JPH10256781A - 部品供給装置、部品供給方法、部品実装機、及び部品実装方法 - Google Patents

部品供給装置、部品供給方法、部品実装機、及び部品実装方法

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JPH10256781A
JPH10256781A JP9056090A JP5609097A JPH10256781A JP H10256781 A JPH10256781 A JP H10256781A JP 9056090 A JP9056090 A JP 9056090A JP 5609097 A JP5609097 A JP 5609097A JP H10256781 A JPH10256781 A JP H10256781A
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Shigekazu Yoneyama
茂和 米山
Yuzo Nishimori
勇蔵 西森
Masayuki Seno
眞透 瀬野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装要求のある部品に対して柔軟に対応可能
である部品供給装置、部品実装機、部品供給方法、及び
部品実装方法を提供する。 【解決手段】 部品再配置装置203を備え、載置部材
222上に載置した部品を部品供給位置307に搬送し
て基板8への実装に供するようにしたことから、上記載
置部材上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を
予め配置することができる。したがって、部品収納体の
形態に捕らわれない柔軟な部品実装を行うことができる
とともに、上記載置部材に配置した上記種々の部品を連
続的に実装可能であり実装に要する時間を従来より短縮
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等の部品
を吸着して回路基板等に実装する部品実装機に備わる部
品供給装置、及び該部品供給装置にて実行される部品供
給方法、並びに上記部品供給装置を備えた部品実装機、
及び該部品実装機にて実行される部品実装方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記部品実装機は、特公平3−2
21326号公報に開示され、図10に示すような、部
品供給装置1を備えた部品装着機2が一般的であった。
即ち、部品供給装置1は、テープの延在方向に沿って部
品が当該テープ上に仮固定され当該テープを巻回した複
数の部品供給カセット3と、該部品供給カセット3が装
着可能でありレール6に支持されかつ案内されて自走可
能な第1供給テーブル4及び第2供給テーブル5とを備
える。尚、各部品供給カセット3毎に、テープ上に仮固
定されている部品の種類を変更してもよいし、同一とし
てもよい。部品実装機2には、部品供給カセット3にお
ける上記テープ上の部品を吸着保持して、XYテーブル
7によって位置決めされた基板8上の実装位置に上記保
持した部品を実装する装着ヘッド9を備える。このよう
な従来の部品実装機は以下のように動作する。例えば、
第1、第2の供給テーブル4,5にはそれぞれ同種類の
電子部品を有する部品供給カセット3を装着しておくこ
とで、一方の供給テーブルにてある種類の部品切れが発
生した場合には、該一方の供給テーブルと他方の供給テ
ーブルとを入れ替え、上記他方の供給テーブルの部品供
給カセット3からその部品を供給することができ、その
間に部品切れが発生した部品供給カセット3への部品補
給を行うことができる。又、使用する部品の種類が多い
場合は、第1及び第2供給テーブル4,5に各々別種類
の電子部品を有する供給カセット3を装着しておき、装
着ヘッド9に対して、第1及び第2供給テーブル4,5
を入れ替えながら必要な部品を吸着保持して基板8へ実
装する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、高速電子部品実
装機にて多品種の部品を実装可能とする要求や、部品供
給カセット3によって予め部品種類が決定されているも
のに限られず、種々の形態の部品に対して柔軟に対応可
能な実装機の要求が高まっている。しかしながら、上述
のように従来の部品実装機2では、部品供給カセット3
を使用することから、実装する部品の種類がカセット毎
に決定されており、又、テープ上に部品が仮固定された
ような部品以外は実装できず、応用範囲の狭い実装機と
なっている。本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、実装要求のある部品に対して柔軟
に対応可能である部品供給装置、部品実装機、部品供給
