JPH11141502A - 建設機械の油圧昇圧回路 - Google Patents

建設機械の油圧昇圧回路

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JPH11141502A
JPH11141502A JP9306917A JP30691797A JPH11141502A JP H11141502 A JPH11141502 A JP H11141502A JP 9306917 A JP9306917 A JP 9306917A JP 30691797 A JP30691797 A JP 30691797A JP H11141502 A JPH11141502 A JP H11141502A
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JP
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pressure
relief
hydraulic
oil
relief valve
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JP9306917A
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Inventor
Noriyuki Sakai
紀幸 坂井
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業の目的に応じた昇圧が可能で、かつ操作
性も優れ、さらに油圧機器の寿命等も考慮した昇圧回路
を提供することを課題としている。 【解決手段】 リリーフ弁により油圧ポンプからの圧油
をリリーフ圧に保持し、該圧油を供給してアクチュエー
タを作動させる建設機械の油圧回路において、該リリー
フ圧を該油圧回路の定格圧より高いリリーフ圧に昇圧さ
せる昇圧手段と、定格圧以下で作動油の油圧上昇速度を
測定する測定手段と、該測定手段の油圧上昇速度に基づ
いてリリーフ弁の昇圧量を制御する制御手段とを具備
し、前記制御手段は該油圧上昇速度が大きいときは該リ
リーフ弁の昇圧量を大きくすると共に定格圧に復帰せし
めるまでの昇圧保持時間を短くしたことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械等にお
いて昇圧回路を具備した油圧回路の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建設機械で作業する場合にア
ッタチメントに大きな負荷がかかる場合、例えば、硬い
地面を掘削する場合、岩石や立木の根を掘り起こし又は
吊り荷作業の場合等には、作動油の油圧、即ちメインリ
リーフ弁のリリーフ圧を一時的に昇圧するという手段が
用いられている。これは、作動油の油圧を常に高い圧力
で作動させると油圧ポンプ、油圧モータその他の油圧機
器を高圧に耐えるものにする必要があり、油圧回路のコ
ストが高くなること、又逆に油圧機器をそのままにして
メインリリーフ弁のリリーフ圧のみを高めると使用して
いる油圧機器の寿命及び耐久性の点で問題が生じるから
である。
【0003】作動油の油圧を一時的に昇圧させて使用す
る従来油圧回路として、例えば、公開特許公報第昭60
ー109605号に巻き上げドラム60の油圧回路が開
示されている(図7参照)。この油圧回路にリリーフ圧
を昇圧する昇圧回路(以下、従来装置1という)が使用
されている。以下、従来装置1について説明する。
【0004】図7において、メインポンプ61と油圧モ
ータ62を制御する方向切換弁63の間は主回路64に
よって接続されている。主回路64の分岐油路66にメ
インリリーフ弁65が接続されている。メインリリーフ
弁65のリリーフ圧は定格圧力Paに設定されている。
さらにその下流に切換弁67、主回路64の圧力によっ
て自動的に切換わる切換弁68、背圧用ポンプ69が接
続されている。背圧用ポンプ69の吐出圧は背圧用リリ
ーフ弁70によって圧力Peに設定されている。また、
主回路からの分岐油路71に遅延回路72が接続されて
