JPH10258716A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH10258716A
JPH10258716A JP6704997A JP6704997A JPH10258716A JP H10258716 A JPH10258716 A JP H10258716A JP 6704997 A JP6704997 A JP 6704997A JP 6704997 A JP6704997 A JP 6704997A JP H10258716 A JPH10258716 A JP H10258716A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
solenoid
fluid pressure
brake fluid
control device
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JP6704997A
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English (en)
Inventor
Toshio Takayama
利男 高山
Masaru Sakuma
賢 佐久間
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 応答性、特に起動時の応答性を改善したブレ
ーキ液圧制御装置を提供すること。 【解決手段】 ソレノイド駆動回路100は入力される
目標液圧信号に応じて、ソレノイド100に流れる電流
を制御する。最大電流供給回路200は目標液圧信号が
入力された時点においてソレノイド300の一端を接地
して、ソレノイド300に流れる電流をタイマ回路20
8で設定された時間最大にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のホイール
シリンダに、ブレーキペダルの操作量に対応した制動圧
を発生させるための、ブレーキ液圧制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のブレーキ液圧制御装置と
して、例えば、ブレーキペダルの操作量を検出する操作
量検出センサと、倍力されたブレーキ液を出力供給する
液圧供給源と、この液圧供給源からホイールシリンダに
伝達されるブレーキ液圧を調整する電気式の液圧制御弁
と、操作量検出センサの出力に基づいて液圧制御弁の駆
動を制御するブレーキ液圧制御手段と、を備えたものが
ある。
【0003】この種のブレーキ液圧制御装置では、前記
液圧制御弁は、例えば特開平1−164662号の第2
図に示されているような、比例ソレノイドを備えたスプ
ール式の圧力制御弁が用いられており、そのソレノイド
コイルに流す電流を制御することによって、ホイールシ
リンダに伝達されるブレーキ液圧を調整し、ホイールシ
リンダの制動圧を制御するようになっている。
【0004】また、この種のブレーキ液圧制御装置で
は、ブレーキペダルの操作量とホイールシリンダに発生
させる制動圧との関係は1:1の対応関係にあり、換言
すると、ブレーキペダルの操作量とホイールシリンダに
伝達されるべきブレーキ液圧、すなわち目標液圧とは
1:1の対応関係にある。そのため、ブレーキペダルが
操作されると、ブレーキ液圧制御手段はその操作量に対
応する目標液圧を演算し、この目標液圧に対応した電流
を駆動電流として設定して、液圧制御弁のソレノイドコ
イルに出力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記液
圧制御弁としてのスプール式の圧力制御弁は。それ自体
に遅れ特性があると、前記ブレーキ液圧制御手段は、操
作量検出センサの出力に基づいてブレーキ操作量に対応
した目標液圧を演算し、この目標液圧をホイールシリン
ダで発生させるべく、当該目標液圧に対応した大きさの
電流を液圧制御弁のソレノイドコイルに出力するだけな
ので、液圧制御弁自体の応答性の改善はなされていなか
った。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、液圧制御弁としての比例ソレノイドを備えたス
プール式の液圧制御弁の応答性、特にその起動時の応答
性を改善したブレーキ液圧制御装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ブレーキ操作量を検出する
