JPH10254804A - 情報処理装置及びその方法 - Google Patents

情報処理装置及びその方法

Info

Publication number
JPH10254804A
JPH10254804A JP9051718A JP5171897A JPH10254804A JP H10254804 A JPH10254804 A JP H10254804A JP 9051718 A JP9051718 A JP 9051718A JP 5171897 A JP5171897 A JP 5171897A JP H10254804 A JPH10254804 A JP H10254804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
information processing
processing apparatus
external device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9051718A
Other languages
English (en)
Inventor
Suresshu Jachandoran
スレッシュ ジェヤチャンドラン
Masanori Wakai
聖範 若井
Shoichi Ibaraki
正一 茨木
Masayuki Takayama
誠之 高山
Toshimi Takahashi
聡美 高橋
Shuichi Sanpei
修一 三瓶
Kenichi Fujii
憲一 藤井
Arunaroora Suda
アルナ・ローラ 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9051718A priority Critical patent/JPH10254804A/ja
Priority to US08/998,033 priority patent/US6947156B1/en
Priority to DE69721471T priority patent/DE69721471T2/de
Priority to EP97310582A priority patent/EP0853301B1/en
Publication of JPH10254804A publication Critical patent/JPH10254804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要に応じて他の装置と通信を行なって、処
理の目的を達成する情報処理装置を提供する。 【解決手段】 情報処理装置1に、操作部41に対するユ
ーザの操作を受信するとともに、環境の変化や、他の機
器からのタスク等を状況の変化として受信し、新たなタ
スクとしてタスクテーブル44に追加するタスク受信部43
と、タスクテーブル44から最優先タスクを取り出し、そ
のタスクの目的を解析するタスク解析部45と、タスク解
析部45の解析結果を受けて、行うべき処理をプランニン
グするプランニング決定部46と、プランニング決定部46
により決定された内容に従って、情報処理装置2への指
示や要求等の処理を実行する処理実行部47とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の各種装置間
で交信を行ない、一方の装置が他方の装置から必要な情
報を引き出したり、一方の装置から他方の装置へ情報を
渡したりする情報処理装置及びその方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以後PCと記
載する)と呼ばれている情報処理装置は、電子的な情報
を扱う機器である。そこで、人間が紙に記載したり、印
刷された文書のような現実空間に存在する物理的な情報
は、スキャナやデジタルカメラなどの入力機器により、
電子的な情報に変換され、初めてPCが扱えるものにな
る。逆に、PCが持つ電子的な情報を、人間が扱えるよ
うにする為には、プリンタやディスプレイのような出力
機器により、物理的な情報に変換しなければならない。
【0003】一方、上記入出力機器はPCの周辺機器で
あるという考え方から、PCを介した操作・制御が行わ
れ、周辺機器を介して操作・制御することはできない。
又、操作・制御に必要な情報はそれぞれのPCに都合の
良い形で、それぞれのPCがあらかじめ持っていなけれ
ばならない。
【0004】(従来技術 1)図36はPCがプリンタに印
刷命令を送る例を示す図である。このように、PCが持
つ電子的な情報を、印刷された物理的な情報に変換する
為には、ユーザはPCとプリンタで次の操作を行うこと
になる。この場合、PCはプリンタの操作手順などの情
報を、プリンタドライバという形であらかじめ持ってい
なければならない。
【0005】そして、ユーザは、PCのプリンタドライ
バを利用して、印刷指示操作を行う。その後、PCはプ
リンタに印刷命令を送る。印刷命令を受け取ったプリン
タは、指示された情報を印刷する。その後、ユーザは印
刷された文書を取りに行く。
【0006】(従来技術 2)図37は、サーバの端末とし
てPCを利用する例を説明する図である。この場合、X
Windowなどのプロトコルにしたがって、PCはサーバ
から画面に表示する情報を1つ1つ受け取り、その指示
にしたがって表示している。
【0007】(従来技術 3)図38は、スキャナとプリン
タをPCで制御する例を説明する図である。このよう
に、PCを介することによって、スキャナで読み込んだ
情報を、プリンタに印刷することができる。これによ
り、擬似的な複写機としてスキャナとプリンタを利用す
ることが可能である。ただし、その為には、スキャナド
ライバとプリンタドライバをあらかじめインストール
し、その両方を組み合わせて使用可能なことを設定して
おく必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザとP
Cとの接点は、本来は上記入出力機器が担っているもの
であり、操作のみPCで行うというのは、ユーザに著し
い不便を強いているだけでなく、上記システムを利用し
たい潜在的なユーザを拒絶する壁になっている。
【0009】つまり、従来技術 1 のように、ユーザは
印刷された文書を取得する為には、印刷された文書が出
力されるプリンタの側に行く前に、操作を行う為だけに
PCの側に行かなければならない。このようなことは、
用紙やトナーが無い等の問題がプリンタで起こった場合
には、顕著になり、ユーザはPCとプリンタの間を何度
も往復しなければならなくなる。そこで、できれば印刷
された文書が出力されるプリンタで、印刷操作を行いた
いが、従来技術では不可能であった。
【0010】また、従来技術 1 のように、プリンタの
操作に必要な操作手順などの情報は、プリンタドライバ
などの形でPCがあらかじめ持っていなければならな
い。
【0011】また、従来技術 2 のように、サーバとP
Cとの関係であれば、操作に必要な情報をサーバの指示
にしたがってPCが受信し、操作することができる。し
かし、相手がプリンタなどの入出力装置の場合には、操
作手順などの情報を受信することは不可能であった。
【0012】また、従来技術 3 のように、PCを介す
れば複数機器を組み合わせた機能を利用することができ
るが、PC以外の入出力機器だけでは利用不可能であっ
た。
【0013】また、PCを介したとしても、自動的に複
数機器を組み合わせた機能が実現できるようになったこ
とを、認識することができず、ユーザはその機能の存在
を知る事ができない為、利益を享受することができなか
った。
【0014】以上説明したように、従来技術の下記の点
が課題となる。
【0015】入出力機器側から、他の装置に対して指示
や操作などの働きかけができない。
【0016】入出力機器の操作に必要な操作手順などの
情報は、それぞれのPCに特化した情報として、あらか
じめPCが持っていなければならない。
【0017】入出力機器を介して、複数機器を組み合わ
せた機能の操作ができない。
【0018】複数機器を組み合わせた機能が操作可能に
なったことを認識できない。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、情報処理装置に、実行すべき処理
を決定する決定手段と、該決定手段により決定された処
理を実行する処理手段とを備える。
【0020】また、他の態様によれば、情報処理装置
に、外部装置と通信するための通信手段と、該通信手段
を介して、前記外部装置より受信した情報を処理する処
理手段と、前記通信手段を介して、前記外部装置から情
報を取得する取得手段と、該取得手段により取得される
情報を、前記処理手段により処理するように制御する制
御手段とを備える。
【0021】また、他の態様によれば、情報処理装置
に、外部装置と通信するための通信手段と、情報を処理
する処理手段と、該処理手段により処理された情報を、
前記通信手段を介して、前記外部装置へ送信する送信制
御手段と、前記通信手段を介して前記外部装置に送信し
た情報を、当該外部装置に格納するように制御する制御
手段とを備える。
【0022】また、他の態様によれば、情報処理装置
に、操作を行なうための操作手段と、情報を入力する入
力手段と、該入力手段により入力された情報を前記操作
に基づいて処理する処理手段と、該処理手段による処理
結果を出力する出力手段と、前記操作手段による他の機
器に対する操作に基づいて当該機器を制御する制御手段
とを備える。
【0023】また、他の態様によれば、情報処理方法
に、情報処理装置において実行すべき処理を決定する決
定工程と、該決定工程により決定された処理を実行する
処理工程とを備える。
【0024】また、他の態様によれば、情報処理方法
に、外部装置と通信するための通信部を介して、前記外
部装置より受信した情報を処理する処理工程と、前記通
信部を介して、前記外部装置から情報を取得する取得工
程と、該取得工程により取得される情報を、前記処理工
程により処理するように制御する制御工程とを備える。
【0025】また、他の態様によれば、情報処理方法
に、情報を処理する処理工程と、該処理工程により処理
された情報を、外部装置と通信するための通信部を介し
て、前記外部装置へ送信する送信制御工程と、前記通信
部を介して前記外部装置に送信した情報を、当該外部装
置に格納するように制御する制御工程とを備える。
【0026】また、他の態様によれば、情報処理方法
に、操作を行なうための操作部を有する情報処理装置に
おいて、情報を入力する入力工程と、該入力工程で入力
された情報を前記操作に基づいて処理する処理工程と、
該処理工程による処理結果を出力する出力工程と、前記
操作部による他の機器に対する操作に基づいて当該機器
を制御する制御工程とを備える。
【0027】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は、本実施形態のシステム構成を示
す図である。情報処理装置1及び2がネットワークを介
して接続されており、通信が可能である。
【0028】情報処理装置1において、情報処理装置2
内にある情報を必要とする場合、情報処理装置2に情報
を送信したい場合、情報処理装置2に指示を行ないたい
場合などに、情報処理装置2に対して通信を要求し、必
要な情報や指示などを送受信する。
【0029】図2は、本実施形態の他のシステム構成を
示す図である。情報処理装置1及び2はサブドメインの
異なるネットワークに属しているが、通信が可能であ
る。
【0030】上述した情報処理装置1及び2は、必要な
送受信機能を備えていれば、どのような種類の装置であ
ってもよく、例えば、プリンタ、スキャナ、FAX、デ
スクトップPC、デジタルカメラなどでもよい。
【0031】図3は、本実施形態の機能構成図である。
【0032】操作部41は、操作情報42に格納されている
情報に従って、ユーザの操作に必要な画面の表示などを
行う。つまり、ユーザが行った操作や指示は、操作部41
により取得され、タスク受信部43に渡される。
【0033】操作情報42は、上記操作部41で参照される
情報であり、操作部41での動作を規定している。本実施
形態では、操作情報42をタスク受信部43で受信された情
報を元に、後述する処理実行部47により変更・更新する
ことで、柔軟な操作手順の実現を可能にしている。
【0034】例えば、本実施形態で用いられる情報処理
装置1以外の機器、情報処理装置2を操作する為の方法の
1つには、情報処理装置2の操作情報42を取得して、情
報処理装置1の操作情報42を変更・更新する方法があ
る。
【0035】また、他の例では、本実施形態で用いられ
る情報処理装置1とネットワーク等で接続された、情報
処理装置2の存在を検知することで、2つの情報処理装
置を組み合わせた新たな機能の実現の可能性を認識し、
その機能の操作指示に必要な情報を操作情報42に追加す
ることで、複数機器を組み合わせた機能の操作が可能に
なる。
【0036】タスク受信部43は、前述の操作部41からの
情報に加えて、情報処理装置1が置かれた環境の変化
や、情報処理装置2等の他の機器からのタスク等を状況
の変化として、受信する。例えば、ネットワークで接続
されている場合には、ネットワーク上に新たな機器が接
続されたことを検知したり、他機器からの印刷指示をタ
スクとして受信したり、あるいは一定時間の間、何の処
理も行われていないこと等の検知も、ここで行われる。
その結果、受信した情報を新たなタスクとして、タスク
テーブル44に追加する。
【0037】上記タスク受信部43は、後述する処理実行
部47とともに、異なる機器の間でコミュニケーションを
行う為に必要なものである。
【0038】タスクテーブル44は、起動条件と内容を持
ったタスクを格納しているテーブルである。図6は、タ
スクテーブル44の一例を表す図である。
【0039】図6では、優先すべき順に、テーブルの上
位からタスクが格納されていることを示している。タス
クテーブル44へのタスクの追加は、前述のタスク受信部
