JPH10254715A - Tss専用データセット割当て方式 - Google Patents

Tss専用データセット割当て方式

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Publication number
JPH10254715A
JPH10254715A JP9060500A JP6050097A JPH10254715A JP H10254715 A JPH10254715 A JP H10254715A JP 9060500 A JP9060500 A JP 9060500A JP 6050097 A JP6050097 A JP 6050097A JP H10254715 A JPH10254715 A JP H10254715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data set
tss
space
request
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9060500A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shimauchi
巧一 嶋内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Software Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority to JP9060500A priority Critical patent/JPH10254715A/ja
Publication of JPH10254715A publication Critical patent/JPH10254715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の一時的データセットは、DASDスペー
スの使用効率が良いが、アプリケーションの間で引き継
いで使用することができない。これに対して、恒久的デ
ータセットではアプリケーションの間で引き継いで使用
することができるが、DASDスペースの使用効率が良
くない。両者の長所を持つ割当ての処理方式が要求され
る。 【解決手段】オペレーティングシステムの割当て処理、
割当て解除処理のフロントエンドで動作する出口ルーチ
ンにおいて、割当て処理、割当て解除処理に対する要求
パラメタを変更して、データセット名を一時的データセ
ット名に変更して内部的に一時的データセット扱いとす
ることと、割当て解除要求時に割当て解除処理をスルー
させる指定を追加し、以降も該データセットが割当可能
となるようにすることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用大型オペレー
ティングシステムにおける装置割当て処理プログラムで
実現する。
【0002】
【従来の技術】ユーザは、データセットを使用する(入
出力を行う)とき、使用するデータセットのデータセッ
ト名、データセットの所在場所(装置やボリュームの情
報)などの情報をシステムに通知する必要がある。シス
テムは、図1に示すようにこれらの情報を元に装置およ
びボリュームが使用できることを確認した上で、必要が
あればボリューム上のスペースを割当てることを行う。
さらにユーザはデータセットの使用を終えた後に、装
置、ボリュームやボリューム上のスペースなどの資源を
解放するようにシステムに通知する必要がある。システ
ムは、図1に示すようにこれらの資源を解放して、他の
ジョブで使用することができるようにする。以上をデー
タセットの割当て処理および割当て解除処理と呼ぶ。
【0003】データセットの種別には、一時的データセ
ットと恒久的データセットがある。前者はデータセット
の割当て時にスペースを確保し、データセットの割当て
解除時にスペースを解放する。後者は新しくスペースを
割り当てることもできるが、すでに作成したデータセッ
トスペースをそのまま引き継いで使用することもでき
る。そして、恒久的データセットはユーザが割当て処理
でデータセットの削除を指示するまではボリューム上の
スペースが残っていて、くり返して使用することができ
る。
【0004】また、図2で示すようにデータセットの種
別ごとにスペースを割り当てられるボリュームが大別さ
れている。一時的データセットは先ず公用属性のボリュ
ーム群の中からスペースを確保するボリュームが選ばれ
るが、スペース不足などによりスペースを割り当てるこ
とができなければ、記憶属性のボリューム群からスペー
スを確保するボリュームが選ばれる(図2の)。これ
に対して、恒久的データセットは記憶属性のボリューム
群からのみスペースを確保するボリュームが選ばれる
(図2の)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一時的データセットは
ボリューム上でスペースを占有する期間が短い(最大で
もTSSセッションをログオンしている期間のみであ
る)ため、DASDスペースの使用効率が良いという利
点がある。しかし、短所としてデータセットの割当て解
除を行うとスペースが解放されてしまうため、TSSセ
ッションで動作するTSSコマンドやアプリケーション
プログラムをまたいで使用することができないことが挙
げられる。
【0006】恒久的データセットは、割当て解除しても
スペースを残すことができるため、TSSセッションで
動作するTSSコマンドやアプリケーションプログラム
をまたいで使用することができる。その反面で、恒久的
データセットは不要となってもユーザが意識して削除し
ない限りスペースが残っているので、一時的データセッ
トに比べてDASDスペースの使用効率が悪いという短
所がある。そして、一般的なセンタ運用では、DASD
スペース効率の点を考えて公用ボリュームを記憶ボリュ
ームより多く装備する傾向があるため、恒久的データセ
ットは定常的にスペース不足となる可能性が大きい。
【0007】上記で述べた従来の一時的データセット、
恒久的データセットの長所のみを取り入れた、つまりス
ペースの使用効率が良くTSSセッションのコマンドや
アプリケーションで引き継いで使用することができる特
性を持ったデータセットの割当て方式が課題となった。
【0008】
【課題を解決するための手段】ユーザが一時的データセ
ットの割当て要求を行う場合は、データセット名として
&&XXXXXXX(XXXXXXXの指定は任意)を
指定するようになっている。本発明におけるTSS専用
データセットでは、割当て時のデータセット名として¥
XXXXXXXX(XXXXXXXの指定は任意)を指
定する。割当て処理のフロントエンドで動作する出口ル
ーチンにおいて、データセット名先頭が¥であれば本発
明におけるTSS専用データセットであることを認識し
て次に示すような制御を行う。
【0009】内部的にデータセット名を¥XXXXXX
Xから一時的データセット名の&&XXXXXXXに変
換してスペースが公用ボリュームに割当てられるように
するが、割当てを要求したユーザには¥XXXXXXX
がデータセット名として見えるようにする。そして、割
当て解除要求に対しては、データセット名が¥XXXX
XXXで要求されている場合は、スペースを削除せず、
かつ次回にデータセット名がおなじ¥XXXXXXXで
割当て要求されれば該データセットが割当てできるよう
に、未使用状態(同じデータセットが割当て要求された
と認知した場合に、割当をそのまま引き継げるように資
