JP2001016224A - システム構成表示装置及びその方法と記憶媒体 - Google Patents

システム構成表示装置及びその方法と記憶媒体

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JP2001016224A
JP2001016224A JP18672699A JP18672699A JP2001016224A JP 2001016224 A JP2001016224 A JP 2001016224A JP 18672699 A JP18672699 A JP 18672699A JP 18672699 A JP18672699 A JP 18672699A JP 2001016224 A JP2001016224 A JP 2001016224A
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JP18672699A
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Kuniaki Otsuka
邦明 大塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在のシステムにおける複数の機器の接続状
態を、これら複数の機器の機能に応じて変更し、その変
更された接続状態を表示する。 【解決手段】 複数の機器が接続されるシステムに接続
されて複数の機器の接続形態を表示するシステム構成表
示装置及びその方法であって、システムに接続されてい
る複数の機器と前記複数の機器の接続状態を認識し(S
102)、その認識された複数の機器の機能を判別し
(S105)、その認識された複数の機器の接続状態を
表示する(S107)。複数の機器の機能に基づいて接
続状態を変更するか否かを判定し(S110)、その変
更された接続状態を表示器に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器が接続
されるシステムに接続されて複数の機器の接続形態を表
示するシステム構成表示装置及びその方法と記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、IEEE1394の解析
装置のように、複数の機器が同一のインターフェースで
接続されているシステムの構成を表示できる装置があっ
た。
【0003】IEEE1394で規定されたインターフ
ェースを備えた機器は、コネクタの挿抜、電源のオン/
オフを行うと、バスリセット信号と呼ばれる特定の信号
を発生し、ツリー識別と呼ばれるプロセスを実行する。
【0004】図10は、このツリー識別を実行した直後
のシステム構成例を示す図である。IEEE1394で
は、接続される機器をノードと呼んでいる。同図におい
て、1001はノードAであり、ポート0(p0)とポート
1(p1)の2つのIEEE1394インターフェース・ポ
ートを有している。1002、1003、1006はそ
れぞれノードB、ノードC、ノードFであり、各々ポー
ト0(p0)、ポート1(p1)及びポート2(p2)の3つのIE
EE1394インターフェース・ポートを有している。
1004、1005はそれぞれノードD、ノードEであ
り、各々ポート0(p0)のみのIEEE1394インター
フェース・ポートを有している。
【0005】ノードA(1001)のポート0(p0)はノ
ードB(1002)のポート0(p0)に接続されており、
上述したツリー識別プロセスによって、ノードA(10
01)がノードB(1002)の親ノードであり、逆に
ノードB(1002)はノードA(1001)の子ノー
ドになっている。また、ノードA(1001)のポート
1(p1)はノードC(1003)のポート0(p0)に接続さ
れており、上述したツリー識別プロセスによって、ノー
ドA(1001)がノードC(1003)の親ノードで
あり、逆にノードC(1003)はノードA(100
1)の子ノードになっている。更にノードB(100
2)のポート1(p1)はノードD(1004)のポート0
(p0)に接続されており、上述したツリー識別プロセスに
よってノードB(1002)がノードD(1004)の
親ノードであり、逆にノードD(1004)はノードB
(1002)の子ノードになっている。ここでノードB
(1002)のポート2(p2)には何にも接続されていな
い。
【0006】またノードC(1003)のポート1(p1)
はノードE(1005)のポート0(p0)に接続されてお
り、上述したツリー識別プロセスによって、ノードC
(1003)がノードE(1005)の親ノードであ
り、逆にノードE(1005)はノードC(1003)
の子ノードになっている。更にノードC(1003)の
ポート2(p2)はノードF(1006)のポート0(p0)に
接続されており、上述したツリー識別プロセスによって
ノードC(1003)がノードF(1006)の親ノー
ドであり、逆にノードF(1006)はノードC(10
03)の子ノードになっている。ここでノードF(10
06)のポート1(p1)及びポート2(p2)には何にも接続
されていない。
【0007】また、複数のポートが接続されているノー
ドをブランチと呼び、1つのポートだけが接続されてい
るノードをリーフと呼ぶ。更に、全てのポートが子ノー
ドに接続されているノードをルートと呼ぶ。図10にお
いては、ノードA(1001)、ノードB(100
2)、ノードC(1003)がブランチであり、ノード
D(1004)、ノードE(1005)、ノードF(1
006)がリーフである。またノードA(1001)は
ルートである。
【0008】次に各ノードは自己識別プロセスを実行す
る。これは、「Physical_ID」と呼ばれるノード固有番
号を各ノードに選択する機会を与え、接続されている任
意のノードに自らを識別させるためである。具体的には
下記の手順に従って、自己識別パケットと呼ばれる信号
を、接続されている全ての機器に送信する。この自己識
別プロセスは決定論的な選択プロセスを採用しており、
ルートノード(図10の例ではノードA)が、最小番号
を持つ接続ポート(p0)に接続されたノード(図10の例
ではノードB)に制御権を渡し、そのノードが、自分自
身と自分の全ての子ノード(図10の例ではノードD)
が自己識別をしたことを知らせる信号を送信するまで待
機する。その後、ルートノード(ノードA)は次の番号
を持つポート(p1)に接続されたノード(図10の例では
ノードC)に制御権を渡し、そのノードの処理が終了す
るのを待つ。このように、ルートノードの全てのポート
に接続されたノードにおける処理が終了すると、ルート
(ノードA)自身が自己識別を行う。また子ノードも同
様なプロセスを再帰的に行う。
【0009】これにより、図10に示すノードが自己識
別パケットを送信する順序は、ノードD(1004)、
ノードB(1002)、ノードE(1005)、ノード
F(1006)、ノードC(1003)、ノードA(1
001)の順となる。
【0010】図11は自己識別パケットのフォーマット
を示す図、図12は、図11に示した自己識別パケット
の各データの内容を説明する図である。
【0011】自己識別パケットは、図11に示したよう
に基本的には2クワドレット(1クワドレットは32ビ
ット)長のパケットである。図12に示すように、自己
識別パケットは、機器の物理的なID番号、サポートし
ている通信速度、電力に関する能力、ポートの接続状態
等を表わす内容を含んでいる。
【0012】図11に示すように、自己識別パケットの
最初のフィールド1101は2ビットの固定値からなる
フィールドであり、その値は“10”であることが定め
られている。次の「Phy_ID」フィールド1102は6ビ
ットのフィールドであり、図12に示したように、これ
は「Physical_ID」の略記であり、自己識別パケット送
信側の物理ノード識別子であって、自分が自己識別パケ
ットを送信する以前に受信した自己識別パケットの数で
ある。次のフィールド1103は1ビットの固定値
“0”である。「L」フィールド1104も1ビットで
あるが、図12に示したように、リンク・レイヤとトラ
ンザクション・レイヤがアクティブであるか否かを示す
ためのフィールドである。「gap_cnt」フィールド11
05は、パケット間ギャップのタイミングを設定する
「gap_count」と呼ばれるノード変数の現在の値を表示
するフィールドである。「sp」フィールド1106は図
12に示したように、自分の速度の能力を表示するため
のフィールドである。現在のところIEEE1394で
は通信速度として98.304[Mbps]、196.
608[Mbps]、393.216[Mbps]の3
つの通信速度が規定されている。また、それ以上の通信
速度についても検討が進められている。以後簡単のため
に98.304[Mbps]を100[Mbps]、1
96.608[Mbps]を200[Mbps]、39
3.216[Mbps]を400[Mbps]と表記す
る。
【0013】ここで、100[Mbps]は必須であ
り、IEEE1394で定められたシリアルバスに接続
される機器は、100[Mbps]のみの通信速度を有
するもの、100[Mbps]と200[Mbps]の
通信速度を有するもの、100[Mbps]と200
[Mbps]と400[Mbps]の通信速度を有する
ものの3種類が考えられる。sp=00の場合は100
[Mbps]のみ、sp=01の場合は100[Mbp
s]と200[Mbps]、sp=10の場合は100
[Mbps]と200[Mbps]と400[Mbp
s]をそれぞれ有することを表わす。
【0014】「del」フィールド1107は、図12に
示したように、最悪の場合のリピータ・データ遅延の値
を表示するためのフィールドである。「c」フィールド
1108は、1ビットのフィールドであり、図12に示
したように、このフィールドの値が“1”であり、かつ
「L」フィールド1104の値も“1”である場合、こ
のノードはバス・マネージャ、又はアイソクロナス・リ
ソース・マネージャの競争に参加することを表示する。
「pwr」フィールド1109は、3ビットの値を持つフ
ィールドであり、図12に示したように、電力の消費と
供給の特性を表わすためのフィールドである。「p0」フ
ィールド1110、「p1」フィールド1111、「p2」
フィールド1112はそれぞれ2ビットのフィールドで
あり、それぞれポート0(p0)、ポート1(p1)、ポート2
(p2)の状態を表わすためのフィールドである。“11”
の場合はそのポートは子ノードに接続されていること
を、“10”の場合はそのポートは親ノードに接続され
ていることを、“01”の場合はそのポートは他のノー
ドに接続されていないことを、“00”の場合はそのポ
ートは存在しないことをそれぞれ示す。「i」フィール
ド1113は1ビットのフィールドであり、“1”にセ
ットされている場合には、このノードがバスのリセット
を実施したことを示す。「m」フィールド1114は1
ビットのフィールドであり、ポートを4以上有するノー
ドが“1”にセットして自己識別パケットをもうひとつ
続けて送信することを表わすためのフィールドである。
フィールド1115は、フィールド1101から「m」
フィールド1114まで(1クワドレット=32ビット
になる)の全ての値の反転値を送信するためのフィール
ドである。なお、この自己識別パケットは100[Mb
ps]で送信される。
【0015】ノードA(1001)の「physical_ID」
は“5”、ノードB(1002)の「physical_ID」は
“1”、ノードC(1003)の「physical_ID」は
“4”、ノードD(1004)の「physical_ID」は
“0”、ノードE(1005)の「physical_ID」は
“2”、ノードF(1006)の「physical_ID」は
“3”ということになる。
【0016】続いてトポロジーの構築プロセス機能を有
するノードは、自己識別パケットからトポロジーを推定
することが可能である。前述したように、ノードD(1
004)及びノードE(1005)はそれぞれ、図11
に示す自己識別パケット内の「p0」=10、「p1」=0
0、「p2」=00である自己識別パケットを送信するた
め、ポート0(p0)のみを有し、親ノードに接続されてい
るリーフノードであることがわかる。ノードF(100
6)は、「p0」=10、「p1」=01、「p2」=01で
ある自己識別パケットを送信するため、ポート0(p0)は
親ノードに接続され、ポート1(p1)及びポート2(p2)は
他のノードに接続されていないリーフノードであること
がわかる。ノードB(1002)は、「p0」=10、
「p1」=11、「p2」=01である自己識別パケットを
送信するため、ポート0(p0)は親ノードに、ポート1(p
1)は子ノードに接続され、ポート2(p2)は接続されてい
ないブランチノードであることがわかる。更に上述した
決定論的プロセスに従っていることから、ポート1(p1)
はノードD(1004)に接続されていることがわか
る。またノードC(1003)は、「p0」=10、「p
1」=11、「p2」=11である自己識別パケットを送
信するため、ポート0(p0)は親ノードに、ポート1(p1)
とポート2(p2)は子ノードに接続されているブランチノ
ードであることがわかる。更にノードB(1002)の
場合と同様に、ポート1(p1)はノードE(1005)
に、ポート2(p2)はノードF(1006)に接続されて
いることがわかる。最後に、ノードA(1001)は、
「p0」=11、「p1」=11、「p2」=00である自己
識別パケットを送信するため、ポート0(p0)とポート1
(p1)は子ノードに接続されており、ポート2(p2)は存在
しないブランチノードであることがわかる。更に上記と
同様に、ポート0(p0)はノードB(1002)に、ポー
ト1(p1)はノードC(1003)にそれぞれ接続されて
いることがわかる。
【0017】更に、各ノードが送信した自己識別パケッ
トの「sp」フィールドから、各ノードがサポートしてい
る通信速度が判明し、「pwr」フィールドから電力に関
する情報を得ることが可能である。
【0018】また、各ノードはコンフィギュレーション
ROMと呼ばれる領域を実装しており、その内の「Bus_
Info_Block」の内容から、以下のような情報を得ること
ができる。
【0019】図13は、この「Bus_Info_Block」のデー
タフォーマットを示す図である。
【0020】同図において、「irmc」ビットは、ノード
がアイソクロナスリソースマネージャ機能を有する機器
である場合に“1”にセットされ、同機能を有さない機
器である場合に“0”にセットされている。「cmc」ビ
ットは、ノードがサイクルマスタ機能を有する機器であ
る場合に“1”にセットされ、同機能を有さない機器で
ある場合に“0”にセットされている。「isc」ビット
は、ノードがアイソクロナス動作をサポートする機器で
ある場合に“1”にセットされ、サポートしない機器で
ある場合に“0”にセットされている。「bmc」ビット
は、ノードがバスマネージャ機能を有する機器である場
合に“1”にセットされ、同機能を有さない場合に
“0”にセットされている。「node_vendor_id」フィー
ルドからはベンダー名がわかり、「chip_id_hi」フィー
ルド及び「chip_id_lo」フィールドから、そのノードの
固有情報(製品名等)を読み取ることができる。
【0021】アイソクロナスリソースマネージャ機能を
有するノード、サイクルマスタ機能を有するノード、バ
スマネージャ機能を有するノードがバス上に複数存在す
る場合は、定められた法則に従ってそれぞれ1つのノー
ドがアイソクロナスリソースマネージャ、サイクルマス
タ、バスマネージャに割り当てられる。
【0022】いま図10において、ノードA(100
1)がアイソクロナスリソースマネージャ、サイクルマ
スタ、バスマネージャに割り当てられたと仮定する。以
上の情報に基づいて得られた、従来のシステム構成表示
装置によるシステム構成の表示例を図14に示す。
【0023】例えば図14に示した表示例では、ノード
A(1401)はU社のPC(パーソナルコンピュー
タ)であり、その「physical_ID」は“5”であり、ポ
ート0(p0)とポート1(p1)とを有し、ポート0(p0)はノ
ードB(1402)のポート0(p0)に、ポート1(p1)は
ノードC(1403)のポート0(p0)にそれぞれ接続さ
れていることがわかる。同様にノードB(1402)は
V社のプリンタであり、その「physical_ID」は“1”
であり、ポート0(p0)とポート1(p1)とポート2(p2)を
有し、ポート0(p0)はノードA(1401)のポート0
(p0)に、ポート1(p1)はノードD(1404)のポート
0(p0)にそれぞれ接続されていて、ポート2(p2)は未接
続であることがわかる。更にノードC(1403)はW
社のディスク装置であり、その「physical_ID」は
“4”であり、ポート0(p0)とポート1(p1)とポート2
(p2)とを有し、ポート0(p0)はノードA(1401)の
ポート1(p1)に、ポート1(p1)はノードE1404のポ
ート0(p0)に、ポート2(p2)はノードF1405のポー
ト0(p0)にそれぞれ接続されていることがわかる。更
に、ノードD(1404)はX社のスキャナ装置であ
り、その「physical_ID」は“0”であり、ポート0(p
0)のみを有し、ポート0(p0)はノードB(1402)の
ポート1(p1)に接続されていることがわかる。ノードE
1405はY社のDVC(デジタルビデオカメラ)であ
り、その「physical_ID」は“2”であり、ポート0(p
0)のみを有し、ポート0(p0)はノードC(1403)の
ポート1(p1)に接続されていることがわかる。またノー
ドF(1406)はZ社のディスプレイ装置であり、そ
の「physical_ID」は“3”であり、ポート0(p0)、ポ
ート1(p1)、ポート2(p2)を有し、ポート0(p0)はノー
ドC(1403)のポート2(p2)に接続されてい、ポー
ト1(p1)とポート2(p2)は未接続であることがわかる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下のような問題があった。 情報を全て表示すると表示が複雑になるため、例えば
図14に示したように、各ノードに関しては代表的な情
報、例えば「physical_ID」、装置名、メーカ名(ベン
ダー名)、ポート番号の表示程度にとどめているものが
多い。 現状の接続形態からなるシステム構成を表示するのみ
であり、それが最適なシステム構成であるのか否かがわ
かり難い。 最適でないことが分かっても、どのように変更すべき
かがが分かり難い。 今までのシステムにノードを追加した場合、追加した
場所が適当であるのか否かが分かり難い。
【0025】例えば図14に示したシステム構成の表示
例において、ノードA(1401)とノードF(140
6)は各々最大400[Mbps]までの通信速度能力
を有しているものとし、両者の間に存在するノードC
(1403)が最大200[Mbps]までの通信速度
能力を有するものとする。この場合、ノードA(140
1)とノードF(1406)との間で通信する場合は4
00[Mbps]ではなく、中間に存在するノードC
(1403)の通信速度能力によって制限された200
[Mbps]で通信しなければならない。
【0026】同様に、ノードD(1404)が最大20
0[Mbps]の通信速度能力を有しているものとし、
ノードB(1402)は最大100[Mbps]の通信
速度能力を有しているものとすると、ノードD(140
4)はノードB(1402)の子ノードとして接続され
ているため、ノードD(1404)とノードB(140
2)との間の通信速度は100[Mbps]に制限され
てしまう。更に他のノード、例えばノードA(140
1)やノードC(1403)とノードD(1404)と
の間で通信する場合にも、その間に介在しているノード
Bの通信速度である100[Mbps]により制限され
ることになる。
【0027】更に、図12の「POWER_CLASS」に記載さ
れているように、ノードによっては自己電源供給型で電
力をバスに供給するものと、バスから電力供給を受ける
ものとがあるが、バスに電力を供給するものと、バスか
ら電力供給を受けるものとが接続されているとは限ら
ず、またはバスに電力を供給するものと、バスから電力
供給を受けるものとが接続されていても、電力を供給す
る側の供給電力値と受ける側が必要とする電力値とが合
致しているかどうかをも考慮する必要がある。
【0028】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、現在のシステムにおける複数の機器の接続状態を、
これら複数の機器の機能に応じて変更し、その変更され
た接続状態を表示するシステム構成表示装置及びその方
法と記憶媒体を提供することを目的とする。
【0029】また本発明の目的は、複数の機器のそれぞ
れの有する通信能力が最も有効となるような接続状態に
変更できるシステム構成表示装置及びその方法と記憶媒
体を提供することにある。
【0030】又本発明の目的は、複数の機器のそれぞれ
の有する電力供給能力に応じた接続状態に変更できるシ
ステム構成表示装置及びその方法と記憶媒体を提供する
ことにある。
【0031】又本発明の目的は、接続状態が変更された
箇所を容易に判別できるように、その変更された接続状
態を表示するシステム構成表示装置及びその方法と記憶
媒体を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシステム構成表示装置は以下のような構成を
備える。即ち、複数の機器が接続されるシステムに接続
されて複数の機器の接続形態を表示するシステム構成表
示装置であって、前記システムに接続されている複数の
機器と前記複数の機器の接続状態を認識する認識手段
と、前記認識手段により認識された前記複数の機器の接
続状態をモニタに表示させる表示制御手段と、前記認識
手段によって認識された前記複数の機器の機能を判別す
る機能判別手段と、前記機能判別手段により判別された
前記複数の機器の機能に基づいて前記接続状態を変更す
るか否かを判定する判定手段とを有し、前記表示制御手
段は、前記判定手段による判定結果に応じて前記接続状
態を変更して前記表示手段に表示させるように制御する
ことを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するために本発明のシステ
