JPH096661A - システム資源管理装置および管理方法 - Google Patents

システム資源管理装置および管理方法

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JPH096661A
JPH096661A JP7157452A JP15745295A JPH096661A JP H096661 A JPH096661 A JP H096661A JP 7157452 A JP7157452 A JP 7157452A JP 15745295 A JP15745295 A JP 15745295A JP H096661 A JPH096661 A JP H096661A
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哲也 原田
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悟 荒井
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ネットワークを通して接続される
複数のコンピュータシステムにより共通に使用される共
用資源を管理するためのシステム資源管理装置および管
理方法に関し、ある実行体により共用資源のロック処理
要求をした後に、他の実行体からの入出力処理要求を制
限することなく、共用資源の入出力処理とロック処理を
並列して効率良く行うことを目的とする。 【構成】 共用資源3の存在する特定のコンピュータシ
ステム上で、共用資源3を直接管理する資源管理部4内
の入出力処理部5に対し、任意の実行体による共用資源
3の入出力処理の要求を処理する第1の実行体と、第1
の実行体を識別するための識別子を使用し、第1の実行
体を代行して資源管理部4内のロック処理部6に対し、
他の任意の実行体による共用資源3のロック処理の要求
を処理する第2の実行体とに分割して配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(ローカルエリ
ア・ネットワーク)等のネットワークを通して接続され
ている複数のコンピュータシステム中の特定のコンピュ
ータシステムに設けられた共用のシステム資源を管理す
るためのシステム資源管理装置および管理方法に関す
る。
【0002】さらに詳しくいえば、本発明は、上記コン
ピュータシステムが、入出力処理や編集等の処理を実行
するための各種の実行体(ここでいう実行体には、プロ
セス、ジョブ等が含まれる)を含む複数のマシンである
場合に、これらのマシン間で共有する共用のシステム資
源{以下、共用資源(Shared Resource )と略記す
る}、例えば、情報記憶装置内の共用ファイルをあるマ
シン内の実行体により使用することを明示する処理、す
なわち、共用ファイルのロック処理を効率良く行うため
の一手法について言及するものである。
【0003】ここで、ロック処理とは、特定のマシンに
設けられた共用ファイルを他のマシン中の2種以上の実
行体から同時にアクセスすることにより共用ファイルの
内容が破壊されるのを防止するために、ある一つの実行
体が共用ファイルの一部または全体を現在使用している
ことを明示して他の実行体の共用ファイルへのアクセス
を制限する処理を指している。
【0004】
【従来の技術】図7および図8は従来のシステム資源管
理装置の構成を示す図であり、図7は、従来のシステム
資源管理装置の第1の例を示すブロック図、図8は、従
来のシステム資源管理装置の第2の例を示すブロック図
である。ただし、ここでは、特に、複数のコンピュータ
システム上の複数の実行体により共通に使用される共用
ファイル等の共用資源に対する入出力処理やロック処理
を管理するための装置構成を例示することとする。
【0005】図7および図8においては、複数のコンピ
ュータシステムとして、3種のマシンにそれぞれ対応す
るコンピュータシステム100−1、100−2および
100−3が、LAN等のネットワークLを通して互い
に接続されている。これらのコンピュータシステム中の
特定のコンピュータシステム(例えば、コンピュータシ
ステム100−1)には、情報を前もって記憶しておく
ためのディスク装置等からなる情報記憶部2が設けられ
ている。上記コンピュータシステム100−1の情報記
憶部2は、ネットワークLを通して他のコンピュータシ
ステム100−2、100−3により共用されている。
【0006】さらに詳しくいえば、上記の情報記憶部2
には、複数のコンピュータシステム100−1、100
−2および100−3上の各種の実行体により共通に使
用することが可能な共用ファイル等の共用資源3が含ま
れている。さらに、情報記憶部2内の共用資源3に対す
る入出力処理やロック処理は、コンピュータシステム1
00−1内で共用資源3の管理機能を有する資源管理部
(例えば、ファイル管理部)4に設けられた入出力処理
部5やロック処理部6に要求を呈示することにより行わ
れる。
【0007】図7に示す従来の第1の例の構成では、コ
ンピュータシステム100−1には、実行体の一種であ
るプロセスE2およびプロセスE3が存在し、コンピュ
ータシステム100−2には、実行体の一種であるプロ
セスC2が存在し、コンピュータシステム100−3に
は、実行体の一種であるプロセスC3が存在している。
【0008】プロセスE2は、このプロセスE2内の入
出力処理要求部7およびロック処理要求部8から、同プ
ロセスE2が属するコンピュータシステム100−1内
の共用資源管理部4の入出力処理部5やロック処理部6
に対して、それぞれ共用資源3の入出力処理要求および
ロック処理要求を行う。さらに、コンピュータシステム
100−2内のプロセスC2の入出力処理要求部7−2
およびロック処理要求部8−2から、共用資源管理部4
の入出力処理部5やロック処理部6に対して、それぞれ
共用資源3の入出力処理要求およびロック処理要求を受
け付けて処理する。
【0009】同様に、プロセスE3は、このプロセスE
3内の入出力処理要求部7−1およびロック処理要求部
8−1から、同プロセスE3が属するコンピュータシス
テム100−1内の共用資源管理部4の入出力処理部5
およびロック処理部6に対して、それぞれ共用資源3の
入出力処理要求およびロック処理要求を行う。さらに、
コンピュータシステム100−3内のプロセスC3の入
出力処理要求部7−3およびロック処理要求部8−3か
ら、共用資源管理部4の入出力処理部5やロック処理部
6に対して、それぞれ共用資源3の入出力処理要求およ
