JPH10258096A - 簡易尿浄化装置 - Google Patents

簡易尿浄化装置

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JPH10258096A
JPH10258096A JP8332497A JP8332497A JPH10258096A JP H10258096 A JPH10258096 A JP H10258096A JP 8332497 A JP8332497 A JP 8332497A JP 8332497 A JP8332497 A JP 8332497A JP H10258096 A JPH10258096 A JP H10258096A
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JP
Japan
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urine
mixing tank
water
filter
tank
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JP8332497A
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Hiroyuki Kato
廣之 加藤
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿を無色無臭に浄化することで排尿を清潔で
快適に行なうことができ、また尿の不快臭、不快さを取
り除くことで病院内でも羞恥心を起こさずに使用できる
ようにする。 【解決手段】 水タンク2を載せた上段、混合タンク3
を載せた中段、受け容器4を載せた下段を3段棚式に配
備させた機枠1の底部には移動用のキャスター5を付設
する。また、機枠1には、支持板8に着脱式に支持させ
た受尿器7と、定量自動開閉弁11を備えた水タンク2
と、自動開閉弁12を備えた混合タンク3と、排水用の
受け容器4と、混合タンク3から給水させ、一旦は濾過
させた後の濾過水を吸引・揚水用のポンプ13を介して
受尿器7側へ給送させる濾過機5とをユニット的に配備
する。受尿器7の開口縁側には、複数の噴出孔9を内側
下方へ向けて開穿して成るループ管10を配し濾過機5
へ接続する。濾過機5内には濾過手段のカートリッジ1
8を着脱交換可能に配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病人、寝たきり老
人、身障者等の身体が不自由でトイレに行けない人が人
手をかけずに寝たままで快適に使用でき、また観光バ
ス、マイカー等が交通渋滞に会った際等のトイレに行け
ない緊急時でも車内で使用できるようにした簡易尿浄化
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、寝たきり老人の尿の処理といえ
ば、他人の介護のもとで横臥させた姿勢のままで溲瓶等
を使用して行なったり、あるいは病人を乗せたままトイ
レへベッドを運び込んで処理させたり等していた。ま
た、例えば交通渋滞に会った際等のトイレに行けない緊
急時のために簡易トイレ等を車内で使用する場合もあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
溲瓶等を使用した場合では、尿が不快臭で不潔であるた
めに尿を捨てたり、容器を洗ったりすること等も大変な
作業であり、本人も自分の汚い尿の始末を他人にしても
らうことの心苦しさもあった。また、溲瓶から臭うアン
モニア等の臭気による不快感が以前から問題となってお
り、これを解消するには従来ではトイレ用として脱臭機
能付の電子式エアークリーナー等の大がかりな装置を導
入せざるを得なかった。
【0004】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、尿を無色無臭に浄化
し、排尿処理を清潔で快適に行なえ、また尿の不快さを
取り除くことにより例えば病院、車内においても羞恥心
を起こさずに使用できる簡易尿浄化装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、使用者に横付け状態にして載
置される移動可能なユニットタイプのものとしてあっ
て、支持板8に着脱式に支持された受尿器7と、機枠1
の上部に配置され排出口側に定量自動開閉弁11を備え
た水タンク2と、該水タンク2の下方に配置され排出口
側に自動開閉弁12を備えた混合タンク3と、該混合タ
ンク3の下方に配置された排水用の受け容器4と、該受