ム構成表示方法は以下のような工程を備える。即ち、複
数の機器が接続されるシステムに接続されて複数の機器
の接続形態を表示するシステム構成表示装置におけるシ
ステム構成表示方法であって、前記システムに接続され
ている複数の機器と前記複数の機器の接続状態を認識す
る認識工程と、前記認識工程で認識された前記複数の機
器の接続状態を表示器に表示させる表示制御工程と、前
記認識工程で認識された前記複数の機器の機能を判別す
る機能判別工程と、前記機能判別工程で判別された前記
複数の機器の機能に基づいて前記接続状態を変更するか
否かを判定する判定工程とを有し、前記表示制御工程で
は、前記判定工程による判定結果に応じて前記接続状態
を変更して前記表示器に表示させるように制御すること
を特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳し
く説明する前に、本実施の形態における特徴を簡単に説
明すると、IEEE1394等のインターフェースによ
り接続された複数のノードを有するシステムにおいて、
各ノードに自己識別パケットを送信して、各ノードがサ
ポートしている通信速度や電力供給状態などの情報を取
得する。これら情報に基づいて、このシステムにおける
各ノードの接続形態を最適化し、これにより通信速度の
低下や、電力供給の最適化を図るものである。
【0035】以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施の形態を詳細に説明する。
【0036】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係るシステム構成を表示する表示装置(以下、
システム構成表示装置)の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0037】図1において、1はIEEE1394シリ
アルバスに接続可能なノードAで、本実施の形態に係る
システム構成表示装置として機能している。101は中
央制御装置(CPU)で、ROM102、或はRAM1
03に格納されたプログラム命令に従って各部を制御し
て、本実施の形態に係る制御を行っている。ROM10
2は、中央制御装置101が読み出して実行するプログ
ラム命令や参照データ等を格納している。RAM103
は、中央制御装置101による各種制御の実行時、必要
に応じてデーの書き込みや読み出しを行ったり、ダイレ
クトメモリアクセス(DMA)によってLINKコント
ローラ115からデータを読み出して格納したり、又或
はダイレクトメモリアクセスによって逆にRAM310
3からデータを読み出してLINKコントローラ115
伝送してデータを書き込んだりするのに使用される。1
04はタイマで、中央制御装置101が必要に応じて計
時を行うのに使用されるとともに、カレンダー・時計機
能を有しており、日付、曜日、時刻などを中央制御装置
101が読み出すことができる。105は電池で、シス
テム構成表示装置1の電源部119がオフの場合も計時
を行うことができるようにバックアップ電源として設け
られている。
【0038】106はマウスを含むキー入力部、107
はキー入力部106が操作されたことを検出して中央制
御装置101へ知らせるためのキー入力検出部である。
108は、液晶表示器或はブラウン管等の表示器を備え
た表示器、109は表示器108を制御し、表示器10
8へ送信する信号を切り替えたり、表示器108に表示
させるために信号を変換したりするための表示制御部で
ある。110は音声信号を出力するためのスピーカであ
る。111はスピーカ制御部で、中央制御装置101に
よって制御され、音声信号を増幅したり、スピーカ11
0へ出力する信号を切り替えたりしている。
【0039】112はIEEE1394シリアルバスに
システム構成表示装置1を接続するためのポート0、1
13は同じくIEEE1394シリアルバスにシステム
構成表示装置1を接続するためのポート0である。11
4はIEEE1394で定められた物理層をコントロー
ルするためのコントローラ(PHYと略記する)であ
る。115はIEEE1394で定められたリンク層を
コントロールするためのコントローラ(LINKと略記
する)である。116はFIFO(First In First Out)
バッファで、IEEE1394のアイソクロナス転送に
使用され、FIFO制御部117によって制御されてL
INK115からのアイソクロナスデータを一時格納
し、その格納した順にCODEC118へ送り出してい
る。117はFIFO116へアイソクロナスデータを
格納したり、引き出したりするためのFIFO制御部で
ある。118はFIFO116から引き出されたアイソ
クロナスデータに対して、所定の符号化/復号化を行う
ためのCODEC(CODER/DECODERの略
記)である。119は、図示しない商用電源からシステ
ム構成表示装置1内の各部の動作に必要な電圧・電流を
生成して各部に供給するための電源部、120は給電回
路部で、IEEE1394ポート112及び113を介
して接続されたノードに対して電力を供給し得るように
したり、IEEE1394ポート112及び113に対
してバイアス電圧を与えている。121はシステム構成
表示装置1の内部のCPUバスである。
【0040】図2は、本実施の形態1に係るシステム構
成表示装置1の動作を示すためのフローチャートであ
る。尚、この処理を実行する制御プログラムはROM1
02に記憶されているか、或は不図示の記憶媒体(ハー
ドディスク、CD−ROM等)からRAM103にロー
ドされて実行される。
【0041】この処理は電源部119をオンにして各部
に電力を供給することにより開始され、まずステップS
101で、PHY114はポート112及びポート11
3を介して接続された全ノードにバスリセット信号を発
生する。このバスリセット信号の発生により、IEEE
1394シリアルバスに接続された全ノードは前述した
ツリー識別プロセスを実行する(ステップS102)。
次にステップS103に進み、各ノードは自己識別パケ
ットを送信して自己識別プロセスを実行する。次にステ
ップS104で、システム構成表示装置1は中央制御装
置101の制御の下に前述したトボロジー構築プロセス
を実行する。また、各ノードのコンフィギュレーション
ROMを読み出し、システム構成の表示に必要な情報を
各ノードから得る(ステップS105)。本実施の形態
の場合は、システム構成表示装置1がアイソクロナスリ
ソースマネージャ機能、サイクルマスタ機能、アイソク
ロナス機能、バスマネージャ機能の各機能を有し、かつ
アイソクロナスリソースマネージャ、サイクルマスタ、
バスマネージャになったものとする。システム構成表示
装置1の中央制御装置101は、以上の情報を取得して
RAM103に格納する(ステップS106)と共に、
上記以上の情報から得た各ノードの接続形態を表示制御
部109を介して表示器108に表示する(ステップS