センサと、倍力されたブレーキ液を出力供給する液圧供
給源と、車輪に設けられ、液圧供給源からブレーキ液が
供給されることにより、車輪に対して制動力を付与する
ホイールシリンダと、液圧供給源から供給される倍力さ
れたブレーキ液圧をホイールシリンダに供給調整するた
めに液圧供給源とホイールシリンダとの間に設けられ、
ホイールシリンダを液圧供給源に対して連通制御するた
めに、比例ソレノイドにより駆動される弁機構を備えた
液圧制御弁と、ブレーキ操作量に対応した制動力を車輪
に対して付与するために、前記センサからの出力に基づ
きホイールシリンダに供給する目標液圧を演算し、この
目標液圧に対応する駆動電流を液圧制御弁の比例ソレノ
イドに供給する弁制御手段とを備えたブレーキ液圧制御
装置において、前記弁制御手段には、ブレーキ操作がな
されたときに演算された目標液圧が予め設定された所定
値を超えているか否か比較する比較手段と、前記比較手
段によって所定値を超えていると判断されたときには、
前記比例ソレノイドに目標液圧に対応する駆動電流を流
すに先立って最大駆動電流を所定時間だけ流す出力制御
手段とを設けたことを特徴とする。また、請求項2記載
の発明は、請求項1記載のブレーキ液圧制御装置におい
て、前記出力制御手段は、最大駆動電流を流す所定時間
を目標液圧に応じて設定する設定手段を備えていること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。まず、図1は本発明の実施形
態によるブレーキ液圧制御装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【0009】図1において、1はブレーキペダル、2は
ブレーキペダル1の操作で作動されるマスタシリンダを
示し、マスタシリンダ2は車両のブレーキ操作時にブレ
ーキペダル1を踏込み操作すると、リザーバ40からブ
レーキ液を管路側に供給し、ブレーキペダル1の操作量
に応じた液圧をマスタシリンダ圧Pmとして発生させ
る。3は車輪に設けられるホイールシリンダであり、ホ
イールシリンダ3は後述の液圧制御弁50からブレーキ
液圧が供給されることにより、車両の車輪に制動力を付
与するものである。
【0010】4aは車両に搭載される油圧ポンプであ
り、この油圧ポンプ4aは車両に搭載されるエンジン又
はモータ等の駆動源4cによって回転駆動され、リザー
バ4d内のブレーキ液を倍力した高圧の圧油として吐出
させるものである。4bは油圧ポンプ4aの吐出側に設
けられ、油圧ポンプ4aとともに液圧供給源4を構成す
るアキュムレータで、アキュムレータ4bは油圧ポンプ
4aの吐出側の管路内の圧力をアキュムレータ圧Paに
設定するものである。
【0011】50は液圧供給源4とホイールシリンダ3
との間に設けられた液圧制御弁であり、この液圧制御弁
50は、ソレノイド(比例ソレノイド)30を備えたス
プール式の圧力制御弁からなり、内部にスプール摺動孔
12が形成されたケーシング10と、このスプール摺動
孔12に挿嵌されたスプール20とを有する。このスプ
ール20は中央部が縮径されており、上記液圧供給ポー
ト14と出力ポート18とを連通させるための環状連通
溝20aが形成されている。この環状連通溝20aが設
けられていることにより、上記液圧供給ポート14とス
プール20との間に可変絞りsが形成され、また、ドレ
ーンポート16とスプール20との間に可変絞りtが形
成されている。従って、スプール20が図中左方向へ移
動することによって前記可変絞りsが開くとともに可変
絞りtが閉じて出力ポート18の圧力が増加し、スプー
ル20が図中右方向へ移動することによって逆に圧力が
減少する。
【0012】上記出力ポート18には管路22が分岐し
て設けられており、この管路22は、ケーシング10の
一端付近に設けられた反力室24に接続されている。こ
の反力室24内には反力発生手段26が設けられてい
る。また、上記スプール20の端部の中心から突出した
ピン28が反力室24内に摺動自在に挿入されている。
上記反力発生手段26は管路22から供給される液圧に
従ってピン28を図中右方向の力を発生する。さらに、
スプール摺動孔12の一端とスプール20との間にはス
プール20へ図中右方へ弾性力を与える手段としての圧
縮ばね29が介在している。以上説明したケーシング1
0〜圧縮バネ29は液圧制御弁50をなす。
【0013】また、上記ケーシング10の他端には、ソ