43及び後述する処理実行部47により行われ、タスクテー
ブル44からのタスクの取り出しは、後述するタスク解析
部45により行われる。
【0040】タスク解析部45は、前述のタスクテーブル
44から、最優先タスクを取り出し、そのタスクの目的を
解析する。このタスク解析部45により、目的を解析する
ことで、後述するプランニング決定部46及び処理実行部
47での効率の悪い処理の実行を避け、最適な処理を行え
るようになる。
【0041】例えば、図6に示したタスクテーブル44に
格納されたタスク63からは、直接的な目的は印刷するこ
とあり、最終的には印刷された文書をユーザに渡すこと
にあると解析される。これにより、もしより効率的な方
法で最終目的を達することができれば、印刷を実行する
ことさえ不要であることが理解され、それに従ってプラ
ンニングされることになる。また、処理対象の情報も解
析の対象となり、例えば、フォーマット変換が必要であ
ることが解析される。
【0042】プランニング決定部46は、前述のタスク解
析部45の解析結果を受けて、行うべき処理をプランニン
グする。例えば、図6に示したタスクテーブル44に格納
されたタスク63からは、Objectを印刷する前に、機器B
からObjectをPULLすることが、実行すべき処理としてプ
ランニングされる。
【0043】処理実行部47は、前述のプランニング決定
部46により決定された内容に従って、処理、例えば、他
の機器への指示等を実行する。この処理実行部47につい
ては、実施の形態2以降で更に詳細に説明する。
【0044】図4は、本実施形態の処理を実現するため
の各装置のハードウェア構成図である。
【0045】I/O201は、装置外部との入出力を行な
う。CPU202は、プログラムを実行するとともに、装
置各部を制御する。ROM203は、後述する各フローチ
ャートに対応するCPU202の実行すべきプログラムや
固定データなどを記憶する。RAM204は、タスクテー
ブル44や、操作情報42など、処理の実行中に発生する各
種変数や中間データなどを一時的に記憶する。また、R
AM204に装置外部などからプログラムをロードして記
憶させるようにしてもよい。
【0046】図5は、本実施形態の全体処理の流れを示
したフローチャートである。
【0047】本実施形態で用いられる情報処理装置1が
起動されると、図6の(a)の61のようにステップS51でタ
スクテーブル44が初期化される。
【0048】続く、ステップS52では、前述の操作部41
から取得されたユーザが行った操作指示の情報や、環境
の変化や、他の機器からのタスク等が状況の変化として
タスク受信部43が受信したかどうかチェックされる。こ
こで、タスクが受信されたと判断された場合、ステップ
S53に進み、図6の(b)に示したように、受信情報の解
析タスク62が、タスクテーブル44の先頭に追加される。
【0049】続く、ステップS54で、実行可能なタスク
がタスクテーブル44に存在するかどうかがチェックさ
れ、存在しない場合、ステップS52にもどり、再びタス
クの受信がチェックされる。ここで、タスクが存在する
場合、ステップS55に進み、最優先のタスクがタスクテ
ーブル44から取り出される。
【0050】続く、ステップS56でタスクの目的が解析
され、ステップS57で行うべき処理がプランニングさ
れ、決定される。タスクテーブル44が図6の(b)に示した
状態の場合、最優先タスク62のANALYZEが取り出され、
その目的が受信情報を解析することにあると理解され、
解析を実行するようにプランニングされる。
【0051】続く、ステップS58で、上記プランニング
に従った処理の実行と、必要であれば新たなタスクがタ
スクテーブル44に追加される。例えば、図6の(b)に示し
たタスク62のANALYZEからプランニングされた通り、受
信情報を解析すると、ユーザが操作部41により指示した
内容「Print "contract.doc" from B」が解析され、新
たなタスク63のPRINTが図6の(c)のように追加される。
【0052】次に、再びステップS52に戻るが、新たな
タスクが受信されていないので、そのままステップS54
に進み、処理が繰り返される。その結果、前回のステッ
プS58で追加された図6の(c)に示したタスク63のPRINTが
取り出され、解析され、プランニングされる。この場
合、タスクPRINTを実行する為には、Objectが情報処理
装置1に存在しなければならないことが解析され、新た
なタスク64のPULLと、そのPULLされたObjectを利用する
タスク65のPRINTが図6の(d)のように追加される。
【0053】更に、処理が繰り返されると、図6の(d)に
示したタスク64のPULLが実行される。タスクPULLの実行
内容の詳細な説明については、本発明の重要な要素であ
るので、実施の形態2以降で詳細に説明する。
【0054】更に、処理が繰り返されると、上記タスク
PULLの結果取得されたObjectを利用して、図6の(e)で示
したタスク65が実行される。
【0055】その結果、タスクテーブル44は、図6の(f)
で示すように、初期化された時と同じ状態に戻る。
【0056】(実施形態2)図7は、他装置操作の可能
な入出力装置の一例を表す図である。
【0057】操作部41により実現される操作手順(U
I:User Interfaceの略)は、情報処理装置1自身が元
々持っている操作情報42を参照して実行される場合と、
ネットワーク等で接続されている他の情報処理装置2か
ら取得された操作情報42を参照して実行される場合があ
る。
【0058】図7に示したユーザの音声による指示71
や、操作パネルの画面72を利用した操作対象機器の指定
は、情報処理装置1の1実施形態である複写機74自身が
元々持っている操作情報42を参照して実行されたもので
ある。
【0059】一方、操作パネルの画面73を利用した転送
先及び条件の指定は、情報処理装置1の1実施形態であ
る複写機74が、処理実行部47においてタスクPULLを実行
した結果、ネットワーク等で接続されている他の情報処
理装置2の1実施形態であるFAX75から取得された操
作情報42を元に、更新された複写機74自身の操作情報42
を参照して実行されたものである。
【0060】また、FAX75の操作情報42をあらかじめ
複写機74自身が保持し、必要に応じて参照するようにし
ても良い。
【0061】また、FAX75の操作情報42をFAX75以
外のサーバ等の機器から、取得するようにしても良い。
【0062】ここで、上記情報処理装置1及び情報処理
装置2の間の、コミュニケーションの具体的な方法の詳
細については、実施形態8以降で説明する。
【0063】(実施形態 3)図8は、複数機器から構成
される機能が操作可能な入出力装置の一例を表す図であ
る。
【0064】操作部41により実現される操作手順(U
I:User Interfaceの略)は、情報処理装置1自身が元
々持っている操作情報42をそのまま参照して実行される
場合と、ネットワーク等で接続されている他の情報処理
装置2を検知した結果、更新された操作情報42を参照し
て実行される場合がある。
【0065】図8に示した操作パネル81を利用した複写
枚数の指定は、情報処理装置1の1実施形態である複写
機74自身が元々持っている操作情報42をそのまま参照し
て実行されたものである。ここで、操作パネルの下部に
表示されている「複写」は複写の実行指示を示してお
り、網掛けの状態で表示されている「送信」は送信処理
の実行が不可能であることを示している。
【0066】一方、82は操作パネル81と同様の操作パネ
ルを利用した複写枚数の指定であるが、ネットワーク等
で接続されている他の情報処理装置2の1実施形態であ
るFAX75を検知した結果、利用可能になった機能、送
信機能の網掛けを外した表示に更新された複写機74の操
作情報42を参照して実行されたものである。
【0067】そこで、ユーザが送信機能の実行を選択指
示すると、83の送信先指定の表示がされ、送信機能を実
行させることができる。以上により、ユーザは近くにあ
る複写機に、送信したい原稿をセットして送信機能の実
行を指示するだけで、ネットワーク等で接続された離れ
た場所のFAX75の機能を利用して、送信することがで
きる。これは、複写機の文書入力機能と、FAXの文書
送信機能を組み合わせた機能を実現したものである。
【0068】また、81のFAX75が接続されていない状
態であっても、あらかじめ83の送信先指定の操作以降の
送信操作を行っておき、FAX75の接続が検知されると
同時に、送信操作内容がFAX75に伝えられ、この内容
にしたがって自動送信されるようにしたり、あるいは84
に示したように自動送信前にユーザに確認を求めるよう
にするといった予約操作も可能である。
【0069】また、この例ではFAX75が接続されてい
ない状態で、実行不可能な送信指示の為の表示「送信」を
網掛けで表示していたが、全く表示しないという実施形
態も考えられる。
【0070】ここで、上記情報処理装置1及び情報処理
装置2の間の、コミュニケーションの具体的な方法の詳
細については、実施形態8以降で説明する。
【0071】(実施形態 4)図9は、コミュニケーショ
ン可能な入出力装置の一例を表す図である。
【0072】図9に示した例では、ユーザはデスクトッ
プPCのMyDesk92に現在自分が居る場所を表示さ
せようと、物理的に離れた場所にある複写機91に指示93
をしている。
【0073】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
る複写機91に指示した内容93「<My Desk> に居場所を表
示して」は、操作部41によりタスク受信部43に渡され、
解析され、プランニングされた結果、処理実行部47によ
りネットワーク等で接続されている他の情報処理装置2
の1実施形態であるPC92への指示タスクINDICATEとし
て実行される。
【0074】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるPC92は、受信部43によ
りコミュニケーションタスクCOMMUNICATIONを受信し、
受信した指示を解析し、プランニングした結果、処理実
行部47により画面にメッセージを表示するなどの処理を
実行する。
【0075】上記情報処理装置1及び情報処理装置2の間
の、コミュニケーションの具体的な方法の詳細について
は、実施形態8以降で説明する。
【0076】(実施形態5)図10は、他装置からの情報
取得可能な入出力装置の一例を表す図である。
【0077】図10に示した例では、ユーザは装置B102
が持つ情報104 "contract.doc"を、物理的に離れた場所
にあるプリンタ101に指示103をすることで、印刷させよ
うとしている。
【0078】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
るプリンタ101に指示した内容「 Bから "contract.doc"
を持ってきて印刷して 」は、操作部41によりタスク受
信部43に渡され、解析され、プランニングされた結果、
処理実行部47によりネットワーク等で接続されている他
の情報処理装置2の1実施形態である装置B102への情報
取得タスクPULLとして実行される。
【0079】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態である装置B102は、受信部43に
より情報取得タスクPULLを受信し、受信した指示を解析
し、プランニングした結果、処理実行部47により対応す
る情報104"contract.doc"を送信するなどの処理を実行
する。
【0080】上記情報処理装置1及び情報処理装置2の間
の、コミュニケーションの具体的な方法の詳細について
は、実施形態8以降で説明する。
【0081】(実施形態 6)図11は、他装置への情報格
納可能な入出力装置の一例を表す図である。
【0082】図11に示した例では、ユーザはスキャナ11
1で文書115を読み込んで指示113をすることで、物理的
に離れた場所にあるファイリングサーバ112にタイトル
やインデックスを付けてファイリングさせようとしてい
る。
【0083】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
るスキャナ111に指示した内容「Filing to Filing Serv
er, Title, Index Extraction」は、操作部41によりタ
スク受信部43に渡され、解析され、プランニングされた
結果、処理実行部47によりネットワーク等で接続されて
いる他の情報処理装置2の1実施形態であるファイリン
グサーバ112への情報格納タスクPUSHとして実行され
る。
【0084】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるファイリングサーバ112
は、受信部43により情報格納タスクPUSHを受信し、受信
した指示を解析し、プランニングした結果、処理実行部
47により対応する情報115"contract.doc"をファイリン
グするなどの処理を実行する。
【0085】上記情報処理装置1及び情報処理装置2の間
の、コミュニケーションの具体的な方法の詳細について
は、実施形態8以降で説明する。
【0086】(実施形態7)図12は、他装置への指示可
能な入出力装置の一例を表す図である。
【0087】図12に示した例では、ユーザはスキャナ12
1に指示123をすることで、物理的に離れた場所にあるフ
ァイリングサーバ122が持っている情報125を、更に物理
的に離れたJohn 124に送信させようとしている。
【0088】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
るスキャナ121に指示した内容「Action:SEND,What:abc.
