JPH10260227A - ワークの処理装置 - Google Patents

ワークの処理装置

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JPH10260227A
JPH10260227A JP9068072A JP6807297A JPH10260227A JP H10260227 A JPH10260227 A JP H10260227A JP 9068072 A JP9068072 A JP 9068072A JP 6807297 A JP6807297 A JP 6807297A JP H10260227 A JPH10260227 A JP H10260227A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 間歇動作で順次ワークを搬送しつつ種々の処
理を行なう処理装置で停止時間より長い処理時間を要す
る検査工程を処理能力を下げないで組み込む。 【解決手段】 一定間隔で配置した保持手段2にワーク
Sを保持して間歇的に回転動作で搬送し、停止ポジショ
ンで処理を施す処理装置において、停止ポジションP
4,P6それぞれに停止時間より長い処理の時間を要す
る検査手段5を配し、その間をダミーのポジションP5
とし、保持手段は検査ポジションにワークSを運ぶ供給
用吸着ノズルと検査ポジションからワークを取り出す搬
出用吸着ノズルとの対でなり、供給用吸着ノズルにワー
クを保持して順次搬送し検査ポジションの場所をずらし
て検査手段5aまたは5bに引渡し、ワークを置いたノ
ズル対の次の段の搬出用吸着ノズルが拾うようにして、
ワーク供給のタイミングをずらし検査手段のテスター部
分は両検査ポジションに共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばターンテー
ブルやコンベアのような間歇動作でワークを順次搬送し
て各停止ポジションで所定の処理をワークに施す装置に
関し、特にその搬送速度を高め、時間当たりの処理数を
高めた処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の処理を行なう装置を例に従
来の処理装置を説明する。例えばターンテーブルの外周
に等間隔に複数のチャックを設けそれに半導体素子を保
持させて、間歇的に所定角度回転して順次搬送する搬送
機構の各停止ポジションに処理の為の手段を配置する。
【0003】例えば、ワーク受け取りポジションではリ
ードフレーム上に複数個一括製造された半導体素子が個
別に分割されて順次1個づつ供給されチャックが保持し
てターンテーブルが所定角度づつ回転してリードフォー
ミングポジションでリードが折り曲げ整形され、検査ポ
ジションで電気的特性が検査され、不良取出しポジショ
ンでは不良品がチャックから解放されて所定の容器に落
下し、マーキングポジションでは品名等の捺印が施さ
れ、ワーク渡しポジションでは半導体素子をテーピング
装置の搬送機構に引き渡す。これらの処理は各停止ポジ
ションでターンテーブルが停止している間にチャックに
保持したままで、あるいは処理手段に一旦引き渡してお
こなう。従って、単位時間当たりの処理数量は回転移動
の時間と最も処理に時間を要する工程の処理時間との和
で決定する。
【0004】そこで、時間当たりの処理数量を多くする
ためには、ターンテーブルの回転移動の速度を極力速く
すると共に例えばリード整形処理のように複数の工程に
分割して個々の工程の処理時間を短くすることが行なわ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分割出
来ない処理や、分割してもあまり処理時間が短くならな
い処理が装置のインデックスを決定している場合はさら
に高速化することは困難であった。そこで、この発明は
間歇動作で順次ワークを搬送しつつ処理を行なう処理装
置であっても、処理の時間は短縮することなく、単位時
間当たりの処理数を多くすることが可能な処理装置を提
供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は停止時間より長く必要とする処理の時
間を確保するために搬送機構の進行方向に一定間隔で配
置したワーク保持手段からその処理手段にワークを引き
渡してその保持手段は先へ進むようにする。そして、後
続するワークを処理するためにその処理ポジションを複
数設けて、順次場所をずらしてワークを供給する。搬送