レノイド30が設けられている。このソレノイド30
は、上記スプール摺動孔12と同軸上にかつ軸方向に移
動可能に設けられた可動子32と、この可動子32に軸
方向への推進力を与えるべく設けられたコイル34及び
ヨーク36と、前記可動子32とヨーク36との間に介
在して図中左方へ弾性力を与える圧縮ばね38とから構
成されている。
【0014】上記コイル34は図示されたようにエンジ
ンコントロールユニット(ECU:弁制御手段)60か
ら電流が供給され、供給される電流の値に応じて上記軸
方向に可動子32の推進力を与える。コイル34に供給
される電流と可動子32の変位量との関係は比例関係を
有する。前述したマスタシリンダ2に接続された管路に
は圧力センサ(センサ)9が設けられ、ホイールシリン
ダ3に接続された管路には圧力センサ8が設けられてい
る、これらの圧力センサ8,9によって検出された信号
はECU60に入力される。
【0015】〔第1実施形態〕次に、本発明の第1実施
形態によるブレーキ液圧制御装置について説明する。図
2は本発明の第1実施形態によるブレーキ液圧制御装置
の電気的構成を示すブロック図である。図2に示された
回路は図1中のECU60内に設けられている。本発明
の第1実施形態によるブレーキ液圧制御装置は、大別す
ると図1中のソレノイド30を駆動するソレノイド駆動
回路100と、ソレノイド30を最大の電流で駆動する
最大電流供給回路200とからなる。尚、本明細書中に
用いられる「最大電流」という語句は、電源電圧やソレ
ノイド30の自己インダクタンスによって定まるソレノ
イド30に最大限流し得る電流のことを意味する。
【0016】上記ソレノイド駆動回路100には、ブレ
ーキペダル(図示省略)から供給され、液圧の目標値を
示す目標液圧信号が入力され、この目標液圧信号に従っ
て、ソレノイド300を駆動する。尚、図2において、
ソレノイド300は図1中に示されたソレノイド30の
電気的等価回路を示している。ソレノイド駆動回路10
0の内部は差動増幅器102、駆動トランジスタ10
4、及び電流検出抵抗106から構成されている。
【0017】上記駆動トランジスタ104はPNP型の
トランジスタであり、ソレノイド300を駆動するため
のものである。この駆動トランジスタ104はエミッタ
端子に電源電圧Vbが供給され、コレクタ端子がソレノ
イド300の一端に接続される。またソレノイド300
の他端は電流検出抵抗106の一端に接続され、電流検
出抵抗106の他端は接地されている。この電流検出抵
抗106はソレノイド300に流れる電流を検出するた
めのものであり、ソレノイド300に流れる電流を電圧
に変換する。
【0018】上記差動増幅器102の(+)入力端子に
は目標液圧信号が入力され、(−)入力端子には電流検
出抵抗106によって変換された電圧値が入力される。
差動増幅器102は入力される目標液圧信号と入力され
る電圧値との差を増幅して差動信号を出力する。この差
動信号は駆動トランジスタ104のベース入力端子に入
力される。
【0019】また、上記最大電流供給回路200は、ソ
レノイド300に所定時間最大電流を流すための回路で
あり、閾電圧(予め設定された所定値)を設定する抵抗
202,204、差動増幅器(比較手段)206、タイ
マ回路208、及び最大電流駆動トランジスタ210か
らなる。上記抵抗202,204は直列に接続され、電
源電圧Vbを分圧して閾電圧を設定する。
【0020】ここで、上記閾電圧に関する補足説明を行
う。図3はソレノイド300の駆動電流と目標液圧信号
との関係を示す図である。図3に示されたように駆動電
流と目標液圧信号とはほぼ比例関係を有するが、目標液
圧信号がゼロである場合、つまりブレーキペダルが操作
されていない場合であっても図1中のスプール20の固
着防止のためにディザ電流(図3中符号IDが付された
電流)を流しておく必要がある。つまり、駆動電流が僅
かに流れていても目標液圧信号がゼロとなるよう差動増
幅器102,206が設定されている。従って、ディザ
電流IDの上限電流値IThに対応した電圧値に抵抗20
2,204で設定される閾電圧が設定される。尚、この
閾電圧と同一の閾電圧が差動増幅器102に設定されて
いる。
【0021】抵抗202,204で分圧された電圧のう
ち抵抗204に印可されている電圧が閾電圧として差動
増幅器206の(−)入力端子に入力される。また、前
述した目標液圧信号が差動増幅器206の(+)入力端