びロック処理要求を受け付けて処理する。
【0010】このように、図7のシステム資源管理装置
によれば、他のコンピュータシステム(例えば、コンピ
ュータシステム100−2、100−3)からの共用資
源3への入出力処理要求およびロック処理要求に対する
受付処理は、共用資源3の存在するコンピュータシステ
ム100−1内で他のコンピュータシステムのプロセス
(例えば、プロセスC2、C3)にそれぞれ対応するよ
うなプロセス(例えば、プロセスE2、E3)にて行わ
れていた。
【0011】次に、図8に示す従来の第2の例の構成で
は、コンピュータシステム100−1には、実行体の一
種であるプロセスFとプロセスGとプロセスC1とが存
在し、コンピュータシステム100−2には、前述の図
7の場合と同様のプロセスC2が存在し、コンピュータ
システム100−3には、前述の図7の場合と同様のプ
ロセスC3が存在している。この場合、コンピュータシ
ステム100−1のプロセスFは、一つでも複数でも構
わない。
【0012】図8では、プロセスC2の入出力処理要求
部7−2、および、プロセスC3の入出力処理要求部7
−3からネットワークLを通してコンピュータシステム
100−1に送られてくる共用資源3の入出力処理要求
は、プロセスFが受け取る。さらに、このプロセスF
は、同プロセスF内の入出力処理要求部7から資源管理
部4に対して共用資源3の入出力処理要求を行う。
【0013】また一方で、プロセスC2のロック処理要
求部8−2、および、プロセスC3のロック処理要求部
8−3からネットワークLを通してコンピュータシステ
ム100−1に送られてくる共用資源3のロック処理要
求は、プロセスGが受け取る。さらに、このプロセスG
は、コンピュータシステム100−1内の資源管理部4
に対して共用資源3のロック処理要求は行わずに、プロ
セスGに設けられたプロセス内ロック処理要求受付部2
1により同プロセスG内のみでの排他制御を行ってい
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
第1の例(図7)のように、共用資源3の入出力処理お
よびロック処理を一つの実行体、例えば、一つのプロセ
スとして実現しようとすると、入出力処理とロック処理
が並列して行えず、コンピュータシステム内の処理の効
率が悪くなるという問題が生ずる。さらに、一つのプロ
セスで入出力処理要求に対する処理とロック処理要求に
対する処理の両方を行うため、システム資源管理装置自
体の構造が複雑になるという問題も生ずる。
【0015】また一方で、図8のように、共用資源3の
入出力処理要求を受け付けて処理するプロセスFと、ロ
ック処理要求を受け付けて処理するプロセスGとを互い
に独立したプロセスに分割し、プロセスGのみでの排他
制御をする場合は、資源管理部4に対して共用資源3の
ロック処理要求は行わない。このため、コンピュータシ
ステム100−1内のプロセスC1(図8では省略、後
述の図1参照)と、コンピュータシステム100−2内
のプロセスC2やコンピュータシステム100−3の内
のプロセスC3との間ではロック処理要求が無効になる
という問題が生ずる。
【0016】コンピュータシステム100−1内のプロ
セスC1との間でロック処理要求が有効になるように、
コンピュータシステム100−2内のプロセスC2のロ
ック処理要求部8−2からのロック処理要求により、プ
ロセスGのロック処理要求部(図8では省略)が資源管
理部4に対してロック処理要求を行うことも考えられ
る。しかしながら、この場合、その後に、プロセスC2
の入出力処理要求部7−2からの入出力処理要求に応じ
てプロセスFの入出力処理要求部7から資源管理部4に
呈示される入出力処理要求が、上記のプロセスGによる
ロック処理要求によって制限されてしまう。このような
プロセスFの入出力処理要求の制限を回避しようする
と、プロセスGは、資源管理部4に対して共用資源3の
ロック処理要求をすることが不可能になる。この結果、
上記のコンピュータシステム100−1内のプロセス
と、他のコンピュータシステム100−2、100−3
内のプロセスC3との間でロック処理要求が無効になる
という問題は以前として残ることのなる。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数のコンピュータシステムシステム上に存
在するようなある一つのプロセス等の実行体により共用
ファイル等の共用資源のロック処理要求をした後に、こ
の共用資源の入出力処理を行う他の実行体からの入出力
処理要求が制限されたり、入出力処理要求およびロック
処理要求の両方の受付処理によって装置自体の構造が複
雑になったりすることなく、共用資源の入出力処理およ
びロック処理を効率良く行うことが可能なシステム資源
管理装置および管理方法を提供することを目的とするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成を示すブロック図である。なお、これ以降、前述した
構成要素と同様のものについては、同一の参照番号を付
して表すこととする。図1において、本発明のシステム
資源管理装置は、前述の従来の資源管理装置(図7およ
び図8)と同じように、ネットワークLに接続された複
数のコンピュータシステム1−1、1−2、…、1−n
(nは任意の正の整数)中の特定のコンピュータシステ
ム1−1に設けられた資源管理部4を有している。この
資源管理部4は、複数のコンピュータシステム1−1、
1−2、…、1−n上の複数の実行体により共通に使用
される共用資源3を直接管理するためのものである。さ
らに、この資源管理部4は、従来の場合と同じように、
任意の実行体に関し共用資源3の入出力処理を行う入出
力処理部5と、他の任意の実行体に対する共用資源3の
ロック処理を行うロック処理部6とを含む。
【0019】さらに、上記問題点を解決するために、図
1に示すような本発明のシステム資源管理装置における
特定のコンピュータシステム1−1上の実行体は、入出
力処理部5に対し、上記コンピュータシステム1−1、
1−2、…、1−n上の任意の実行体による共用資源3
の入出力処理の要求を呈示する入出力処理要求部7を含
む第1の実行体AUと、この第1の実行体AUを識別す
るための識別子を使用し、上記第1の実行体AUを代行
してロック処理部6に対し共用資源3のロック処理を要
求する代行ロック処理要求部10を含む第2の実行体B
Uとに分割して配置される。
【0020】好ましくは、本発明のシステム資源管理装
