JPH10258815A - 包装箱の開箱前処理装置 - Google Patents

包装箱の開箱前処理装置

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Publication number
JPH10258815A
JPH10258815A JP6317097A JP6317097A JPH10258815A JP H10258815 A JPH10258815 A JP H10258815A JP 6317097 A JP6317097 A JP 6317097A JP 6317097 A JP6317097 A JP 6317097A JP H10258815 A JPH10258815 A JP H10258815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging box
upper outer
top plate
outer flap
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6317097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Aso
靖 麻生
Kazumi Kusunoki
和己 楠
Hideyuki Sueoka
秀之 末岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP6317097A priority Critical patent/JPH10258815A/ja
Publication of JPH10258815A publication Critical patent/JPH10258815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検品等による包装箱の開放作業を能率よく行
うことができると共に、包装箱を損傷させることなく開
放させることができるようにした開箱前処理装置を提供
する。 【解決手段】 搬送装置10によって一定ストローク間
歇的に搬送される包装箱1の停止位置における両側位置
にシリンダ18によって進退される側部熱盤16を設け
る。また、上記停止位置の上方にシリンダ19によって
進退される上部熱盤17を設ける。包装箱1の停止時
に、側部熱盤16および上部熱盤17を前進させ、側部
熱盤16によって上部外フラップ8aを加熱し、上部熱
盤17により天板5を加熱して、上部外フラップ8aお
よび天板5を接着するホットメルト接着剤9を軟化又は
溶融させて上部外フラップ8aおよび天板5の人手によ
る開放を容易とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料が充填され
たペットボトル等の商品を包装する包装箱の開箱のため
の前処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、お茶やジュース類等の飲料は、
ペットボトル等の透明な飲料容器に充填し、その充填
後、異物が混入していないかどうかを目視等による手段
を介して検査したのち、数本を一単位として段ボールか
ら成る包装箱に箱詰めして出荷している。
【0003】上記飲料容器の包装に使用される包装箱と
して、図4に示したものが知られている。この包装箱1
は、底板2の前後から立ち上がる一対の端板3a、3b
の一方に継ぎ代片4を設け、他方の端板3bに連接した
天板5を上記継ぎ代片4にホットメルト接着剤9を介し
て接着して角筒状の胴体6を形成している。
【0004】また、一対の端板3a、3bの両側縁に連
接された内フラップ7を内向きに折り曲げ、かつ天板5
および底板2の両側縁に連接された外フラップ8a、8
bを内向きに折曲げ、その外フラップ8a、8bをホッ
トメルト接着剤9を介して内フラップ7に接着し、前記
胴体6の両側の開口を内フラップ7および外フラップ8
a、8bで閉じている。
【0005】上記包装箱1によって包装される飲料容器
Aは箱詰め装置の搬送ライン上を移送されて自動的に箱
詰めされるため、キャップに弛みが生じていたり、ある
いは飲料容器Aの外周に取付けられたラベルに剥がれが
生じ、傷がついていると、そのままの状態で包装される
ことになる。このような不良品が包装された包装箱1が
流通経路に流されると、その輸送の段階で飲料が漏れ、
あるいは店頭に陳列されるときに不良品が発見され返品
される等のトラブルが発生する。
【0006】上記トラブルの発生を未然に防止するに
は、箱詰め後、出荷されるまでの間で抜き取り検査する
必要がある。その抜き取り検査では、天板5と継ぎ代片
4の接着および上部外フラップ8aと内フラップ7の接
着を剥がし、天板5を開放して商品を目視により検査し
なければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、天板5を開
放する開箱作業において、外フラップ8aおよび天板5
を人手により強制的に剥離して開箱すると、非常に手間
がかかり、また、包装箱1に傷みが生じて再使用するこ
とができず、商品を詰め替えなければならないという不
都合が生じる。