子に入力される。差動増幅器206は閾電圧と目標液圧
信号とを比較し目標液圧信号が閾電圧以上である場合に
は、H(ハイ)レベルの信号を出力する。目標液圧信号
が閾電圧以下で有る場合、差動増幅器206の出力レベ
ルはL(ロー)レベルである。
【0022】上記タイマ回路208は差動増幅器206
の出力端子に接続され、差動増幅器206の出力レベル
がLレベルからHレベルに立ち上がった時点で図中に示
されたような単発パルスを出力する。この単発パルスの
パルス幅は予め設定されている。タイマ回路208の出
力は最大電流駆動トランジスタ210のベース端子に接
続されている。この最大電流駆動トランジスタ210は
PNP型のトランジスタであり、そのコレクタ端子はソ
レノイド300の他端、つまり、ソレノイド300と電
流検出抵抗106との中点に接続されており、エミッタ
端子は接地されている。
【0023】次に、本発明の第1実施形態によるブレー
キ液圧制御装置の動作を図1〜図3を参照して説明す
る。運転者がブレーキペダルを操作すると、目標液圧信
号が入力される。この目標液圧信号が閾電圧の値に対応
した値以下である場合には差動増幅器102からは差動
信号が出力されず、差動増幅器206の出力レベルはL
レベルである。更にブレーキペダルの操作量が大とな
り、目標液圧信号が閾電圧の値となると、差動増幅器1
02から目標液圧信号に応じた差動信号が出力される。
この差動信号に応じて駆動トランジスタ104のエミッ
タ端子からコレクタ端子に電流が流れる。
【0024】また、目標液圧信号が閾電圧の値となる
と、差動増幅器206の出力レベルがLレベルからHレ
ベルへ変化する。タイマ回路208は差動増幅器206
の出力レベルの立ち上がりにおいて、所定のパルス幅を
有する単発のパルスを出力する。この単発のパルスは最
大電流駆動トランジスタ210のベース端子に入力され
る。最大電流駆動トランジスタ210は上記単発のパル
スが入力されている期間のみオン状態となり、コレクタ
端子とエミッタ端子との間が短絡状態となる。従って、
上記単発のパルスが最大電流駆動トランジスタ210に
入力されている期間のみソレノイド300の他端は接地
されるので、目標液圧信号に応じた最大電流がソレノイ
ド300に流れる。
【0025】上記単発のパルスが最大電流駆動トランジ
スタ210へ入力されなくなると最大電流駆動トランジ
スタ210はオフ状態となるため、ソレノイド300に
流れる電流は電流検出抵抗106に流れるようになる。
この電流は電流検出抵抗106において電圧に変換さ
れ、差動増幅信号102の(−)入力端子に入力され
る。従って、差動増幅器102から出力される差動信号
は、目標液圧信号と電流検出抵抗106において変換さ
れた電圧との差に比例した信号となるためソレノイド3
00へ流れる電流の値は減少する。以降、目標液圧信号
が閾電圧以下にならない限りソレノイド300は目標液
圧信号と、ソレノイド300に流れる電流とに応じて制
御される。
【0026】つまり、本実施形態におけるブレーキ液圧
制御装置においては、閾電圧に達した時点でソレノイド
300に最大電流を所定時間流し、この所定時間を経過
した後は目標液圧信号とソレノイド300に流れる電流
とに応じてソレノイド300を制御している。従って、
液圧制御弁の応答性を改善することができる。
【0027】〔第2実施形態〕図4は本発明の第2実施
形態によるブレーキ液圧制御装置の電気的構成を示すブ
ロック図であり、図2に示された本発明の第1実施形態
によるブレーキ液圧制御装置と共通する部分には同一の
符号を付し、その説明を省略する。本発明の第2実施形
態によるブレーキ液圧制御装置が、図2に示された第1
実施形態によるブレーキ液圧制御装置と異なる点は、ソ
レノイド300の一端が電源に直接接続され、ソレノイ
ド駆動回路100がソレノイド駆動回路100aに変更
された点である。
【0028】上記ソレノイド駆動回路100aはPWM
(Pulse Width Modulation)回路114、駆動トランジ
スタ112、及びダイオード110からなる。ダイオー
ド110はソレノイド300と並列に接続され、駆動ト
ランジスタ112がソレノイド300において生じた逆
起電力によって損傷することを防止するために設けられ
る。駆動トランジスタ112はPNP型のトランジスタ
であり、そのコレクタ端子にはダイオード110のアノ
ード及びソレノイド300の他端が接続され、エミッタ