置に使用される識別子は、コンピュータシステム1−1
内で第1の実行体AUを一意に識別することが可能な実
行体識別子と、第1の実行体AUにより共用資源3を一
意に識別することが可能なファイル識別子とからなり、
第2の実行体BUは、上記実行体識別子およびファイル
識別子を用いて共用資源3のロック処理を要求する。
【0021】さらに、好ましくは、本発明のシステム資
源管理装置は、共用資源3に対するロック処理として、
共用資源3内のオフセットと長さを指定することにより
共用資源3をロック状態にし、このロック状態になった
領域のみに対して他の実行体からのアクセスを制限する
構成になっている。さらに、好ましくは、本発明のシス
テム資源管理装置は、共用資源3に対するロック処理と
して、共用資源3をオープン状態にするときの指定によ
り、共用資源3全体に対して他の実行体からのアクセス
を制限する構成になっている。
【0022】さらに、好ましくは、本発明のシステム資
源管理装置は、共用資源3の入出力処理を要求する第1
の実行体AUが複数存在する場合、一つの独立した上記
第2の実行体BUが、すべての第1の実行体AUを代行
してロック処理を要求する構成になっている。さらに、
好ましくは、特定のコンピュータシステム1−1以外の
他のコンピュータシステム1−2〜1−nにおける実行
体(例えば、実行体CU2〜CUn)からの共用資源3
のロック処理の要求を受け付けるために、第2の実行体
BUは、さらに、上記の他のコンピュータシステム1−
2〜1−nにおけるプロセス手段からのロック処理の要
求に対し仮想的な識別子を自動的に割り当てる識別子自
動割り当て処理部9を備えている。上記第2の実行体B
Uは、他のコンピュータシステム1−2〜1−nからの
ロック処理の要求に対し自動的に割り当てられた仮想的
な識別子を用いて、共用資源3のロック処理を要求する
ことにより、すべてのコンピュータシステム1−1、1
−2、…、1−nにおける任意の実行体間(例えば、実
行体CU1と実行体CU2〜CUnとの間)での排他制
御を行う構成になっている。
【0023】また一方で、例えば図1に示すようなシス
テム資源管理装置に遂行される本発明のシステム資源管
理方法は、ネットワークに接続された複数のコンピュー
タシステム中の特定のコンピュータシステムに設けら
れ、かつ、これらの複数のコンピュータシステムにおけ
る各種の処理(プロセス等の実行体により実行される種
々のタイプの処理という意味で用いられる)により共通
に使用される情報記憶部内の共用資源の入出力処理、お
よび、ロック処理を行うための管理方法に関係する。
【0024】さらに、本発明のシステム資源管理方法で
は、上記特定のコンピュータシステム上の処理を、複数
のコンピュータシステム上の任意の処理に関する共用資
源の入出力処理の要求を処理する第1の処理と、共用資
源のロック処理の要求を処理する第2の処理とに分割す
る。さらにまた、この第2の処理により、第1の処理を
識別するための識別子に基づき上記第1の処理を代行し
て共用資源のロック処理を行うようにしている。
【0025】好ましくは、本発明のシステム資源管理方
法では、上記の識別子として、特定のコンピュータシス
テム内で第1の処理を一意に識別することが可能な処理
識別子(前述の実行体識別子とほぼ同じ意味で用いられ
る)と、第1の処理により情報記憶部内で共用資源を一
意に識別することが可能なファイル識別子とを用いて共
用資源のロック処理を行うようにしている。
【0026】さらに、好ましくは、本発明のシステム資
源管理方法では、共用資源に対するロック処理として、
共用資源内のオフセットと長さを指定することにより共
用資源をロック状態にし、このロック状態になった領域
のみに対して他の処理からのアクセスを制限するように
している。さらに、好ましくは、本発明のシステム資源
管理方法では、共用資源に対するロック処理として、共
用資源をオープン状態にするときの指定により、共用資
源全体に対して他の処理からのアクセスを制限するよう
にしている。
【0027】さらに、好ましくは、本発明のシステム資
源管理方法では、共用資源の入出力処理を行う第1の処
理が複数存在する場合、一つの独立した第2の処理は、
すべての第1の処理を代行してロック処理を行うように
している。さらに、好ましくは、本発明のシステム資源
管理方法では、特定のコンピュータシステム以外の他の
コンピュータシステムにおける処理からの共用資源のロ
ック処理の要求を受け付けるために、第2の処理内で、
上記の他のコンピュータシステム上の処理からのロック
処理の要求に対し仮想的な識別子を自動的に割り当て、
この割り当てられた仮想的な識別子を用いて、共用資源
のロック処理を行うことにより、すべてのコンピュータ
システムにおける任意の処理間での排他制御を行うよう
にしている。
【0028】さらに詳しく説明すると、図1において、
共用資源3を有する特定のコンピュータシステム1−1
以外の他のコンピュータシステム1−2〜1−nにおけ
る共用資源3の入出力処理要求に対する受付処理と、ロ
ック処理要求に対する受付処理が並列して効率良く行え
るように、コンピュータシステム1−1上の共用資源3
の入出力処理要求を受け付けて処理する第1の実行体A
Uと、上記共用資源3のロック処理要求を受け付けて処
理する第2の実行体BUとを互いに独立した実行体に分
割して配置する。ここで、第1の実行体AUは、複数の
他のコンピュータシステム1−2〜1−n上の実行体か
らの共用資源3に対する入出力処理要求を並列に受け付
けられるようにコンピュータシステム1−1内に複数存
在しても構わないが、第2の実行体BUは、ロック処理
の関係上コンピュータシステム1−1内に一つだけ存在
することが必要である。
【0029】第1の実行体AUは、他のコンピュータシ
ステム1−2〜1−nにおける実行体の入出力処理要求
部7−2〜7−nからの共用ファイル3の入出力処理要
求を受け取り、上記第1の実行体AUの入出力処理要求
部7から資源管理部4に対して共用資源3の入出力処理
要求をする。また一方で、第2の実行体BUは、他のコ
ンピュータシステム1−2〜1−nにおける実行体のロ
ック処理要求部8−2〜8−nからの共用資源3のロッ
ク処理要求を受け取り、上記第2の実行体BUのロック
処理要求部8から資源管理部4に対して共用資源3のロ
ック処理要求をする。
【0030】しかし、この場合、第2の実行体BUは、
ロック処理対象の共用資源3のファイル識別子を使用
し、さらに、実行体識別子として第2の実行体BU自身