機構のワーク保持手段は対でなり、1方が処理ポジショ
ンにワークを運ぶ供給用保持手段で他方が処理ポジショ
ンからワークを取り出す搬出用保持手段として機能し、
ワークを置いた供給用保持手段から所定数後段の搬出用
保持手段が拾うようにする。そうすれば、各ワークに必
要な処理時間が確保され、高速で動く搬送機構の搬出用
保持手段には途切れることなく、処理済みのワークが保
持されて搬送される。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の処理装置おける搬送機
構はコンベアやターンテーブル等間歇動作で搬送するも
のが使用できる。ワークは半導体素子のような電子部品
をはじめ種々のものに適用できる。ワークを保持して搬
送する保持手段は真空吸着するノズルであっても良い
し、機械的なチャックでも良い。あるいは単に位置と姿
勢をきめてワークを置くだけのものでも良い。ワークの
種類やそれに施す処理に応じて適当なものとすれば良
い。そして搬送機構は保持手段を搬送方向に垂直な方向
に2個備え、この様な保持手段の対を搬送方向に一定間
隔で無端に備える。この間隔で間歇的にワークを搬送す
る。
【0008】ワークの停止位置にはワークに対して施す
種々の処理の為の処理手段が配置される。処理は加工、
検査、捺印さらには単なる姿勢の変更やこの搬送機構へ
のワークの供給やこの搬送機構からワークを取り出すこ
と、別の装置へのワーク受け渡し等であっても良い。こ
れらの処理は基本的には搬送機構が停止している時間帯
で処理を完了し、その処理が最後の処理でなければその
ポジションへワークを搬送した保持手段が処理済みのワ
ークを保持して次のポジションに搬送する。処理手段は
搬送機構の保持手段がワークを保持して停止している状
況で処理を施すものであって良いが、一旦ワークを受け
取って処理後に保持機構に返すものでも良い。
【0009】このような処理装置では処理に要する時間
が最も長いところが装置の処理速度を決定するので、そ
の処理が分割してそれぞれが短時間で処理出来れば高速
化可能であるが、分割できないか、分割してもさして処
理時間が短くならない処理に対して本発明を適用するも
のである。処理時間の長い処理については処理ポジショ
ンを複数備える。そして、供給用保持手段が搬送してき
たワークは処理手段に引渡してワークなしに次のポジシ
ョンに移動させ、その移動により次のワークがやってく
るがそれは別の処理ポジションに置く、そして、処理の
終わったワークは、後続のワークを保持してやってきた
保持手段と対に設けられ、空でやってきた搬出用保持手
段に保持させて以後に流す。このようにすれば、処理時
間に応じた数の処理ポジションを備えて並列処理とする
ので、処理を終えたワークは搬出用保持手段にきれめな
く搬出され、みかけの処理時間を他の処理と合わせて高
速な搬送とすることができる。
【0010】このように対で設けた保持手段の双方を使
いわけるので保持手段か処理手段かのどちらかが搬送方
向に垂直な方向にシフト動作可能でなければならない。
ワークや保持手段が小型軽量であれば、保持手段を動か
せば良い。その際対の保持手段はそれぞれ、独立にシフ
ト動作しても良いし、間隔を変えずに共にシフトするよ
うにもできる。処理手段を動かす方が簡単であれば、処
理手段を動かせば良い。
【0011】
【実施例1】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1はそれを概念的に示す平面図である。この処理
装置は搬送機構として中心Cの周りに回転するターンテ
ーブル1を備える。ターンテーブル1の外周部分にはワ
ークの保持手段として真空吸着ノズルを回転の方線方向
に一定間隔で配置したノズル対2を等角度間隔で(この
場合8箇所)備えている。そしてこれに限定されるもの
ではないが本例の場合は外側を供給用ノズル3として使
用し、内側を搬出用ノズル4として使用する。このノズ
ル対2は供給用ノズル3と搬出用ノズル4の間隔だけタ
ーンテーブルの回転の方線方向にシフト動作が可能であ
る。本例の場合は例えば通常は外方に位置し、必要によ
り内方にシフトする。
【0012】ターンテーブル1はノズル対2の配置の角
度間隔に等しい角度毎に間歇回転動作する。従って本例
の場合はワークの停止ポジションが8箇所(P1〜P
8)できる。停止ポジションP1ではワーク(この場合
はリードフレームから個別にきり離された半導体素子)
