JPH10260851A - クライアントサーバシステムならびに同システムにおけるサーバの割り付け方法、及び同システムにおけるサーバ負荷の制御方法 - Google Patents

クライアントサーバシステムならびに同システムにおけるサーバの割り付け方法、及び同システムにおけるサーバ負荷の制御方法

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JPH10260851A
JPH10260851A JP9068296A JP6829697A JPH10260851A JP H10260851 A JPH10260851 A JP H10260851A JP 9068296 A JP9068296 A JP 9068296A JP 6829697 A JP6829697 A JP 6829697A JP H10260851 A JPH10260851 A JP H10260851A
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則清 工藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、あらかじめサーバを生成した状態
で、かつ、サービスの初期化が完了した状態で常駐させ
ておくことにより、少数クライアントからの散発的なサ
ービス要求と複数クライアントからの集中的サービス要
求に対しても、安定した性能でのサービスを提供するク
ライアントサーバシステムならびに同システムにおける
サーバの割り付け方法、サーバ負荷の制御方法を提供な
らびに構築することを主な特徴とする。 【解決手段】 サーバ管理機構21はサーバ起動制御情
報ファイル22に記述されたサーバが提供するサービス
とそれを実現するためのサーバを起動するパスを参照し
て事前に該当サーバを立ち上げ常駐状態に設定する、ま
た、サーバ起動制御情報ファイルに記述された監視時間
間隔で各サービス用に常駐しているサーバ数と実使用中
のサーバ数を認識し、同じく記述されている起動中サー
バ数と常駐サーバ数との比率に合わせ、常駐サーバの数
を動的に増減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントサー
バシステム、ならびに同システムにおけるサーバの割り
付け方法、及び同システムにおけるサーバ負荷の制御方
法に関する。
【0002】
【従来技術の説明】クライアントサーバシステムにおい
ては、ユーザとのインタフェース及びアプリケーション
ロジックを持つクライアントシステムから、データベー
スアクセス等特定の機能を持つサーバをアクセスし、そ
のサーバで、もしくはネットワークを介した他の異なる
コンピュータ上で処理し、クライアントの要求に応える
ことにより、ネットワーク接続されたコンピュータ間で
連携してシステムを実現する。
【0003】サーバでのサービスの提供形態としては、
コネクション型とコネクションレス型と呼ばれるふたつ
の形態がある。前者は、クライアントとサーバ間でのサ
ービスの提供、授受は、セッションと呼ばれる論理的な
つながりを確立した後その両者間でのみ行われる。後者
は、サービスのたびにクライアントとサーバの関係が確
立され、そのサービス要求を処理した後に削除される一
過性のものである。
【0004】上記いずれの形態にせよ、サーバは複数の
クライアントからのサービス要求を同時に処理するた
め、通常はクライアントからのサービス要求に応じて、
それぞれのクライアントが必要とするサービスを提供す
るサーバを動的に生成しサービスを提供する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクライ
アントサーバシステムでは、複数クライアントからの同
時サービス要求時、対応する複数サーバ生成のために時
間を要し、目的とするサービス提供まで不要な時間を費
やし、システムのスループットに悪影響を与えていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、あらかじめサーバを生成した状態で、かつ、サー
ビスの初期化が完了した状態で常駐させておくことによ
り、少数クライアントからの散発的なサービス要求と複
数クライアントからの集中的サービス要求に対しても、
安定した性能でのサービスを提供するクライアントサー
バシステムならびに同システムにおけるサーバ負荷の制
御方法を提供することを目的とする。また、定期的にサ
ーバに対する要求数を認識し、常駐サーバ数を自動的に
増減させることのできるクライアントサーバシステムな
らびに同システムにおけるサーバ負荷の制御方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のクライアントサ
ーバシステムは、ユーザインタフェースとアプリケーシ
ョンロジックを有し、必要に応じてサーバシステムに対
しサービス要求の発行を行うクライアントシステムと、