の識別子ではなく、第1の実行体AUの実行体識別子を
使用して、第2の実行体BUの代行ロック処理要求部1
0から資源管理部4に対して共用資源3のロック処理要
求をする。このとき、第1の実行体AUが複数存在する
と、第2の実行体BUは、ロック処理要求を行った他の
コンピュータシステムの実行体に対応する第1の実行体
AUのプロセス識別子を使用する。
【0031】すなわち、第2の実行体BUは、この第2
の実行体BU自身の識別子ではなく、第1の実行体AU
の実行体識別子を使用して、資源管理部4に対して共用
資源3のロック処理要求をするため、資源管理部4は第
1の実行体AUがロック処理要求をしたものとみなして
共用資源3のロック処理を実行する。さらに、一つの第
2の実行体BUが複数の他のコンピュータシステム上の
実行体からのロック処理要求を受け付けて処理する際
に、この第2の実行体BUの識別子自動割当て処理部9
により自動的に他のコンピュータシステム上の実行体か
らのロック処理要求に対して仮想的な識別子(例えば、
代行ロック識別子)を割り当てる。さらに、第1の実行
体AUの実行体識別子とロック処理対象の共用資源3の
ファイル識別子に加えて、上記の代行ロック識別子を使
用することにより、資源管理部4に対して共用資源3の
ロック処理要求をする。
【0032】
【作用】本発明のシステム資源管理の手法によれば、共
用資源3を有する特定のコンピュータシステム1−1上
の第2の実行体BUが、この第2の実行体BU自身の識
別子ではなく、コンピュータシステム1−1上の第1の
実行体AUの実行体識別子等を使用して、資源管理部4
に対して共用資源3のロック処理要求をし、第1の実行
体AUがロック処理要求をしたように見せかける。この
ため、第1の実行体AUは、第2の実行体BUが共用資
源3のロック処理要求をした後も、ロック処理がなされ
た状態の共用資源3に対する入出力処理の影響を受けな
い。
【0033】さらに、第2の実行体BUは、実際に、資
源管理部4に対して共用資源3のロック処理要求をして
いるため、特定のコンピュータシステム1−1における
他の実行体C1と、他のコンピュータシステム1−2〜
1−nにおける実行体C2〜Cnとの間のロック処理要
求も有効になる。さらにまた、第2の実行体BUは、資
源管理部4に対して共用資源3のロック処理要求をする
ときに、他のコンピュータシステム1−2〜1−n上の
実行体C2〜Cnからのロック処理要求に対して自動的
に割り当てた仮想的な代行ロック識別子も使用している
ため、コンピュータシステム1−1上の実行体C1と、
他のコンピュータシステム1−2〜1−nにおける実行
体C2〜Cnとの間のロック処理要求が可能になり、す
べてのコンピュータシステムにおける任意の実行体間で
の排他制御を行えるようになる。
【0034】かくして、本発明では、共用資源の入出力
処理要求を受け付けて処理する第1の実行体と、ロック
処理要求を受け付けて処理する第2の実行体とを互いに
独立した実行体に分割して、第2の実行体が第1の実行
体を代行してロック処理要求をすることにより、第2の
実行体により共用資源のロック処理要求をした後に、こ
の共用資源の入出力処理を行う他の実行体からの入出力
処理要求が制限されることはなくなる。さらに、コンピ
ュータシステムシステム上の異なる実行体による入出力
処理要求およびロック処理要求の受付処理を独立に実行
することにより、各実行体の負担を軽くすることができ
るので、従来よりも簡単な装置構成でもって共用資源の
入出力処理およびロック処理等を効率良く行うことが可
能になる。
【0035】さらにまた、一つのコンピュータシステム
上の実行体から同コンピュータシステムの資源管理部に
対して共用資源のロック処理要求が行われるため、すべ
てのコンピュータシステムにおける任意の実行体間での
ロック処理要求が有効になるので、共用資源の存在する
コンピュータシステム上の実行体と、ネットワークに接
続される他のコンピュータシステムにおける実行体との
間のロック処理要求による排他制御が可能になる。
【0036】
【実施例】以下添付図面(図2〜図6)を用いて本発明
の実施例を詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例
によるシステム資源管理装置の構成を示すブロック図、
図3は、本発明の一実施例で使用する識別子情報テーブ
ルを示す図、および、図4は、本発明の一実施例で使用
する識別子自動割り当て処理テーブルを示す図である。
ただし、ここでは、複数のコンピュータシステム1−1
〜1−n(図1)として、3種のマシンM−1、M−2
およびM−3がネットワークLに接続されている場合を
例示することとする。さらに、本実施例においては、実
行体としてプロセスを用いることとする。
【0037】図2において、3種のマシンM−1、M−
2およびM−3は、お互いにネットワークLを介して通
信することができるように構成されている。特定のコン
ピュータシステムに対応するマシンM−1の情報記憶部
2は、共用資源3としての共用ファイル30を備えてい
る。この共用ファイル30は、資源管理部4(図1)と
して機能するファイル管理部40内の入出力処理部5や
ロック処理部6を通してアクセスすることができる。す
なわち、マシンM−1内に設けられた情報記憶部2に存
在する共用ファイル30は、ネットワークLを通して他
のマシンM−2、M−3により共用される構成になって
いる。
【0038】さらに、図2において、マシンM−1には
第1のプロセスA(図1の第1の実行体AUの一例)と
第2のプロセスB(図1の第2の実行体BUの一例)と
他のプロセスC1(図1の他の実行体CU1の一例)と
が存在し、マシンM−2およびマシンM−3には、それ
ぞれ、プロセスC2およびプロセスC3(図1の他の実
行体CU2,CU3の一例)が存在する。
【0039】前述の図1の場合と同様に、第1のプロセ
スAには、入出力処理要求部7が設けられており、第2
のプロセスBには、識別子自動割り当て処理部9と代行
ロック処理要求部10が設けられている。さらに、プロ
セスC1〜プロセスC3には、それぞれ、入出力処理要
求部7−1〜7−3とロック処理要求部8−1〜8−3
が設けられている。
【0040】上記の各プロセスは、マシン内で当該プロ
セスを一意に識別できるプロセス識別子(実行体識別子
の一例)13を有している。さらに詳しくいえば、第1
のプロセスAは「a」というプロセス識別子を、第2の
プロセスBは「b」というプロセス識別子を、プロセス
C1、プロセスC2およびプロセスC3は「c」という
