JPH10262778A - シートのランバーサポート装置 - Google Patents
シートのランバーサポート装置Info
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- JPH10262778A JPH10262778A JP8883997A JP8883997A JPH10262778A JP H10262778 A JPH10262778 A JP H10262778A JP 8883997 A JP8883997 A JP 8883997A JP 8883997 A JP8883997 A JP 8883997A JP H10262778 A JPH10262778 A JP H10262778A
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- Japan
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- lumbar
- frame
- panel
- support device
- lumber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランバーサポート装置の部品点数を減少さ
せ、且つ組付工数を減少させる。ランバーパネルをラン
バーフレームに対して所定の回動範囲で回動可能に取付
け、且つランバーパネルがランバーフレームの長手方向
である横方向に移動するのを防止する。 【解決手段】 ランバーフレーム12のランバーパネル
13取付部に凸部17と溝部18とを形成し、溝部18
と対向するランバーパネル13の裏面側にリブ15を形
成し、リブ15をランバーフレーム12の溝部18に嵌
合する。ランバーパネル13をランバーフレーム12に
回動可能に支持し、ランバーパネル13と凸部17との
係合によりランバーパネル13の回動範囲を規制する。
溝部18とリブ15との嵌合により横方向への移動を規
制する。
せ、且つ組付工数を減少させる。ランバーパネルをラン
バーフレームに対して所定の回動範囲で回動可能に取付
け、且つランバーパネルがランバーフレームの長手方向
である横方向に移動するのを防止する。 【解決手段】 ランバーフレーム12のランバーパネル
13取付部に凸部17と溝部18とを形成し、溝部18
と対向するランバーパネル13の裏面側にリブ15を形
成し、リブ15をランバーフレーム12の溝部18に嵌
合する。ランバーパネル13をランバーフレーム12に
回動可能に支持し、ランバーパネル13と凸部17との
係合によりランバーパネル13の回動範囲を規制する。
溝部18とリブ15との嵌合により横方向への移動を規
制する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートのランバーサポ
ート装置に関し、更に詳細に説明すると、シートバック
フレームの側部間にランバーフレームの両端部が回動可
能に枢支され、該ランバーフレームの略中央部にランバ
ーパネルが取付けられたシートのランバーサポート装置
に関する。
ート装置に関し、更に詳細に説明すると、シートバック
フレームの側部間にランバーフレームの両端部が回動可
能に枢支され、該ランバーフレームの略中央部にランバ
ーパネルが取付けられたシートのランバーサポート装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等のシートにおいて
は、着座者を安定して保持すると共に、適切な座り心地
感を与え、更に長時間に亘る状態にあっても疲労をでき
るだけ軽減し得ることが望まれている。このためにシー
トの各部にサポート装置が付設されている。このような
サポート装置として、着座者の腰部をシートバック側か
ら支持するランバーサポート装置が知られている。
は、着座者を安定して保持すると共に、適切な座り心地
感を与え、更に長時間に亘る状態にあっても疲労をでき
るだけ軽減し得ることが望まれている。このためにシー
トの各部にサポート装置が付設されている。このような
サポート装置として、着座者の腰部をシートバック側か
ら支持するランバーサポート装置が知られている。
【0003】このようなランバーサポート装置として、
従来より種々の構成のものが知られており、例えば、実
開昭63−17654号公報、特開平5−337022
号公報等が存在する。図4及び図5に示す如く、従来の
ランバーサポート装置1は、シートバックフレームの側
部間にランバーフレーム2の両端部が回動可能に枢支さ
れ、該ランバーフレーム2の略中央部にランバーパネル
3が回動可能に取付けられている。前記ランバーフレー
ム2はクランク状に屈折され、図示しない回動調整機構
の操作により、ランバーフレーム2が前後移動調整さ
れ、シートバック下方を必要に応じて膨出させ得るよう
になされている。
従来より種々の構成のものが知られており、例えば、実
開昭63−17654号公報、特開平5−337022
号公報等が存在する。図4及び図5に示す如く、従来の
ランバーサポート装置1は、シートバックフレームの側
部間にランバーフレーム2の両端部が回動可能に枢支さ
れ、該ランバーフレーム2の略中央部にランバーパネル
3が回動可能に取付けられている。前記ランバーフレー