サービス要求を受付け、サーバ起動制御情報ファイルを
参照することにより要求サービスを実現するためのサー
バを動的に割り付けるサーバ管理機構、サーバによって
具現化されるサービスと起動するサーバに対する戦略が
あらかじめ設定されるサーバ起動制御情報ファイルから
成るサーバシステムとで構成されることを特徴とする。
本発明は、また、同システムにおいて、サーバ管理機構
はサーバ起動制御情報ファイルに記述されたサーバが提
供するサービスとそれを実現するためのサーバを起動す
るパスを参照して事前に該当サーバを立ち上げ、常駐状
態に設定することを特徴とする。更に、同システムにお
いて、サーバ管理機構は、サーバ起動制御情報ファイル
に記述された監視時間間隔で各サービス用に常駐してい
るサーバ数と実使用中のサーバ数を認識し、同じく記述
されている起動中サーバ数と常駐サーバ数との比率に合
わせ、常駐サーバの数を動的に増減させることも特徴と
する。
【0008】このことにより、あらかじめサーバを生成
した状態で、かつ、サービスの初期化が完了した状態で
常駐させておくことで、少数クライアントからの散発的
なサービス要求と複数クライアントからの集中的サービ
ス要求に対しても、安定した性能でのサービスを提供で
き、かつ、定期的にサーバに対する要求数を認識し、常
駐サーバ数を自動的に増減させることができる。
【0009】
【発明の実施の態様】図1は本発明の実施例を示すブロ
ック図である。図において、1はクライアント、2はサ
ーバシステムである。クライアント1はユーザインタフ
ェースやアプリケーションロジックを有する部分であ
り、必要に応じてサーバ2が有するサービスを要求す
る。サーバシステム2はサーバ管理機構21、環境設定
ファイル22、複数のサーバプロセス23-1〜23-n、
そしてサービス24-1〜24-nから成る。
【0010】サーバ管理機構21は、クライアント1か
らのサービス要求を一時的に受け付け、目的とするサー
ビスを有するサーバプロセス23にその要求を割り振
る。サーバプロセス23はクライアント1が必要とする
サービスを実現するためのプログラムである。サーバプ
ロセスはマルチスレッド化され、1または複数のサービ
ス24-1〜24-nを実現する能力を持つ。サービス24
-1〜24-nは、クライアントが要求する処理もしくはデ
ータであり、サーバ23-1〜23-nによって具現化され
るものである。環境設定ファイル22にはサーバ起動制
御情報が記述され、パラメータとして、サービスとそれ
を実現するサーバ名との関係と起動したサーバとサービ
スとの関連づけや、起動するサーバに対する戦略情報が
格納される。戦略情報として、事前に起動するサーバ
数、サーバ数を監視する間隔、動的に増減させるサーバ
数、稼働中サーバ数と常駐サーバ数との比率に関する情
報である。
【0011】上述した構成において、あらかじめクライ
アント1は、サーバ管理機構21を介してサーバ起動制
御ファイル22に対し、サーバが提供するサービス名と
それを実現するためのサーバを起動するためのパス名を
記述する。そして、サーバ23に対し、事前に起動する
サーバ数、サーバ数を監視する間隔、稼働中サーバ数と
常駐サーバ数との比率から成る、サーバ起動に対する戦
略情報を設定する。
【0012】上述した環境の下、まず、サーバ管理機構
21を起動する。サーバ管理機構21は、環境設定ファ
イル22に記述された情報に従って、事前にサーバ23
-1を立ち上げ、常駐状態とする。立ちあげられたサーバ
23-1は各サービスと関連づけられる。次にクライアン
ト1は、自分が必要とするサービス24-1をサーバ管理
機構21に対して発行する。サーバ管理機構21は要求
されたサービスを認識し、あらかじめ起動されたサーバ
23-1に接続をスイッチする。これによりクライアント
1はサーバ生成を伴うことなく所望のサービスを受ける
ことができる。
【0013】クライアント1からのサービス要求処理が
完了した後、それを実現したサーバ23-1は、再びサー
ビス24-nと関連づけられ常駐状態に戻る。サーバ管理
機構21は、クライアント1からのサービス要求とは無
関係に環境設定ファイル22中に記述された監視時間間
隔で、各サービス用に常駐されるサーバ数と実際にしよ
う中のサーバ数を認識し、同じくサーバ起動制御情報フ
ァイル22に記述された比率(稼働中サーバ数と常駐サ
ーバ数との比率)に合わせて常駐サーバ数を増減する。
このことにより、クライアント1からサービス要求が集
中している時でも、動的に事前に常駐サーバが用意さ
れ、クライアントからの要求発生時にサーバを生成する
必要がなくなる。一方、一時的なピーク時の対応のため
に生成され常駐されたサーバも同制御により一定数に減
少する。
【0014】図2を使用して本発明実施例の具体例を説
明する。図2は本発明を文献検索システムに用いた場合
を示し、クライアントサーバシステムにより実現する場
合を例示している。図中、クライアント10、20、3
