JPH10261643A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10261643A
JPH10261643A JP6438897A JP6438897A JPH10261643A JP H10261643 A JPH10261643 A JP H10261643A JP 6438897 A JP6438897 A JP 6438897A JP 6438897 A JP6438897 A JP 6438897A JP H10261643 A JPH10261643 A JP H10261643A
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/12Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/13Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process of an individual bump connector

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はんだバンプを使用して半導体チップその他
を基板に接合した半導体装置であって、その接合部の欠
陥のない半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体チップ31と基板とをはんだバン
プ39で直接結合して構成された半導体装置であって、
当該半導体チップ31上に形成したはんだバンプ39の
下地電極がTi膜33、Ni膜34、38、Cr膜36
及びPd膜35、37を含む層で構成される。単一の厚
いNi膜を使用し、半導体チップ側から順に、Ti、N
i及びPdの膜構成とすることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベアチップをフリ
ップチップ接合して構成される半導体パッケージや、ボ
ールグリッドアレー(BGA)、クワットフラットパッ
ケージ(QFP)等とプリント基板を接合してなるマル
チチップモジュール(MCM)といった半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の高密度実装化に伴い、
入出力端子数の多数化及び端子間のピッチの微細化が進
行し、CMOS素子と基板の接合方法は、配線長の長い
ワイヤボンディング法から、配線長が短く一括接合が可
能なフリップチップ接合へと移り変わってきている。
【0003】フリップチップ接合では、図1に示したよ
うに、例えばLSI素子等の半導体チップ1を、はんだ
バンプ2と、Ti膜3、Ni膜4及びAu膜6(このA
u膜は省かれることもある)等から構成される電極とを
介して基板(図示せず)へ直接接合している。接合に用
いるはんだ材料として、これまでは鉛−スズ(Pb−S
n)系の合金が多く使用されていた。
【0004】しかし、鉛(Pb)には複数の同位体が存
在し、それらの同位体はウラン(U)、トリウム(T
h)の各崩壊系列中の中間生成物あるいは最終生成物で
あり、崩壊の際He原子を放出するα崩壊を伴うことか
ら、はんだ中よりα線を生じる。そして、そのα線がC
MOS素子に到達してソフトエラーを発生させることが
知られている。また、Pbは土壌に流出すると酸性雨に
よって溶け出し環境に影響を及ぼすことが分かってお
り、環境の面からもPbを使わないはんだ材料が強く求
められている。
【0005】そこで、Pb系はんだに代わる材料とし
て、SnにAg、Bi、Sb、Znを混合あるいは添加
したはんだ材料が使われ始めている。これらの金属元素
の混合・添加量は使用するはんだ材料の温度階層によっ
て異なるが、CMOS素子等のはんだ接合においては、
Snが90%以上含まれる、200℃以上の比較的高融
点のはんだ材料が用いられている。
【0006】これまでのCMOS素子の接合に用いられ
ていたPb系のはんだ材料、例えばPb−5%Snとい