端子は接地されている。PWM駆動回路114は駆動ト
ランジスタ112のベース端子に接続され、入力される
目標液圧信号に応じて駆動トランジスタ112をPWM
駆動する。
【0029】上記構成において本発明の第2実施形態に
よるブレーキ液圧制御装置の動作を説明する。前述した
ように目標液圧信号が入力されるとPWM駆動回路11
4は、入力される目標液圧信号に応じて駆動トランジス
タ112をPWM制御する。また、上記目標液圧信号は
最大電流供給回路200へ入力され、ソレノイド300
の他端を所定時間接地する。ソレノイド300の他端が
接地されている場合、駆動トランジスタ112のPWM
動作に関わらず、ソレノイド300には最大電流が流れ
る。上記の所定時間経過後はソレノイド300には駆動
トランジスタ112のPWM動作に従った電流が流れて
目標液圧信号に応じた制御が行われる。
【0030】〔第3実施形態〕本発明の第3実施形態に
よるブレーキ液圧制御装置は、図4中の最大電流供給回
路200を省くとともに、ソレノイド駆動回路100a
中のPWM駆動回路114の代わりにCPU(中央処理
装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)等からなる一般的なコンピュータによ
って構成したものである。また、上記コンピュータに
は、入力される目標液圧信号をディジタル信号に変換す
るA/Dコンバータが設けられ、上記RAMには計時機
能を有するカウンタが設けられている。以下の説明にお
いては、このカウンタの値をcntとする。上記ROM
には駆動トランジスタ112をPWM駆動するためのプ
ログラムが記憶されており、CPUはこのプログラムに
従って制御を行う。
【0031】以下、図5を参照して本発明の第3実施形
態によるブレーキ液圧制御装置の動作を説明する。図5
は本発明の第3実施形態によるブレーキ液圧制御装置の
動作を示すフローチャートである。尚、図5に示された
フローチャートはサブルーチンであり、予め設定された
時間間隔(マシンサイクル)毎にメインルーチン(図示
省略)から呼び出されて処理が行われる。
【0032】動作が開始される前には初期化が行われ、
上記カウンタの値がゼロに設定されるとともに、ソレノ
イド300に最大電流を流す時間を示す値がRAM内に
閾値として設定される。更に、入力される目標液圧信号
に対する閾電圧が設定される。動作が開始されると、マ
シンサイクル毎に図5に示されたフローが呼び出され
る。ステップSA1では入力される目標液圧信号が発生
しているか否か、つまり目標液圧信号が閾電圧の値以上
であるか否かが判定される。非発生中であると判断され
ると処理はステップSA2へ進みカウンタの値cntを
ゼロに設定する処理が行われ、メインルーチンに戻る。
【0033】一方、ステップSA1において目標液圧信
号が発生中であると判断されると処理はステップSA3
へ進む。ステップSA3では、カウンタの値cntとR
AM内に記憶された閾値とが比較される。ステップSA
3において、カウンタの値cntが閾値以下と判断され
た場合、つまり現在の時間が目標液圧発生から所定時間
以内であると判断された場合には、処理はステップSA
4へ進み、ソレノイド300を連続通電駆動する処理を
行うとともに、カウンタの値cntをインクリメントす
る。ステップSA4の処理が終了するとメインルーチン
に戻る。
【0034】一方、ステップSA3において、カウンタ
の値cntが閾値よりも大であると判断されると、目標
液圧信号に応じた通常のPWM制御を行ってソレノイド
300を駆動する処理が行われる。この処理が終了する
と、メインルーチンに戻る。以上説明したように、メイ
ンルーチンから図5に示されたフローがマシンクロック
毎に呼び出され、ソレノイドのPWM駆動又は連続通電
駆動が行われる。
【0035】〔第4実施形態〕図6は本発明の第4実施
形態によるブレーキ液圧制御装置の電気的構成を示すブ
ロック図であり、図1に示された本発明の第1実施形態
によるブレーキ液圧制御装置と共通する部分には同一の
符号を付し、その説明を省略する。本発明の第4実施形
態によるブレーキ液圧制御装置が、図2に示された第1
実施形態によるブレーキ液圧制御装置と異なる点は、最
大電流供給回路200が最大電流供給回路200bに変
更された点である。
【0036】この最大電流供給回路200bが最大電流
供給回路200と異なる点は、目標液圧信号の変化率を
