JPH10257416A - 電子撮像装置および電子撮像システム - Google Patents

電子撮像装置および電子撮像システム

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JPH10257416A
JPH10257416A JP9367672A JP36767297A JPH10257416A JP H10257416 A JPH10257416 A JP H10257416A JP 9367672 A JP9367672 A JP 9367672A JP 36767297 A JP36767297 A JP 36767297A JP H10257416 A JPH10257416 A JP H10257416A
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JP
Japan
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image data
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unit
encryption
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Application number
JP9367672A
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English (en)
Inventor
Akihiro Tsukamoto
明弘 塚本
Satoshi Komine
智 小峰
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録した画像データを他の機器へ送信する
際、特定の画像データが特定の機器以外で見られること
を防止できる電子撮像装置および電子撮像システムを提
供する。 【解決手段】 送信側の電子スチルカメラでは、送信す
べき画像データを送信許可に設定した後、CPU10に
よって、送信許可に設定された画像データをRAM12
に記憶されている暗号キーを用いて順次暗号化し、該暗
号化した画像データを送受信部13および発光素子14
aによって送信する。受信側の電子スチルカメラでは、
RAM12に暗号キーがあれば、該暗号キーによって、
受信した、暗号化された画像データを復元する。ユーザ
は復元した画像データをLCD19に表示して見ること
が可能となる。一方、一致した暗号キーがなければ、上
記暗号化された画像データを復元できないので画像デー
タを見ることができない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像等を記録
媒体に記録する電子撮像装置および電子撮像システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子撮像装置として、レンズ
で捉えた光学的な静止画像等をCCD(Charge Coupled
Device;電荷結合素子)やMOS等の撮像素子により電
気信号に変換し、半導体メモリや、フロッピーディスク
等の記録媒体に記憶する電子スチルカメラが知られてい
る。この電子スチルカメラでは、静止画像等を電気的な
情報として記録しているので、そのままテレビ受像機で
再生したり、通信回線を利用して遠隔地に転送したり、
赤外線を利用して他の機器(例えば、他の電子スチルカ
メラやコンピュータ等)に転送したり、種々の画像処理
を施したりすることができるという特徴を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子スチルカメラでは、特に、通信回線を利用した
り、赤外線を利用して送信する場合には、全ての画像デ
ータもしくは任意の画像データを他の機器に転送する場
合、そのまま転送していたため、他人には受信されたく
ない、または他人には見られたくない画像データを転送
してしまうと、容易に受信されたり、見られてしまうと
いう問題があった。
【0004】そこで本発明は、記録した画像データを他
の機器へ送信する際、特定の画像データ(機密性を有す
る画像データ)が特定の機器以外で見られることを防止
できる電子撮像装置および電子撮像システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による電子撮像装置は、被写体を撮影
して画像データを記憶手段に順次記憶し、再生時に該記
憶手段に記憶した画像データを表示する表示装置を有す
る電子撮像装置において、前記記憶手段から所定の画像
データを読み出し、所定の暗号キーを用いて暗号化する
暗号化手段と、前記暗号化手段により暗号化された画像
データを外部機器に送信する送信手段とを具備すること
を特徴とする。
【0006】また、好ましくは、例えば請求項2記載の
ように、前記記憶手段に記憶された画像データ毎に外部
機器に送信するか否かを設定する送信許可設定手段を具
備し、前記暗号化手段は、前記送信許可設定手段によっ
て送信が許可されている画像データを所定の暗号キーを
用いて暗号化するようにしてもよい。
【0007】また、好ましくは、例えば請求項3記載の
ように、前記表示装置に画像データを表示する際、該画
像データが前記送信許可設定手段により送信が許可され
た画像データである場合、送信が許可されていることを
前記表示装置に前記画像データとともに認識可能に表示
するようにしてもよい。
【0008】また、上記目的達成のため、請求項4記載
の発明による電子撮像装置は、撮影した映像を画像デー
タとして記憶手段に順次記憶し、再生時に該記憶手段に
記憶した画像データを表示する表示装置を有する電子撮
像装置において、前記記憶手段に記憶された画像データ
毎に暗号化するか否かを設定する暗号化設定手段と、前
記暗号化設定手段により暗号化することに設定されてい
る画像データを所定の暗号キーを用いて暗号化する暗号
化手段と、前記暗号化手段によって暗号化された画像デ
ータならびに暗号化することに設定されていない画像デ
ータを外部機器に送信する送信手段とを具備することを
特徴とする。
【0009】また、上記目的達成のため、請求項5記載
の発明による電子撮像装置は、撮影した映像を画像デー
タとして記憶手段に順次記憶し、再生時に該記憶手段に
記憶した画像データを表示する表示装置を有する電子撮
像装置において、外部機器から送信されてきた画像デー
タを受信する受信手段と、暗号キーを記憶する暗号キー
記憶手段と、前記受信手段により受信した画像データが
暗号化されている場合、該画像データを前記暗号キー記
憶手段に記憶されている暗号キーを用いて復元する復元
手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、上記目的達成のため、請求項6記載
の発明による電子撮像システムは、撮像手段と、前記撮
像手段により撮像した画像データを複数記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された画像データを選択して
暗号化する暗号化手段と、前記記憶手段に記憶され、前
記暗号化手段により暗号化されている画像データならび
に暗号化されていない画像データを送信する送信手段
と、送信されてくる暗号化されている画像データならび
に暗号化されていない画像データを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された画像データのうち、
