JPH10256563A - 状態量検知センサ - Google Patents

状態量検知センサ

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JPH10256563A
JPH10256563A JP9053512A JP5351297A JPH10256563A JP H10256563 A JPH10256563 A JP H10256563A JP 9053512 A JP9053512 A JP 9053512A JP 5351297 A JP5351297 A JP 5351297A JP H10256563 A JPH10256563 A JP H10256563A
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JP
Japan
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substrate
cantilever
layer
acceleration sensor
projection
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Pending
Application number
JP9053512A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sasaki
佐々木  秀樹
Masahito Hashimoto
雅人 橋本
Atsuko Yokoyama
敦子 横山
Hidemi Senda
英美 千田
Masahiro Sugimoto
雅裕 杉本
Yasunori Goto
安則 後藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、片持ち梁状の構造層を有する状態
量検知センサに関し、製造時の乾燥工程において構造層
が基板に張り付くのを防止することを目的とする。 【解決手段】 基板12の表面には片持ち梁14が形成
される。基板12の片持ち梁14に対向する部位には突
起16が形成される。製造時の乾燥工程において、片持
ち梁14が基板12に向けて撓んだ場合、片持ち梁14
は突起16の先端部と接触する。このため、片持ち梁1
4と基板12との間に作用する表面間力は小さく抑制さ
れ、片持ち梁14が基板12に張り付くことが防止され
る。また、片持ち梁14が基板12に張り付いたとして
も剥がれ易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面マイクロマシ
ニング技術を用いて形成される各種センサ、例えば圧力
センサ、ヨーレートセンサ、加速度センサ等に係り、特
に、基板の表面に形成された片持ち梁あるいは両持ち梁
を備えるセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平1−22467
1号公報に開示される如く、マイクロマシニング技術を
用いて製造される半導体加速度センサが知られている。
上記従来の半導体加速度センサは、基板と、基板表面と
の間に所定の空隙を隔てるように形成された片持ち梁と
を備えている。この片持ち梁の先端部には重りが設けら
れている。このため、センサに加速度が作用すると、そ
の大きさに応じて片持ち梁に撓みが生ずる。また、片持
ち梁には拡散抵抗が設けられており、片持ち梁の撓み量
に応じてその抵抗値が変化する。従って、上記従来の半
導体加速度センサによれば、上記抵抗値を測定すること
により加速度を検出することができる。
【0003】次に、上記公報に開示される加速度センサ
の製造工程の概略について図7〜図10を参照しながら
説明する。先ず、図7に示す如く、基板50の表面に上
記空隙を形成するための犠牲層52が積層され、更にレ
ジスト層54が塗布及びパターニングされた後、犠牲層
52の片持ち梁と基板50との接合部に相当する部位5
6がエッチングにより除去される。そして、レジスト層
54が除去された後、次に、図8に示す如く、片持ち梁
を構成する構造層58が積層され、その上にレジスト層
60が塗布及びパターニングされた後、構造層58が所
要の形状にエッチングされる。そして、レジスト層60
が除去された後、図9に示す如く、犠牲層54がウェッ
トエッチングにより選択的に除去されることにより、基
板50の上に片持ち梁60が形成される。最後に、リン
ス液によりエッチング液が洗い流された後、リンス液の
乾燥が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記工程において、リ
ンス液を乾燥する際、図10に示す如く、片持ち梁60
が基板50に張り付いてしまう張り付き現象が生じ易
い。乾燥時におけるかかる張り付き現象は、リンス液
(通常は水)の表面張力に起因して生ずるものと考えら
れる。すなわち、片持ち梁60と基板50との間に存在
するリンス液の表面張力により、リンス液が蒸発するに
つれて片持ち梁58が基板50へ向けて撓むことで、両
者の表面が互いに接近する。そして、片持ち梁60が基