方法、及び部品実装方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様による
部品供給装置は、部品供給位置にて保持した部品を基板
上の実装位置へ実装する部品実装機に備わる部品供給装
置において、部品収納体から部品を保持し保持した部品
を載置部材上に載置する移載装置と、上記載置部材上に
載置した部品を上記部品供給位置まで搬送する部品搬送
装置とを有する部品再配置装置を備えたことを特徴とす
る。
【0005】本発明の第2態様による部品実装機は、上
記第1態様による部品供給装置を備えたことを特徴とす
る。
【0006】本発明の第3態様による部品供給方法は、
部品供給位置にて保持した部品を基板上の実装位置へ実
装する部品実装機における部品供給方法において、部品
収納体から部品を保持し、上記保持した部品を載置部材
上に載置し、上記載置部材を移動させて上記載置した部
品を上記部品供給位置まで移送する、ことを備えたこと
を特徴とする。
【0007】本発明の第4態様による部品実装方法は、
部品供給位置にて保持した部品を基板上の実装位置へ実
装する部品実装機における部品実装方法において、部品
収納体から部品を保持し、上記保持した部品を載置部材
上に載置し、上記載置部材を移動させて上記載置した部
品を上記部品供給位置まで移送し、上記部品供給位置へ
移送されてきた部品を保持して上記実装位置へ実装す
る、ことを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の部品供給装
置、部品実装機、部品供給方法、及び部品実装方法につ
いて、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図にお
いて同一の構成部分については同じ符号を付している。
又、上記部品供給方法は、上記部品供給装置にて実行さ
れるものであり、上記部品実装機は上記部品供給装置を
備えるものであり、上記部品実装方法は上記部品実装機
にて実行されるものである。
【0009】図1ないし図4に示すように、本実施形態
における部品実装機100は、部品供給装置200と、
部品保持搬送装置300とを備える。図1に示すように
部品保持搬送装置300は、大きく分けて、基板搬送装
置301、XYテーブル302、及び部品保持装置30
3を備え、これらは皆公知の構成にてなる。よってこれ
らについての説明は略説する。基板搬送装置301は、
当該実装工程の前工程から未実装の基板8をX方向に沿
ってXYテーブル302上へ搬送し、かつ実装後の基板
8を当該実装工程の後工程へX方向に沿って搬送する装
置である。部品保持装置303は、部品保持搬送装置3
00の台板304に固定された本体305と、図2及び
図4に示すように、基板8に実装する部品を保持しかつ
基板8への実装を行うノズル309を有し本体305の
周囲に沿って移動可能な装着ヘッド306とを備え、部
品供給位置307にて上記ノズル309で部品を保持し
て基板8上の実装位置308へ部品を実装する。上述の
ように装着ヘッド306は固定された本体305の周囲
を移動することから、本実施形態においては、装着ヘッ
ド306における部品供給位置307及び実装位置30
8に対応する位置は予め設定された不動の位置である。
したがって、XYテーブル302は、基板8を保持する
とともに、部品を実装すべき基板8上の実装位置308
と、装着ヘッド306における実装位置308に対応す
る位置とを一致させるように、基板8をX,Y方向へ移
動させる。
【0010】部品供給装置200は、装着台201上、
及び台座204上に着脱自在に装着された、従来と同様
の構造にてなる複数の部品供給カセット3と、本実施形
態における特徴的構成部分である部品再配置装置203
とを有する。部品再配置装置203は、部品供給カセッ
ト3と部品保持装置303との間に配置され、部品供給
カセット3から部品を保持して該部品を上記部品供給位
置307へ搬送する。図1及び図3に示すように本実施
形態では、それぞれが複数の部品供給カセット3を並設
してなる、2組の部品供給カセット群205,206を
備え、一方の部品供給カセット群205は、部品再配置
装置203用の台座204上にて、部品保持搬送装置3
00に隣接して設置され、他方の部品供給カセット群2
06は部品再配置装置203を介在させて部品保持搬送
装置300に隣接して設置される。又、本実施形態で
は、それぞれの部品供給カセット群205,206は、
互いにその設置場所を交換可能である。
【0011】部品再配置装置203は、部品保持搬送装
置300の台板304に隣接して設置される台座204
上にて部品供給カセット3の配列方向であるX方向に沿
って敷設されたレール202,202に係合したテーブ
ル207上に設置され、部品再配置装置203に備わる
移動装置208にてテーブル207が駆動されることで
レール202上を滑動する。尚、上記一方の部品供給カ