ム2はクランク状に屈折され、図示しない回動調整機構
の操作により、ランバーフレーム2が前後移動調整さ
れ、シートバック下方を必要に応じて膨出させ得るよう
になされている。
【0004】ランバーパネル3の裏面側に中央部が開口
されたロの字状の固定部材5がスポット溶接等により固
着されている。前記ランバーフレーム2はロッドまたは
パイプ等の断面円形状のものから形成され、このランバ
ーフレーム2の中央部につぶし加工による凸部7が形成
されている。前記固定部材5によりランバーフレーム2
を挾持した状態でランバーパネル3に固定部材5を固定
する場合には、図5に示す如く、固定部材5に断面円弧
状の弯曲部6を形成している。
されたロの字状の固定部材5がスポット溶接等により固
着されている。前記ランバーフレーム2はロッドまたは
パイプ等の断面円形状のものから形成され、このランバ
ーフレーム2の中央部につぶし加工による凸部7が形成
されている。前記固定部材5によりランバーフレーム2
を挾持した状態でランバーパネル3に固定部材5を固定
する場合には、図5に示す如く、固定部材5に断面円弧
状の弯曲部6を形成している。
【0005】従って、図5より明らかな如く、ランバー
パネル3の裏面側に固着された固定部材5により、ラン
バーパネル3がランバーフレーム2に対して回動可能に
なされ、且つランバーフレーム2の凸部7により回動範
囲が規制され、更に、ランバーフレーム2の凸部7によ
りランバーパネル3がランバーフレーム2の長手方向で
ある横方向に移動するのを防止している。
パネル3の裏面側に固着された固定部材5により、ラン
バーパネル3がランバーフレーム2に対して回動可能に
なされ、且つランバーフレーム2の凸部7により回動範
囲が規制され、更に、ランバーフレーム2の凸部7によ
りランバーパネル3がランバーフレーム2の長手方向で
ある横方向に移動するのを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のランバーサポー
ト装置1では、ランバーフレーム2の略中央部のランバ
ーパネル3を取付ける位置に凸部7を形成し、この凸部
7が挿入される開口部5aを形成した固定部材5をラン
バーパネル3にスポット溶接等により固着しなければな
らず、また固定部材5に断面円弧状の弯曲部6を形成し
なければならず、加工工数が増大し、部品点数が増大
し、且つ組付工数が増大する欠点を有していた。
ト装置1では、ランバーフレーム2の略中央部のランバ
ーパネル3を取付ける位置に凸部7を形成し、この凸部
7が挿入される開口部5aを形成した固定部材5をラン
バーパネル3にスポット溶接等により固着しなければな
らず、また固定部材5に断面円弧状の弯曲部6を形成し
なければならず、加工工数が増大し、部品点数が増大
し、且つ組付工数が増大する欠点を有していた。
【0007】本発明の目的は、部品点数を減少させるこ
とができ、且つ組付工数を減少させることができ、然も
ランバーパネルがランバーフレームに対して所定の回動
範囲で回動可能になされ、且つランバーパネルがランバ
ーフレームの長手方向である横方向に移動するのを防止
することができる経済性に優れたシートのランバーサポ
ート装置を提供するものである。
とができ、且つ組付工数を減少させることができ、然も
ランバーパネルがランバーフレームに対して所定の回動
範囲で回動可能になされ、且つランバーパネルがランバ
ーフレームの長手方向である横方向に移動するのを防止
することができる経済性に優れたシートのランバーサポ
ート装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシー
トのランバーサポート装置は、シートバックフレームの
側部間にランバーフレームの両端部が回動可能に枢支さ
れ、該ランバーフレームの略中央部にランバーパネルが
取付けられたシートのランバーサポート装置において、
前記ランバーフレームのランバーパネル取付部に凸部と
溝部とを形成し、該溝部と対向するランバーパネルの裏
面側にリブを形成し、該リブを前記ランバーフレームの
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルをランバーフレーム
に回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸部との係
合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制され、且
つ前記溝部とリブとの嵌合により横方向への移動が規制
されるようになされていることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシー
トのランバーサポート装置は、シートバックフレームの
側部間にランバーフレームの両端部が回動可能に枢支さ
れ、該ランバーフレームの略中央部にランバーパネルが
取付けられたシートのランバーサポート装置において、
前記ランバーフレームのランバーパネル取付部に凸部と
溝部とを形成し、該溝部と対向するランバーパネルの裏
面側にリブを形成し、該リブを前記ランバーフレームの
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルをランバーフレーム
に回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸部との係
合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制され、且
つ前記溝部とリブとの嵌合により横方向への移動が規制
されるようになされていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に記載のシートのランバ
ーサポート装置は、シートバックフレームの側部間にラ
ンバーフレームの両端部が回動可能に枢支され、該ラン
バーフレームの略中央部にランバーパネルが取付けられ
たシートのランバーサポート装置において、前記ランバ
ーフレームのランバーパネル取付部に凸部と複数の溝部
とを形成し、該複数の溝部と対向するランバーパネルの
裏面側に複数のリブを形成し、該複数のリブを前記ラン
バーフレームの複数の溝部に嵌合し、前記ランバーパネ
ルの両端部をランバーフレームに回動可能に支持し、前
記ランバーパネルと凸部との係合により前記ランバーパ
ネルの回動範囲が規制され、且つ前記複数の溝部と複数
のリブとの嵌合により横方向への移動が規制されるよう
になされていることを特徴とする。
ーサポート装置は、シートバックフレームの側部間にラ
ンバーフレームの両端部が回動可能に枢支され、該ラン
バーフレームの略中央部にランバーパネルが取付けられ
たシートのランバーサポート装置において、前記ランバ
ーフレームのランバーパネル取付部に凸部と複数の溝部
とを形成し、該複数の溝部と対向するランバーパネルの
裏面側に複数のリブを形成し、該複数のリブを前記ラン
バーフレームの複数の溝部に嵌合し、前記ランバーパネ
ルの両端部をランバーフレームに回動可能に支持し、前
記ランバーパネルと凸部との係合により前記ランバーパ
ネルの回動範囲が規制され、且つ前記複数の溝部と複数
のリブとの嵌合により横方向への移動が規制されるよう
になされていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項1に記載のシートのランバ
ーサポート装置によれば、ランバーフレームのランバー
パネル取付部に凸部と溝部とを形成し、該溝部と対向す
るランバーパネルの裏面側にリブを形成し、該リブを前
記ランバーフレームの溝部に嵌合し、前記ランバーパネ
ルをランバーフレームに回動可能に支持し、前記ランバ
ーパネルと凸部との係合により前記ランバーパネルの回
動範囲が規制され、且つ前記溝部とリブとの嵌合により
横方向への移動が規制されるようになされているので、
部品点数を減少させることができ、且つ組付工数を減少
させることができ、またランバーパネルがランバーフレ
ームに対して所定の回動範囲で回動可能であり、且つラ
ンバーパネルがランバーフレームの長手方向である横方
向に移動するのを防止することができる。
ーサポート装置によれば、ランバーフレームのランバー
パネル取付部に凸部と溝部とを形成し、該溝部と対向す
るランバーパネルの裏面側にリブを形成し、該リブを前
記ランバーフレームの溝部に嵌合し、前記ランバーパネ
ルをランバーフレームに回動可能に支持し、前記ランバ
ーパネルと凸部との係合により前記ランバーパネルの回
動範囲が規制され、且つ前記溝部とリブとの嵌合により
横方向への移動が規制されるようになされているので、
部品点数を減少させることができ、且つ組付工数を減少
させることができ、またランバーパネルがランバーフレ
ームに対して所定の回動範囲で回動可能であり、且つラ
ンバーパネルがランバーフレームの長手方向である横方
向に移動するのを防止することができる。
【0011】本発明の請求項2に記載のシートのランバ
ーサポート装置によれば、ランバーフレームのランバー
パネル取付部に凸部と複数の溝部とを形成し、該複数の
溝部と対向するランバーパネルの裏面側に複数のリブを
形成し、該複数のリブを前記ランバーフレームの複数の
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルの両端部をランバー
フレームに回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸
部との係合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制
され、且つ前記複数の溝部と複数のリブとの嵌合により
横方向への移動が規制されるようになされているので、
部品点数を減少させることができ、且つ組付工数を減少
させることができ、またランバーパネルがランバーフレ
ームに対して所定の回動範囲で回動可能であり、且つラ
ンバーパネルがランバーフレームの長手方向である横方
向に移動するのを防止することができる。
ーサポート装置によれば、ランバーフレームのランバー
パネル取付部に凸部と複数の溝部とを形成し、該複数の
溝部と対向するランバーパネルの裏面側に複数のリブを
形成し、該複数のリブを前記ランバーフレームの複数の
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルの両端部をランバー
フレームに回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸
部との係合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制
され、且つ前記複数の溝部と複数のリブとの嵌合により
横方向への移動が規制されるようになされているので、
部品点数を減少させることができ、且つ組付工数を減少
させることができ、またランバーパネルがランバーフレ
ームに対して所定の回動範囲で回動可能であり、且つラ
ンバーパネルがランバーフレームの長手方向である横方
向に移動するのを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るシートのランバ
ーサポート装置を図面を参照して詳述する。図1乃至図
3は本発明の実施の形態を夫々示すもので、ランバーサ
ポート装置11は図示しないシートバックフレームの側
部間にランバーフレーム12の両端部が回動可能に枢支
され、このランバーフレーム12の略中央部に合成樹脂
製のランバーパネル13が回動可能に取付けられてい
る。
ーサポート装置を図面を参照して詳述する。図1乃至図
3は本発明の実施の形態を夫々示すもので、ランバーサ
ポート装置11は図示しないシートバックフレームの側
部間にランバーフレーム12の両端部が回動可能に枢支
され、このランバーフレーム12の略中央部に合成樹脂
製のランバーパネル13が回動可能に取付けられてい
る。
【0013】前記ランバーフレーム12はクランク状に
屈折され、図示しない偏心カムやばね手段等の回動調整
機構の操作により、ランバーフレーム12が前後移動調
整され、シートバック下方を必要に応じて膨出させ得る
ようになされていることは前述の従来技術と同様であ
る。
屈折され、図示しない偏心カムやばね手段等の回動調整
機構の操作により、ランバーフレーム12が前後移動調
整され、シートバック下方を必要に応じて膨出させ得る
ようになされていることは前述の従来技術と同様であ
る。
【0014】ランバーパネル13の裏面側略中央には上
下方向に延びる複数のリブ15が形成され、このリブ1
5は本実施の形態では左右一対形成されている。またこ
のリブ15の略中央には、図2に示す如く、円弧状の受
部15aが形成され、ランバーフレーム12との当接状
態を向上させていると共に、ランバーパネル13の強度
を向上させている。
下方向に延びる複数のリブ15が形成され、このリブ1
5は本実施の形態では左右一対形成されている。またこ
のリブ15の略中央には、図2に示す如く、円弧状の受
部15aが形成され、ランバーフレーム12との当接状
態を向上させていると共に、ランバーパネル13の強度
を向上させている。
【0015】前記ランバーフレーム12はロッドまたは
パイプ等の断面円形状のものから形成され、前記ランバ
ーフレーム12のランバーパネル13の取付部と対向す
る位置に凸部17が上下方向に延びて形成されている。
尚、本実施の形態では凸部17をランバーフレーム12
の軸心より上下に突出するように上下一対形成したが、
上下何れか一方に突出するものであってもよい。
パイプ等の断面円形状のものから形成され、前記ランバ
ーフレーム12のランバーパネル13の取付部と対向す
る位置に凸部17が上下方向に延びて形成されている。
尚、本実施の形態では凸部17をランバーフレーム12
の軸心より上下に突出するように上下一対形成したが、
上下何れか一方に突出するものであってもよい。
【0016】前記ランバーフレーム12の凸部17はロ
ッドの中央部を適宜の金型を用いてプレス成形すること
により形成することができる。尚、この凸部17をラン
バーフレーム12に複数形成し、前記リブ15を複数と
することもできる。
ッドの中央部を適宜の金型を用いてプレス成形すること
により形成することができる。尚、この凸部17をラン
バーフレーム12に複数形成し、前記リブ15を複数と
することもできる。
【0017】また前記ランバーフレーム12の凸部17
の両側部側には凸部17の形成時に一体に溝部18が形
成され、この溝部18は本実施の形態ではランバーパネ
ル13の裏面側の複数のリブ15と対向する位置に上下
一対形成されている。尚、溝部18は複数のリブ15を
一体に嵌合し得る大きさの略U字状に形成されているが
複数のリブ15を個別に嵌合させることができる櫛状の
溝であてもよい。
の両側部側には凸部17の形成時に一体に溝部18が形
成され、この溝部18は本実施の形態ではランバーパネ
ル13の裏面側の複数のリブ15と対向する位置に上下
一対形成されている。尚、溝部18は複数のリブ15を
一体に嵌合し得る大きさの略U字状に形成されているが
複数のリブ15を個別に嵌合させることができる櫛状の
溝であてもよい。
【0018】尚、本実施の形態では複数の溝部18を凸
部17の両側部側に上下一対形成したが、溝部18を凸
部17より離間した凸部17の外側に形成することもで
き、この場合にはリブ15の位置もこれに応じて移動し
た位置に形成される。
部17の両側部側に上下一対形成したが、溝部18を凸
部17より離間した凸部17の外側に形成することもで
き、この場合にはリブ15の位置もこれに応じて移動し
た位置に形成される。
【0019】前記合成樹脂製のランバーパネル13は外
周縁部13aを有し、左右の外周縁部13aには支持部