け容器4の横に配置され混合タンク3から吸引・揚水用
のポンプ13を介して給水され、一旦は濾過された後、
吸引・揚水用のポンプ13を介して受尿器側へ給送させ
る濾過機5とが機枠1にユニット的に配備されており、
混合タンク3内の水を濾過機5により濾過させた後に受
尿器7側へ給送させ、受尿器7内部を排尿と共に洗浄さ
せた後、汚水を混合タンク3内へ落差に任せて排出さ
せ、再度混合タンク3から吸引・揚水用のポンプ13を
介して濾過機5側へ給送させ、排尿と共に汚水を濾過機
5により濾過させた後に再度受尿器7側へ給送循環させ
るようにしたことを特徴とする。また、混合タンク3に
所定量の水を満水させるための水タンク2の定量自動開
閉弁11と、混合タンク3、濾過機5、受尿器7夫々の
間で濾過水を循環させる吸引・揚水用のポンプ13の稼
動停止動作用のタイマースイッチと、受け容器4側へ排
水させるための混合タンク3の自動開閉弁12とを手動
により操作させるものとした構成とできる。あるいは、
混合タンク3に所定量の水を満水させるための水タンク
2の定量自動開閉弁11の開閉スイッチ回路20と、混
合タンク3、濾過機5、受尿器7夫々の間で濾過水を循
環させる吸引・揚水用のポンプ13の稼動停止動作用の
タイマースイッチ回路21と、受け容器4側へ排水させ
るための混合タンク3の自動開閉弁12の開閉スイッチ
回路22とを自動的に制御させるスイッチ制御回路部2
3と、夫々の回路に電源を供給するためのスイッチング
電源24とを備え、自動により操作させるものとして構
成することもできる。そして、受尿器7の開口縁側に
は、ホース14を介して吸引・揚水用のポンプ13と接
続され、濾過水を受尿器7内部にシャワー状に噴出させ
て受尿器7の内壁面を洗浄するための複数の噴出孔9が
内側下方へ向けて開穿されているループ管10を配した
ものとする構成とできる。さらに、濾過機5内には濾過
手段のカートリッジ18が着脱交換可能に配されている
構成とできる。また、機枠1は、水タンク2を載せた上
段、混合タンク3を載せた中段、受け容器4を載せた下
段が3段棚式に配備されており、機枠1の底部には移動
用のキャスター5が付設されている構成とできる。
【0006】以上のように構成された本発明に係る簡易
尿浄化装置において、支持板8から取り外した受尿器7
内に排尿し終わったら受尿器7を支持板8に掛けておく
だけで尿がホース17を通って落下し下方にある混合タ
ンク3内に入る。そこで定量自動開閉弁11の開放によ
って水タンク2より一定量の水が混合タンク3内に給入
される。そして、手動による場合、濾過機5のタイマー
スイッチを入れると吸引・揚水用のポンプ13を起動し
て濾過機5が作動し、汚水を濾過機5、受尿器7、混合
タンク3夫々に循環し、循環しながら混合タンク3内の
汚水を濾過させてこの濾過水により受尿器7内に残って
いる尿を洗浄させる。このとき、濾過機5内に着脱交換
可能に配した濾過手段のカートリッジ18に透過させる
ことにより汚水は約5〜10分間で脱臭脱色され無色無
臭に浄化される。また、自動による場合、メインスイッ
チを押すだけでスイッチ制御回路部23の働きにより定
量自動開閉弁11の開閉スイッチ回路20のオフタイマ
ーが稼動し、定量自動開閉弁11が閉じると同時にタイ
マースイッチ回路21が働いて任意に設定された時間だ
け通電させ自動的に吸引・揚水用のポンプ13を起動さ
せて濾過機5を作動させ、濾過水が濾過機5、受尿器
7、混合タンク3夫々を循環しながら混合タンク3内の
尿、受尿器7内に残留している尿を洗浄させる。そし
て、スイッチ制御回路部23の働きによりタイマースイ
ッチ回路21のオフタイマーが稼動して、混合タンク3
の自動開閉弁12の開閉スイッチ回路22が通電して濾
過水を受け容器4側へ排水させる。このとき定量自動開
閉弁11の開閉スイッチ回路20と、混合タンク3、濾
過機5、受尿器7夫々の間を循環させる吸引・揚水用の
ポンプ13の稼動停止動作用のタイマースイッチ回路2
1と、受け容器4側へ排水させるための混合タンク3の
自動開閉弁12の開閉スイッチ回路22とを自動的に制
御させるスイッチ制御回路部23により、一連の動作が
一定のシーケンス制御に基づいて自動的に行なわれ、手
動によりいちいち各部のスイッチ操作を行なう手間が省
けてスムーズな動作が得られる。さらに、受尿器7の開
口縁側に配したループ管10には受尿器7の内壁面を洗
浄するための複数の噴出孔9が内側下方へ向けて開穿さ
れているので、受尿器7の内壁面をくまなく濾過水によ
って奇麗に洗浄させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図において示される符号1は、
病人、寝たきり老人、身障者等の身体が不自由でトイレ