が供給され、供給用ノズル2aが吸着保持する。停止ポ
ジションP2、停止ポジションP3にはそれぞれリード
を折り曲げ整形するリード整形機(図示せず)が整形工
事の前半と後半にわかれて配置され、それぞれの処理時
間がターンテーブル1の停止時間内におさまるようにし
ている。そしてそれらの配置はノズル対2が通常位置
(本例の場合は外側)での供給ノズル3の位置に対応す
る。
【0013】停止ポジションP3と停止ポジションP4
にはそれぞれ停止時間に比較して処理時間の長い処理手
段であるワーク(半導体素子、図示せず)の特性を検査
する検査装置5a,5bがノズル対2が内方にシフトし
た時の供給ノズル3の位置(シフトしない時の搬出ノズ
ル4の位置)に対応した位置に配置される。この場合は
検査装置5aと5bは同じ処理を行なうもので、処理に
要する時間がターンテーブル1の停止時間より長いので
その処理を2台で分担する。この場合機械的動作で比較
的時間のかかるワークのリードへの接続部分はそれぞれ
独立に備え、電子的な処理で比較的速いテスター部分は
共用として切り替え使用できることは当然である。ここ
ではワーク(図示せず)は検査装置5aまたは5bに引
き渡され供給用ノズル3は空で次に進み、後続の搬出用
ノズル4が拾ってゆく。
【0014】停止ポジションP6ではワーク(図示せ
ず)が不良品であれば搬出ノズル4が吸着を解放して不
良のワークを落下させ、良品であればそのまま保持して
次に進む。
【0015】停止ポジションP7,P8にはそれぞれ、
捺印装置(図示せず)、テーピング装置の搬送機構(図
示せず)が配置され、良品には捺印処理が施され、テー
ピング装置に引き渡される。
【0016】次に検査のポジションP4,P5を中心に
詳細な動作の説明を行なう。図2はノズル対2a,2b
・・・の動きとワークS1,S2・・・の動きを説明す
る図面であり、各ノズル対2a,2b・・・において、
図面上側の丸印は供給用ノズル3を示し、下側は搬出用
ノズル4を示す。また黒丸はワーク(半導体素子)S
1,S2・・・を吸着保持した状態で白丸は吸着してい
ない状態を示す。(A)は連続的に処理が行なわれてい
る状態でのターンテーブルが停止していて次に移動する
直前の一状態を示し、(B)はその次の停止後に移動開
始する直前の状態を示し、(C)はその次の移動開始直
前の状況をしめす。図2(A)においてポジションP3
ではワークS5がノズル対2dの供給用ノズルに吸着さ
れ、ポジションP4ではワークS4,S3がそれぞれノ
ズル対2cの供給用ノズル,搬出用ノズルに吸着され、
ポジションP5ではワークS2がノズル対2bの搬出用
ノズルに吸着され、ポジションP6ではワークS1がノ
ズル対2aの搬出用ノズルに吸着されて次に移動しよう
としている。なおポジションP4,P5におけるワーク
S3,S4はそれぞれ検査装置5a,5bにより検査が
終了したものである。
【0017】次にターンテーブルが移動してノズル対2
bがワークS2をポジションP6に移動しそこで所定の
処理が施される。、それと同時にノズル対2cがワーク
S3,S4をポジションP5に移動し、その際ノズル対
2cは内方にシフトし、ワークS4を検査装置5bに引
渡し検査が開始され、ワークS3は吸着が維持される。
それと同時にノズル対2dがワークS5をポジションP
4に移動し、その際ノズル対2dは内方にシフトし、ワ
ークS5を検査装置5aに引渡し検査が開始される。そ
れと同時にノズル対2eがワークS6をポジションP3
に移動し所定の処理が施される。そして、次に移動する
際には処理の終了したワークS2,S6および処理を行
なわなかったワークS3は吸着され、検査処理途中のワ
ークS4,S5は吸着しない。(図2(B)参照)
【0018】次にターンテーブルが移動してノズル対2
cが外方にシフトすると共に、ワークS3をポジション
P6に移動しそこで所定の処理が施される。それと同時
にノズル対2dはワークを持たずにポジションP5に移
動し、その際ノズル対2dは外方にシフトし、ワークS
4の位置に搬出用ノズルを位置させる。それと同時にノ
ズル対2eがワークSをポジションP4に移動し、その
際搬出用ノズルがワークS5の位置にくる。それと同時
にノズル対2fがワークS7をポジションP3に移動し
所定の処理が施される。そして、次に移動する際にはこ
の停止中に処理の終了したワークS3,S7および処理
を行なわなかったワークS6、前回の停止から今回の停
止にかけて処理の終わったワークS5,S4を全て吸着
