JPH10262291A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Publication number
JPH10262291A
JPH10262291A JP9063623A JP6362397A JPH10262291A JP H10262291 A JPH10262291 A JP H10262291A JP 9063623 A JP9063623 A JP 9063623A JP 6362397 A JP6362397 A JP 6362397A JP H10262291 A JPH10262291 A JP H10262291A
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JP
Japan
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address
frame
communication packet
block
circuit
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Withdrawn
Application number
JP9063623A
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English (en)
Inventor
Soichiro Inaba
総一郎 稲葉
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信パケットを受信する機能ブロックの消費
電力を低減する。 【解決手段】 機能ブロック40から送信された通信パ
ケットS40aは機能ブロック50のバスインタフェー
ス51aを介してアドレス識別回路51bに入力され、
自ブロック宛の通信パケットであるか否かが判定され
る。通信パケットS40aが自ブロック宛の通信パケッ
トである場合、通信パケットS40a中の送信データが
フレームバッファ51cに書込まれる。CPU52は、
フレームバッファ51cに書込まれた送信データを読込
む。同様に、通信パケットS40aは、機能ブロック6
0のアドレス識別回路61bで自ブロック宛の通信パケ
ットであるか否かが判定される。通信パケットS40a
が自ブロック宛の通信パケットでない場合、受信制御回
路61dに対して停止信号S61bが出力されて動作ク
ロックの供給が停止され、フレーム受信回路61の消費
電力が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディジタル
交換装置等の内部におけるマスタ側機能ブロックとスレ
ーブ側機能ブロックとで構成された通信システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の例えばディジタル交換機
等の通信システムの一例を示す構成図である。この通信
システムは、マスタ側の機能ブロック10を有し、この
機能ブロック10に、通信バスBを介してスレーブ側の
機能ブロック20,30が接続されている。通信バスB
は、通信パケットS10a、フレーム同期信号S10
b、及びクロックS10cを伝送するバスである。機能
ブロック10はパケット通信の制御を行う通信のマスタ
(即ち、主制御装置)としての機能を有し、中央処理装
置(以下、CPUという)11及びフレーム送信回路1
2を備えている。CPU11は、機能ブロック10全体
の制御、フレーム送信回路12が送出する送信データの
設定、該送信データの送信先の機能ブロックのアドレス
の指定、及び該フレーム送信回路12に対してフレーム
送出の指示を行う機能を有している。フレーム送信回路
12は、CPU11が設定したアドレスと送信データと
を有する通信パケットS10a、該通信パケットS10
aを送出するタイミングを指定するフレーム同期信号S
10b、及び通信パケットS10aのビット同期を行う
クロックS10cを生成する機能を有している。
【0003】機能ブロック20は、フレーム受信回路2
1及びCPU22を有している。フレーム受信回路21
は、通信バスBと機能ブロック20とのインタフェース
を行うバスインタフェース21aを有している。バスイ
ンタフェース21aの出力側は、アドレス識別回路21
bに接続されている。アドレス識別回路21bは、通信
パケットS10aを受信して機能ブロック20宛のアド
レスを有するフレームを監視し、通信パケットS10a
中のアドレスと機能ブロック20に対応したアドレスと
が一致した通信パケットを選別して取込む機能を有して
いる。アドレス識別回路21bの出力側は、フレームバ
ッファ21cの入力側に接続されている。フレームバッ
ファ21cは、アドレス識別回路21bが取込んだ通信
パケットS10a中の送信データを保持する機能を有し
ている。又、このフレーム受信回路21は、受信制御回
路21dを備えている。受信制御回路21dはフレーム
同期信号S10b及びクロックS10cを入力し、フレ
ーム受信回路21内の各ブロックに対して動作クロック
の供給及び動作のタイミングを制御する機能、及び正常
