JPH10258263A - 重金属の溶出抑制材 - Google Patents

重金属の溶出抑制材

Info

Publication number
JPH10258263A
JPH10258263A JP9085819A JP8581997A JPH10258263A JP H10258263 A JPH10258263 A JP H10258263A JP 9085819 A JP9085819 A JP 9085819A JP 8581997 A JP8581997 A JP 8581997A JP H10258263 A JPH10258263 A JP H10258263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elution
heavy metal
cement
heavy metals
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9085819A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Moriya
政彦 守屋
Keiji Omori
啓至 大森
Koichi Uchida
晃一 内田
Hidenori Isoda
英典 礒田
Masayuki Hashimoto
真幸 橋本
Toshihisa Maruta
俊久 丸田
Takahiko Okada
能彦 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chichibu Onoda Cement Corp filed Critical Chichibu Onoda Cement Corp
Priority to JP9085819A priority Critical patent/JPH10258263A/ja
Publication of JPH10258263A publication Critical patent/JPH10258263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重金属で汚染された対象物に対して用いるこ
とによって、水銀等の重金属の溶出を抑制するととも
に、鉛や亜鉛等の両性金属も同時に不溶化することが可
能な重金属の溶出抑制材を提供する。 【解決手段】 3CaO・3Al23・CaSO4が5
5〜70重量%、4CaO・Al23・Fe23が15
〜30重量%及び2CaO・SiO2が10〜20重量
%のセメント組成物を主成分とする重金属の溶出抑制材
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重金属で汚染され
た対象物に対して使用することにより、重金属の溶出量
を低減させる重金属の溶出抑制材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】重金属を含んだ有害廃棄物や重金属で汚
染された地盤の処理に関しては、溶融法、キレート等の
薬剤を用いる方法、酸化還元法及びポルトランドセメン
ト系セメント(3CaO・SiO2;C3S、2CaO・
SiO2;C2S系)による固化安定化等が実施されてい
る。特に、ポルトランドセメント系セメントによる固化
安定化は、当該セメントが安価であること、また、その
水硬性により、処理後の対象物を硬化体としたり、水を
多く含む対象物や粉粒状の対象物を取扱し易い性状にす
ることができるので、運搬等の作業上の優位性等から汎
用的な方法として実施されている。
【0003】このポルトランドセメント系セメントは、
水と接触することによってケイ酸カルシウムとCa(O
H)2を生成する性質を持っており、この生成したCa
(OH)2は、飽和状態でpH12以上の高アルカリ性
を示す。しかし、この高いアルカリ性が、重金属種によ
っては問題となり、その溶出量を増やす傾向を示す場合
がある。特に、鉛や亜鉛等に代表されるような両性金属
は、アルカリ性と酸性の領域において溶解度の高い塩類
を生成する性質から、高いアルカリ性を示すポルトラン
ドセメント系セメントによる固化安定化に関して、その
安全性に疑問が持たれている。
【0004】また、上記のその他の方法に関しても、溶
融法のコストや処理能力等の問題、キレート法や酸化還
元法の安定性や使用する薬剤のコスト面及び水分の多い
対象物に使用した場合の処理後の運搬・貯蔵等の作業性
の問題を多く含んでいるのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポル
トランドセメント系の組成物よりpHの低い低アルカリ
性のセメント組成物を用いることによって、重金属で汚
染された対象物を固化安定化し、さらには鉛や亜鉛等の
