これによれば、管路
が短くなることにより洗浄ブラシによる洗浄が容易とな
ると共に、分離した管路ユニットにつき、オートクレー
ブ等による滅菌処理等ができることになる。
する内視鏡では、管路ユニットの接続が良好に行われて
いない場合もあり、実際の内視鏡使用時に送気/送水或
いは吸引が期待通りに作動しないということも生じる。
また、管路ユニットの接続以外でも、電磁弁ユニットの
電磁弁(例えばピンチバルブ等)の動作が良好でない場
合もあり、例えば送給流量が通常と相違することもあ
る。しかも、このような事前のテストを履行するように
心掛けていても、忘れてしまうことがある。
であり、その目的は、管路ユニットの接続時に、管路ユ
ニットの接続状態、管路機能の動作状態を確認すること
ができ、確実な動作が確保できる管路分離型内視鏡装置
を提供することにある。
に、第1請求項の発明は、各種の管路が配置された内視
鏡本体に対し、管路ユニットを着脱自在に装着する管路
分離型内視鏡装置において、上記管路ユニットの上記本
体側への装着状態を検出する装着検出手段と、この装着
検出手段からの装着検出信号が出力されたとき、管路を
利用した機能のテストモードを実行する制御回路と、を
設けたことを特徴とする。第2請求項の発明は、上記装
着検出手段は、上記管路ユニット装着時の位置を規制す
る位置規制部材の嵌合により装着状態を検出するように
したことを特徴とする。
ユニットの本体側への装着状態が装着検出手段により検
出され、装着検出信号を制御回路へ供給すると、この制
御回路は、テストモードへ移行する制御を行う。このテ
ストモードでは、例えば実際の送気/送水動作、或いは
吸引動作が自動的に実行されることになり、これによっ
て管路の接続状態、管路機能の動作状態を確認すること
が可能となる。
ば突出体と嵌合穴からなる位置規制部材を設けた場合、
この嵌合穴にスイッチ部材が配置され、このスイッチ部
材により装着状体が検出される。従って、位置規制部材
を装着検出手段として兼用できることになる。
係る管路分離型内視鏡装置が示され、図3及び図5は図
2のI−I線の断面を示し、図4は図2のII−II線の断
面を示している。図1において、内視鏡としての電子内
視鏡10は、CCDを有する先端部10A、挿入部10
B、操作部10C、第1ケーブル10Dからなり、この
第1ケーブル10Dのコネクタ11が光源装置12に接
続され、途中から分岐した信号ケーブル13がプロセッ
サ(画像処理)装置14へ接続される。
から光源装置12までライトガイド15が配設され、ま
た先端部10Aからプロセッサ装置14までCCDの制
御及び画像信号の読出しを行うための信号線16が配置
されており、これにより、先端部10Aからの光照射及
び上記CCDからの画像信号の読出し等が可能となる。
ある送気/送水釦(二段スイッチ)18A、吸引釦18
B、ハードコピー釦18Cが設けられており、これらの
操作制御信号は後述する電磁弁ユニットへ伝送される。
なお、不図示のアングルツマミ等もこの操作部10Cに
配置される。
の観察窓へ空気、水を供給するめたの送気管20A、送
水管21Aと、被観察体内の液体等を吸引すると共に、
処置具挿通チャンネルとなる吸引管22Aが配置され
る。即ち、図2(A)に示されるように、上記吸引管2
2Aは連結部のほぼ中心に配置され、この吸引管22A
の左側に、上記送気管20Aと送水管21Aが配置され
る。
路ユニット24が着脱自在に設けられており、この管路
ユニット24の他端は電磁弁ユニット25に接続され
る。この管路ユニット24は、支持部24Aと第2ケー
ブル24Bから構成されており、これらの内部に、図2
(B)にも示されるように、上記操作部10C側の各管
路20A,21A,22Aに連結されることになる吸引
管20B、送気管21B、送水管22Bが配置され、こ
れらの管20B,21B,22Bが電磁弁ユニット25
まで導かれる。
いは吸引のためのタンク部26及び吸引器を有し、上記
の送気/送水釦18A及び吸引釦18B等により電磁弁
を作動させて各管路の流体の流れの制御等を行う制御回
路27が配置されており、この制御回路27により後述
するテストモードの制御が行われる。なお、この電磁弁
ユニット25とプロセッサ装置14との間に、制御信号
線が設けられる。
ユニット24側の吸引管22Bには分岐管29を介して
鉗子口30が設けられ、この鉗子口30は処置具の導入
口となる。なお、吸引時にはこの鉗子口30にゴムキャ
ップが被せられる。
ト24の連結部の拡大図が示されており、図示されるよ
うに、この連結部はネジ固定式となっている。即ち、操
作部10Cに、雄ネジを外周に形成した受け部31が取
り付けられ、管路ユニット24の支持部24Aに、雌ネ
ジを内周に形成して回転自在となる固定リング32が設
けられる。従って、この固定リング32を受け部31に
螺合結合することにより、管路ユニット24を操作部1
0Cに接続固定することができる。
管22Bは突出させており、この突出部を受け部31内
に配置された吸引管(接続管)22Aに嵌合させて連結
するようになっている。そして、このような連結を補助
し、管路ユニット24の回転を規制するため、突出体3
3が受け部31側に、この突出体33を嵌合する嵌合穴
34が支持部24Aに設けられる。また、この嵌合穴3
4内には、駆動体35がバネ36を介して配置され、こ
の駆動体35でオンオフするマイクロスイッチ37が設
けられており、これらの部材から装着検出手段が構成さ
れる。
号は、上述した制御回路27に供給され、この制御回路
27では、マイクロスイッチ37のオン信号(装着検出
信号)により、テストモードを実行する。このテストモ
ードでは、例えばモニタ等にテストモード画面を表示さ
せながら、設定された所定時間後に少なくとも送気/送
水動作を自動的に行うことになる。
されており、この場合も上記吸引管22の場合と同様
に、管路ユニット24側の送気管20B及び送水管21
Bを突出させて配置し、この突出部を受け部31内の送
気管20A及び送水管21Aに嵌合させるようになって
いる。
ニット24を操作部10Cに接続する際には、各図に示
されるように、送気管20Bを20Aに、送水管21B
を21Aに、吸引管22Bを22Aに嵌合させると共
に、位置規制部材としても機能する突出体33を嵌合穴
34に嵌合させながら、固定リング32を受け部31へ
螺合結合する。そうすると、図5に示されるように、突
出体33が駆動体35を押してマイクロスイッチ37を
オンすることになり、このオン信号は装着検出信号とし
て電磁弁ユニット25内の制御回路27へ伝送される。
を受けると、テストモードヘ移行する。このテストモー
ドでは、モニタにテスト開始画面が表示され、この所定
時間後に、例えば送気動作及び送水動作が実行される。
これにより、観察窓へ向けて空気及び水が噴射される。
一方、吸引動作等については、この後に自動的に実行し
てもよいが、吸引釦18Bの任意の操作により行うよう
にしてもよい。また、上記のテストモードでは、テスト
開始画面によりテストを行うか否かの選択表示を行い、
これにより実行が選択されたときに、テスト動作を実行
するようにしてもよい。
状態や管路機能の動作状態、例えば空気や水の噴出状態
を接続時に必ず確認することが可能となる。この管路機
能の動作状態の確認においては、送気又は送水の不良状
態により、例えば電磁弁であるピンチバルブ等の機能劣
化等も発見することができる。
26の水に代えて消毒液等を用い、テスト噴射時に同時
に管路の消毒を行うこともできる。なお、上記のテスト
モードは、電磁弁ユニット25のメインスイッチが入れ
られているときに実行されるように制御され、このメイ
ンスイッチが切られているときは、テストモードを行わ
ないことになる。
21、吸引管22を設けた例を示したが、この他の管を
設けてもよく、また逆にこれらの中の一つか二つの管し
か設けない場合もあり、様々な変形例が可能である。更
に、装着検出手段として、他の構成、例えば光学手段を
用いて装着状態を検出するもの等を用いることができ
る。
によれば、本体に対し管路ユニットを着脱自在に装着す
る内視鏡で、この管路ユニットの本体側への装着状体を
装着検出手段で検出し、装着検出信号が出力されたとき
管路を利用した機能のテストモードを実施するようにし
たので、管路ユニットの接続時に、管路ユニットの接続
状態、管路機能の動作状態を確認することができ、確実
な動作が確保できる効果がある。
ット装着時の位置規制部材を利用して上記装着検出手段
を設けるようにしたので、連結部の構成が簡略化できる
という利点がある。
置を示す図である。
(A)は操作部側の正面図、図(B)は管路ユニット側
の正面図である。
2のI−I線で切断した断面図である。
し、図2のII−II線で切断した断面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 各種の管路が配置された内視鏡本体に対
し、管路ユニットを着脱自在に装着する管路分離型内視
鏡装置において、 上記管路ユニットの上記本体側への装着状態を検出する
装着検出手段と、 この装着検出手段からの装着検出信号が出力されたと
き、管路を利用した機能のテストモードを実行する制御
回路と、を設けたことを特徴とする管路分離型内視鏡装
置。 - 【請求項2】 上記装着検出手段は、上記管路ユニット
装着時の位置を規制する位置規制部材の嵌合により装着
状態を検出するようにしたことを特徴とする第1請求項