doc,From:Filing Server,To:John」は、操作部41により
タスク受信部43に渡され、解析され、プランニングされ
た結果、処理実行部47によりネットワーク等で接続され
ている他の情報処理装置2の1実施形態であるファイリ
ングサーバ122への指示タスクとして実行される。
【0089】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるファイリングサーバ122
は、受信部43により指示タスクを受信し、受信した指示
を解析し、プランニングした結果、処理実行部47により
対応する情報125"abc.doc"をJohnにEmailで送信す
るなどの処理を実行する。
【0090】上記情報処理装置1及び情報処理装置2の間
の、コミュニケーションの具体的な方法の詳細について
は、実施形態8以降で説明する。
【0091】(実施形態8)図13は、<COMMUNICATE>タ
スクの流れを表すフローチャートである。
【0092】<COMMUNICATE>タスクとは、任意の装置
A、B間で、AがBと通信する必要がある場合のタスク
である。図13は、COMMUNICATE要求を送信する側(ソー
ス側)装置Aが、COMMUNICATE要求を受信する側(デス
ティネーション側)装置Bとの通信のために実行すべき
処理を示している。
【0093】まず、ステップS1312で、装置Aは、装置
Bにコンタクトし、通信を行なうためのコネクションを
確立しようとする。ステップS1313で、レスポンスがあ
ったかをチェックし、なければ、ステップS1314で、レ
スポンスがないことをユーザあるいは他の関係者に通知
する必要があるかを判断する。必要があれば、ステップ
S1315で、適当な手段/メディアで通知を行なう。ステ
ップS1316で、このタスクをシステムが後で再実行する
必要があるかを、システム自身の決定/推論、あるいは
ユーザの設定により判断する。再実行の必要があれば、
ステップS1317で、タスクテーブルに追加し、処理を終
了する。再実行が必要なければ、ステップS1318で、タ
スクを削除し、”failed list”に追加し、処理を終了
する。
【0094】一方、ステップS1313で、レスポンスがあ
れば、ステップS1319で、レスポンスが“Will callbac
k”であるかを判断し、そうであれば、装置Bが装置A
に後でコールバックするという意味なので、ステップS1
320で、このレスポンスをユーザあるいは他の関係者に
通知する必要があるかを判断する。必要があれば、ステ
ップS1321で、適当な手段/メディアで通知を行なう。
ステップS1322で、システムは、タスクをタスクテーブ
ルに追加し、後でコールバックがあることを覚えてお
き、そのコールバックに応答することとして処理を終了
する。
【0095】ステップS1319で、レスポンスが“Will ca
llback”でなかった場合、ステップS1323で、レスポン
スが“Contact later”であるかを判断し、そうであれ
ば、後でコンタクトして欲しいという意味なので、上述
したステップS1314以降の処理を行なう。ステップS1323
で、レスポンスが“Contact later”でなかった場合
は、レスポンスは“OK”であると想定され、ステップ
S1324で確認される。もし、“OK”でなければ、エラ
ーであるので、ステップS1331でエラーメッセージを表
示する。
【0096】レスポンスが“OK”の場合、ステップS1
325で、現在の動作のために装置Bと交渉の必要がある
かを判断し、必要であれば、ステップS1326で交渉を実
行する。ここで、交渉の対象には、データ交換やプロト
コル/バージョン交換のデータフォーマット、正しく通
信するために予め必要なその他の情報のデータフォーマ
ットを含むものである。この交渉は、通信のための共通
の土台ができあがるまで繰り返される。
【0097】ステップS1327で、装置Aより、通信した
い情報が装置Bに要求として伝えられる。これに対し、
ステップS1328で、レスポンスがあったかをチェック
し、レスポンスを受け取ったなら、ステップS1329で、
受けとった入力に対して実行すべきアクションがあるか
を判断する。ここでのアクションとは、例えば、フォー
マットの変換や不要なヘッダの削除等である。また、通
信の目的には、印刷、送信、ファイル、音声出力、表示
などのアクションが含まれているが、これは、必要なア
クションが実行されるべきことを示しており、ステップ
S1330で、タスクテーブルに追加される。
【0098】ステップS1328で、レスポンスがなけれ
ば、上述したステップS1314以降の処理を行なう。以上
の処理のループは、要求した情報が得られるか、システ
ムが処理を続行できなくなるまで続けられる。
【0099】(実施形態9)図14は、<PULL>タスクの流
れを表すフローチャートである。
【0100】<PULL>タスクとは、任意の装置A、B間
で、AがBから情報を引き出す必要がある場合のタスク
である。図14は、PULL要求を送信する側(ソース側)装
置Aが、PULL要求を受信する側(デスティネーション
側)装置Bとの通信のために実行すべき処理を示してい
る。
【0101】まず、ステップS1412で、装置Aは、装置
Bにコンタクトし、通信を行なうためのコネクションを
確立しようとする。ステップS1413で、レスポンスがあ
ったかをチェックし、なければ、ステップS1414で、レ
スポンスがないことをユーザあるいは他の関係者に通知
する必要があるかを判断する。必要があれば、ステップ
S1415で、適当な手段/メディアで通知を行なう。ステ
ップS1416で、このタスクをシステムが後で再実行する
必要があるかを、システム自身の決定/推論、あるいは
ユーザの設定により判断する。再実行の必要があれば、
ステップS1417で、タスクテーブルに追加し、処理を終
了する。再実行が必要なければ、ステップS1418で、タ
スクを削除し、”failed list”に追加し、処理を終了
する。
【0102】一方、ステップS1413で、レスポンスがあ
れば、ステップS1419で、レスポンスが“Will callbac
k”であるかを判断し、そうであれば、装置Bが装置A
に後でコールバックするという意味なので、ステップS1
420で、このレスポンスをユーザあるいは他の関係者に
通知する必要があるかを判断する。必要があれば、ステ
ップS1421で、適当な手段/メディアで通知を行なう。
ステップS1422で、システムは、タスクをタスクテーブ
ルに追加し、後でコールバックがあることを覚えてお
き、そのコールバックに応答することとして処理を終了
する。
【0103】ステップS1419で、レスポンスが“Will ca
llback”でなかった場合、ステップS1423で、レスポン
スが“Contact later”であるかを判断し、そうであれ
ば、後でコンタクトして欲しいという意味なので、上述
したステップS1414以降の処理を行なう。ステップS1423
で、レスポンスが“Contact later”でなかった場合
は、レスポンスは“OK”であると想定され、ステップ
S1424で確認される。もし、“OK”でなければ、エラ
ーであるので、ステップS1431でエラーメッセージを表
示する。
【0104】レスポンスが“OK”の場合、ステップS1
425で、現在の動作のために装置Bと交渉の必要がある
かを判断し、必要であれば、ステップS1426で交渉を実
行する。ここで、交渉の対象には、データのやり取りや
プロトコル/バージョンのやり取りのためのデータフォ
ーマット、正しく通信するために予め必要なその他の情
報を含むものである。この交渉は、通信のための共通の
土台ができあがるまで繰り返される。
【0105】ステップS1427で、装置Aより、引き出し
たい情報が装置Bに要求として伝えられる。これに対
し、ステップS1428で、要求した情報が受信できたかを
チェックし、要求した情報が得られたなら、ステップS1
429で、受けとった入力に対して実行すべきアクション
があるかを判断する。ここでのアクションとは、例え
ば、フォーマットの変換や不要なヘッダの削除等であ
る。また、情報の引き出しの目的には、印刷、送信、フ
ァイル、音声出力、表示などのアクションが含まれてい
るが、これは、必要なアクションが実行されるべきこと
を示しており、ステップS1430で、タスクテーブルに追
加される。
【0106】ステップS1428で、要求した情報が得られ
なければ、上述したステップS1414以降の処理を行な
う。以上の処理のループは、要求した情報が得られる
か、システムが処理を続行できなくなるまで続けられ
る。
【0107】(実施形態10)図15は、<PUSH>タスクの流
れを表すフローチャートである。
【0108】<PUSH>タスクとは、任意の装置A、B間
で、AがBに情報を渡す必要がある場合のタスクであ
る。図15は、PUSH要求を送信する側(ソース側)装置A
が、PUSH要求を受信する側(デスティネーション側)装
置Bとの通信のために実行すべき処理を示している。
【0109】まず、ステップS1512で、装置Aは、装置
Bにコンタクトし、通信を行なうためのコネクションを
確立しようとする。ステップS1513で、レスポンスがあ
ったかをチェックし、なければ、ステップS1514で、レ
スポンスがないことをユーザあるいは他の関係者に通知
する必要があるかを判断する。必要があれば、ステップ
S1515で、適当な手段/メディアで通知を行なう。ステ
ップS1516で、このタスクをシステムが後で再実行する
必要があるかを、システム自身の決定/推論、あるいは
ユーザの設定により判断する。再実行の必要があれば、
ステップS1517で、タスクテーブルに追加し、処理を終
了する。再実行が必要なければ、ステップS1518で、タ
スクを削除し、”failed list”に追加し、処理を終了
する。
【0110】一方、ステップS1513で、レスポンスがあ
れば、ステップS1519で、レスポンスが“Will callbac
k”であるかを判断し、そうであれば、装置Bが装置A
に後でコールバックするという意味なので、ステップS1
520で、このレスポンスをユーザあるいは他の関係者に
通知する必要があるかを判断する。必要があれば、ステ
ップS1521で、適当な手段/メディアで通知を行なう。
ステップS1522で、システムは、タスクをタスクテーブ
ルに追加し、後でコールバックがあることを覚えてお
き、そのコールバックに応答することとして処理を終了
する。
【0111】ステップS1519で、レスポンスが“Will ca
llback”でなかった場合、ステップS1523で、レスポン
スが“Contact later”であるかを判断し、そうであれ
ば、後でコンタクトして欲しいという意味なので、上述
したステップS1514以降の処理を行なう。ステップS1523
で、レスポンスが“Contact later”でなかった場合
は、レスポンスは“OK”であると想定され、ステップ
S1524で確認される。もし、“OK”でなければ、エラ
ーであるので、ステップS1531でエラーメッセージを表
示する。
【0112】レスポンスが“OK”の場合、ステップS1
525で、現在の動作のために装置Bと交渉の必要がある
かを判断し、必要であれば、ステップS1526で交渉を実
行する。ここで、交渉の対象には、データ交換やプロト
コル/バージョン交換のデータフォーマット、正しく通
信するために予め必要なその他の情報のデータフォーマ
ットを含むものである。この交渉は、通信のための共通
の土台ができあがるまで繰り返される。
【0113】ステップS1527で、装置Aより、渡したい
情報が装置Bに要求として伝えられる。これに対し、ス
テップS1528で、レスポンスがあったかをチェックし、
レスポンスを受け取ったなら、ステップS1529で、受け
とった入力に対して実行すべきアクションがあるかを判
断する。ここでのアクションとは、例えば、フォーマッ
トの変換や不要なヘッダの削除等である。また、通信の
目的には、印刷、送信、ファイル、音声出力、表示など
のアクションが含まれているが、これは、必要なアクシ
ョンが実行されるべきことを示しており、ステップS153
0で、タスクテーブルに追加される。
【0114】ステップS1528で、レスポンスがなけれ
ば、上述したステップS1514以降の処理を行なう。以上
の処理のループは、要求した情報が得られるか、システ
ムが処理を続行できなくなるまで続けられる。
【0115】(実施形態11)図16は、<INDICATE>タスク
の流れを表すフローチャートである。
【0116】<INDICATE>タスクとは、任意の装置A、B
間で、AがBに指示する必要がある場合のタスクであ
る。図16は、INDICATE要求を送信する側(ソース側)装
置Aが、INDICATE要求を受信する側(デスティネーショ
ン側)装置Bとの通信のために実行すべき処理を示して
いる。
【0117】まず、ステップS1612で、装置Aは、装置
Bにコンタクトし、通信を行なうためのコネクションを
確立しようとする。ステップS1613で、レスポンスがあ
ったかをチェックし、なければ、ステップS1614で、レ
スポンスがないことをユーザあるいは他の関係者に通知
する必要があるかを判断する。必要があれば、ステップ
S1615で、適当な手段/メディアで通知を行なう。ステ
ップS1616で、このタスクをシステムが後で再実行する
必要があるかを、システム自身の決定/推論、あるいは
ユーザの設定により判断する。再実行の必要があれば、
ステップS1617で、タスクテーブルに追加し、処理を終
了する。再実行が必要なければ、ステップS1618で、タ
スクを削除し、”failed list”に追加し、処理を終了
する。
【0118】一方、ステップS1613で、レスポンスがあ
れば、ステップS1619で、レスポンスが“Will callbac
k”であるかを判断し、そうであれば、装置Bが装置A
に後でコールバックするという意味なので、ステップS1
620で、このレスポンスをユーザあるいは他の関係者に
通知する必要があるかを判断する。必要があれば、ステ
ップS1621で、適当な手段/メディアで通知を行なう。
ステップS1622で、システムは、タスクをタスクテーブ
ルに追加し、後でコールバックがあることを覚えてお
き、そのコールバックに応答することとして処理を終了
する。
【0119】ステップS1619で、レスポンスが“Will ca
llback”でなかった場合、ステップS1623で、レスポン
スが“Contact later”であるかを判断し、そうであれ
ば、後でコンタクトして欲しいという意味なので、上述
したステップS1614以降の処理を行なう。ステップS1623
で、レスポンスが“Contact later”でなかった場合
は、レスポンスは“OK”であると想定され、ステップ
S1624で確認される。もし、“OK”でなければ、エラ
ーであるので、ステップS1631でエラーメッセージを表
示する。
【0120】レスポンスが“OK”の場合、ステップS1
625で、現在の動作のために装置Bと交渉の必要がある
かを判断し、必要であれば、ステップS1626で交渉を実
行する。ここで、交渉の対象には、データ交換やプロト
コル/バージョン交換のデータフォーマット、正しく通
信するために予め必要なその他の情報のデータフォーマ
ットを含むものである。この交渉は、通信のための共通
の土台ができあがるまで繰り返される。
【0121】続く、ステップS1627では、ユーザが操作
部41で行なった操作指示に従って、装置Aより装置B
に、指示が要求として伝えられる。
【0122】これに対し、ステップS1628で、レスポン
スがあったかをチェックし、レスポンスを受け取ったな
ら、ステップS1629で、受けとった入力に対して実行す
べきアクションがあるかを判断する。ここでのアクショ
ンとは、例えば、フォーマットの変換や不要なヘッダの
削除等である。また、通信の目的には、印刷、送信、フ
ァイル、音声出力、表示などのアクションが含まれてい
るが、これは、必要なアクションが実行されるべきこと
を示しており、ステップS1630で、タスクテーブルに追
加される。
【0123】ステップS1628で、レスポンスがなけれ
ば、上述したステップS1614以降の処理を行なう。以上
の処理のループは、要求した情報が得られるか、システ