【0008】この発明の課題は、検品等による包装箱の
開放を人手によって簡単に行うことができると共に、包
装箱を傷付けることなく開放することができるようにす
る開箱前処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、図4に示す包装箱を、外フ
ラップを両側にして一方向に移送する搬送装置と、その
搬送装置によって移送される包装箱の両側に向けて進退
され、前進位置において上部外フラップの接着部位を加
熱する一対の側部熱盤とから成る構成を採用している。
【0010】上記の構成から成る開箱前処理装置は、搬
送装置によって搬送される包装箱の側面に向けて側部熱
盤を前進させ、上記側部熱盤により外フラップを加熱し
て、その外フラップを固着するホットメルト接着剤を軟
化又は溶融させ、ホットメルト接着剤の軟化又は溶融状
態において、外フラップを天板と共に開放する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。
【0012】図示のように、包装箱1を一方向に移送す
る搬送装置10は、スプロケット11にかけられたエン
ドレスのチェーン12を並列に設け、各チェーン12に
押爪13を等間隔に取付けている。
【0013】上記スプロケット11は図示省略した駆動
装置により間歇回転され、そのスプロケット11の回転
によってチェーン12は一方向に一定ストローク間歇的
に移動し、チェーン12と共に移動する押爪13の押圧
によって包装箱1が一方向に間歇的に搬送される。この
とき、包装箱1は外フラップ8a、8bを両側にして一
方向に搬送される。
【0014】包装箱1の停止位置における1つは第1ス
テーション14とされ、その第1ステーション14の次
の停止位置が第2ステーション15とされている。第1
ステーション14および第2ステーション15には、各
ステーションで停止する包装箱1の両側位置に側部熱盤
16が設けられている。また、上記包装箱1の上方位置
に上部熱盤17が設けられている。
【0015】側部熱盤16のそれぞれはシリンダ18に
よって進退され、前進時に各ステーション14、15で
停止する包装箱1の上部外フラップ8aと接触して加熱
する。
【0016】一方、上部熱盤17はシリンダ19によっ
て進退され、前進時に包装箱1の天板5と接触して、そ
の天板5の接着部位を加熱する。
【0017】ここで、第1ステーション14に設けられ
た側部熱盤16および上部熱盤17は上部外フラップ8
aおよび天板5を一次加熱し、一方、第2ステーション
15に設けられた側部熱盤16および上部熱盤17は上
部外フラップ8aおよび天板5を二次加熱し、その二次
加熱によって上部外フラップ8aおよび天板5を接着す
るホットメルト接着剤9を軟化又は溶融させて接着力を
低下させる。
【0018】なお、側部熱盤16および上部熱盤17の
加熱温度と接触時間は、上部外フラップ8aおよび天板
5を変色させない程度とされ、これらの温度と時間は実
験によって求められる。
【0019】実施の形態で示す開箱前処理装置は上記の
構造から成り、搬送装置10によって包装箱1が搬送さ
れ、その包装箱1が第1ステーション14で停止する
と、側部熱盤16および上部熱盤17のそれぞれが前進
し、側部熱盤16によって上部外フラップ8aが一次加
熱される。また、上部熱盤17によって天板5が一次加
熱される。
【0020】各熱盤16、17は、予め定められた時間
上部外フラップ8aおよび天板5を加熱すると後退し、
その後退と同時に包装箱1は前方に一定ストローク搬送
される。
【0021】包装箱1が第2ステーション15の位置ま
で搬送されて停止すると、その第2ステーション15に
設けられた側部熱盤16および上部熱盤17が前進して
上部外フラップ8aおよび天板5を二次加熱し、その加
熱によってホットメルト接着剤9は軟化し又は溶融す
る。
【0022】上記のように、上部外フラップ8aおよび
天板5を加熱してホットメルト接着剤9を軟化又は溶融
させることにより、ホットメルト接着剤9の接着力が低
下するため、上部外フラップ8aおよび天板5を人手に
よって簡単に、しかも損傷を与えることなく開放するこ
とができ、その開放によって、包装箱1内に詰められた
飲料容器等の商品を検品することができる。
【0023】ここで、上部外フラップ8aおよび天板5
の開放は、搬送装置10の搬送ライン上で行うようにし
てもよく、搬送装置10の排出端から取り出された位置
において行うようにしてもよい。
【0024】なお、上部外フラップ8aおよび天板5の
開放による検品作業時、ホットメルト接着剤9は温度の
低下によって固化する。このため、ホットメルト接着剤
9を加熱して上部外フラップ8aおよび天板5を閉じる
ことにより、上部外フラップ8aおよび天板5のそれぞ
れが接着され、包装箱1を元の包装状態に戻すことがで
きる。
【0025】実施の形態においては、一次ステーション
14において一次加熱し、二次ステーション15におい
て二次加熱してホットメルト接着剤9を軟化又は溶融さ
せるようにしたが、一回の加熱によってホットメルト接
着剤9を軟化又は溶融させるようにしてもよい。実施の
形態のように、2回の加熱によってホットメルト接着剤
9を軟化又は溶融させることにより、搬送装置10によ
って間歇的に搬送される包装箱1の停止時間を短くする
ことができ、加熱作業を能率よく行うことができる。
【0026】また、上部外フラップ8aおよび天板5の
加熱による損傷をより確実に防止することができる。
【0027】実施の形態においては、天板5を継ぎ代片
4にホットメルト接着剤を介して接着して閉鎖状態とし
た包装箱1を示したが、継ぎ代片4に天板5を接着せ
ず、外フラップ8a、8bのみを接着して閉鎖状態とす
る場合もあり、そのような包装箱の場合、上部熱盤17
を省略することができる。
【0028】また、実施の形態では、搬送装置10によ
って包装箱1を一方向に一定ストローク間歇的に移動さ
せるようにしたが、包装箱1を一方向に連続的に走行さ
せるようにしてもよい。この場合、包装箱1の移送と同
時、又は、側部熱盤16の位置まで包装箱1が搬送され
たとき、その側部熱盤16を包装箱1の側面に向けて移
動させて、側部熱盤16との接触により上部外フラップ
8aを加熱する。
【0029】さらに、実施の形態では、側部熱盤16を
包装箱1の上部外フラップ8aに対して直線的に進退さ
せるようにしたが、上記側部熱盤16を円運動によって
進退させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、上
部外フラップを加熱してホットメルト接着剤を軟化又は
溶融させるようにしたので、上部外フラップを人手によ
って簡単に、しかも損傷を与えることなく開放すること
ができ、包装された商品の検品等の作業を能率よく行う
ことができる。
【0031】また、上部外フラップを損傷させることな
く開放させることができるため、ホットメルト接着剤を
加熱したのち、上部外フラップを閉鎖して接着させるこ
とにより、包装箱をそのままの状態で流通経路に流すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る開箱前処理装置の実施の形態を
示す斜視図
【図2】同上の正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】包装箱の斜視図
【符号の説明】
1 包装箱 5 天板 8a 上部外フラップ 9 ホットメルト接着剤 10 搬送装置 16 側部熱盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状の胴体を有し、その胴体の両側の
    開口を閉じる上部外フラップのそれぞれがホットメルト
    接着剤によって接着された包装箱を上記上部外フラップ
    を両側にして一方向に移送する搬送装置と、その搬送装
    置によって移送される包装箱の両側に向けて進退され、
    前進位置において上部外フラップの接着部位を加熱する
    一対の側部熱盤とから成る包装箱の開箱前処理装置。
JP6317097A 1997-03-17 1997-03-17 包装箱の開箱前処理装置 Pending JPH10258815A (ja)

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JP6317097A JPH10258815A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 包装箱の開箱前処理装置

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JP6317097A JPH10258815A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 包装箱の開箱前処理装置

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JPH10258815A true JPH10258815A (ja) 1998-09-29

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JP6317097A Pending JPH10258815A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 包装箱の開箱前処理装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502943A (ja) * 2011-01-20 2014-02-06 テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニム システム、方法及びエンベロープ
CN114644159A (zh) * 2020-12-17 2022-06-21 云南烟草机械有限责任公司 一种硬盒烟包的拆壳方法及其拆壳设备
CN114644160A (zh) * 2020-12-17 2022-06-21 云南烟草机械有限责任公司 一种软盒烟包的拆壳方法及其拆壳设备
CN114644158A (zh) * 2020-12-17 2022-06-21 云南烟草机械有限责任公司 一种条烟的拆壳方法及其拆壳设备

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