板50に接触するまで撓んだ際に、両者の表面に吸着さ
れた水分子の間に水素結合が形成され、かかる結合によ
り生じた表面間力によって、片持ち梁60が基板50へ
張り付くものと考えられるのである。
【0005】かかる張り付き現象を防止するため、従来
より、凍結乾燥法や臨界乾燥法等の乾燥方法が提案され
ている。例えば、凍結乾燥方法は、リンス液を固化した
状態で昇華させることにより、表面張力の影響を排除し
ようとするものである。しかしながら、上記乾燥方法に
よれば、温度及び圧力を高い精度で制御しなければなら
ず、特殊な装置が必要となる。また、乾燥時に張り付き
現象を防止できたとしても、その後、片持ち梁に大きな
加速度や静電引力が作用する等によって片持ち梁に大き
な撓みが生じた際に、片持ち梁と基板とが吸着して張り
付き現象が生ずる可能性がある。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、片持ち梁あるいは両持ち梁の基板への張り付き
を生じ難くすることができる半導体加速度センサ等の状
態量検知センサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、基板に犠牲層を積層し、その上に構造
層を積層し、前記犠牲層を除去してなる状態量検知セン
サにおいて、前記基板の表面に突起を形成すると共に、
前記犠牲層及び前記構造層を前記突起を含む領域に積層
した状態量検知センサにより達成される。
【0008】本発明において、基板の表面に突起が設け
られると共に、犠牲層、及び、構造層が突起を含む領域
に積層される。このため、犠牲層が除去されると構造層
の基板側の面は突起と対向する。従って、構造層が基板
に向けて撓んだ場合、構造層は突起の先端と接触するこ
とになる。この場合、構造層と基板との接触面積が小さ
くなることで、両者の間に生ずる付着力が小さく抑制さ
れる。その結果、構造層の張り付きが生じ難くなり、ま
た、張り付きが生じた場合にも剥がれ易くなる。
【0009】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、基板の表面に突起を形成する第1の工程と、前記
基板の前記突起を含む領域に犠牲層を積層する第2の工
程と、その上から前記突起を含む領域に構造層を積層す
る第3の工程と、該第3の工程において積層される構造
層を基板として前記第1乃至第3の工程を少なくとも1
回繰り返す第4の工程と、各犠牲層を除去する第5の工
程とを備える工程により製造される状態量検知センサに
よっても達成される。
【0010】本発明において、第4の工程においては、
構造層の表面に突起を形成し、突起を含む領域に犠牲層
を積層し、その上から突起を含む領域に構造層を積層す
る工程が少なくとも1回繰り返される。このため、第5
の工程において犠牲層が除去されると、基板には少なく
とも2層の構造層が間隙を隔てて形成されると共に、各
間隙の基板側の表面には突起が形成される。従って、構
造層が基板に向けて撓んだ場合、構造層と突起の先端と
が接触することになる。この場合、構造層と基板の間、
及び構造層間の接触面積が小さくなることで、それらの
間に生ずる付着力が小さく抑制される。その結果、構造
層の張り付きが生じ難くなり、また、張り付きが生じた
場合にも剥がれ易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例の半導体加速度
センサ10の断面図である。図1に示す如く、本実施例
の半導体加速度センサ10は、基板12と、基板12の
表面との間に所定の空隙Gを隔てるように形成された片
持ち梁14とを備えている。片持ち梁14は例えばシリ
コン等の半導体材料から構成されている。片持ち梁14
には、その表面に不純物がドープされることにより拡散
抵抗が形成されている。この拡散抵抗の抵抗値は図示し
ない電極を介して外部から測定される。また、片持ち梁
14の先端部には図示しない重りが形成されている。こ
のため、半導体加速度センサ10に加速度が作用する
と、重りの慣性により片持ち梁14には加速度の大きさ
に応じた撓みが生ずる。片持ち梁14に撓みが生ずる
と、撓み量に応じて拡散抵抗の抵抗値が変化する。従っ
て、かかる抵抗値の変化を上記電極を介して測定するこ
とで、加速度を検出することができる。
【0012】上記した従来の半導体加速度センサの製造
方法において、張り付き現象の原因となる表面間力F
は、単位面積当たりの表面間力fと、片持ち梁と基板と
の接触面積Sとの積に等しい。従って、この接触面積S
が減少されれば、表面間力Fが抑制され、張り付き現象
は生じ難くされる。そこで、本実施例の半導体加速度セ
ンサ10においては、基板12の表面の片持ち梁14と
対向する部位に突起16を設けることにより、基板12
と片持ち梁14との接触面積を低減させることで、張り
付き現象の発生を防止することとしている。以下、かか
る構成を有する半導体加速度センサ10の製造方法につ
いて、図1と共に図2〜図5を参照して説明する。
【0013】半導体加速度センサ10の製造に際して
は、先ず、図2に示す如く、基板12の表面にレジス