両性金属も安定的に不溶化することが可能な重金属の溶
出抑制材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の重金属の溶出抑
制材は、pHが11以下の低アルカリ性のセメント組成
物を主成分とし、重金属の溶出を抑制するとともに、鉛
や亜鉛等の両性金属の溶出をも抑制するものである。
(請求項1) そして、本発明の重金属の溶出抑制材は、セメント組成
物の主要成分が、3CaO・3Al23・CaSO4
4CaO・Al23・Fe23及び2CaO・SiO2
であるものを含む。(請求項2)
【0007】また、本発明の重金属の溶出抑制材は、セ
メント組成物の上記各成分の含有量が、3CaO・3A
23・CaSO4が55〜70重量%、4CaO・A
23・Fe23が15〜30重量%及び2CaO・S
iO2が10〜20重量%であるものを含む。(請求項
3) さらに、本発明の重金属の溶出抑制材には、副材とし
て、各種石膏、硫酸アルミニウム、スラグ、フライアッ
シュ、各種セメント、生石灰、消石灰のうちの少なくと
も1種以上を添加することができる。(請求項4)
【0008】
【発明の実施の形態】通常、ポルトランドセメント系の
材料を使用した場合、ポルトランドセメントの構成鉱物
であるC3S及びC2Sが水和することによってCa(O
H)2が生成し、改良後のpHが上昇する。これに対し
て、本発明の重金属の溶出抑制材は、改良後のpHを上
昇させないために、 Ca(OH)2の生成が少ないか、または生成しな
いセメントを使用する。 生成するCa(OH)2を何らかの方法で消費し、
遊離の−OH基の生成を抑える。
【0009】すなわち、C3S及びC2Sの量を制限する
ことで、水和によって生成されるCa(OH)2の量を
抑制し、生成したCa(OH)2も、3CaO・3Al2
3・CaSO4の水和反応(主にエトリンガイト;3C
aO・Al23・3CaSO4・32H2Oの生成反応)
及び4CaO・Al23・Fe23の水和によって消費
させることにより、pHの上昇の要因である遊離の−O
H基の生成を抑えるものである。さらに、生成したエト
リンガイトは、大量の水を結晶水として包含する性質と
初期強度を増加させる効果を有する。
【0010】本発明の重金属の溶出抑制材は、これらの
総合的な作用によって、重金属を固化安定化するととも
に、対象物のpHを11以上に上昇させることなく、鉛
や亜鉛等の両性金属も不溶化することを可能にしたもの
である。
【0011】本発明の重金属の溶出抑制材では、3Ca
O・3Al23・CaSO4の量は、エトリンガイトの
生成、及び2CaO・SiO2からのCa(OH)2の消
費のため、さらに他の成分との関係から、55〜70重
量%が好ましい。4CaO・Al23・Fe23の量
は、エトリンガイトの生成、及び2CaO・SiO2
らのCa(OH)2の消費のため、さらに他の成分との
関係から、15〜30重量%が好ましい。2CaO・S
iO2の量は、強度発現の点、及び他の成分の関係か
ら、10〜20重量%が好ましい。
【0012】本発明の重金属の溶出抑制材は、3CaO
・3Al23・CaSO4を多く含んでいることから、
非常にエトリンガイトを生成し易いセメント材料であ
る。このエトリンガイトは、非常に大量の水を結晶水と
して包含し、繊維状の結晶を生成する。この様な作用に
よって、例えば重金属で汚染された土壌などにおいて、
対象土壌中の水分を結晶水として取り込むことにより、
含水比を低下させ、繊維状の結晶がその構造を密にする
作用を有する。
【0013】また、エトリンガイトの生成反応は非常に
迅速であり、初期における改良効果が顕著であることか
ら、作業の短縮を可能にすることができる。さらに、エ
トリンガイトは、その結晶構造中に各種金属種を取り込
む性質も持っており、重金属などに汚染された対象物中
の各種重金属を取り込むことによってその溶出量を低減
することが可能である。
【0014】さらに、エトリンガイトを大量に生成させ
ることにより、セメント鉱物の水和によって生成される
Ca(OH)2を消費し、遊離の−OH基を抑えること
でpHの上昇を防ぎ、両性金属である鉛や亜鉛等の溶出
を防ぐことを可能としている。
【0015】特に、水分が多い対象物や粉粒状の対象物
に対して、地盤改良のような強度発現を期待する場合に
は、エトリンガイトの生成をさらに促すことを目的に、
各種の石膏(SO3成分の補充)やスラグ(アルミ成分
の補充)及び硫酸アルミニウム(SO3成分及びアルミ
成分の補充)等を添加することが有効である。これらの
添加量は、対象物の性状や汚染源である重金属の種類等
に合わせて設定する。
【0016】さらに、多少のpHの上昇を伴っても、改
良強度を優先する場合には、ポルトランドセメント系そ