107)。
【0042】図3は、こうして表示器1108に表示さ
れた表示例を示す図である。尚、308は表示器108
に表示された画面を示している。
【0043】同図において、システム構成表示装置1の
「Physical_ID」は“5”であり、ポート0(p0)がノー
ド302のポート0(p0)に、ポート1(p1)がノード30
3のポート0(p0)に接続されていることがわかる。更
に、図3では表示されていないが、前述したように、シ
ステム構成表示装置1はアイソクロナスリソースマネー
ジャ、サイクルマスタ、バスマネージャになっており、
アイソクロナス機能を有している。また通信速度は40
0[Mbps]まで(詳細には前述したように98.3
04[Mbps]、196.608Mbp及び393.
216[Mbps])をサポートしているものとする。
302はV社製のプリンタで、その「Physical_ID」が
“1”であり、ポート0(p0)がシステム構成表示装置1
のポート0(p0)に、ポート1(p1)がノード304のポー
ト0(p0)に接続され、ポート2(p2)は何にも接続されて
いないことを表わしている。更に、図3では表示されて
いないが、このノード302(プリンタ)は、100
[Mbps]のみサポートし、アイソクロナス機能を有
しているものとする。
【0044】303はW社製のディスク装置で、その
「Physical_ID」は“4”であり、ポート0(p0)がシス
テム構成表示装置1のポート1(p1)に、ポート1(p1)が
ノード305のポート0(p0)に接続され、ポート2(p2)
がノード306のポート0(p0)にそれぞれ接続されてい
ることを表わしている。また表示はされていないが、こ
のノード303(ディスク装置)は200[Mbps]
までサポートし、アイソクロナス機能を有していないも
のとする。304はX社製のスキャナ装置であり、その
「Physical_ID」は“0”で、ポート0(p0)がプリンタ
302のポート1(p1)に接続されていることを表わして
いる。また表示はされていないが、このノード304
(スキャナ装置)は200[Mbps]までサポート
し、アイソクロナス機能を有しているものとする。
【0045】305はY社製のデジタルビデオカメラ
で、その「Physical_ID」は“2”であり、ポート0(p
0)がディスク装置303のポート1(p1)に接続されてい
ることを表わしている。また表示されていないが、ノー
ド305(ビデオカメラ)は200[Mbps]までサ
ポートし、アイソクロナス機能を有しているものとす
る。306はZ社製のPC(パーソナルコンピュータ)
で、その「Physical_ID」は“3”であり、ポート0(p
0)がディスク装置303のポート2(p2)に接続されてお
り、ポート1(p1)及びポート2(p2)には何にも接続され
ていないことを表わしている。また表示はされていない
が、このノード306(PC)は400[Mbps]ま
でサポートし、アイソクロナス機能を有しているものと
する。
【0046】以上の情報を、ステップS106で、中央
制御装置101がRAM103に記憶させている。
【0047】この状態で、任意のノード間で通信が可能
である(ステップS108)。
【0048】次にステップS109に進み、キー入力部
106から第1の所定の操作が行われたことをキー入力
検出部107を通して中央制御装置101が検出する
と、中央制御装置101はステップS106等で予めR
AM103に格納している各ノードの通信速度能力を参
照して、より適切な接続形態があるか否かを探索する
(ステップS110)。ここで、より適切な接続形態が
発見された場合にはステップS111からステップS1
12に進み、その発見した接続形態を表示制御部109
を介して表示器108に表示する。
【0049】一方、ステップS110で探索した結果、
現状の接続形態より適切な接続形態を発見できなかった
場合はステップS113に進み、他に良い接続形態が無
いことを示す表示を表示制御部109を介して表示器1
08に表示する。こうしてステップS112或はステッ
プS113を実行した後ステップS114に進み、バス
リセットが入力されるかを調べ、入力されるとステップ
S102に進んで前述の処理を実行し、バスリセットの
入力でない時はステップS108に進む。
【0050】図4は、本実施の形態において、ステップ
S112で、適切な接続形態で接続したシステム構成を
表示した例を示す図である。尚、408はステップS1
12で表示器108に表示された表示画面を示してい
る。
【0051】図3と図4、即ち表示画面308と表示画
面408とを比較すると明らかなように、プリンタ30
2とPC306の位置が入れ代わって表示されている。
このように接続形態を変更すれば、システム構成表示装
置1とPC306間の通信は各々の通信速度能力である
400[Mbps]でなされることとなる。また、スキ
ャナ装置304とPC306、及びスキャナ装置304
とディスク装置303との間の通信速度は200[Mb
ps]となり、図3の場合のように、ノード302(プ
リンタ)が介在することにより、ノード302の通信速
度能力である100[Mbps]に制限されることはな
くなっている。但し、図4に示した表示画面408の表
示内容は、図3に示した表示画面308の表示内容に対
して、プリンタ302とPC306を入れ替えた方がよ
いことを示すものであり、「physical_ID」等は、後述
するように、実際に入れ替えれば変化するが、図4では
現状の値を表示している。
【0052】尚、図4において、入れ替えた方がよいと
判断されたプリンタ302とPC306を、他のノー
ド、即ち、位置を変える必要のないノードと異なる色で
表示したり、又は点滅表示させることにより、よりその
ノードを特定し易いように表示でき、本実施の形態の効
果が向上する。
【0053】この図4に示すように表示器108に表示
されたシステム構成図を見て、そのようにシステムの接
続変更を行うと、バスリセットが発生して(ステップS
114)、ステップS102から同様の処理を実施す
る。この場合、ステップS107で表示されるシステム
構成図は、自己識別実行プロセスが再度実施されている
ため、図4に示した表示内容の通りではない。この場合
の表示例を図5に示す。尚、508は表示器108に表
示された表示画面である。
【0054】この図5と図4に示した表示内容とを比較
すると、PC306の「Physical_ID」が“1”に変わ
り、プリンタ302の「Physical_ID」が“3”に変わ
っている。その他は図4に示した表示内容と変わってい
ない。
【0055】その後、ステップS109の操作を再度検
出した場合には、ステップS111にて無しと判断され
るので、より適切な接続形態は無いことを表示器108
に表示する(ステップS113)。
【0056】以上説明したように本実施の形態1によれ
ば、システムを構成する各ノードの通信速度能力等に基