暗号化されている画像データを解読する解読手段と、前
記受信手段で受信された画像データ若しくは前記解読手
段で解読された画像データを表示する表示手段とを具備
することを特徴とする。
【0011】また、上記目的達成のため、請求項7記載
の発明による電子撮像システムは、被写体を撮影して画
像データを順次記憶する記憶手段と、再生時に該記憶手
段に記憶した画像データを表示する表示手段とを有する
電子撮像装置と、前記電子撮像装置とは別体であって、
前記記憶手段に記憶されている画像データを選択して暗
号化する暗号化手段を備える端末装置とからなり、前記
電子撮像装置は、前記端末装置の暗号化手段により暗号
化された画像データを送信する送信手段を具備すること
を特徴とする。
【0012】また、上記目的達成のため、請求項8記載
の発明による電子撮像システムは、被写体を撮影して画
像データを順次記憶する記憶手段と、再生時に該記憶手
段に記憶した画像データを表示する表示手段と、送信さ
れてくる画像データを受信する受信手段とを備える電子
撮像装置と、前記電子撮像装置とは別体であって、前記
受信手段により受信された画像データのうち、暗号化さ
れている画像データを復元する復元手段を備える端末装
置とからなり、前記電子撮像装置は、前記端末装置の復
元手段により復元された画像データを前記記憶手段に記
憶することを特徴とする。
【0013】また、上記目的達成のため、請求項9記載
の発明による電子撮像装置は、被写体を撮影して画像デ
ータを記憶手段に順次記憶し、再生時に該記憶手段に記
憶した画像データを表示する表示装置を有する電子撮像
装置において、シャッターキーの操作に応答して、撮影
した画像データを暗号化する暗号化手段を具備すること
を特徴とする。
【0014】また、上記目的達成のため、請求項10記
載の発明による記憶媒体は、コンピュータにより読み取
られ実行されるプログラムコードを記憶してなる記憶媒
体であって、シャッターキーの操作に応答して、撮像手
段に被写体の画像を撮影させるプログラムコードと、前
記シャッターキーの操作に応答して、前記撮像手段によ
り撮影された画像を暗号化させるプログラムコードと、
暗号化された画像を送信させるプログラムコードと、暗
号化された画像を受信させるプログラムコードと、受信
した画像を解読させるプログラムコードと、解読された
画像を表示させるプログラムコードとを含むことを特徴
とする。
【0015】また、上記目的達成のため、請求項11記
載の発明による電子撮像装置は、送信手段を有し、複数
の画像を撮影して対応する画像データを得る電子撮像装
置において、画像データを暗号化する暗号化手段を備
え、前記送信手段により画像データを送信する際、暗号
化されている画像データを送信し、暗号化されていない
画像データの送信を禁止することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、電
子スチルカメラに適用した一実施例として、図面を参照
して説明する。 A.本実施例の構成 A−1.電子スチルカメラの構成 図1は本発明の一実施例における電子スチルカメラの構
成を示すブロック図である。図において、1はCCD
(またはMOS)であり、図示しないレンズを介して結
像した静止映像を電気信号に変換し、バッファ2へ供給
する。バッファ2は、上記静止映像信号を所定レベルに
増幅した後、A/D変換部3へ供給する。A/D変換部
3は、上記静止映像信号をデジタルデータ(以下、画像
データという)に変換した後、TG(Timing Generato
r;タイミング発生器)4へ供給する。TG4は、CCD
1を駆動する駆動回路4を制御するためのタイミング信
号を生成し、これを駆動回路5へ供給するとともに、こ
のタイミング信号に従って、上記画像データを取り込
み、データバスへ出力する。
【0017】次に、6はDRAM(ダイナミックメモ
リ)であり、上記TG4が出力する画像データを一時記
憶する記憶媒体である。この画像データは、1画面分の
撮影が終了した時点で読み出され、輝度信号と色信号と
を分離する色演算処理が施される。また、7は、色演算
処理により分離された上記輝度信号と色信号とを、例え
ばJPEG(Joint Photographic Coding Experts Grou
p)方式などの圧縮方式により圧縮する一方、圧縮され
た画像データを伸張する処理を施す圧縮/伸張部であ
る。8は上記圧縮された画像データ(輝度信号と色信
号)を格納するフラッシュメモリである。
【0018】また、本実施例では、フラッシュメモリ8
は、画像データに加えて、図2に示すように、画像デー
タ毎に、画像データが格納されているアドレス、送信可
能であるか否かを示す送信許可/不許可情報が格納され
るヘッダ部が格納される。ヘッダ部において、送信許可
/不許可情報は、対応する画像データが送信許可
(「0」)に設定されているか、あるいは送信不許可
(「1」)に設定されているかを示す。
【0019】また、9はキー入力部であり、当該電子ス
チルカメラの動作モード(シャッターキー9a、再生キ
ー、画像送りキー、送信許可/不許可切り替えキー)
や、各種設定値を設定するスイッチ等から構成される。
キー入力部9の状態は、CPU(中央処理装置)10に
取り込まれるようになっている。
【0020】CPU10は、ROM11内のプログラ
ム、および上記キー入力部9のスイッチの状態に従って
各部の動作を制御する。特に、CPU10は、再生にお
いて送信許可/不許可を指定する送信画像選択処理およ
び記録した画像データを上記送信許可/不許可の設定に
応じて他の機器へ送信する際に、送信許可された画像デ
ータを、後述するRAM12に記憶されている暗号キー
を用いて暗号化して送信する画像送信処理を実行する。
上記暗号キーは、画像データの送信に先だって、予めキ
ー入力部9から入力されている。また、CPU10は、
他の機器へ画像データを送信する際には、送信許可され
た画像データを順次暗号化し、一括して送信する一括送
信処理と、マニュアルで送信すべき画像データを選択さ
せ、該画像データが送信許可されていれば、該画像デー
タを暗号化して送信するマニュアル送信処理とを実行す
る。
【0021】ROM11は、半導体メモリ以外にも、磁
気的、光学的記録媒体で構成された記憶媒体であっても
よく、上記CPU10によって実行されるプログラムお
よびデータを記憶している。該記憶媒体(ROM11)
は、固定的に設けられたもの、もしくは着脱自在に装着
されたものである。また、記憶媒体(ROM11)に記
録するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接
続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよ
く、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側
に上記記憶媒体(ROM11)を設け、該記憶媒体(R
OM11)に記憶されているプログラム、データ等を通
信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0022】次に、12はRAM(ランダムアクセスメ
モリ)であり、上記CPU10のワーキングエリアとし
て用いられるとともに、上述したように、画像データの
送信に先だって、予めキー入力部9から入力された暗号
キーを記憶している。また、13は、発光素子14aお
