JPH1026196A - 無端状ベルトの交換装置 - Google Patents

無端状ベルトの交換装置

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JPH1026196A
JPH1026196A JP8181938A JP18193896A JPH1026196A JP H1026196 A JPH1026196 A JP H1026196A JP 8181938 A JP8181938 A JP 8181938A JP 18193896 A JP18193896 A JP 18193896A JP H1026196 A JPH1026196 A JP H1026196A
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replacement
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fixing device
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Satoshi Izushi
聡史 出石
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/24Equipment for mounting belts, ropes, or chains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無端状ベルトの交換を簡単にかつベルトを損
傷することなく行うことができる装置を提供する。 【解決手段】 複数の支持部材16、18、20により
支持される無端状ベルト12の交換装置52であって、
支持部材に対応する複数の交換用補助部材54、56、
58と、これら交換用補助部材を連結して保持する連結
保持部材60とを有し、交換用補助部材は支持部材のベ
ルト接触部に対応したベルト受け部54a、56a、5
8aを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラなどの複数
の支持部材により支持されている無端状ベルトを交換す
るための装置、特に電子写真式の複写機等において未定
着現像剤を加熱溶融して用紙に定着するベルト式の定着
装置にあって該定着装置に含まれる無端状ベルトの交換
に適した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機やプリンタは数々
の消耗部品を有する。また、近年は消耗部品の交換を容
易にするために、関連する部品を一つのカートリッジに
集めて一体的に交換する手法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カートリッジ
に組み込まれている部品はすべて同一の耐久性を有する
わけでなく、廃棄されるカートリッジの中には依然とし
て使用に耐え得る部品も含まれている。したがって、頻
繁にカートリッジを交換すると一つ一つの部品を交換す
るよりも割高になり、複写一枚当たりのコストが高くな
る。さらに、使い捨ての部品が増えることは環境の面か
らも好ましいことではない。したがって、必要最小限の
部品だけを交換することが望まれている。
【0004】ところで、電子写真複写機等の画像形成装
置にあってベルト式定着装置に使用される無端状ベルト
のような部品は柔軟で不定形である。そのため、このベ
ルトだけを単独で損傷することなく交換するには相当な
熟練を要する。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、この
ような無端状のベルトを損傷することなく簡単に交換で
きる装置を提供するもので、複数の支持部材により支持
される無端状ベルトの交換装置であって、上記支持部材
に対応する複数の交換用補助部材と、これら交換用補助
部材を連結して保持する連結保持部材とを有し、上記交
換用補助部材は上記支持部材のベルト接触部に対応した
ベルト受け部を備えている。なお、上記連結保持部材は
変形自在に構成してもよい。また、交換装置には、上記
補助部材に支持されたベルトを覆う保護部材を設けても
よい。
【0006】
【発明の作用及び効果】上記交換装置では、新たに装着
される無端状ベルトは、交換用補助部材のベルト受け部
により、装着後に支持部に支持される状態とほぼ同一の
状態で支持される。したがって、交換用補助部材を対応
する支持部材に一致させた後、交換用補助部材に支持さ
れたベルトはこれをベルト受け部に沿って移動させるだ
けで支持部に装着することができる。そのため、熟練し
た者でなくても簡単にベルトの交換ができる。また、装
着時にベルトが折れ曲ったり、周辺機器と接触するなど