検出して検出信号を出力する変化率検出器222と、変
化率検出器222から出力される検出信号に応じたパル
ス幅を有する単発のパルスを出力するタイマ回路220
が設けられた点である。上記変化率検出器222は微分
回路を備えており、タイマ回路220は変化率検出器2
22から出力される検出信号に応じてリセットパルスを
遅延出力する構成となっている。
【0037】上記構成において、目標液圧信号が入力さ
れると変化率検出器222はその変化率を検出して検出
信号を出力する。この検出信号に基づいてタイマ回路2
20は単発のパルスのパルス幅を設定する。目標液圧信
号が閾電圧の値となると、ソレノイド駆動回路100は
目標液圧信号に応じてソレノイド300を駆動する。ま
た、差動増幅器206の出力レベルがローレベルからハ
イレベルに変化する。タイマ回路220は差動増幅器2
06の出力レベルが立ち上がって時点において設定され
たパルス幅を有する単発のパルスを出力する。
【0038】この単発のパルスが最大電流駆動トランジ
スタ210のベース端子に供給されている間、最大電流
駆動トランジスタ210はオン状態となり、ソレノイド
300に最大電流が流れる。このように、本発明の第4
実施形態によるブレーキ液圧制御装置においては、目標
液圧信号の変化率に応じてソレノイド300に最大電流
を流す時間を可変とすることができる。
【0039】〔第5実施形態〕図7は本発明の第5実施
形態によるブレーキ液圧制御装置の電気的構成を示すブ
ロック図であり、図4に示された本発明の第2実施形態
によるブレーキ液圧制御装置と共通する部分には同一の
符号を付し、その説明を省略する。本発明の第5実施形
態によるブレーキ液圧制御装置が、図4に示された第2
実施形態によるブレーキ液圧制御装置と異なる点は、最
大電流供給回路200が最大電流供給回路200bに変
更された点である。
【0040】この最大電流供給回路200bが最大電流
供給回路200と異なる点は、目標液圧信号の変化率を
検出して検出信号を出力する変化率検出器222と、変
化率検出器222から出力される検出信号に応じたパル
ス幅を有する単発のパルスを出力するタイマ回路220
が設けられた点である。上記変化率検出器222は微分
回路を備えており、タイマ回路220は変化率検出器2
22から出力される検出信号に応じてリセットパルスを
遅延出力する構成となっている。
【0041】上記構成において、目標液圧信号が入力さ
れると変化率検出器222はその変化率を検出して検出
信号を出力する。この検出信号に基づいてタイマ回路2
20は単発のパルスのパルス幅を設定する。目標液圧信
号が閾電圧の値となると、ソレノイド駆動回路100a
は目標液圧信号に応じてソレノイド300を駆動する。
また、差動増幅器206の出力レベルがローレベルから
ハイレベルに変化する。タイマ回路220は差動増幅器
206の出力レベルが立ち上がって時点において設定さ
れたパルス幅を有する単発のパルスを出力する。
【0042】この単発のパルスが最大電流駆動トランジ
スタ210のベース端子に供給されている間、最大電流
駆動トランジスタ210はオン状態となり、ソレノイド
300に最大電流が流れる。このように、本発明の第5
実施形態によるブレーキ液圧制御装置においては、第4
実施形態と同様に目標液圧信号の変化率に応じてソレノ
イド300に最大電流を流す時間を可変とすることがで
きる。
【0043】〔第6実施形態〕本発明の第6実施形態に
よるブレーキ液圧制御装置は、第3実施形態によるブレ
ーキ液圧制御装置と同様に図4中の最大電流供給回路2
00を省くとともに、ソレノイド駆動回路100a中の
PWM駆動回路114の代わりにCPU(中央処理装
置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random A
ccess Memory)等からなる一般的なコンピュータによっ
て構成したものである。また、上記コンピュータには、
入力される目標液圧信号をディジタル信号に変換するA
/Dコンバータが設けられ、上記RAMには計時機能を
有するカウンタが設けられている。以下の説明において
は、このカウンタの値をcntとする。上記ROMには
駆動トランジスタ112をPWM駆動するためのプログ
ラムが記憶されており、CPUはこのプログラムに従っ
て制御を行う。
【0044】以下、図8を参照して本発明の第6実施形
態によるブレーキ液圧制御装置の動作を説明する。図8
