JPH10262706A - バネ付き履物並びにバネ付き中敷 - Google Patents

バネ付き履物並びにバネ付き中敷

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JPH10262706A
JPH10262706A JP11171997A JP11171997A JPH10262706A JP H10262706 A JPH10262706 A JP H10262706A JP 11171997 A JP11171997 A JP 11171997A JP 11171997 A JP11171997 A JP 11171997A JP H10262706 A JPH10262706 A JP H10262706A
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JP
Japan
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spring
footwear
heel
plate
coil spring
Prior art date
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Application number
JP11171997A
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English (en)
Inventor
Yoshiichi Sano
芳市 佐野
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Individual
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】老人或いは病人等の弱者の歩行には、踵を蹴る
力が弱いので大変な苦労となるのそあり、此れを少しで
も緩和する様にすること。 【解決する手段】靴或いはスリッパ等の履物に、踵の下
部の部分に人工的にバネの力を利用して、体重を持ち上
げる事が可能となり、歩行の踵を持ち上げる力の補助と
なり楽に歩行が出来る様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】履物の踵の部分にコイルバネ
・円錐バネ或いは板バネ等を使って、歩行に必要な体重
の掛る踵を持ち上げる力を補助して老齢者或いは、弱者
の走行を助けるものである。
【0002】
【従来の技術】履物には、人間の荷重全体が2本の足に
掛り、その重みを常に踵で受けていて、歩行には、かな
りの筋肉の力が必要であるが、履物全体が飛びはねる様
なものは既に、考案されているが、足の踵に掛る荷重の
みを足行時に押し上げる様に、補助的役割を果たすもの
はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人間の歩行には、体重
が2本の足に掛り踵に圧力が発生して移動には大変な、
蹴り上げる力が必要となるので、その一部を機械的に補
助することによって老人、弱者も楽に歩行が出来る様に
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】履物に足の荷重が最も掛
る踵の部分を持ち上げる力を、コイルバネ・円錐バネ或
いは板バネ等によって機械的に押し上げる力を補助して
解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は履物の踵の部分にコイル
バネ、U型板バネ、上下板バネ、円錐バネ等を必要とす
る力の強弱に応じて装着することにより、歩行を助ける
事が出来る。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、履物の踵の当る部分に窪み(18)を設
け、固定板(1)にはコイルバネ(5)の収納庫(3)
を設ける。そして上部には滑り止め穴(19)の付いた
平板(2)を設けて、その一方を下部の、滑り止め突起
(20)のある固定板(1)の一方に接続して、コイル
バネ(5)を受けとめるのに平板(2)にバネ固定具
(4)を設けて、コイルバネを固定して分離しないよう
にする。そして平板(2)の、もう一方の端は下方に折
り曲げて履物の周囲を傷めない様にして、その内側には
クッション用に緩衝材(10)を取り付けて安全対策と
する。人間が履物をはいて歩く時に体重を前に移動させ
るのに、爪先にて踵を持ち上げる力をコイルバネ(5)
により補充することが出来る履物である。
【0007】図2図3に示される実施例では、履物の踵
の下部に緩衝材(10)の付いた上部板に滑り止め穴
(19)が、下部板には滑り止め突起(20)の付いた
U字型板バネ(11)を設置して歩行時に踵を押し上げ
る事が出来る。
【0008】図4に示される実施例では、滑り止め穴
(19)の付いた上部板バネ(13)と滑り止め突起
(20)の付いた下部板バネ(12)を直接或いは楔型
の結合板(14)をはさんで鋲又はスポット溶接によっ
て接合して、上下板バネの強度を増大させて歩行時に踵
を押し上げることが出来る、そして履物に最初から装着
する場合と、中敷に装着して履物に使用する場合があ
る。
【0009】図5に示される実施例では、緩衝材(1
0)と滑り止め穴(19)及びバネ固定具(4)の付い
た上板(21)と、下板(22)にはバネ固定具(4)
と滑り止め突起(20)がついており、その間に円錐バ
ネ(15)が挟まれていて、歩行時に押し上げることが
出来る。又、円錐バネ(15)は踵に体重が掛った時に
はバネ材の直径の厚みまで圧縮される、そして履物に最
初から装着する場合と中敷に装着して、履物に使用する
場合がある。
【発明の効果】人間の歩行は前進する時に踵を上に持ち
上げなければなりませんが、老人や病人等は特に踵を持
ち上げる力が弱いので、この持ち上げる力を踵の下に各
種バネを入れる事により補充し歩行を手助けすることが
出来る。又登山或いは、長時間の歩行をする時等には、
歩行に必要な力を補助して、疲労を緩和することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイルバネ付き履物の断面図
【図2】U字型板バネ付き履物の断面図
【図3】U字型板バネ付きスリッパ及び中敷の断面図
【図4】板バネ式の断面図
【図5】円錐バネ付きの断面図
【符号の説明】
1 固定板 2.21.22 平板 3 収納庫 4 バネ固定具 5 コイルバネ 6 結合具 7 中敷 8 靴 9 靴の踵 10 緩衝材 11 U型板バネ 12 下部板バネ 13 上部板バネ 14 結合板 15 円錐バネ 16 スリッパ 17 スリッパの踵 18 窪み 19 滑り止め穴 20 滑り止め突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】履物の踵(9)の当る部分に収納庫(3)
    のある固定板(1)を設けて、コイルバネ(5)を収納
    し、上部にコイルバネ固定具(4)と緩衝材(10)の
    ある板バネ(2)とを一端で接続して、足の踵に掛る体
    重を押し上げる事が出来るバネ付き履物。
  2. 【請求項2】履物の踵の部分に、上部板には滑り止め穴
    (19)を、下部板には滑り止め突起(20)のあるU
    字型板バネ(11)を設け、緩衝材(10)を取付けて
    足の踵に掛る体重を押し上げる事が出来るバネ付き履物
    並びにバネ付き中敷。
  3. 【請求項3】履物の踵部分に、下部板バネ(12)と緩
    衝材(10)付き上部板バネ(13)を結合板(14)
    にて結合し、又は両板バネ(12)(13)を直接に結
    合して取り付ける事により、足の踵に掛る体重を押し上
    げる事の出来るバネ付き履物並びにバネ付き中敷。
  4. 【請求項4】上板(21)と下板(22)の間に、円錐
    バネ(15)を挟んで、上板(21)と下板(22)の
    バネ固定具(4)にて上下に固定し、下板(22)には
    滑り止め突起(20)を取付け、上板(21)には緩衝
    材(10)と滑り止め穴(19)を多数付けたバネ付き
    履物並びにバネ付き中敷。
JP11171997A 1997-03-24 1997-03-24 バネ付き履物並びにバネ付き中敷 Pending JPH10262706A (ja)

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