ト層14を塗布し、レジスト層14が突起16に対応す
る部位にのみ残存するようにフォトリソグラフィーによ
りパターニングする。 次に、図3に示す如く、レジスト層14をマスクとし
て、基板12を、例えばケミカル・ドライ・エッチング
やウェットエッチング等の等方性エッチングによりエッ
チングする。等方性エッチングによれば、基板12は何
れの方向についてもほぼ等しい速度で除去加工される。
従って、図3に示す如く、レジスト層14の下部におい
て、基板12がレジスト層14の周縁部から中央部へ向
けて円弧状にエッチングされることにより、鋭利な先端
形状を有する突起16が形成される。
【0014】この場合、等方性エッチングが理想的に進
行するとすれば、レジスト層14のパターン幅wに対し
て、エッチング量をw/2とすることにより、高さw/
2の突起16を形成することができる。ただし、実際に
は、レジスト層14の下部に新鮮なエッチング液あるい
はエッチングガスが供給され難い等の理由により、完全
な等方性は得られない。従って、レジスト層14のパタ
ーン幅wに対する最適なエッチング量は実験的に定める
のが好ましい。そして、これらパターン幅w及びエッチ
ング量を適切に選択することにより、所望の形状を有す
る突起16を形成することができる。突起16の形成が
終了した後、レジスト層14を除去する。
【0015】次に、図4に示す如く、基板12の表面
の突起16を含む領域に、上記空隙Gに等しい厚さの犠
牲層18を積層する。そして、犠牲層18の表面にレジ
スト層20を塗布し、このレジスト層20を、犠牲層1
8の片持ち梁14と基板12との接合部に相当する部位
22が露出するようにパターニングした後、犠牲層18
の部位22をエッチングにより除去する。このエッチン
グが終了した後、レジスト層20を除去する。
【0016】次に、図5に示す如く、犠牲層18が積
層された基板12の表面に、片持ち梁14を構成する構
造層24を積層する。そして、構造層24の表面にレジ
スト層26を塗布し、このレジスト層26を片持ち梁1
4の輪郭形状に等しい形状にパターニングした後、構造
層24をエッチングする。これにより、片持ち梁14の
最終的な形状が形成される。なお、上述の如く突起16
は基板12の片持ち梁14に対向する部位に設けられ
る。従って、本工程において、構造層24は突起16を
含む領域が残存するようにエッチングされる。
【0017】なお、上記工程及びにおける犠牲層1
8及び構造層24のエッチングは、任意のエッチング方
法により、それぞれ、犠牲層18及び構造層24の厚さ
に応じた量だけエッチングすることにより行なうことが
できる。あるいは、工程においては犠牲層18のみ
を、また、工程においては構造層24のみを、それぞ
れ選択的にエッチングすることとしてもよい。
【0018】図5に示す状態からレジスト層26を除
去した後、犠牲層18をウェットエッチングにより選択
的に除去する。これにより、片持ち梁14は基板12か
ら空隙Gを隔てて分離され、図1に示す半導体加速度セ
ンサ10が完成される。最後に、リンス液によってエッ
チング液を洗い流した後、リンス液を乾燥させる。上述
の如く、基板12の表面には鋭利な先端形状を有する突
起16が形成されている。このため、リンス液の乾燥時
にその表面張力によって片持ち梁14が基板12に向け
て撓んだ場合、片持ち梁14と突起16の先端部が接触
することで、片持ち梁14と基板12との接触面積Sは
非常に小さく抑制される。このため、基板12と片持ち
梁14との間に作用する全表間力Fは大幅に減少し、張
り付き現象は生じ難くなる。
【0019】また、片持ち梁14に大きな加速度が作用
し、あるいは、静電引力が作用することにより、片持ち
梁14が撓んで基板12に接触した場合にも、接触面積
Sが小さく設けられていることで、両者間に作用する静
電力等の付着力は小さい。従って、かかる場合に、片持
ち梁14が基板12に張り付いたとしても、片持ち梁1
4は非常に剥がれ易い。
【0020】このように、本実施例の半導体加速度セン
サ10によれば、突起16を基板12に片持ち梁14と
対向するように設けることで、製造時の乾燥工程におい
て、片持ち梁14の基板12への張り付きを生じ難くす
ることができ、また、仮に片持ち梁14が基板12へ張
り付いた場合にも、片持ち梁14を剥がれ易くすること
ができる。
【0021】なお、基板12、片持ち梁14、及び犠牲
層18を夫々構成する材料として、上記工程において
犠牲層18を選択的にエッチングすることができる任意
の材料の組み合わせを用いることができる。例えば、犠
牲層18をSiO2 で、基板12及び片持ち梁14をS
iで、それぞれ構成し、フッ酸系のエッチング液により
犠牲層18を選択的にエッチングすることができる。そ
の他、種々の公知の材料の組み合わせ及びエッチング液
を用いることができる。
【0022】また、本実施例において、犠牲層18の厚
さを約1〜2μmとし、突起16の高さを犠牲層の厚さ
の約4分の1、すなわち、0.25〜0.5μmとする
ことにより特に良好な結果が得られている。なお、上記
工程及びにおいてレジスト層14を帯状にパターニ