移動する。従って移動直前の状態は図2(C)の状態で
ある。
【0019】図2(C)に示す状態は図2(A)に示す
状態と同じであり、この実施例の装置は図2(A)の状
態と図2(B)の状態を繰り返してポジションP6には
とぎれることなく検査済みのワークを搬出する。この実
施例によれば検査ポジションにワークを搬送したノズル
対2の次のノズル対2がワークを搬出するので2回の停
止時間と1回の移動時間が検査処理に当てられ1回の停
止時間では処理しきれない長い時間の検査が行なえる。
【0020】
【実施例2】次に他の実施例について説明する。図1、
図2に示す先の実施例は停止時間を越えて処理時間を必
要とする検査のポジションをP4とP5の隣り合う2箇
所としたがこの例は図3に示すように検査のポジション
をP4とP6とし、間に遊び(ダミー)のポジションP
5を設けたものである。なお、前後のポジションP3,
P7は停止時間内に処理できる通常の処理ポジションで
ある。
【0020】図3(A)は連続的に処理が行なわれてい
る状態でターンテーブルが停止していて次に移動する直
前の一状態を示し、(B)はその次の停止後に移動開始
する直前の状態を示し、(C)はその次の移動開始直前
の状況をしめす。図3(A)においてポジションP3で
はワークS5がノズル対2eの供給用ノズルに吸着さ
れ、ポジションP5では検査済みのワークS3,未検査
のワークS4がノズル対2cの搬出用ノズル、供給用ノ
ズルにそれぞれ吸着され、ポジションP6ではワークS
2がノズル対2bの搬出用ノズルに吸着され、ポジショ
ンP7ではワークS1がノズル対2aの搬出用ノズルに
吸着されて次に移動しようとしている。なおポジション
P6におけるワークS2は検査装置5bにより検査が終
了したものであり、ポジションP4ではワークS5が検
査装置5aにて検査途中でノズル対2dにはワークは吸
着されていない。
【0021】次にターンテーブルが移動してノズル対2
bがワークS2をポジションP7に移動しそこで所定の
処理が施される。それと同時にノズル対2cがワークS
3,S4をポジションP6に移動し、その際ノズル対2
cは内方にシフトし、ワークS4を検査装置5bに引渡
し検査が開始され、ワークS3は吸着が維持される。そ
れと同時にノズル対2dはワークを持たずにポジション
P4に移動し、その際ノズル対2dは外方にシフトす
る。それと同時にノズル対2eがワークS6をポジショ
ンP4に移動し吸着を維持する。そしてワークS5はま
だ検査装置S5aに保持され検査処理がおこなわれてい
る。それと同時にノズル対2fがワークS7をポジショ
ンP3に搬送し所定の処理が施される。そして、次に移
動する際には処理の終了したワークS2,S5,S7お
よび処理を行なわなかったワークS3,S6は吸着さ
れ、検査処理途中のワークS4は吸着しない。(図3
(B)参照)
【0022】次にターンテーブルが移動してノズル対2
cがワークS3をポジションP7に移動すると共に外方
にシフトしそこで所定の処理が施される。それと同時に
空のノズル対2dがポジションP6に移動し搬出用ノズ
ルが検査装置5bに対向する。その間検査装置5bはワ
ークS4を保持し検査処理を行なっている。それと同時
にノズル対2eが検査済みのワークS5と未検査のワー
クS6をポジションP5に移動する。それと同時にノズ
ル対2fがワークS7をポジションP4に移動する。そ
の際内方にシフトしてワークS7を検査装置S5aに引
渡し検査処理が開始される。それと同時にノズル対2g
がワークSをポジションP3に搬送し所定の処理が施さ
れる。そして、次に移動する際には処理の終了したワー
クS3,S4,S8および処理を行なわなかったワーク
S5,S6は吸着され、検査処理途中のワークS7は吸
着しない。(図3(C)参照)
【0023】図3(C)に示す状態は図3(A)に示す
状態と同じであり、この実施例の装置は図3(A)の状
態と図3(B)の状態を繰り返してポジションP6には
とぎれることなく検査済みのワークを搬出する。この実
施例によれば検査ポジションにワークを供給したノズル
対の次のノズル対がワークを搬出するので2回の停止時
間と1回の移動時間が検査処理に当てられ1回の停止時
間では処理しきれない長い時間の検査が行なえる。
【0023】この実施例においては第1の検査装置5a
と第2の検査装置5bとでワークが供給されるタイミン
グがずれているのでテスターを共用することが容易とな
る。
【0024】
【実施例3】この実施例は処理に要する時間が長く3回