は本発明の第6実施形態によるブレーキ液圧制御装置の
動作を示すフローチャートであり、図5に示された第3
実施形態によるブレーキ液圧制御装置の動作を示すフロ
ーチャートと共通するステップには同一の符号を付し、
その説明を省略する。図8に示された第6実施形態によ
るブレーキ液圧制御装置の動作を示すフローチャートが
図5に示された第3実施形態によるブレーキ液圧制御装
置の動作を示すフローチャートと異なる点は、ステップ
SA1とステップSA3との間にステップS10が設け
られた点である。
【0045】ステップS10はステップSA1において
目標液圧が発生していると判断された場合に行われる処
理である。ステップS10では、入力される目標液圧信
号の上昇速度に応じて、RAMに記憶されている閾値を
変更する処理が行われる。例えば、RAMに予め設定さ
れた閾値が10進数で1000と設定されている場合で
あって、上昇速度が大である場合には閾値を値1200
に変更する処理が行われる。ステップS10の処理を追
加することによってソレノイド300に最大電流を流す
時間を目標液圧信号に応じて変化させることができる。
【0046】〔第7実施形態〕本発明の第7実施形態に
よるブレーキ液圧制御装置は、第6実施形態によるブレ
ーキ液圧制御装置と同様の構成であるが、RAM中に目
標液圧信号上昇速度を記憶する記憶領域が設けられてい
る点が異なる。
【0047】以下、図9を参照して本発明の第7実施形
態によるブレーキ液圧制御装置の動作を説明する。図9
は本発明の第7実施形態によるブレーキ液圧制御装置の
動作を示すフローチャートであり、図8に示された第6
実施形態によるブレーキ液圧制御装置の動作を示すフロ
ーチャートと共通するステップには同一の符号を付し、
その説明を省略する。図10に示された第7実施形態に
よるブレーキ液圧制御装置の動作を示すフローチャート
が図8に示された第6実施形態によるブレーキ液圧制御
装置の動作を示すフローチャートと異なる点は、ステッ
プS10の代わりにステップS20が設けられ、ステッ
プSA5の次にステップS30が設けられた点である。
【0048】ステップS20はステップSA1において
目標液圧が発生していると判断された場合に行われる処
理である。ステップS20では現在入力されている目標
液圧信号をRAM内に記憶する処理が行われるととも
に、RAMに記憶されている前回の目標液圧信号を読み
出す処理が行われる。そして読み出した目標液圧信号と
現在入力されている目標液圧信号との差を演算によって
求め、得られた値に応じて閾値を設定する処理が行われ
る。
【0049】ステップS20において閾値が設定される
と、この閾値によってソレノイドに最大電流を流す時間
が決定される。この時間内であれば前述したようにステ
ップSA4においてソレノイドを連続通電駆動してカウ
ンタをインクリメントする処理が行われ、上記時間後で
あればステップSA5の処理によって通常のPWM制御
が行われる。
【0050】ステップSA5の処理が終了すると、ステ
ップS30へ進む。ステップS30ではカウンタの値c
ntに値0が代入され、カウンタをクリアする処理が行
われる。ステップS30の処理が終了するとメインルー
チンに戻る。次のマシンクロックで図9のフローが呼び
出されるとステップSA1に進む。ステップSA1にお
いて目標液圧信号が発生していると判断されるとステッ
プS20へ進み、現在の目標液圧信号と、RAMに記憶
されている前回の目標液圧信号との差が演算され、得ら
れた値に応じて閾値が再び設定される。
【0051】ステップS20の処理が終了するとステッ
プSA3へ進みカウンタの値cntと閾値とが比較され
る。カウンタの値は前回呼び出されたときのステップS
30の処理でクリアされているので、処理はステップS
A4へ進みソレノイドの連続通電駆動が行われる。以
降、同様の処理が行われ、目標液圧信号がゼロとなる
か、又はRAMに記憶されている目標液圧信号と現在入
力されている目標液圧信号との差がゼロになるまでソレ
ノイドの連続通電駆動が行われる。つまり、本実施形態
においては、高速のブレーキ応答性が必要な場合に、最
大電流を流す時間を延長することができるので急ブレー
キ時において極めて高速な応答が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
目標液圧が予め定められた所定値以上になった場合に、
所定時間最大駆動電流を流すようにしているので、いわ