21が形成されている。この支持部21は先端側のラン
バーフレーム12の外径より多少小さい間隔の切欠部2
1aと、この切欠部21aより挿入されるランバーフレ
ーム12を嵌合保持するランバーフレーム12の外径と
略等しい透孔21bとから形成されている。
周縁部13aを有し、左右の外周縁部13aには支持部
21が形成されている。この支持部21は先端側のラン
バーフレーム12の外径より多少小さい間隔の切欠部2
1aと、この切欠部21aより挿入されるランバーフレ
ーム12を嵌合保持するランバーフレーム12の外径と
略等しい透孔21bとから形成されている。
【0020】斯る構成において、前記ランバーパネル1
3の複数のリブ15を前記ランバーフレーム12の複数
の溝部18に嵌合し、前記ランバーパネル13の支持部
21の透孔21bにランバーフレーム12を切欠部21
aより押圧して挿入し、ランバーフレーム12を透孔2
1bに回動可能に支持し、前記ランバーパネル13とラ
ンバーフレーム12の凸部17との係合により前記ラン
バーパネル13の回動範囲が規制され、且つ前記複数の
溝部18と複数のリブ15との嵌合により横方向への移
動が規制される。
3の複数のリブ15を前記ランバーフレーム12の複数
の溝部18に嵌合し、前記ランバーパネル13の支持部
21の透孔21bにランバーフレーム12を切欠部21
aより押圧して挿入し、ランバーフレーム12を透孔2
1bに回動可能に支持し、前記ランバーパネル13とラ
ンバーフレーム12の凸部17との係合により前記ラン
バーパネル13の回動範囲が規制され、且つ前記複数の
溝部18と複数のリブ15との嵌合により横方向への移
動が規制される。
【0021】
【発明の効果】以上が本発明に係るシートのランバーサ
ポート装置の実施の形態であるが、本発明の請求項1に
記載のシートのランバーサポート装置によれば、ランバ
ーフレームのランバーパネル取付部に凸部と溝部とを形
成し、該溝部と対向するランバーパネルの裏面側にリブ
を形成し、該リブを前記ランバーフレームの溝部に嵌合
し、前記ランバーパネルをランバーフレームに回動可能
に支持し、前記ランバーパネルと凸部との係合により前
記ランバーパネルの回動範囲が規制され、且つ前記溝部
とリブとの嵌合により横方向への移動が規制されるよう
になされているので、部品点数を減少させることがで
き、且つ組付工数を減少させることができ、またランバ
ーパネルがランバーフレームに対して所定の回動範囲で
回動可能であり、且つランバーパネルがランバーフレー
ムの長手方向である横方向に移動するのを防止すること
ができる。
ポート装置の実施の形態であるが、本発明の請求項1に
記載のシートのランバーサポート装置によれば、ランバ
ーフレームのランバーパネル取付部に凸部と溝部とを形
成し、該溝部と対向するランバーパネルの裏面側にリブ
を形成し、該リブを前記ランバーフレームの溝部に嵌合
し、前記ランバーパネルをランバーフレームに回動可能
に支持し、前記ランバーパネルと凸部との係合により前
記ランバーパネルの回動範囲が規制され、且つ前記溝部
とリブとの嵌合により横方向への移動が規制されるよう
になされているので、部品点数を減少させることがで
き、且つ組付工数を減少させることができ、またランバ
ーパネルがランバーフレームに対して所定の回動範囲で
回動可能であり、且つランバーパネルがランバーフレー
ムの長手方向である横方向に移動するのを防止すること
ができる。
【0022】本発明の請求項2に記載のシートのランバ
ーサポート装置によれば、ランバーフレームのランバー
パネル取付部に凸部と複数の溝部とを形成し、該複数の
溝部と対向するランバーパネルの裏面側に複数のリブを
形成し、該複数のリブを前記ランバーフレームの複数の
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルの両端部をランバー
フレームに回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸
部との係合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制
され、且つ前記複数の溝部と複数のリブとの嵌合により
横方向への移動が規制されるようになされているので、
部品点数を減少させることができ、且つ組付工数を減少
させることができ、またランバーパネルがランバーフレ
ームに対して所定の回動範囲で回動可能であり、且つラ
ンバーパネルがランバーフレームの長手方向である横方
向に移動するのを防止することができる。
ーサポート装置によれば、ランバーフレームのランバー
パネル取付部に凸部と複数の溝部とを形成し、該複数の
溝部と対向するランバーパネルの裏面側に複数のリブを
形成し、該複数のリブを前記ランバーフレームの複数の
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルの両端部をランバー
フレームに回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸
部との係合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制
され、且つ前記複数の溝部と複数のリブとの嵌合により