記載の管路分離型内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09466697A JP3840304B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 管路分離型内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09466697A JP3840304B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 管路分離型内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262914A true JPH10262914A (ja) | 1998-10-06 |
JP3840304B2 JP3840304B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
ID=14116581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09466697A Expired - Fee Related JP3840304B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 管路分離型内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3840304B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268620A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Olympus Corp | 薬液投与装置 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP09466697A patent/JP3840304B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268620A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Olympus Corp | 薬液投与装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3840304B2 (ja) | 2006-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7981027B2 (en) | Endoscope and front cover | |
JP3823321B2 (ja) | バルーン制御装置 | |
JP4544924B2 (ja) | 内視鏡用送水チューブ | |
JP4542438B2 (ja) | 内視鏡用挿入部および内視鏡 | |
JP4391956B2 (ja) | 内視鏡用挿入部及び内視鏡 | |
WO2006098146A1 (ja) | 内視鏡用挿入部 | |
JPH01160525A (ja) | 内視鏡 | |
JPH10225432A (ja) | 管路分離型内視鏡装置 | |
JP2006288758A (ja) | 内視鏡用挿入部及び内視鏡 | |
JP3820121B2 (ja) | 携帯内視鏡 | |
JP4699453B2 (ja) | 流体供給装置用コネクタ、流体供給装置 | |
JP4350652B2 (ja) | 内視鏡用挿入部及び内視鏡 | |
JPH10262914A (ja) | 管路分離型内視鏡装置 | |
JP2006187553A (ja) | 内視鏡用挿入部、内視鏡及び内視鏡システム | |
JP2001061773A (ja) | 内視鏡用弁装置及び弁付送水チューブ並びに内視鏡システム | |
JP4398381B2 (ja) | 内視鏡用挿入部及び内視鏡 | |
JP4434964B2 (ja) | 内視鏡用挿入部及び内視鏡 | |
JP2008289594A (ja) | 内視鏡システム | |
US20230190082A1 (en) | Endoscope and endoscope system | |
JP2002301026A (ja) | 内視鏡装置 | |
JP3092972B2 (ja) | 内視鏡用流体制御装置 | |
JP3712821B2 (ja) | 内視鏡の管路ユニット連結装置 | |
JP3145870B2 (ja) | 内視鏡の送給管ジョイント部構造 | |
JP3756621B2 (ja) | 内視鏡の管路ユニット連結装置 | |
JP3729972B2 (ja) | 管路分離型内視鏡装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |