JPH10260117A - 土壌サンプル採取装置 - Google Patents

土壌サンプル採取装置

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JPH10260117A
JPH10260117A JP9062889A JP6288997A JPH10260117A JP H10260117 A JPH10260117 A JP H10260117A JP 9062889 A JP9062889 A JP 9062889A JP 6288997 A JP6288997 A JP 6288997A JP H10260117 A JPH10260117 A JP H10260117A
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soil sample
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有三 芝山
史郎 ▲吉▼田
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡素なシステムで遠隔地や深い深度における
土壌サンプルを容易に採取することが可能な土壌サンプ
ル採取装置を提供する。 【解決手段】 貫入方向へ向けられる先細り形状の第1
の端部21および引抜方向へ向けられる先細り形状の第
2の端部22を持つケース10と、ケース内にてケース
の筒軸方向に往復動可能に備えられたマス61,62
と、ケース内に備えられ、マスをケースの筒軸方向に付
勢可能なスプリング50と、ケース内に備えられ、マス
を駆動可能なアクチュエータ40と、ケース内にてアク
チュエータの移動子に備えられ、マスを把持および解放
可能なフック70と、ケース内の前記マスよりも第1お
よび第2の端部側のそれぞれに設けられた第1および第
2の受撃部と、第1の端部に形成された開口部を通して
土壌サンプルを採取する土壌サンプル採取手段とを有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土壌サンプル採取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地質調査では、土壌サンプルを採取し、
地盤の構成の調査、即ち、どのような成分が堆積して地
盤を構成しているかなどの調査を行う。したがって、地
質調査の際には、地盤の層状組成を忠実に保った状態で
土壌サンプルを採取することが要求される。
【0003】従来、この目的に対して、図6(a)〜
(d)に示すような先端形状を持ち、例えば先端部の直
径がおよそ2〜5cmの金属パイプ91〜94を、地表
に設置した支持構造および貫入動力源を備えた地表装置
によって地中に貫入させて、パイプ内部に土壌を取り込
んだ後、この金属パイプを土壌サンプルごと地表に引き
抜き、土壌サンプルを採取する方法が多くとられてい
る。尚、図6(a)〜(c)に示す金属パイプ91〜9
3は、地中に圧入するタイプである。図6(d)に示す
金属パイプ94は、その外周にらせん溝部94aを持つ
ドリル状を呈しており、地中に捩じ込むタイプである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6(a)〜(d)に
示した例をも含め、従来の土壌サンプル採取装置には、
次の項目〜等の問題が有る。
【0005】 地表に金属パイプを支持および貫入さ
せるための大規模な地表装置を設置する必要がある。
【0006】 地表からサンプル採取用の孔を全通さ
せる必要がある。
【0007】 調査深度が金属パイプの長さに限定さ
れるので、遠隔地や深い深度の調査に不利である。
【0008】 金属パイプと土壌との間にはたらく剪
断抵抗により、土壌サンプルが乱される虞がある。
【0009】本発明の課題は、簡素なシステムで遠隔地
や深い深度における土壌サンプルを容易に採取すること
が可能な土壌サンプル採取装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、地中に
貫入されて土壌サンプルを採取した後、地表へ引抜かれ
る土壌サンプル採取装置であって、貫入方向へ向けられ
る先細り形状の第1の端部および引抜方向へ向けられる
先細り形状の第2の端部を持つケースと、前記ケース内
にて該ケースの筒軸方向に往復動可能に備えられたマス
と、前記ケース内に備えられ、前記マスを該ケースの筒
軸方向に付勢可能なスプリングと、前記ケース内に備え
られ、前記マスを駆動可能なアクチュエータと、前記ケ
ース内にて前記アクチュエータの移動子に備えられ、前
記マスを把持および解放可能なフックと、前記ケース内
の前記マスよりも第1および第2の端部側のそれぞれに
設けられた第1および第2の受撃部と、前記第1の端部
に形成された開口部を通して土壌サンプルを採取する土
壌サンプル採取手段とを有し、前記フック、前記アクチ
ュエータ、および前記スプリングが協働して、前記マス
を把持し、該マスを前記スプリングによる所定の付勢力
が発生する位置にまで移動させ、さらに該マスを解放
し、前記第1および第2の受撃部を該マスによって打撃
することによって、貫入方向および引抜方向に自律的に
移動することを特徴とする土壌サンプル採取装置が得ら
れる。
【0011】本発明によればまた、前記マスを、複数有
することを特徴とする前記土壌サンプル採取装置が得ら
れる。
【0012】本発明によればさらに、前記土壌サンプル
採取手段は、前記ケースの前記第1の端部付近に土壌サ
ンプルの採取/停止をなすためのシャッタ機構を備えて
いると共に、該ケース内に採取した土壌サンプルを蓄積
する蓄積部を備えていることを特徴とする前記土壌サン
プル採取装置が得られる。
【0013】本発明によればまた、前記アクチュエー
タ、前記フック、および前記土壌サンプル採取手段の前
記シャッタ機構は、所定のプログラムに基づいて動作す
るものであり、任意の貫入深さでの土壌サンプルを採取
することを特徴とする前記土壌サンプル採取装置が得ら
れる。
【0014】本発明によればまた、前記土壌サンプル採
取手段は、前記ケース内をその軸中心部にて軸方向に貫
通するケース内チューブと、該ケース内チューブに該ケ
ースの前記第2の端部付近にて接続して地表にまで延び
るフレキシブルチューブとから成ることを特徴とする前
記土壌サンプル採取装置が得られる。
【0015】本発明によればさらに、前記ケースの軸方
向に垂直な仮想面での重量または形状のバランスを変化
させることによって装置の移動方向を制御する操舵手段
を有することを特徴とする前記土壌サンプル採取装置が
得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による土壌サンプル採取装置を説明する。
【0017】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1による土壌サンプル採取装置の構成を示す図であ
る。図1を参照して、本採取装置は、地表から地中への
貫入方向へ向けられる略漏斗形状の第1の端部としての
コーン21および地中から地表への引抜方向へ向けられ
る略漏斗形状の第2の端部としてのコーン22が取り付
けられた円筒形状のケース10と、ケース10内にてケ
ース10の筒軸方向に往復動可能に備えられたマスであ
るそれぞれ所定の重量を持つロワーマス61およびアッ
パーマス62と、ケース10内に備えられ、ロワーマス
61、アッパーマス62をケース10の筒軸方向に付勢
可能なコイルばね状のスプリング50と、ケース10内
に備えられ、ロワーマス61およびアッパーマス62を
駆動可能なリニアモータにより構成されたアクチュエー
タ40と、ケース10内にてアクチュエータ40の移動
子先端に備えられ、アッパーマス62側からロワーマス
61を把持し、ロワーマス61およびアッパーマス62
それぞれを解放可能なフック70と、ケース10内のロ
ワーマス61よりもコーン21側に設けられた第1の受
撃部としての貫入用受撃プレート35と、アッパーマス
62よりもコーン21側に設けられた第1の受撃部とし
ての貫入用受撃リング31およびコーン22側に設けら
れた第2の受撃部としての引抜用受撃リング32と、コ
ーン21に形成された開口部(図示せず)を通して土壌
サンプルを採取するためのコーン21内に備えられた土
壌サンプル採取手段とを有している。フック70は、ロ
ワーマス61を把持および解放可能なフック部70a
と、アッパーマス62との接触でロワーマス61の把持
を解除するレバー70bとを含んでいる。また、本例で
は、アクチュエータ40の移動子とアッパーマス62と
はボールスプライン部75を介してケースの軸方向の摺
動を許容しつつ、かつ回転を伝達する形で一体になって
いる。
【0018】そして、本装置は、フック70、アクチュ
エータ40、およびスプリング50が協働して、アッパ
ーマス62がロワーマスを把持し、ロワーマス61、ア
ッパーマス62のそれぞれをスプリング50による所定
の付勢力が発生する位置にまで移動させ、さらにロワー
マス61、アッパーマス62のそれぞれを解放すること
によって、貫入用受撃プレート35、貫入用受撃リング
31、および引抜用受撃リング32のいずれかをロワー
マス61またはアッパーマス62によって打撃し、貫入
方向や引抜方向に自律的に移動するものである。
【0019】尚、コーン22の先端部には孔が形成され
ている。この孔を通って、図示はしないが、本装置のア
クチュエータ40等と地表に設置される電源供給器等と
がケーブルにより接続される。
【0020】次に、本土壌サンプル採取装置の動作を説
明する。
【0021】図2(a)〜(d)は図1に示す採取装置
の貫入時の動作を説明する図であり、図3(a)〜
(d)は引抜時の動作を説明する図である。
【0022】まず、貫入時の動作を説明する。図2
(a)において、ロワーマス61は貫入用受撃プレート
35上にあり、アッパーマス62は貫入用受撃リング3
1上にあり、ロワーマス61はアッパーマス62からフ
ック70により把持されている状態である。この後、ア
ッパーマス62側からフック70で把持されたロワーマ
ス61が図中上方向に移動して、スプリング50を押し
縮めるようにロワーマス61が所定位置にまで上昇し、
図2(b)のごとく、アクチュエータ40が停止すると
共に、フック70のフック部70aおよび70bの把持
が解放される。この後、ロワーマス61はスプリング5
0の反力により付勢され、図2(c)のごとく貫入用受
撃プレート35を打撃する(第1撃)。一方、フック部
70b(レバー)がアッパーマス62と接触してロワー
マス61の把持を解除したアッパーマス62は、ロワー
マス61によって押し縮められたスプリング50の反力
により付勢され、図2(c)のごとく所定位置にまで上
昇した後、自重により、図2(d)のごとく貫入用受撃
リング31を打撃する(第2撃)。この後、アクチュエ
ータ40の作用によってアッパーマス62側のフック7
0が下方に移動してロワーマス61を把持し、図2
(a)の状態に移行する。
【0023】以上の工程を繰り返し実行することによ
り、本装置は自律的に地中に貫入する。この貫入時に、
コーン21内に設けた土壌サンプル採取手段(図示せ
ず)により、土壌サンプルを採取する。尚、土壌サンプ
ル採取手段に、土壌サンプルの採取/停止をなすための
シャッタ機構を備えさせ、さらに、アクチュエータ4
0、フック70、およびシャッタ機構を、例えば電気的
に所定のプログラムに基づいて動作するように構成する
と共に、ケース10内または地表にプログラムを実行す
る制御装置を設けることにより、任意の貫入深さでの土
壌サンプルを採取することが可能である。
【0024】さらに、ケース10の軸方向に垂直な仮想
面での重量または形状のバランスを、例えばアクチュエ
ータで重りやフラップ等を動かすことで変化させること
によって、装置の移動方向を制御する操舵手段を本装置
に具備させれば、深さだけではなく、任意の位置(前述
のシャッタ機構等との併用により、多地点も可能であ
る)での土壌サンプルを採取することが可能である。
【0025】尚、地中への貫入時には、コーン21先端
の土壌を破壊するのに必要な力と、コーン21をも含む
装置全体の外表面と土壌との間に生ずる剪断摩擦力とが
貫入抵抗になる。
【0026】次に、引抜時の動作を説明する。
【0027】所望する土壌サンプルを採取した後、図2
(b)に示した状態、即ち、ロワーマス61が所定の上
方位置にある状態で、図示しないフックによりロワーマ
ス61を固定する。ロワーマス61が上方位置に固定さ
れると、スプリング50が押し縮められるので、アッパ
ーマス62は、図3(a)のごとく、スプリング50に
より上方に支持される。図3(b)において、アッパー
マス62側のフック70がロワーマス61を把持した状
態で、アクチュエータ40の移動子の作用により、スプ
リング50が押し縮められる。この後、アクチュエータ
40が停止すると共に、フック部70aおよび70bが
解放される。フック部70aおよび70bが解放される
と、押し縮められたスプリング50の反力によって、ア
ッパーマス62はアクチュエータ40の移動子と共に上
方へ放出され、図3(c)のごとく、引抜用受撃リング
32を打撃する(第1撃のみ)。この後、図3(d)の
状態となり、アクチュエータ40の移動子がアッパーマ
ス62と共に下方へ移動し、図3(a)、図3(b)へ
と移行する。
【0028】以上の工程を繰り返し実行することによ
り、本装置は自律的に地中から地表へ向かって進行する
(引き抜かれる)。
【0029】図4(a)は本土壌サンプル採取装置の貫
入時の概念図であり、図4(b)は本土壌サンプル採取
装置の引抜時の概念図である。
【0030】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2による土壌サンプル採取装置の構成を示す図であ
る。尚、同図において、実施の形態1と同一部または同
様部には、図1と同様の符号を付している。図5を参照
して、本採取装置は、その土壌サンプル採取手段とし
て、ケース10′の貫入側のコーン21′にて開口し、
ケース10′内をその軸中心部にて軸方向に貫通するケ
ース内チューブとしてのサンプル流通用チューブ81
と、サンプル流通用チューブ81にケース10′の引抜
側のコーン22′付近にて接続して図示しない地表にま
で延びるフレキシブルチューブ82とから成っている。
さらに、実施の形態2による土壌サンプル採取装置で
は、ケース10′内にて、サンプル流通用チューブ81
の配設場所を確保するために、いずれも筒状またはリン
グ状を呈する、貫入用受撃リング31′、引抜用リング
32′、貫入用受撃リング35′、アクチュエータ4
0′、スプリング50′、ロワーマス61′、アッパー
マス62′、およびフック70′を有している。
【0031】実施の形態2による土壌サンプル採取装置
では、装置が自律的地中に貫入するときに継続して土壌
サンプルを採取することができる。尚、本実施の形態に
おいても、サンプル流通用チューブ81先端部にシャッ
タ機構を設けることができるし、プログラム動作式にし
てもよい。さらに、操舵手段を具備させてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明による土壌サンプル採取装置は、
地中に貫入されて土壌サンプルを採取した後、地表へ引
抜かれる土壌サンプル採取装置であって、貫入方向へ向
けられる先細り形状の第1の端部および引抜方向へ向け
られる先細り形状の第2の端部を持つケースと、ケース
内にてケースの筒軸方向に往復動可能に備えられたマス
と、ケース内に備えられ、マスをケースの筒軸方向に付
勢可能なスプリングと、ケース内に備えられ、マスを駆
動可能なアクチュエータと、ケース内にてアクチュエー
タの移動子に備えられ、マスを把持および解放可能なフ
ックと、ケース内の前記マスよりも第1および第2の端
部側のそれぞれに設けられた第1および第2の受撃部
と、第1の端部に形成された開口部を通して土壌サンプ
ルを採取する土壌サンプル採取手段とを有し、フック、
アクチュエータ、およびスプリングが協働して、マスを
把持し、マスをスプリングによる所定の付勢力が発生す
る位置にまで移動させ、さらにマスを解放し、第1およ
び第2の受撃部をマスによって打撃することによって、
貫入方向および引抜方向に自律的に移動するため、簡素
なシステムで遠隔地や深い深度における土壌サンプルを
容易に採取することが可能である。
【0033】よって、月面、海底などの、大型システム
を設置することが困難であったり、操作者が監視、作業
することが困難な場所での地質調査を行うことが可能で
ある。
【0034】さらに、地中に電線等を埋設する工事や、
地雷原での地雷位置調査等の分野への応用が考えらる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による土壌サンプル採取
装置の構成を示す図である。
【図2】(a)〜(d)は、図1に示す土壌サンプル採
取装置の動作(貫入動作)を説明するための図である。
【図3】(a)〜(d)は、図1に示す土壌サンプル採
取装置の動作(引抜動作)を説明するための図である。
【図4】(a)および(b)は、図1に示す土壌サンプ
ル採取装置の貫入モードおよび引抜モードを示す概念図
である。
【図5】本発明の実施の形態2による土壌サンプル採取
装置の構成を示す図である。
【図6】(a)〜(d)は、従来例による土壌サンプル
採取装置の一部を示す図である。
【符号の説明】
10、10′ ケース 21、21′、22、22′ コーン 31、31′ 貫入用受撃リング 32、32′ 引抜用受撃リング 35 貫入用受撃プレート 35′ 貫入用受撃リング 40、40′ アクチュエータ 50、50′ スプリング 61、61′ ロワーマス 62、62′ アッパーマス 70、70′ フック 70a、70b フック部 75 ボールスプライン部 81 サンプル流通用チューブ 82 フレキシブルチューブ 91〜94 金属パイプ 94a らせん溝部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に貫入されて土壌サンプルを採取し
    た後、地表へ引抜かれる土壌サンプル採取装置であっ
    て、貫入方向へ向けられる先細り形状の第1の端部およ
    び引抜方向へ向けられる先細り形状の第2の端部を持つ
    ケースと、前記ケース内にて該ケースの筒軸方向に往復
    動可能に備えられたマスと、前記ケース内に備えられ、
    前記マスを該ケースの筒軸方向に付勢可能なスプリング
    と、前記ケース内に備えられ、前記マスを駆動可能なア
    クチュエータと、前記ケース内にて前記アクチュエータ
    の移動子に備えられ、前記マスを把持および解放可能な
    フックと、前記ケース内の前記マスよりも第1および第
    2の端部側のそれぞれに設けられた第1および第2の受
    撃部と、前記第1の端部に形成された開口部を通して土
    壌サンプルを採取する土壌サンプル採取手段とを有し、
    前記フック、前記アクチュエータ、および前記スプリン
    グが協働して、前記マスを把持し、該マスを前記スプリ
    ングによる所定の付勢力が発生する位置にまで移動さ
    せ、さらに該マスを解放し、前記第1および第2の受撃
    部を該マスによって打撃することによって、貫入方向お
    よび引抜方向に自律的に移動することを特徴とする土壌
    サンプル採取装置。
  2. 【請求項2】 前記マスを、複数有することを特徴とす
    る請求項1に記載の土壌サンプル採取装置。
  3. 【請求項3】 前記土壌サンプル採取手段は、前記ケー
    スの前記第1の端部付近に土壌サンプルの採取/停止を
    なすためのシャッタ機構を備えていると共に、該ケース
    内に採取した土壌サンプルを蓄積する蓄積部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の土壌サン
    プル採取装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータ、前記フック、およ
    び前記土壌サンプル採取手段の前記シャッタ機構は、所
    定のプログラムに基づいて動作するものであり、任意の
    貫入深さでの土壌サンプルを採取することを特徴とする
    請求項3に記載の土壌サンプル採取装置。
  5. 【請求項5】 前記土壌サンプル採取手段は、前記ケー
    ス内をその軸中心部にて軸方向に貫通するケース内チュ
    ーブと、該ケース内チューブに該ケースの前記第2の端
    部付近にて接続して地表にまで延びるフレキシブルチュ
    ーブとから成ることを特徴とする請求項1または2に記
    載の土壌サンプル採取装置。
  6. 【請求項6】 前記ケースの軸方向に垂直な仮想面での
    重量または形状のバランスを変化させることによって装
    置の移動方向を制御する操舵手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の土壌サンプル採
    取装置。
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