ムが処理を続行できなくなるまで続けられる。
【0124】(実施形態12)図17は、<RESPOND>タスク
の流れを表すフローチャートである。
【0125】<RESPOND>タスクとは、COMMUNICATE要求を
受信する側(デスティネーション側)装置Bが応答する
場合のタスクである。図17は、送信側(ソース側)装置
Aから、COMMUNICATE要求(例えばPULL)を受信した装置
Bが実行すべき処理を示している。
【0126】まず、ステップS1712で、要求がコンタク
トであるかをチェックする。そうであれば、装置Aは装
置Bと通信を行なうためのコネクションを確立しようと
しており、ステップS1713で、ステータスS1に現在のス
テータスあるいは適当なユーザの設定値を割り当てる。
ステップS1314で、ステータスS1が“Very busy”または
“Standby”モードであるかをチェックし、そうであれ
ば、BはAの要求に応じられないということなので、ス
テップS1715で、どのように応答するかを決定する。そ
のために、BがAにいつでもコールバックできるかを判
断し、そうであれば、ステップS1716に進み、“Will ca
llback”と応答する。そうでなければ、ステップS1717
で“Contact later”と応答する。これは、AがBに後
でコンタクトしなければならないということである。一
方、ステップS1714で、ステータスS1が“Very busy”ま
たは“Standby”モードでなければ、OKと応答する。
応答が済めば、処理を終了する。
【0127】一方、要求の種類がコンタクトではない場
合、ステップS1719で、要求の種類が情報の要求である
かを判別する。そうであれば、ステップS1720で、図18
につき後述する情報要求型の要求に対する応答を行な
う。要求の種類が情報の要求でなければ、ステップS172
1で、要求の種類が情報の格納要求であるかを判別す
る。そうであれば、ステップS1722で、図19につき後述
する情報格納要求型の要求に対する応答を行なう。要求
の種類が情報の格納要求でなければ、ステップS1723
で、要求の種類が指示要求であるかを判別する。そうで
あれば、ステップS1724で、図20につき後述する指示要
求型の要求に対する応答を行なう。要求の種類が指示要
求でなければ、ステップS1723で適当な応答を行ない、
処理を終了する。
【0128】図18は、情報要求型の要求に対する応答タ
スクの流れを表すフローチャートである。このフローで
説明する処理は、要求の種類が情報要求の場合に起動さ
れる処理(図17のステップS1720)である。
【0129】まず、ステップS1812で、指示要求を送っ
てきた機器Aと、交渉する必要があるかチェックされ
る。交渉する必要があると判断された場合、ステップS1
813に進み、交渉を行う。ここで、交渉の対象には、デ
ータのやり取りやプロトコル/バージョンのやり取りの
ためのデータフォーマット、正しく通信するために予め
必要なその他の情報を含むものである。この交渉は、通
信のための共通の土台ができあがるまで繰り返される。
【0130】続いて、ステップS1814では要求された情
報を取りに行く。ステップS1815では、その結果、要求
された情報が見つかったかどうかがチェックされ、見つ
からなければ、ステップS1816で、返答=NGを返して
終了する。
【0131】また、見つかった場合には、ステップS181
7に進み、今すぐ伝送すべきかどうか判断され、すぐに
伝送する必要があれば、ステップS2018に進み、データ
をフォーマットしたり、コンバートしたりする必要があ
るかを判断し、必要であれば、ステップS1819で、フォ
ーマットやコンバートを行なう。続いて、ステップS182
0で、要求された情報を返答として送信し、処理を終了
する。一方、すぐに伝送する必要が無ければ、ステップ
S1821に進み、後でそのデータを送信するためのタスク
をタスクテーブルに追加し、ステップS1822で返答=O
Kを返して終了する。
【0132】図19は、情報格納型の要求に対する応答タ
スクの流れを表すフローチャートである。このフローで
説明する処理は、要求の種類が情報の格納の場合に起動
される処理(図17のステップS1722)である。
【0133】まず、ステップS1912で、要求を送ってき
た機器Aと、交渉する必要があるかチェックされる。交
渉する必要があると判断された場合、ステップS1913に
進み、交渉を行う。ここで、交渉の対象には、データの
やり取りやプロトコル/バージョンのやり取りのための
データフォーマット、正しく通信するために予め必要な
その他の情報を含むものである。この交渉は、通信のた
めの共通の土台ができあがるまで繰り返される。
【0134】続いて、ステップS1914ではAから送信さ
れた情報が取得される。ステップS1915では、情報を受
け取ったかどうかがチェックされ、受け取れなければ、
ステップS1916で、返答=NGを返して終了する。受け
取った場合は、ステップS1917に進み、データをフォー
マットしたり、コンバートしたりする必要があるかを判
断し、必要であれば、ステップS1918で、フォーマット
やコンバートを行なう。続いて、ステップS1919で、返
答=OKを返して終了する。
【0135】図20は、指示型の要求に対する応答タスク
の流れを表すフローチャートである。このフローで説明
する処理は、要求の種類が指示の場合に起動される処理
(図17のステップS1724)である。
【0136】まず、ステップS2012で、指示要求を送っ
てきた機器Aと、交渉する必要があるかチェックされ
る。交渉する必要があると判断された場合、ステップS2
013に進み、交渉を行う。ここで、交渉には、情報の形
式や、変換プロトコルや、バージョンの更新や、その他
の情報のタイプの変更に伴うものの調整や、指示内容の
具体化などが、例としてあげられる。なお、交渉プロセ
スは、この処理が起動される前に、既にプランニングさ
れている。
【0137】続いて、ステップS2014では指示情報が解
釈され、実際に行うべき処理が決定される。次の、ステ
ップS2015では、その処理が自分自身で実行可能かどう
かがチェックされ、実行不可能な場合、返答=NGを返
して終了する。
【0138】また、実行可能な場合には、ステップS201
7に進み、今すぐ実行すべきかどうか判断され、すぐに
実行する必要が無ければ、ステップS2020に進み、タス
クテーブルに、対応する処理の実行を指定するタスクを
追加し、返答=OKを返して終了する。
【0139】一方、すぐに実行する必要があれば、ステ
ップS2018に進み、指示された処理を実行し、その実行
結果を返答として返して、終了する。
【0140】(実施形態13)前出の図10を基に、PUL
Lタスクの例として、情報を引き出して印刷するプル・
プリンティング、すなわち、プリント・オン・デマンドの
例を説明する。
【0141】図10に示した例では、ユーザはプリンタA
101に指示103をすることで、プリンタAと物理的に離れ
た場所にある装置B102が持つ情報104 "contract.doc"
を引き出して、プリンタA101で印刷させることができ
る。ここで、装置Bは、プリンタ、スキャナ、デスクト
ップ、ファイリングサーバ等である。
【0142】ユーザがプリンタA101に指示した内容
「Bから "contract.doc" を持ってきて印刷して」は、
マウス等によるコマンド入力でもよいし、キーボードや
音声、デジタイザ、文字認識などによる自然言語の文章
入力でもよい。
【0143】ここで、装置BがプリンタAとは異なるタ
イプのデバイス、例えば、スキャナである場合、情報の
フォーマットは、TIFF、BMP、JPEGなどであ
り、フォーマットの変換が必要となる。この変換は、装
置B及びプリンタAのいずれの側で行なってもよく、こ
れにより適当なフォーマットに変換される。一方、例え
ば、装置Bもプリンタであり、かつ装置Bの情報がプリ
ンタAの理解できるフォーマットである場合(例えば、
共にPCLプリンタである場合)、変換は不要である。
そうでなければ、装置Bもプリンタであっても、変換の
必要がある。
【0144】なお、プリンタAもプリンタである必要は
なく、FAXや複写機、ディスプレイなどの他の出力機
器であってもよい。
【0145】次に、上述のPULLタスクの情報の流れ
を説明する。図21は、プル・セッションの例を示す図で
ある。ここでは、装置A及びBを共にプリンタとする
が、上述したように、スキャナ、プリンタ、複写機、F
AX等であってよく、同一のタイプの機器である必要は
ない。
【0146】装置Aは図14の処理手順、装置Bは図18の
処理手順に従う。まず、装置Aは、装置Bにコンタクト
し、通信を行なうためのコネクションを確立しようとす
る(図14のステップS1412)。これに対し、レスポンスが
OKであった(図14のステップS1424、図18のS1822)とす
ると、情報(この場合、情報<abc>)についての要求、及
び場合によっては必要な情報フォーマットが装置Bに送
信される(図14のステップS1427)。
【0147】装置Bは要求された情報を取りに行き(図1
8のステップS1814)、必要ならフォーマットを変換して
(図18のステップS1819)、要求に対する応答として情報
を送信する(図18のステップS1820)。
【0148】装置Aでは、装置Bから情報を引き出す
と、ユーザからの指示あるいはシステムの判定により、
必要なアクションを実行する。必要なアクションとは、
例えば、印刷であり、この場合、プル・プリンティン
グ、すなわち、遠方から情報を引き出して印刷する。換
言すれば、プリント・オン・デマンドを実現できる。
【0149】必要なアクションの他の例は、表示であ
り、この場合、プル・ビューイング、すなわち、遠方か
ら情報を引き出して表示する。換言すれば、ビュー・オ
ン・デマンドを実現できる。必要なアクションの他の例
は、音声出力であり、この場合、プル・ヒアリング、す
なわち、遠方から情報を引き出して聞くことができる。
換言すれば、ヒア・オン・デマンドを実現できる。
【0150】同様に、必要なアクションの他の例として
格納、ファイリング、転送等を行なうことができる。こ
こで、引き出される情報のタイプは何でもよく、例え
ば、文書、ファイル、電子メール、スケジュール、ステ
ータスレポート、ログ、ボイスメール、電話でもよい。
【0151】(実施形態14)図22は、プル・セッション
の他の例を示す図である。ここでは、図21と同様の手順
で、装置Aから装置Bに対して、情報<abc>が要求され
る。しかしながら、装置Bでは、要求された情報を直ち
に送らない(図18のステップS1817でNo)。そして、後で
そのデータを送信するためのタスクをタスクテーブルに
追加し(図18のステップS1821)、返答=OKを
返して終了する(図18のステップS1822)。
【0152】この場合、要求された情報の転送は、新た
なセッションを確立し、装置Bからの印刷要求として行
われる。
【0153】(実施形態15)図23は、プル・セッション
の他の例を示す図である。ここでは、実際に必要な情報
の転送に先立って、交渉が行なわれる(図14のステップS
1425-1426、図18のステップS1812-1822)。ここでは、装
置Aが引き出すべき情報は、ファイルであり、装置Aか
ら装置Bに対して、まず、ファイルのリストが要求され
る。これに対し、装置Bからファイルのリストが送信さ
れる。このリストより、システムが必要な情報を決定
し、あるいはユーザが必要な情報を入力指示することに
より、装置Aは、要求すべき情報を決定し、上述の例と
同様に、装置Bに対して、情報の要求を行なう。
【0154】(実施形態16)図24は、ヒア・オン・デマン
ドの例を説明する図である。この例では、“Read out N
ew Mail”が入力される。なお、図24では、この入力の
ために入力ウィンドウを用いているが、前述の例と同
様、音声入力装置、キーボード、デジタイザ等、どのよ
うな入力装置でもよい。
【0155】この例では、上述の命令が、小杉にある装
置A(ここではプリンタ)に与えられ、出力すべきメー
ルは、下丸子にある装置B(デスクトップ)にある。こ
こで、装置A及びBは、同じ場所にあってもよいし、同
一のネットワークドメイン上、あるいは異なるドメイン
上にあってもよい。このセッションについて、図25につ
き説明する。
【0156】図25は、プル・セッションの他の例を示す
図である。ここでは、情報のタイプが電子メールであ
り、要求されるフォーマットが音声であるが、処理手順
は、前の例と同様である。
【0157】すなわち、装置Aが上記の情報(メール)
を要求し(図14、ステップS1427)、装置Bが要求され
たデータを要求されたフォーマット(ここでは、音声フ
ォーマット)に変換し(図18、ステップS1819)、応答
する。その後、装置Aで適切なアクションを実行する。
ここでは、適切なアクションは、情報を音声出力するこ
とであり、メールの内容が読み上げられる。なお、ここ
では、テキストから音声フォーマットへの変換を装置B
で行なうとしたが、装置Bでは変換できない場合などに
は、装置Aで出力に先立って変換を行なうようにしても
よい。
【0158】(実施形態17)図26は、プルタスクの他の
例を説明する図である。この例では、装置Aに対して命
令するのに装置Cを用いる。ここでは、装置Aはディス
プレイであり、「僕のスケジュールを見せて」という指
示が装置Cに発せられる。これは、指示には通信が明示
されていないが、ユーザが、装置B(ユーザのデスクト
ップ)からスケジュール情報を取り出して、装置Aに表
示させたいということである。
【0159】情報のタイプが、スケジュール情報である
ものの、処理手順は、これまでの例と同様である。
【0160】(実施形態18)図27は、プッシュ・タスク
の例を説明する図である。この例では、命令が与えられ
る装置Aは、スキャナであり、図27に示された命令は、
装置Aに対して、今朝スキャンした文書を装置B(ここ
では、プリンタ)に送り、かつ、装置Bに対して、その
文書をすぐに印刷せずに、ホールドするように指示して
いる。このセッションを次に説明する。
【0161】図28は、図27のプッシュ・タスクの例にお
けるセッションを示す図である。上述したように、ここ
では、装置Aはスキャナであり、装置Bはプリンタであ
る。
【0162】装置Aは図15の処理手順、装置Bは図19の
処理手順に従う。まず、装置Aは、装置Bにコンタクト
し、通信を行なうためのコネクションを確立しようとす
る(図15のステップS1512)。これに対し、レスポンスが
OKであった(図15のステップS1524、図17のS1718)とす
る。
【0163】次に、情報(この場合、情報<abc>)の伝送
を要求する。この要求の種類は、情報格納型であるの
で、装置Bは図19の処理手順に従う。そして、交渉(図1
5のステップS1526、図19のS1913)により、装置Bは、伝
送される情報のフォーマット(<xyz>)を装置Aに要求す
る。
【0164】装置Aは、必要ならフォーマットを変換し
て、要求した情報を送信する(図15のステップS1527)。
装置Bは、データを受信すると、送信側、ユーザ、装置
自身のいずれかの決定により、必要なアクションを行な
う。このアクションは、例えば、フォーマット変換、フ
ァイリング、索引作成、データ抽出、タイトル抽出等で
ある。この例での必要なアクションは、受け取った文書
をすぐに印刷せずに、ホールドすることである。
【0165】(実施形態19)図29は、プッシュタスクの
例を示す図である。
【0166】ここでは、装置Aはスキャナであり、装置
B(スキャナ)及び装置C(ファイリングサーバ)に対
して、情報をプッシュして、受信側に、文書をファイル
して、タイトルとインデックスを抽出するように要求す
る。
【0167】具体的な手順は、実施形態18と同様であ
る。装置A、B間のセッションを図30につき、説明す
る。装置A、C間も同様である。但し、装置A、B間の
通信と装置A、C間の通信とは、並行に行なわれる。
【0168】図30は、プッシュ・セッションの例を示す
図である。ここでは、装置A及びBはスキャナである。
【0169】データが装置Bで受信されると、装置B
は、必要なアクションを行なう。この場合、装置Aが関