いる。遅延回路72は主回路の圧力がPaに達すると切
換弁67をA位置から一定時間tの経過後にB位置に切
り換える。
【0005】この構成により、従来装置1は以下のよう
に機能する。メインリリーフ弁65のリリーフ圧Pcは
Pc=Pa+Peに設定されているので、主回路の圧力
が定格圧力Paに達してから遅延回路72の作用により
切換弁67が切り換えられるまでの間(時間t)に主回
路の圧油はリリーフ圧Pcまで一旦上昇し、次いで切換
弁67がB位置に切換わり、背圧Peがカットされて自
動的に定格圧力Paに下降する。これを図示したのが図
8である。図8において、主回路の油圧が上昇して、定
格圧力Pa(図のイ点)を越えたのを検出し、その後一
定の時間tを経過したときに(図のロ点)リリーフ圧を
自動的に定格圧力Paに戻し(図のハ点)、以後リリー
フ圧をPaに保持する。図7に示した回路ではリリーフ
圧の上昇は毎回行われる。なお、同公報には、圧力スイ
ッチを設け作動油圧が定格圧以上になった場合に昇圧を
行う回路も開示されている。
【0006】また、登録実用新案第2097226号及
び公開実用新案第平4ー126958に開示されている
作動油の昇圧装置(以下、従来装置2という)、はリリ
ーフ弁を常時定格圧力に設定しておき、オペレータが昇
圧の必要を感じたときは所定の操作によって昇圧信号を
発生し、制御装置がこの昇圧信号に基づいて主回路に接
続されたリリーフ弁のリリーフ圧を所定時間増大するよ
うに制御している。従って、この昇圧装置ではオペレー
タの操作により、一定時間だけ作動油の圧力を昇圧する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の昇圧装置1は、毎回、または作動油の圧力が定格
圧力(Pa)よりも僅かでも高い圧力に達した場合に、
一定時間自動的に一定の昇圧量(Pe)を昇圧された状
態で維持する。しかし、昇圧を必要とする作業の目的に
従って極く短時間の間だけ高い圧力間で昇圧させたい場
合や比較的長い時間低い昇圧量を昇圧させたい場合もあ
り、この従来装置1では目的に応じた昇圧ができないと
いう課題があった。また、作動油圧が定格圧よりも少し
でも高くなると昇圧するため、作動油を昇圧する頻度が
必要以上に多くなる。しかも、昇圧量は作業に必要な最
大の昇圧量に設定しておく必要があり、常にこの最大昇
圧量だけ昇圧するため、油圧機器の寿命、耐久性が短く
なるという課題、及び運転の燃費がそれだけ悪くなると
いう課題があった。
【0008】さらに、従来装置1では作動油圧が定格圧
Paに達したのを検出し、検出後にリリーフ弁を昇圧す
るため、作動油圧の上昇に遅れが生じるという課題、さ
らにはリリーフ弁の切換回数がそれだけ多くなるのでリ
リーフ弁の寿命が短くなるという課題がある。又、従来
装置2では、オペレータが所定の動作によって昇圧信号
を発生させるため、オペレータの操作が煩雑になるとい
う課題、及び昇圧に時間遅れが生じ易いという課題があ
った。
【0009】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、作業の目的に応じた昇圧が可能で、かつ操
作性も優れ、さらに油圧機器の寿命等も考慮した昇圧回
路を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の装置
は、リリーフ弁により油圧ポンプからの圧油をリリーフ
圧に制限し、該圧油を供給してアクチュエータを作動さ
せる建設機械の油圧回路において、該リリーフ圧を該油
圧回路の定格圧より高いリリーフ圧に昇圧させる昇圧手
段と、定格圧以下で作動油の油圧上昇速度を測定する測
定手段と、該測定手段の油圧上昇速度に基づいてリリー
フ弁の昇圧量を制御する制御手段とを具備し、前記制御
手段は該油圧上昇速度が大きいときは該リリーフ弁の昇
圧量を大きくすると共に定格圧に復帰せしめるまでの昇
圧保持時間を短くしたことを特徴とし、この構成により
前記課題を解決している。即ち、リリーフ弁の昇圧量と
昇圧保持時間を操作者が変更できるようにして課題を解
決している。
【0011】また、請求項2に記載の装置は、請求項1
に記載の装置で前記リリーフ弁の昇圧量は、複数の段階