よび受光素子14bによって、IrDA(Infra-redDat
a Association)による規格に従って、他の機器(例え
ば、電子スチルカメラ、コンピュータ等)との間で、画
像データを授受する送受信部であり、変調および復調す
る機能を有する。14aは、赤外線の発光素子であり、
送受信部13によりIrDAによる規格に従って変調さ
れた、上記映像信号を送信する。また、14bは、赤外
線の受光素子であり、他の機器から送信されてきた赤外
線を受信する。次に、15はSG(Signal Generator;
ビデオ信号発生器)であり、圧縮/伸張部7により伸張
された輝度信号に色信号を重畳し、同期信号等を付加し
て、デジタルビデオ信号を作成し、LCD(液晶表示
器)16へ供給する。LCD16はデジタルビデオ信号
に従って、映像を表示する。
【0023】A−2.送受信時の配置 図3は、上述した電子スチルカメラ同士で画像データを
送受信する際の機器の配置を示す概念図である。本実施
例では、前述した赤外線の発光素子(送信側)および受
光素子(受信側)により、画像データを送受信する。こ
の赤外線によるデータ送信は、例えばIrDAによる規
格に従って行われるようになっている。通常は、図3
(a)に示すように、1対1で送受信が行われるが、こ
れに限らず、図3(b)に示すように、左右約15゜の
範囲内に複数の機器を並べ、1対多で送受信するように
してもよい。図3(b)に示す例の場合、受信側の複数
の機器が全て暗号化された画像データを受信できる必要
はなく、例えば図示の例では、1台が暗号化された画像
データを受信でき、他の2台が暗号化された画像データ
を受信できない、すなわち解読するためのキーを持って
いないというような構成であってもよい。
【0024】B.第1実施例の動作 次に、上述した電子スチルカメラの第1実施例による動
作について説明する。なお、本第1実施例における電子
スチルカメラでは、通常の撮影の際には、従来と同様の
一連のシーケンスで映像が記録されるので、その説明は
省略する。
【0025】(a)通常動作処理 図4は、上述した電子スチルカメラの通常動作処理の動
作を説明するためのフローチャートであり、該フローチ
ャートで示されるプログラムはROM11に格納されて
いる。まず、ステップS10において、電源投入時に
「+」キーが押下されているか否かを判断する。「+」
キーは、記録された画像データを1つ進めるための指示
キーとして、「−」キーは、記録された画像データを1
つ後退させるための指示キーとして機能する。ここで、
「+」または「−」キーが押下されていれば、ステップ
S12に進み、ヘッダ部の画像データアドレスに従っ
て、画像データを送り(進退)、ステップS14でLC
D16で表示する(再生モード)。
【0026】ここで、図5は、再生モードにおける表示
例を示す概念図である。図において、各画像データの右
上隅に付された数字は、画像データの番号であり、ま
た、「T」は、その画像データが送信可に設定されてい
る画像データであることを示している。すなわち、画像
データの番号が「2」、「4」、「6」……「n」の画
像データが送信可に設定されている。
【0027】一方、「+」または「−」キーが押下され
ない場合には、ステップS16で、送信許可/不許可切
り替えキーが押下されたか否かを判断する。該送信許可
/不許可切り替えキーは、再生モードにおいて、表示中
の画像データに対して、他の機器へ送信可とするか、送
信不可とするかを切り替えるキーである。そして、送信
許可/不許可切り替えキーが押下されていなければ、ス
テップS16における判断結果は「NO」となり、上述
したステップS10に戻る。すなわち、いずれのキーも
操作されない場合には、ステップS10,S16を繰り
返し実行することになる。
【0028】一方、送信許可/不許可切り替えキーが押
下されると、ステップS18に進み、現在、LCD16
に表示されている画像データのヘッダ部を参照し、送信
許可に設定されているか否かを判断する。そして、現
在、送信許可に設定されていれば、ステップS20に進
み、ヘッダ部に不許可をセットし、当該処理を終了す
る。また、現在、送信不許可に設定されていれば、ステ
ップS22に進み、ヘッダ部に許可をセットし、当該処
理を終了する。
【0029】(b)送信処理 次に、当該電子スチルカメラから他の機器(電子スチル
カメラ)へ記録した画像データを送信する画像送信処理
について説明する。ここで、図6は、画像データを送信
する側の画像送信処理を説明するためのフローチャート
であり、図7は、画像データを受信する側の画像受信処
理を説明するためのフローチャートであり、これらフロ
ーチャートで示されるプログラムはROM11に格納さ
れている。また、図8および図9は、画像送信処理を説
明するための概念図である。
【0030】まず、互いの電子スチルカメラを、図3
(a)または図3(b)に示すような形態で向かい合わ
せる。この状態では、マスタ側およびスレーブ側のどち
らの電子スチルカメラにおいても、図8(a)または図
9(a)に示すように、それぞれのLCDに適当な画像
データが表示されている。次に、一方の電子スチルカメ
ラ側で、所定のキー(シャッターキー9a)を操作す
る。該電子スチルカメラはマスタとなり、他方はスレー
ブとなる。このとき、マスタ側の電子スチルカメラに
は、図8(b)または図9(b)に示すように、画像デ
ータを送信する送信側とするか、受信側とするかを選択
させるための送受信選択画面が表示される。そして、ユ
ーザが例えば送信を選択したとすると、当該マスタ側の
電子スチルカメラからスレーブ側の電子スチルカメラへ
画像データが送信される送信モードとなる。なお、受信
を選択すると、スレーブ側の電子スチルカメラからマス
タ側の電子スチルカメラへ画像データが送信される送信
モードとなる。
【0031】a.一括送信 次に、マスタ側の電子スチルカメラにおいて、ステップ
S30で、送信可に設定された画像データを一括して送
信する一括送信であるか、あるいは送信可に設定された
画像データのうち、任意の画像データを選択して送信す
るマニュアル送信であるかを判断する。ここで、ユーザ
が所定のキー操作により一括送信を選択すると、ステッ
プS32に進み、送信する画像データをカウントするカ
ウンタをリセットし、ステップS34で、カウンタを
「1」だけインクリメントし、「1」とする。
【0032】次に、ステップS36で、カウンタで示さ
れる番号の画像データが送信許可に設定されているか否
かを判断し、送信許可に設定されていれば、ステップS
38で、予め設定されていた暗号キーに従って、上記画
像データを暗号化する。そして、ステップS40で、送
受信部13により変調し、発光素子14aにより送信す
る。次に、ステップS42で、スレーブ側の電子スチル
カメラが画像データを受信したことを確認するためのA
CK信号を受信したか否かを判断し、ACK信号を受信
すると、ステップS44において、上記送信した画像デ
ータが最終データであるか否かを判断し、最終データで
なければ、ステップS34に戻る。
【0033】以下、ステップS34〜S44を繰り返し
実行し、カウンタをインクリメントしながら、送信許可
に設定された画像データを順次暗号化し、送受信部13
および発光素子14aによって送信する。このとき、マ
スタ側およびスレーブ側のLCD16には、図8(c)
に示すように、画像送信中(または受信中)であること
を示す「WAIT」というメッセージ、送信(受信)状
態を明示するバー、および送信(受信)中の画像データ
の番号が表示される。そして、最終の画像データの送信
が終了すると、ステップS44からステップS46に進
み、送信終了(ファイルの終了)を示すEOFを送信し
た後、当該処理を終了する。
【0034】b.マニュアル送信 次に、マスタ側の電子スチルカメラにおいて、ステップ
S30で、送信可に設定された画像データのうち、任意
の画像データを選択して送信するマニュアル送信が選択
されると、ステップS50に進み、「+」または「−」
キーが押下されたか否かを判断し、「+」または「−」
キーが押下されていれば、ステップS52に進み、ヘッ
ダ部の画像データアドレスに従って、画像データを送り
(進退)、図9(c)に示すように、LCD16に表示
させる。
【0035】次に、ステップS54で、送信キー(シャ
ッターキー9a)が押下されたか否かを判断し、送信キ
ーが押下されると、ステップS56で、現在、LCD1
6に表示している画像データが送信許可に設定されてい
るか否かを判断し、送信許可に設定されていれば、ステ
ップS58で、予め設定されていた暗号キーに従って、
上記画像データを暗号化する。そして、ステップS60
で、送受信部13により変調し、発光素子14aにより
送信する。次に、ステップS62で、スレーブ側の電子
スチルカメラが画像データを受信したことを確認するた
めのACK信号を受信したか否かを判断し、ACK信号
を受信すると、ステップS50に戻る。
【0036】以下、ステップS50〜S60を繰り返し
実行することにより、送信したい画像データをLCD1
6に表示させ、該画像データを暗号化して送信してい
く。このとき、マスタ側およびスレーブ側のLCD16
には、図9(d)に示すように、画像送信中(または受
信中)であることを示す「WAIT」というメッセー
ジ、送信(受信)状態を明示するバー、および送信(受
信)中の画像データの番号が表示される。そして、
「+」、「−」または送信キー(シャッターキー9a)
以外のキーが押下されると、ステップS64に進み、送
信終了(ファイルの終了)を示すEOFを送信した後、
当該処理を終了する。
【0037】(c)受信処理 上述した送信処理において、受信側の電子スチルカメラ
では、図7に示すステップS70で、送信側の電子スチ
ルカメラからの送信信号を、受光素子14bで受信した
後、送受信部13で復調し、データを受信したか否かを
判断する。そして、データを受信した場合には、ステッ
プS72で、EOFであるか否かを判断する。そして、
EOFでなければ、ステップS74で、受信した、暗号
化された画像データをフラッシュメモリ8に格納する。
次いで、画像データを受信したことを送信側の電子スチ
ルカメラに通知するために、ステップS76で、前述し
たACK信号を送信した後、ステップS70に戻る。こ
れを受けて、送信側では、前述したように、次の画像デ
ータを送信する。以下、ステップS70〜ステップS7
6を繰り返し実行することにより、送信側から送信され
てくる暗号化された画像データを受信し、画像データの
番号に従って、フラッシュメモリ8に順次格納する。
【0038】そして、送信側からのEOF信号を受信す
ると、ステップS72からステップS78に進み、フラ
ッシュメモリ8に格納した、画像データのなかに暗号化
された画像データがあるか否かを判断する。ここで、フ
ラッシュメモリ8には、受信した暗号化された画像デー
タと、受信前から格納されていた、暗号化されていない
画像データとが格納されている場合がある。暗号化され
た画像データがあった場合には、ステップS80に進
み、RAM12に暗号キーがあるか否かを判断する。な
お、該受信側の電子スチルカメラにおける暗号キーは、
画像ータの受信に先だって、予め、送信側のユーザによ
り口頭等で通知されたものをキー入力部9から入力され
たのものである。そして、暗号キーがなければ、ステッ
プS84に進み、解読不能である旨のメッセージをLC
D16に表示し、当該処理を終了する。この場合、メッ
セージの表示後に暗号化された画像データを消去するよ
うにしてもよい。
【0039】一方、RAM12に暗号キーがあれば、ス
テップS82に進み、上記暗号キーによって、暗号化さ
れた画像データを復元した後、当該処理を終了する。但
し、上記暗号キーは、送信側の電子スチルカメラにおい
て暗号化で用いた暗号キーに一致しなければならない。
この場合、ユーザは、前述した再生動作により、受信し
た、暗号化された画像データをLCD16に表示して見
ることができる。
【0040】このように、上述した第1実施例では、送
信許可に設定されている画像データが暗号化され、一括
して、または1つずつ送信されるので、暗号キーを備え
ている電子スチルカメラでしか暗号化された画像データ
を見ることができず、他の機器への情報の漏洩を防止す
ることができる。
【0041】C.第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。なお、本
第2実施例による電子スチルカメラの構成は前述した図
1に示す構成と同一であるので説明を省略する。本第2
実施例では、画像データ毎に暗号化するか暗号化しない
かを設定可能とし、画像データを送信する際には、暗号
化するに設定されている画像データを暗号化して送信す
るとともに、暗号化しないに設定されている画像データ
もそのまま送信するものである。
【0042】言い換えると、暗号化されている画像デー
タは、暗号キーを備えている電子スチルカメラでのみ表
示でき、暗号キーを備えていない電子スチルカメラでは
表示できず、暗号化されていない画像データは、暗号キ
ーを備えているいないに拘らず、どの電子スチルカメラ
でも表示できるようになっている。すなわち、本第2実
施例では、特に、前述した図3(b)に示すように、1
対多で送受信する場合に有効であり、受信側の複数の電
子スチルカメラのうち、特定のもの(暗号キーを備える
もの)だけに、選択した秘密性を有する画像データ(暗
号化された画像データ)を表示可能に送信し、該電子ス
チルカメラおよび他のものには、秘密性を有しない画像
データを表示可能に送信するような場合に有効である。
【0043】本第2実施例では、フラッシュメモリ8に
は、図10に示すように、画像データ毎に、画像データ
が格納されているアドレス、暗号化するか否かを示す暗
号化/非暗号化情報が格納されるヘッダ部が格納されて
いる。ヘッダ部において、暗号化/非暗号化情報は、対
応する画像データが暗号化(「0」)に設定されている
か、あるいは非暗号化(「1」)に設定されているかを
示す。
【0044】D.第2実施例の動作 次に、上述した第2実施例の動作について説明する。 (a)設定処理 本第2実施例による設定処理は、第1実施例とほぼ同様
であるので、図を省略する。但し、本第2実施例では、
図4に示すステップS16での判断は、暗号化/非暗号
化の切り替えキーの操作を判断し、ステップS20で
は、ヘッダ部に暗号化をセットし、ステップS22で
は、非暗号化をセットする。
【0045】(b)送信処理 次に、当該電子スチルカメラから他の機器(電子スチル
カメラ)へ記録した画像データを送信する画像送信処理
について説明する。ここで、図11は、画像データを送
信する側の画像送信処理を説明するためのフローチャー
トであり、該フローチャートで示されるプログラムはR
OM11に格納されている。なお、受信処理、および送
受信におけるLCDの表示例については、前述した第1
実施例の図7、図8および図9と同様であるので説明を
省略する。
【0046】まず、互いの電子スチルカメラを、図3
(a)または図3(b)に示すような形態で向かい合わ
せる。この状態では、マスタ側およびスレーブ側のどち
らの電子スチルカメラにおいても、図8(a)または図
9(a)に示すように、それぞれのLCDに適当な画像
データが表示されている。次に、一方の電子スチルカメ
ラ側で、所定のキー(シャッターキー9a)を操作す
る。該電子スチルカメラはマスタとなり、他方はスレー
ブとなる。このとき、マスタ側の電子スチルカメラに
は、図8(b)または図9(b)に示すように、画像デ
ータを送信する送信側とするか、受信側とするかを選択
させるための送受信選択画面が表示される。そして、ユ
ーザが例えば送信を選択したとるすると、当該マスタ側
の電子スチルカメラからスレーブ側の電子スチルカメラ
へ画像データが送信される送信モードとなる。なお、受
信を選択すると、スレーブ側の電子スチルカメラからマ
スタ側の電子スチルカメラへ画像データが送信される送
信モードとなる。
【0047】a.一括送信 次に、マスタ側の電子スチルカメラにおいて、ステップ
S90で、全画像データを一括して送信する一括送信で
あるか、任意の画像データを選択して送信するマニュア
ル送信であるかを判断する。ここで、ユーザが所定のキ
ー操作により一括送信を選択すると、ステップS92に
進み、送信する画像データをカウントするカウンタをリ
セットし、ステップS94で、カウンタを「1」だけイ
ンクリメントし、「1」とする。
【0048】次に、ステップS96で、カウンタで示さ
れる番号の画像データが暗号化に設定されているか否か
を判断し、暗号化に設定されていれば、ステップS98
で、予め設定されていた暗号キーに従って、上記画像デ
ータを暗号化した後、ステップS100に進む。一方、
非暗号化に設定されていれば、何もせずにステップS1
00に進む。ステップS100では、送受信部13によ
り変調し、発光素子14aにより送信する。次に、ステ
ップS102で、スレーブ側の電子スチルカメラが画像
データを受信したことを確認するためのACK信号を受
信したか否かを判断し、ACK信号を受信すると、ステ
ップS104において、上記送信した画像データが最終
データであるか否かを判断し、最終データでなければ、
ステップS94に戻る。
【0049】以下、ステップS94〜S104を繰り返
し実行し、カウンタをインクリメントしながら、暗号化
に設定された画像データの場合には暗号化した後、送受
信部13および発光素子14aによって送信する一方、
非暗号化に設定された画像データの場合には暗号化せず
に送信する。このとき、マスタ側およびスレーブ側のL
CD16には、図8(c)に示すように、画像送信中
(または受信中)であることを示す「WAIT」という
メッセージ、送信(受信)状態を明示するバー、および
送信(受信)中の画像データの番号が表示される。そし
て、最終の画像データの送信が終了すると、ステップS
104からステップS106に進み、送信終了(ファイ
ルの終了)を示すEOFを送信した後、当該処理を終了
する。
【0050】b.マニュアル送信 次に、マスタ側の電子スチルカメラにおいて、ステップ
S90で、任意の画像データを選択して送信するマニュ
アル送信が選択されると、ステップS110に進み、
「+」または「−」キーが押下されたか否かを判断し、
「+」または「−」キーが押下されていれば、ステップ
S112に進み、ヘッダ部の画像データアドレスに従っ
て、画像データを送り(進退)、図9(c)に示すよう
に、LCD16に表示させる。
【0051】次に、ステップS114で、送信キー(シ
ャッターキー9a)が押下されたか否かを判断し、送信
キーが押下されると、ステップS116で、現在、LC
D16に表示している画像データが暗号化に設定されて
いるか否かを判断し、暗号化に設定されていれば、ステ
ップS118で、予め設定されていた暗号キーに従っ
て、上記画像データを暗号化した後、ステップS120
に進む。一方、非暗号化に設定されていれば、何もせず
にステップS120に進む。そして、ステップS120
では、暗号化された画像データもしくはそのままの画像
データを送受信部13により変調し、発光素子14aに
より送信する。次に、ステップS122で、スレーブ側
の電子スチルカメラが画像データを受信したことを確認
するためのACK信号を受信したか否かを判断し、AC
K信号を受信すると、ステップS110に戻る。
【0052】以下、ステップS110〜S122を繰り
返し実行することにより、送信したい画像データをLC
D16に表示させ、該画像データが暗号化に設定されて
いれば、暗号化した後に送信し、暗号化に設定されてい
なければ、そのまま送信していく。このとき、マスタ側
およびスレーブ側のLCD16には、図9(d)に示す
ように、画像送信中(または受信中)であることを示す
「WAIT」というメッセージ、送信(受信)状態を明
示するバー、および送信(受信)中の画像データの番号
が表示される。そして、「+」、「−」または送信キー
(シャッターキー9a)以外のキーが押下されると、ス
テップS124に進み、送信終了(ファイルの終了)を
示すEOFを送信した後、当該処理を終了する。
【0053】(c)受信処理 上述した送信処理において、受信側の電子スチルカメラ
では、前述した図7に示すフローチャートに従って画像
データを受信し、暗号化された画像データを、予め、キ
ー入力部9から入力したの暗号キーを用いて復元する。
したがって、この場合、暗号キーを備えている電子スチ
ルカメラでは、暗号化されていない画像データに加え
て、暗号化されている画像データを表示でき、一方、暗
号キーを備えていない電子スチルカメラでは、暗号化さ
れていない画像データのみを表示でき、暗号化されてい
る画像データを表示できない。
【0054】このように、上述した第2実施例では、暗
号化に設定されている画像データは暗号化され、非暗号
化に設定されている画像データは暗号化されることな
く、一括して、または1つずつ送信されるので、特定の
画像データは、暗号キーを備えている電子スチルカメラ
でしか見ることができず、それ以外の画像データは、ど
の電子スチルカメラでも見ることができるので、受信側
に、暗号キーを備えている電子スチルカメラおよび備え
ていない電子スチルカメラが混在する場合であっても、
他の機器への情報の漏洩を防止することができる。
【0055】E.第3実施例 次に、本発明の第3実施例について説明する。図12
は、本第3実施例の電子スチルカメラの構成を示すブロ
ック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符
号を付けて説明を省略する。図において、20は、着脱
可能な記憶媒体(フロッピーディスク、メモリカード
等)であり、暗号化に用いた暗号キーがRAM12から
コピーされている。該記憶媒体は、受信側において、暗
号化された画像データを表示可能とすべき電子スチルカ
メラのユーザに手渡される。受信側の電子スチルカメラ
のユーザは、受け取った記憶媒体を受信側となる電子ス
チルカメラに装着される。
【0056】受信側の電子スチルカメラでは、受信した
画像データのなかに暗号化された画像データがあった場
合、上記記憶媒体に記憶されている暗号キーを用いて、
暗号化された画像データを解読し、元の画像データに復
元する。これにより、暗号キーを口頭で伝えたり、メモ
などに書いておく必要がなくなるので、ユーザの手間を
軽減することができるとともに、誤った暗号キーを入力
したり、入力する手間をなくすことができる。
【0057】さらに、上記記憶媒体にユーザ(もしくは
受信側の電子スチルカメラ)を識別するIDデータを記
憶させておき、受信側の電子スチルカメラで、暗号化さ
れた画像データの解読に先だって、ユーザに上記IDデ
ータを入力させ、正規のユーザが使用しているか否かを
判断させるようにしてもよい。そして、IDデータが一
致した場合、すなわち正規のユーザが使用していると判
別された場合にのみ、暗号化された画像データを復元す
る。これにより、より高度な機密漏洩防止が実現でき
る。
【0058】F.第4実施例 次に、本発明の第4実施例について説明する。 F−1.第4実施例の構成 図13は、本発明の第4実施例による電子撮像システム
の構成を示す概念図である。図において、送信側の電子
スチルカメラおよび受信側のスチルカメラには、所定の
インターフェース(例えばRS−232C等)を介して
それぞれパーソナルコンピュータ(PC)30,31が
接続されている。送信側の電子スチルカメラは、画像デ
ータを送信する際には、暗号化すべき画像データをPC
30に転送し、PC30において暗号化された画像デー
タを、他の機器(この場合、受信側の電子スチルカメ
ラ)に送信する。PC30は、内蔵または着脱可能な記
憶媒体に記憶されている暗号化プログラムを実行し、上
記送信側の電子スチルカメラから転送されてくる画像デ
ータを所定の暗号キーを用いて暗号化し、暗号化した画
像データを送信側の電子スチルカメラに転送する。
【0059】また、受信側の電子スチルカメラは、暗号
化された画像データを受信すると、該画像データをPC
31に転送し、PC31において復元された画像データ
を受信し、LCD16に表示する。PC31は、内蔵ま
たは着脱可能な記憶媒体に記憶されている復元プログラ
ムを実行し、上記受信側の電子スチルカメラから転送さ
れてきた、暗号化された画像データを、暗号化に用いら
れた暗号キーを用いて復元し、該復元した画像データを
受信側の電子スチルカメラに転送する。
【0060】F−2.第4実施例の動作 次に、上述した第4実施例による電子撮像システムの動
作について説明する。ここで、図14は、本第4実施例
による電子撮像システムにおいて、送信側の電子スチル
カメラとPCの動作を説明するためのフローチャートで
ある。また、図15は、受信側の電子スチルカメラの動
作を説明するためのフローチャートであり、図16は、
受信側のPCの動作を説明するためのフローチャートで
ある。なお、それぞれのフローチャートにおいて、前述
した実施例と同じステップについては省略している。
【0061】(a)送信側の処理 まず、送信側の電子スチルカメラにおいては、図6およ
び図11に示す送信処理の暗号化のステップ(S38,
S98)を次にように変更する。すなわち、暗号化する
画像データがあった場合には、図14に示すステップS
130に進み、該暗号化すべき画像データをPC30に
転送する。そして、該画像データが暗号化されて送信さ
れてくるのを待つ。これに対して、PC30では、ステ
ップS140で、画像データが受信されるまで待機し、
画像データを受信すると、ステップS142で、所定の
暗号キーを用いて受信した画像データを暗号化する。そ
して、ステップS144で、暗号化した画像データを送
信側の電子スチルカメラに転送する。送信側の電子スチ
ルカメラは、PC30から暗号化された画像データが転
送されてくると、ステップS132で、上記画像データ
を受信する。
【0062】そして、前述した実施例と同様に、暗号化
された画像データの送信、ACK受信の確認、最終デー
タの確認を行う。そして、さらに暗号化すべき画像デー
タがある場合には、上記処理を繰り返し、順次、画像デ
ータをPC30に転送する。PC30では、画像データ
を受信する度に、所定の暗号キーで暗号化し、暗号化し
た画像データを送信側の電子スチルカメラに戻す。そし
て、送信側の電子スチルカメラは、上記暗号化された画
像データを順次送信していく。
【0063】(b)受信側の処理 次に、受信側の電子スチルカメラにおいては、前述した
図7を参照して説明したように、ステップS150〜ス
テップS156で、画像データを受信し、受信した画像
データをメモリに格納し、EOFを受信すると、ステッ
プS158に進む。ステップS158では、受信した画
像データの中に暗号化された画像データがあるか否かを
判断し、暗号化された画像データがない場合には、その
まま当該処理を終了する。一方、暗号化された画像デー
タがある場合には、ステップS160に進み、暗号化さ
れている画像データをPC31に転送する。そして、該
画像データが復元され、送信されてくるのを待つ。
【0064】これに対して、PC31では、ステップS
170で、画像データが受信されるまで待機し、画像デ
ータを受信すると、ステップS172で、暗号キーがあ
るか否かを判断する。なお、該受信側のPC31におけ
る暗号キーは、画像ータの受信に先だって、予め、送信
側のユーザにより口頭等で通知されたものを入力したも
のである。そして、暗号キーがあると、ステップS17
4に進み、上記暗号キーによって、暗号化された画像デ
ータを復元した後、ステップS176で、復元した画像
データを受信側の電子スチルカメラに転送する。但し、
上記暗号キーは、送信側の電子スチルカメラにおいて暗
号化で用いた暗号キーに一致しなければならない。そし
て、当該処理を終了する。一方、暗号キーがなければ、
ステップS178に進み、復元不可能である旨のメッセ
ージをモニタに表示した後、ステップS180で、復元
不可能である旨のエラーメッセージを電子スチルカメラ
に転送する。そして、当該処理を終了する。
【0065】これに対して、受信側の電子スチルカメラ
では、図15に示すステップS162で、PC31から
エラーメッセージを受信したか否かを判断し、エラーメ
ッセージを受信していない場合には、ステップS164
に進み、復元された画像データを受信し、メモリに格納
する。この場合、ユーザは、前述した再生動作により、
受信した、暗号化された画像データをLCD16に表示
して見ることができる。一方、エラーメッセージを受信
した場合には、ステップS166に進み、受信したエラ
ーメッセージをLCD16に表示し、当該処理を終了す
る。なお、暗号化された画像データが複数ある場合に
は、画像データ毎に、上記ステップS158〜S166
を繰り返し実行する。
【0066】なお、上述した実施例では、画像送信処理
において、双方の電子スチルカメラ間で赤外線により通
信し、画像データを送信したが、これに限らず、有線、
無線、またはモデムによって通信回線を介して送信する
ようにしてもよい。
【0067】また、上述した実施例では、画像データを
暗号化する場合について説明したが、これに限らず、画
像データをそのまま送信するのでなければ、例えば画像
データにスクランブルを施す方式であってもよい。言い
換えると、本発明における暗号化とは、所定のキーデー
タを用いて画像データを変換し、該変換された画像デー
タを上記キーデータを用いて復元する方式を意味する。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、暗号化手
段によって、記憶手段に記憶されている画像データを、
所定の暗号キーを用いて暗号化し、送信手段によって、
暗号化された画像データを外部機器に送信するようにし
たので、記録した画像データを他の機器へ送信する際、
特定の画像データ、例えば機密性を有する画像データを
他人に見られることを防止できるという利点が得られ
る。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、前記
暗号化手段によって、送信許可設定手段によって送信が
許可されている画像データを、所定の暗号キーを用いて
暗号化するようにしたので、送信許可した画像データを
他の機器へ送信する際、該画像データを他人に見られる
ことを防止できるという利点が得られる。
【0070】また、請求項3記載の発明によれば、前記
表示装置に画像データを表示する際、該画像データが前
記送信許可設定手段により送信が許可された画像データ
である場合、送信が許可されていることを前記表示装置
に前記画像データとともに認識可能に表示するようにし
たので、送信許可に設定した画像データであるか否かを
容易に判別できるという利点が得られる。
【0071】また、請求項4記載の発明によれば、暗号
化設定手段によって、前記記憶手段に記憶された画像デ
ータ毎に暗号化するか否かを設定し、暗号化手段によっ
て、前記暗号化設定手段により暗号化することに設定さ
れている画像データを、所定の暗号キーを用いて暗号化
し、送信手段によって、前記暗号化手段によって暗号化
された画像データならびに暗号化することに設定されて
いない画像データを外部機器に送信するようにしたの
で、受信側に、暗号キーを備えている電子スチルカメラ
および備えていない電子スチルカメラが混在する場合で
あっても、他の機器への情報の漏洩を防止することがで
きるという利点が得られる。
【0072】また、請求項5記載の発明によれば、受信
手段によって、送信されてきた画像データを受信し、該
受信した画像データが暗号化されている場合、復元手段
によって、該画像データを暗号キー記憶手段に記憶され
ている暗号キーを用いて復元するようにしたので、暗号
キーを有している場合のみ、暗号化された画像データを
復元できるため、暗号キーを有していない機器によっ
て、特定の画像データ、例えば機密性を有する画像デー
タが見られることを防止できるという利点が得られる。
【0073】また、請求項6記載の発明によれば、撮像
手段により撮像した画像データを記憶手段に複数記憶
し、暗号化手段により、前記記憶手段に記憶された画像
データを選択して暗号化し、送信手段により、暗号化さ
れている画像データならびに暗号化されていない画像デ
ータを送信するとともに、受信手段により、送信されて
くる暗号化されている画像データならびに暗号化されて
いない画像データを受信し、解読手段により、受信され
た画像データのうち、暗号化されている画像データを解
読し、前記受信手段で受信された画像データもしくは前
記解読手段で解読された画像データを表示手段に表示す
るようにしたので、記録した画像データを他の機器へ送
信する際、特定の画像データ、例えば機密性を有する画
像データを他人に見られることを防止できるという利点
が得られる。
【0074】また、請求項7記載の発明によれば、画像
データを記憶手段に順次記憶し、再生時に該記憶手段に
記憶した画像データを表示手段に表示する電子撮像装置
とは別体の端末装置で、前記記憶手段に記憶されている
画像データを暗号化手段によって選択して暗号化し、前
記電子撮像装置の送信手段によって、前記端末装置の暗
号化手段により暗号化された画像データを送信するよう
にしたので、暗号化のために、電子撮像装置の回路構成
を複雑化したり、ハードウェアに負荷をかけることな
く、記録した画像データを他の機器へ送信する際、特定
の画像データ、例えば機密性を有する画像データを他人
に見られることを防止できるという利点が得られる。
【0075】また、請求項8記載の発明によれば、画像
データを記憶手段に順次記憶し、再生時に該記憶手段に
記憶した画像データを表示手段に表示する電子撮像装置
とは別体の端末装置で、電子撮像装置の受信手段により
受信された画像データのうち、暗号化されている画像デ
ータを復元手段により復元し、該復元された画像データ
を前記電子撮像装置の記憶手段に記憶するようにしたの
で、復元するために、電子撮像装置の回路構成を複雑化
したり、ハードウェアに負荷をかけることなく、記録し
た画像データを他の機器へ送信する際、特定の画像デー
タ、例えば機密性を有する画像データを他人に見られる
ことを防止できるという利点が得られる。
【0076】また、請求項9記載の発明によれば、シャ
ッターキーが操作されると、暗号化手段によって撮影し
た画像データを暗号化し、記憶手段に記憶するようにし
たので、撮影した画像データを他人に見られることを防
止できるという利点が得られる。
【0077】また、請求項10記載の発明によれば、プ
ログラムコードをコンピュータに読み込ませて実行する
ことにより、コンピュータ間で、あるいはコンピュータ
と電子撮像装置間で、記録した画像データを送受信する
ことができ、かつ特定の画像データ(機密性を有する画
像データ)を他人に見られることを防止できるという利
点が得られる。
【0078】また、請求項11記載の発明によれば、撮
影した画像データを暗号化手段によって暗号化し、送信
手段により画像データを送信する際、暗号化されている
画像データはそのまま送信し、暗号化されていない画像
データは送信しないようにしたので、特定の画像データ
(機密性を有する画像データ)を他人に見られることを
防止できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子スチルカメラの構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例による電子スチルカメラのフラッシ
ュメモリにおけるヘッダ部の構成を示す概念図である。
【図3】第1実施例による電子スチルカメラ同士で画像
データを送受信する際の機器の配置を示す概念図であ
る。
【図4】電子スチルカメラの通常動作処理の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】再生モードにおける表示例を示す概念図であ
る。
【図6】第1実施例による画像データを送信する側の画
像送信処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】第1実施例による画像データを受信する側の画
像受信処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1実施例による画像送信処理を説明するため
の概念図である。
【図9】第1実施例による画像送信処理を説明するため
の概念図である。
【図10】第2実施例による電子スチルカメラのフラッ
シュメモリにおけるヘッダ部の構成を示す概念図であ
る。
【図11】第2実施例による画像送信処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】本第3実施例の電子スチルカメラの構成を示
すブロック図である。
【図13】第4実施例による電子撮像システムの構成を
示す概念図である。
【図14】本第4実施例による電子撮像システムにおい
て、送信側の電子スチルカメラとPCの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図15】受信側の電子スチルカメラの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図16】受信側のPCの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 CCD 3 A/D変換器 4 TG 5 駆動回路 6 DRAM 7 圧縮/伸張部 8 フラッシュメモリ(記憶手段) 9 キー入力部(送信許可設定手段、選択手段、暗号化
設定手段、入力手段)9a シャッターキー 10 CPU(暗号化手段、送信許可設定手段、選択手
段、暗号化設定手段、復元手段) 11 ROM(暗号化手段、送信許可設定手段、選択手
段、暗号化設定手段、復元手段) 12 RAM(暗号キー記憶手段) 13 送受信部(送信手段、受信手段) 14a 発光素子(送信手段) 14b 受光素子(受信手段) 15 SG 16 LCD(表示装置、表示手段) 20 記憶媒体(暗号キー記憶手段) 30 PC(暗号化手段) 31 PC(復元手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して画像データを記憶手段
    に順次記憶し、再生時に該記憶手段に記憶した画像デー
    タを表示する表示装置を有する電子撮像装置において、 前記記憶手段から所定の画像データを読み出し、所定の
    暗号キーを用いて暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された画像データを外部機
    器に送信する送信手段とを具備することを特徴とする電
    子撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶された画像データ毎
    に外部機器に送信するか否かを設定する送信許可設定手
    段を具備し、 前記暗号化手段は、前記送信許可設定手段によって送信
    が許可されている画像データを所定の暗号キーを用いて
    暗号化することを特徴とする請求項1記載の電子撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示装置に画像データを表示する
    際、該画像データが前記送信許可設定手段により送信が
    許可された画像データである場合、送信が許可されてい
    ることを前記表示装置に前記画像データとともに認識可
    能に表示することを特徴とする請求項2記載の電子撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮影して画像データを記憶手段
    に順次記憶し、再生時に該記憶手段に記憶した画像デー
    タを表示する表示装置を有する電子撮像装置において、 前記記憶手段に記憶された画像データ毎に暗号化するか
    否かを設定する暗号化設定手段と、 前記暗号化設定手段により暗号化することに設定されて
    いる画像データを所定の暗号キーを用いて暗号化する暗
    号化手段と、 前記暗号化手段によって暗号化された画像データならび
    に暗号化することに設定されていない画像データを外部
    機器に送信する送信手段とを具備することを特徴とする
    電子撮像装置。
  5. 【請求項5】 被写体を撮影して画像データを記憶手段
    に順次記憶し、再生時に該記憶手段に記憶した画像デー
    タを表示する表示装置を有する電子撮像装置において、 送信手段から送信されてきた画像データを受信する受信
    手段と、 暗号キーを記憶する暗号キー記憶手段と、 前記受信手段により受信した画像データが暗号化されて
    いる場合、該画像データを前記暗号キー記憶手段に記憶
    されている暗号キーを用いて復元する復元手段とを具備
    することを特徴とする電子撮像装置。
  6. 【請求項6】 撮像手段と、 前記撮像手段により撮像した画像データを複数記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを選択して暗号化
    する暗号化手段と、 前記記憶手段に記憶され、前記暗号化手段により暗号化
    されている画像データならびに暗号化されていない画像
    データを送信する送信手段と、 送信されてくる暗号化されている画像データならびに暗
    号化されていない画像データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された画像データのうち、暗号
    化されている画像データを解読する解読手段と、 前記受信手段で受信された画像データ若しくは前記解読
    手段で解読された画像データを表示する表示手段とを具
    備することを特徴とする電子撮像システム。
  7. 【請求項7】 被写体を撮影して画像データを順次記憶
    する記憶手段と、再生時に該記憶手段に記憶した画像デ
    ータを表示する表示手段とを有する電子撮像装置と、 前記電子撮像装置とは別体であって、前記記憶手段に記
    憶されている画像データを選択して暗号化する暗号化手
    段を備える端末装置とからなり、 前記電子撮像装置は、前記端末装置の暗号化手段により
    暗号化された画像データを送信する送信手段を具備する
    ことを特徴とする電子撮像システム。
  8. 【請求項8】 被写体を撮影して画像データを順次記憶
    する記憶手段と、再生時に該記憶手段に記憶した画像デ
    ータを表示する表示手段と、送信されてくる画像データ
    を受信する受信手段とを備える電子撮像装置と、 前記電子撮像装置とは別体であって、前記受信手段によ
    り受信された画像データのうち、暗号化されている画像
    データを復元する復元手段を備える端末装置とからな
    り、 前記電子撮像装置は、前記端末装置の復元手段により復
    元された画像データを前記記憶手段に記憶することを特
    徴とする電子撮像システム。
  9. 【請求項9】 被写体を撮影して画像データを記憶手段
    に順次記憶し、再生時に該記憶手段に記憶した画像デー
    タを表示する表示装置を有する電子撮像装置において、 シャッターキーの操作に応答して、撮影した画像データ
    を暗号化する暗号化手段を具備することを特徴とする電
    子撮像装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータにより読み取られ実行さ
    れるプログラムコードを記憶してなる記憶媒体であっ
    て、 シャッターキーの操作に応答して、撮像手段に被写体の
    画像を撮影させるプログラムコードと、 前記シャッターキーの操作に応答して、前記撮像手段に
    より撮影された画像を暗号化させるプログラムコード
    と、 暗号化された画像を送信させるプログラムコードと、 暗号化された画像を受信させるプログラムコードと、 受信した画像を解読させるプログラムコードと、 解読された画像を表示させるプログラムコードとを含む
    ことを特徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 送信手段を有し、複数の画像を撮影し
    て対応する画像データを得る電子撮像装置において、 画像データを暗号化する暗号化手段を備え、 前記送信手段により画像データを送信する際、暗号化さ
    れている画像データを送信し、暗号化されていない画像
    データの送信を禁止することを特徴とする電子撮像装
    置。
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