の他の各種セメント、生石灰等を添加して対応すること
も可能である。すなわち、本発明の重金属の溶出抑制材
に、副材として、石膏、硫酸アルミニウム、スラグ、フ
ライアッシュ、各種セメント、生石灰、消石灰のうち一
種以上を配合することができる。なお、これらの配合量
は、汚染源である重金属の溶出量に影響を及ぼさない範
囲で使用する。
【0017】本発明の重金属の溶出抑制材は、このエト
リンガイトの生成により、Ca(OH)2を消費し、遊
離の−OH基を抑え、pHの上昇を抑制することで、両
性金属の溶解度の上昇を防ぎ、さらにその結晶構造中に
各種重金属を取り込むことで、溶出量を抑えるものであ
る。また、汚染土壌等を対象とした場合には、上述した
ような重金属の溶出抑制作用の他に、エトリンガイトの
生成による含水比の低下等の作用により、地盤改良の効
果も十分に得られ、改良初期からの十分な固化安定化を
可能にしたものである。
【0018】なお、本発明の重金属の溶出抑制材の改良
対象は、重金属で汚染された土壌、ゴミ焼却灰や下水汚
泥焼却灰のような重金属を含んだ各種の有害廃棄物等、
不溶化処理を必要とする重金属で汚染された改良対象に
使用することができ、鉛や亜鉛等に代表される両性金属
に汚染されたものにも使用することができる。
【0019】また、本発明の重金属の溶出抑制材の使用
にあたっては、重金属に汚染された対象物に、粉体もし
くはスラリーの状態で混合して該当重金属の溶出抑制を
施し、さらにその固化安定化を行うものである。
【0020】
【実施例】表1に本発明の重金属の溶出抑制材A(セメ
ント組成物)と普通ポルトランドセメント(表にはOP
Cと記す)の鉱物組成を示す。また、表2にこれらを用
いたモルタルの圧縮強度及びその供試体のpH試験の結
果を示す。なお、モルタルの圧縮強度は、JIS R
5201−1987に準じて測定し、供試体のpHは、
試料5gにイオン交換水100mlを加え、20分間マ
グネチックスターラーで攪拌した後、ろ過したろ液をガ
ラス電極式のpHメーターによって測定した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】表2から、本発明の重金属の溶出抑制材A
が、普通ポルトランドセメントに比較して、pHの値が
低く、強度も十分に発現している低アルカリ型のセメン
ト組成物であることが判る。
【0024】ゴミ焼却灰の処理 処理対象物であるゴミ焼却灰の性状を表3に示す。処理
には、表1に示した重金属の溶出抑制材A(セメント組
成物)に、副材として天然石膏を40重量%添加した比
表面積約6000cm2/gの重金属の溶出抑制材Bを用い
た。
【0025】この溶出抑制材Bをゴミ焼却灰の乾燥重量
に対して30重量%の割合で添加し、ゴミ焼却灰の乾燥
重量に対して50重量%の混合水を用いてよく混合して
試料を作製した。その後、所定の材齢(1日、7日)ま
で、温度20℃、湿度80%以上の恒温室で湿空養生し
たものについて溶出試験を行った。
【0026】
【表3】
【0027】なお、ゴミ焼却灰中の鉛の含有量試験は、
CAJS I−51 3.18 原子吸光光度法、溶出
量試験は環境庁告示13号に準じて検液を作製し、JI
SK 0120−1993,54.2 フレーム原子吸
光法に準じて行い、pH試験は、検液をガラス電極式の
pHメーターで行った。検液のpH試験及び溶出量試験
の結果を表4に示す。
【0028】
【表4】
【0029】表4より、ゴミ焼却灰を対象として溶出抑
制材Bを使用した場合、いずれの試料に関しても、鉛の
溶出が処理前より大幅に抑制されていることから、本発
明が有効なものであることが判る。
【0030】汚染土壌の処理 対象物の汚染土壌として、表5に示す重金属の濃度設定
A〜Cに従い、水銀及び鉛に汚染された汚染土を調整し
た。なお、調整した汚染土の性状を表6に、各重金属の
含有量及び溶出量の分析結果を表7に示す。この汚染土
に対して、溶出抑制材Bと普通ポルトランドセメントを
使用して固化安定化処理の試験を行った。
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】試験は、汚染土に対して50kg/tの割
合の溶出抑制材Bまたは普通ポルトランドセメントを、
イオン交換水と1:1のスラリーにして、添加、混合し
て直径5cm、高さ10cmの供試体を作製し、これを
所定の材齢まで温度20℃、湿度80%以上の恒温室で
湿空養生したものについて、一軸圧縮試験、供試体から
の溶出試験及び溶出液のpH試験を行った。
【0035】なお、一軸圧縮試験は、地盤工学会基準
JGS T 511−1990(土の一軸圧縮試験方
法)に準じて測定した。含有量試験は、水銀(全水銀:
以下水銀とする)に関してはCAJS I−51 3.