的な値をとる離散量としたことを特徴とし、これにより
前記課題を解決している。
【0012】請求項3に記載の装置は、請求項1に記載
の装置で、前記制御手段として、前記リリーフ弁のリリ
ーフ圧又は昇圧量と前記昇圧保持時間とを変数とする関
数の関数値が略一定となるように制御したことを特徴と
する構成で、これにより前記課題を解決している。
【0013】請求項4に記載の装置は、請求項3に記載
の装置で、前記所定の関数は、前記昇圧保持時間中の供
給エネルギが略一定となるように定め、その関数関係か
ら昇圧保持時間を定めたことを特徴としている。即ち、
本装置では、特に一回毎の昇圧は昇圧エネルギが略一定
になる様に昇圧保持時間を定めて装置の寿命を長くする
ようにし、課題を解決している。
【0014】請求項5に記載の装置は、請求項1〜4に
記載の装置で、前記制御手段として、前記リリーフ弁の
最大昇圧量から減少させて前記所定の昇圧量に設定する
ように該リリーフ弁を制御したことを特徴としている。
【0015】請求項6に記載の装置は、リリーフ弁によ
り油圧ポンプからの圧油をリリーフ圧に制限し、該圧油
を供給してアクチュエータを作動させる建設機械の油圧
回路において、該リリーフ圧を該油圧回路の定格圧より
高いリリーフ圧に昇圧させる昇圧手段と、該アクチュエ
ータの作動油圧を検出する検出手段と、該昇圧手段を制
御するコントローラを具備し、該コントローラは該リリ
ーフ圧を常時昇圧された状態に保持し、該検出手段によ
り作動油圧が定格圧以上で昇圧リリーフ圧以下の所定の
設定圧を検出し、該設定圧以上の作動油圧が一定時間経
継続したときは該リリーフ圧を定格圧に降圧するように
制御することを特徴としている。
【0016】請求項7に記載の装置は、請求項6に記載
の装置で、前記コントローラは、さらに、リリーフ圧が
定格圧に降圧されたときは所定時間経過後に昇圧状態に
回復制御することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施形態】以下、図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 <実施形態 1>図1は本発明を適用した実施形態1の
構成の概略を示した図である。図1において、油圧ポン
プ1により油タンク2中の作動油が主回路5を通って、
切換弁3、4及び絞り56を介して油タンクに帰還す
る。アクチュエータ6、7が切換弁3、4の出力ポート
に接続されている。切換弁3、4は図示を省略したリモ
コン弁により制御されている。
【0018】主回路5から分岐した配油管8にリリーフ
弁9が接続されている。リリーフ弁9は主回路5を流れ
る作動油の油圧が所定の設定圧以上になると閉じていた
弁を開き、圧力油を油タンク2に逃がす。また、リリー
フ弁9にはリリーフ圧を昇圧するための昇圧手段(即
ち、リリーフ弁が開放する圧力を高くして、主回路の油
圧を上昇させる手段)が設けれれており、その昇圧手段
はスプリング10、パイロットポート11及び電磁弁1
2から構成されている。即ち、リリーフ弁9には設定圧
を調節するためのスプリング10とその設定圧を制御す
るためのパイロットポート11とが設けられている。パ
イロットポート11に作用するパイロット油圧は電磁弁
12によって制御されていると共に、電磁弁12のノソ
レノイド13a、13bはコントローラ14に接続さ
れ、制御されている。
【0019】電磁弁12の入力ポートはパイロットポン
プ15及び油タンク2に接続されている。パイロットポ
ンプ15の出力側油圧は、分岐油路19を介してリリー
フ弁20が設けられており、一定油圧Ppとなるように
設定されている。また、主回路5から分岐した分岐管1
6が設けられ、その終端に圧力センサ17が接続されて
いる。圧力センサ17により検出された主回路5の油圧
信号は配線18によってコントローラ14に入力され
る。コントローラ14の具体的構成例を図2に示す。
【0020】図2において、外部電源21の正側はDC
/DCコンバータ23及び電磁弁12の駆動用電源端子
22に接続しており、負側は接地端子(又は共通端子)
25に接続されている。DC/DCコンバータ23は直
