JP2011231515A - グラウンドアンカーの緊張用装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作動流体ライン(L)を流過してジャッキ(1)へ供給される作動流体圧を計測する流体圧計測装置(4)と、作動流体ライン(L)を流れる作動流体を作動流体供給装置に戻すリリーフバルブ(52)と、制御装置(6)を備え、作動流体供給装置(3)からジャッキ(1)へ供給される作動流体の流体圧の圧力変動速度を任意の速度に制御する機能を有する。
【選択図】図1
Description
図5〜図7は、係るリフトオフ試験で用いられるジャッキその他の試験装置を示しており、ジャッキに供給される圧油の流れを示している。
図5で示す状態では、ジャッキ10には圧油は供給されず、リフトオフ試験を停止している。
図5で示すリフトオフ試験停止状態から、ジャッキ10の右室10bに油圧を作用させれば(図6)、グラウンドアンカーを作用する引張力が増加する。一方、ジャッキ10の左室10cに油圧を作用させれば(図7)、グラウンドアンカーを作用する引張力が減少する。
油圧ラインLは、ラインLA、LB、LC、LD、LE、LFを有している。
ラインLAは流量調整バルブV1を介装し、ポンプ35の吐出側と切換弁50のポート50aとを連通している。
ラインLAにおけるポンプ35と流量調整バルブV1との間の領域には、分岐点Bが形成されている。
ラインLBは、切換弁50のポート50bと、ジャッキ10の右室10bを連通している。
ラインLDは降圧バルブV2を介装し、切換弁50のポート50dと作動油タンク37を連通している。
ラインLEは分岐点Bと作動油タンク37を連通し、リリーフ弁V3を介装している。
図6において、ジャッキ10の右室10bに油圧を作用させて、ピストンロッド10Rを図6の左方向に移動させることにより、図示しない係合手段を介してピストンロッド10Rと係合したテンドンに対して引張力を作用させる。
この際に、ジャッキ10の右室10bに過大な油圧が作用する場合には、ラインLA、LBを流れる作動油(圧油)の一部を、リリーフ弁V3、ラインLEを介して、作動油タンク37に戻す。
リフトオフ試験は、係る状態におけるジャッキの引張力を計測することによりテンドンの現時点(リフトオフ試験の時点)における張力を求め、以って、グラウンドアンカーの健全度を判定している。
図8において、ジャッキにより付加された引張力(図8の縦軸:荷重)と、その時のテンドンの変位量の関係(特性)を示している。
リフトオフ試験結果は、理論的には、図8の特性線A(2点鎖線)のようになる。すなわち、図8の例では、ジャッキの引張力がテンドンの張力よりも小さい領域(荷重が150kNまでの領域)では、テンドンは変位せず、ジャッキによる引張力(荷重)のみが縦軸に沿って増加する。
そして、理論的には、ジャッキの引張力がテンドンの張力よりも大きい領域(荷重が150kNよりも大きな領域)では、テンドンの変位量とジャッキの引張力とは、比例関係にある。
特性線Bにおいて、符号Baで示す領域は、ジャッキによる引張力がテンドンの張力を上回っている領域である。
点P1よりもジャッキによる引張力が大きい領域(図8では、点P1の上側)では、ジャッキによる引張力(荷重)に対するテンドンの変位量が大きい。
ここで、点P1点を「リフトオフ点」と言い、点P1におけるジャッキによる引張力(荷重)を「リフトオフ荷重」と言う。そして、リフトオフ試験とは、「リフトオフ点」を決定するための試験である、とも言うことが出来る。
上述したように、リフトオフ試験では、リフトオフ点(点P1)或いはリフトオフ荷重(点P1の荷重)を求め、以って、グラウンドアンカーの健全度を判定している。
図8において、符号Bbで示す領域が、ジャッキによる引張力(荷重)が減少する領域である。
ここで、図8で示す実際のリフトオフ試験結果の特性線Bにおいて、領域Bbはヒステリシス特性を示している。
そして、ジャッキ10による引張力は、ジャッキ10の右室10bにおける圧力に比例するので、ジャッキ10による引張力を一定の割合で増加することは、ジャッキ10の右室10bにおける圧力上昇速度を一定にしてやることと同義である。換言すれば、リフトオフ試験の「基準」として、ジャッキ10の右室10bにおける圧力を、一定の割合で昇圧してやることが要求されている。
しかし、図5〜図7に示す従来のリフトオフ試験装置では、ジャッキ10による引張力を一定の割合で増加すること、或いは、ジャッキ10の右室10bにおける圧力を一定の割合で昇圧してやることは、極めて困難であった。
リフトオフ試験を行なった場合においては、図9の符号Lcで示す様に線形な特性にて、ジャッキ10による引張力或いは荷重を作用させることが、「基準」として求められている。
しかし、上述した通り、従来技術ではジャッキ10による引張力を一定の割合で増加することは極めて困難である。従来技術では、ジャッキ10による引張力は、図9の符号Lpで示すように、10〜20kN毎に、ステップ状に増加してしまう。
従来技術によってリフトオフ試験を行なった場合には、所定時間毎に(図9では、t1、t2、t3)で計測を行っている。そして、例えば、時間t2で計測した計測点と、時間t3で計測した計測点との間の領域(範囲Δ)にリフトオフ点P1が存在した場合には、リフトオフ点P1の正確な数値を把握することは出来ない。
しかし、駆動モータの回転速度による制御では、リフトオフ試験のような細かい制御は極めて困難である。
しかし、マクロで観察した場合に一定に昇圧されていると見做せるように、ジャッキ10の右室10bへの油圧供給量を制御することは、非常に精妙な制御が要求され、係る制御の実行には、莫大な費用が必要となってしまう。
しかし、圧力供給ラインLの圧力を一定速度で減圧することは、昇圧の場合よりも制御が困難である。
なお、ジャッキによる引張力を一定の割合で増加し、減少することが困難であるという問題は、リフトオフ試験の時のみならず、グラウンドアンカーを定着させる際にも存在している。
しかし、係る従来技術では、センサープレートの圧縮歪を求めてテンドンの張力を検出しており、リフトオフ試験において、作動流体である圧油の圧力を一定速度で上昇し或いは降下することは出来ない。
或いは、リリーフバルブ(バルブユニットにおけるリリーフ部分)と、運転切換装置(バルブユニットにおける運転切換部分)とは、(バルブユニット5Aとして)一体に構成されているのが好ましい。
さらに、本発明において、リリーフバルブ(バルブユニットにおけるリリーフ部分)と、運転切換装置(バルブユニットにおける運転切換部分)とは、(バルブユニット5Aとして)一体に構成されている場合には、前記流体圧計測装置(4)は、バルブユニット(5A)内部に設けても良いし、バルブユニット(5A)外に設けても良い。
リリーフバルブ(52)のリリーフ回路(Lr)側に連通するポートの開度を増加することにより、前記リリーフ回路(Lr)を介して作動流体供給装置(3)に戻る量を多くして、ジャッキ(1)に供給される作動流体の流量を少なくする。
これにより、ジャッキ(1)に連通する作動流体ライン(L)における作動流体の圧力はリリーフ回路(Lr)側に逃げ易くなり、作動流体ライン(L)における作動流体の圧力は上昇し難くなって、ジャッキ(1)の圧力の昇圧速度が遅くなる。
その結果、ジャッキ(1)に連通する作動流体ライン(L)における作動流体の圧力をリリーフ回路(Lr)側に逃げ難くなり、作動流体ライン(L)における作動流体の圧力は上昇し易くなって、ジャッキ(1)の圧力の昇圧速度は速くなる。
一方、降圧速度が遅い場合には、リリーフバルブ(52)のリリーフ回路(Lr)側に連通するポートの開度を増加し、ジャッキ(1)から作動流体ライン(L)に流れる作動流体を流れ易くする。その結果、作動流体ライン(L)における作動流体の圧力が減少し易くなり、ジャッキ(1)の圧力降下速度が速くなる。
ここで、ジャッキ降圧時のデータを用いた方が、例えば鋼線で構成されたグラウンドアンカーの健全度(グラウンドアンカーの弾性係数により判定可能)が評価し易い場合が存在する。
ここで、本発明の緊張用装置の主な使用目的が既設アンカーのリフトオフ試験であるため、図示の実施形態では当該リフトオフ試験に適用する場合について説明する。ただし、本発明の緊張用装置は、新設のグラウンドアンカーに対しても、既設アンカーのリフトオフ試験と同様に、有効活用することができる。