づいて、それらノードを接続する形態を最適化して、各
ノード間での通信速度の低下を防止することができる。
【0057】[実施の形態2]次に本発明の実施の形態
2について説明する。この実施の形態では、前述のステ
ップS112における接続形態の表示において、図6に
示すように、現状の接続形態308(図3)と、ステッ
プS111で発見した接続形態408(図4)とを並列
に表示することにより、その接続形態の変更表示をわか
り易くすることができる。
【0058】図6では、ステップS112において表示
器108の画面上に表示された表示例を示し、表示画面
の左半分の表示部308が現在のシステム構成(前述の
図3に相当)を表しており、表示画面の右半分の表示部
408が、より適切なシステム構成(図4に相当)を表
示しているものとする。
【0059】このようにして表示画面に表示された表示
部308と408との内容を比較することにより、プリ
ンタ302とPC306とを入れ替えた方が、より高速
に通信できることが一目瞭然で理解できるという効果が
ある。
【0060】また、表示部308と表示部408とで異
なる部分、即ちプリンタ302とPC306の部分を点
滅表示させたり、他のノードと異なる色で表示すること
により、変更された箇所がよりわかり易くなる。
【0061】[実施の形態3]又前述の実施の形態1で
は、ステップS109で第1の所定キーが入力されるの
を待って、より適切な接続形態があるかどうかを探索し
ていたのに対し、この実施の形態3では、図2のフロー
チャートにおけるステップS107乃至S109の処理
を省略して、自動的にステップS110における、適切
な接続形態の探索を実行して表示する。
【0062】この実施の形態3に係る処理を図7のフロ
ーチャートで示す。尚、図7において、前述の図2と共
通する部分は同じ符号で示し、それらの説明を省略す
る。
【0063】ステップS110では、予めRAM103
に格納している各ノードの通信速度能力を参照して、よ
り適切な接続形態があるか否かを探索する。ここで、よ
り適切な接続形態が発見された場合にはステップS11
1からステップS201に進み、現在の接続形態と、ス
テップS110で発見した、より最適な接続形態とを、
前述の図6に示すように、表示制御部109を介して表
示器108に並列に表示する。もしステップS111
で、より適切な接続形態がない場合にはステップS20
2に進み、現在の接続形態のみを表示する。次にステッ
プS203に進み、各ノード間での通信を可能にしてス
テップS204に進み、バスリセットが入力されるかを
調べ、入力されるとステップS102に進んで前述の処
理を実行し、バスリセットの入力でない時はステップS
203に進で、各ノード間での通信を実行する。
【0064】このように本実施の形態3によれば、ユー
ザの指示を待たずに、より適切な接続形態を自動的に探
索して表示することができる。又、前述の実施の形態2
と同様に、表示画面に表示された、現在の接続形態と探
索した接続形態との内容を比較することにより、どのノ
ードを入れ替えると、より高速に通信できるかが一目瞭
然に理解できるという効果がある。
【0065】[実施の形態4]次に本発明の実施の形態
4について説明する。この実施の形態4では、例えば図
3に示したシステム構成において、各ノードの電源機能
の情報に基づいて、より適切なノードの接続形態を探索
する場合について述べる。
【0066】図8は、本実施の形態4に係る処理を示す
フローチャートで、前述の図2のフローチャートと共通
する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
又、この実施の形態4に係るノード1の構成も前述の実
施の形態1の場合と同様とする。また図8において、ス
テップS107で表示器108に表示される表示内容
は、前述の図3と同一であるものとする。
【0067】但し、この実施の形態4に係るシステム構
成表示装置1は、前述の実施の形態1で説明した、RA
M103に記憶している情報の他に、以下の各ノードの
電力供給能力に関する情報も記憶しているものとする。
ここで図3に示すプリンタ302は15W以上の電力を
バスに供給する能力があり、またディスク装置303は
バスから電力供給を受けることがある。このディスク装
置303は最大1Wの電力を消費し、リンクレイヤ以上
を有効にするために、更に5Wの電力を必要とする。ス
キャナ装置304はバスから電力供給を受けることがあ
り、最大1Wの電力を消費し、リンクレイヤ以上を有効
にするために更に5Wの電力を必要とする。また、ディ
ジタルビデオカメラ305は、バスから電源供給を受け
ることがあり最大1Wの電力を消費し、リンクレイヤ以
上を有効にするために更に2Wの電力を必要とする。更
にPC306は15W以上の電力をバスに供給する能力
があるものとする。更にシステム構成表示装置1は、1
5W以上の電力をバスに供給する能力があるものとす
る。
【0068】ここでステップS301で、キー入力部1
06の第2の所定のキー操作がなされたことを、キー入
力部106、キー入力検出部107を介して中央制御装
置101が検出すると、中央制御装置101はRAM1
03から、上述した電力供給に関する情報を読み出し、
ステップS107で表示したシステム接続形態、即ち、
ステップS106で記憶させておいたシステム接続形態
を読み出し、より適当な接続形態の有無を探索する(S
302)。
【0069】その結果、上記の電力供給に関する情報と
図3に示したシステム接続形態とに基づいてディスク装
置303は、PC306から電力供給を受けることがで
きるが、デジタルビデオカメラ305は、ディスク装置
303から電力供給を受けることができないことがわか
る。従って、電力供給能力を有するPC306のポート
0(p0)をシステム構成表示装置1のポート1(p1)に接続
し、PC306のポート1(p1)にデジタルビデオカメラ
305のポート0(p0)を、PC306のポート2(p2)に
ディスク装置303を接続するようにそれぞれ変更すれ
ば、電力供給を必要とするデジタルビデオカメラ305
及びディスク装置303に対して、電力供給能力を備え
るPC306から電力を供給して、これらを外部からの
電力供給により動作させることが可能となる。
【0070】即ち、図3において、ディスク装置303
とPC306を入れ替えれば良いことがわかる(S30
3)。
【0071】以上により判明した接続形態を、システム
構成表示装置1の中央制御装置101は表示制御部10
9を介して表示器108に表示する(S304)。
【0072】この時の表示例を図9に示す。
【0073】図9において、908は表示器108に表
示された表示例を示し、ディスク装置303とPC30
6とが入れ替えて表示されていることがわかる。この表
示を見た利用者が、実際に図9の表示に従ってディスク
装置303とPC306とを入れ替えるための接続変更
を行うとバスリセットが発生して(S114)ステップ
S102に戻り、前述の処理を実行する。ここでステッ