流電圧を降圧(又は昇圧)するもので、降圧された直流
電圧はIC等の電源として端子24に接続されており、
この端子からIC及び圧力センサの駆動用電源端子に接
続されている。同様に接地端子25もIC及び圧力セン
サの駆動用電源端子に接続されている。
【0021】圧力センサ17から入力された油圧信号は
図示省略の増幅器により増幅され、A/D変換器26に
入力される。A/D変換器26によってデジタル信号に
変換された油圧信号はインタフェース(I/F)27、
バス28を介してCPU(中央演算回路)30に入力さ
れる。入力されたデータはバス35を介してRAMメモ
リー33に記録される。一方、CPU30は回線37を
介してタイマー36に接続されており、油圧信号を測定
した時刻も同時にRAMメモリー33に記録される。C
PU30はこれらのデータから主回路5の油圧上昇速度
を検出する。
【0022】また、ROMメモリ34はバス35を介し
てCPU30に接続されており、ROMメモリ30には
制御を実行するためのプログラムが格納されており、C
PU30はこのプログラムに従って制御量を求め、制御
を実行する。CPU30から出力された制御信号はバス
28を介してインタフィース31に出力され、D/A変
換器37によってアナログ量に変換され、トランジスタ
38a、38bによって電力増幅され、電磁弁12のソ
レノイド13a、13bに各々所定の制御電流を出力す
る。
【0023】図4は実行する制御プログラムの機能の具
体的ケースを例示した図である。図4において、油圧P
m、Pnは油圧の上昇速度を検出するための油圧で、こ
れらの油圧と要した時間tを測定して、それらのデータ
から油圧上昇速度Vpがコントローラ14のCPU30
によって算出される。なお、油圧Pm、Pnは油圧回路
の定格圧Psよりも低い油圧を選択している。
【0024】図4の折れ線Aは最大上昇速度Va(また
は所定の上昇速度Va’以上の速度)が検出された場合
でリリーフ圧は最大リリーフ圧Paをとり、時間Taだ
けそのリリーフ圧が保持される。また、折れ線Bはやや
大きな上昇速度Vbが検出された場合でリリーフ圧はP
bに設定され、保持時間はTbである。折れ線Cはやや
低い上昇速度Vcが検出された場合でリリーフ圧はPc
に設定され、保持時間はTcである。また、折れ線Dは
上昇速度Vdが所定の上昇速度Vd’以下の速度が検出
された場合でリリーフ圧は定格リリーフ圧Psに設定さ
れる。
【0025】上記したリリーフ圧Prは上昇速度Vp
(Va’≧Vp≧Vd’)の単調増加関数として定め
る。従って、上昇速度Vpが大きいほどリリーフ圧Pr
は大きくなる。即ち、リリーフ弁5による降圧は少なく
なる。この関数として例えば、Prは上昇速度Vpの一
次式(Pr=k1*Vp+k2;k1、k2は定数で、
k2は正で適宜定める)に従って定めてもよい。なお、
リリーフ圧Prは連続的に変化させてもよいし、段階的
に離散値を取るように変化させてもよい。また、保持時
間Tはリリーフ圧Prが大きいほど小さくなるように定
める。例えば、PrとTとを変数とする関数F(Pr、
T)が一定となるように定めてもよい。
【0026】例えば、関数 F(Pr、T)=k*(P
r**2)*(T**3)=Eとなるように定めてもよ
い。ここで、E、kは定数で、記号「**」はべき乗を
表し、「*」は乗算を表す。このように定めた場合、E
は時間T中に供給されるエネルギーに相当する。即ち、
圧力は単位面積当たりの作用力fを表し、作用力fは一
般に質量mと加速度aの積、f=a*mで表される。か
つ、加速度aと時間Tの積は速度vを表す(fは時間T
において一定である)。即ち、a*T=vとなる。従っ
て、E=k*(a*m)**2*(v/a)**2*T
となり、更に簡単化すれば、E=k’*(v**2)*
Tとなる。これは作用を受ける質量が一定と考えれば時
間T中に及ぼすエネルギーに比例する。なお、関数Fは
これに限るものではなく、例えばF=Pr*Tとしても
よいし、実験等により適宜別の関数形又はテーブルで定
めるようにしてもよい。また、リリーフ圧Prの代わり
に昇圧量を変数として関数Fを定めてもよい。