して損傷することがない。さらに、無端状ベルトを交換
する際に、このベルトに付随して他の使用可能な部品を
廃棄することがないので、廃棄物の発生を最小限に抑え
ることができるし、消耗品コストが削減できる。
【0007】また、補助部材を変形自在に構成した交換
装置は、不使用時にこれを折り畳んで収めることができ
るので、収納スペースが少なく済むし、輸送コストも安
く済む。さらに、補助部材に支持されたベルトを保護部
材で覆う交換装置では、取り扱い時におけるベルトの損
傷を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1はベルト式
定着装置10の正面図、図2はベルト式定着装置10の
斜視図で、これらの図に示す定着装置10において、定
着ベルト12は耐熱性、離型性、耐久性に優れた厚さ約
100μm以下、好ましくは40μm以下の無端状薄肉
フィルムである。薄肉フィルムとしては、例えばポリイ
ミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリエ
ーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、シリコ
ーン樹脂、フッ素樹脂などの耐熱性樹脂からなる単層フ
ィルム、又はポリテトラフルオロエチレン、パーフルオ
ロアルコキシレンアルカンなどのフッ素樹脂に導電材を
添加した厚さ約10μmの離型性コート層を厚さ約20
μmの上記単層フィルムの外周面すなわち画像接触面に
設けた複合フィルムが好適に用いられる。
【0009】上記定着ベルト12は、モータ14に駆動
連結されている駆動ローラ16と、この駆動ローラ16
とほぼ平行に配置されている従動ローラ18と、加熱ユ
ニット20に巻回されて支持されており、モータ14の
駆動に基づいてベルト12は矢印22方向に回転移動す
るようにしてある。なお、従動ローラ18はベルト12
に張力を付与するテンションローラと兼用してもよい。
定着ベルト12の外側には、加熱ユニット20に対向し
て加圧ローラ24が設けてあり、この加圧ローラ24は
図示しないスプリングなどの付勢手段により定着ベルト
12を介して加熱ユニット20に所定の圧力で押圧され
ている。なお、加圧ローラ24は、この加圧ローラ24
とベルト12とのニップ部26の長さを大きくするため
に、外周部をシリコンゴムなどの離型性のよいゴム弾性
層で被覆するのが好ましい。また、加圧ローラ24のベ
ルト12に対する圧接力は、ニップ部26を通過するシ
ート上のトナー像が潰れるのを防止するために、約4〜
10kgとするのが適当である。
【0010】加熱ユニット20は、ベルト12に対向す
るヒータ32と、このヒータ32を支持する予熱用伝熱
部材34と、ベルト対向面を除いて該伝熱部材34の周
囲を覆い内側に熱閉鎖空間を作る断熱部材36と、ベル
ト12の移動方向に関して断熱部材36の下流側に設け
た冷却用伝熱部材38とを備えており、これらの各部材
は接着剤等により一体的に組み合わされている。ヒータ
32としては、非導電性基板上に例えばAg/Pb、R
uO2、Ta2Nなどの低熱容量の電気抵抗材料を線状
又は帯状にスクリーン印刷したものが好適に用いられ
る。予熱用伝熱部材34と冷却用伝熱部材38として
は、例えばアルミナやチッ化アルミニウムなどが好適に
用いられる。断熱部材36としては、ポリフェニレンス
ルフィド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリエー
テルエーテルケトン、液晶ポリマーなどの高耐熱樹脂、
又はこれらの樹脂とセラミックス金属又はガラス等の複
合材料で構成されたもの、若しくはこれらを発泡して断
熱性を高めたものが好適に用いられる。なお、図示しな
いが、ベルト12の内側又は外側には、ベルト12の温
度を検出する検温素子を設け、この検温素子の出力に応
じてヒータ32への通電を制御してもよい。
【0011】以上の構成からなる定着装置10の動作に
ついて説明する。定着装置10では、モータ14の駆動
に基づいて駆動ローラ16が矢印40方向に回転する。
これにより、ベルト12は矢印22方向に回転移動する
とともに、ベルト12と接触している従動ローラ18と
加圧ローラ24がそれぞれ矢印42、44方向に回転す
る。加熱ユニット20では、ベルト12に対向している
ヒータ32に所定の電流が印加され、その発熱によりベ
ルト12を加熱する。また、ヒータ32の熱は予熱用伝
熱部材34に伝わり、ヒータ32で加熱される以前に予
熱用伝熱部材34の熱によりベルト12が予熱される。
そして、未定着トナー46を有するシート48が搬送装
置50によりニップ部26に供給されると、上述のよう
にして加熱されたベルト12がトナー46及びシート4
8に接触してこれを加熱する。その結果、トナー46が
