JPH10254535A - 警報監視装置 - Google Patents

警報監視装置

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JPH10254535A
JPH10254535A JP7673497A JP7673497A JPH10254535A JP H10254535 A JPH10254535 A JP H10254535A JP 7673497 A JP7673497 A JP 7673497A JP 7673497 A JP7673497 A JP 7673497A JP H10254535 A JPH10254535 A JP H10254535A
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JP
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alarm
condition
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processing unit
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JP7673497A
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Inventor
Hajime Tsurumi
肇 鶴見
Yukio Takehata
幸夫 竹端
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重要警報についての監視を適正に行うことが
できる警報監視装置を得ることである。 【解決手段】 警報処理部2は、プラント状態信号をプ
ロセス入力部1を介して入力しプロセス状態信号が異常
であるときは警報メッセージを作成する。そして、検索
ソート処理部6は、運転員により検索ソート条件部5に
入力された検索ソート条件に基づき警報処理部2で作成
された警報メッセージを検索ソートし、その検索ソート
した警報メッセージをCRT表示装置4に表示するよう
に表示出力処理部3に指令を出力する。これにより、表
示出力処理部3は、その警報メッセージをCRT表示装
置4に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの異常発
生時にCRT表示装置上の警報画面へ警報メッセージを
出力して運転員にその異常状態を通知するようにした警
報監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、火力発電所のような大規模なプ
ラントにおける警報監視は、CRT表示装置に警報画面
を表示し、その警報画面上に警報メッセージを出力して
運転員にその異常状態を通知するようにしている。この
場合、複数の警報が同時に発生したときは、その警報メ
ッセージは警報の発生した順にCRT表示装置へ出力さ
れる。そして、一画面で収まらない場合には、古い警報
メッセージは順にバックベージへ送られる。そのため、
最も緊急を要するメッセージが初期の警報だった場合に
は、運転員はバックベージへ戻らねばならない。
【0003】また、近年は警報メッセージをプラントを
構成する系統や警報の重要度(ランク)によりソートす
ることで、系統ごとにランク順に警報が出力されるよう
になっている。すなわち、警報メッセージは系統ごとに
そのランク順に出力されるので、どの系統で、どのレベ
ルの警報が出力されているのかが即座に判別できるよう
に改善されている。
【0004】図7は、そのような従来の警報監視装置の
構成図である。プラント状態信号はまずプロセス入力部
1を介して警報処理部2に入力される。警報処理部2は
入力されたプラント状態信号の異常判定を行い、プラン
ト状態信号が異常であるときには警報メッセージを作成
する。この警報メッセージは表示出力処理部3へ出力さ
れる。この場合、警報メッセージはソート条件処理部1
4に従った形でソートされて表示出力処理部3へ出力さ
れる。すなわち、警報メッセージは系統ごとにそのラン
ク順に出力される。
【0005】表示出力処理部3では、警報処理部2より
送られてきた警報メッセージをCRT表示装置4および
大型スクリーン11へ表示出力する。このように、大型
スクリーン11が設置されている警報監視装置において
は、従来は大型スクリーン11にはCRT表示装置4と
同じ表示内容を表示するようにしている。なお、マウス
7やトラックボール8は、CRT表示装置4に表示され
た画面を通して警報監視装置と対話するための入力装置
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の警報
監視装置では、警報メッセージは系統ごとにそのランク
別にCRT表示装置4へ表示出力されるだけであるの
で、特に重要と判断される警報であっても、系統が異な
れば表示されないことになる。警報監視を行う場合に
は、警報メッセージに対し運転員は即座にその警報に対
する対応処理を行わなければならない場合があり、ま
た、それに対応するためには、最も緊急を要する警報を
知ることが最優先になる。
【0007】つまり、従来の警報監視装置では、特に重
要と判断される警報について系統の区別なく監視したい
にも拘わらず、これらをまとめてCRT表示装置4へ表
示することはできなかった。
【0008】また、大型スクリーン11にはCRT表示
装置4に表示されている画面がそのまま表示されるの
で、運転員には全て必要な情報であるが当直長をはじめ
とする運転員全員に対しては情報量が多すぎる場合があ
った。
【0009】本発明の目的は、重要警報についての監視