【0027】図3は図1の昇圧手段におけるリリーフ圧
を設定する制御例を示したものである。図3(A)は図
4の折れ線Bに相当する場合で比較的大きな上昇速度を
検出した場合である。制御電流Iaはソレノイド13a
の制御電流で、電流Ibはソレノイド13bの制御電流
である。図3(A)では、まず、制御電流Iaをソレノ
イド13aにある時間流してパイロットポート11の圧
力をPpにする。次に、極く短時間tbだけ、ソレノイ
ド13bに制御電流Ibを流し、パイロットポート11
内の圧油を一部逃がしてリリーフ弁9のリリーフ圧がP
bとなるように制御する。次いで、制御電流Ibをゼロ
にしてパイロットポート11の圧力を一定に保持する。
図3(B)は折れ線Cに相当する場合で、ソレノイド1
3bに制御電流Ibを流す時間をtcとし、リーフ弁9
のリリーフ圧がPcとなるように制御する。
【0028】図1〜図4示した実施形態は以上説明した
ように構成されているので、以下のように作用する。ま
ず、アクチュエータが作動していないときは主回路の流
れに対する抵抗は小さいので、油圧は低い。次に、切換
弁3を作動させてアクチュエータ6に作動油を供給する
場合を説明する。
【0029】切換弁3を作動させると、切換弁3の流れ
抵抗は徐々に増大するので主回路5の作動油の油圧も上
昇する。この作動油の油圧は分岐管16を介して圧力セ
ンサ17によって測定され、その圧力信号Pm、Pnと
測定時刻tm、tnがコントローラ14に送られる。コ
ントローラ14はこれらのデータを受けるとCPU30
によって上昇速度Vpを算出する。このデータVpに基
づいてリリーフ設定圧Prと昇圧保持時間Tが前記した
関数又は表を利用して定められる。
【0030】コントローラ14は予めソレノイド13a
に電流Iaを通電する。また、設定圧Prに対応する制
御電流Ibの通電時間tを求め、その制御電流Ibをソ
レノイド13bに出力し(Iaはゼロにする)、パイロ
ットポート11の圧力を調整してリリーフ弁9のリリー
フ圧Prを所定の圧に設定し、次いで、制御電流Ibを
ゼロにしてリリーフ圧Prを保持する。これは電磁弁1
2の状態を状態aから状態cに、更に状態bに変化させ
ることによって行う。
【0031】以上の設定により主回路5の油圧はリリー
フ圧Prまで上昇し、リリーフ圧Prに達した後で昇圧
保持時間Tが経過するまでリリーフ圧Prを保持する。
時間Tが経過したら、リリーフ圧を定格圧Tsに戻す。
これはソレノイド13bに制御電流Ibを通電すること
によって行われる。これに従って、主回路5の油圧もT
sまで降下する。また、図4には図示を省略してある
が、アクチュエータの操作を停止すると主回路5の油圧
も減少し、略ゼロにまで降下する。
【0032】図5はリリーフ弁9の別の昇圧手段の実施
形態を示した図である。この昇圧手段においてはスプリ
ング10がケース41に収納され、スプリング10の一
端側が軸42に接続されている。軸42はケース41に
図の上下方向に摺動可能に保持されているとともに、そ
の反対側端は回転運動を直線運動に変換する運動変換器
43に接続されている。さらに、運動変換器43の入力
軸はパルスモータ44に接続されている。パルスモータ
44は両方向の回転が可能で、コントローラ14からの
制御パルス信号によって制御されている。パルスモータ
44の具体的な制御方法は従来から知られている技術を
利用できる。なお、運動変換器43は例えば、ねじを利
用することによって容易に構成することができる。
【0033】図5に示す実施形態を使用した場合は以下
のように機能する。主回路5の油圧の上昇速度Vpを検
出するところまでは図1の場合について説明したものと
同じである。上昇速度Vpに基づいてリリーフ圧Pr及
び昇圧保持時間Tを前記した方法又はその他の方法で算
出する。コントローラ14は予めパルスモータに正パル
スの制御信号を出力してリリーフ弁9のリリーフ圧が最
大リリーフ圧Paになるように設定しておき、リリーフ
圧Prが算出された段階で負のパルス信号を出力し、リ
リーフ圧をPrに設定する。主回路5の油圧PがPrに
達したら時間を計測し、T時間経過後に負のパルス信号
を出力してリリーフ圧をPsに再度設定する。以後は図