最初に、図1、図2により、第1実施形態を説明する。
図1において、全体を符号101で示すグラウンドアンカーの緊張用装置(リフトオフ試験装置)は、ジャッキ1、変位計2、作動流体供給装置3、圧力センサ4、バルブユニット5、制御装置6及び油圧ラインLを有している。
油圧ショートカット回路33は、リフトオフ試験の最中に、ジャッキ1に油圧を送る必要が無い場合に、オイルポンプ31で昇圧された圧油を作動油タンク32に戻す回路を内蔵している。
なお、油圧ショートカット回路33を省略することも可能である。
圧力センサ4は、バルブユニット5に内蔵されている。ただし、圧力センサ4をバルブユニット5の外部に設けることも可能である。圧力センサ4は、ラインL2を流過する作動油の油圧を計測している。そして、入力信号ラインSi4によって、コントロールユニット60と接続されている。
方向切換弁51は、流路を切換えることで、昇圧、減圧、停止の切換を行う様に構成されている。方向切換弁51については、公知・市販のものを、そのまま適用することが出来る。そして、信号ラインSo5を介して、コントロールユニット60から制御信号を受信する。
一方、ジャッキ1による荷重Puを減少する(降圧する)場合には、詳細は後述するが、当初はポート51aとポート51b、ポート51cとポート51dが連通した状態を維持する。そして、最終的に、ジャッキ1のシリンダを完全に移動する(図1であれば、右行する)に際して、方向切換弁51のポート51aとポート51cとを連通し、且つ、ポート51bとポート51dとを連通する(図1における点線)。
ジャッキ1が停止状態の場合は、4つのポート51a〜51dの内の何れか2つを閉塞する。
ラインL1は、リリーフ弁52を介装しており、オイルポンプユニット3の油圧ショートカット回路33の吐出ポート33oと、方向切換弁51のポート51aとを接続している。
ラインL2は、方向切換弁51のポート51bと、ジャッキ1の注入・排出口1aを接続している。
ラインL4は、方向切換弁51のポート51dと、油圧ショートカット回路33の吸入ポート33iとを接続している。
ラインL4には合流点Gが形成されている。
合流点Gとリリーフ弁52のリリーフ側のポート52rとは、リリーフラインLrで連通している。このリリーフラインLrを経由して、ラインL1を流れる圧油の一部がラインL4に合流し、ジャッキ1に供給されずに作動油タンク32に戻される
コントロールユニット60は、リリーフ弁52におけるリリーフラインLrに連通するポート(図示せず)の開度を制御することにより、ラインL2を流過する作動油の圧力上昇の割合率(圧力上昇率:圧力上昇の速度)を一定にせしめる機能を有している。
これにより、ジャッキ1に連通する作動流体ラインL2、L1における圧力はリリーフ回路Lr側に逃げ易くなり、ラインL2、L1が昇圧し難くなるので、ジャッキ1の圧力の昇圧速度が遅くなるのである。
これにより、ジャッキ1に連通する作動流体ラインLにおける圧力はリリーフ回路Lr側に逃げ難くなるので、ラインL2、L1が昇圧し易くなり、ラインL2の圧力上昇の割合(速度)が急になる(圧力上昇速度が加速する)。
ジャッキ1の圧力を降下する際には、当初の段階では、方向切換弁51のポート51aとポート51bとが連通し、ポート51cとポート51dとが連通した状態を維持する。その状態で、ジャッキ1からの作動油は、ラインL2、リリーフ回路Lr、ラインL3を介して作動油タンク32に戻る。
一方、降圧速度が遅い場合には、リリーフバルブ52のリリーフ回路Lr側に連通するポート52rの開度を増加し、ジャッキ1から作動油ラインL2、リリーフ回路Lr、ラインL32を介して作動油タンク32に戻る作動油の流量を増加する。これにより、ジャッキ1からラインL2に作動油が流れ易くなり、ラインL2の圧力が減少し易くなり、ジャッキ1の圧力降下速度が速くなる。
係る状態では、ジャッキ1からの作動油は、ラインL2、ラインL4、ラインL32を介して、作動油タンク32に戻る。
そして、ラインL1、L2を流過する作動油の圧力の上昇率或いは減少率を任意に調節することにより、ジャッキ1における圧力上昇速度及び圧力降下速度を一定にすることが出来る。