溶融し、ベルト12と加圧ローラ24との圧接力により
溶融トナー46がシート48に定着する。このようにし
て加熱されたトナー46とシート48並びにヒータ32
の対向部を通過したベルト12部分は、冷却用伝熱部材
38との対向部でこれに熱が奪われて冷却される。
【0012】次に、ベルト12を交換するための装置に
ついて、図3、4を参照して説明する。図3はベルト交
換装置の斜視図、図4はベルト交換装置を用いてベルト
を交換している状態を示す側面図で、これらの図に示す
ベルト交換装置52は、ベルト12を支持する3つの交
換用補助部材、すなわち2つの円筒状補助部材54、5
6と一つの矩形状補助部材58を備えている。ここで、
前者の円筒状補助部材54、56はそれぞれ駆動ローラ
16、従動ローラ18と実質的に同一横断面形状として
あり、後者の矩形状補助部材58は加熱ユニット20と
実質的に同一横断面形状としてあり、これら補助部材5
4、56、58の外周面がベルト受け部54a,56
a,58aとしてある。また、円筒状補助部材54、5
6はそれらの一端部にそれぞれ駆動ローラ16、従動ロ
ーラ18の軸17、19(図2参照)がちょうど挿入可
能な軸受け孔55、57を有し、矩形状補助部材58は
加熱ユニット20に設けたベルト受け部21にちょうど
一致する段部59を有する。なお、補助部材54、5
6、58の素材としては各種の材料が使用可能である
が、例えばナイロン、ポリカーボネートなどの樹脂、又
はアルミニウム、ステンレスなどの金属が好適に用いら
れる。これらの補助部材54、56、58は、駆動ロー
ラ16、従動ローラ18、加熱ユニット20と同一の配
置関係に置かれ、上記軸受け孔55、57、段部59と
反対側の端部で連結保持部材60に固定される。そし
て、交換用ベルト12は、一点鎖線で示すように、3つ
の補助部材54、56、58のベルト受け部54a、5
6a、58aに保持される。
【0013】上記交換装置52を用いて新たな交換用ベ
ルト12を定着装置10に組み入れる場合、円筒状補助
部材54、56の軸受け孔55、57を駆動ローラ1
6、従動ローラ18の軸17、18に外挿すると共に、
矩形状補助部材58の段部59を加熱ユニット20のベ
ルト受け部21に係合し、補助部材54、56、58の
端部を駆動ローラ16、従動ローラ18、加熱ユニット
20の端部に一致させる。続いて、交換用ベルト12を
補助部材54、56、58から駆動ローラ16、従動ロ
ーラ18、加熱ユニット20に向けてスライドし、これ
ら駆動ローラ16、従動ローラ18、加熱ユニット20
の周囲に装着する。装着後、交換装置52を定着装置1
0から取り外し、定着装置には駆動ローラ16等の軸受
け機構を含むカバー(図示せず)を装着する。
【0014】定着装置10に装着されているベルト12
を取り出す場合、ベルト12の装着されていない交換装
置52を上述のようにして定着装置10に取り付け、こ
の定着装置10から交換装置52に向かってベルト12
をスライドさせる。
【0015】このように、上記交換装置52を使用すれ
ば、定着装置10に対するベルトの装着と回収が熟練者
でなくても簡単にかつ短時間で行える。また、新品のベ
ルト12を損傷することなく定着装置10に装着でき
る。
【0016】ベルト交換装置の第2の実施形態について
図5から図8を参照して説明する。図5はベルト交換装
置の斜視図、図6はベルト交換装置の正面図で、これら
の図に示すベルト交換装置62において、連結保持部材
64は屈伸自在な材料、例えばナイロンやポリカーボネ
ートなどで無端ベルト状に形成されており、この連結保
持部材64に3つの補助部材66、68、70が固定さ
れ、これら補助部材66、68、70の外周面がベルト
受け部66a、68a、70aとしている。これら補助
部材66、68、70はそれぞれ第1の実施形態の補助
部材54、56、58と実質的に同一構成としてあるの
で、その他の説明は省略する。また、本実施形態のベル
ト交換装置62も、第1の実施形態のベルト交換装置5
2と同様にして使用されるので、具体的な使用方法に関
する説明は省略する。
【0017】以上のように構成した本実施形態のベルト
交換装置62では、上述のように連結保持部材64が屈
伸自在な材料で作られているので、図7に示すように、
不使用時には連結保持部材64を折り畳んで収めること
が可能である。そのため、収納スペースが少なく済む
し、輸送コストも安く済む。また、連結保持部材64
は、折り畳んでも所定の曲率を保持するように構成する
ことで、ベルト交換装置62に保持されている交換用フ
ィルムの変形や皺の発生を防止できる。なお、図8に示
すように、連結保持部材64の内面に連続して凹凸72
を設けると、折り畳みが容易にできると共に、折り畳ん
だときに所定の曲率を確保することができる。