プS107で表示される表示画面は図9と同一になるは
ずである。更にステップS301で、再度第2の所定キ
ー操作がなされたことを中央制御装置101が検出した
場合は、ステップS303で、より適切な接続形態は無
いと判断されてステップS305に進み、より適切な接
続形態が「無い」ことを表示すればよい。
【0074】更に、本実施の形態4においても前述の実
施の形態2と同様に、ステップS304における表示
を、ステップS201と同様に並列表示、即ち、表示器
108に、表示画面308(図3)の内容と表示画面9
08(図9)の内容とを、図6に示した如く並列表示す
ることにより、よりわかりやすい表示となる。
【0075】更に、前述の実施の形態3の如く、ステッ
プS107での表示を行わず、ステップS301の第2
の所定のキー操作がなくとも自動的にステップS302
の探索を実行し、ステップS304における表示を、ス
テップS107で記憶させたシステム接続形態と並列表
示させることも可能である。そうすることにより、表示
がわかりやすくなるとともに、操作が不要で、より適切
なシステム接続形態が自動的に表示される効果が生ず
る。
【0076】[その他の発明の実施の形態]以上の実施
の形態では、各ノードの有する通信速度能力の情報から
より適切なシステム接続形態を探索する場合と、各ノー
ドの有する電力供給能力の情報からより適切なシステム
接続形態を探索する場合とについて説明したが、これ以
外にも通信速度能力の情報と電力供給能力の情報とを、
優先度を設定するなどして両方の情報を兼ね合わせて、
より適切なシステム接続形態を探索することも可能であ
り、これも本発明の範疇である。
【0077】更に、これら通信速度能力の情報や電力供
給能力の情報以外の情報でもよいことは言うまでもな
い。
【0078】以上、本発明の実施の形態を、IEEE1
394シリアルバスシステムに当てはめて説明してきた
が、本発明はこれに限定されるものでなく、上記IEE
E1394シリアルバスシステム以外のシステムの構成
表示装置に適用することが可能である。また例えば、有
線システムに限らず無線システムであっても本発明の適
用は可能である。
【0079】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0080】また本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0081】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0082】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、IEEE1394シリアルバスにより接続されたシ
ステム等に接続されるシステム構成表示装置において、
より適切な接続形態が存在することを発見した場合、そ
の発見した接続形態を表示器に表示する機能を備えるこ
とにより、各ノード(機器)における通信速度に基づい
て、或いは電源供給能力に基づいて、現在のシステム構
成よりも、より適切なシステム構成が探索されて表示さ
れる。このためシステム利用者は、容易に最適なシステ
ム構成に機器を接続変更できるようになるといった効果
がある。
【0083】また、システム構成表示装置に現在のシス
テム構成を表示させ、システム利用者の指示操作によっ
て、より適切なシステム構成を探索して表示させること
もでき、また利用者の操作によらず、自動的に、より適
切なシステム構成を探索して表示させることも可能であ
る等本発明の応用は多岐に亙り、その効果は絶大なもの
がある。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
在のシステムにおける複数の機器の接続状態を、これら
複数の機器の機能に応じて変更し、その変更された接続
状態を表示できるという効果がある。
【0085】また本発明によれば、複数の機器のそれぞ
れの有する通信能力が最も有効となるような接続状態に
変更できるという効果がある。
【0086】又本発明によれば、複数の機器のそれぞれ
の有する電力供給能力に応じた接続状態に変更できると
いう効果がある。
【0087】又本発明によれば、接続状態が変更された
箇所を容易に判別できるように、その変更された接続状
態を表示できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るシステム構成表示
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るシステム構成表示
装置の動作手順を示すためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1に係るシステム構成の表
示例を示す図である。
【図4】本実施の形態1に係るシステム構成の表示例を
示す図である。
【図5】本実施の形態1に係るシステム構成の表示例を
示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るシステム構成の表
示例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係るシステム構成表示
装置の動作手順を示すためのフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態4に係るシステム構成表示
装置の動作手順を示すためのフローチャートである。
【図9】本実施の形態4に係るシステム構成の表示例を
示す図である。
【図10】ツリー識別終了時のシステム構成例を示す図
である。
【図11】自己識別パケットのフォーマット図である。
【図12】図11の自己識別パケットの各データを説明
する図である。
【図13】コンフィギュレーションROMのBus_Info_B
lockのフォーマット図である。
【図14】図10のシステム構成の表示例を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B077 NN02 5E501 AA02 AC15 AC25 AC35 BA03 CA02 DA07 DA15 FA13 FA14 FA22 FA44 5K033 AA09 BA04 DA01 DA15 DB12 DB17 DB20 EA02 EA03 EA07 EC03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器が接続されるシステムに接続
    されて複数の機器の接続形態を表示するシステム構成表
    示装置であって、 前記システムに接続されている複数の機器と前記複数の
    機器の接続状態を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された前記複数の機器の接続状
    態をモニタに表示させる表示制御手段と、 前記認識手段によって認識された前記複数の機器の機能