源や管理テーブルを残しておく管理状態のことをいう)
にしておく。この時、割当て解除を要求したユーザに対
してはあたかも割当て解除に成功したかのように見せか
けるようにする。なお、ユーザがTSS専用データセッ
トであっても以降は不要と判断した場合は、スペースを
削除することができるように割当て解除要求で指定がで
きるようにインタフェースを設ける。
【0010】なお、TSS専用データセットは実質は一
時的データセットであるため、TSSセッション終了時
には通常の割当て解除処理が行われて、スペースも解放
される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるTSS専用データセ
ット割当て方式は、TSSセッションから割当て要求お
よび割当て解除要求が行われたときに、割当て処理およ
び割当て解除処理に制御が渡るまでに要求パラメタを変
更する、出口ルーチンの追加によって実現する。
【0012】割当て要求および割当て解除要求が行われ
たときに、出口ルーチンでは図3の、で示すように
データセット名の先頭が¥かどうか要求パラメタをチェ
ックし、データセット名先頭が¥であれば、要求パラメ
タ中のデータセット名を¥XXXXXXXから&&XX
XXXXXに変換する(¥を&&に変える)。これによ
って、データセットの割当てとしては一時的データセッ
ト扱いとなってスペースが公用ボリュームに割当てられ
ることになり、割当て解除ではすでに割当て済みのデー
タセットをその名称から見つけることができる。なお、
一般的には恒久的データセット名はサフィックスが付い
ていることが多いので、サフィックスを含めて一時的デ
ータセット名に変換する(例えば¥OBJ.PLIであ
れば&&OBJ@D、@の後のDはサフィックスを変換
したもの)ようにして、変換後の一時的データセット名
のユニーク性を保障する。さらに、TSSユーザでは一
般的に恒久的データセット名の第一修飾子にはユーザI
Dがついているので、削除した上で一時的データセット
名への変換を行う(例えば¥SYSUSER.OBJで
あれば&&OBJ、ユーザIDであるSYSUSERが
取り除かれている)。
【0013】該データセットに対して割当て解除要求が
行われたときには、図3のに示すように出口ルーチン
で要求パラメタに未使用要求指定を追加することによ
り、割当て解除処理が成功したように見せかけて実際に
は未使用状態にしておく。未使用状態であれば、次回の
割当て要求で同じ¥XXXXXXXデータセット名が指
定されていれば、図3のに示すように割当て状態を引
き継ぐことができる。ただし、割当て解除要求時のパラ
メタ指定で強制割当て解除指定がされている場合は、図
3のに示すように未使用要求指定を付加せず通常の割
当て処理を動作させてスペースの解放が行われるように
する。
【0014】なお、¥XXXXXXXデータセット名で
割り当てられたデータセットは実質は一時的データセッ
トであり、図3のに示すようにTSSセッション終了
時には割当て解除されてスペースも解放される。
【0015】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によるT
SS専用データセットは、従来の一時的データセットと
恒久的データセットの特性の長所を受け継いでいる。
【0016】すなわち、一時的データセットにおけるD
ASDスペース効率の良さと恒久的データセットにおけ
るアプリケーション間で引き継げるというメリットを同
時に持っている。ゆえに、センタにとってはDASDス
ペースというセンタ資源の有効活用によってコストパー
フォーマンスの改善とTSSユーザについてはDASD
スペース不足の解消によるスループットの向上という点
で貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】オペレーティングシステムにおける装置割当て
処理と割当て解除処理の概念を端的に示した図である。
【図2】TSSセッションでの従来のデータセットの種
別と、データセットが割り当てられるボリュームの関係
を示した図である。
【図3】本発明のTSS専用データセット割当てを実現
するための処理の流れを説明した図である。
【符号の説明】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汎用大型オペレーティングシステムに接続
    したTSSセッションにおいて、一時的データセットを
    アプリケーションやトランザクション間を引き継いで使
    用することができる。そして、該TSSセッションの終
    了時には該データセットを全て削除してDASD上に占
    有していたスペースを解放し、他のTSSセッションや
    バッチジョブに対してDASD資源の有効利用を図るこ
    とができるようにする方式である。
  2. 【請求項2】該オペレーティングシステムの装置割当て
    制御プログラムによるデータセット割当ておよび割当て
    解除の処理のみで請求項1を実現する。ユーザアプリケ
    ーションプログラムの改造やハードウェア資源の追加投
    資などを必要としない方式である。
  3. 【請求項3】該TSSセッションのユーザ操作について
    は、データセット名称の指定を変更するだけであり、そ
    の他には該TSSセッションのユーザ運用には変更がな
    く請求項1を実現する方式である。
JP9060500A 1997-03-14 1997-03-14 Tss専用データセット割当て方式 Pending JPH10254715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9060500A JPH10254715A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 Tss専用データセット割当て方式

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JP9060500A JPH10254715A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 Tss専用データセット割当て方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10254715A true JPH10254715A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13144098

Family Applications (1)

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JP9060500A Pending JPH10254715A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 Tss専用データセット割当て方式

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JP (1) JPH10254715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206950A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Quick Corp 情報配信システム、情報配信方法及び情報配信プログラム

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