を適正に行うことができる警報監視装置を得ることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
警報監視装置は、プラント状態信号をプロセス入力部を
介して入力しプロセス状態信号が異常であるときは警報
メッセージを作成する警報処理部と、警報処理部で作成
された警報メッセージをCRT表示装置に表示するため
の表示出力処理部と、運転員からの指示によりCRT表
示装置に表示する警報メッセージを選択するための検索
ソート条件を入力する検索ソート条件入力部と、検索ソ
ート条件に基づき警報メッセージを検索ソートしその検
索ソートした警報メッセージをCRT表示装置に表示す
るように表示出力処理部に指令を出力する検索ソート処
理部とを備えたものである。
【0011】請求項1の発明に係わる警報監視装置で
は、警報処理部は、プラント状態信号をプロセス入力部
を介して入力しプロセス状態信号が異常であるときは警
報メッセージを作成する。そして、検索ソート処理部
は、運転員により検索ソート条件部に入力された検索ソ
ート条件に基づき警報処理部で作成された警報メッセー
ジを検索ソートし、その検索ソートした警報メッセージ
をCRT表示装置に表示するように表示出力処理部に指
令を出力する。これにより、表示出力処理部は、その警
報メッセージをCRT表示装置に表示する。
【0012】請求項2の発明に係わる警報監視装置は、
請求項1の発明において、プラント運転状態に応じた検
索ソート条件を一括して予め記憶した条件設定部を設
け、運転員はその一括の検索ソート条件を指定して検索
ソート条件入力部に入力するようにしたものである。
【0013】請求項2の発明に係わる警報監視装置で
は、請求項1の発明の作用に加え、運転員はプラント運
転状態に応じて予め条件設定部に設定された一括の検索
ソート条件を指定して検索ソート条件入力部に入力す
る。
【0014】請求項3の発明に係わる警報監視装置は、
検索ソート条件を予め記憶した条件設定部と、プラント
状態信号に基づいて判定したプラント運転状態に合致し
た前記検索ソート条件を条件設定部から取り出し検索ソ
ート条件入力部に出力するプラント運転状態判定部とを
備えたものである。
【0015】請求項3の発明に係わる警報監視装置で
は、プラント運転状態判定部は、プラント状態信号に基
づいて判定したプラント運転状態に合致した検索ソート
条件を条件設定部から取り出し、検索ソート条件入力部
に出力する。
【0016】請求項4の発明に係わる警報監視装置は、
請求項1乃至請求項3の発明において、表示出力処理部
より出力される警報メッセージのうち運転員により選択
された警報メッセージを大型スクリーンに表示する大型
スクリーン表示処理部を備えたものである。
【0017】請求項4の発明に係わる警報監視装置で
は、請求項1乃至請求項3の発明の作用に加え、大型ス
クリーン表示処理部は、表示出力処理部より出力される
警報メッセージのうち運転員により選択された警報メッ
セージを大型スクリーンに表示する。
【0018】請求項5の発明に係わる警報監視装置は、
請求項4の発明において、表示出力処理部より出力され
る警報メッセージのうち大型スクリーンに表示する警報
メッセージを予め定めた大型スクリーン表示条件を記憶
した自動表示条件設定部を設け、大型スクリーン表示処
理部は大型スクリーン表示条件に従って警報メッセージ
を大型スクリーンに表示するようにしたものである。
【0019】請求項5の発明に係わる警報監視装置で
は、請求項4の発明の作用に加え、大型スクリーン表示
処理部は、自動表示条件設定部に予め記憶された大型ス
クリーン表示条件に従って、自動で警報メッセージを大
型スクリーンに表示する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる警報
監視装置の構成図である。この第1の実施の形態は、図
7に示した従来例に対し、ソート条件処理部14に代え
て、入力装置であるマウス7またはトラックボール8を
介しての運転員からの指示により、CRT表示装置4に
表示する警報メッセージを選択するための検索ソート条
件を入力する検索ソート条件入力部5と、その検索ソー
ト条件に基づき警報メッセージを検索ソートし、その検
索ソートした警報メッセージをCRT表示装置4に表示
するように表示出力処理部3に指令を出力する検索ソー
ト処理部6とを設けたものである。その他の構成は、図
7に示した従来例と同一であるので、同一要素には同一
符号を付しその説明は省略する。
【0021】図1において、検索ソート条件入力部5
は、複数個の警報メッセージをCRT表示装置4の警報
画面に表示する際に、運転員により表示すべき警報メッ
セージを選択するものである。すなわち、運転員により
マウス7またはトラックボール8でその警報メッセージ
の検索ソート条件が設定される。
【0022】また、検索ソート処理部6は、警報処理部
2により作成された警報メッセージに対して、検索ソー
ト条件が設定されているかどうかを判断し、検索ソート
条件が設定されている場合には、その検索ソート条件に
従ってCRT表示装置4に警報メッセージを表示すべく
表示出力処理部3に指令を出力する。
【0023】すなわち、複数個の警報メッセージに関し
て、運転員がある警報関連についての情報が欲しい場
合、マウス7またはトラックボール8にて運転員が検索
ソート条件入力部5へ必要な条件を入力することによ
り、運転員が欲しい情報(重要な警報)を検索すること
ができるようになっている。
【0024】図2は、検索ソート条件の説明図である。
図2(a)は、プラントの構成機器を指定するための機
器別条件を示す。例えば、火力発電プラントの場合に
は、主機として、ボイラ、タービン、発電機があり、ま