ったはんだ材料では、Snの組成は10%以下であり、
上述の電極の層構成(CMOS側から順に、Ti、N
i、Auの層構成)によって信頼性の高い接合体を形成
することができた。しかし、Snの組成比が90%以上
であるSn系のはんだ材料を使用した場合、上述の電極
構成で接合を行うと、最も膜厚の大きいNiは、はんだ
接合工程の際の温度サイクルの間にはんだ材料中のSn
と反応してはんだ中に拡散し、その結果電極におけるN
i膜厚は減少し、接合強度の低下、更にはバンプ欠け、
破断等が起きるといった問題が生じていた。
【0007】この問題を解決するための手段として、例
えば半導体チップを、はんだバンプと、Ti膜及びNi
膜を含む電極とを介して基板へ直接接合し、その際にN
i膜中にNiのSnへの拡散を抑制する金属層としてク
ロム(Cr)層を設けた半導体装置が提案されている
(特願平8−189553号)。すなわち、この半導体
装置では、図2に示したように、半導体チップ11がは
んだバンプ12と、そしてTi膜13、Ni膜14、1
4’、これらのNi膜の間に挿入されたCr膜15、及
びAu膜16(このAu膜は省かれることもある)から
構成される電極とを介して基板(図示せず)へ直接接合
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この技術によれば、N
i膜4の中間にCr層を挿入することで、はんだ材料中
のSnとCr層とが金属間化合物を形成しない、あるい
はSnとCrが固溶しない等の特性を利用して、電極の
Niがはんだ材料のSn中に拡散しにくい構造としてい
た。しかし、Cr層が厚くなると、SnとCrとが相溶
しないことからSnがCr層によりはじかれてしまい、
局部的な接合不良の原因になることがあることが分かっ
てきた。
【0009】本発明は、Sn系はんだ材料のはんだバン
プを使用する従来技術において問題となることがあった
はんだ接合部の欠陥のない半導体装置の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】一つの側面において、本
発明による半導体装置は、半導体チップあるいは半導体
パッケージと基板とをはんだバンプで直接接合して構成
された半導体装置であって、当該半導体チップあるいは
半導体パッケージ上に形成したはんだバンプの下地電極
がチタン(Ti)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)
及びパラジウム(Pd)を含む層で構成されていること
を特徴とする。
【0011】もう一つの側面において、本発明による半
導体装置は、半導体チップあるいは半導体パッケージと
基板とをはんだバンプで直接接合して構成された半導体
装置であって、当該半導体チップあるいは半導体パッケ
ージ上に形成したはんだバンプの下地電極が、当該半導
体チップ又は半導体パッケージ側から順に、Ti、Ni
及びPdの膜構成を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においてはんだバンプを介
して基板と接合されるものは、半導体チップ、例として
CMOS等のベアチップでよく、あるいはBGA、QF
P等に代表される半導体パッケージ類でよい。また、こ
れらが接合される基板は、半導体素子を搭載するのに普
通に使用される任意のもの、例えばアルミナ(Al2
3 )、窒化アルミニウム(Al3 4 )基板や、プリン
ト基板等でよい。
【0013】本発明は、はんだバンプを形成するはんだ
材料が電極材料の拡散が問題となる高いスズ含有量(例
えばスズ含有量が90%以上)のものである半導体装置
に対して特に有効であるが、本発明はこれ以外のはんだ
材料を用いた半導体装置に対して適用することも可能で
ある。
【0014】本発明の第一の側面の半導体装置では、半
導体チップあるいは半導体パッケージ上に形成したはん
だバンプの下地電極として、Ti、Ni、Cr及びPd
を含む層で構成されたものを使用する。はんだバンプの