内部ラインL31は、ポンプ31の吐出口31oと油圧ショートカット回路33とを連通している。
内部ラインL32は、油圧ショートカット回路33と作動油タンク32とを接続している。
内部ラインL33は、作動油タンク32とオイルポンプ31の吸入口31iとを連通している。
この変位計2は、グラウンドアンカーのヘッド部において、ジャッキ1のシリンダ部や、テンドンに係合してジャッキ1により牽引される部材(図示せず)の移動を計測することにより、テンドンの変位を計測する様に構成されている。
図2のステップS1では、圧力センサ4によって、制御インターバル毎に、ラインL2における圧力を計測する。計測値(ラインL2における圧力)は、制御装置6のデータベース65に記憶される。
(今回の圧力)−(前回の圧力)/(制御インターバル)
なる式を演算する。
ここで、「(今回の圧力)−(前回の圧力)/(制御インターバル)」は、ラインL2の圧力上昇率を示している。
そして、演算されたラインL2の圧力上昇率が、目標値に等しいか否かを判断する。
従って、ステップS2では、「(今回の圧力)−(前回の圧力)」が、目標値に等しいか否かを判断しても良い。
一方、ラインL2の圧力上昇率が目標値を超過していれば、ステップS4に進む。
そして、ラインL2の圧力上昇率が目標値未満であれば、ステップS5に進む。
ラインL2の圧力上昇率が目標値を超過しているステップS4では、コントロールユニット60は、リリーフラインLr側に連通するポートの開度を増加するように、リリーフ弁53を制御する。そして、再びステップS1以降を繰り返す。
リリーフラインLr側に連通するポートの開度を増加することにより、上述した様に、ラインL2を流れる圧油(作動油)の流量が減少し、ラインL1、L2の圧力はリリーフラインLr側に逃げ易くなり、ラインL1、ラインL2の圧力は上昇し難くなる。これにより、ジャッキ1の昇圧速度(割合、比率)が減速される。
リリーフラインLr側に連通するポートの開度を減少させることにより、ラインL2の作動油の流量が増加し、ラインL1、ラインL2の圧力はリリーフラインLr側に逃げ難くなり、ラインL1、ラインL2の圧力は上昇し易くなる。これにより、ジャッキ1の昇圧が加速される。
なお、リフトオフ試験では、ジャッキ1によりグラウンドアンカーに作用する引張力(荷重)の減少、すなわちラインL1の減圧の速度についても「基準」が存在する。例えば、第1実施形態では、減圧の速度を昇圧時の速度の2倍(一定)としている。
図3において、全体を符号102で示す緊張用装置(リフトオフ試験装置)は、第1実施形態のリフトオフ試験装置101(図1)に対して、制御装置6Aの構成が異なっている。
第2実施形態に係るリフトオフ試験装置102の制御装置6Aは、コントロールユニット60と、積分回路67とを備えている。積分回路67もコントロールユニット60同様、圧力センサ4と入力信号ラインSi4によって接続されている。
そして、積分回路67により、コントロールユニット60に入力される信号は、1制御サイクルだけ遅延する。
第1実施形態では、ステップS2の演算において、データベース65に記憶した前回の制御サイクルにおける計測値(圧力センサ4の計測値)を用いている。これに対して、第2実施形態では、積分回路67により1制御サイクルだけ遅延した計測値(前回の制御サイクルにおける圧力センサ4の計測値)と、積分回路67を経由しなかった計測値(今回の制御サイクルにおける圧力センサ4の計測値)データ(圧力値)とを積分して、ステップS2の演算を実行している。
なお、第2実施形態において、積分回路67に遅延する制御サイクルは、1サイクルのみ遅延させて2サイクルを積分するのみならず、2サイクル以上の制御サイクルを遅延させて、3サイクル以上の制御サイクルを積分することも可能である。
第2実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、第1実施形態と同様である。
図4において、全体を符号103で示す緊張用装置(リフトオフ試験装置)は、ジャッキ1、1対の変位計21、22、油圧ユニット3、圧力センサ4、バルブユニット5A及び制御装置6Bを備えている。