ングすることにより、突起16を紙面に垂直方向に延び
る帯状に形成してもよく、あるいは、レジスト14を矩
形状にパターニングすることにより、突起16を角錐状
に形成することとしてもよい。また、形成される突起1
6の数は任意であるが、少なくとも1つの突起16が、
片持ち梁14の先端部、即ち、撓み量が大きくなる部位
に対向するように設けられることが好ましい。
【0023】また、上記実施例においては、1層の構造
層24よりなる単一の片持ち梁14を備える半導体加速
度センサ10について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば図6に示す如く、多重層の
構造層よりなる複数の片持ち梁30、32、34を備え
る半導体加速度センサにも適用することができる。この
場合、基板12に突起16を設けると共に、片持ち梁3
0、32を構成する構造層の表面に上記工程における
等方性エッチングと同様の方法で突起36、38を設け
ることで、片持ち梁30の基板12への張り付きを防止
できると共に、片持ち梁30、32、34同志の張り付
きを防止することができる。
【0024】なお、上記実施例においては、本発明が半
導体加速度センサに適用された場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、圧力セン
サ、ヨーレートセンサ、半導体式以外の圧電式、静電容
量式の加速度センサにも用いられるものである。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、構造層の基板への張り付きを生じ難くすることがで
きる。また、構造層が基板に張り付いた場合にも、構造
層を基板から剥がれ易くすることができる。また、請求
項2記載の発明によれば、多層の構造層を有する半導体
加速度センサにおいて、構造層の基板への張り付き、及
び、構造層間の張り付きを生じ難くすることができる。
また、これらの張り付きが生じた場合にも、剥がれ易く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体加速度センサの
構成図である。
【図2】本実施例の半導体加速度センサの製造工程にお
いて、基板の表面に突起を形成するためのレジスト層が
積層された状態を示す図である。
【図3】本実施例の半導体加速度センサの製造工程にお
いて、突起が形成された直後の状態を示す図である。
【図4】本実施例の半導体加速度センサの製造工程にお
いて、犠牲層が所定の形状にエッチングされた直後の状
態を示す図である。
【図5】本実施例の半導体加速度センサの製造工程にお
いて、構造層が所定の形状にエッチングされた直後の状
態を示す図である。
【図6】本発明に別に実施例である多層の片持ち梁を有
する半導体加速度センサの構成図である。
【図7】従来の半導体加速度センサの製造工程におい
て、犠牲層が所定の形状にエッチングされた直後の状態
を示す図である
【図8】従来の半導体加速度センサの製造工程におい
て、構造層が所定の形状にエッチングされた直後の状態
を示す図である。
【図9】従来の半導体加速度センサが完成した状態を示
す図である。
【図10】従来の半導体加速度センサにおいて片持ち梁
が基板に張り付いた状態を示す図である。
【符号の説明】
12 基板 14、30、32、34 片持ち梁 16、36、38 突起 18 犠牲層 24 構造層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千田 英美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 杉本 雅裕 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 後藤 安則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に犠牲層を積層し、その上に構造層
    を積層し、前記犠牲層を除去してなる状態量検知センサ
    において、 前記基板の表面に突起を形成すると共に、前記犠牲層及
    び前記構造層を前記突起を含む領域に積層したことを特
    徴とする状態量検知センサ。
  2. 【請求項2】 基板の表面に突起を形成する第1の工程
    と、 前記基板の前記突起を含む領域に犠牲層を積層する第2
    の工程と、 その上から前記突起を含む領域に構造層を積層する第3
    の工程と、 該第3の工程において積層される構造層を基板として前
    記第1の工程乃至前記第3の工程を少なくとも1回繰り
    返す第4の工程と、 各犠牲層を除去する第5の工程とを備える工程により製
    造されることを特徴とする状態量検知センサ。
JP9053512A 1997-03-07 1997-03-07 状態量検知センサ Pending JPH10256563A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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