連する実行すべきアクションを指定する情報を送信して
いる。ここでは、そのアクションは、ファイルして、タ
イトルとインデックスを抽出することである。ここで
は、アクションは、装置Aから指示されているが、装置
Bが決定してもよいし、受け取ったアクションを破棄し
てもよい。
【0170】(実施形態20)図31は、プッシュ・タスク
の他の例であるメールの送信の例を示す図である。
【0171】ここでは、小杉にある装置A(プリンタ)
から、ニューヨークにある装置B(JohnのPC、装置A
とはネットワークのサブドメインが異なる)へ“Get de
signfrom Bill”というメールを送ろうとしている。
【0172】メールの送信は、以下のいずれの方法によ
ってもよい。まず、装置A自身にメールを送信する機能
がある場合は、自分で送信を行なう。そうでなければ、
ネットワーク上の他の装置、例えばメールサーバにメー
ルの情報を送って、そのメールの送信を依頼する。
【0173】(実施形態21)前述の図9につき、指示タ
スクINDICATEの流れを説明する。
【0174】ユーザはデスクトップPCのMyDesk
92に現在自分が居る場所を表示させようと、物理的に離
れた場所にある複写機91に指示93を与えている。
【0175】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
る複写機91に指示した内容93「<My Desk>に、居場所を
表示して」は、操作部41によりタスク受信部43に渡さ
れ、解析され、プランニングされた結果、処理実行部47
によりネットワーク等で接続されている他の情報処理装
置2の1実施形態であるPC92への指示タスクINDICATE
として実行される。
【0176】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるPC92は、受信部43によ
り指示情報を受信し、受信した指示を解析し、プランニ
ングした結果、処理実行部47により画面に「会議中です
(下丸子A111会議室)」のように居場所を表示するなど
の処理を実行する。
【0177】情報処理装置1及び情報処理装置2の間のセ
ッションごとの情報の流れを図32で説明する。
【0178】図32は、指示タスクINDICATEにおける情報
処理装置1の1実施例である複写機、及び情報処理装置2
の1実施例であるPCの間のセッションごとの情報の流
れを表した図である。
【0179】処理手順は、送信側は図16に、受信側は図
20に従う。ここでは、通信内容は、指示とその指示に対
応する処理の処理対象情報であるが、情報の流れは、上
述したプッシュタスクの場合と同様である。
【0180】機器Aからの指示希望に対して、機器Bは
自分が理解可能な指示のタイプとして、<xyz>typeを送
信する。その情報を受けた機器Aは必要に応じて指示情
報を変換する。
【0181】その後、実際の指示の情報として、この例
の場合、現在会議を行っているという事実、及び現在い
る場所を、PCの画面上に表示するように、指示と必要
な情報をまとめて機器Bに送信する。
【0182】情報を受け取った機器Bは、情報に応じて
必要な処理を行った後、指示された通りに画面にユーザ
の居場所を表示する。
【0183】(実施形態22)前述の図7につき、指示タ
スクINDICATEの他の例を説明する。
【0184】ユーザは新川崎にあるFAX75に送信され
る、鈴木さんからの書類を、小杉にある豊田さんのプリ
ンタ77に転送するように、FAX75を設定する為に、物
理的に離れた場所にある複写機74に指示71を与えてい
る。
【0185】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
る複写機74に指示した内容71「鈴木さんから書類が来た
ら豊田さんに回しておく様に、MyFAXに伝えてくれる
?」は、操作部41によりタスク受信部43に渡され、解析
され、プランニングされた結果、処理実行部47によりネ
ットワーク等で接続されている他の情報処理装置2の1
実施形態であるFAX75への指示タスクINDICATEとして
実行される。
【0186】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるFAX75は、受信部43に
より指示情報を受信し、受信した指示を解析し、プラン
ニングした結果、処理実行部47により条件設定を変更す
るなどの処理を実行する。情報処理装置1及び情報処理
装置2の間のセッションごとの情報の流れは図33で説明
する。
【0187】図33は、指示タスクINDICATEの他の例にお
ける情報処理装置1の1実施例である複写機、及び情報
処理装置2の1実施例であるFAXの間のセッションご
との情報の流れを表した図である。
【0188】処理手順は、送信側は図16に、受信側は図
20に従う。情報の流れは、上述した例の場合と同様であ
る。
【0189】まず、機器Aが指示希望に対して、機器B
は自分が理解可能な指示のタイプとして、<xyz>typeを
送信する。その情報を受けた機器Aは必要に応じて指示
情報を変換する。
【0190】その後、実際の指示の情報として、この例
の場合、鈴木さんからユーザ宛ての書類が来たら、豊田
さんに転送するように、指示と必要な情報をまとめて機
器Bに送信する。
【0191】情報を受け取った機器Bは、情報に応じて
必要な処理を行った後、指定された条件を設定する。
【0192】(実施形態23)図12につき、指示タスクIN
DICATEの他の例を説明する。
【0193】ユーザは、ファイリングサーバ122に、格
納されている文書125 "abc.doc"をJohn124に送るように
指示する為に、物理的に離れた場所にあるスキャナ121
に指示123をしている。
【0194】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
るスキャナ121に指示した内容123「Action:SEND,What:a
bc.doc,From:Filing Server,To:John」は、操作部41に
よりタスク受信部43に渡され、解析され、プランニング
された結果、処理実行部47によりネットワーク等で接続
されている他の情報処理装置2の1実施形態であるファ
イリングサーバ122への指示タスクINDICATEとして実行
される。
【0195】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるファイリングサーバ372
は、受信部43により指示情報を受信し、受信した指示を
解析し、プランニングした結果、処理実行部47により文
書を送信するなどの処理を実行する。
【0196】情報処理装置1及び情報処理装置2の間のセ
ッションごとの情報の流れは図34で説明する。
【0197】図34は、情報処理装置1の1実施例である
スキャナ、及び情報処理装置2の1実施例であるファイ
リングサーバの間のセッションごとの情報の流れを表し
た図である。処理手順は、送信側は図16に、受信側は図
20に従う。情報の流れは、上述した例の場合と同様であ
る。
【0198】装置Aからの指示をしたいという希望に対
して、装置Bは自分が理解可能な指示のタイプとして、
<xyz>typeを送信する。その情報を受けた装置Aは必要
に応じて指示情報を変換する。
【0199】その後、実際の指示の情報として、この例
の場合、ファイリングサーバが持っている文書"abc.do
c"をJohnに送信するように、指示と必要な情報をまとめ
て装置Bに送信する。
【0200】情報を受け取った装置Bは、情報に応じて
必要な処理を行った後、送信方法をEmail等最適な方法
に決定した後、指示された通りに文書をJohnに送信す
る。
【0201】(実施形態24)図35は、他装置の操作手順
を利用した操作の流れを表す図である。
【0202】図12につき説明した実施形態23では、ユー
ザが、ファイリングサーバ122に、格納されている文書1
25 "abc.doc"をJohnのデスクトップ124に送るように指
示する為に、物理的に離れた場所にあるスキャナ121に
指示をして、その内容をスキャナ121が解釈して、指示
タスクINDICATEを実行させていた。
【0203】この例では、スキャナ351が、ファイリン
グサーバ352から受信した操作情報353を表示し、その表
示に従ってユーザが操作をし、その操作した情報をファ
イリングサーバ352に送信することで、実施形態23と同
じ目的を実現している。
【0204】ユーザが、情報処理装置1の1実施形態で
あるスキャナ351に、ファイリングサーバ352の操作を希
望していることを指示すると、スキャナ351は、プラン
ニング決定部46で、ファイリングサーバ352の操作手順3
53を実現するために必要な操作情報を取得すべきである
とプランニングする。そこで、処理実行部47により、ネ
ットワーク等で接続されている他の情報処理装置2の1
実施形態であるファイリングサーバ352への情報取得タ
スクPULLとして実行される。
【0205】ネットワーク等で接続されている他の情報
処理装置2の1実施形態であるファイリングサーバ352
は、受信部43により情報要求情報を受信し、受信した要
求を解析し、プランニングした結果、処理実行部47によ
り操作情報353を送信するなどの処理を実行する。
【0206】ファイリングサーバ352から操作情報353を
受信したスキャナ351の操作部41には画面が設けられて
おり、操作部41により操作情報353に対応するファイリ
ングサーバ352の操作手順を画面表示する。
【0207】表示された操作画面に従って、行われたユ
ーザの操作による情報は、前述と同じような流れで、フ
ァイリングサーバ352に送信される。ユーザの操作を受
信したファイリングサーバ352は、その操作を解釈して
必要な処理を実行し、その結果ユーザの目的であるファ
イル"abc.doc"のJohnへの送信が可能になる。
【0208】上記説明では、ファイリングサーバ352の
操作手順を実現する為の操作情報353を、ファイリング
サーバ352自身が送信しているが、操作情報353を管理す
る操作情報サーバを用意し、そこから受信するようにし
ても良い。あるいは、情報処理装置1の1実施形態であ
るスキャナ351と同じように、以前にファイリングサー
バ352の操作情報353を受信した、第3の情報処理装置か
ら受信しても良い。また、上記のスキャナ351に代えて
プリンタを用いてもよい。
【0209】(実施形態25)図39は、印刷JOBの3種類の
状態への変化と、それぞれの状態に対応した処理の関係
を表す図である。
【0210】情報処理装置1の1実施形態である出力装
置(プリンタ)は、ユーザが印刷を指示した文書等を含
んだ印刷JOBを受信する。
【0211】まず、入力JOB判定部391により、受信した
印刷JOBが、すぐに印刷を実行すべきものなのか、実行
条件が成立するまで保留すべきものなのかを判断し、保
留JOB管理部392または出力待ちJOB管理部394に渡す。
【0212】保留JOB管理部392では、受け取った印刷JO
Bを保留JOBとして保留JOBテーブル393に保存し、逆に保
留JOBテーブル393に保存されている保留JOBで実行条件
が成立しているJOBがないかチェックし、あれば保留JOB
テーブル393から取り出す。取り出された実行条件が成
立した保留JOBは、出力待ちJOB管理部394に渡される。
【0213】出力待ちJOB管理部394では、受け取った印
刷JOBを出力待ちJOBとして出力待ちJOBテーブル395に保
存し、逆に出力部396での出力が可能になった時に、出
力待ちJOBテーブル395に保存されている出力待ちJOBを
取り出し、出力部396に渡す。
【0214】出力部396では、受け取った印刷JOBを実際
に印刷し、印刷に成功した場合、印刷済みの印刷JOBを
保存する為に、出力済みJOB管理部397に渡す。
【0215】出力済みJOB管理部397では、受け取った印
刷済みの印刷JOBを、出力済みJOBとして出力済みJOBテ
ーブル398に保存する。
【0216】以上説明したように、受信した印刷JOB
は、3つの状態に変化して処理される。
【0217】なお、保留JOBの実行条件には、ユーザが
実行を指示するまで保留するという条件のほかにも、指
定した時間になったら印刷するという条件や、印刷の主
体が情報処理装置1の1実施形態であるプリンタA以外
のプリンタの場合には、そのプリンタが印刷可能になっ
たらという条件、などがある。
【0218】図40は、本実施形態の印刷処理の流れを示
すフローチャートである。
【0219】情報処理装置1の1実施形態であるプリン
タAに、文書"abc.doc"をプリンタA自身、又はプリンタA
以外のプリンタで印刷するように指示されたことで、実
行される印刷タスク「PRINT(A,"abc.doc")」、又は「PR
INT(not A,"abc.doc")」の印刷処理の流れを表したもの
である。
【0220】印刷タスクPRINTが起動されると、まずス
テップS4001で印刷対象の印刷JOBに、実際に印刷を行う
べき文書が含まれているかどうかチェックし、印刷を行
うべき文書が無い場合ステップS4002に進む。
【0221】ステップS4002では、上記文書が、図39で
説明した保留JOBテーブル393、出力待ちJOBテーブル39
5、出力済みJOBテーブル398に保存されている印刷JOBに
含まれる文書にあるかどうか検索し、続くステップS400
3で文書が見つからなかったと判断された場合、ステッ
プS4004に進む。
【0222】ステップS4004では、他の情報処理装置2か
ら上記文書を取得する為に、情報取得タスクPULLを実行
し、続くステップS4005で文書を取得成功と判断された
場合、ステップS4006に進み、取得に失敗した場合ステ
ップS4016に進み、エラー表示とその他の必要な処理を
行った後、処理を終了する。
【0223】ステップS4006では、印刷対象の文書が、
情報処理装置1の1実施形態であるプリンタA、又はプリ
ンタA以外のプリンタで印刷可能な記述かどうかがチェ
ックされる。その結果、プリンタ記述言語などへの変換
が必要と判断された場合、ステップS4007へ進む。
【0224】ステップS4007で、情報処理装置1の1実施
形態であるプリンタA自身で変換可能であるかを判断す
る。変換可能と判断された場合、ステップS4008に進
み、印刷文書を変換する。一方、変換不可能と判断され
た場合、ステップS4009に進み、印刷文書の変換を他の
情報処理装置2に指示INDICATEを行なう。ただし、ここ
で行われる指示INDICATEの結果、他の情報処理装置2
は、すぐに変換を行ってその変換結果を返すようにして
も良いし、変換しても良いという返事だけを返し、実際
の変換は後で印刷を指示された時に行うようにしてもか
まわない。
【0225】次のステップS4010では、上記変換結果が
成功したかどうか判断し、変換成功の場合ステップS401
1に進み、変換失敗の場合ステップS4016に進みエラー表
示とその他の必要な処理を行った後、処理を終了する。
【0226】ステップS4011では、情報処理装置1の1実
施形態であるプリンタA自身で印刷すべきかどうか判断
し、自分自身で印刷すべきと判断した場合、ステップS4
012に進み、文書を印刷する。一方、他の情報処理装置2
で印刷すべきと判断した場合、ステップS4013に進み、
他の情報処理装置2への情報格納タスクPUSHと印刷タス
クPRINTを実行する。
【0227】ステップS4014で、印刷が成功したかを判
断し、成功したと判断された場合、ステップS4015に進
み、印刷JOBを印刷済みJOBとして、出力済みJOBテーブ
ル398に保存し、その他必要な処理を実行して終了す
る。一方、印刷が失敗したと判断された場合、ステップ
S4016に進み、エラー表示とその他の必要な処理を行な
って処理を終了する。
【0228】なお、ステップS4008で行われる文書の変
換とは、通常のテキスト文書をプリンタ記述言語に変換
するだけでなく、特定のプリンタ記述言語で記述された
文書を、印刷しようとしているプリンタが印刷可能なプ
リンタ記述言語に変換したり、スキャナやデジタルカメ
ラで読み込まれた画像フォーマットの文書をプリンタ記
述言語に変換したり、WWW等で一般的な文書記述言語で
書かれた文書をプリンタ記述言語に変換することも含ま