1について説明したと同じ様に行う。
【0034】図6はリリーフ弁9の更に別の昇圧手段の
実施形態を示した図である。この昇圧手段においては、
リリーフ弁9の昇圧量が段階的な離散値で行われる。パ
イロットポンプ15の出力側油路にリリーフ弁46a、
46b、46cがカスケードに接続され、最終段46c
の出力は油タンク2に接続されている。リリーフ弁46
a、46b、46cの降圧する圧力(リリーフ圧)は同
一でもよいし、各々が異なっていてもよい。
【0035】リリーフ弁46a、46b、46cの前後
から分岐管47a〜47dを介して電磁弁48の各入力
ポートに接続されている。また、電磁弁48の出力ポー
トは連結した後、リリーフ弁8のパイロットポート11
に接続されている。電磁弁48のソレノイド49はコン
トローラ14に接続されており、その制御信号によって
パイロットポート11の油圧が選択的に制御される。即
ち、電磁弁48が状態aにあるときはパイロットポート
の油圧はリリーフ弁20のリリーフ圧Ppとなり、状態
がb、cとなるにつれて順次低くなり、状態dにあると
きはゼロ圧となる。これによってリリーフ弁9の昇圧量
が段階的に調整可能となる。
【0036】図6に示す実施形態を使用した場合は以下
のように機能する。主回路5の油圧の上昇速度Vpを検
出するところまでは図1の場合について説明したものと
同じである。上昇速度Vpに基づいてリリーフ圧Pr及
び昇圧保持時間Tを前記した方法又はその他の方法で算
出する。コントローラ14は予めソレノイド49に制御
電流を流し、電磁弁48を状態aにして、リリーフ弁9
の設定圧を最大リリーフ圧Paに保持する。次いで、リ
リーフ圧Prが求められたときに制御電流を流して状態
b又はcにしてリリーフ圧を所定値Prに保持する。主
回路5の油圧Pがリリーフ圧Prに達したら時間を計測
を開始し、時間Tが経過するまでその状態を保持する。
時間T経過後に制御電流をゼロにし、電磁弁48をd状
態にし、リリーフ圧を定格圧Psにする。以後は図1で
説明したと同じように行う。
【0037】本発明の実施形態1は以上に詳述したよう
に構成され、機能する。即ち、リリーフ弁9の昇圧量は
主回路5の油圧上昇速度Vpによって異なり、上昇速度
Vpが速いほど昇圧量は大きい。従って、作業目的に応
じて昇圧量を変えることが可能であり、作業目的に適し
た作動油圧を得ることができるという効果がある。ま
た、リリーフ圧Prは最高圧Paにしてから所定のリリ
ーフ圧に減少する方向に制御しているので、主油圧回路
の初期の油圧上昇速度を大きくすることができ、即応性
が確保できるという効果がある。さらに、リリーフ圧P
rを高くした場合は昇圧保持時間Tを短くして、その間
に供給されるエネルギ等の値を一定値に制限し、油圧機
器にかかる負荷を制限しているので、寿命を従来装置よ
りも長くすることができるという効果がある。
【0038】<実施形態 2>図9は実施形態2の回路
構成示した図である。本構成は実施形態1の回路構成と
ほぼ同じであり、同一部分は同一の参照番号を付し、異
なる部分に新たな番号を付してその部分を特に詳しく説
明する。図9において、圧力センサ17は定格圧(P
a)以上で昇圧リリーフ圧(Pb)以下の所定の設定圧
(Ps)に設定されている。この設定圧(Ps)は昇圧
リリーフ圧(Pb)と同じにしてもよく又は両者の中間
値、即ち(Pa+Pb)/2としてもよい。更に他の値
にしてもよい。また、コントローラ81の内部構成は図
2の場合と比較して出力端を1個とする点が異なり、他
は同じでよい。以下の説明においては図2を援用して説
明する。
【0039】コントローラ81は以下のように制御を行
う。即ち、コントローラ81は常時配線82にソレノイ
ド電流をオフにする。従って、電磁弁83はばね力によ
り状態aに保持する。圧力センサ17は油路16の作動
油圧が上昇して設定値Ps以上になると配線18にオン
信号が出力する。コントローラ81はこの出力を読みと
って、コントローラ81のCPU30は信号「オン」が
入力された時点から時間の計測を開始する。計測時間が
一定時間(T1)になったら、配線82(出力端38
a)にソレノイド電流を所定時間(T2)だけ継続して