プロセス識別子をもっている。これらのプロセス識別子
13の各々は、各プロセス識別子に対応するプロセスが
存在するマシン内でのみ有効である。識別子情報テーブ
ル11は、第1のプロセスAと第2のプロセスBの共用
域に存在し、第1のプロセスAと第2のプロセスBのど
ちらからでもアクセスすることができる。
【0041】他のマシンM−2に存在するプロセスC2
が、マシンM−1の情報記憶部2の共用ファイル30を
利用する場合には、ネットワークLを通してマシンM−
1上の第1のプロセスAに対し、共用ファイル30をオ
ープン状態にすること等の要求を呈示することによっ
て、プロセスC2が利用対象とする共用ファイル30の
共用ファイル識別子14(図3参照)を要求する。
【0042】第1のプロセスAは、上記の要求を受け取
ると、図3の識別子情報テーブル11の中から、受け取
った共用ファイル名16(例えば、“ABCD”)に基
づきプロセスC2が利用対象とする共用ファイル30を
探す。利用対象の共用ファイル30が見つかった場合
は、識別子情報テーブル11のインデックスとしての共
用ファイル識別子14をプロセスC2に返す。
【0043】もし、対象の共用ファイル30が見つから
なければ、第1のプロセスAがプロセスC2の利用対象
の共用ファイル30をオープン状態にしてから、第1の
プロセスAのプロセス識別子である「a」と、プロセス
C2の利用対象、例えば、ロック処理対象の共用ファイ
ル30のファイル識別子15と、共用ファイル名16と
を識別子情報テーブル11に登録し、共用ファイル識別
子14をプロセスC2に返す。
【0044】なお、共用ファイル識別子14として、図
3では、レコードのインデックスを使用しているが、別
のケースとしてレコード全体を利用することも可能であ
る。さらに詳しく説明すると、プロセスC2が、共用フ
ァイル30の入出力処理をする場合は、処理対象の共用
ファイル30の共用ファイル識別子14を指定し、プロ
セスC2内の入出力処理要求部7−2からネットワーク
Lを通して、第1のプロセスAに対し入出力処理要求を
送る。この入出力処理要求が送られてきた時点で、第1
のプロセスAは、共用ファイル識別子14をもとに識別
子情報テーブル11を参照してファイル識別子15を獲
得する。さらに、第1のプロセスAは、上記の獲得した
ファイル識別子15を使用することにより、入出力処理
要求部7からファイル管理部40に対して共用ファイル
30の入出力処理要求を行い、その結果をプロセスC2
に返す。
【0045】また一方で、プロセスC2が、共用ファイ
ル30のロック処理をする場合は、処理対象の共用ファ
イル30の共用ファイル識別子14を指定し、プロセス
C2内のロック処理要求部8−2からネットワークLを
通して、第2のプロセスBに対しロック処理要求を送
る。このロック処理要求には、共用ファイル識別子14
とロック処理の種類や範囲の他に、ロック処理要求元の
マシン名と、プロセスC2のプロセス識別子である
「c」とが含まれている。この場合、「c」のプロセス
識別子の代わりに、マシンM−2内のファイル識別子1
5を使用することも可能である。
【0046】第2のプロセスBは、上記のロック処理要
求を受け取ると、識別子自動割り当て処理部9において
図4の識別子自動割り当て処理テーブル12を参照しな
がら、ロック処理要求元のマシン名18とプロセス識別
子13とが一致するレコードを探す。もし、このレコー
ドが見つかれば、当該レコードから代行ロック識別子1
9(例えば、「L1」)を獲得する。もし見つからなけ
れば、識別子自動割り当て処理テーブル12に対しロッ
ク処理要求元のマシン名18とプロセス識別子13を新
たに登録し、既に登録済みの代行ロック識別子19と重
複しない任意の代行ロック識別子19を割り当てる。こ
の種の代行ロック識別子19として、識別子自動割り当
て処理テーブル12のインデックス17等が利用可能で
ある。次に、第2のプロセスBは、識別子情報テーブル
11の中から、ロック処理対象の共用ファイル30の共
用ファイル識別子14に対応するレコードを探し、その
中の入出力処理要求元のプロセスのプロセス識別子13
である「a」と、ロック処理対象の共用ファイル30の
ファイル識別子15とを得る。
【0047】さらに、第2のプロセスBは、代行ロック
処理要求部10において、入出力処理要求元のプロセス
のプロセス識別子13である「a」と、ファイル識別子
15と、代行ロック識別子19とを使用して、上記代行
ロック処理要求部10からファイル管理部40に対し共
用ファイル30のロック処理要求を行い、その結果をプ
ロセスC2に返す。
【0048】なお、この場合、共用ファイル30に対す
るロック処理の一つの種類として、共用ファイル30内
のオフセットと長さを指定することにより共用ファイル
30をロック状態にし、このロック状態になった領域の
みに対して他のプロセスからのアクセスを制限するよう
なロック処理が挙げられる。さらに、共用ファイル30
に対するロック処理の別の種類として、共用ファイル3
0をオープン状態にするときの指定により、共用ファイ
ル30全体に対して他のプロセスからのアクセスを制限
するようなロック処理が挙げられる。
【0049】上記の実施例では、第2のプロセスBが、
第1のプロセスAのプロセス識別子13である「a」を
使用して、この第1のプロセスAがファイル管理部40
に対しロック処理要求をしたように見せかけている。し
たがって、その後に、前述のように、第2のプロセスB
が代行してロック処理を行った共用ファイル30の入出
力処理要求を再び第1のプロセスAに送り、この第1の
プロセスAがファイル管理部40に対して共用ファイル
30の入出力処理要求を行うときに、第1のプロセスA
は、共用ファイル30の入出力処理に対して上記の第2
のプロセスBのロック処理による制限を受けないことに
なる。
【0050】さらに他のマシンM−3に存在するプロセ
スC3が、共用ファイル30のロック処理要求をする場
合には、前述のプロセスC2の場合と同様に、マシンM
−1上の第1のプロセスAに対しロック処理対象の共用
ファイル30の共用ファイル識別子14を要求して、第
2のプロセスBにロック処理要求をする。第2のプロセ
スBは、識別子自動割り当て処理部9において、識別子
自動割り当て処理テーブル12を利用することにより、
プロセスC2に対して割り当てた代行ロック識別子19
とは異なる代行ロック識別子19を割り当てる。
【0051】さらに、代行ロック処理要求部10におい
て、第1のプロセスAのプロセス識別子13である
「a」と、ファイル識別子15と、代行ロック識別子1
9とを使用することにより、ファイル管理部40に対し
て共用ファイル30のロック処理要求を行う。このよう
に、プロセスC2とプロセスC3に対する代行ロック処
理要求では、互いに異なる代行ロック識別子19を使用
しているため、ファイル管理部40によってプロセスC
2とプロセスC3との間でロック処理要求による排他制
御が行われる。
【0052】また一方で、マシンM−1上の他のプロセ
スC1が共用ファイル30のロック処理要求をする場合
は、プロセスC1のロック処理要求部8−1から直接、
ファイル管理部40に対して共用ファイル30のロック
処理要求を行う。この場合は、プロセス識別子13とし
て、プロセスC1のプロセス識別子「c」を使用し、代
行ロック識別子19は“0”を使用する。すなわち、こ
の場合は、第1のプロセスAのプロセス識別子「a」と
は異なるプロセス識別子「c」を使用しているので、フ
ァイル管理部40により、マシンM−1上のプロセスC
1と他のマシン上のプロセスC2、C3との間でロック
処理要求による排他制御が行われる。
【0053】さらに、上記の実施例において、ファイル
管理部40内の共用ファイル30の入出力処理を要求す
る第1のプロセスAが複数存在する場合でも、一つの第
2のプロセスBが、すべての第1のプロセスAを代行し
て共用ファイル30に対しロック処理要求を行う。この
場合、複数の第1のプロセスAのプロセス識別子とし
て、「a」以外に「a1」、「a2」…が割り当てら
れ、他のマシンのロック処理要求元のプロセスのプロセ
ス識別子として、「c」以外に「d」、「e」…が割り
当てられる。
【0054】図5は、図2の識別子自動割り当て処理部
の動作を説明するためのフローチャートであり、図6
は、図2の代行ロック処理要求部の動作を説明するため
のフローチャートである。これらのフローチャートは、
第1のプロセスAや第2のプロセスBの機能がコンピュ
ータシステムのCPU(中央処理装置)等により実現さ
れる場合の識別子自動割り当て処理部9および代行ロッ
ク処理要求部10の動作を示すものである。上記のフロ
ーチャートに従い、図2の識別子自動割り当て処理部9
および代行ロック処理要求部10の一連の動作を詳しく
説明することとする。
【0055】まず初めに、図5のステップS51に示す
ように、第2のプロセスBの識別子自動割り当て処理部
9は、他のマシン上のプロセスから受け付けたロック処
理要求をもとに、共用ファイル識別子、ロック処理要求
元のマシン名、および、ロック処理要求元のプロセスの
プロセス識別子を認識する。次に、ステップS52およ
びステップS53において、識別子自動割り当て処理部
9は、上記のロック処理要求元のマシン名と、ロック処
理要求元のプロセスのプロセス識別子とを使用して識別
子自動割り当て処理テーブルを検索することにより、共
用ファイル識別子、ロック処理要求元のマシン名、およ
び、ロック処理要求元のプロセスのプロセス識別子が一
致するレコードを探す。
【0056】目的とするレコードが見つかった場合、ス
テップS54において、当該レコードに基づき代行ロッ
ク識別子を得る。目的とするレコードが見つからなかっ
た場合、ステップS55において、ロック処理要求元の
マシン名18とロック処理要求元のプロセスのプロセス
識別子13とを識別子自動割り当て処理テーブルに代入
することにより、新しいレコードを追加する。さらに、
ステップS56において、既に登録済みの代行ロック識
別子と重複しない任意の代行ロック識別子を割り当て、
上記の新しいレコードに代入する。
【0057】その後、代行ロック処理要求部10は、図
6のステップS61およびステップS62に示すよう
に、前述のステップS51の共用ファイル識別子を使用
して、識別子情報テーブルを検索することにより、ロッ
ク処理対象の共用ファイルを探す。ロック処理対象の共
用ファイルに対応するレコードが見つからなかった場
合、代行ロック処理要求部10は、ロック処理要求元の
プロセスに対しエラーメッセージを送り、上記共用ファ
イルが現在アクセスできない旨を通知する。
【0058】ロック処理対象の共用ファイルに対応する
レコードが見つかった場合、ステップS63において、
当該レコード中の入出力処理要求元のプロセスのプロセ
ス識別子と、ロック処理対象の共用ファイルのファイル
識別子とが得られる。さらに、代行ロック処理要求部1
0は、ステップS64において、代行ロック識別子と、
入出力処理要求元のプロセスのプロセス識別子と、ロッ
ク処理対象の共用ファイルのファイル識別子とを使用し
て、共用ファイルのロック処理要求を行う。
【0059】最終的に、第2のプロセスBは、共用ファ
イルのロック処理要求の結果をロック処理要求元のプロ
セスに通知する。上記の識別子自動割り当て処理部およ
び代行ロック処理要求部の動作は、コンピュータシステ
ムのソフトウェアに基づいて提供されるプログラムによ
り実行することができるので、システム資源管理装置の
ハードウェア構成を複雑にすることなく、任意のロック
処理要求元のプロセスの代行ロック処理を効率良く遂行
することが可能になる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシステム資
源管理装置によれば、第1に、共用ファイル等の共用資
源の入出力処理要求を受け付けて処理するプロセス等の
実行体と、ロック処理要求を受け付けて処理するプロセ
ス等の実行体とを互いに独立した実行体に分割して配置
し、後者の実行体が前者の実行体を代行してロック処理
要求をすることにより、各実行体の負担を軽くすること
ができる。この結果、効率の良い入出力処理およびロッ
ク処理が可能になり、システム全体の性能が向上する。
【0061】さらに、本発明のシステム資源管理装置に
よれば、第2に、このシステム資源管理装置に使用され
る識別子が、上記の入出力処理要求を受付処理する実行
体を一意に識別できる実行体識別子と、この実行体によ
り共用資源を一意に識別できるファイル識別子とから構
成されているので、これらの実行体識別子およびファイ
ル識別子を検索することにより、他の任意の実行体によ
る共用資源のロック処理要求を効率良く処理することが
可能になる。
【0062】さらに、本発明のシステム資源管理装置に
よれば、第3に、共用資源内のオフセットと長さを指定
することにより共用資源をロック状態にし、このロック
状態になった領域のみに対して他の実行体に対するロッ
ク処理を行っているので、他の実行体は、共用資源内の