ゆる起動抵抗をキャンセルでき、応答性が改善できると
いう効果がある。また、目標液圧に応じて最大駆動電流
を流す時間を変化させているので、目標液圧が緩やかに
変化しており高い応答性が要求されない場合には最大駆
動電流が流れる時間を短くし、逆に目標液圧が速く変化
しており高い応答性が要求される場合には最大駆動電流
が流れる時間を長くできるため、状況に応じて極めて良
好な応答特性を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態によるブレーキ液圧制御装
置が備える液圧制御弁の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】 ソレノイド300の駆動電流と目標液圧信号
との関係を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第3実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第4実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第5実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第6実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第7実施形態によるブレーキ液圧制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
8 圧力センサ(センサ) 4 液圧供給源 3 ホイールシリンダ 50 液圧制御弁 30,300 ソレノイド(比例ソレノイド) 60 エンジンコントロールユニット(弁制
御手段) 206 作動増幅器(比較手段) 208 タイマ回路 210 最大電流駆動トランジスタ(上記20
8,210は出力制御手段をなす) 220 タイマ回路 222 変化率検出器(上記220,222は
設定手段をなす)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作量を検出するセンサと、倍
    力されたブレーキ液を出力供給する液圧供給源と、車輪
    に設けられ、液圧供給源からブレーキ液が供給されるこ
    とにより、車輪に対して制動力を付与するホイールシリ
    ンダと、液圧供給源から供給される倍力されたブレーキ
    液圧をホイールシリンダに供給調整するために液圧供給
    源とホイールシリンダとの間に設けられ、ホイールシリ
    ンダを液圧供給源に対して連通制御するために、比例ソ
    レノイドにより駆動される弁機構を備えた液圧制御弁
    と、ブレーキ操作量に対応した制動力を車輪に対して付
    与するために、前記センサからの出力に基づきホイール
    シリンダに供給する目標液圧を演算し、この目標液圧に
    対応する駆動電流を液圧制御弁の比例ソレノイドに供給
    する弁制御手段とを備えたブレーキ液圧制御装置におい
    て、 前記弁制御手段には、ブレーキ操作がなされたときに演
    算された目標液圧が予め設定された所定値を超えている
    か否か比較する比較手段と、 前記比較手段によって所定値を超えていると判断された
    ときには、前記比例ソレノイドに目標液圧に対応する駆
    動電流を流すに先立って最大駆動電流を所定時間だけ流
    す出力制御手段とを設けたことを特徴とするブレーキ液
    圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記出力制御手段は、最大駆動電流を流
    す所定時間を目標液圧に応じて設定する設定手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のブレーキ液圧制
    御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10151465B4 (de) * 2000-10-19 2008-01-31 Aisin Seiki K.K., Kariya Fahrzeugbewegungssteuervorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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