出力し、電磁弁83を状態bに保持する。時間T2が経
過したら再度出力端38aの電流をオフにする。また、
一定時間T1経過前に圧力センサ17からの信号がオフ
になった場合は時間の計測をリセットして停止する。
【0040】実施形態2は、コントローラを上記したよ
うに構成したので以下のように機能する。即ち、作動油
圧が圧力スイッチ17の設定値(Ps)以下の場合はリ
リーフ弁9は常に昇圧された状態にある。作動油圧が設
定値Ps以上になり、その状態が一定時間T1継続する
とコントローラ81はソレノイド電流を配線82に出力
し、リリーフ圧を定格圧に降圧する。所定時間T2経過
後に再びソレノイド電流をオフにし、リリーフ圧を昇圧
する。また、作動油圧が設定値以上になっても、一定時
間経過前に設定値以下になった場合は電磁弁を切り換え
ないで、昇圧された状態を保持する。
【0041】図10〜12は作動油圧と電磁切換弁83
の切換信号との関係について従来装置1(図7)を使用
した場合と比較して説明した図である。図10(A)は
作動油の油圧波形を示しており、昇圧油圧Pbになる時
間(t1)が短い場合である。即ち、t1はt(従来装
置の昇圧時間、図8参照)及びT1(実施形態2におけ
る設定圧Ps以上の継続時間)に比べて短い場合であ
る。(B)は従来装置1の電磁弁67(図7参照)の切
換状態を示し、(C)は本装置の油圧波形で(A)と同
じである。(D)は本実施形態2の電磁弁83の切換状
態を示す。この図から明らかなように、同じ作動油圧を
得るのに従来装置1では頻繁に電磁弁が切換わるが、本
装置では1回も切換わらない。
【0042】図11は作動油圧が定格圧Paより僅かに
上昇する場合であり、(A)は従来装置1の作動油圧の
波形で、(B)は電磁弁の切換状況を示す。(C)は本
装置による波形で、(D)は本装置の電磁弁の切換状況
を示す。図から解るように、作動油波形はほぼ同じであ
る。しかし、従来装置1では頻繁に電磁弁が切換わる
が、本装置では切換わらない。図12は作動油圧が昇圧
リリーフ圧Pbと等しいか又はPbより僅かに低い圧ま
で上昇する場合であり、(A)は従来装置1の作動油圧
の波形で、(B)は電磁弁の切換状況を示す。(C)は
本装置による波形で、(D)は本装置の切換状況を示
す。図から解るように、この場合は本装置と従来装置1
との間に大差はない。
【0043】以上の説明から理解できるように、実施形
態2ではリリーフ弁の圧力を最初から高い圧にしておく
ため、作動油圧の上昇が速やかに行われるという効果が
ある。また、図10のように短時間で低圧に下降する場
合や図11のように定格圧より僅かに高い圧までしか上
昇しない場合は電磁弁を切り換えないので、電磁弁の消
耗が少なく、整備が容易になるという効果も得られる。
【0044】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるがものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかにされたように本発
明は以下の効果を有する。請求項1〜4に記載の発明は
油圧上昇速度によりリリーフ弁の昇圧量を大きくし、昇
圧保持時間を短くしているため、作業目的に応じた油圧
上昇が得られると共に油圧機器に及ぼす影響も一定範囲
に押さえることができるという効果がある。また、請求
項5に記載の発明は、さらに初期に最大リリーフ圧に設
定しているので即応性が得られると云う効果がある。
【0046】請求項6、7に記載の発明は、常時リリー
フ弁を昇圧状態に保持しているので作動油の上昇が速や
かに行われ、操作性が良くなるという効果が得られる。
また、リリーフ弁の切換頻度が減少するので、リリーフ
弁の寿命が長くなり、整備が簡単になるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施形態1の構成を示した
図である。
【図2】 コントローラ14の具体的構成例を示す図で
ある。
【図3】 制御信号の例を示した図である。
【図4】 本発明の実施形態1の機能例を説明した図で
ある。
【図5】 本発明の昇圧手段の別の実施形態を示した図
である。
