JPH10257734A - 永久磁石モータおよびそれを利用したエレベーター - Google Patents
永久磁石モータおよびそれを利用したエレベーターInfo
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- JPH10257734A JPH10257734A JP6128997A JP6128997A JPH10257734A JP H10257734 A JPH10257734 A JP H10257734A JP 6128997 A JP6128997 A JP 6128997A JP 6128997 A JP6128997 A JP 6128997A JP H10257734 A JPH10257734 A JP H10257734A
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- magnet motor
- rotor
- coil
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B11/00—Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
- B66B11/04—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
- B66B11/043—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals actuated by rotating motor; Details, e.g. ventilation
- B66B11/0438—Driving gear ; Details thereof, e.g. seals actuated by rotating motor; Details, e.g. ventilation with a gearless driving, e.g. integrated sheave, drum or winch in the stator or rotor of the cage motor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベーターの昇降路内に配置するトラクシ
ョンマシンに組み込むのに好適な永久磁石モータを提供
すること。 【解決手段】回転子１に永久磁石を備え、コイル３が巻
回される固定子４の外側に前記回転子が配置される外転
型の永久磁石モータにおいて、回転子１は、一端が開放
され他端が閉面で形成され、該閉面の中心部から伸びる
回転子軸１１を備える円筒状体から構成され、永久磁石
２１，２２は、円筒状体１の閉面内面に設けられる環状
の永久磁石２２と、円筒状体１の筒部内面に設けられる
筒状の永久磁石２１とから構成されることを特徴とす
る。
ョンマシンに組み込むのに好適な永久磁石モータを提供
すること。 【解決手段】回転子１に永久磁石を備え、コイル３が巻
回される固定子４の外側に前記回転子が配置される外転
型の永久磁石モータにおいて、回転子１は、一端が開放
され他端が閉面で形成され、該閉面の中心部から伸びる
回転子軸１１を備える円筒状体から構成され、永久磁石
２１，２２は、円筒状体１の閉面内面に設けられる環状
の永久磁石２２と、円筒状体１の筒部内面に設けられる
筒状の永久磁石２１とから構成されることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石モータおよ
びそれを利用したエレベーターに係わり、特に、エレベ
ーターの昇降路内に配置するトラクションマシンに組み
込むのに好適な永久磁石モータに関する。
びそれを利用したエレベーターに係わり、特に、エレベ
ーターの昇降路内に配置するトラクションマシンに組み
込むのに好適な永久磁石モータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベーターのトラクションマシ
ンに外転型の永久磁石モータを利用したものとしては、
特開平７−１１７９５７号公報に、ラジアルギャップ型
のものが知られている。
ンに外転型の永久磁石モータを利用したものとしては、
特開平７−１１７９５７号公報に、ラジアルギャップ型
のものが知られている。
【０００３】また、特開平８−３７７６４号公報には、
エレベーター昇降路内に配置されるモータシーブとし
て、永久磁石を円盤状の回転子に取り付け、固定子を軸
方向に配置したアキシャルギャップ型の永久磁石モータ
が開示されている。
エレベーター昇降路内に配置されるモータシーブとし
て、永久磁石を円盤状の回転子に取り付け、固定子を軸
方向に配置したアキシャルギャップ型の永久磁石モータ
が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ラジアル
ギャップ型の永久磁石モータを、昇降路内に配置しやす
くするために薄型にしようとすると、固定子の積層厚を
薄くしなければならず、必要なトルクを発生させるため
のギャップ面積を確保するために、永久磁石モータの直
径を大きくしなければならないという問題がある。
ギャップ型の永久磁石モータを、昇降路内に配置しやす
くするために薄型にしようとすると、固定子の積層厚を
薄くしなければならず、必要なトルクを発生させるため
のギャップ面積を確保するために、永久磁石モータの直
径を大きくしなければならないという問題がある。
【０００５】また、上記アキシャルギャップ型の永久磁
石モータでは、コアの積層厚が永久磁石モータ自体の幅
に関係しないので原理的に薄型にしやすいが、十分なト
ルクを得るためにはギャップ面積を大きくしなければな
らない。そのため、ドーナツ状の永久磁石の外径を大き
くするのが得策となるので、やはり永久磁石モータ自体
の直径を大きくせざるを得ない。
石モータでは、コアの積層厚が永久磁石モータ自体の幅
に関係しないので原理的に薄型にしやすいが、十分なト
ルクを得るためにはギャップ面積を大きくしなければな
らない。そのため、ドーナツ状の永久磁石の外径を大き
くするのが得策となるので、やはり永久磁石モータ自体
の直径を大きくせざるを得ない。
【０００６】本発明は、上記の種々の問題点に鑑みて、
薄型でかつモータの直径を小さくすることが可能な永久
磁石モータおよび該永久磁石モータを利用したエレベー
ターを提供することにある。
薄型でかつモータの直径を小さくすることが可能な永久
磁石モータおよび該永久磁石モータを利用したエレベー
ターを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】回転子に永久磁石を備
え、コイルが巻回される固定子の外側に前記回転子が配
置される外転型の永久磁石モータにおいて、前記回転子
は、一端が開放され他端が閉面され、該閉面の中心部か
ら伸びる回転子軸を備える円筒状体から構成され、前記
永久磁石は、前記円筒状体の閉面内面に設けられる環状
の永久磁石と、前記円筒状体の筒部内面に設けられる筒
状の永久磁石とから構成される、ことを特徴とする。
え、コイルが巻回される固定子の外側に前記回転子が配
置される外転型の永久磁石モータにおいて、前記回転子
は、一端が開放され他端が閉面され、該閉面の中心部か
ら伸びる回転子軸を備える円筒状体から構成され、前記
永久磁石は、前記円筒状体の閉面内面に設けられる環状
の永久磁石と、前記円筒状体の筒部内面に設けられる筒
状の永久磁石とから構成される、ことを特徴とする。
【０００８】また、前記固定子は、前記各永久磁石と所
定のギャップを介して対向する歯部と、該歯部間に設け
られ前記コイルを巻回するスロットを備え、前記コイル
は、前記各スロットにおいて巻回され、前記歯部または
前記歯部間を渡って巻回されていないことを特徴とす
る。
定のギャップを介して対向する歯部と、該歯部間に設け
られ前記コイルを巻回するスロットを備え、前記コイル
は、前記各スロットにおいて巻回され、前記歯部または
前記歯部間を渡って巻回されていないことを特徴とす
る。
【０００９】また、前記固定子は、前記各永久磁石と所
定のギャップを介して対向する先端部と前記コイルが巻
回される巻回部とから構成される歯部を備える、ことを
特徴とする。
定のギャップを介して対向する先端部と前記コイルが巻
回される巻回部とから構成される歯部を備える、ことを
特徴とする。
【００１０】また、昇降路に立設したガイドレールと、
ロープを介して接続され、前記ガイドレールに沿って昇
降する乗りかごおよびカウンタウエイトと、前記ロープ
を上下に駆動するトラクションマシンと、を備えたエレ
ベーターにおいて、前記トラクションマシンは、請求項
１ないしは請求項３のいずれか１つの請求項記載の永久
磁石モータと、該永久磁石モータの回転子軸に直結し、
前記ロープを巻き取るシーブとから構成されることを特
徴とする。
ロープを介して接続され、前記ガイドレールに沿って昇
降する乗りかごおよびカウンタウエイトと、前記ロープ
を上下に駆動するトラクションマシンと、を備えたエレ
ベーターにおいて、前記トラクションマシンは、請求項
１ないしは請求項３のいずれか１つの請求項記載の永久
磁石モータと、該永久磁石モータの回転子軸に直結し、
前記ロープを巻き取るシーブとから構成されることを特
徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明の第１の実施形
態を図１〜図４を用いて説明する。
態を図１〜図４を用いて説明する。
【００１２】図１は、本実施形態に係わる永久磁石モー
タの図２のＢーＢ線に沿う断面図、図２は図１のＡーＡ
線に沿う断面図である。
タの図２のＢーＢ線に沿う断面図、図２は図１のＡーＡ
線に沿う断面図である。
【００１３】これらの図において、１は、一端が開放さ
れ他端に閉面部を備える円筒状体から構成され、該閉面
部の中心部から伸びる回転子軸を備えると共に、該円筒
状体内面に永久磁石を備える回転子、１１は回転子１の
回転子軸、２１は円筒状体回転子１の筒部内面に設けら
れる筒状の永久磁石、２２は円筒状回転子１の前記閉面
部に設けられる環状の永久磁石、３は固定子に巻回され
るコイル、４は固定子、４１は回転子１の永久磁石２
１，２２と所定のギャップを介して配置される固定子４
の歯部、４２はコイル３が巻回される固定子４のスロッ
ト、５は固定子４を固定支持するためのモータベース、
６はモータベース５に回転子１の回転子軸１１を回転自
在に保持する軸受けである。
れ他端に閉面部を備える円筒状体から構成され、該閉面
部の中心部から伸びる回転子軸を備えると共に、該円筒
状体内面に永久磁石を備える回転子、１１は回転子１の
回転子軸、２１は円筒状体回転子１の筒部内面に設けら
れる筒状の永久磁石、２２は円筒状回転子１の前記閉面
部に設けられる環状の永久磁石、３は固定子に巻回され
るコイル、４は固定子、４１は回転子１の永久磁石２
１，２２と所定のギャップを介して配置される固定子４
の歯部、４２はコイル３が巻回される固定子４のスロッ
ト、５は固定子４を固定支持するためのモータベース、
６はモータベース５に回転子１の回転子軸１１を回転自
在に保持する軸受けである。
【００１４】本実施形態の永久磁石モータは、図２に示
すように、固定子４の歯部４１間のスロット４２にコイ
ル３が巻回されており、歯部４１および歯部４１間に渡
ってコイル３が巻回されておらず、そのため、図１に示
すように、歯部４１側面、即ち、永久磁石２２と対向す
る面、にはコイル３が無いので、永久磁石２２と歯部４
１間のギャップを小さくすることができる。
すように、固定子４の歯部４１間のスロット４２にコイ
ル３が巻回されており、歯部４１および歯部４１間に渡
ってコイル３が巻回されておらず、そのため、図１に示
すように、歯部４１側面、即ち、永久磁石２２と対向す
る面、にはコイル３が無いので、永久磁石２２と歯部４
１間のギャップを小さくすることができる。
【００１５】また、この永久磁石モータは、公知の永久
磁石同期モータの動作方法と同様に、歯部４１が向き合
う永久磁石２１，２２の極性を、図示されていない磁極
位置検出器により検出し、その磁極に応じて各コイル３
の電流方向を切り替えることによりトルクを発生させ、
回転子１を回転させる。
磁石同期モータの動作方法と同様に、歯部４１が向き合
う永久磁石２１，２２の極性を、図示されていない磁極
位置検出器により検出し、その磁極に応じて各コイル３
の電流方向を切り替えることによりトルクを発生させ、
回転子１を回転させる。
【００１６】以上のごとく、本実施形態によれば、永久
磁石モータのギャップ面積を永久磁石２１と永久磁石２
２の２つの面に設けることができるので、回転トルクを
大きくとることができる。または、回転トルクが増える
分、永久磁石モータの直径や幅を小さくすることもでき
る。
磁石モータのギャップ面積を永久磁石２１と永久磁石２
２の２つの面に設けることができるので、回転トルクを
大きくとることができる。または、回転トルクが増える
分、永久磁石モータの直径や幅を小さくすることもでき
る。
【００１７】次に、本実施形態に係わる永久磁石モータ
をエレベーターのトラクションマシンに適用した例を図
３に示す。
をエレベーターのトラクションマシンに適用した例を図
３に示す。
【００１８】なお、図３において図１〜図２に示す部分
と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。
と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。
【００１９】７は、モータベース５に設置され、回転子
１の回転を検出するロータリエンコーダ、８は回転子１
から延長する回転子軸１１に固定され、回転子１と共に
回転するシーブ、１０は、モータベース５が固定され、
モータベース５と共に軸受け６を介して回転子１を保持
するトラクションマシンベース、９１はトラクションマ
シンベース１０に固定して設けられ、ブレーキ制動面に
制動をかけるブレーキ、９２は回転子１の外周部に設け
られるブレーキ制動面、１００はトラクションマシンで
ある。
１の回転を検出するロータリエンコーダ、８は回転子１
から延長する回転子軸１１に固定され、回転子１と共に
回転するシーブ、１０は、モータベース５が固定され、
モータベース５と共に軸受け６を介して回転子１を保持
するトラクションマシンベース、９１はトラクションマ
シンベース１０に固定して設けられ、ブレーキ制動面に
制動をかけるブレーキ、９２は回転子１の外周部に設け
られるブレーキ制動面、１００はトラクションマシンで
ある。
【００２０】図示するように、本実施形態の永久磁石モ
ータをトラクションマシン１００に適用すると、永久磁
石モータの幅と直径を小さくすることができ、シーブ８
およびトラクションマシンベース１０を含むトラクショ
ンマシン１００全体の幅と直径を小さくすることができ
る。
ータをトラクションマシン１００に適用すると、永久磁
石モータの幅と直径を小さくすることができ、シーブ８
およびトラクションマシンベース１０を含むトラクショ
ンマシン１００全体の幅と直径を小さくすることができ
る。
【００２１】次に、本実施形態の永久磁石モータを備え
るトラクションマシン１００を利用したエレベーターを
図４を用いて説明する。
るトラクションマシン１００を利用したエレベーターを
図４を用いて説明する。
【００２２】図において、１０１はカウンタウエイト、
１０２は乗りかご、１０３はエレベーターの昇降路、１
０４はカウンタウエイト１０１を水平方向に維持しかつ
上下方向にガイドするガイドレール、１０５はプーリお
よびトラクションマシン１００を介して両端においてカ
ウンタウエイト１０１と乗りかご１０２を支持するロー
プ、１０６は乗りかご１０２を水平方向に維持しかつ上
下方向にガイドするガイドレール、１０７はカウンタウ
エイト１０１とトラクションマシン１００間および乗り
かご１０２とトラクションマシン１００間のロープ１０
５の方向を転換するプーリである。
１０２は乗りかご、１０３はエレベーターの昇降路、１
０４はカウンタウエイト１０１を水平方向に維持しかつ
上下方向にガイドするガイドレール、１０５はプーリお
よびトラクションマシン１００を介して両端においてカ
ウンタウエイト１０１と乗りかご１０２を支持するロー
プ、１０６は乗りかご１０２を水平方向に維持しかつ上
下方向にガイドするガイドレール、１０７はカウンタウ
エイト１０１とトラクションマシン１００間および乗り
かご１０２とトラクションマシン１００間のロープ１０
５の方向を転換するプーリである。
【００２３】図示するように、トラクションマシン１０
０は昇降路１０３の下部に設置され、トラクションマシ
ン１００が備える本実施形態に係わる永久磁石モータや
ブレーキは、図示されていない制御盤により電源を供給
されその動作が制御される。当該永久磁石モータはシー
ブを回転させ、ロープ１０５を駆動することにより乗り
かご１０２を目的階に上下動させる。またブレーキはか
ご停止時にシーブを保持し、かごを所定階に確実に停止
させる。
０は昇降路１０３の下部に設置され、トラクションマシ
ン１００が備える本実施形態に係わる永久磁石モータや
ブレーキは、図示されていない制御盤により電源を供給
されその動作が制御される。当該永久磁石モータはシー
ブを回転させ、ロープ１０５を駆動することにより乗り
かご１０２を目的階に上下動させる。またブレーキはか
ご停止時にシーブを保持し、かごを所定階に確実に停止
させる。
【００２４】上記のごとく、本実施形態によれば、トラ
クションマシン１００の幅を薄くかつ直径を小さくでき
るので、機械室が不要となり、また昇降路１０３内での
配置計画が容易となり、またトラクションマシン１００
が小形軽量化されるので、取り扱いも簡単で、据え付け
作業も容易になる。
クションマシン１００の幅を薄くかつ直径を小さくでき
るので、機械室が不要となり、また昇降路１０３内での
配置計画が容易となり、またトラクションマシン１００
が小形軽量化されるので、取り扱いも簡単で、据え付け
作業も容易になる。
【００２５】次に、本発明の第２の実施形態を図５を用
いて説明する。
いて説明する。
【００２６】図５は本実施形態に係わる永久磁石モータ
の回転子軸を含む面で切り出した断面図である。
の回転子軸を含む面で切り出した断面図である。
【００２７】図において、図１に示される部分と同一部
分については同一符号を付して説明を省略する。
分については同一符号を付して説明を省略する。
【００２８】本実施形態は、第１の実施形態に比べて、
固定子４およびコイル３の構造配置が異なる点で相違す
る。
固定子４およびコイル３の構造配置が異なる点で相違す
る。
【００２９】本実施形態では、固定子４に巻回されるコ
イル３は固定子４の各歯部４１に巻回される、いわゆる
集中巻で構成される。そのため、歯部４１が２つの永久
磁石２１、２２と所定のギャップを介して対向するのを
妨げないように、コイル３は回転子軸１１に対して斜め
に巻かれる。即ち、固定子４がモータベース５から斜め
に設けられ、断面形状が屋根のような山形状に尖った歯
部４１の下部にコイル３が巻かれる。
イル３は固定子４の各歯部４１に巻回される、いわゆる
集中巻で構成される。そのため、歯部４１が２つの永久
磁石２１、２２と所定のギャップを介して対向するのを
妨げないように、コイル３は回転子軸１１に対して斜め
に巻かれる。即ち、固定子４がモータベース５から斜め
に設けられ、断面形状が屋根のような山形状に尖った歯
部４１の下部にコイル３が巻かれる。
【００３０】本実施形態においても、永久磁石２１，２
２がそれぞれ円筒状体の回転子１の筒部内面および閉面
部内面に設けられるので、永久磁石モータの直径と幅を
小さくすることができる。
２がそれぞれ円筒状体の回転子１の筒部内面および閉面
部内面に設けられるので、永久磁石モータの直径と幅を
小さくすることができる。
【００３１】また、本実施形態は固定子４側の幅と直径
に対する、コイル３および歯部４１の寸法の関係が、第
１の実施形態と異なるが、モータの要求仕様、条件によ
っては本実施形態の方が小型化には効果的な場合もあり
得る。従って、用途によって、いずれか効果の高い実施
形態を選択することが可能である。
に対する、コイル３および歯部４１の寸法の関係が、第
１の実施形態と異なるが、モータの要求仕様、条件によ
っては本実施形態の方が小型化には効果的な場合もあり
得る。従って、用途によって、いずれか効果の高い実施
形態を選択することが可能である。
【００３２】
【発明の効果】以上のごとく、本発明は、回転子を円筒
状体に形成し、この円筒状体の閉面部内面と筒状部内面
の２面に永久磁石を設けたので、ギャップ面積を増加さ
せることができる。その結果、トルクを増大することが
でき、または、トルクが増大した分を寸法に反映させれ
ば、幅の薄いかつ直径の小さい永久磁石モータを得るこ
とができる。
状体に形成し、この円筒状体の閉面部内面と筒状部内面
の２面に永久磁石を設けたので、ギャップ面積を増加さ
せることができる。その結果、トルクを増大することが
でき、または、トルクが増大した分を寸法に反映させれ
ば、幅の薄いかつ直径の小さい永久磁石モータを得るこ
とができる。
【図１】第１の実施形態に係わる永久磁石モータの図２
のＢーＢ線に沿う断面図である。
のＢーＢ線に沿う断面図である。
【図２】第１の実施形態に係わる永久磁石モータの図１
のＡーＡ線に沿う断面図である。
のＡーＡ線に沿う断面図である。
【図３】第１の実施形態に係わる永久磁石モータを適用
したトラクションマシンの断面図である。
したトラクションマシンの断面図である。
【図４】第１の実施形態に係わる永久磁石モータを備え
るトラクションマシンを利用したエレベーターの全体構
造図である。
るトラクションマシンを利用したエレベーターの全体構
造図である。
【図５】第２の実施形態に係わる永久磁石モータの回転
子軸を含む面で切り出した断面図である。
子軸を含む面で切り出した断面図である。
１ 回転子 １１ 回転子軸 ２１，２２ 永久磁石 ３ コイル ４ 固定子 ４１ 歯部 ４２ スロット ８ シーブ １００ トラクションマシン １０１ カウンタウエイト １０２ 乗りかご １０３ 昇降路 １０５ ロープ １０６ ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 光広 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 荒堀 昇 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 中田 孝則 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内
Claims (4)
- 【請求項１】 回転子に永久磁石を備え、コイルが巻回
される固定子の外側に前記回転子が配置される外転型の
永久磁石モータにおいて、 前記回転子は、一端が開放され他端が閉面で形成され、
該閉面の中心部から伸びる回転子軸を備える円筒状体か
ら構成され、 前記永久磁石は、前記円筒状体の前記閉面内面に設けら
れる環状の永久磁石と、前記円筒状体の筒部内面に設け
られる筒状の永久磁石とから構成される、 ことを特徴とする永久磁石モータ。 - 【請求項２】 請求項１の記載において、 前記固定子は、前記各永久磁石と所定のギャップを介し
て対向する歯部と、該歯部間に設けられ前記コイルを巻
回するスロットを備え、 前記コイルは、前記各スロットにおいて巻回され、前記
歯部または前記歯部間を渡って巻回されていないことを
特徴とする永久磁石モータ。 - 【請求項３】 請求項１の記載において、 前記固定子は、前記各永久磁石と所定のギャップを介し
て対向する先端部と前記コイルが巻回される巻回部とか
ら構成される歯部を備える、ことを特徴とする永久磁石
モータ。 - 【請求項４】 昇降路に立設したガイドレールと、 ロープを介して接続され、前記ガイドレールに沿って昇
降する乗りかごおよびカウンタウエイトと、 前記ロープを上下に駆動するトラクションマシンと、を
備えたエレベーターにおいて、 前記トラクションマシンは、請求項１ないしは請求項３
のいずれか１つの請求項記載の永久磁石モータと、該永
久磁石モータの回転子軸に直結し、前記ロープを巻き取
るシーブとから構成されることを特徴とするエレベータ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06128997A JP3495549B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 永久磁石モータおよびそれを利用したエレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06128997A JP3495549B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 永久磁石モータおよびそれを利用したエレベーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257734A true JPH10257734A (ja) | 1998-09-25 |
| JP3495549B2 JP3495549B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=13166901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06128997A Expired - Fee Related JP3495549B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 永久磁石モータおよびそれを利用したエレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3495549B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1023236A1 (en) | 1998-02-26 | 2000-08-02 | Otis Elevator Company | Traction elevator system using a flexible, flat rope and a permanent magnet machine |
| KR100451316B1 (ko) * | 2002-09-11 | 2004-10-06 | 현대엘리베이터주식회사 | 엘리베이터용 박형 권상기 |
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