    を判別する機能判別手段と、 前記機能判別手段により判別された前記複数の機器の機
    能に基づいて前記接続状態を変更するか否かを判定する
    判定手段とを有し、 前記表示制御手段は、前記判定手段による判定結果に応
    じて前記接続状態を変更して前記表示手段に表示させる
    ように制御することを特徴とするシステム構成表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記機能判別手段は前記複数の機器の通
    信能力を判定し、前記判定手段は前記複数の機器の通信
    能力に応じて、より高速での通信が可能な接続形態が存
    在するか否かにより、前記接続状態を変更するか否かを
    判定することを特徴とする請求項1に記載のシステム構
    成表示装置。
  3. 【請求項3】 前記機能判別手段は前記複数の機器の電
    力供給能力を判定し、前記判定手段は前記複数の機器の
    電力供給能力に応じて前記接続状態を変更するか否かを
    判定することを特徴とする請求項1に記載のシステム構
    成表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の機器はIEEE1394によ
    って定められたシリアルバスを介して接続されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    システム構成表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記接続状態を変
    更する前の接続状態と、変更後の接続状態を並列に前記
    表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載のシステム構成表示装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、ユーザの入力指示に基
    づいて前記接続状態を変更するか否かを判定することを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシス
    テム構成表示装置。
  7. 【請求項7】 複数の機器が接続されるシステムに接続
    されて複数の機器の接続形態を表示するシステム構成表
    示装置におけるシステム構成表示方法であって、 前記システムに接続されている複数の機器と前記複数の
    機器の接続状態を認識する認識工程と、 前記認識工程で認識された前記複数の機器の接続状態を
    表示器に表示させる表示制御工程と、 前記認識工程で認識された前記複数の機器の機能を判別
    する機能判別工程と、 前記機能判別工程で判別された前記複数の機器の機能に
    基づいて前記接続状態を変更するか否かを判定する判定
    工程とを有し、 前記表示制御工程は、前記判定工程による判定結果に応
    じて前記接続状態を変更して前記表示器に表示させるよ
    うに制御することを特徴とするシステム構成表示方法。
  8. 【請求項8】 前記機能判別工程では前記複数の機器の
    通信能力を判定し、前記判定工程では前記複数の機器の
    通信能力に応じて、より高速での通信が可能な接続形態
    が存在するか否かにより、前記接続状態を変更するか否
    かを判定することを特徴とする請求項7に記載のシステ
    ム構成表示方法。
  9. 【請求項9】 前記機能判別工程では前記複数の機器の
    電力供給能力を判定し、前記判定工程では前記複数の機
    器の電力供給能力に応じて前記接続状態を変更するか否
    かを判定することを特徴とする請求項7に記載のシステ
    ム構成表示方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の機器はIEEE1394に
    よって定められたシリアルバスを介して接続されている
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載
    のシステム構成表示方法。
  11. 【請求項11】 前記表示制御工程では、前記接続状態
    を変更する前の接続状態と、変更後の接続状態を並列に
    前記表示器に表示させることを特徴とする請求項7乃至
    10のいずれか1項に記載のシステム構成表示方法。
  12. 【請求項12】 前記判定工程では、ユーザの入力指示
    に基づいて前記接続状態を変更するか否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載
    のシステム構成表示方法。
  13. 【請求項13】 複数の機器が接続されるシステムに接
    続されて複数の機器の接続形態を表示するシステム構成
    表示装置におけるシステム構成表示方法を実行するプロ
    グラムを記憶したコンピュータにより読取り可能な記憶
    媒体であって、 前記システムに接続されている複数の機器と前記複数の
    機器の接続状態を認識する認識工程モジュールと、 前記認識工程で認識された前記複数の機器の接続状態を
    表示器に表示させる表示制御工程モジュールと、 前記認識工程で認識された前記複数の機器の機能を判別
    する機能判別工程モジュールと、 前記機能判別工程で判別された前記複数の機器の機能に
    基づいて前記接続状態を変更するか否かを判定する判定
    工程モジュールとを有し、 前記表示制御工程モジュールは、前記判定工程による判
    定結果に応じて前記接続状態を変更して前記表示器に表
    示させるように制御することを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記機能判別工程モジュールでは前記
    複数の機器の通信能力を判定し、前記判定工程モジュー
    ルでは前記複数の機器の通信能力に応じて、より高速で
    の通信が可能な接続形態が存在するか否かにより、前記
    接続状態を変更するか否かを判定することを特徴とする
    請求項13に記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記機能判別工程モジュールでは前記
    複数の機器の電力供給能力を判定し、前記判定工程モジ
    ュールでは前記複数の機器の電力供給能力に応じて前記
    接続状態を変更するか否かを判定することを特徴とする
    請求項13に記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013214754A (ja) * 2013-05-14 2013-10-17 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品実装装置及び表示装置

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