下地電極における層構成は、半導体チップ(あるいは半
導体パッケージ)側から順に、Ti膜、Ni膜、Pd
膜、Cr膜、Pd膜、Ni膜とするのが好適である。す
なわちこの層構成は、特願平8−189553号で提案
された下地電極の層構成においてCr膜とその上下のN
i膜との間にPd膜をおのおの挿入した構成となってい
る。この半導体装置を図示すれば、図3のようになり、
すなわちLSI素子等の半導体チップ31の上に施され
たアルミニウム(Al)等の配線32の上に、順次、T
i膜33、Ni膜(第一層)34、Pd膜35(第一
層)、Cr膜36、Pd膜37(第二層)及びNi膜3
8(第二層)からなる下地電極を設け、その上に形成し
たはんだバンプ39を介して、半導体チップ31が基板
(図示せず)に直接接合された構成となる。
【0015】この半導体装置のもう一つの態様として、
Cr膜36の下のPd膜35(第一層)を省くことも可
能である。
【0016】上述の従来技術では、Cr膜をNi膜では
さみこみ、SnとCrが金属間化合物を形成しない、あ
るいはSnとCrが固溶しない等の特性を利用して、N
i層がSn中に拡散しにくい構造をとっていた。しか
し、Cr層の膜厚が大きくなると、SnとCrが相溶し
ないことからSnがCr層によりはじかれてしまい、局
部的な接合不良の原因になることは、既に説明したとお
りである。本発明では、バリヤメタル層であるCr膜を
Pdではさみこむかあるいは少なくともCr膜とはんだ
バンプ側のNi膜との間にPd膜を配置し、且つ、Pd
膜をバリヤメタル層としてSn中へのNi拡散を防止し
ている。
【0017】すなわち、本発明においては、PdがNi
と全率固溶型の状態図をなして金属間化合物を形成せず
に相溶し、また、Crと金属間化合物を形成する特性を
利用し、CrとNi、あるいはSnと金属間化合物を形
成することによりはんだ接合部の接合強度を向上させる
ことが可能である。
【0018】本発明においては、Cr層の膜厚を0.1
〜0.5μm(1000〜5000Å)とするのが好適
である。Crの膜厚が0.1μm未満ではCr層による
Niの拡散抑制効果が得られず、また0.5μmを超え
るとCr3 Pd2 層とCr層が混在した状態あるいはC
r層が表面層に多く存在した状態となり、Pd層が消失
するため、従来のようにCr層によってSnがはじかれ
て接合不良を起こし良好なはんだ接合部を形成できな
い。
【0019】本発明の第二の側面の半導体装置では、半
導体チップあるいは半導体パッケージ上に形成したはん
だバンプの下地電極として、Ti、Ni及びPdを含む
層で構成されたものを使用する。この半導体装置を図示
すれば、図4のようになり、すなわちLSI素子等の半
導体チップ41の上に設けられたAl等の配線42の上
に、順次、Ti膜43、Ni膜44、Pd膜45からな
る下地電極を設け、その上に形成したはんだバンプ49
を介して、半導体チップ41が基板(図示せず)に直接
接合された構成となる。
【0020】このようにCr膜を使用しない下地電極を
採用した半導体装置においても、Ni膜とはんだバンプ
との間に設けられたPd膜がバリヤメタル層として働い
て、Sn中へのNiの拡散を効果的に防止する。
【0021】以上説明したいずれの場合にも、半導体チ
ップあるいは半導体パッケージと基板とをはんだバンプ
で接合したすると、Niの膜厚ははんだ材料のSnへの
熱拡散により減少するが、この接合後の状態においてN
i膜厚は少なくとも0.1μmであるのが好ましく、よ
り好ましいNi膜厚は少なくとも0.3μmである。P
d膜を有し、且つ接合後の下地電極においてNiが少な
くとも0.1μmの膜厚を持つことによって、良好な接
合体を得ることができる。このNi膜厚は、Ni膜を二
つに分けてCr層の上下に配置した場合においてはこの
二つのNi膜の合計の膜厚を意味する。このように接合
後(NiのSnへの熱拡散後)におけるNi膜厚を少な
くとも0.1μmとするためには、はんだバンプで接合
する前の下地電極においてNiの膜厚は少なくとも0.