0はネットワーク回線40を介して文献サーバ50に接
続されている。クライアント10(20,30)は、文
献クライアントを含むアプリケーションロジック101
の他、クライアントサーバシステムを実現する既成の通
信ミドルウェァアであるDCE/RPC(Distributed
Computing Enviroment/Remoto Procedure Control)1
02を含む。文献サーバ50は、データベース501と
して、リレーショナルデータベースを有し、かつ、本発
明の特徴である文献デーモン502、文献サーバ本体5
03、そして上述した通信ミドルウェァ504から成
る。
【0015】クライアント10からの接続要求(文献検
索SQL文の実行)に対するサーバプロセス503の割
り当てはデーモン502が行う。サーバプロセス503
は、クライアントアプリケーションからの接続要求に対
して1対1の関係で動作しているため、多数のクライア
ントから要求が到来した場合には、接続要求と同数のサ
ーバプロセスが起動されることになり、本発明によるマ
ルチスレッド化は、1つのサーバプロセスに対して複数
クライアントからの検索要求処理を可能とし、起動サー
バプロセスの数を低減してメモリ使用量を減らすことが
目的である。
【0016】サーバプロセスの管理は、サーバ起動制御
情報が格納される環境設定ファイルならびに管理表によ
り行う。サーバプロセスの管理は、2つのリストにより
行う。一つは活性状態プロセス管理リストであり、他の
一つは待機状態プロセス管理リストである。リストには
サーバプロセスのエンドポイント、PID、接続中クラ
イアントのIPアドレス、接続要求を受け付けた時間な
らびに文ハンドル管理領域のポインタ情報等が保持され
る。
【0017】サーバプロセスの管理を外部からの指定に
より行うため、環境設定ファイルを使用する。環境設定
ファイルはデーモンプロセス502と同じディレクトリ
に作成する。設定するパラメータは、キーワードと、
“=”及び“=”とデータの間に1以上の区切り文字
(スペース及びタブ)を指定する。パラメータとして以
下に列挙するデータ(1)〜(8)を使用する。
【0018】(1)最小プロセス数 常駐する最小サーバプロセス数を指定する。データモン
プロセス502起動時にこの数のサーバプロセスを起動
して待機状態とする。
【0019】(2)最大プロセス数 デーモンプロセス502の管理下にあるサーバプロセス
の最大数。データモンプロセス502は、この数を越え
るサーバプロセスの起動を行わない。この数を越える接
続要求はエラーとする。
【0020】(3)プロセス数増減負荷率 活性プロセス数/総プロセス数を%指定する。活性プロ
セス数/総プロセス数がこの値を越える場合は、デーモ
ン502がサーバプロセス503を起動し、新たな待機
状態のプロセスを作成する。逆に活性プロセス数/総プ
ロセス数がこの値以下の場合は、待機状態にあるプロセ
スを終了し、活性プロセス数/総プロセス数がこの値を
越えるようにする。
【0021】(4)管理周期 負荷率の管理周期を秒単位で指定する。デーモンプロセ
ス502は、ほぼこの間隔でプロセス負荷の状態を管理
し、待機状態プロセスの増減を制御する。
【0022】(5)データベース名 接続するデータベース、本発明実施例ではリレーショナ
ルデータベース501を指定する。
【0023】(6)ユーザ名/パスワード名 リレーショナルデータベース7へ接続するためのユーザ
名/パスワード名を指定する。
【0024】(7)通信プロトコル デーモンプロセス502がサポートする通信プロトコ
ル、本発明実施例ではTCPを指定する。
【0025】(8)サーバプロセス名 DBStageデーモンプロセス502が起動するプロ
グラム名を指定する。
【0026】一方、サーバプロセスの管理は、2つのリ
スト(管理表)により行う。一つは活性状態プロセス管
理リストであり、他の一つは待機状態プロセス管理リス
トである。リストにはサーバプロセスのエンドポイン
ト、PID、接続中クライアントのIPアドレス、接続
要求を受け付けた時間ならびに文ハンドル管理領域のポ
インタ情報が保持される。管理のための情報として、上
述した環境設定ファイルの(1)〜(6)の他、以下に
列挙する(7)〜(12)がある。
【0027】(7)総プロセス数 現在起動中のサーバプロセス数(活性状態プロセス数+
待機状態プロセス数) (8)活性状態プロセス数 (9)待機状態プロセス数 (10)活性状態プロセス管理リストへのポインタ (11)待機状態プロセス管理リストへのポインタ (12)コネクト制御フラグ 負荷モニタプログラムから“STOP”メッセージを受
け取ったとき“1”を設定する。“GO”のメッセージ
を受け取ったとき“0”を設定する。
【0028】上記のようにして環境設定ファイル、なら
びに管理表が構築され、デーモン502は、待機状態の
プロセスを制御して接続性能を安定させる。即ち、サー
バの負荷管理を行うものであり、サーバプロセスの起動
は、データモンプロセス502の起動時またはクライア