残りの領域を選択して使用することが可能になり、共用
資源の使用効率が向上する。
【0063】さらに、本発明のシステム資源管理装置に
よれば、第4に、共用資源をオープン状態にするときの
指定により、共用資源全体に対して他の実行体からのア
クセスを制限することもできるので、このような種類の
ロック処理を採用すれば、他の実行体のアクセスにより
共用資源の内容が破壊されるおそれがなくなる。さら
に、本発明のシステム資源管理装置によれば、第5に、
共用資源の入出力処理要求を受け付けて処理する実行体
が複数存在する場合でも、これらの実行体を代行してロ
ック処理を要求する機能を一つの独立した実行体により
実行するようにしているので、代行ロック処理の構成を
複雑にすることなく、任意の実行体による共用資源のロ
ック処理を効率良く行うと共に、複数の他の実行体によ
る入出力処理を効率良く行うことが可能になる。
【0064】さらに、好ましくは、本発明のシステム資
源管理装置によれば、第6に、共用資源のロック処理処
理要求を受け付けて処理する実行体に対し仮想的な識別
子を自動的に割り当てることにより、共用資源の存在す
るコンピュータシステム以外の他のコンピュータシステ
ムにおける実行体からの共用資源のロック処理の要求を
受け付けるようにしているので、共用資源の存在するコ
ンピュータシステム上の実行体と、ネットワークに接続
された他のコンピュータシステム上の実行体との間のロ
ック処理による排他制御が可能になり、ネットワーク上
のすべてのコンピュータシステム上の実行体に対し同等
なロック処理が行える。
【0065】また一方で、本発明のシステム資源管理方
法によれば、第1に、共用資源の入出力処理要求を受け
付けて処理するタイプの処理と、ロック処理要求を受け
付けて処理するタイプの処理とを互いに独立した処理に
分割し、後者の処理が前者の処理を代行してロック処理
要求をすることにより、任意の処理によるロック処理を
した後も、他の任意の処理による入出力処理要求が制限
されることはなくなり、共用資源の入出力処理およびロ
ック処理を並列して効率良く遂行することが可能にな
る。
【0066】さらに、本発明のシステム資源管理方法に
よれば、第2に、代行ロック処理に使用される識別子
が、上記の入出力処理要求を受付処理するタイプの処理
を一意に識別できる処理識別子と、上記タイプの処理に
より共用資源を一意に識別できるファイル識別子とを含
んでいるので、これらの処理識別子(例えば、プロセス
識別子)およびファイル識別子を検索することにより、
他の任意の処理による共用資源のロック処理を効率良く
代行することが可能になる。
【0067】さらに、本発明のシステム資源管理方法に
よれば、第3に、共用資源内のオフセットと長さを指定
することにより共用資源をロック状態にし、このロック
状態になった領域のみに対して他の処理に対するロック
処理を行っているので、他のプロセスからも、共用資源
内の残りの領域に対してアクセスすることが可能にな
り、複数種の処理、すなわち、複数のプロセスにより効
率良く共用資源を使用することができる。
【0068】さらに、本発明のシステム資源管理方法に
よれば、第4に、共用資源をオープン状態にするときの
指定により、共用資源全体に対して他の処理、すなわ
ち、他のプロセスからのアクセスが制限されるので、こ
のような種類のロック処理を実行することにより、共用
資源の内容が破壊されるのを防止することが可能にな
る。
【0069】さらに、本発明のシステム資源管理方法に
よれば、第5に、共用資源の入出力処理要求を受け付け
て処理するタイプの処理が複数存在する場合でも、これ
らの処理を代行してロック処理を要求する機能を一つの
独立した処理により実行するようにしているので、任意
の処理、すなわち、任意のプロセスによる共用資源のロ
ック処理を容易にかつ効率良く行うと共に、複数の他の
処理、すなわち、他のプロセスによる入出力処理を誤り
なく遂行することが可能になる。
【0070】さらに、本発明のシステム資源管理方法に
よれば、第6に、共用資源のロック処理要求を受付処理
するタイプの処理にて自動的に割り当てられた仮想的な
識別子を使用することにより、共用資源の存在するコン
ピュータシステム以外の他のコンピュータシステムにお
ける処理からの共用資源のロック処理の要求を受け付け
るようにしているので、共用資源の存在するコンピュー
タシステム上の処理と、ネットワークに接続された他の
コンピュータシステム上の処理との間で排他制御を利用
したフレキシブルなロック処理を実行することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるシステム資源管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例で使用する識別子情報テーブ
ルを示す図である。
【図4】本発明の一実施例で使用する識別子自動割り当
て処理テーブルを示す図である。
【図5】図2の識別子自動割り当て処理部の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図6】図2の代行ロック処理要求部の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】従来のシステム資源管理装置の第1の例を示す
ブロック図である。
【図8】従来のシステム資源管理装置の第2の例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n…コンピュータシステム 2…情報記憶部 3…共用資源 4…資源管理部 5…入出力処理部 6…ロック処理部 7…入出力処理要求部 8…ロック処理要求部 9…識別子自動割り当て処理部 10…代行ロック処理要求部 11…識別子情報テーブル 12…識別子自動割り当て処理テーブル 13…プロセス識別子 30…共用ファイル 40…ファイル管理部 AU…第1の実行体 BU…第2の実行体 A…第1のプロセス B…第2のプロセス M−1〜M−3…マシン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 悟 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク(L)に接続された複数の
    コンピュータシステム(1−1、1−2、…、1−n)
    中の特定のコンピュータシステム(1−1)に設けら
    れ、かつ、該複数のコンピュータシステム(1−1、1
    −2、…、1−n)上の複数の実行体により共通に使用