れる。
【0229】また、ステップS4009で行われる変換の指
示INDICATEは、特定のアプリケーションに固有な言語で
記述された文書を、プリンタで印刷可能なプリンタ記述
言語に変換する為に、対応するアプリケーションを持つ
情報処理装置2に変換を指示することや、特定のプリン
タに固有な言語で記述された文書を、自分自身で印刷可
能なプリンタ記述言語に変換する為に、対応する印刷機
能を持つ情報処理装置2に変換を指示することであって
もよい。
【0230】図41は、図39及び図40で説明した印刷JOB
及び処理の流れと、ユーザの操作との関係を表す図であ
る。
【0231】ユーザが文書"abc.doc"413を、情報処理装
置2の1実施形態であるスキャナA411に読み込ませ、指
示「プリンタBに、"abc.doc"を送って!」414を行った
場合、印刷JOBを受信した情報処理装置1の1実施形態で
あるプリンタB412は、"abc.doc"をすぐには印刷せずに
保留JOBとして、保留JOBテーブル393に保存する。
【0232】ここで、新たにユーザが上記保留JOBに対
して、指示「保留文書を見せて!」415を行なうと、文
書"abc.doc"がプリンタBの操作パネル上に表示され
る。更に、文書"abc.doc"を指定して削除指示「保留文
書を削除して!」416を行なうと、保留JOBテーブル393
から指定された文書が削除される。
【0233】また、ユーザが文書"abc.doc"を指定して
印刷を指示「保留文書を印刷して!」417すると、文書"
abc.doc"は印刷待ちJOBに変わり、印刷待ちJOBテーブル
395に保存され、印刷が可能になると実際に印刷418され
る。
【0234】そこで、印刷が成功すると、文書"abc.do
c"は印刷済みJOBに変わり、印刷済みJOBテーブル398に
保存される。さらに、ユーザが印刷済み文書の文書"ab
c.doc"を指定して、削除指示「印刷済み文書を削除して
!」419を行なうと、印刷済みJOBテーブルから文書が削
除される。
【0235】図42は、図39で説明した3種類の状態にあ
る印刷JOBを、ユーザが操作する為の表示画面の一例を
示す図である。
【0236】ユーザが行った操作や、他の情報処理装置
2からの指示や、情報処理装置1自身が行った処理の結果
により、上記3状態の印刷JOBは任意に操作され、新た
なタスクとしてタスクテーブル399に追加される。
【0237】例えば、図42の操作画面を利用すること
で、ユーザは保留JOBテーブル393, 4201に保存されてい
る印刷JOBを削除4206したり、別のプリンタで印刷する
ように送信4208したり、今すぐに印刷するように指示す
ることが可能である。また、出力待ちJOBテーブル395,4
202に保存されている印刷JOBの優先度を高め4210、最優
先で印刷するようにしたり、出力済みJOBテーブル398,4
203に保存されている印刷JOBを再び印刷4204するように
指示することも可能である。
【0238】なお、本発明は、上記実施形態の機能が実
現できる範囲において、複数の機器(例えばコンピュー
タ本体、インターフェイス機器、ディスプレイなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、単一の機器からな
る装置に適用してもよい。
【0239】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種デバイスを動作させることを目的として、該
各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコ
ンピュータに、前述した実施形態の機能を実現するソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、供給されたプロ
グラムにしたがって、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)により、前記各種デ
バイスを動作させることによって実施したものも、本願
発明の範囲に含まれる。またこの場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコード自
体、そのプログラムコードをコンピュータに供給する手
段、例えばかかるプログラムコードを記憶した記憶媒体
は、本発明を構成することになる。
【0240】かかるプログラムコードを供給する為の記
憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM等を使用できる。
【0241】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)、あるいは他のアプリケーショ
ンソフトなどと協働して前述の実施形態の機能が実現さ
れる場合にも、かかるプログラムコードは本願発明の範
囲に含まれることは言うまでもない。
【0242】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0243】本願発明を上記記憶媒体に適用する場合、
その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応
するプログラムコードを格納すればよい。
【0244】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
必要に応じて、他の装置との通信等の適切な処理を決定
して実行できるので、処理に必要な情報をという効果が
ある。
【0245】また、自装置の処理すべき情報を他装置か
ら取得して処理することができるという効果がある。
【0246】また、自装置の処理結果である指示などの
情報を他装置に送って格納させることができるという効
果がある。
【0247】例えば、ある処理の内容に応じて、その処
理の対象となる情報を他の装置から取得したり、状況な
どに応じて、必要な処理を他の装置に指示したりして処
理の目的を達成することができる。
【0248】また、自装置の処理のための操作部の操作
により、他の装置を制御することができるという効果が
あり、自装置の処理に必要な文書の読み込み、印刷、表
示などの機能の操作性を大幅に向上させる効果がある。
【0249】また、必要に応じて操作手順などの情報を
取得することが可能になるので、必要な操作手順などの
情報を予め持つ必要はなくなり、例えば、入出力機器が
異なる環境にPCを移動させた場合や、新しく入出力機
器を導入した場合のようなPCの利用環境の変化に柔軟
に対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のシステム構成を表す図である。
【図2】実施形態の他のシステム構成を表す図である。
【図3】実施形態の機能構成を示す図である。
【図4】実施形態の各装置のハードウェア構成を表す図
である。
【図5】実施形態の全体処理の流れを示したフローチャ
ートである。
【図6】タスクテーブルの一例を表す図である。
【図7】他装置操作の可能な入出力装置の一例を表す図
である。
【図8】複数機器から構成される機能が操作可能な入出
力装置の一例を表す図である。
【図9】コミュニケーション可能な入出力装置の一例を
表す図である。
【図10】他装置からの情報取得可能な入出力装置の一
例を表す図である。
【図11】他装置への情報格納可能な入出力装置の一例
を表す図である。
【図12】他装置への指示可能な入出力装置の一例を表
す図である。
【図13】<COMMUNICATE>タスクの流れを表すフローチ
ャートである。
【図14】<PULL>タスクの流れを表すフローチャートで
ある。
【図15】<PUSH>タスクの流れを表すフローチャートで
ある。
【図16】<INDICATE>タスクの流れを表すフローチャー
トである。
【図17】<RESPOND>タスクの流れを表すフローチャー
トである。
【図18】情報要求型の要求に対する応答タスクの流れ
を表すフローチャートである。
【図19】情報格納型の要求に対する応答タスクの流れ
を表すフローチャートである。
【図20】指示型の要求に対する応答タスクの流れを表
すフローチャートである。
【図21】プル・セッションの例を示す図である。
【図22】プル・セッションの他の例を示す図である。
【図23】プル・セッションの他の例を示す図である。
【図24】ヒア・オン・デマンドの例を説明する図であ
る。
【図25】プル・セッションの他の例を示す図である。
【図26】プルタスクの他の例を説明する図である。
【図27】プルタスクの他の例を説明する図である。
【図28】プルタスクの他の例におけるセッションを示
す図である。
【図29】プッシュタスクの例を示す図である。
【図30】プッシュ・セッションの例を示す図である。
【図31】メールの送信の例を示す図である。
【図32】指示タスクINDICATEのセッションの例を表す
図である。
【図33】指示タスクINDICATEのセッションの他の例を
表す図である。
【図34】指示タスクINDICATEのセッションの他の例を
表す図である。
【図35】他装置の操作手順を利用した操作の流れを表
す図である。
【図36】PCがプリンタに印刷命令を送る例を示す図
である。
【図37】サーバの端末としてPCを利用する例を説明
する図である。
【図38】スキャナとプリンタをPCで制御する例を説
明する図である。
【図39】印刷JOBの状態変化と、それぞれの状態に対
応した処理の関係を表す図である。
【図40】印刷処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図41】印刷JOB及び処理の流れと、ユーザの操作と
の関係を表す図である。
【図42】印刷JOBを、ユーザが操作する為の表示画面
の一例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 誠之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 高橋 聡美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 三瓶 修一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 藤井 憲一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 須田 アルナ・ローラ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (132)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行すべき処理を決定する決定手段と、 該決定手段により決定された処理を実行する処理手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、自装置で実行可能な処
    理と、自装置の状況と、ユーザからの指示と、処理対象
    情報の内容との少なくとも1つに基づいて決定を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理は、外部装置との通信を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記通信は、外部装置からの情報の取得
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記情報の取得は、前記外部装置への送
    信要求を含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記通信は、外部装置への情報の格納を
    含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記通信は、外部装置への指示を含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記通信は、外部装置からの受信に対す
    る応答を含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記受信の内容は情報の送信要求であ
    り、前記応答において要求された情報を送信することを
    特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記受信の内容は情報の格納要求であ
    り、前記応答において格納の成否を送信することを特徴
    とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記受信の内容は指示であり、前記応
    答において当該指示の実行結果を送信することを特徴と
    する請求項8に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 外部装置と通信するための通信手段
    と、 該通信手段を介して、前記外部装置より受信した情報を
    処理する処理手段と、 前記通信手段を介して、前記外部装置から情報を取得す
    る取得手段と、 該取得手段により取得される情報を、前記処理手段によ
    り処理するように制御する制御手段とを有することを特
    徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記処理手段は、情報を出力する出力
    手段であることを特徴とする請求項12に記載の情報処
    理装置。
  14. 【請求項14】 前記取得手段が、 前記外部装置に情報の送信要求を行なう要求手段と、 当該送信要求に応じて前記外部装置より送信される情報
    を、前記通信手段を介して受信するように制御する制御
    手段とを有することを特徴とする請求項12に記載の情
    報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記取得手段が、特定の情報を取得す
    るものであることを特徴とする請求項12に記載の情報
    処理装置。
  16. 【請求項16】 前記取得手段が、特定の外部装置から
    情報を取得するものであることを特徴とする請求項12
    に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記取得手段により情報を取得するべ
    きかを判断する判断手段を有し、該判断手段による判断
    結果に基づいて、前記取得手段が情報を取得することを
    特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 ユーザからの出力要求を入力するため
    の要求入力手段を有し、該出力要求に基づいて、前記判
    断手段が判断を行なうことを特徴とする請求項17に記
    載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記要求入力手段は、自然言語により
    情報を入力する自然言語入力手段と、該自然言語入力手
    段より入力された自然言語の情報を解析して前記出力要
    求を決定する解析手段とを含むことを特徴とする請求項
    18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 装置自身の状況を認識するための認識
    手段を有し、該状況に基づいて、前記判断手段が判断を
    行なうことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装
    置。
  21. 【請求項21】 前記出力手段は、情報を印刷する手段
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  22. 【請求項22】 前記出力手段は、情報を表示する手段
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  23. 【請求項23】 前記出力手段は、情報を音声出力する
    手段であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  24. 【請求項24】 前記送信要求が、情報のフォーマット