ントからの接続要求があったとき。環境設定ファイルに
記述されたサーバプロセス数、待機プロセス数等の情報
を参照しながら起動処理を行う。また、負荷管理のため
のパラメータをアプリケーションから動的に変更するこ
とにより行うこともできる。また、デーモンプロセス外
からのイベントを受け取るためにメッセージを使用す
る。メッセージの受け取り処理は後述するスレッド
(2)または(3)により行われる。使用するメッセー
ジを以下に列挙する。
【0029】(1)Disconnect受信メッセー
ジ(スレッド2) デーモンプロセスは、活性状態プロセス管理リストから
対応するリストを検索し、待機状態プロセス管理リスト
につなぐ。
【0030】(2)サーバプロセス異常終了メッセージ
(スレッド2にて処理を行う) デーモンプロセスは、活性状態プロセス管理リストから
対応するリストを検索し、削除する。
【0031】(3)活性状態プロセス一覧要求メッセー
ジ(スレッド2にて処理を行う) デーモンプロセスは、活性状態プロセス管理リスト下の
全リストの内容をファイル出力する。
【0032】(4)サーバプロセス強制終了メッセージ
(スレッド2にて処理を行う) デーモンプロセスは、活性状態プロセス管理リストから
対応するリストを検索し削除する。データベースへの切
断処理も行いプロセスを終了させる。
【0033】(5)環境設定ファイル変更メッセージ
(スレッド3にて処理を行う) デーモンプロセスは、環境ファィルの内容を反映する。
サーバプロセスの増加/減少処理も行う。
【0034】(6)コネクト開始メッセージ(スレッド
3にて処理を行う) デーモンプロセスは、コネクト制御フラグに“0”を設
定する。
【0035】(7)コネクト停止メッセージ(スレッド
3にて処理を行う) デーモンプロセスは、コネクト制御フラグに“1”を設
定する。
【0036】図3〜図8は上述した具体例の動作を説明
するために引用したフローチャートである。図3はデー
モンのメイン処理を示したものであり、環境設定ファイ
ル22の読み込みから始まって待機状態のサーバプロセ
スの終了に至る一連の流れが示されている。環境設定フ
ァイル22の内容に従い最小数分のサーバプロセスを起
動した後、プロセス負荷の状態を管理するスレッド、サ
ーバプロセスからの通知を管理するスレッド、負荷モニ
タプログラムからの通知を管理するスレッドを生成する
が、それぞれ図4、図5、図6、図7、図8にサーバプ
ロセスの起動処理、スレッド生成(1)(2)(3)、
クライアントからのイベント処理としてその流れが示さ
れている。
【0037】図4には、サーバプロセスの起動処理が示
されている。まず、データソース名、ユーザ名、パスワ
ード、通信プロトコルを設定し、サーバプロセスを起動
する。
【0038】そしてサーバプロセス起動の完了を待ち、
サーバプロセスのPID、エントリポイント、クライア
ントのIPアドレス他、管理表に対する登録を行う。図
5にはプロセス負荷の状態管理が示されている。即ち、
ここでは、現在の負荷率と環境設定ファイル中パラメー
タ記述された内容とにより処理を切り替える。図中、n
は環境設定ファィルに指定された値を示す。図6はサー
バプロセスからの通知処理を示すものであり、サーバプ
ロセスから受け取ったPIDをキーに管理表から検索
し、管理表の変更処理を行う。図7は負荷モニタプログ
ラムからの通知処理を示すものであり、負荷モニタプロ
グラムからは、環境設定ファイル変更メッセージ、コネ
クト開始メッセージ、コネクト停止メッセージが送られ
る。使用するメッセージキーは、サーバプロセス異常終
了メッセージを使用する。このとき、データモンプロセ
ス502は、活性状態プロセス管理リストから対応する
リストを検索し削除する。図8は、クライアントからの
イベント処理を示す。まず、デーモンプロセスにより設
定されるコネクト制御フラグをチェックしてコネクト禁
止中であるか否か認識し、禁止中であるときエラーを返
却してイベント待ち、更に、待機状態にあるかチェク
し、最大プロセス数を越えたときにエラーを返却しイベ
ント待ちとする。否の場合、待機状態プロセスのエンド
ポイントを取り出し、プロセスの状態を活性前状態に変
更し、クライアントからのイベント待ちとなる。
【0039】以上説明のように本発明は、あらかじめサ
ーバを生成した状態で、かつ、サービスの初期化が完了
した状態で常駐させておくことで、少数クライアントか
らの散発的なサービス要求と複数クライアントからの集
中的サービス要求に対しても、安定した性能でのサービ
スを提供でき、かつ、定期的にサーバに対する要求数を
認識し、常駐サーバ数を自動的に増減させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、従来からあ
るサーバ管理機構に、サーバ起動制御情報の記述に従
い、サーバの割り付け、もしくはサーバの負荷状態を監
視させる機構を付加したものであり、このことにより以
下に列挙する効果が得られる。