セット群205もレール202,202上をレール20
2に沿って滑動可能である。このような部品再配置装置
203は、移載装置211と、部品搬送装置221とを
備える。移載装置211は、送りレバー駆動装置213
と、ノズルユニット214とを備える。送りレバー駆動
装置213は、部品供給カセット3の部品供給部分に設
けられる送りレバー251を押下するものであり、本実
施形態ではエアーシリンダ212を駆動源としている。
上記送りレバー251はラチェット機構を有し、送りレ
バー駆動装置213にて送りレバー251が押下される
ことで、部品供給カセット3は、巻回している部品仮固
定テープを送り出すことで該テープに付着している部品
252を一つずつ部品選択位置253へ供給する。ノズ
ルユニット214は、垂直方向であるZ方向に相当する
図示のI方向、及び該I方向と部品供給カセット3の配列
方向であるX方向とに直交するY方向に相当するII方向
に、ノズル215をカムにより移動可能とする機構を有
するとともに、保持する部品252に適合したノズル2
15を自動的に選択可能な機構を有する。このようなノ
ズル215は部品選択位置253にて上記I方向へ移動
して部品252を保持する。そしてノズルユニット21
4が上記II方向へ移動して当該部品再配置装置203に
おける載置部材222上の搬送開始位置223に上記保
持した部品252を載置する。
【0012】部品搬送装置221は、上記載置部材22
2と、該載置部材222が巻回されている供給側リール
225及び載置部材222を巻き取る巻取側リール22
4と、載置部材222を移動させる駆動源としてのモー
タ226と、離脱補助機構261とを備える。本実施形
態における載置部材222は、部品252が載置される
載置面が粘着性を有する粘着テープであり、上記II方向
に沿って配設された2つのプーリ227a,227b間
にて上記II方向に沿って張設される。載置部材222の
延在方向に直交する幅方向における側縁部には、図6に
示すように、送り穴222aが上記延在方向に一定間隔
にて明けられており、該送り穴222aとプーリ227
a,227bに形成されている突起とが係合し、タイミ
ングベルトを介してモータ226にてプーリ227bが
駆動されることで載置部材222は上記II方向へ移動す
る。
【0013】離脱補助機構261は、図5に示すよう
に、押下棒262と、揺動板264と、突上ピン263
とを備え、部品保持装置303に備わり垂直方向に昇降
可能な押下機構321により押下棒262が押下される
ことで、枢軸265回りに揺動板264が揺動し、搬送
終了位置228、即ち部品供給位置307に到達しノズ
ル309にて保持される部品252を載置部材222の
裏側からノズル309方向へ突上ピン263にて突き上
げる。尚、押下棒262及び突上ピン263はともにス
プリング266,267にて元の状態に復帰する。
【0014】このように構成される部品搬送装置221
は以下のように動作する。即ち、供給側リール225か
ら送出された載置部材222は、プーリ227aに係合
した後、搬送開始位置223へ移動する。搬送開始位置
223ではノズル215にて部品252が載置部材22
2上に載置される。載置部材222は、部品252が載
置される度に次の部品252が載置可能なようにモータ
226にて一定量だけ上記II方向へ移送される。このよ
うにして少なくとも一つの部品252が載置部材222
上に載置される。載置された部品252はモータ226
による載置部材222の移送により搬送終了位置228
まで搬送される。図3に示すように、部品搬送装置22
1における搬送終了位置228と部品保持装置303に
おける部品供給位置307とを一致させるように、部品
252の搬送終了位置228までの搬送とともに又は搬
送後に、テーブル207に備わる移動装置208にて部
品再配置装置203の全体がレール202,202に案
内されてX方向へ移動する。尚、該移動により上記搬送
終了位置228と上記部品供給位置307とが一致した
状態にて、装着ヘッド306のノズル309は部品搬送
装置221にて搬送終了位置228に搬送された部品2
52を保持する。又、載置部材222上に複数の部品2
52が載置されているときには、部品搬送装置221
は、巻取側リール224に載置部材222を巻き取らせ
ながら載置部材222を移動することで、載置部材22
2上に載置した複数の部品252を順次、搬送終了位置
228へ搬送する。よって上記ノズル309は、順次部
品252を保持していく。
【0015】上述したように本実施形態では載置部材2
22は粘着テープであるが、該粘着テープは図6に示す
ように構成することができる。即ち、載置部材222の
中心線222bを対称軸として載置部材222の幅方向
において粘着力が異なる粘着領域231〜233を載置
部材222の延在方向に沿って形成する。例えば、粘着
領域231は、この3つの粘着領域内では粘着力が最も
弱く、中心線222bを含む中央部分に位置する。粘着
領域233は、この3つの粘着領域内では粘着力が最も
強く、載置部材222の幅方向の側縁部分に位置する。
粘着領域232は、この3つの粘着領域内では粘着力が
中程度であり、載置部材222の幅方向において粘着領
域231と粘着領域233との間に位置する。このよう
に粘着力の異なる領域を複数種類設けることで、載置部
材222は、図示するように大きさ、重量の異なる多種
の部品234〜236のそれぞれを安定して粘着保持す
ることができる。又、載置部材222の部品保持力は、
部品保持装置303におけるノズル309の例えば吸着
による保持力より小さく、かつ載置部材222による搬
送時に部品に加わる加速度、慣性力等による外力よりは
大きく設定される。尚、上記粘着領域は上述の3種類に
限定されるものではなく、又、その位置も上述の配置に
限定されるものではない。又、図7では、便宜上、粘着
テープの基材の厚さに対して粘着領域231〜233の
厚さを厚く図示しているが、実際には粘着領域231〜
233の厚さは上記基材よりも薄い。
【0016】又、供給側リール225及び巻取側リール
224を設けずに、載置部材222はエンドレスベルト
のように構成し、何回も使うようにしてもよい。又、搬
送開始位置223にて部品252が最初に載置部材22
2に載置される前に、搬送開始位置223から搬送終了
位置228までの間に張設されている載置部材222が
無駄にならないように、順次、所定量の載置部材222
を供給側リール225に巻き戻して、無駄無く使用する
ように構成してもよい。
【0017】又、本実施形態では、上述したように、
又、図1、図3に示すように、部品再配置装置203へ
部品252を提供する手段としては部品供給カセット3
のみであるが、これに限定されるものではない。即ち、
図8に示すように、部品供給カセット3や、スティック
と通称され、滑り台状の部品供給路に沿って一つづつ部
品252が供給可能なスティック280や、格子状に配
列された枠内に部品252を収容した複数のトレイ28
1等を、単種類で、又は組み合わせて使用することがで
きる。尚、トレイ281は、XY方向に移動可能であ
る。このようにスティック280やトレイ281を使用
することで、種類、形状、及び大きさの異なる部品25
2を用意することができる。この場合、載置部材222
として上述の複数の粘着領域231〜233を有する粘
着テープを使用することで、形状や大きさの異なる部品
252をより効率的に載置することができる。
【0018】このように構成される本実施形態の部品実
装機100の動作について以下に説明する。尚、図9に
示すように、基板搬送装置301、XYテーブル30
2、部品保持装置303、部品再配置装置203は、部
品実装機100に備わる制御装置110に接続され、動
作制御が行われる。基板8に実装する部品252を提供
する、部品供給カセット3若しくは部品供給カセット群
205,206、又は、図8に示すように部品供給カセ
ット群205,206に加えてさらにスティック28
0、トレイ281のいずれ一方若しくはこれら両方を設
置する。尚、当該部品実装機100の制御装置110
は、各部品供給カセット3や、スティック280、及び
トレイ281に収容されている部品の種類、及び実装情
報に従い基板8へ実装される部品252の種類、個数を
予め認識している。このような状態にて、例えば部品供
給カセット群206から部品の提供を受ける場合、ま
ず、上記制御装置110は、上記実装情報に基づき、基
板8へ実装する部品252−1が収納されている部品供
給カセット3における部品選択位置253と、部品再配
置装置203に備わるノズル215とが同位置に配置さ
れるように、部品再配置装置203をX方向に移動させ
る。部品再配置装置203の移動終了後、部品供給カセ
ット3に備わる送りレバー251を部品再配置装置20
3に備わる送りレバー駆動装置213にて押下して、部
品供給カセット3に収容している部品の一つの部品25
2−1を部品選択位置253へ送り出させる。次に、部
品再配置装置203に備わるノズルユニット214を駆
動して、上記部品選択位置253へ送り出された部品2
52−1に適合するノズル215によって、上記部品選
択位置253にて上記部品252−1を例えば吸着する
ことで保持する。さらにノズルユニット214を駆動し
て、部品252−1を保持したノズル215を上記II方
向へ搬送開始位置223まで移動した後、搬送開始位置
223にて載置部材222上に当該部品252−1を載
置する。尚、本実施形態では載置部材222は粘着テー
プであることから部品252−1は載置部材222上に
粘着し保持される。該載置後、部品搬送装置221は、
次の部品が載置部材222上に載置可能なように、載置
部材222を巻取側リール224に巻き取らせながら移
送する。尚、載置部材222へ部品が載置される度に、
載置された部品を装着ヘッド306のノズル309にて
基板8へ実装する場合には、載置部材222の移送によ
り上記部品252−1は搬送終了位置228まで搬送さ
れる。一方、複数の部品を載置部材222上に予め配置
するときには、上述の動作を繰り返すことで、上記実装
情報に基づき実装すべき部品252に対応する部品供給
カセット3から順次部品252−2,252−3,25
2−4,…を載置部材222上へ載置していく。尚、以
下の説明では複数の部品252が載置部材222上へ載
置された場合を例に採る。又、スティック280及びト
レイ281をさらに設けた場合も、上述の部品供給カセ
ット群206の場合と同様であり、上記実装情報に基づ
き対応するスティック280及びトレイ281からノズ
ル215にて順次部品を保持して載置部材222上に順
次載置する。特に、トレイ281から部品提供を受ける
場合、上述したように、種々の大きさの部品の提供が可
能であることから、種々の大きさの部品252が順次基
板8に実装されるようなときでも、その実装順に応じて
種々の大きさの部品252を載置部材222上に配置す
ることができる。尚、トレイ281の場合、部品が格子
状に配列されているのでノズルユニット214のノズル
215が部品選択位置253にて部品を保持可能なよう
に、必要な部品が部品選択位置253に位置するように
トレイ281はX,Y方向に移動する。
【0019】このようにして載置部材222上に実装順
に従い部品252−1,252−2,252−3,…が
配列された部品再配置装置203は、上記配列された部
品252の内、先頭に位置する部品252−1を搬送終
了位置228へ搬送した後、又は搬送しながら、装着ヘ
ッド306のノズル309に対する部品供給位置307
に上記搬送終了位置228が対応するように、レール2
02に沿ってX方向に移動される。したがって、上記先
頭に位置する部品252−1は、部品供給位置307に
位置することになり、装着ヘッド306のノズル309
にて吸着、保持が可能となる。
【0020】基板8上の実装位置308に上記部品25
2−1が実装されるように、制御装置110にてXYテ
ーブル302が移動される。該XYテーブル302の移
動と同時に、又はその前後にて、装着ヘッド306のノ
ズル309は上記部品252−1を例えば吸着すること
で保持し、その後の装着ヘッド306の移動により上記
実装位置308へ上記部品252−1を実装する。又、
装着ヘッド306のノズル309が上記部品252−1
を保持するとき、装着ヘッド306に備わる押下機構3
21により部品再配置装置203に備わる離脱補助機構
261を動作させて、載置部材222からの部品252
−1の離脱を補助するのが好ましい。このようにして部
品252−1が載置部材222から外された後、部品再
配置装置203は、巻取側リール224にて載置部材2
22を巻き取ることで、次に実装される部品である部品
252−2を搬送終了位置228へ搬送する。よって、
部品252−2は、部品供給位置307に位置すること
になり、装着ヘッド306のノズル309にて保持が可
能となる。以後、上述した部品252−1の場合と同様
にして、部品252−2が実装されるべき実装位置30
8へ部品252−2が実装される。以下、同様にして順
次、部品252−3,252−4,…がそれぞれの部品
に対応する実装位置308へ実装されていく。一枚の基
板8に実装すべきすべての部品252が載置部材222
上に載置できる場合には、載置部材222上のすべての
部品252の実装が終了した時点で、基板8は基板搬送
装置301にて次工程へ搬送され、又、部品再配置装置
203は、再び、部品供給カセット3等から載置部材2
22上へ実装順に部品252を載置する。一方、載置部
材222における搬送開始位置223から搬送終了位置
228までの長さに対して一枚の基板8に実装すべき部
品252が多く、実装すべきすべての部品252が載置
部材222上に載置できない場合には、部品再配置装置
203は、再び、部品供給カセット3等から載置部材2
22上へ実装順に部品252を載置した後、再度、部品
再配置装置203における搬送終了位置228と装置ヘ
ッド306における部品供給位置307とを対応させ
て、部品実装を繰り返す。これらの動作を1枚の基板8
への部品実装が終了するまで繰り返す。
【0021】このように本実施形態の部品実装機100
によれば、部品再配置装置203を設けたことで、部品
供給カセット3に限らずトレイ281等に収納されてい
る部品252も部品再配置装置203のノズル215に
よって保持して部品供給位置307へ搬送することがで
きる。よって、部品を収納している部品収納体の形態に
捕らわれない柔軟な部品実装が可能となる。
【0022】さらに、部品再配置装置203を設けたこ
とで、例えばそれぞれが形状の異なる部品252であっ
ても載置部材222上に実装順に配置することができ、
部品252の形態に捕らわれない柔軟な部品実装が可能
となる。又、例えば形状が異なるそれぞれの部品を実装
する場合、従来では例えば部品供給カセットを交換する
等の時間を要したが、上述のように、部品を収納してい
る部品収納体の形態に捕らわれず部品再配置装置203
のノズル215にて実装順に部品252を載置部材22
2上に配置することができることから、各部品252を
載置した載置部材222から部品供給位置307へ連続
的にそれぞれの部品252を供給することができ、実装
に要する時間を従来より短縮することができる。
【0023】又、部品再配置装置203のノズル215
が部品を保持する部品選択位置253へ実装に必要な部
品を収納している部品供給カセット3等を配置すればよ
いことから、従来のように図9に示すX方向に沿って多
数の部品供給カセット3を配列する必要がなくなる。よ
って、本実施形態によれば、上記X方向、即ち基板8の
搬送方向に長さが短い部品実装機を提供することができ
る。
【0024】尚、上述の実施形態では、部品再配置装置
203における載置部材222は、例えば図1に示すよ
うに、Y方向に延在させているが、これに限定されるも
のではなく、X方向に延在させてもよい。又、部品供給
カセット3やトレイ281のような部品収納体の形態に
捕らわれない柔軟な部品実装を可能にするという観点に
よれば、部品再配置装置203には載置部材222を設
けなくてもよい。この場合には、部品再配置装置203
におけるノズル215にて部品を保持し、部品再配置装
置203及びノズル215を移動させることで、ノズル
215にて保持した部品を直接に部品供給位置307へ
搬送する動作となる。尚、部品再配置装置203には、
このような動作を行う構造を有する移載装置を設ける必
要がある。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品供給装置、及び第3態様の部品供給方法によれば、
部品再配置装置を備え、保持した部品を載置部材上に載
置し、載置した部品を基板への実装に供するために部品
供給位置に搬送するようにしたことから、上記載置部材
上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予め配
置することができる。したがって、部品収納体の形態に
捕らわれず、かつ部品の例えば形状や大きさに捕らわれ
ない柔軟な部品の供給を行うことができる。
【0026】又、本発明の第2態様の部品実装機、及び
第4態様の部品実装方法によれば、上記第1態様の部品
供給装置、及び第2態様の部品供給方法を備えること
で、載置部材上に載置した部品を部品供給位置に搬送し
て基板への実装に供するようにしたことから、上記載置
部材上には例えば形状や大きさの異なる種々の部品を予
め配置することができる。したがって、部品収納体の形
態に捕らわれない柔軟な部品実装を行うことができると
ともに、上記載置部材に配置した上記種々の部品を連続
的に実装可能であり実装に要する時間を従来より短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の部品供給装置を有する
部品実装機の構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1の平面図である。
【図4】 図1に示す部品供給装置の側面図である。
【図5】 図1に示す部品再配置装置に備わる離脱補助
装置の構成を示す図である。
【図6】 図1に示す部品再配置装置に備わる載置部材
の一例を示す平面図である。
【図7】 図6の横断面図である。
【図8】 図1に示す部品実装機の他の実施形態の構成
を示す斜視図である。
【図9】 図1に示す部品実装機におけるブロック図で
ある。
【図10】 従来の部品実装機の構成を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
3…部品供給カセット、100…部品実装機、110…
制御装置、200…部品供給装置、203…部品再配置
装置、208…移動装置、211…移載装置、221…
部品搬送装置、222…載置部材、224…巻取側リー
ル、225…供給側リール、253…部品選択位置、2
61…離脱補助装置、281…トレイ、300…部品保
持搬送装置、303…部品保持装置、307…部品供給
位置。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給位置(307)にて保持した部
    品を基板上の実装位置へ実装する部品実装機(100)
    に備わる部品供給装置(200)において、部品収納体
    (3,280,281)から部品を保持し保持した部品
    を載置部材(222)上に載置する移載装置(211)
    と、 上記載置部材上に載置した部品を上記部品供給位置まで
    搬送する部品搬送装置(221)とを有する部品再配置
    装置(203)を備えたことを特徴とする部品供給装
    置。
  2. 【請求項2】 上記部品搬送装置は、上記載置部材を移
    動させて載置部品を上記部品供給位置まで移送する、請
    求項1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 上記部品収納体が、テープの延在方向に
    沿って該テープ上に部品が仮固定された部品仮固定テー
    プを巻回した部品供給カセット(3)であるとき、上記
    移載装置は、上記部品供給カセットから供給された部品
    を保持する、請求項1又は2記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 上記部品収納体が、部品がマトリックス
    状に配列されたトレイ(281)であるとき、上記移載
    装置は、上記トレイから部品を保持する、請求項1ない
    し3のいずれかに記載の部品供給装置。
  5. 【請求項5】 上記部品再配置装置は、上記移載装置が
    上記部品収納体から部品を保持可能なように移動する移
    動装置(208)をさらに備えた、請求項1ないし4の
    いずれかに記載の部品供給装置。
  6. 【請求項6】 上記部品再配置装置は、上記載置部材に
    載置された部品に対して上記部品供給位置にて上記載置
    部材からの離脱を補助する離脱補助機構(261)をさ
    らに備えた、請求項1ないし5のいずれかに記載の部品
    供給装置。
  7. 【請求項7】 上記載置部材は粘着テープである、請求
    項1ないし6のいずれかに記載の部品供給装置。
  8. 【請求項8】 上記粘着テープは、その延在方向に直交
    する幅方向において中心線を対称軸として粘着力が異な
    る複数の粘着領域を形成した、請求項7記載の部品供給
    装置。
  9. 【請求項9】 上記粘着領域における粘着力は、上記中
    心線から上記幅方向に沿って各粘着領域毎にて増加す
    る、請求項8記載の部品供給装置。
  10. 【請求項10】 上記粘着テープは上記部品搬送装置に
    て移動されるものであり、かつ供給側リール(225)
    に巻回されており、部品の移送後、巻取側リール(22
    4)に巻き取られる、請求項7ないし9のいずれかに記
    載の部品供給装置。
  11. 【請求項11】 上記部品収納体から保持された部品
    は、上記供給側リールと上記巻取側リールとの間の直線
    状に延在する部分にて当該粘着テープの延在方向に沿っ
    て実装順に一列状に配列される、請求項10記載の部品
    供給装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の部品供給装置を備えたことを特徴とする部品実装機。
  13. 【請求項13】 部品供給位置(307)にて保持した
    部品を基板上の実装位置へ実装する部品実装機(10
    0)における部品供給方法において、 部品収納体(3,280,281)から部品を保持し、 上記保持した部品を載置部材(222)上に載置し、 上記載置部材を移動させて上記載置した部品を上記部品
    供給位置まで移送する、ことを備えたことを特徴とする
    部品供給方法。
  14. 【請求項14】 上記載置部材上に載置される部品は複
    数種類でありこれらは予め列状に載置され、当該載置部
    材を移送して上記予め載置した複数種類の部品を上記部
    品供給位置まで順次連続的に移送する、請求項13記載
    の部品供給方法。
  15. 【請求項15】 部品供給位置(307)にて保持した
    部品を基板上の実装位置へ実装する部品実装機(10
    0)における部品実装方法において、 部品収納体(3,280,281)から部品を保持し、 上記保持した部品を載置部材(222)上に載置し、 上記載置部材を移動させて上記載置した部品を上記部品
    供給位置まで移送し、 上記部品供給位置へ移送されてきた部品を保持して上記
    実装位置へ実装する、ことを備えたことを特徴とする部
    品実装方法。
  16. 【請求項16】 上記載置部材上に載置される部品は複
    数種類でありこれらは予め列状に載置され、当該載置部
    材を移送して上記予め載置した複数種類の部品を上記部
    品供給位置にて順次保持して連続的に上記実装位置へ順
    次実装する、請求項15記載の部品実装方法。
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