なパケットを受信した時にこの旨をCPU22へ通知す
る機能を有している。受信制御回路21dの出力側は、
バスインタフェース21a、アドレス識別回路21b、
フレームバッファ21c、及びCPU22に接続されて
いる。CPU22は、機能ブロック20の全体の制御及
びフレーム受信回路21の制御を行う機能を有してい
る。
【0004】機能ブロック30は、機能ブロック20と
同様にフレーム受信回路31及びCPU32を有し、該
フレーム受信回路31中にバスインタフェース31a、
アドレス識別回路31b、フレームバッファ31c、及
び受信制御回路31dを備え、機能ブロック20と同様
に構成されている。この通信システムにおいて、機能ブ
ロック20,30内の受信制御回路21d,31dは、
常にバスインタフェース21a,31a、アドレス識別
回路21b,31b、フレームバッファ21c,31
c、及び該受信制御回路21d,31d自身に対してそ
れぞれ動作クロックS21d,S31dを供給してい
る。機能ブロック10が機能ブロック20に対して通信
パケットS10aを転送する場合、CPU11はフレー
ム送信回路12に対して送信データと機能ブロック20
宛のアドレスを指定した後、送信要求を送出する。これ
により、フレーム送信回路12は、通信バスB上に機能
ブロック20宛の通信パケットS10aを送出する。す
ると、機能ブロック20,30は、この通信パケットS
10aを受信し始める。機能ブロック20は、通信パケ
ットS10a中のアドレスを受信した後、該通信パケッ
トS10aが自ブロック宛のフレームであることを認識
し、該通信パケット10a中の送信データをフレームバ
ッファ21cに書込み始める。一方、機能ブロック30
は、通信パケットS10a中のアドレスが自ブロック宛
ではないので、フレームバッファ31cに対する書込み
は行わない。しかし、受信制御回路31dは、バスイン
タフェース31a、アドレス識別回路31b、フレーム
バッファ31c、及び受信制御回路31d自身に対し、
動作クロックの供給を継続している。この後、受信制御
回路21dは通信パケットS10aを受信したことをC
PU22に通知し、これを受けたCPU22がフレーム
バッファ21cに書込まれた送信データを読込み、通信
が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
通信システムでは、機能ブロック20,30において、
通信パケットS10a中のアドレスが自ブロックに対応
しない場合(即ち、自ブロックの通信と無関係な期間)
でも、常時バスインタフェース21a,32a、アドレ
ス識別回路21b,31b、及びフレームバッファ21
c,31cが動作しているので、消費電力が非常に大き
くなるという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、送信データと該送信データの送信先を指
定するアドレスとで構成された通信パケットを1フレー
ムとし、該通信パケットを1フレーム毎にフレーム同期
信号に同期して時系列的にバスへ出力するマスタ側機能
ブロックと、複数のスレーブ側機能ブロックとを備え、
前記各スレーブ側機能ブロックは、前記マスタ側機能ブ
ロックに前記バスを介して共通接続され、前記通信パケ
ットを入力する入力手段と、前記アドレスが自ブロック
に対応するか否かを識別し、該アドレスが自ブロックに
対応する場合に前記送信データを取込むアドレス判定手
段と、前記アドレス判定手段が取込んだ前記送信データ
を保持する保持手段と、前記入力手段、前記アドレス判
定手段、及び前記保持手段の動作を活性化するための動
作制御信号を生成する受信制御手段と、前記保持手段に
保持された前記送信データを読取り、所定の動作を行う
中央処理装置とを有する通信システムにおいて、次のよ
うな手段を講じている。前記フレーム同期信号を検出す
る毎に前記動作制御信号が活性を示すための起動信号を
生成するフレーム検出手段を前記各スレーブ側機能ブロ
ックにそれぞれ設け、前記アドレス判定手段には、前記
アドレスが自ブロックに対応しない場合に前記動作制御
信号が非活性を示すための停止信号を生成する機能を設
けている。更に、前記受信制御手段は、前記起動信号に
基づいて前記動作制御信号に活性を示し、前記停止信号
に基づいて該動作制御信号に非活性を示す構成にしてい
る。
【0007】本発明によれば、以上のように通信システ
ムを構成したので、マスタ側機能ブロックから通信パケ
ットがフレーム同期信号に同期してバスへ出力される。
前記各スレーブ側機能ブロックにおいて、フレーム検出
手段からフレーム同期信号に同期した起動信号が生成さ
れる。この起動信号に基づいて受信制御手段から自ブロ
ックを動作させるための動作制御信号が発生する。通信
パケット中のアドレスはアドレス判定手段で自ブロック
に対応するか否かが識別され、該アドレスが自ブロック
に対応する場合、通信パケット中の送信データが取込ま
れ、保持手段に保持される。そして、CPUは、この送
信データを読取って所定の動作を行う。又、このアドレ
スが自ブロックに対応しない場合、アドレス判定手段か
ら停止信号が受信制御回路へ出力される。すると、受信
制御手段から発生していた動作制御信号が非活性を示