横方向への移動が規制されるようになされているので、
部品点数を減少させることができ、且つ組付工数を減少
させることができ、またランバーパネルがランバーフレ
ームに対して所定の回動範囲で回動可能であり、且つラ
ンバーパネルがランバーフレームの長手方向である横方
向に移動するのを防止することができる。
【0023】本発明によれば、部品点数を減少させるこ
とができ、且つ組付工数を減少させることができ、然も
ランバーパネルがランバーフレームに対して所定の回動
範囲で回動可能になされ、且つランバーパネルがランバ
ーフレームの長手方向である横方向に移動するのを防止
することができる経済性に優れたシートのランバーサポ
ート装置を得ることができる。
とができ、且つ組付工数を減少させることができ、然も
ランバーパネルがランバーフレームに対して所定の回動
範囲で回動可能になされ、且つランバーパネルがランバ
ーフレームの長手方向である横方向に移動するのを防止
することができる経済性に優れたシートのランバーサポ
ート装置を得ることができる。
【図1】本発明に係わるシートのランバーサポート装置
の要部の斜視図。
の要部の斜視図。
【図2】本発明に係わるシートのランバーサポート装置
の中央部の横断面図。
の中央部の横断面図。
【図3】本発明に係わるシートのランバーサポート装置
のランバーフレームとランバーパネルの嵌合状態を示す
一部正面図。
のランバーフレームとランバーパネルの嵌合状態を示す
一部正面図。
【図4】従来のランバーサポート装置の斜視図。
【図5】従来のランバーサポート装置の中央部の横断面
図。
図。
11 ランバーサポート装置 12 ランバーフレーム 13 ランバーパネル 13a 外周縁部 15 リブ 15a 受部 17 凸部 18 溝部 21 支持部 21a 切欠部 21b 透孔
Claims (2)
- 【請求項1】 シートバックフレームの側部間にランバ
ーフレームの両端部が回動可能に枢支され、該ランバー
フレームの略中央部にランバーパネルが取付けられたシ
ートのランバーサポート装置において、 前記ランバーフレームのランバーパネル取付部に凸部と
溝部とを形成し、該溝部と対向するランバーパネルの裏
面側にリブを形成し、該リブを前記ランバーフレームの
溝部に嵌合し、前記ランバーパネルをランバーフレーム
に回動可能に支持し、前記ランバーパネルと凸部との係
合により前記ランバーパネルの回動範囲が規制され、且
つ前記溝部とリブとの嵌合により横方向への移動が規制
されるようになされていることを特徴とするシートのラ
ンバーサポート装置。 - 【請求項2】 シートバックフレームの側部間にランバ
ーフレームの両端部が回動可能に枢支され、該ランバー
フレームの略中央部にランバーパネルが取付けられたシ
ートのランバーサポート装置において、 前記ランバーフレームのランバーパネル取付部に凸部と
複数の溝部とを形成し、該複数の溝部と対向するランバ
ーパネルの裏面側に複数のリブを形成し、該複数のリブ
を前記ランバーフレームの複数の溝部に嵌合し、前記ラ
ンバーパネルの両端部をランバーフレームに回動可能に
支持し、前記ランバーパネルと凸部との係合により前記
ランバーパネルの回動範囲が規制され、且つ前記複数の
溝部と複数のリブとの嵌合により横方向への移動が規制
されるようになされていることを特徴とするシートのラ
ンバーサポート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8883997A JPH10262778A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | シートのランバーサポート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8883997A JPH10262778A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | シートのランバーサポート装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262778A true JPH10262778A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13954138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8883997A Pending JPH10262778A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | シートのランバーサポート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10262778A (ja) |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP8883997A patent/JPH10262778A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050603 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |