JPH10256565A - マイクロメカニカル構造部を有する半導体素子の製造方法 - Google Patents

マイクロメカニカル構造部を有する半導体素子の製造方法

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JPH10256565A
JPH10256565A JP10060923A JP6092398A JPH10256565A JP H10256565 A JPH10256565 A JP H10256565A JP 10060923 A JP10060923 A JP 10060923A JP 6092398 A JP6092398 A JP 6092398A JP H10256565 A JPH10256565 A JP H10256565A
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semiconductor device
micromechanical structure
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diaphragm
wafer
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ムーホフ イエルク
Helmut Dr Baumann
バウマン ヘルムート
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Robert Bosch GmbH
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    • GPHYSICS
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    • B81B2201/02Sensors
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    • B81B2203/01Suspended structures, i.e. structures allowing a movement
    • B81B2203/0127Diaphragms, i.e. structures separating two media that can control the passage from one medium to another; Membranes, i.e. diaphragms with filtering function

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技法では得られなかったような効率のア
ップを低コストで実現すること。 【解決手段】 半導体素子とマイクロメカニカル構造部
を、片側でウエハに作用する半導体素子形成方法ステッ
プによってセルフアラインメントされるように規定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ内でマイク
ロメカニカル構造部が、該マイクロメカニカル構造部に
作用する物理量を検出するように構造化され、さらに前
記物理量を該物理量に比例する電気信号に変換する半導
体素子が形成される、マイクロメカニカル構造部を有す
る半導体素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を、マイクロメカニカルな構
造部と組み合わせることは公知である。これにより、小
型な構成素子を製造することができると共に、物理的な
作用量、例えば圧力を検出してこの物理量に比例する電
気的な信号を形成することもできる。この信号は構成素
子の評価回路に供給される。この種の構成素子は公知の
方式でモノリシック構成素子として製造される。この場
合センサ部分と評価部分は、相前後して1つのウエハ内
に形成されている。ここでは様々な製造技法によって、
粗雑な介入がそのつど別の製造ステップにて実施される
欠点が生じる。
【0003】さらにセンサ部分と評価部分を別個に製造
し、これらを最終的に構成素子にて接続させる手法も公
知である。このセンサ部分は、マイクロメカニカルな構
造部と、物理量に比例した電気信号を検出する半導体素
子を有している。圧力センサの場合では、シリコンウエ
ハ内に、加圧下で変形するダイヤフラムが形成されてい
る。この変形はピエゾ抵抗(半導体素子)によってピッ
クアップされ、これによりアナログ抵抗変化を受ける。
この抵抗変化は、後続ステップで被着される評価回路に
よって検出される。それに対しては圧力に比例する出力
信号を得ることが用いられる。
【0004】またシリコンダイヤフラムを異方性エッチ
ングによって製作することも公知である。このシリコン
ダイヤフラムでは、半導体素子の製造の方法ステップに
よって、ピエゾ抵抗がダイヤフラムの変位検出に対応付
けされる。この場合欠点なのは、方法が別個のために、
ダイヤフラム最大緊張に対するピエゾ抵抗の間隔が、約
50μmの比較的大きな偏差なしでは実現できないこと
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
したような従来技法における欠点に鑑みこれを解消すべ
く改善を行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、半導体素子とマイクロメカニカル構造部を、片側で
ウエハに作用する半導体素子形成方法ステップによって
セルフアラインメントされるように規定するようにして
解決される。
【0007】請求項1に記載の本発明による方法によっ
て得られる利点は、ダイヤフラムの最大緊張点に対して
非常に高い精度でピエゾ抵抗を位置付けできることであ
る。これによってセンサ部分の構造サイズが著しく低減
され、それにより従来技法での同じ大きさのウエハ上で
の構造化のもとでも獲得できる構成素子の数が格段に増
える。これにより効率のアップの他にも低コスト化が実
現される。
【0008】半導体素子とマイクロメカニカル構造部
が、片側でウエハに作用する半導体素子形成方法ステッ
プによってセルフアラインメントされるように規定され
ることにより、マイクロメカニカル構造部と半導体素子
が、比較的高精度で簡単にこなせる方法ステップによっ
て最も狭い空間で規定できるものとなる。なぜなら半導
体製造過程のマスク技術によって非常に高い精度(数μ
mの範囲)が達成可能だからである。メカニカルな構造
部と半導体素子のセルフアラインメント的な範囲の規定
は、相対的に行われる。
【0009】有利には、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子は、多数のマスク面を伴う順次連続した
方法ステップによって製造可能である。この場合は複数
の方法ステップがウエハの片側のみによって行われる。
このようなプロセス的に比較的簡単な実施性の他にも、
改良コストが比較的僅かで済むような多くの変化例が実
現可能である。その上さらに有利には、半導体素子製造
方法を用いたマイクロメカニカル構造部の規定によっ
て、ダイヤフラムの変位に必要な中空空間も構成素子に
包含されるようになる。これにより、後続するステップ
での評価回路を備えたチップの被着も容易となる。なぜ
なら評価回路とセンサ素子との間の接続がもはや密に実
施される必要性がなくなるからである。それにより例え
ば手間のかかるろうづけの代わりに、評価回路を備えた
チップをセンサ素子へ接着するようにしてもよい。
【0010】本発明の別の有利な構成例は、従属請求項
に記載されている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づき詳細に
説明する。
【0012】まず図1から図10に基づいてマイクロメ
カニカル構造部を有する半導体素子の製造方法を説明す
る。これらの図面にはそれぞれ概略的にウエハ10が断
面図で示されている。
【0013】まず圧力センサの製造の例で実施例を説明
する。この圧力センサは、中空空間を介して可動に配設
されたダイヤフラムと、このダイヤフラムに配置される
ダイヤフラムの変位検出のためのピエゾ抵抗を有してい
る。さらにこの圧力センサは、ここでの詳細な説明は省
く従来方式でセンサ素子の評価回路と接続されている。
【0014】このウエハ10は、例えば100の結晶方
位を有するSOIウエハである。被着された酸化皮膜1
2の上方ではこのウエハ10はn形ドーピング領域14
を有している。このn形ドーピング領域14上には、熱
的酸化物16が被着されており、ここでは図には示され
ていないマスキングを介したエッチング処理によって窓
18が設けられている。この窓18の領域ではn形ドー
ピング領域14が図1に示されているように上方に向け
て空いている。
【0015】次に図2に示されている方法ステップで
は、窓18によってp拡散層20がn形ドーピング領
域14で形成されている。このp拡散層20の形成期
間中は、窓18には熱的酸化物22が成長する。それに
よりp領域20は、n形ドーピング領域14内部で酸
化物12ないし酸化物22によって仕切られる。このp
+ドーピング領域20は、ピエゾ抵抗のための後続の端
子領域をあらわしている。 図3に示されている方法ス
テップによれば、表面24が平面化される。それにより
熱的酸化物16ないし熱的酸化物22の様々な高さが補
償される。この平面化は例えばCMPポリッシング処理
を用いて行われてもよい。図4に示されているように、
平面化された酸化皮膜16,22内には窓26がエッチ
ング処理によって開口している。この窓26は、この場
合その一部がpドーピング領域上に位置し、さらにn
形ドーピング領域14の範囲にも位置する。この窓26
を用いて後続のダイヤフラムの大きさが定められる。
【0016】それに続いて図5に示されているように、
マスク28が被着される。このマスク28は、p拡散
層30の配設に用いられる。これによりn形ドーピング
領域14のうちのp領域20によって取り囲まれた領
域内ではp領域30が得られる。p領域20の両側
でp領域30が、p領域20の相応の構造化のもと
で仕切られることにより(図13のa参照)、p領域
30によって形成される後からのピエゾ抵抗が自動的に
同じ大きさになる。
【0017】マスキング28によってpドーピング領
域30は、酸化物22のエッジ31の直ぐ近くに位置付
けされる。これはダイヤフラムの以下で説明されるエッ
ジを形成する。そこではダイヤフラムの変位の際に最大
電圧が生じる。このエッジ31は同時にpドーピング
領域30の形成のためのマスキングとしても用いられ
る。
【0018】以下のステップでは前記窓26内部に熱的
酸化物32の薄い層が成長する。この熱的酸化物32の
薄い層は、酸化物16ないし22の平面化された層より
もさらに薄い。そのため表面24方向へ開口した陥凹部
34が生じる。この陥凹部34(これは後のステップで
も符号34が付される)は、圧力センサの中空空間をあ
らわす。この空間はダイヤフラムによって緊張される。
【0019】図7に示されているように、表面24の上
には基板36が設けられている。この基板は例えばガラ
スプレートかシリコンウエハであってもよい。この基板
36は、酸化物16ないし22の上にアノーディックに
又は直接的にボンディングされていてもよい。これによ
り図7に示されている構成素子の内部で、陥凹部によっ
て形成された中空空間34が生じる。この空間34は図
7によれば、その上方は基板36によって仕切られ、そ
の下方では酸化物32と、酸化物12と、これらの酸化
物32、12の間に存在するn形ドーピング領域14
と、pドーピング領域20と、pドーピング領域3
0(これが後でダイヤフラムを形成する)からなる層グ
ループによって仕切られている。
【0020】図8によれば、ウエハ10のシリコンは酸
化皮膜12まで除去されている。この除去は例えば研削
及び/又はエッチング処理によって行われてもよい。こ
の酸化皮膜12では、圧力センサの選択されたレイアウ
トに応じて、貫通開口部38が例えばエッチングしょり
によって、形成される(図9参照)。それによりp
域20へのアクセスが可能となる。この貫通開口部38
を介して、p領域20のコンタクト40が行われる
(図10)。
【0021】図1〜図10に基づいて説明してきた方法
ステップを用いることにより、マイクロメカニカルな構
造部(ここでは中空空間34を緊張するダイヤフラムと
ピエゾ抵抗を得るための相応にドーピングされた領域)
が半導体素子として構造化可能である。選択されたマス
キングとドーピングに応じて様々なマイクロメカニカル
構造部を有する半導体素子が製造可能である。この場合
は、セルフアラインメントされるプロセスの中でマイク
ロメカニカル構造部に対する半導体の所定の位置づけが
可能である。
【0022】以下では図12,図13a〜cに基づいて
具体的な圧力センサ42の構造を詳細に説明する。この
場合それらの図面に示される構造は図1〜図10による
方法ステップを用いて得られる。
【0023】図11では、圧力センサが断面図で概略的
に示されている。この場合ここでは図10を相応に18
0゜回転させて示されている。ここでは図10と同じ部
分には同じ符号が用いられている。
【0024】圧力センサ42は、ダイヤフラム44を有
している。このダイヤフラム44は中空空間34を越え
て延在している。この中空空間34は、上方では中空空
間34によって仕切られ、下方では酸化物22の縁部3
1によって側方で仕切られている。この中空空間34全
体は圧力センサ42内部に包含されている。ダイヤフラ
ム44内部には、pドーピング領域30によって形成
されたピエゾ抵抗46が配設されている。このピエゾ抵
抗は公知のようにダイヤフラム44の変位に基づいてそ
の抵抗値を変化させる。このピエゾ抵抗46は、p
ーピング領域20を介してコンタクト40と導電的に接
続されており、そのため電圧の印加のもとでピエゾ抵抗
46の抵抗値の変化が検出可能である。この抵抗値の変
化は、ダイヤフラム44の変位に比例している。この場
合外から加えられる加圧の場合には内方へ、そして外か
ら加えられる負圧の場合には上方へ変位するので、抵抗
変化の評価を介すことによってダイヤフラムの変位に作
用する圧力に逆推論させることが可能である。センサ素
子を完成させる評価回路はここでは個々に示していない
が、しかしながらこの評価回路は適切な方式で圧力セン
サと共に完成させられる。
【0025】具体的な実施例によれば、ダイヤフラムの
大きさa=300±1μm、ダイヤフラムの厚さd=7
±0.5μm、中空空間34の高さh=1μmである。
【0026】このような寸法は、図1〜図10に基づく
方法ステップの適合化によって得られることができる。
【0027】図12のダイヤグラムには、ダイヤフラム
厚さdに関する、ダイヤフラムの緊張σ(座標左側)
と、ダイヤフラムの変位y(座標右側)がプロットされ
ている。この緊張前記σは以下の式によって算出され
る。
【0028】σ=(p・a2)/(3.25d2) 前記変位yは以下の式に従って算出される。
【0029】y=(p・a4)/(72.5E・d3) この場合前記Eは、ダイヤフラムの弾性係数である。
【0030】図12には、圧力pが1バールに等しい場
合での様々な値がプロットされている。変位の可能な値
は○印で示されており、機械的緊張の可能な値は×印で
示されている。プロットされる値に基づいて、ダイヤフ
ラムの最適な厚さdは7±0.5μmとされる。なぜな
らこの範囲では感度の偏差が±20%を越えないからで
ある。
【0031】図13のaには、圧力センサ42のレイア
ウトが示されている。この平面図ではn形ドーピング領
域14と、これに埋め込まれたpドーピング領域20
が識別できる。pドーピング領域20はそれぞれコン
タクト40を備えている。この場合このコンタクト4
0′はアース端子であり、コンタクト40″はプラス端
子であり、コンタクト′″とコンタクト″″は、ダイヤ
フラム44の変位に基づいてピエゾ抵抗により生じる電
気信号の変化を取り出すための端子である。Pドーピ
ング領域20はピエゾ抵抗46へのリード導体を形成す
る。このピエゾ抵抗は、それぞれ2つのpドーピング
領域20に接している。ピエゾ抵抗46に対するリード
導体として用いられるpドーピング領域20は総体的
に対角線上に配置されている。そのためこれらは圧電作
用の影響は受けない。この圧電作用下におかれるのは対
角線上に配向されていないピエゾ抵抗46だけである。
n形ドーピング領域14は、n形ウエル端子48を有し
ている。
【0032】圧力センサ42縁部の長さkは例えば1m
mである。ピエゾ抵抗は2kΩの抵抗値を有している。
それにより図示の回路構成では圧力センサ42の総抵抗
は2kΩとなる。ブリッジ抵抗は個々の抵抗の抵抗に等
しい。圧力センサ42は図示の回路構成によりホイート
ストンブリッジとして接続される。
【0033】図13のbとcには図12による詳細が断
面図で示されている。個々の領域はわかりやすくするた
めに、図1〜図10に基づいて説明した方法ステップで
もってあらわされる。
【0034】図13bとcからわかるように、ピエゾ抵
抗46の位置付け、つまりpドーピング領域30の位
置付けは、適用された技法(図1〜図10参照)によっ
て縁部31に対する2±1μmの精度で可能である。そ
れに対してダイヤフラム46の変位における最大緊張箇
所がおかれる。
【0035】これにより、極端に小型の圧力センサ42
構造形式が得られる。例えば通常の6インチウエハ上に
同時に少なくとも10000の圧力センサ42を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図2】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図3】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図4】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図5】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図6】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図7】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図8】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図9】本発明による、マイクロメカニカル構造部を有
する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを示
す図である。
【図10】本発明による、マイクロメカニカル構造部を
有する半導体素子の製造のための個々の方法ステップを
示す図である。
【図11】圧力センサでの実施例を示した図である。
【図12】圧力センサの特性をあらわした図である。
【図13】a〜cは圧力センサのレイアウトを示した図
である。
【符号の説明】
10 ウエハ 12 酸化皮膜 14 n形ドーピング領域 16 酸化物 20 pドーピング領域 22 酸化物 24 表面 28 マスク 30 P拡散領域 31 縁部 34 中空空間 36 基板 40 コンタクト 42 圧力センサ 44 ダイヤフラム 46 ピエゾ抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート バウマン ドイツ連邦共和国 ゴーマリンゲン テオ ドール−フォンターネ−シュトラーセ 1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ内でマイクロメカニカル構造部
    が、該マイクロメカニカル構造部に作用する物理量を検
    出するように構造化され、さらに前記物理量を該物理量
    に比例する電気信号に変換する半導体素子が形成され
    る、マイクロメカニカル構造部を有する半導体素子の製
    造方法において、 前記半導体素子(46)とマイクロメカニカル構造部
    (33,44)を、ウエハ(10)片側に作用する半導
    体素子形成の方法ステップによってセルフアラインメン
    トされるように規定することを特徴とする、マイクロメ
    カニカル構造部を有する半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記マイクロメカニカル構造部(33,
    44)は、ウエハ(10)上での熱的酸化物皮膜(1
    6,22,32)の領域的な被着と除去によって形成され
    る、請求項1記載のマイクロメカニカル構造部を有する
    半導体素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記マイクロメカニカル構造部としてダ
    イヤフラム(44)と、該ダイヤフラム(44)から緊
    張される中空空間(34)が形成され、さらに半導体素
    子として圧力センサ(42)のピエゾ抵抗(46)が形
    成される、請求項1又は2記載のマイクロメカニカル構
    造部を有する半導体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 酸化物(22)の除去に対して露出され
    る縁部(31)がピエゾ抵抗の規定と、ダイヤフラム
    (44)の機械的な最大緊張の規定に用いられる、請求
    項3記載のマイクロメカニカル構造部を有する半導体素
    子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記縁部(31)は、ピエゾ抵抗(4
    6)規定のための、ウエハ(10)のnドーピング領
    域(14)への少なくとも1つのpドーピング領域
    (30)の所期の形成のためのマスキング(28)の一
    部として用いられる、請求項4記載のマイクロメカニカ
    ル構造部を有する半導体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 中空空間上に懸架されるダイヤフラム
    と、該ダイヤフラムの変位検出のためのピエゾ抵抗とを
    有する圧力センサにおいて、 圧力センサ(42)が前記請求項1〜5に記載の方法に
    よって製造されていることを特徴とする圧力センサ。
JP10060923A 1997-03-13 1998-03-12 マイクロメカニカル構造部を有する半導体素子の製造方法 Withdrawn JPH10256565A (ja)

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