し、入力手段、アドレス判定手段、及び保持手段の動作
が停止する。従って、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の通信
システムの構成図である。この通信システムは、マスタ
側の機能ブロック40を有し、この機能ブロック40
に、通信バスBを介してスレーブ側の機能ブロック5
0,60が接続されている。通信バスBは、通信パケッ
トS40a、フレーム同期信号S40b、及びクロック
S40cを伝送するバスである。機能ブロック40はパ
ケット通信の制御を行う通信のマスタとしての機能を有
し、CPU41及びフレーム送信回路42を備えてい
る。CPU41は、機能ブロック40全体の制御、フレ
ーム送信回路42が送出する送信データの設定、該送信
データの送信先の機能ブロックのアドレスの指定、及び
該フレーム送信回路42に対してフレーム送出の指示を
行う機能を有している。フレーム送信回路42は、CP
U41が設定したアドレスと送信データとを有する通信
パケットS40a、該通信パケットS40aを送出する
タイミングを指定するフレーム同期信号S40b、及び
通信パケットS40aのビット同期を行うクロックS4
0cを生成する機能を有している。
【0009】機能ブロック50は、フレーム受信回路5
1及びCPU52を有している。フレーム受信回路51
は、通信バスBと機能ブロック50とのインタフェース
を行い、通信パケットS40aを入力する入力手段であ
るバスインタフェース51aを有している。バスインタ
フェース51aの出力側は、アドレス判定手段であるア
ドレス識別回路51bに接続されている。アドレス識別
回路51bは、通信パケットS40aを受信して機能ブ
ロック50宛のアドレスを有するフレームを監視し、通
信パケットS40a中のアドレスと機能ブロック50に
対応したアドレスとが一致したフレームの通信パケット
を選別して取込む機能を有している。更に、このアドレ
ス識別回路51bは、通信パケットS40a中のアドレ
スが機能ブロック50宛ではない場合に、停止信号S5
1bを出力する機能を有している。アドレス識別回路5
1bの出力側は、保持手段であるフレームバッファ51
cの入力側に接続されている。フレームバッファ51c
は、アドレス識別回路51bが取込んだ通信パケットの
送信データを保持する機能を有している。
【0010】このフレーム受信回路51は、受信制御手
段である受信制御回路51dを備えている。受信制御回
路51dはフレーム同期信号S40b、クロックS40
c、及び起動信号S51eを入力し、該起動信号S51
eに基づいて動作を開始し、バスインタフェース51
a、アドレス識別回路51b、及びフレームバッファ5
1cに対して活性化した動作制御信号S51dを供給す
る機能と、正常なパケットを受信した時に、CPU52
へこの旨を通知する機能を有している。本実施形態で
は、動作制御信号S51dに動作クロックを使用してい
る。受信制御回路51dは、アドレス識別回路51bか
ら出力された停止信号S51bに基づき、その動作制御
信号S51dを非活性にする。つまり、動作クロックを
停止する構成になっている。更に、このフレーム受信回
路51には、フレーム検出手段であるフレーム検出回路
51eが設けられている。フレーム検出回路51eはフ
レーム同期信号S40bを検出し、前記起動信号S51
eを受信制御回路51dへ送出する機能を有している。
又、フレーム検出回路51eには、フレーム同期信号S
40bを常時監視するために、動作クロックが受信制御
回路51dから常時供給されるようになっている。CP
U52は、フレームバッファ51cに保持された通信パ
ケットS40a中の送信データを読取り、機能ブロック
50の全体の制御及びフレーム受信回路51の制御を行
う機能を有している。
【0011】機能ブロック60は、機能ブロック50と
同様にフレーム受信回路61及びCPU62を有し、該
フレーム受信回路61中にバスインタフェース61a、
アドレス識別回路61b、フレームバッファ61c、受
信制御回路61d、及びフレーム検出回路61eを備
え、機能ブロック50と同様に構成されている。但し、
アドレス識別回路61bは、通信パケットS40a中の
アドレスが機能ブロック60宛ではない場合に、停止信
号S61bを出力する機能を有している。受信制御回路
61dはフレーム同期信号S40b及びクロックS40
cを入力し、バスインタフェース61a、アドレス識別
回路61b、及びフレームバッファ61cに対して動作
制御信号S61dを供給する機能、及び正常なパケット
を受信した時にCPU62へこの旨を通知する機能を有
している。フレーム検出回路61eはフレーム同期信号
S40bを検出し、前記起動信号S61eを受信制御回
路61dへ送出する機能を有している。
【0012】図3は、図1の動作を説明するためのタイ
ムチャートであり、縦軸に論理レベル、及び横軸に時間
がとられている。但し、通信パケットS40aは、アド
レス及び送信データを示している。又、活性を示す動作
制御信号S51d,S61dを高レベル(以下、“H”
という)で示し、非活性を示す動作制御信号S51d,