5μm(5000Å)とすべきである。このNi膜厚
も、Ni膜を二つに分けてCr層の上下に配置した場合
においてはこの二つのNi膜の合計の膜厚を意味する。
【0022】また、以上説明したいずれの場合にも、P
dの膜厚は0.1〜0.3μm(1000〜3000
Å)であれば十分である。Pd膜の膜厚が0.1μm未
満の場合、Pd膜によるNi拡散抑制効果は不十分とな
りかねず、また0.3μmを超える厚いPd膜を形成し
てもNi拡散抑制効果はほとんど変わらず、不経済にな
るだけである。Cr膜をはさんで二つのPd膜が存在す
る場合にも、各Pd膜の厚みはこの範囲内にあるのが好
ましい。
【0023】本発明において下地電極を構成するTi膜
の膜厚は、はんだバンプによる接合を利用する場合の通
常の下地電極において採用される範囲内であればよく、
一般にその膜厚は0.1〜0.2μmでよい。
【0024】本発明の下地電極を構成する各金属膜は、
半導体装置の製造で利用されている一般的な方法で形成
することができる。そのような方法としては、例えば、
蒸着法やスパッタ法を挙げることができる。
【0025】本発明によれば、半導体チップあるいは半
導体パッケージと基板とをはんだバンプで直接接合して
構成され、接合強度の低下やバンプ欠け、破断等の欠陥
のない半導体装置が得られる。これらの半導体装置の一
例を図5に示すと、この半導体装置は、CMOSといっ
たような半導体チップ51をはんだバンプ52を介し
て、窒化アルミニウム基板55上に形成された銅含有ポ
リイミドの薄膜配線層56へ直接接合して構成されたも
のである。この図において、58は半導体装置を外部回
路へ接続するための外部リードであり、59は半導体チ
ップ51を保護するためのキャップである。
【0026】本発明の半導体装置のもう一つの例を図6
に示す。この半導体装置は、半導体チップ61をはんだ
バンプ62を介して基板63に接合して構成されたマル
チチップモジュール(MCM)である。
【0027】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に説明する。
言うまでもなく、本発明はこれらの例により限定される
ものではない。
【0028】LSI素子に対し、はんだバンプの電極と
して、表1に要約して示したように、膜厚1000Åの
Ti膜、膜厚1000Å又は2500ÅのNi膜、膜厚
1000〜3000ÅのPd膜、膜厚0Å、200Å、
1000Å、2000Å、5000Å又は10000Å
のCr膜、膜厚1000〜3000ÅのPd膜、膜厚1
000Å又は2500ÅのNi膜、及び膜厚1000オ
ングストロームのAu膜を、順次蒸着法あるいはスパッ
タ法により形成して、試料番号1〜12の半導体チップ
を製作した。同様に、LSI素子に対し、やはり表1に
要約して示したように、膜厚1000ÅのTi膜、膜厚
5000Å又は10000ÅのNi膜、膜厚1000〜
3000ÅのPd膜、及び膜厚1000オングストロー
ムのAu膜を、順次蒸着法あるいはスパッタ法により形
成して、試料番号13〜16の半導体チップを製作し
た。
【0029】各半導体チップに被着したAu層の上に、
はんだ材料として表1に示した組成のスズ系はんだ合金
を使用して、DP(ディンプルプレート)法、めっき法
又ははんだボールによってはんだバンプを形成し、フラ
ックスを塗布した後、これらの半導体チップをコンベア
炉中で窒化アルミニウム基板へフリップチップ接合によ
り接合させた。はんだバンプ径は70〜100μmであ
り、バンプ間のピッチは150〜210μmであり、バ
ンプ数は500〜2500個であった。
【0030】はんだ付け完了後、炉から取り出した各試
料を観察したところ、1000ÅのNi膜を二つ備えた
いずれの試料(試料1〜6)でも バンプ欠けが数十個
見られ、Ni膜が認められなくなっていた(比較例)。
また、2500ÅのNi膜を二つ備え、Crの膜厚が0
Å又は200Åの試料7、8では、バンプ欠けは認めら
れなかったが、接合強度が弱く、はんだ付けしてから冷
却後あるいは数サイクルの温度サイクル試験で接合が破
壊される現象がみられた(比較例)。これらに対して、
2500ÅのNi膜を二つ備え、Crの膜厚が1000
Å、2000Å又は5000Åである、本発明の実施例
に相当する試料9〜11においては、バンプ欠けは認め
られず、且つ0.3μm以上のNiが残存していて接合
強度も十分であった。その一方、膜厚2500ÅのNi
膜を二つ備え、Crの膜厚が10000Åの試料12で
はバンプ欠けが観測された(比較例)。
【0031】また、Cr膜を用いず、膜厚5000Å又
は10000Åの単一のNi膜の上に膜厚1000〜3
000ÅのPd膜を設けた、本発明の実施例に相当する
試料13〜16にあっては、バンプ欠けは全く観測され
ず、接合強度も十分であった。
【0032】次に、表1に示したはんだ材料を用い、同
じく表1に示した膜構成の下地電極を形成した半導体チ
ップ(試料17〜19)を先の例におけるのと同様のや
り方で窒化アルミニウム基板にフリップチップ接合し、
やはり先に説明したとおりに熱処理後、その接合具合を
観測した。Ni膜が5000ÅであるがCr膜もPd膜