【0018】上記第1と第2の実施形態にかかるベルト
交換装置、及び後述するその他のベルト交換装置では、
補助部材に保持されている交換用ベルトの周囲を保護部
材で覆い、交換用ベルトの損傷を防止するようにしても
よい。この場合、図9に示すように、保護部材74に係
合部76及び被係合部78を設け、この係合部76を被
係合部78に係合させることで保護部材をベルトの周囲
に安定的に保持することができる。また、係合部76と
被係合部78との係合を解除すれば保護部材74は容易
に取り外すことができる。なお、保護部材74の取り外
しは、交換用ベルトを定着装置に装着後に行ってもよい
し、装着前に行ってもよい。
【0019】ベルト交換装置の第3の実施形態について
図10から図12を参照して説明する。なお、図11、
12は図面が複雑になるのを回避するために、一部の構
成が削除されている。図10はベルト交換装置の斜視図
で、このベルト交換装置80は第1実施形態のベルト交
換装置と同一の基本的構成を有し、2つの円筒状補助部
材82、84と、一つの矩形状補助部材86と、これら
3つの補助部材82、84、86をそれらの一端部で連
結し固定する連結保持部材88とから構成されており、
補助部材82、84、86の外周面がベルト受け部82
a、84a、86aとしてある。しかし、第1の実施形
態と違って、本実施形態の補助部材82、84、86は
両端部を除く領域がそれぞれ蛇腹構造の伸縮部83、8
5、87としてある。なお、伸縮部83、85、87
は、樹脂又は金属ワイヤなどで構成するのが好ましい。
【0020】このベルト交換装置80にベルトを装着す
る場合、まず各補助部材82、84、86の伸縮部8
3、85、87を縮め、次に補助部材82、84、86
に交換用ベルトの一端側を外装し、最後に各伸縮部8
3、85、87を引き伸ばす。交換用ベルトを定着装置
に装着する場合、図11、12に示すように、補助部材
82、84、86の端部をそれぞれ駆動ローラ、従動ロ
ーラ、加熱ユニットの端部に一致させた後、連結保持部
材88を定着装置に向けて押す。これにより、補助部材
82、84、86に保持された交換用ベルトは交換装置
80から駆動ローラ、従動ローラ、加熱ユニットの周囲
にスライドして装着される。定着装置に装着されている
ベルトを取り外す場合、図12に示すように、伸縮部8
3、85、87を縮めておき、定着装置に装着されてい
るベルトを交換装置80に向けて引き出す。そして、ベ
ルトの取り出し側端部が連結保持部材88に当接する
と、以後はベルトと補助部材80を保持しながらこれら
を取り出し方向に引く。これにより、伸縮部83、8
5、87が伸びると共に、定着装置からベルトが取り出
される。なお、伸縮部83、85、87は蛇腹構造に限
らず、テレスコープ式(入り子式)としてもよいし、公
知のあらゆる伸縮構造が適用可能である。
【0021】このように、本実施形態のベルト交換装置
では、各補助部材が伸縮自在としてあるので、不使用時
の収容スペースが少なく済む。また、上記実施形態と同
様に簡単にベルトを着脱できると共に装着時にベルトを
損傷することもない。
【0022】ベルト交換装置の第4の実施形態について
図13から図16を参照して説明する。図13はベルト
交換装置の斜視図で、このベルト交換装置90は基板9
2を備えている。基板92には、ベルトとこれを支持す
る駆動ローラ、従動ローラ、加熱ユニットとの接触部を
投影した位置にスリット94、96、98が形成されて
いる。これらスリット94、96、98には、それと同
一形状の断面をした補助部材100、102、104が
摺動自在に挿入できるようにしてあり、これら補助部材
100、102、104の外周面がベルト受け部100
a、102a、104aとしてある。また、補助部材1
00、102、104の一端側にはストッパ106、1
08、110が固定されている。さらに、基板92は駆
動ローラ、従動ローラ、加熱ユニットの一端部を支持で
きるように、図16に示すように、定着装置の駆動ロー
ラ、従動ローラの軸17、19を挿入可能な軸受け孔1
12、114が形成され、スリット98が加熱ユニット
の端部を支持する孔を兼用できるようにしてある。
【0023】このベルト交換装置90を用いてベルトを
交換する場合、図13に示すように、スリット94、9
6、98にそれぞれ補助部材100、102、104を
挿入し、これら補助部材100、102、104のベル
ト受け部100a、102a、104aにベルト12を
支持させる。次に、補助部材100、102、104の
端部をそれぞれ駆動ローラ、従動ローラ、加熱ユニット
の端部に一致させる。なお、補助部材100、102、
104と駆動ローラ、従動ローラ、加熱ユニットの端部
を正確に一致させるために、両者の当接する端部にはそ