S61dを低レベル(以下、“L”という)で示す。こ
の図3を参照しつつ、図1の動作を説明する。先ず、C
PU41は、フレーム送信回路42に対して送信データ
と機能ブロック50宛のアドレス1を指定した後、送信
要求を送出する。これにより、フレーム送信回路42
は、機能ブロック50宛の通信パケットS40aを通信
バスBに送出する。フレーム同期信号S40bが“H”
から“L”に立下がる時刻t1において、フレーム送信
回路42は機能ブロック50,60に対して機能ブロッ
ク50宛の通信パケットS40aを出力し、フレーム検
出回路51e,61eが受信制御回路51d,61dに
対して“H”の起動信号S51e,S61eをそれぞれ
出力する。そして、受信制御回路51d,61dがバス
インタフェース51a,61a、アドレス識別回路51
b,61b、及びフレームバッファ51c,61cに動
作クロックを供給することにより、通信パケットS41
aの受信が始まる。この時刻t1の後、動作制御信号S
51d,S61dが“L”から“H”に立上がる。
【0013】時刻t1の後の動作制御信号S51d,S
61dが“H”の時間T1において、機能ブロック50
は、通信パケットS40a中のアドレスを受信した後、
アドレス識別回路51bで自ブロック宛の通信パケット
であることを認識する。又、機能ブロック60では、ア
ドレス識別回路61bで通信パケットS40a中のアド
レスが自ブロック宛ではないことを認識し、受信制御回
路61dに対して“H”の停止信号S61bを出力す
る。すると、動作制御信号S61dが“H”から“L”
に立下がる。動作制御信号S51dが“H”かつ動作制
御信号S61dが“L”の時間T2において、機能ブロ
ック50は、通信パケットS40a中の送信データをフ
レームバッファ51cに書込む。又、機能ブロック60
は、アドレスが自ブロック宛ではないので、フレームバ
ッファ61cに対する書込みは行わない。そして、機能
ブロック60では、受信制御回路61dから出力される
バスインタフェース61a、アドレス識別回路61b、
及びフレームバッファ61cに対する動作クロックの供
給を停止することにより、フレーム受信回路61の消費
電力を抑える。一方、機能ブロック50では、受信制御
回路51dがバスインタフェース51a、アドレス識別
回路51b、フレームバッファ51c、及び受信制御回
路51d自身に対する動作クロックの供給を継続してい
るので、通信パケットS40a中の送信データの受信が
継続される。この後、受信制御回路51dはCPU52
に対して通信パケットS40aを受信した通知を送出
し、これを受けたCPU52がフレームバッファ51c
に書込まれた送信データを読込み、最初の通信が終了す
る。
【0014】時間T2の後の時刻t2において、フレー
ム送信回路42がフレーム同期信号S40bを“H”か
ら“L”に立下げ、機能ブロック50,60に対して送
信先がない通信パケットS40aを出力すると、フレー
ム検出回路51e,61eは、時刻t1と同様に、受信
制御回路51d,61dに対して起動信号S51e,S
61eをそれぞれ出力する。この時刻t2の後、動作制
御信号S61dが“L”から“H”へ立上がる。動作制
御信号S51d,S61dが“H”の時間T3におい
て、機能ブロック50,60は通信パケットS40a中
のアドレスを受信するが、アドレス識別回路51b,6
1bでこのアドレスが自ブロック宛ではないことをそれ
ぞれ認識する。アドレス識別回路51b,61bは、受
信制御回路51d,61dに対して“H”の停止信号S
51b,S61bをそれぞれ出力する。すると、動作制
御信号S51d,S61dが“H”から“L”に立下が
る。この動作制御信号S51d,S61dが“H”から
“L”になるまでの間のみ受信制御回路51d,61d
からバスインタフェース51a,61a、アドレス識別
回路51b,61b、及びフレームバッファ51c,6
1cに対して動作クロックがそれぞれ出力される。
【0015】動作制御信号S51d,S61dが共に
“L”になった時間T4において、機能ブロック50,
60では、受信制御回路51d,61dから出力される
バスインタフェース51a,61a、アドレス識別回路
51b,61b、及びフレームバッファ51c,61c
に対する動作クロックの供給をそれぞれ停止することに
より、フレーム受信回路51,61の消費電力を抑え
る。時間T4の後の時刻t3において、フレーム同期信
号S40bが“H”から“L”に立下がる。フレーム同
期信号S40bが“H”から“L”に立下がる時刻t3
において、フレーム送信回路42は機能ブロック50,
60に対して機能ブロック60宛のアドレス2が指定さ
れた通信パケットS40a及びフレーム同期信号S40
bを出力する。フレーム検出回路51e,61eは、時
刻t2と同様に、受信制御回路51d,61dに対して
起動信号S51e,S61eをそれぞれ出力する。する
と、動作制御信号S51d,S61dが、“L”から
“H”へ立上がる。動作制御信号S51d,S61dが
共に“H”の時間T5において、機能ブロック50は、
アドレス識別回路51bで通信パケットS40a中のア
ドレスが自ブロック宛ではないことを認識し、受信制御
回路51dに対して“H”の停止信号S51bを出力す
る。すると、動作制御信号S51dが、“H”から
“L”へ立下がる。又、機能ブロック60では、通信パ
ケットS40a中のアドレスを受信した後、アドレス識
別回路61bで自ブロック宛の通信パケットであること
を認識する。
【0016】動作制御信号S51dが“L”かつ動作制
御信号S61dが“H”の時間T6において、機能ブロ
ック50では、通信パケットS40a中のアドレスを受
信した後、受信制御回路51dから出力されるバスイン
タフェース51a、アドレス識別回路51b、及びフレ
ームバッファ51cに対する動作クロックの供給を停止
することにより、フレーム受信回路51の消費電力を抑
える。一方、機能ブロック60では通信パケットS40
a中の送信データの受信を継続する。以上のように、本
実施形態では、アドレス識別回路51b,61bで通信
パケットS40a中のアドレスを識別し、このアドレス
が自ブロックに対応しない場合、バスインタフェース5
1a,61a、アドレス識別回路51b,61b、及び
フレームバッファ51c,61cに対する動作クロック
の供給をそれぞれ停止するようにしたので、機能ブロッ
ク50,60の各消費電力を著しく低減することができ
る。
【0017】尚、本発明は上記実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 実施形態では、動作制御信号S51d,S61
dを動作クロック及び動作のタイミングとして説明した
が、バスインタフェース51a,61a、アドレス識別
回路51b,61b、及びフレームバッファ51c,6
1cに対する動作イネーブル信号に活性又は非活性を示
す構成にしてもよい。 (b) 実施形態では、スレーブ側の機能ブロックは機
能ブロック50,60の2個として説明したが、3個以
上でもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、アドレス判定手段で通信パケット中のアドレスを
識別し、このアドレスが自ブロックに対応しない場合、
入力手段、アドレス判定手段、及び保持手段に対する動
作制御信号の供給を停止するようにしたので、各機能ブ
ロックの各消費電力を著しく低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の通信システムの構成図であ
る。
【図2】従来の通信システムの構成図である。
【図3】図1のタイムチャートである。
【符号の説明】
10,40 マスタ側の機能ブロ
ック 20,30,50,60 スレーブ側の機能ブ
ロック 51b,61b アドレス識別回路
(アドレス判定手段) 51d,61d 受信制御回路(受信
制御手段) 51e,61e フレーム検出回路
(フレーム検出手段) 52,62 中央処理装置 B バス S10a,S40a 通信パケット S10b,S40b フレーム同期信号 S51b,S61b 停止信号 S51d,S61d 動作制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データと該送信データの送信先を指
    定するアドレスとで構成された通信パケットを1フレー
    ムとし、該通信パケットを1フレーム毎にフレーム同期
    信号に同期して時系列的にバスへ出力するマスタ側機能
    ブロックと、 複数のスレーブ側機能ブロックとを備え、 前記各スレーブ側機能ブロックは、 前記マスタ側機能ブロックに前記バスを介して共通接続
    され、前記通信パケットを入力する入力手段と、前記ア
    ドレスが自ブロックに対応するか否かを識別し、該アド
    レスが自ブロックに対応する場合に前記送信データを取
    込むアドレス判定手段と、前記アドレス判定手段が取込
    んだ前記送信データを保持する保持手段と、前記入力手
    段、前記アドレス判定手段、及び前記保持手段の動作を
    活性化するための動作制御信号を生成する受信制御手段
    と、前記保持手段に保持された前記送信データを読取
    り、所定の動作を行う中央処理装置とを有する通信シス
    テムにおいて、 前記フレーム同期信号を検出する毎に前記動作制御信号
    が活性を示すための起動信号を生成するフレーム検出手
    段を前記各スレーブ側機能ブロックにそれぞれ設け、 前記アドレス判定手段には、前記アドレスが自ブロック
    に対応しない場合に前記動作制御信号が非活性を示すた
    めの停止信号を生成する機能を設け、 前記受信制御手段は、前記起動信号に基づいて前記動作
    制御信号に活性を示し、前記停止信号に基づいて該動作
    制御信号に非活性を示す構成にしたことを特徴とする通
    信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272577A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nec Corp バッファ回路、および、バッファ制御方法

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