16 原子吸光光度法(還元気化循環法)に、鉛に関し
てはCAJSI−51 3.18 原子吸光光度法によ
って測定した。また、溶出試験は環境庁告示46号に準
じて検液を作製し、水銀に関しては環境庁告示59号付
表3 還元気化原子吸光法に、鉛に関してはJIS K
0120−1993,54.2 フレーム原子吸光法
に準じて行い、pH試験は、検液をガラス電極式のpH
メーターで行った。供試体の一軸圧縮試験の結果を表8
に、検液のpH試験及び溶出試験の結果を表9、表10
及び表11に示す。
【0036】
【表8】
【0037】
【表9】
【0038】
【表10】
【0039】
【表11】
【0040】表8より、溶出抑制材B(表には材料Bと
記す)を用いた場合の一軸圧縮強度は、普通ポルトラン
ドセメントを用いた場合と比較すると弱い傾向にある
が、逆にあまり高い強度は再掘削・搬出等の処理後の作
業性を損なう場合もあり、本発明の溶出抑制材Bのよう
に1kgf/cm2程度の一軸圧縮強度が発現していれ
ば強度としては十分で、地盤改良の効果も有する。ま
た、表9より、溶出抑制材Bを用いた供試体の検液のp
Hは、材齢の経過にかかわらず、いずれも10付近であ
り、普通ポルトランドセメントのそれと比較して低アル
カリである。このことから、表10及び表11に示すよ
うに水銀の溶出を抑制するとともに鉛の溶出も十分に抑
制されている。
【0041】また、図1は、濃度設定A〜Cの対象土に
溶出抑制材B(材料B)または普通ポルトランドセメン
ト(OPC)を添加、混合した供試体の検液のpH値と
鉛の溶出量の関係を示したものであるが、この図からも
鉛の溶出を抑制させるためには、改良後の供試体のpH
を低アルカリ性にすることが必要であり、本発明の重金
属の溶出抑制材Bが非常に有効な材料であることが判
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重金属の
溶出抑制材を、重金属によって汚染された汚染物に用い
ることによって、その溶出を抑制するのみならず、作業
効率が上がるに足りる改良強度を発現し、改良後のpH
を低アルカリ性に保つことによって、鉛や亜鉛等の両性
金属の溶出も抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重金属の溶出抑制材B(材料B)と普
通ポルトランドセメント(OPC)を鉛で汚染された土
壌に添加、混合した供試体の、検液のpH測定値と鉛の
溶出量の関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 礒田 英典 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内 (72)発明者 橋本 真幸 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内 (72)発明者 丸田 俊久 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内 (72)発明者 岡田 能彦 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pHが11以下の低アルカリ性のセメン
    ト組成物を主成分とする重金属の溶出抑制材。
  2. 【請求項2】 セメント組成物が、3CaO・3Al2
    3・CaSO4、4CaO・Al23・Fe23及び2
    CaO・SiO2を主成分とすることを特徴とする請求
    項1に記載の重金属の溶出抑制材。
  3. 【請求項3】 セメント組成物が、3CaO・3Al2
    3・CaSO4が55〜70重量%、4CaO・Al2
    3・Fe23が15〜30重量%及び2CaO・Si
    2が10〜20重量%の組成を有することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の重金属の溶出抑制材。
  4. 【請求項4】 副材として、各種石膏、硫酸アルミニウ
    ム、スラグ、フライアッシュ、各種セメント、生石灰、
    消石灰のうちの少なくとも1種以上を添加したことを特
    徴とする請求項2ないし3のいずれかに記載の重金属の
    溶出抑制材。
JP9085819A 1997-03-19 1997-03-19 重金属の溶出抑制材 Pending JPH10258263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9085819A JPH10258263A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 重金属の溶出抑制材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9085819A JPH10258263A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 重金属の溶出抑制材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10258263A true JPH10258263A (ja) 1998-09-29

Family

ID=13869476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9085819A Pending JPH10258263A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 重金属の溶出抑制材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10258263A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320954A (ja) * 2001-04-24 2002-11-05 Onoda Chemico Co Ltd 重金属汚染土壌の重金属溶出抑制剤および重金属溶出抑制方法