    される共用資源(3)を直接管理する資源管理部(4)
    を有し、 該資源管理部(4)は、任意の実行体に関し前記共用資
    源(3)の入出力処理を行う入出力処理部(5)と、他
    の任意の実行体に対する前記共用資源(3)のロック処
    理を行うロック処理部(6)とを含むシステム資源管理
    装置において、 前記特定のコンピュータシステム(1−1)上のプロセ
    ス手段は、 前記入出力処理部(5)に対し、前記コンピュータシス
    テム(1−1、1−2、…、1−n)上の任意の実行体
    による前記共用資源(3)の入出力処理の要求を呈示す
    る入出力処理要求部(7)を含む第1の実行体(AU)
    と、 該第1の実行体(AU)を識別するための識別子を使用
    し、前記第1の実行体(AU)を代行して前記ロック処
    理部(6)に対し前記共用資源(3)のロック処理を要
    求する代行ロック処理要求部(10)を含む第2の実行
    体(BU)とに分割して配置されることを特徴とするシ
    ステム資源管理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別子が、前記特定のコンピュータ
    システム(1−1)内で前記第1の実行体(AU)を一
    意に識別することが可能な実行体識別子と、前記第1の
    実行体(AU)により前記共用資源(3)を一意に識別
    することが可能なファイル識別子とからなり、前記第2
    の実行体(BU)は、前記実行体識別子およびファイル
    識別子を用いて前記共用資源(3)のロック処理を要求
    する請求項1記載の管理装置。
  3. 【請求項3】 前記共用資源(3)に対するロック処理
    として、前記共用資源(3)内のオフセットと長さを指
    定することにより前記共用資源(3)をロック状態に
    し、該ロック状態になった領域のみに対して他の実行体
    からのアクセスを制限する請求項1記載の管理装置。
  4. 【請求項4】 前記共用資源(3)に対するロック処理
    として、前記共用資源(3)をオープン状態にするとき
    の指定により、前記共用資源(3)全体に対して他の実
    行体からのアクセスを制限する請求項1記載の管理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記共用資源(3)の入出力処理を要求
    する前記第1の実行体(AU)が複数存在する場合、一
    つの独立した前記第2の実行体(BU)が、すべての前
    記第1の実行体(AU)を代行して前記ロック処理を要
    求する請求項1記載の管理装置。
  6. 【請求項6】 複数の他のコンピュータシステム(1−
    2〜1−n)上の実行体からの前記共用資源(3)のロ
    ック処理の要求を受け付けるために、前記第2の実行体
    (BU)が、さらに、前記他のコンピュータシステム
    (1−2〜1−n)上の実行体からの前記ロック処理の
    要求に対し仮想的な識別子を自動的に割り当てる識別子
    自動割り当て処理部(9)を含み、 前記第2の実行体(BU)は、前記他のコンピュータシ
    ステム(1−2〜1−n)からのロック処理の要求に対
    し自動的に割り当てられた仮想的な識別子を用いて、前
    記共用資源(3)のロック処理を要求することにより、
    すべての前記コンピュータシステム(1−1、1−2、
    …、1−n)における任意の実行体間での排他制御を行
    う請求項1記載の管理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータシステム中の特定のコンピュータシステムに設け
    られ、かつ、該複数のコンピュータシステム上の各種の
    処理により共通に使用される情報記憶部内の共用資源の
    入出力処理、および、ロック処理を行うためのシステム
    資源管理方法であって、 前記特定のコンピュータシステム上の処理を、 前記複数のコンピュータシステム上の任意の処理に関す
    る前記共用資源の入出力処理の要求を処理する第1の処
    理と、 前記共用資源のロック処理の要求を処理する第2の処理
    とに分割し、 該第2の処理により、前記第1の処理を識別するための
    識別子に基づき前記第1の処理を代行して前記共用資源
    のロック処理を行うことを特徴とするシステム資源管理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記識別子として、前記特定のコンピュ
    ータシステム内で前記第1の処理を一意に識別すること
    が可能な処理識別子と、前記第1の処理により前記情報
    記憶部内で前記共用資源を一意に識別することが可能な
    ファイル識別子とを用いて前記共用資源のロック処理を
    行う請求項7記載の管理方法。
  9. 【請求項9】 前記共用資源に対するロック処理とし
    て、前記共用資源内のオフセットと長さを指定すること
    により前記共用資源をロック状態にし、該ロック状態に
    なった領域のみに対して他の処理からのアクセスを制限
    する請求項7記載の管理方法。
  10. 【請求項10】 前記共用資源に対するロック処理とし
    て、前記共用資源をオープン状態にするときの指定によ
    り、前記共用資源全体に対して他の処理からのアクセス
    を制限する請求項7記載の管理方法。
  11. 【請求項11】 前記共用資源の入出力処理を行う前記
    第1の処理が複数存在する場合、一つの独立した前記第
    2の処理が、すべての前記第1の処理を代行して前記ロ
    ック処理を行う請求項7記載の管理方法。
  12. 【請求項12】 複数の他のコンピュータシステム上の
    処理からの前記共用資源のロック処理の要求を受け付け
    るために、前記第2の処理内で、前記他のコンピュータ
    システム上の処理からの前記ロック処理の要求に対し仮
    想的な識別子を自動的に割り当て、該割り当てられた仮
    想的な識別子を用いて、前記共用資源のロック処理を行
    うことにより、すべての前記コンピュータシステムにお
    ける任意の処理間での排他制御を行う請求項7記載の管
    理方法。
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