の停止時間を当てる為に3箇所処理のポジションを設け
たものである。図4はその動作を説明するための表であ
る。表において、P1は直前に設けられた通常の(搬送
装置が停止中に処理が終わる様な)処理ポジション、P
2,P3,P4は長い処理時間を要する処理ポジショ
ン、P5は直後に設けられた通常の処理ポジションであ
る。a,b,c,・・・はそのポジションのノズル対を
示す。丸印はそのポジションで長い時間を要する処理前
のワークを供給ノズルが吸着保持していることを示す。
三角印はワークが処理手段に引き渡されて処理中である
ことを示す。四角印は処理済みのワークを搬出用ノズル
が吸着保持していることを示す。各印中の数字はワーク
の供給順番を示す。なお、表は停止時間が終わり移動を
始める直前の状態を示し、ステップ1は連続的に処理が
行なわれる一状態を示し、以後順次の停止時の状態を示
す。この実施例においても当然ノズル対(又は処理装
置)がシフト動作するものであるがその動作説明を略
す。
【0025】ステップ1においてポジションP1ではそ
こでの処理をおえたワークが供給用ノズルに吸着され、
ポジションP2ではワークが処理手段にて処理中であ
り、ノズル対はワークを保持していない。ポジションP
3,P4ではワークが処理手段にて処理中であり、別に
長い時間を要する処理が済んだワークが搬出用ノズルに
吸着され、ポジションP5では長い時間を要する処理が
済んだワークがさらにそこでの処理をおえて搬出用ノズ
ルに吸着されている。なおポジションP2,P3,P4
における処理中のワークはそれぞれ現在そこに停止して
いるノズル対d,c,bにより運ばれてきたものであ
る。
【0026】次にターンテーブルが移動してポジション
P3,P4にあった処理済みのワークはそれぞれ次のポ
ジションへ移動しポジションP5に移ったものはそこで
所定の処理が施される。それと同時にポジションP1,
P2にはそれぞれ前のポジションからワークが移動し、
ポジションP1では所定の処理が行なわれ、ポジション
P2では処理はされず吸着が維持される。その間ポジシ
ョンP2,P3,P4において、ステップ1で処理手段
が処理中であったワークに対しては引き続き処理が続け
られる。従ってその後の移動に際しノズルに吸着される
ワークはステップ2に示すようにポジションP1,P2
の未処理ワ−ク(丸印)とポジションP4,P5の処理
済みワーク(四角印)である。
【0027】次にターンテーブルが移動してポジション
P4にあった処理済みのワークはポジションP5に移り
そこで所定の処理が施される。、それと同時にポジショ
ンP1,P2,P3にはそれぞれ前のポジションからワ
ークが移動し、ポジションP1では所定の処理が行なわ
れ、ポジションP2,P3では処理はされず吸着が維持
される。その間ポジションP2,P3,P4において、
ステップ1で処理手段が処理中であったワークに対して
は引き続き処理が続けられる。そしてその後の移動に際
しては搬出される。従って移動に際してノズルに吸着さ
れるワークはステップ3に示すようにポジションP1,
P2,P3の未処理ワ−ク(丸印)とポジションP2,
P3,P4,P5の処理済みワーク(四角印)である。
【0028】次にターンテーブルが移動してポジション
P2,P3,P4,P5にあった処理済みのワークはそ
れぞれ次のポジションに移りポジションP5ではそこで
所定の処理が施される。他の場所では吸着を維持するの
みである。、それと同時にポジションP1,P2,P
3,P4にはそれぞれ前のポジションから未処理のワー
クが移動し、ポジションP1では所定の処理が行なわ
れ、ポジションP2,P3,P4では処理手段に引き渡
され処理がはじまる。従って次の移動に際してノズルに
吸着されるワークはステップ4に示すようにポジション
P1の未処理ワ−ク(丸印)とポジションP3,P4,
P5の処理済みワーク(四角印)である。そして、ステ
ップ4の状態はステップ1の状態と同じであり、この処
理装置はステップ1からステップ3の動作を繰り返して
ポジションP5にとぎれることなく、供給した順番に処
理済みのワークを搬出する。この装置によれば処理のポ
ジションにワークを搬送したノズル対の2段後のノズル
対で搬出するので3回の停止時間と2回の移動時間とが
処理の時間に当てられる。
【0029】
【実施例4】上記第3の実施例によれば3箇所の長い処
理時間を要する処理手段に同時にワークが供給される
が、上記第2の実施例と同様に各処理ポジションの間に