【図6】 本発明の昇圧手段の更に別の実施形態を示し
た図である。
【図7】 従来装置の構成を示した図である。
【図8】 従来装置の機能を説明した図である。
【図9】 本発明の実施形態2の構成を示した図であ
る。
【図10】 実施形態2と従来装置の比較を示した図で
ある。
【図11】 実施形態2と従来装置の比較を示した図で
ある。
【図12】 実施形態2と従来装置の比較を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 メイン油圧ポンプ 2 油タンク 6、7 アクチュエータ 9 メインリリーフ弁 11 リリーフ弁のパイロットポート(油圧昇圧
手段) 12 電磁弁(油圧昇圧手段) 14 コントローラ(制御手段) 17 圧力センサ(油圧測定手段) 20 リリーフ弁 30 CPU(制御手段) 41 ケース 43 運動変換器 44 パルスモータ 46 リリーフ弁 48 電磁弁 Pr メインリリーフ弁のリリーフ圧 T 昇圧保持時間 81 コントローラ 83 電磁弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リリーフ弁により油圧ポンプからの圧油
    をリリーフ圧に制限し、該圧油を供給してアクチュエー
    タを作動させる建設機械の油圧回路において、該リリー
    フ圧を該油圧回路の定格圧より高いリリーフ圧に昇圧さ
    せる昇圧手段と、定格圧以下で作動油の油圧上昇速度を
    測定する測定手段と、該測定手段の油圧上昇速度に基づ
    いてリリーフ弁の昇圧量を制御する制御手段とを具備
    し、前記制御手段は該油圧上昇速度が大きいときは該リ
    リーフ弁の昇圧量を大きくすると共に定格圧に復帰せし
    めるまでの昇圧保持時間を短くしたことを特徴とする建
    設機械の油圧昇圧回路。
  2. 【請求項2】 前記リリーフ弁の昇圧量は、複数の段階
    的な値をとる離散量としたことを特徴とする請求項1に
    記載の建設機械の油圧昇圧回路。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記リリーフ弁のリリ
    ーフ圧又は昇圧量と前記昇圧保持時間とを変数とする関
    数の関数値が略一定となるように制御したことを特徴と
    する請求項1又は2の何れか1に記載の建設機械の油圧
    昇圧回路。
  4. 【請求項4】 前記関数は、前記昇圧保持時間中の供給
    エネルギが略一定となるように定め、その間数関係から
    昇圧保持時間を定めたことを特徴とする請求項3に記載
    の建設機械の油圧昇圧回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記リリーフ弁の最大
    昇圧量から減少させて前記所定の昇圧量に設定するよう
    に該リリーフ弁を制御したことを特徴とする請求項1〜
    請求項4の何れか1に記載の建設機械の油圧昇圧回路。
  6. 【請求項6】 リリーフ弁により油圧ポンプからの圧油
    をリリーフ圧に制限し、該圧油を供給してアクチュエー
    タを作動させる建設機械の油圧回路において、該リリー
    フ圧を該油圧回路の定格圧より高いリリーフ圧に昇圧さ
    せる昇圧手段と、該アクチュエータの作動油圧を検出す
    る検出手段と、該昇圧手段を制御するコントローラを具
    備し、該コントローラは該リリーフ圧を常時昇圧された
    状態に保持し、該検出手段により作動油圧が定格圧以上
    で昇圧リリーフ圧以下の所定の設定圧を検出し、該設定
    圧以上の作動油圧が一定時間経継続したときは該リリー
    フ圧を定格圧に降圧するように制御することを特徴とす
    る建設機械の油圧昇圧回路。
  7. 【請求項7】 前記コントローラは、さらに、リリーフ
    圧が定格圧に降圧されたときは所定時間経過後に昇圧状
    態に回復制御することを特徴とする請求項6に記載の建
    設機械の油圧昇圧回路。
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