もない試料17でも、Ni膜の合計の膜厚が5000Å
であり且つCr膜を備えた試料18でも、バンブ欠けが
観測された(比較例)。一方、試料19は鉛を主成分と
したはんだ合金を使用した比較例であって、この場合バ
ンプ欠けは認められなかったが、はんだ合金に多量の鉛
(Pb)が含まれているため、先に説明したようにソフ
トエラーを発生させる危惧がある。
【0033】
【表1】
【0034】本発明は、ここで実例を挙げて説明したC
MOS素子のフリップチップ接合のみならず、Snを主
成分としたはんだでその他のBGA、QFP等を接合し
て製作された半導体装置にあっても同様に良好な接合特
性をもたらす。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鉛成分をなくす要請に対応したSn系はんだ合金でフリ
ップチップ接合あるいは他の接合方式により半導体チッ
プやBGA、QFP等を基板に接合した、バンプ欠け、
はんだ付け不良といった障害のない良好なはんだ接合部
を備えた半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を説明する図である。
【図2】もう一つの従来技術を説明する図である。
【図3】本発明の半導体装置で用いられるはんだ接合の
一例を説明する図である。
【図4】本発明の半導体装置で用いられるはんだ接合の
もう一つの例を説明する図である。
【図5】本発明の半導体装置の一例を説明する図であ
る。
【図6】本発明の半導体装置のもう一つの例を説明する
図である。
【符号の説明】
1、11…半導体チップ 2、12…はんだバンプ 3、13…Ti膜 4、14、14’…Ni膜 15…Cr膜 6、16…Au膜 31、41…半導体チップ 32、42…Al配線層 33、43…Ti膜 34、38、44…Ni膜 35、37、45…Pd膜 36…Cr膜 39、49…はんだバンプ 51、61…半導体チップ 52、62…はんだバンプ 55、63…基板 56…薄膜配線層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップあるいは半導体パッケージ
    と基板とをはんだバンプで直接結合して構成された半導
    体装置であって、当該半導体チップあるいは半導体パッ
    ケージ上に形成したはんだバンプの下地電極がTi、N
    i、Cr及びPdを含む層で構成されていることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記下地電極が前記半導体チップ又は半
    導体パッケージ側から順に、Ti、Ni、Pd、Cr、
    Pd、Niの膜構成を有する、請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記下地電極が前記半導体チップ又は半
    導体パッケージ側から順に、Ti、Ni、Cr、Pd、
    Niの膜構成を有する、請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記Crの膜厚が0.1〜0.5μmで
    ある、請求項1から3までのいずれか一つに記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 半導体チップあるいは半導体パッケージ
    と基板とをはんだバンプで直接結合して構成された半導
    体装置であって、当該半導体チップあるいは半導体パッ
    ケージ上に形成したはんだバンプの下地電極が、当該半
    導体チップ又は半導体パッケージ側から順に、Ti、N
    i及びPdの膜構成を有することを特徴とする半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記下地電極におけるNi膜の厚みが少
    なくとも0.1μmである、請求項1から5までのいず
    れか一つに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記下地電極におけるNi膜の厚みが少
    なくとも0.3μmである、請求項6記載の半導体装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151538A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Nippon Steel Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2002289633A (ja) * 2001-01-18 2002-10-04 Ibiden Co Ltd 半導体チップおよびその製造方法

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JP2002289633A (ja) * 2001-01-18 2002-10-04 Ibiden Co Ltd 半導体チップおよびその製造方法

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