    を指定する情報を含むものであることを特徴とする請求
    項14に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記通信手段を介して受信した情報の
    フォーマットを変換する変換手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記送信要求が、情報のリストを要求
    するものであることを特徴とする請求項14に記載の情
    報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記送信される情報が電子メールであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】 外部装置と通信するための通信手段
    と、 情報を処理する処理手段と、 該処理手段により処理された情報を、前記通信手段を介
    して、前記外部装置へ送信する送信制御手段と、 前記通信手段を介して前記外部装置に送信した情報を、
    当該外部装置に格納するように制御する制御手段とを有
    することを特徴とする情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記処理手段は、情報を入力する入力
    手段であることを特徴とする請求項28に記載の情報処
    理装置。
  30. 【請求項30】 前記送信制御手段が、 前記外部装置に情報の受信要求を行なう要求手段を有
    し、 当該受信要求が受諾された場合に、前記通信手段を介し
    て、前記外部装置に前記入力手段より入力された情報を
    送信するように制御することを特徴とする請求項28に
    記載の情報処理装置。
  31. 【請求項31】 前記送信制御手段が、特定の外部装置
    へ情報を送信するように制御することを特徴とする請求
    項28に記載の情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記送信制御手段が、複数の外部装置
    への情報を送信するように制御することを特徴とする請
    求項28に記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 前記送信制御手段が、複数の外部装置
    に対して、前記受信要求を並行して送信するように制御
    することを特徴とする請求項30に記載の情報処理装
    置。
  34. 【請求項34】 外部装置に送信を行なうべきかを判断
    する判断手段を有し、該判断手段による判断結果に基づ
    いて、前記送信制御手段が送信を制御することを特徴と
    する請求項28に記載の情報処理装置。
  35. 【請求項35】 ユーザからの送信要求を入力するため
    の要求入力手段を有し、該送信要求に基づいて、前記判
    断手段が判断を行なうことを特徴とする請求項34に記
    載の情報処理装置。
  36. 【請求項36】 状況を認識するための認識手段を有
    し、該状況に基づいて、前記判断手段が判断を行なうこ
    とを特徴とすることを特徴とする請求項34に記載の情
    報処理装置。
  37. 【請求項37】 複数の外部装置に対して、前記送信制
    御手段が、前記入力された情報を並行して送信するよう
    に制御することを特徴とする請求項28に記載の情報処
    理装置。
  38. 【請求項38】 前記情報は、前記外部装置に対する指
    示情報を含むことを特徴とする請求項28に記載の情報
    処理装置。
  39. 【請求項39】 前記指示情報は、前記外部装置におけ
    る処理のための設定指示情報を含むことを特徴とする請
    求項38に記載の情報処理装置。
  40. 【請求項40】 前記外部装置における処理は情報のフ
    ァイリングであることを特徴とする請求項39に記載の
    情報処理装置。
  41. 【請求項41】 前記外部装置における処理は情報の検
    索であることを特徴とする請求項39に記載の情報処理
    装置。
  42. 【請求項42】 前記指示情報は、第1の外部装置に対
    して、第2の外部装置からの情報の引き出しを指示する
    情報を含むことを特徴とする請求項38に記載の情報処
    理装置。
  43. 【請求項43】 前記指示情報は、第1の外部装置に対
    して、第2の外部装置への情報の転送を指示する情報を
    含むことを特徴とする請求項38に記載の情報処理装
    置。
  44. 【請求項44】 前記情報は、前記外部装置における前
    記指示情報に基づく処理の対象となる処理対象情報を含
    むことを特徴とする請求項38に記載の情報処理装置。
  45. 【請求項45】 前記指示情報に基づく処理は、情報の
    印刷であることを特徴とする請求項38に記載の情報処
    理装置。
  46. 【請求項46】 前記指示情報に基づく処理は、情報の
    表示であることを特徴とする請求項38に記載の情報処
    理装置。
  47. 【請求項47】 前記指示情報に基づく処理は、情報の
    保持であることを特徴とする請求項38に記載の情報処
    理装置。
  48. 【請求項48】 前記入力手段は、画像情報を読み取る
    手段であることを特徴とする請求項28に記載の情報処
    理装置。
  49. 【請求項49】 前記入力手段は、画像情報を撮像する
    手段であることを特徴とする請求項28に記載の情報処
    理装置。
  50. 【請求項50】 操作を行なうための操作手段と、 情報を入力する入力手段と、 該入力手段により入力された情報を前記操作に基づいて
    処理する処理手段と、 該処理手段による処理結果を出力する出力手段と、 前記操作手段による他の機器に対する操作に基づいて当
    該機器を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
  51. 【請求項51】 他の機器と通信可能な通信手段を有
    し、前記制御手段は、前記操作手段による操作に対応す
    る指示情報を、前記通信手段により送信するように制御
    することを特徴とする請求項50に記載の情報処理装
    置。
  52. 【請求項52】 前記操作手段は、前記他の機器と通信
    不能な状態においても当該他の機器に対する操作が可能
    であって、前記制御手段は、前記操作に対応する指示情
    報を、通信可能となった場合に送信するように制御する
    ことを特徴とする請求項50に記載の情報処理装置。
  53. 【請求項53】 前記複数の他の機器の中の特定の機器
    を指定する指定手段を有し、前記制御手段が、当該指定
    手段により指定された機器を制御することを特徴とする
    請求項50に記載の情報処理装置。
  54. 【請求項54】 前記制御手段が、前記指定手段により
    指定された機器に対して、前記操作手段による操作を表
    わす操作情報を、前記通信手段により送信するように制
    御する通信制御手段とを有することを特徴とする請求項
    51に記載の情報処理装置。
  55. 【請求項55】 前記他の機器に対応する操作手順を有
    効化する有効化手段と、 有効化された前記操作手順に基づいて前記対象機器に対
    する操作情報に対応する操作を行なえるように、前記操
    作手段を制御する操作制御手段とを有することを特徴と
    する請求項50に記載の情報処理装置。
  56. 【請求項56】 他の機器の操作手順を記憶する記憶手
    段を有し、前記有効化手段が、当該記憶手段に記憶され
    た操作手順を有効化することを特徴とする請求項55に
    記載の情報処理装置。
  57. 【請求項57】 他の機器の操作手順を前記通信手段に
    より受信し、前記有効化手段が、当該受信した操作手順
    を有効化することを特徴とする請求項55に記載の情報
    処理装置。
  58. 【請求項58】 前記通信手段は、前記対象機器の操作
    手順を当該対象機器より受信することを特徴とする請求
    項57に記載の情報処理装置。
  59. 【請求項59】 前記通信手段は、前記対象機器の操作
    手順を当該対象機器以外の機器より受信することを特徴
    とする請求項57に記載の情報処理装置。
  60. 【請求項60】 装置自身の操作手順に基づいて前記対
    象機器に対する操作情報に対応する操作を行なえるよう
    に、前記操作手段を制御する操作制御手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項50に記載の情報処理装置。
  61. 【請求項61】 前記操作情報は、前記対象機器におけ
    る前記操作に対応する処理を指示する指示情報であるこ
    とを特徴とする請求項60に記載の情報処理装置。
  62. 【請求項62】 前記指定手段は、同時に操作対象とな
    る複数の対象機器を指定可能であることを特徴とする請
    求項52に記載の情報処理装置。
  63. 【請求項63】 前記指定手段は、同時に操作対象とな
    る複数の対象機器の1つとして装置自身を指定可能であ
    ることを特徴とする請求項62に記載の情報処理装置。
  64. 【請求項64】 前記制御手段により制御可能な複数の
    対象機器を認識する認識手段と、 該認識手段により認識された複数の対象機器の機能を判
    別する判別手段と、 該判別手段により判別された機能を活性化させる活性化
    手段とを有することを特徴とする請求項50に記載の情
    報処理装置。
  65. 【請求項65】 前記活性化手段により活性化された機
    能を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項
    64に記載の情報処理装置。
  66. 【請求項66】 前記活性化手段による活性化に先立っ
    て利用者に確認を要求する要求手段を有することを特徴
    とする請求項65に記載の情報処理装置。
  67. 【請求項67】 情報処理装置において、実行すべき処
    理を決定する決定工程と、 該決定工程により決定された処理を実行する処理工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  68. 【請求項68】 前記決定工程では、前記情報処理装置
    で実行可能な処理と、該装置の状況と、ユーザからの指
    示と、処理対象情報の内容との少なくとも1つに基づい
    て決定を行なうことを特徴とする請求項67に記載の情
    報処理方法。
  69. 【請求項69】 前記処理は、前記情報処理装置の外部
    装置との通信を含むことを特徴とする請求項67に記載
    の情報処理方法。
  70. 【請求項70】 前記通信は、前記外部装置からの情報
    の取得を含むことを特徴とする請求項69に記載の情報
    処理方法。
  71. 【請求項71】 前記情報の取得は、前記外部装置への
    送信要求を含むことを特徴とする請求項70に記載の情
    報処理方法。
  72. 【請求項72】 前記通信は、前記外部装置への情報の
    格納を含むことを特徴とする請求項69に記載の情報処
    理方法。
  73. 【請求項73】 前記通信は、前記外部装置への指示を
    含むことを特徴とする請求項69に記載の情報処理方
    法。
  74. 【請求項74】 前記通信は、前記外部装置からの受信
    に対する応答を含むことを特徴とする請求項69に記載
    の情報処理方法。
  75. 【請求項75】 前記受信の内容は情報の送信要求であ
    り、前記応答において要求された情報を送信することを
    特徴とする請求項74に記載の情報処理方法。
  76. 【請求項76】 前記受信の内容は情報の格納要求であ
    り、前記応答において格納の成否を送信することを特徴
    とする請求項74に記載の情報処理方法。
  77. 【請求項77】 前記受信の内容は指示であり、前記応
    答において当該指示の実行結果を送信することを特徴と
    する請求項74に記載の情報処理方法。
  78. 【請求項78】 外部装置と通信するための通信部を介
    して、前記外部装置より受信した情報を処理する処理工
    程と、 前記通信部を介して、前記外部装置から情報を取得する
    取得工程と、 該取得工程により取得される情報を、前記処理工程によ
    り処理するように制御する制御工程とを有することを特
    徴とする情報処理方法。
  79. 【請求項79】 前記処理工程は、情報を出力する出力
    工程であることを特徴とする請求項78に記載の情報処
    理方法。
  80. 【請求項80】 前記取得工程が、 前記外部装置に情報の送信要求を行なう要求工程と、 当該送信要求に応じて前記外部装置より送信される情報
    を、前記通信部を介して受信するように制御する制御工
    程とを有することを特徴とする請求項78に記載の情報
    処理方法。
  81. 【請求項81】 前記取得工程では、特定の情報を取得
    するものであることを特徴とする請求項78に記載の情
    報処理方法。
  82. 【請求項82】 前記取得工程では、特定の外部装置か
    ら情報を取得するものであることを特徴とする請求項7
    8に記載の情報処理方法。
  83. 【請求項83】 前記取得工程により情報を取得するべ
    きかを判断する判断工程を有し、該判断工程による判断
    結果に基づいて、前記取得工程で情報を取得することを
    特徴とする請求項78に記載の情報処理方法。
  84. 【請求項84】 ユーザからの出力要求を入力するため
    の要求入力工程を有し、該出力要求に基づいて、前記判
    断工程での判断を行なうことを特徴とする請求項83に
    記載の情報処理方法。
  85. 【請求項85】 前記要求入力工程は、自然言語により
    情報を入力する自然言語入力工程と、該自然言語入力工
    程より入力された自然言語の情報を解析して前記出力要
    求を決定する解析工程とを含むことを特徴とする請求項
    84に記載の情報処理方法。
  86. 【請求項86】 前記情報処理装置自身の状況を認識す
    るための認識工程を有し、該状況に基づいて、前記判断
    工程が判断を行なうことを特徴とする請求項83に記載
    の情報処理方法。
  87. 【請求項87】 前記出力工程は、情報を印刷する工程
    であることを特徴とする請求項67に記載の情報処理方
    法。
  88. 【請求項88】 前記出力工程は、情報を表示する工程
    であることを特徴とする請求項67に記載の情報処理方
    法。
  89. 【請求項89】 前記出力工程は、情報を音声出力する
    工程であることを特徴とする請求項67に記載の情報処
    理方法。
  90. 【請求項90】 前記送信要求が、情報のフォーマット
    を指定する情報を含むものであることを特徴とする請求
    項80に記載の情報処理方法。
  91. 【請求項91】 前記通信部を介して受信した情報のフ
    ォーマットを変換する変換工程を有することを特徴とす
    る請求項67に記載の情報処理方法。
  92. 【請求項92】 前記送信要求が、情報のリストを要求
    するものであることを特徴とする請求項80に記載の情
    報処理方法。
  93. 【請求項93】 前記送信される情報が電子メールであ
    ることを特徴とする請求項67に記載の情報処理方法。
  94. 【請求項94】 情報を処理する処理工程と、 該処理工程により処理された情報を、外部装置と通信す
    るための通信部を介して、前記外部装置へ送信する送信
    制御工程と、 前記通信部を介して前記外部装置に送信した情報を、当
    該外部装置に格納するように制御する制御工程とを有す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  95. 【請求項95】 前記処理工程は、情報を入力する入力