JP2007271508A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 土壌汚染物質溶出試験方法および土壌汚染物質溶出促進装置
JP2013510785A (ja) * 2009-11-13 2013-03-28 南京工▲業▼大学 ポルトランドセメントクリンカにおけるカルシウムサルフォアルミネート鉱物の2次的な合成方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320954A (ja) * 2001-04-24 2002-11-05 Onoda Chemico Co Ltd 重金属汚染土壌の重金属溶出抑制剤および重金属溶出抑制方法
JP4663905B2 (ja) * 2001-04-24 2011-04-06 小野田ケミコ株式会社 重金属汚染土壌の重金属溶出抑制剤および重金属溶出抑制方法
JP2007271508A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 土壌汚染物質溶出試験方法および土壌汚染物質溶出促進装置
JP4709678B2 (ja) * 2006-03-31 2011-06-22 住友大阪セメント株式会社 土壌汚染物質溶出試験方法および土壌汚染物質溶出促進装置
JP2013510785A (ja) * 2009-11-13 2013-03-28 南京工▲業▼大学 ポルトランドセメントクリンカにおけるカルシウムサルフォアルミネート鉱物の2次的な合成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5189119B2 (ja) セメント混和材として好適に使用される高炉徐冷スラグ粉末を選択する方法
Malviya et al. Factors affecting hazardous waste solidification/stabilization: A review
Lombardi et al. Mechanical and leaching properties of cement solidified hospital solid waste incinerator fly ash
Lange et al. Effect of carbonation on properties of blended and non-blended cement solidified waste forms
Asavapisit et al. Solidification of electroplating sludge using alkali-activated pulverized fuel ash as cementitious binder
Akhter et al. Immobilization of As, Cd, Cr and Pb-containing soils by using cement or pozzolanic fixing agents
JP2005146275A (ja) 土壌、土質改良及び固化安定剤
JP2012076009A (ja) バイオマス焼却灰から造粒固化体を製造する方法
JP2007222694A (ja) 重金属汚染土壌用セメント系処理材およびそれを用いた固化不溶化処理方法
JP2009185220A (ja) 地盤改良用固化材
Singh et al. Contribution of waste paper sludge on the mechanical and durability attributes of concrete: a review
JP3274376B2 (ja) 泥状物の団粒化剤、それを用いた固化剤
Alayish et al. Extending disposal route of dewatered sewage sludge produced from the new wastewater treatment plant in Nicosia toward sustainable building materials
KR100375407B1 (ko) 폐기물의 중금속 용출방지를 위한 고형체 제조방법 및이에 의해 제조된 고형체
KR20020015850A (ko) 하수슬러지 및 석탄회를 이용한 쓰레기 매립장 복토재 및그의 제조방법
JP4725302B2 (ja) 溶出成分含有物質の処理方法ならびに安定化資材およびその製造方法
JPH10258263A (ja) 重金属の溶出抑制材
JP3469368B2 (ja) 土質改良材及びこれを用いた土質改良方法
KR0181776B1 (ko) 중금속을 함유한 폐기물의 안정적 처리를 위한 시멘트계 고화처리재
JPH07136693A (ja) 汚泥固化処理剤
JP3685553B2 (ja) 安定化された焼却灰系固化材
JP2646312B2 (ja) 都市ごみ焼却灰の処理方法
JPH10338564A (ja) 硬化体からの重金属溶出防止材及び硬化体
JP2004313826A (ja) 有害物質捕集材
JP2004105783A (ja) 土壌の固化処理材および固化処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050322