JPH10257718A - インバータ装置付きモータ - Google Patents
インバータ装置付きモータInfo
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- JPH10257718A JPH10257718A JP9059171A JP5917197A JPH10257718A JP H10257718 A JPH10257718 A JP H10257718A JP 9059171 A JP9059171 A JP 9059171A JP 5917197 A JP5917197 A JP 5917197A JP H10257718 A JPH10257718 A JP H10257718A
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Abstract
に、全体の構成を小形化することができるインバータ装
置付きモータを提供する。 【解決手段】 カバー29に、冷却ファン23によって
生成される冷却風が通る通風孔29bおよび通風路31
を設け、コンデンサ26の貫通孔26aにその冷却風が
通るように構成した。通風路31を通る冷却風によって
コンデンサ26が十分冷却されるので、コンデンサ26
の寿命を延ばすことができる。また、コンデンサ26を
扁平な形状としたので、コンデンサ26の高さ方向の寸
法を小さくすることができ、カバー29の内部容積を小
さくすることができ、ひいてはインバータ装置付きモー
タ21全体の構成を小形化することができる。
Description
バータ装置を一体に取付けてなるインバータ装置付きモ
ータに関する。
ンバータ装置付きモータの従来構成の一例を示してい
る。インバータ装置付きモータ1のモータ本体2の左端
面部には、回転軸2aの左端部が突出しており、この回
転軸2aの左端部に冷却ファン3が設けられている。そ
して、モータ本体2の左端部には冷却ファン3を覆うカ
バー5が取付けられている。このカバー5は、左方へ膨
出した形状に構成されており、その内部にインバータ装
置4が配設されている。
面部には、直流電源生成用のコンデンサ6が実装され、
他方の側面部にはインバータ主回路を構成する主回路素
子7が実装されている。そして、主回路素子7の図12
中右側面部には放熱ベース9が取付けられている。
付きモータの従来構成の他の例を示している。この他の
従来例では、インバータ装置付きモータ10のインバー
タ装置4は、モータ本体2の外周部の上部に取付けられ
ている。この場合、インバータ装置4は、ケース11で
覆われ、その放熱ベース9がモータ本体2の取付部2b
に取付けられている。尚、冷却ファン3は、有底短円筒
状のカバー12によって覆われている。
サ6としては、大容量のものが必要であるため、その形
状は円柱状をなすと共に、軸方向の長さはかなり長いも
のであった。このため、インバータ装置4の図12中左
右方向(図13中上下方向)の寸法が大きくなり、その
結果、インバータ装置付きモータ1および10全体とし
て大型化してしまうという問題点があった。さらに、上
記コンデンサ6は、製品として寿命が比較的短いので、
通常は3〜5年毎に交換する必要があり、その交換の手
間が煩わしいという問題点もあった。
が短くなる原因を追及してみた。その結果、コンデンサ
6は、ある程度の熱を発生する部品であるにもかかわら
ず、カバー5やケース11で覆われてしまっているた
め、コンデンサ6に熱が蓄積されてしまい、その蓄積さ
れた熱によって寿命が短くなることが分かった。
であり、その目的は、コンデンサの寿命を延ばすことが
できると共に、全体の構成を小形化することができるイ
ンバータ装置付きモータを提供することにある。
付きモータは、回転軸の一端部に設けられた冷却ファン
と、この冷却ファンを覆うカバーと、このカバーの内部
に配設されたインバータ装置とを備えてなるものにおい
て、前記カバーに、前記冷却ファンにより生成される冷
却風が通る通風孔を設け、前記インバータ装置内に設け
られたコンデンサを、扁平状に構成すると共に、このコ
ンデンサに、前記通風孔を通った冷却風が通る貫通孔を
設けたところに特徴を有する(請求項1)。
れば、冷却ファンにより生成された冷却風がコンデンサ
に設けられた貫通孔を通るようになるので、その冷却風
によってコンデンサが十分冷却される。このため、コン
デンサの寿命を延ばすことができる。また、コンデンサ
を扁平状に構成したので、その分、カバーの内部容積を
小さくすることができ、ひいては全体の構成を小形化す
ることができる。
部材から形成すると共に、前記コンデンサの扁平な側面
部を、前記カバーに接触させるように構成しても良い
(請求項2)。
は、回転軸の一端部に設けられた冷却ファンと、この冷
却ファンを覆うカバーと、このカバーの内部に配設され
たインバータ装置とを備えてなるものにおいて、前記カ
バーに、前記冷却ファンにより生成される冷却風が通る
通風孔を設け、前記インバータ装置内に設けられたコン
デンサを、扁平状をなす少なくとも1個以上の扁平コン
デンサから構成すると共に、前記インバータ装置内に設
けられた他の電子部品のうちの少なくとも1個以上の電
子部品を扁平状に構成し、前記扁平コンデンサと前記扁
平状の電子部品とを同一側面に実装する配線基板を備
え、この配線基板に、前記通風孔を通った冷却風が通る
貫通孔を設けたところに特徴を有する(請求項3)。
された冷却風がコンデンサと電子部品とを実装した配線
基板に設けられた貫通孔を通るようになるので、その冷
却風によってコンデンサが十分冷却される。このため、
コンデンサの寿命を延ばすことができる。また、電子部
品も冷却風によって冷却することができる。さらに、コ
ンデンサを、扁平状をなす少なくとも1個以上の扁平コ
ンデンサから構成し、電子部品のうちの少なくとも1個
以上の電子部品を扁平状に構成し、それら扁平コンデン
サと扁平状の電子部品とを配線基板の同一側面に実装し
たので、その分、カバーの内部容積を小さくすることが
でき、ひいては全体の構成を小形化することができる。
は、インバータ装置と、このインバータ装置を収容する
収容部材とを備えてなるものにおいて、前記インバータ
装置内に設けられたコンデンサを、扁平状に構成すると
共に、前記収容部材に、前記コンデンサの扁平な側面部
を露出させる開口部を設けたところに特徴を有する(請
求項4)。
の扁平な側面部を露出させる開口部を設けたので、コン
デンサの熱が扁平な側面部全体から外部へ放出されるこ
とによってコンデンサが十分冷却される。このため、コ
ンデンサの寿命を延ばすことができる。また、コンデン
サを扁平状に構成したので、コンデンサの高さ方向の寸
法を小さくすることができ、全体の構成を小形化するこ
とができる。
側の扁平な側面部に、防爆弁を設けて構成しても良い
(請求項5)。
は、回転軸の一端部に冷却ファンを設けると共に、モー
タ本体にインバータ装置を一体に設けてなるものにおい
て、前記モータ本体の外周部に、軸方向に延びる板状を
なす複数の放熱フィンを設け、この複数の放熱フィン間
を前記冷却ファンにより生成された冷却風が通るように
構成し、前記インバータ装置内に設けられたコンデンサ
を、棒状に構成すると共に、前記放熱フィン間に配設し
たところに特徴を有する(請求項6)。
成し、モータ本体の外周部に設けられた放熱フィン間に
配設したので、冷却ファンにより生成された冷却風がそ
の放熱フィン間を通ることによってコンデンサが十分冷
却される。このため、コンデンサの寿命を延ばすことが
できる。また、コンデンサをモータ本体の放熱フィン間
に配設したので、コンデンサを配置するスペースを別途
設ける必要がなくなり、全体の構成を小形化することが
できる。
て図1および図2を参照して説明する。インバータ装置
付きモータ21のモータ本体22の左端面部には、回転
軸22aの左端部が突出しており、その回転軸22aの
左端部には冷却ファン23が設けられている。そして、
モータ本体22の図1中左側には、インバータ装置24
が配設されている。
基板25の一方の側面部に、後述する扁平な円板状のコ
ンデンサ26が実装され、他方の側面部に、インバータ
主回路を構成する主回路素子27がリード27aにより
実装され、さらに、その主回路素子27の平坦な側面部
に、主回路素子27に発生した熱を放出するための円板
状の放熱ベース28が当接されて構成されている。そし
て、このように構成されたインバータ装置24および冷
却ファン23を覆うようにカバー29が配設されてい
る。
示すように、軸方向(図1中左右方向)に貫通する貫通
孔26aが形成されており、また、その平坦な一方の側
面部(図2中右側面部)からは2本のリード26bが突
設されている。このコンデンサ26は、これら2本のリ
ード26bを上記配線基板25の所定部位に形成された
孔部に嵌込むことによって配線基板25に実装されてい
る。尚、上記配線基板25の孔部は、コンデンサ26の
リード26bを接続するためのソケット(コネクタ)と
しての機能を有している。
28の各中心部には、このコンデンサ26と同様に、そ
れぞれ軸方向に貫通する貫通孔25aおよび28aが形
成されている。これら貫通孔25a、28aおよびコン
デンサ26の貫通孔26aは、略同じ大きさであると共
に、同心状となっている。
は通風孔29bが形成されており、その通風孔29bの
縁部からは円筒部30が右方へ延びるように形成されて
いる。この円筒部30の通風孔29bとは反対側の開口
端部は、上記冷却ファン23の近傍に位置している。そ
して、円筒部30は、コンデンサ26の貫通孔26a、
配線基板25の貫通孔25aおよび放熱ベース28の貫
通孔28aに挿入されて嵌合されている。これにより、
カバー29内にコンデンサ26、配線基板25、放熱ベ
ース28、すなわち、インバータ装置24が収容固定さ
れている。尚、円筒部30の右端外周部には、鍔状部材
30aが取付けられている。
冷却ファン23が回転され、その送風作用により、カバ
ー29の外側の空気が円筒部30の内部を図1中左側か
ら右側へ向かって通るようになる。これにより、円筒部
30の内部が冷却風の通風路31となっている。また、
カバー29の周壁部の端部29cとモータ本体22の左
端部の外周部との間の所定部位には外気を冷却ファン2
3側へ通すための空気通路としての孔部32が形成され
ている。
装置24を駆動してインバータ装置付きモータ21を運
転させると、冷却ファン23が回転される。すると、こ
の冷却ファン23の送風作用によりカバー29の外部か
ら孔部32を通じてカバー29の内部へ冷却風が流れる
と共に(図1中矢印A参照)、通風孔29bおよび通風
路31を通じても冷却風が流れるようになる(図1中矢
印B参照)。このとき、コンデンサ26の貫通孔26a
内を冷却風が通るようになるので、この冷却風によって
コンデンサ26が十分に冷却されるようになる。また、
配線基板25の貫通孔25a内および放熱ベース28の
貫通孔28a内にも冷却風が通るようになるので、配線
基板25および放熱ベース28も冷却されるようにな
る。
バー29に、冷却ファン23によって生成される冷却風
が通る通風孔29bおよび通風路31を設け、コンデン
サ26の貫通孔26aにその冷却風が通るように構成し
たので、その冷却風によってコンデンサ26を十分冷却
することができる。これにより、コンデンサ26の寿命
を延ばすことができるようになり、コンデンサ26の交
換間隔を長くすることができ、保守性の向上を図ること
ができる。
ので、コンデンサ26の高さ方向(図1中左右方向)の
寸法を小さくすることができ、カバー29の収容容積を
小さくすることができる。その結果、カバー29の図1
中左右方向の長さを短くすることができるから、インバ
ータ装置付きモータ21全体の構成を小形化することが
できる。
および図4を参照して説明する。尚、第1実施例と同一
部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる
部分について説明する。
モータ41に用いられるカバー42は、円筒状部材43
と、この円筒状部材43の図3中左側の端部を閉塞する
底壁部材44とから構成されている。底壁部材44は、
アルミ材などの熱伝導性の良い部材から構成されてお
り、図4に示すように、円板状をなす平坦部45と、こ
の平坦部45の中心部に形成された通風孔45aと、こ
の通風孔45aの開口縁部から右方へ延びるように設け
られた円筒部46とを有している。そして、円筒部46
の内部が通風路47となっている。
は、コンデンサ26の平坦な側面部26c(図2参照)
に当接し、円筒部46の外周部46aは、コンデンサ2
6の貫通孔26aの内周面部26d(図2参照)に当接
するように構成されている。そして、平坦部45の左側
の側面部45cには多数の放熱用の突条部48が形成さ
れており、これにより、平坦部45は、外気と接する表
面積が大きくなるように構成されている。
第1実施例と略同様の作用効果を得ることができる。特
に、第2実施例では、コンデンサ26の側面部26cが
熱伝導性の良い底壁部材44の平坦部45の側面部45
bに接していると共に、コンデンサ26の内周面部26
dが円筒部46の外周部46aに接しているので、コン
デンサ26で発生する熱は、それら平坦部45および円
筒部46を介して外部へ放出されるようになる。これに
より、コンデンサ26の冷却性を向上することができ
る。また、底壁部材44の平坦部45の側面部45cに
突条部48を設け、平坦部45の表面積を大きく構成し
たので、コンデンサ26の冷却性をさらに向上すること
ができる。
ないし図7を参照して説明する。尚、第2実施例と同一
部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる
部分について説明する。
モータ51のインバータ装置52は、円板状をなす配線
基板53の同一側面例えば図5中左側面上に、コンデン
サ54および主回路素子55(本発明でいう電子部品)
を実装して構成されている。
に、扁平な半円板状をなしており、その平坦な右側面部
からは2本のリード54aが突設されている。また、上
記主回路素子55は、図7に示すように、扁平な半円板
状をなしており、その右側面部からは複数本のリード5
5aが突設されている。そして、その主回路素子55の
平坦な側面部には放熱ベース56が当接されている。
向に貫通する貫通孔53aが形成されている。この場
合、カバー42の円筒部46を配線基板53の貫通孔5
3aに挿入して嵌合固定している。このとき、コンデン
サ54の側面部54bおよび放熱ベース56が平坦部4
5の側面部45bに当接するように構成されている。ま
た、配線基板53と冷却ファン23との間には、冷却フ
ァン23の運転に伴って発生する気流が配線基板53に
直接当たることを防止するための半円板状の防風ベース
57が配設されている。
れぞれ扁平な半円板状をなすコンデンサ54および主回
路素子55を通風路47の近傍に配設した構成としたの
で、第2実施例と略同様の作用効果を得ることができ
る。特に、第3実施例では、主回路素子55も通風路4
7を通る冷却風によって冷却することができる。また、
コンデンサ54の側面部54bおよび放熱ベース56が
熱伝導性の良い底壁部材44の平坦部45の側面部45
bに接しているので、コンデンサ54および主回路素子
55で発生した熱は、その平坦部45を介して外部へ放
出されるようになる。これにより、コンデンサ54およ
び主回路素子55の冷却性をさらに向上することができ
る。
間に、防風ベース57を配設した構成としたので、冷却
ファン23により生成された冷却風が配線基板53に直
接当たることを防止することができる。これにより、塵
埃などが配線基板53や電子部品に付着されることを防
止でき、インバータ装置52を良好に運転させることが
できる。
および図9を参照して説明する。尚、第1実施例と同一
部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる
部分について説明する。
モータ61のインバータ装置62は、円板状をなす配線
基板63の左側面部に、扁平な円板状のコンデンサ64
を実装すると共に、右側面部に、主回路素子65を実装
して構成されている。この構成の場合、コンデンサ64
は、その2本のリード64aをそれぞれ配線基板63に
設けられたコネクタ67に嵌込まれることによって配線
基板63に着脱可能に実装されている。また、主回路素
子65は、そのリード65aを配線基板63に半田付け
することによって実装されている。また、主回路素子6
5には放熱ベース66が取付けられている。
は、冷却ファン23を覆うカバー68の内部における図
8中左半分に配設されている。尚、カバー68は、本発
明でいう収容部材を構成するものである。カバー68
は、その底壁部(図8中左端の面部)に凹部69(本発
明でいう開口部)が形成された形状となっており、凹部
69の底壁部69aには、コンデンサ64のリード64
aを通すための孔部69bが形成されている。
タ装置62の配線基板63(コンデンサ64以外の電子
部品を実装したもの)を収容したのち、カバー68の外
側からコンデンサ64を凹部69内に収容すると共に、
リード64aを孔部69bを介して配線基板63のコネ
クタ67に嵌合接続することによって、コンデンサ64
を配線基板63に取付けている。これにより、コンデン
サ64の一方の側面部64bが外部へ露出する構成とな
っている。また、コンデンサ64のリード64aが突出
している側面部64cには、防爆弁70が設けられてお
り、防爆弁70が配線基板63と対向する構成となって
いる。
バー68に凹部69を設け、コンデンサ64をその側面
部64bが露出するように凹部69内に収容したので、
コンデンサ64に発生した熱が側面部64bを主体とし
て全体から外部へ放出され、コンデンサ64が十分に冷
却される。このため、コンデンサ64の寿命を延ばすこ
とができ、保守性の向上を図ることができる。また、コ
ンデンサ64を扁平状に構成したので、コンデンサ64
の高さ方向の寸法を小さくすることができ、全体の構成
を小形化することができる。
部に露出させて配線基板63に着脱可能に実装される構
成としているので、コンデンサ64の交換作業を容易に
行うことができる。また、防爆弁70がカバー68側に
向いているので、防爆弁70が作動することがあって
も、爆風がカバー68側へ放出されるようになり、安全
性を確保することができる。
0および図11を参照して説明する。尚、第1実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部分について説明する。
モータ71のインバータ装置72は、モータ本体22と
冷却ファン23との間に配設されている。このインバー
タ装置72は、配線基板73の右側面部に、棒状のコン
デンサ74を実装すると共に、左側面部に、主回路素子
75をリード75aにより実装している。さらに、その
主回路素子75の左側面部には放熱ベース76を当接し
ている。そして、配線基板73の中心部には貫通孔73
aが形成され、モータ本体22の回転軸22aは、この
貫通孔73aを貫通する構成となっている。
に、モータ本体22に軸方向に設けられた複数枚の板状
の放熱フィン77の間隙部77aに位置しており、モー
タ本体22に取付けられたコンデンサカバー78ならび
にインバータ装置72を覆うカバー79に覆われてい
る。
装置72を駆動してインバータ装置付きモータ71を運
転させると、冷却ファン23の送風作用によって冷却風
が放熱フィン77の間隙部77aを流れ、モータ本体2
2が冷却される。このとき、放熱フィン77の間隙部7
7aに配設されたコンデンサ74も、その冷却風によっ
て冷却される。
ンデンサ74を棒状に構成し、モータ本体22の放熱フ
ィン77の間隙部77aに配設したので、コンデンサ7
4が冷却ファン23からの冷却風によって十分冷却され
る。このため、コンデンサ74の寿命を延ばすことがで
き、保守性の向上を図ることができる。また、コンデン
サ74を配設するスペースを別途設ける必要がないの
で、その分、軸方向の寸法を小さくすることができ、全
体の構成を小形化することができる。
のでなく、次のように変形または拡張することができ
る。第2実施例および第3実施例において、円筒部46
の外周部46aに突条部を設け、底壁部材44の表面積
を大きくする構成としても良い。
びに主回路素子55は、1個に限ることなく、同等の電
気的性能をもつ複数個のコンデンサならびに主回路素子
から構成しても良い。
求項1記載のインバータ装置付きモータによれば、冷却
ファンにより生成された冷却風がコンデンサに設けられ
た貫通孔を通ることによってコンデンサが十分冷却され
るので、コンデンサの寿命を延ばすことができる。ま
た、コンデンサを扁平状に構成したので、カバーの内部
容積を小さくすることができ、全体の構成を小形化する
ことができる。
によれば、コンデンサに発生した熱は、その側面部から
熱伝導性の良い部材を介して外部へ放出されるようにな
るので、コンデンサの冷却性を向上することができる。
によれば、冷却ファンにより生成された冷却風がコンデ
ンサと電子部品とを実装した配線基板の貫通孔を通るこ
とによってコンデンサが十分冷却されるので、コンデン
サの寿命を延ばすことができる。また、電子部品も冷却
風によって冷却することができる。さらに、コンデンサ
を、扁平コンデンサから構成し、電子部品を扁平状に構
成し、それら扁平コンデンサと扁平状の電子部品とを配
線基板の同一側面に実装したので、カバーの内部容積を
小さくすることができ、全体の構成を小形化することが
できる。
によれば、コンデンサの熱が収容部材の開口部を通して
その扁平な側面部全体から外部へ放出されることによっ
てコンデンサが十分冷却されるので、コンデンサの寿命
を延ばすことができる。また、コンデンサを扁平状に構
成したので、コンデンサの高さ方向の寸法を小さくする
ことができ、全体の構成を小形化することができる。
によれば、防爆弁を反露出側の扁平な側面部に設けたの
で、防爆弁が作動されるにあたって安全性を確保するこ
とができる。
によれば、冷却ファンにより生成された冷却風がそのモ
ータ本体に設けられた放熱フィン間を通ることによって
コンデンサが十分冷却されるので、コンデンサの寿命を
延ばすことができる。また、コンデンサをモータ本体の
放熱フィン間に配設したので、コンデンサを配置するス
ペースを別途設ける必要がなく、全体の構成を小形化す
ることができる。
図
タ本体、22aは回転軸、23は冷却ファン、24はイ
ンバータ装置、26はコンデンサ、26aは貫孔、26
cは側面部、29はカバー、29bは通風孔、41はイ
ンバータ装置付きモータ、42はカバー、45aは通風
孔、51はインバータ装置付きモータ、52はインバー
タ装置、53は配線基板、53aは貫通孔、54はコン
デンサ、55は主回路素子(電子部品)、61はインバ
ータ装置付きモータ、62はインバータ装置、64はコ
ンデンサ、64bは側面部、68はカバー(収容部
材)、69は凹部(開口部)、71はインバータ装置付
きモータ、72はインバータ装置、74はコンデンサ、
77は放熱フィンである。
Claims (6)
- 【請求項1】 回転軸の一端部に設けられた冷却ファン
と、この冷却ファンを覆うカバーと、このカバーの内部
に配設されたインバータ装置とを備えてなるインバータ
装置付きモータにおいて、 前記カバーに、前記冷却ファンにより生成される冷却風
が通る通風孔を設け、 前記インバータ装置内に設けられたコンデンサを、扁平
状に構成すると共に、 このコンデンサに、前記通風孔を通った冷却風が通る貫
通孔を設けたことを特徴とするインバータ装置付きモー
タ。 - 【請求項2】 前記カバーを、熱伝導性の良い部材から
形成すると共に、 前記コンデンサの扁平な側面部を、前記カバーに接触さ
せたことを特徴とする請求項1記載のインバータ装置付
きモータ。 - 【請求項3】 回転軸の一端部に設けられた冷却ファン
と、この冷却ファンを覆うカバーと、このカバーの内部
に配設されたインバータ装置とを備えてなるインバータ
装置付きモータにおいて、 前記カバーに、前記冷却ファンにより生成される冷却風
が通る通風孔を設け、 前記インバータ装置内に設けられたコンデンサを、扁平
状をなす少なくとも1個以上の扁平コンデンサから構成
すると共に、 前記インバータ装置内に設けられた他の電子部品のうち
の少なくとも1個以上の電子部品を扁平状に構成し、 前記扁平コンデンサと前記扁平状の電子部品とを同一側
面に実装する配線基板を備え、 この配線基板に、前記通風孔を通った冷却風が通る貫通
孔を設けたことを特徴とするインバータ装置付きモー
タ。 - 【請求項4】 インバータ装置と、このインバータ装置
を収容する収容部材とを備えてなるインバータ装置付き
モータにおいて、 前記インバータ装置内に設けられたコンデンサを、扁平
状に構成すると共に、 前記収容部材に、前記コンデンサの扁平な側面部を露出
させる開口部を設けたことを特徴とするインバータ装置
付きモータ。 - 【請求項5】 前記コンデンサにおける反露出側の扁平
な側面部に、防爆弁を設けたことを特徴とする請求項4
記載のインバータ装置付きモータ。 - 【請求項6】 回転軸の一端部に冷却ファンを設けると
共に、モータ本体にインバータ装置を一体に設けてなる
インバータ装置付きモータにおいて、 前記モータ本体の外周部に、軸方向に延びる板状をなす
複数の放熱フィンを設け、 この複数の放熱フィン間を前記冷却ファンにより生成さ
れた冷却風が通るように構成し、 前記インバータ装置内に設けられたコンデンサを、棒状
に構成すると共に、前記放熱フィン間に配設したことを
特徴とするインバータ装置付きモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05917197A JP3335288B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | インバータ装置付きモータ |
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