に行けない人が人手をかけずに寝たまま快適に使用で
き、また観光バス、マイカー等が交通渋滞に会った際等
のトイレに行けない緊急時でも車内で使用できるように
するため、仰臥した使用者Pの寝台の側に横付け状態に
して載置されるよう移動可能に形成した機枠である。該
機枠1には、図1に示すように、水タンク2を載せた上
段、混合タンク3を載せた中段、受け容器4、濾過機5
を載せた下段が3段棚の簡易ラック式によりユニット配
備されており、機枠1の底部の四隅には移動用のキャス
ター6が付設されている。尚、水タンク2、混合タンク
3、受け容器4、濾過機5は夫々が着脱可能に装備され
ており、機枠1自体を構成するときにはこれらが容易に
組み付けができるようにされている。
【0008】機枠1には、男性用または女性用のいずれ
としても使用できるように略筒状に成形された例えば軽
量なプラスチック製等の受尿器7が機枠1の上部に設け
た支持板8に着脱式に支持されて備えられている。そし
て、受尿器7の開口縁側には、濾過水を受尿器7内部に
シャワー状に噴出させて受尿器7の内壁面を洗浄するた
めの複数の噴出孔9が内側下方へ向けて環状に隣接配置
された状態として開穿されているループ管10を配し
(図2参照)、該ループ管10はホース14を介して後
述する吸引・揚水用のポンプ13と接続されている。ま
た、受尿器7の底部排出口にはホース17の一端を接続
させ、該ホース17の他端を前記混合タンク3内に臨ま
せてあり、更に必要があればホース17あるいは混合タ
ンク3に健康診断用等の検尿装置(図示せず)を連繋配
置することもできる。
【0009】水タンク2の排出口側には定量自動開閉弁
11を備え、その下側に混合タンク3を配置させてあ
り、循環させたときに混合タンク3内が空気だけとなる
のを防止するため、例えば支持板8に配設した操作部8
aにおける操作ボタンを押して定量自動開閉弁11を開
き、水タンク2の水を混合タンク3内へ常時補給してお
くことで循環に必要な水量を確保するようにさせてい
る。例えば混合タンク3の容積に応じて水タンク2の容
積を約500cc程度に設定してある。そして混合タン
ク3の排出口側には自動開閉弁12を備え、その下側に
排水用の受け容器4が配置されており、排尿処理一行程
が終えた浄化された混合タンク3内の濾過水を支持板8
に配設した操作部8aの操作で自動開閉弁12を開き、
受け容器4に排出するようにしてある。また、受け容器
4の横に配置されている濾過機5には、混合タンク3か
ら先端に逆止弁付きの吸引ノズル16を取り付けたホー
ス15を介して給水させ、一旦は後述する濾過手段によ
り濾過された後、受尿器7側へ給送させるタイマースイ
ッチ式の吸引・揚水用のポンプ13を付設させてある。
尚、吸水・揚水用のポンプ13は濾過機5に直接に付設
せずに、分離して構成することもできる。
【0010】こうして、混合タンク3内の水を濾過機5
により濾過させた後に受尿器7側へ給送させ、受尿器7
内部を濾過水と共に洗浄させた後、排尿汚水を混合タン
ク3内へ落差に任せて排出させ、再度混合タンク3から
ポンプ13を介して濾過機5側へ給送させ、排尿汚水を
濾過機5により濾過させた後に操作部8aにおけるタイ
マースイッチの操作により再度受尿器7側へ給送させる
循環が維持されるようにされている。そして、一行程が
終えた浄化された混合タンク3内の濾過水は操作部8a
の操作で開く自動開閉弁12を経て受け容器4に排出す
るようにしてある。尚、この受け容器4に貯留された排
水を再度水タンク2の水として再利用しても良い。
【0011】濾過機5内には濾過手段、例えば活性炭、
空洞パイプ(ストロー)状のスポンジ多層構造の中空糸
膜、殺菌剤の3層構造のカートリッジ18が着脱交換可
能に配されており、雑菌等のミクロの汚れや夾雑物等の
不純物を除去し、清浄な水だけを通すようにしている。
そして、このカートリッジ18の交換時期の目安として
例えば中空糸膜の壁面の目詰まりによる水の通過の不具
合や色の変化等により判断できるようにしてある。尚、
濾過手段自体は活性炭、中空糸膜、セラミック濾過材、
オゾン、イオン交換樹脂等の汚水濾過用の所定の濾過材
のいずれかによって形成されており、これらの濾過材に
殺菌剤、消臭剤その他を必要があれば付加したものとす
るのである。
【0012】また、自動制御システムとなるよう操作部
8aにメインスイッチを設けておき、図3に示すよう
に、混合タンク3に所定量の水を満水させるための水タ
ンク2の定量自動開閉弁11の開閉スイッチ回路20
と、混合タンク3、濾過機5、受尿器7夫々の間で濾過
水を循環させる吸引・揚水用のポンプ13の稼動停止動
作用のタイマースイッチ回路21と、受け容器4側へ排
水させるための混合タンク3の自動開閉弁12の開閉ス
イッチ回路22とを自動的に制御させるスイッチ制御回
路部23と、夫々の回路に電源を供給するためのスイッ
チング電源24とを備えた構成とすることもできる。こ
のような構成に基づくシステムフローは図4に示すよう
になり、定量自動開閉弁11の開閉スイッチ回路20の
オフタイマー稼動により定量自動開閉弁11が閉じると
同時にタイマースイッチ回路21が働いて任意に設定さ
れた時間例えば約5〜10分間通電させ自動的に吸水・
揚水用のポンプ13を起動させて濾過機5を作動させ、
タイマースイッチ回路21のオフタイマー稼動により、
混合タンク3の自動開閉弁12の開閉スイッチ回路22
が約1分間通電して受け容器4側へ排水させるのであ
る。また、スイッチ制御回路部23としては例えばトラ
ンジスター、サイリスター等の無接点継電器である所謂
ソリッドステートリレー回路素子(SSR)等その他の
スイッチ制御システムを採用することもできる。
【0013】次に、本発明に係る簡易尿浄化装置の使用
の一例を説明するに、手動操作による場合、支持板8か
ら受尿器7を取り外して排尿し、排尿を終わったら受尿
器7を支持板8に掛けるのであり、そうすると尿はホー
ス17を通って混合タンク3に入る。操作部8aにおけ
る操作ボタンを押すと定量自動開閉弁11が開き水タン
ク2より一定量の水が混合タンク3内に給入される。次
いでタイマースイッチを入れると吸引・揚水用のポンプ
13が起動されて濾過機5が作動し、濾過水を濾過機
5、受尿器7、混合タンク3夫々を循環しながら混合タ
ンク3内の尿、受尿器7内に残留している尿を洗浄させ
る。このとき、濾過機5内の濾過手段のカートリッジ1
8で約5〜10分間で脱臭脱色させることで無色無臭に
浄化される。尚、濾過機5内は常に満水にさせておく。
浄化された混合タンク3内の濾過水は操作部8aにおけ
る操作ボタンを押して自動開閉弁10を開いて受け容器
4に排出することで一行程が終了する。次回からは濾過
機5内が満水状態になっているのでそのままで操作され
る。尚、カートリッジ18は簡単に取り換えることがで
き、その取り換え時期は浄化された尿の色具合で判断さ
せるのである。
【0014】また、自動操作による場合、排尿を終わっ
たら受尿器7を支持板8に掛けてから操作部8aにおけ
るメインスイッチを押すだけで定量自動開閉弁11の開
閉スイッチ回路20のオフタイマー稼動により定量自動
開閉弁11が閉じると同時にタイマースイッチ回路21
が働いて任意に設定された時間例えば約5〜10分間通
電させ自動的に吸引・揚水用のポンプ13を起動させる
ことで濾過機5を作動させ、濾過水を濾過機5、受尿器
7、混合タンク3夫々を循環しながら混合タンク3内の
尿、受尿器7内に残留している尿を洗浄させる。このと
き、濾過機5内の濾過手段のカートリッジ18で脱臭脱
色され無色無臭に浄化される。そして、タイマースイッ
チ回路21のオフタイマー稼動により、混合タンク3の
自動開閉弁12の開閉スイッチ回路22が約1分間通電
して受け容器4側へ排水させるのである。
【0015】
【発明の効果】以上の如く本発明の簡易尿浄化装置によ
れば、尿を無色無臭に浄化できるから、排尿を清潔で快
適に行なえ、また尿の不快さを取り除くことにより例え
ば病院、車内においても羞恥心を起こさずに使用でき
る。しかも、移動も可能なので持ち運びに便利である。
【0016】また、濾過機5のタイマースイッチを入れ
るだけで濾過機5が作動し、汚水を濾過機5、受尿器
7、混合タンク3夫々を循環しながら混合タンク3内の
汚水を濾過することができ、この濾過水により受尿器7
内に残留している尿をくまなく洗浄させることができ
る。このとき、濾過機5内に着脱交換可能に配した濾過
手段のカートリッジ18に透過させることにより汚水は
脱臭脱色され無色無臭に浄化させることができる。
【0017】定量自動開閉弁11の開閉スイッチ回路2
0と、混合タンク3、濾過機5、受尿器7夫々の間で濾
過水を循環させる吸引・揚水用のポンプ13の稼動停止
動作用のタイマースイッチ回路21と、受け容器4側へ
排水させるための混合タンク3の自動開閉弁12の開閉
スイッチ回路22とを自動的に制御させるスイッチ制御
回路部23により、一連の動作が一定のシーケンス制御
に基づいて自動的に行なわれ、手動によりいちいちスイ
ッチ操作を行なう必要がなく、定量自動開閉弁11、吸
引・揚水用のポンプ13、自動開閉弁12等のスムーズ
な起動停止動作を得ることができる。
【0018】更に、受尿器7の開口縁側に配した受尿器
7の内壁面を洗浄するための複数の噴出孔9が内側下方
へ向けて開穿されているループ管10により、何等手を
汚さずに受尿器7の内壁面をくまなく濾過水によって奇
麗に洗浄することができ、他人数で使用する場合でも衛
生的であり、不快感を与えずに済み、しかも、付き添い
人の手間を煩わすようなこともない。そのため、例えば
病院内に装備しておけば、排尿する患者に横付けするよ
うにキャスター6によって移動させることで患者夫々が
自分で衛生的に使用でき、ひいては介護の手間を大幅に
省くことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における概略図である。
【図2】同じく受尿器の概略を示す斜視図である。
【図3】同じくスイッチ制御システムの構成ブロック図
である。
【図4】同じくスイッチ制御システムの動作フローチャ
ートである。
【符号の説明】
P…使用者 1…機枠 2…水タンク 3…混合タンク 4…受け容器 5…濾過機 6…キャスター 7…受尿器 8…支持板 8a…操作部 9…噴出孔 10…ループ管 11…定量自動開閉弁 12…自動開閉
弁 13…吸引・揚水用のポンプ 14、15、1
7…ホース 16…吸引ノズル 18…カートリ
ッジ 21…タイマースイッチ回路 20,22…開
閉スイッチ回路 23…スイッチ制御回路部 24…スイッチ
ング電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者に横付け状態にして載置される移
    動可能なユニットタイプの簡易尿浄化装置であって、支
    持板に着脱式に支持された受尿器と、機枠の上部に配置
    され排出口側に定量自動開閉弁を備えた水タンクと、該
    水タンクの下方に配置され排出口側に自動開閉弁を備え
    た混合タンクと、該混合タンクの下方に配置された排水
    用の受け容器と、該受け容器の横に配置され混合タンク
    から吸引・揚水用のポンプを介して給水され、一旦は濾
    過された後、吸引・揚水用のポンプを介して受尿器側へ
    給送させる濾過機とが機枠にユニット的に配備されてお
    り、混合タンク内の水を濾過機により濾過させた後に受
    尿器側へ給送させ、受尿器内部を排尿と共に洗浄させた
    後、汚水を混合タンク内へ落差に任せて排出させ、再度
    混合タンクから吸引・揚水用のポンプを介して濾過機側
    へ給送させ、排尿と共に汚水を濾過機により濾過させた
    後に再度受尿器側へ給送循環させるようにしたことを特
    徴とする簡易尿浄化装置。
  2. 【請求項2】 混合タンクに所定量の水を満水させるた
    めの水タンクの定量自動開閉弁と、混合タンク、濾過
    機、受尿器夫々の間で濾過水を循環させる吸引・揚水用
    のポンプの稼動停止動作用のタイマースイッチと、受け
    容器側へ排水させるための混合タンクの自動開閉弁とを
    手動により操作させるものとした請求項1記載の簡易尿
    浄化装置。
  3. 【請求項3】 混合タンクに所定量の水を満水させるた
    めの水タンクの定量自動開閉弁の開閉スイッチ回路と、
    混合タンク、濾過機、受尿器夫々の間で濾過水を循環さ
    せる吸引・揚水用のポンプの稼動停止動作用のタイマー
    スイッチ回路と、受け容器側へ排水させるための混合タ
    ンクの自動開閉弁の開閉スイッチ回路とを自動的に制御
    させるスイッチ制御回路部と、夫々の回路に電源を供給
    するためのスイッチング電源とを備え、自動により操作
    させるものとした請求項1記載の簡易尿浄化装置。
  4. 【請求項4】 受尿器の開口縁側には、ホースを介して
    吸引・揚水用のポンプと接続され、濾過水を受尿器内部
    にシャワー状に噴出させて受尿器の内壁面を洗浄するた
    めの複数の噴出孔が内側下方へ向けて開穿されているル
    ープ管を配している請求項1乃至3のいずれかに記載の
    簡易尿浄化装置。
  5. 【請求項5】 濾過機内には濾過手段のカートリッジが
    着脱交換可能に配されている請求項1乃至4のいずれか
    に記載の簡易尿浄化装置。
  6. 【請求項6】 機枠は、水タンクを載せた上段、混合タ
    ンクを載せた中段、受け容器を載せた下段が3段棚式に
    配備されており、機枠の底部には移動用のキャスターが
    付設されている請求項1乃至5のいずれかに記載の簡易
    尿浄化装置。
JP8332497A 1997-03-17 1997-03-17 簡易尿浄化装置 Pending JPH10258096A (ja)

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