処理を行なわないダミーポジションを設けることにより
ワ−ク供給のタイミングをずらすことができる。その例
を図4に準じた表図5に示す。表示のルールは図4と同
じであるので細かい動作の説明は省略する。
【0030】ポジションP1,P7は通常の処理(停止
時間中に処理が完了するような処理)のポジションで、
ポジションP2,P4,P6長い処理時間を要する処理
のポジションで、ポジションP3,P5は処理は行なわ
ないダミーのポジションである。連続的な動作中におけ
る一状態(搬送機構が移動を始める直前の状態)を示す
ステップ1においてポジションP1,P3,P4では長
い処理時間を要する処理前のワークが供給用ノズルに吸
着されている。ポジションP3,P4,P6,P7では
長い処理時間を要する処理後のワークが搬出用ノズルに
吸着されている。ここで、ポジションP4の処理済みの
ワークは今回の停止中に処理が終わって搬出用ノズルが
受け取ったものである。そして、ポジションP2,P6
の処理手段はワークを保持して処理を施している。ここ
で、ポジションP2のワークは今回の停止中に処理手段
に供給したものであり、ポジションP6の処理中のワー
クは前回の停止中に処理手段に供給したものである。
【0031】その後ステップ2,3,4のように順次搬
送と処理が行なわれると、ステップ4の状況はステップ
1の状況と同じであり、言い換えるとステップ1からス
テップ3を繰り返してワークに処理を施すものである。
【0032】この実施例によれば、処理手段にワークを
供給したノズル対の2段後のノズル対がワークを搬出す
る点は第3の実施例と同様であるが、ポジションP2,
P4,P6の各処理手段にワークを供給するタイミング
がそれぞれステップ1,2,3とずれている点が異な
る。
【0034】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はなく、供給した保持手段の後の段数を選んで搬出の保
持手段を設定すれば任意長さの処理時間に対応できるも
のである。
【発明の効果】以上説明したように、この発明よれば、
間歇動作で順次ワークを搬送する搬送機構の停止ポジシ
ョンでワークに種々の処理を施す処理装置に停止時間に
比較して長い処理時間を要する処理工程を従来の処理能
力をを低下させることなく容易に組み込める。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の平面図である。
【図2】 その動作を説明する要部概念図である。
【図3】 この発明の第2の実施例の動作を説明する要
部概念図である。
【図4】 この発明の第3の実施例の動作を説明する表
である。
【図5】 この発明の第3の実施例の動作を説明する表
である。
【符号の説明】
S1,S2・・・S3 半導体素子(ワーク) 2 ノズル対 3 供給用ノズル(供給用保持手段) 4 搬出用ノズル(搬出用保持手段) 1 ターンテーブル(搬送機構) P1,P2・・・P8 停止ポジション 5a,5b 検査装置(停止時間より長い処理の時間要
する処理手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進行方向に一定間隔で配置したワーク保持
    手段にワークを保持して間歇動作で搬送する搬送機構の
    複数の停止ポジションそれぞれに搬送機構の停止時間よ
    り長い処理の時間を要する処理手段を配して処理ポジシ
    ョンとなし、前記ワーク保持手段は前記処理ポジション
    にワークを運ぶ供給用保持手段と前記処理ポジションか
    らワークを取り出す搬出用保持手段との対でなり、前記
    供給用保持手段はワークを保持して順次搬送し前記複数
    の処理ポジションの場所をずらして前記処理手段に引渡
    し、ワークを置いた供給用保持手段から所定数後段の搬
    出用保持手段が拾うようにしたワークの処理装置。
  2. 【請求項2】前記複数の処理ポジションそれぞれの間に
    前記の処理をおこなわないダミーポジションを設けた請
    求項1に記載のワークの処理装置。
  3. 【請求項3】前記処理がワークの特性を電気的に測定す
    る検査であって、その測定を行なうテスターを前記複数
    の処理ポジションの内の全てもしくは一部に共用する請
    求項2に記載のワークの処理装置。
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