JPH10257989A - 指キャップ式耳かき - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この発明は、指の関節を自在に曲げる事が
可能な指キャップの先端に、鼓膜まで届かない長さの耳
かきを取り付け、安全に耳垢取り作業を行う事ができ
る、耳かきに関するものである。 【構 成】 指キャップ（２）の先端に、耳かき（１）
が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、指キャップと一体に
構成された耳かきに関する。主に、自分自身の耳垢取り
に利用される。

【０００２】

【従来の技術】従来の耳かきは、柄を持って耳垢を取る
もので、使い方を誤ると、鼓膜を傷つける恐れがあっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとしている課題】長い柄の耳かき
を、手で持って使用すると、微妙な力の加減が難しく、
鼓膜を傷つける可能性があった。また、注意して使用し
ていても、他人が腕にぶつかったりすると、同様の危険
があった。本発明は、この様な危険を回避する為に発明
されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】指キャップの先端に、成
人の指関節程度の長さの耳かきを取り付ける。一体で成
形すれば、製造も容易である。この構造により、自分の
爪があたかも伸びた様な感覚で微妙な力加減も容易に耳
かきができる。また、耳かきの長さが短い為、鼓膜まで
届かず、鼓膜を傷つける事も無い。

【０００５】

【作用】本発明の耳かきを使用すれば、指の関節を自在
に動かす事ができ、自分の爪で耳かきをしているのと同
様の感覚で作業ができる。また、耳かき部分の長さが短
いので、鼓膜まで届かず、不意に耳かきをしている腕に
力が加わった場合でも、鼓膜を傷つける事は無い。

【０００６】

【実施例】図１の様に指キャップの先端に耳かきを取り
付けれる。耳かきの長さは、先端が耳奥の鼓膜まで届か
ない長さ、すなわち成人の指関節の長さ程度にする事に
より、鼓膜を傷つける事が無く安全である。指キャップ
は塩化ビニール等の軟質材料で作る事により、指の関節
が自在に曲げられる為、作業性も良い。また、図２の様
に指キャップ部分の長さを、指の第一関節程度にする事
により、硬質樹脂等で一体成形しても、図１の実施例同
様に指関節を自在に曲げることができる。耳かき部分
は、図２の様に指キャップ部分の先端中央部よりも外周
にずれた位置に、取り付け又は一体成形しておけば、あ
たかも自分の爪が伸びた様な感覚で、微妙な耳垢取り作
業ができる。

【０００７】

【発明の効果】本発明品の指キャップ式耳かきを使用す
れば、鼓膜を傷つける事が無く、自分自身の耳垢取り作
業も安全で快適に行う事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図（指キャップ部分が軟質材料の
場合）

【図２】本発明の側面図（指キャップ部分が硬質材料の
場合）

【符号の説明】

１は、耳かき（スプーン状の小さいヘラ） ２は、指キャップ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 指の関節が自在に曲げられる様に軟質材
   料で作られた指キャップ又は、指の第一関節分の程度の
   長さの指キャップにおいて、その先端に、成人の指の関
   節の長さ程度、すなわち鼓膜まで届かない長さの耳かき
   を取り付けた事を特徴とする、指キャップ式耳かき。