【0041】(1)サービスを実現するためサーバの起
動がなくなり、サービスの実行時間が短縮される。
【0042】(2)サービス自体の初期化処理がサーバ
を事前に起動した時点で処理可能なため、要求を受け付
けたときには、サービスの本処理のみの実行で済み、サ
ービスの実行時間が短縮される。
【0043】(3)サーバの常駐度が負荷状態に合わせ
て動的に変更されるため、一定した性能でのサービス提
供が可能となる。
【0044】(4)サーバの常駐度が負荷状況に合わせ
て動的に変更されるため、システムリソースを必要に応
じて確保もしくは解放できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明実施例の具体例を示す図。
【図3】具体例の動作を示すために引用したフローチャ
ート。
【図4】具体例の動作を示すために引用したフローチャ
ート。
【図5】具体例の動作を示すために引用したフローチャ
ート。
【図6】具体例の動作を示すために引用したフローチャ
ート。
【図7】具体例の動作を示すために引用したフローチャ
ート。
【図8】具体例の動作を示すために引用したフローチャ
ート。
【符号の説明】 1(10,20,30)…クライアント、2(50)…
サーバシステム、21…サーバ管理機構、22…サーバ
起動制御情報ファイル(環境設定ファイル)、23-1〜
23-n…サーバ、24-1〜24-n…サービス、40…ネ
ットワーク回線、101(201,301)…クライア
ントプログラム、102(202,302,504)…
通信ミドルウェア(DCE/RPC)、501…RDB
(リレーショナルデータベース)、502…デーモン、
503…サーバ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバシステムに対しサービス要求の発
    行を行うクライアントシステムと、サービス要求を受付
    け、サーバ起動制御情報ファイルを参照することにより
    要求サービスを実現するためのサーバを動的に割り付け
    るサーバ管理機構、サーバによって具現化されるサービ
    スと起動するサーバに対する戦略があらかじめ設定され
    るサーバ起動制御情報ファイルから成るサーバシステム
    とで構成されることを特徴とするクライアントサーバシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 サーバ起動制御情報ファイルに対し、サ
    ーバが提供するサービス名とそれを実現するためのサー
    バを起動するパス名を記述することにより、サーバ管理
    機構は、サーバ起動制御情報ファイルに記述された内容
    に従い事前にサーバを立ち上げ常駐状態に設定すること
    を特徴とする請求項1記載のクライアントサーバシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 サーバ起動制御情報ファイルに対しサー
    バ起動に対する戦略を記述することにより、サーバ管理
    機構は、サーバ起動制御情報ファイルに記述された内容
    に従い常駐サーバの数を動的に増減させることを特徴と
    する請求項1記載のクライアントサーバシステム。
  4. 【請求項4】 サーバ起動に対する戦略として、事前に
    起動するサーバ数、サーバ数を監視する間隔、起動中サ
    ーバ数と常駐サーバ数との比率のうち、少なくとも1個
    を記述することを特徴とする請求項3記載のクライアン
    トサーバシステム。
  5. 【請求項5】 クライアントサーバシステムにおいて、
    サーバシステムは、サーバ管理機構とサーバ起動制御情
    報ファイルから成り、サーバ管理機構はサーバ起動制御
    情報ファイルに記述されたサーバが提供するサービスと
    それを実現するためのサーバを起動するパスを参照して
    事前に該当サーバを立ち上げ、常駐状態に設定すること
    を特徴とするサーバ割り当て方法。
  6. 【請求項6】 クライアントサーバシステムにおいて、
    サーバシステムは、サーバ管理機構とサーバ起動制御情
    報ファイルから成り、サーバ管理機構は、サーバ起動制
    御情報ファイルに記述された監視時間間隔で各サービス
    用に常駐しているサーバ数と実使用中のサーバ数を認識
    し、同じく記述されている起動中サーバ数と常駐サーバ
    数との比率に合わせ、常駐サーバの数を動的に増減させ
    ることを特徴とするサーバ負荷の制御方法。
JP9068296A 1997-03-21 1997-03-21 クライアントサーバシステムならびに同システムにおけるサーバの割り付け方法、及び同システムにおけるサーバ負荷の制御方法 Pending JPH10260851A (ja)

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