れぞれ係合部と被係合部を設けるのが好ましい。次に、
基板92を定着装置に向けて押す。これにより、補助部
材100、102、104に保持されているベルトは定
着装置に向かって移動し、駆動ローラ、従動ローラ、加
熱ユニットの周囲に装着される。また、図16に示すよ
うに、ベルト12がほぼ駆動ローラ等に装着された段階
で、駆動ローラ、従動ローラの軸17、19が軸受け孔
112、114に入り、加熱ユニットのベルト受け部2
1がスリット98に入る。そして完全にベルト12が装
着された段階で補助部材100、102、104はスリ
ット94、96、98から抜け出る。
【0024】このように、本実施形態のベルト交換装置
では、基板が駆動ローラ等の支持部材を兼用しているの
で、ベルト装着後の処理が簡単になる。
【0025】ところで、以上の説明では特に言及しなか
ったが、ベルト交換時に加圧ローラを加熱ユニットから
退避させ、これら加圧ローラと加熱ユニットとの間にス
ペースを設けるのが好ましい。加圧ローラを退避させる
のは、この駆動ローラ等を支持している側板を取り外し
たときに自動的に加圧ローラが加熱ユニットから退避す
るようにしてもよいし、その他の機械的構成により退避
させるようにしてもよい。
【0026】なお、以上の説明では、本発明のベルト交
換装置を定着装置のベルト交換に適用した例を示した
が、本発明は無端状のベルトを使用する各種の装置、例
えば複写機やプリンタなどの画像形成装置であれば、感
光体上に作成されたトナー像やこのトナー像が転写され
る用紙を保持するためのベルト式転写ユニット、ベルト
式感光体ユニット、ベルト式用紙搬送装置などにも等し
く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 定着装置の正面図である。
【図2】 図1に示す定着装置の斜視図である。
【図3】 図1、2に示す定着装置に適用可能な第1実
施形態のベルト交換装置の斜視図である。
【図4】 図3のベルト交換装置を用いて定着装置に交
換用ベルトを装着する状態を示す側面図である。
【図5】 第2の実施形態に係るベルト交換装置の斜視
図である。
【図6】 図5に示すベルト交換装置の正面図である。
【図7】 図5、6に示すベルト交換装置を折り畳んだ
状態を示す正面図である。
【図8】 図5から図7に示すベルト交換装置に用いる
連結保持部材の部分正面図である。
【図9】 交換用ベルトを覆う保護部材の斜視図であ
る。
【図10】 第3の実施形態に係るベルト交換装置の斜
視図である。
【図11】 図10に示すベルト交換装置を用いて行う
ベルト交換を説明するための側面図である。
【図12】 図19に示すベルト交換装置を縮めた状態
及び該ベルト交換装置を用いて行うベルト交換を説明す
るための側面図である。
【図13】 第4の実施形態に係るベルト交換装置の斜
視図である。
【図14】 図13に示すベルト交換装置の正面図であ
る。
【図15】 図13に示すベルト交換装置の部分斜視図
である。
【図16】 図13に示すベルト交換装置を用いたベル
ト交換が完了した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…定着装置、12…ベルト、16…駆動ローラ、1
8…従動ローラ、20…加熱ユニット、52…ベルト交
換装置、54、56、58…補助部材、60…連結保持
部材、54a、56a、58a…ベルト受け部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支持部材により支持される無端状
    ベルトの交換装置であって、上記支持部材に対応する複
    数の交換用補助部材と、これら交換用補助部材を連結し
    て保持する連結保持部材とを有し、上記交換用補助部材
    は上記支持部材のベルト接触部に対応したベルト受け部
    を備えている無端状ベルトの交換装置。
  2. 【請求項2】 上記連結保持部材は変形自在に構成され
    ている請求項1の無端状ベルトの交換装置。
  3. 【請求項3】 上記補助部材に支持されたベルトを覆う
    保護部材を有する請求項1の無端状ベルトの交換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532954A (ja) * 2004-04-06 2007-11-15 イーストマン コダック カンパニー ベルト定着機/後処理機
JP2013250497A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Canon Inc 無端ベルト交換ユニットおよび交換方法並びに画像加熱装置、ベルト交換ユニット

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