第1実施形態及び第2実施形態において、バルブユニット5は、方向切換弁(4ポート電磁パイロット弁)51とリリーフ弁(比例電磁式リリーフ弁)52とが別体のユニットであった。
これに対して、第3実施形態のバルブユニット5Aは、比例電磁式リリーフ弁と4ポート電磁パイロット弁とが一体になっている。
ただし、リリーフ機能については、第3実施形態のバルブユニット5Aと、第1実施形態、第2実施形態のバルブユニット5のリリーフ弁52とは同様である。
変位計21は入力信号ラインSi21によって、リフトオフ管理装置本体62に接続され、変位計22は入力信号ラインSi22によって、リフトオフ管理装置本体62に接続されている。バルブユニット5Aは、制御信号ラインSoによって、リフトオフ管理装置本体62と接続されている。
図示はされていないが、図4の制御装置6Bを、第1実施形態、第2実施形態に適用することも可能である。
例えば、図示の実施形態はグラウンドアンカーのリフトオフ試験についてのみ記載されているが、グラウンドアンカーを定着させる際におけるテンドンの張力をチェックする際に、本発明を適用することが可能である。
2・・・変位計
3・・・油圧ユニット
4・・・圧力センサ
5、5A・・・バルブユニット
6、6A、6B・・・制御装置
31・・・油圧ポンプ
32・・・作動油タンク
33・・・油圧ショートカット回路
51・・・方向切換弁/4ポート電磁パイロット弁
52・・・リリーフ弁/比例電磁式リリーフ弁
60・・・コントロールユニット
65・・・記憶手段/データベース
67・・・積分回路
Claims (4)
- グラウンドアンカーに緊張力を付与するためのジャッキと、テンドンの変位量を計測するための変位量計測装置と、ジャッキに作動流体を供給する作動流体供給装置と、作動流体供給装置とジャッキとを連通し作動流体が流過する作動流体ラインを備え、作動流体ラインを流過して作動流体供給装置からジャッキへ供給される作動流体の流体圧を計測する流体圧計測装置と、作動流体ラインを流れる作動流体をリリーフ回路を介して作動流体供給装置に戻すリリーフバルブと、作動流体ラインを流れる作動流体の流れを切り換え、以ってジャッキの運転を切り換える運転切換装置と、制御装置とを備え、制御装置は、ジャッキの昇圧時に流体圧計測装置の計測結果に応答して、作動流体供給装置からジャッキへ供給される作動流体の流体圧の圧力変動速度を任意の速度に制御する機能を有することを特徴とするグラウンドアンカーの緊張用装置。
- 制御装置は以前の制御サイクルにおける流体圧計測装置の計測結果を記憶する記憶装置を有しており、制御を行なう時点の制御サイクルにおける流体圧計測装置の計測結果と前回の制御サイクルにおける流体圧計測装置の計測結果の差異と制御サイクル間の時間的間隔から作動流体ラインにおける圧力変動速度を演算する機能を有している請求項1のグラウンドアンカーの緊張用装置。
- 制御装置は、ジャッキの昇圧時に、作動流体ラインにおける圧力変動速度が目標値より速い場合には、リリーフバルブのリリーフ回路側に連通するポートの開度を増加する機能と、作動流体ラインにおける圧力変動速度が目標値より遅い場合には、リリーフバルブのリリーフ回路側に連通するポートの開度を減少する機能を有している請求項2のグラウンドアンカーの緊張用装置。
- 制御装置は、ジャッキの降圧時に、作動流体ラインにおける圧力変動速度が目標値より速い場合には、リリーフバルブのリリーフ回路側に連通するポートの開度を減少する機能と、作動流体ラインにおける圧力変動速度が目標値より遅い場合には、リリーフバルブのリリーフ回路側に連通するポートの開度を増加する機能を有している請求項2のグラウンドアンカーの緊張用装置。
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CN107504015A (zh) * | 2017-10-10 | 2017-12-22 | 宁波创力液压机械制造有限公司 | 一种电缆拉力测试装置 |
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