    工程であることを特徴とする請求項94に記載の情報処
    理方法。
  96. 【請求項96】 前記送信制御工程は、 前記外部装置に情報の受信要求を行なう要求工程を有
    し、 当該受信要求が受諾された場合に、前記通信部を介し
    て、前記外部装置に前記入力工程で入力された情報を送
    信するように制御することを特徴とする請求項94に記
    載の情報処理方法。
  97. 【請求項97】 前記送信制御工程では、特定の外部装
    置へ情報を送信するように制御することを特徴とする請
    求項94に記載の情報処理方法。
  98. 【請求項98】 前記送信制御工程では、複数の外部装
    置への情報を送信するように制御することを特徴とする
    請求項94に記載の情報処理方法。
  99. 【請求項99】 前記送信制御工程では、複数の外部装
    置に対して、前記受信要求を並行して送信するように制
    御することを特徴とする請求項96に記載の情報処理方
    法。
  100. 【請求項100】 外部装置に送信を行なうべきかを判
    断する判断工程を有し、該判断工程による判断結果に基
    づいて、前記送信制御工程が送信を制御することを特徴
    とする請求項94に記載の情報処理方法。
  101. 【請求項101】 ユーザからの送信要求を入力するた
    めの要求入力工程を有し、該送信要求に基づいて、前記
    判断工程での判断を行なうことを特徴とする請求項10
    0に記載の情報処理方法。
  102. 【請求項102】 状況を認識するための認識工程を有
    し、該状況に基づいて、前記判断工程での判断を行なう
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項100に記載
    の情報処理方法。
  103. 【請求項103】 複数の外部装置に対して、前記送信
    制御工程では、前記入力された情報を並行して送信する
    ように制御することを特徴とする請求項94に記載の情
    報処理方法。
  104. 【請求項104】 前記情報は、前記外部装置に対する
    指示情報を含むことを特徴とする請求項94に記載の情
    報処理方法。
  105. 【請求項105】 前記指示情報は、前記外部装置にお
    ける処理のための設定指示情報を含むことを特徴とする
    請求項104に記載の情報処理方法。
  106. 【請求項106】 前記外部装置における処理は情報の
    ファイリングであることを特徴とする請求項105に記
    載の情報処理方法。
  107. 【請求項107】 前記外部装置における処理は情報の
    検索であることを特徴とする請求項105に記載の情報
    処理方法。
  108. 【請求項108】 前記指示情報は、第1の外部装置に
    対して、第2の外部装置からの情報の引き出しを指示す
    る情報を含むことを特徴とする請求項104に記載の情
    報処理方法。
  109. 【請求項109】 前記指示情報は、第1の外部装置に
    対して、第2の外部装置への情報の転送を指示する情報
    を含むことを特徴とする請求項104に記載の情報処理
    方法。
  110. 【請求項110】 前記情報は、前記外部装置における
    前記指示情報に基づく処理の対象となる処理対象情報を
    含むことを特徴とする請求項104に記載の情報処理方
    法。
  111. 【請求項111】 前記指示情報に基づく処理は、情報
    の印刷であることを特徴とする請求項104に記載の情
    報処理方法。
  112. 【請求項112】 前記指示情報に基づく処理は、情報
    の表示であることを特徴とする請求項104に記載の情
    報処理方法。
  113. 【請求項113】 前記指示情報に基づく処理は、情報
    の保持であることを特徴とする請求項104に記載の情
    報処理方法。
  114. 【請求項114】 前記入力工程は、画像情報を読み取
    る工程であることを特徴とする請求項94に記載の情報
    処理方法。
  115. 【請求項115】 前記入力工程は、画像情報を撮像す
    る工程であることを特徴とする請求項94に記載の情報
    処理方法。
  116. 【請求項116】 操作を行なうための操作部を有する
    情報処理装置において、 情報を入力する入力工程と、 該入力工程で入力された情報を前記操作に基づいて処理
    する処理工程と、 該処理工程による処理結果を出力する出力工程と、 前記操作部による他の機器に対する操作に基づいて当該
    機器を制御する制御工程とを有することを特徴とする情
    報処理方法。
  117. 【請求項117】 前記制御工程は、前記操作工程によ
    る操作に対応する指示情報を、他の機器と通信可能な通
    信部により送信するように制御することを特徴とする請
    求項116に記載の情報処理方法。
  118. 【請求項118】 前記操作部は、前記他の機器と通信
    不能な状態においても当該他の機器に対する操作が可能
    であって、前記制御工程は、前記操作に対応する指示情
    報を、通信可能となった場合に送信するように制御する
    ことを特徴とする請求項116に記載の情報処理方法。
  119. 【請求項119】 前記複数の他の機器の中の特定の機
    器を指定する指定工程を有し、前記制御工程が、当該指
    定工程により指定された機器を制御することを特徴とす
    る請求項116に記載の情報処理方法。
  120. 【請求項120】 前記制御工程が、前記指定工程によ
    り指定された機器に対して、前記操作部による操作を表
    わす操作情報を、前記通信部により送信するように制御
    する通信制御工程とを有することを特徴とする請求項1
    17に記載の情報処理方法。
  121. 【請求項121】 前記他の機器に対応する操作手順を
    有効化する有効化工程と、 有効化された前記操作手順に基づいて前記対象機器に対
    する操作情報に対応する操作を行なえるように、前記操
    作部を制御する操作制御工程とを有することを特徴とす
    る請求項116に記載の情報処理方法。
  122. 【請求項122】 前記有効化工程が、他の機器の操作
    手順を記憶する記憶部に記憶された操作手順を有効化す
    ることを特徴とする請求項121に記載の情報処理方
    法。
  123. 【請求項123】 他の機器の操作手順を前記通信部に
    より受信する操作手順受信工程を有し、前記有効化工程
    が、当該受信した操作手順を有効化することを特徴とす
    る請求項121に記載の情報処理方法。
  124. 【請求項124】 前記操作手順受信工程は、前記対象
    機器の操作手順を当該対象機器より受信することを特徴
    とする請求項123に記載の情報処理方法。
  125. 【請求項125】 前記操作手順受信工程は、前記対象
    機器の操作手順を当該対象機器以外の機器より受信する
    ことを特徴とする請求項123に記載の情報処理方法。
  126. 【請求項126】 装置自身の操作手順に基づいて前記
    対象機器に対する操作情報に対応する操作を行なえるよ
    うに、前記操作部を制御する操作制御工程とを有するこ
    とを特徴とする請求項116に記載の情報処理方法。
  127. 【請求項127】 前記操作情報は、前記対象機器にお
    ける前記操作に対応する処理を指示する指示情報である
    ことを特徴とする請求項126に記載の情報処理方法。
  128. 【請求項128】 前記指定工程は、同時に操作対象と
    なる複数の対象機器を指定可能であることを特徴とする
    請求項118に記載の情報処理方法。
  129. 【請求項129】 前記指定工程では、同時に操作対象
    となる複数の対象機器の1つとして装置自身を指定可能
    であることを特徴とする請求項128に記載の情報処理
    方法。
  130. 【請求項130】 前記制御工程により制御可能な複数
    の対象機器を認識する認識工程と、 該認識工程により認識された複数の対象機器の機能を判
    別する判別工程と、 該判別工程により判別された機能を活性化させる活性化
    工程とを有することを特徴とする請求項116に記載の
    情報処理方法。
  131. 【請求項131】 前記活性化工程により活性化された
    機能を報知する報知工程とを有することを特徴とする請
    求項130に記載の情報処理方法。
  132. 【請求項132】 前記活性化工程による活性化に先立
    って利用者に確認を要求する要求工程を有することを特
    徴とする請求項131に記載の情報処理方法。
JP9051718A 1996-12-26 1997-03-06 情報処理装置及びその方法 Pending JPH10254804A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9051718A JPH10254804A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 情報処理装置及びその方法
US08/998,033 US6947156B1 (en) 1996-12-26 1997-12-24 Remote control apparatus and system in which identification or control information is obtained from a device to be controlled
DE69721471T DE69721471T2 (de) 1996-12-26 1997-12-24 Fernsteuereinrichtung und zugehöriges System
EP97310582A EP0853301B1 (en) 1996-12-26 1997-12-24 A remote control apparatus and a system therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9051718A JPH10254804A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 情報処理装置及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10254804A true JPH10254804A (ja) 1998-09-25

Family

ID=12894682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9051718A Pending JPH10254804A (ja) 1996-12-26 1997-03-06 情報処理装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10254804A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7603451B2 (en) 2001-08-27 2009-10-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Network system that connects a network terminal to another network terminal having a different protocol
JP2013232984A (ja) * 2013-07-25 2013-11-14 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7603451B2 (en) 2001-08-27 2009-10-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Network system that connects a network terminal to another network terminal having a different protocol
JP2013232984A (ja) * 2013-07-25 2013-11-14 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0853301B1 (en) A remote control apparatus and a system therefor
JP6768291B2 (ja) 多機能周辺装置、多機能周辺装置の制御方法、モバイル端末、モバイル端末の制御方法、及びプログラム
EP0851384A2 (en) Information processing apparatus and control method therefor
JP4254785B2 (ja) インターネットファクシミリ装置及び通信処理プログラム
CN112825186A (zh) 图像处理装置、其控制方法和存储介质
EP2328336A1 (en) Image reading apparatus, method, and storage medium storing program
JP2019213135A (ja) 外部装置から受信したeメールアドレス等の設定データを送信設定画面に設定することが可能なデータ送信装置及びその制御方法
KR20020092813A (ko) 화상 통신 장치, 화상 처리 장치, 화상 통신 방법, 화상처리 방법, 및 프로그램
JP2000125068A (ja) 通信装置、画像形成装置並びに画像形成システム
US20100110494A1 (en) Image forming method and apparatus using portable storage medium
JP4006049B2 (ja) 情報処理装置及びその方法
JPH10254804A (ja) 情報処理装置及びその方法
JP6395476B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、情報処理装置、プログラム、及び画像読取装置
US10375033B2 (en) Method and apparatus for instant processing of a document workflow
JP6950053B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP2015154300A (ja) ファクシミリ装置、制御サーバ、および、コンピュータプログラム
JP2021013169A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2007080227A (ja) データ変換装置、データ変換システム、データ変換装置の制御方法、データ変換機能付加方法、プログラム及び記録媒体
US7653701B2 (en) Network system and method for automatically transferring data in a plurality of input and output formats to a computer network
JP7135172B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP2012043455A (ja) 装置、データ処理方法及びプログラム
JP5988670B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム
JP4086877B2 (ja) 通信装置及び通信方法
JP2024014484A (ja) データ処理装置、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2022013620A (ja) 画像処理装置、その制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070411