た、その他の共通機器があるので、これらの機器を選択
指定するための条件として機器別条件を設けている。
【0025】図2(b)は、故障の程度を示す重要度別
条件を示す。故障の程度には、重故障、軽故障、特別警
報などがあるので、これらを重要度別条件として設け
る。また、図2(c)は制御装置別条件であり、EHC
(タービン調速装置)、シーケンサ、ABC(自動ボイ
ラ制御装置)などの制御装置を選択するものである。
【0026】また、図2(d)は系統別条件であり、主
蒸気系統、抽気蒸気系統、給水系統、海水系統などの系
統を選択するものであり、図2(e)は補機別条件であ
り、ポンプ、弁、復水器、給水加熱器、脱気器などの補
機を選択する。以下、同様に、図2(f)は、ボイラ給
水ポンプ、循環水ポンプ、バキュームボンブ、主油ポン
プ、などの個別ポンプ別条件であり、図2(g)は、主
蒸気止め弁、調節弁、再熱蒸気止め弁などの個別弁別条
件であり、図2(h)は、警報画面上のフリッカ項目別
条件である。
【0027】運転員は、これらの検索ソート条件を適宜
選択する。つまり、不必要な選択条件は特に選択せずに
重要警報を選択する。これにより、検索ソート処理部6
で警報メッセージが検索ソートされてCRT表示装置4
へ出力される。すなわち、多くの警報が発生し多くの警
報メッセージがCRT表示装置4に表示された際には、
重要警報の判別が困難となる場合があるので、そのよう
な場合に、運転員がその時のプラント運転状態に対応し
た最も重要と考える条件を、図2に示した各種条件を選
択画面で選択することにより重要な警報メッセージのみ
を表示できる。また、これらの検索ソート条件を予め設
定しておけば、その検索ソート条件に合った警報メッセ
ージが自動的にソートされ、CRT表示装置4に表示さ
れる。
【0028】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、運転員が迅速に重要警報の判別を行うことができ、
直接対応操作を行うことができる。すなわち、検索ソー
ト条件を任意に設定できるので、運転員が表示したい警
報メッセージをCRT表示装置4上で直ちに検索でき表
示できる。これにより、緊急性を有する警報メッセージ
が自動的に運転員にわかるようになり、運転員の負担を
軽減させ、迅速な対応操作が行える。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態に係わる警報監視
装置の構成図である。この第2の実施の形態は、図1に
示した第1の実施の形態に対し、プラント運転状態に応
じた検索ソート条件を一括して予め記憶した条件設定部
9を設け、運転員はその一括の検索ソート条件を指定し
て検索ソート条件入力部5に入力するようにしたもので
ある。その他の構成は、図1に示した第1の実施の形態
と同一であるので、同一要素には同一符号を付しその説
明は省略する。
【0030】図3において、条件設定部9には、予めプ
ラント運転状態に応じて警報の検索ソート条件が設定さ
れている。ここで、プラント運転状態としては、例え
ば、ボイラ起動準備段階、ボイラ点火段階、蒸気の昇温
昇圧の段階、タービン通気段階等の運転状態があり、プ
ラントの運転がどの段階まで進んでいるかを示したもの
である。
【0031】すなわち、運転員により設定される検索ソ
ート条件は、通常、プラントの運転状態でパターン化さ
れる場合が多く、例えばタービン起動前のボイラ点火か
ら昇温昇圧中においては、図2における機器別条件では
ボイラ関係、制御装置別条件ではABC(自動ボイラ制
御装置)関係が選択される場合が多いと考えられる。そ
こで、これらのプラント運転状態に応じた検索ソート条
件の選択を毎回運転員が個別に行うのではなく、プラン
ト運転状態に応じた検索ソート条件を一括して予め条件
設定部9に記憶しておく。これにより、運転員がワンタ
ッチでプラントの運転状態に対応した警報の検索ソート
条件を設定することができる。
【0032】この第2の実施の形態によれば、運転員が
多くの検索ソート条件の設定操作を行うことなく、重要
警報メッセージをCRT表示装置に表示することがで
き、迅速な対応操作が可能となる。
【0033】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第3の実施の形態に係わる警報監視
装置の構成図である。この第3の実施の形態は、図1に
示した第1の実施の形態に対し、検索ソート条件を予め
記憶した条件設定部9と、プラント状態信号に基づいて
判定したプラント運転状態に合致した検索ソート条件を
条件設定部9から取り出し検索ソート条件入力部5に出
力するプラント運転状態判定部13とを備えたものであ
る。その他の構成は、図1に示した第1の実施の形態と
同一であるので、同一要素には同一符号を付しその説明
は省略する。
【0034】図4において、条件設定部9には、予めプ
ラント運転状態に応じて警報の検索ソート条件が設定さ
れている。また、プラント運転状態判定部13はプロセ
ス入力部1からのプラント状態信号に基づいてプラント
運転状態を判定するものである。ここで、プラント運転
状態の判定とは、プラントの運転状態がどの段階まで進
んでいるかを判定することであり、例えば、ボイラ起動
準備段階、ボイラ点火段階、蒸気の昇温昇圧の段階、タ
ービン通気の段階等のどの段階であるかを判定すること
である。
【0035】そして、この条件設定部9からの検索ソー
ト条件の選択は、プラント運転状態判定部13によるプ
ラント運転状態の判定により自動的に行う。例えば、ボ
イラ点火信号でプラント運転状態がボイラ点火段階であ
ることを判定し、機器別条件としてボイラを自動的に選
択し、制御装置別条件としてABC(自動ボイラ制御装
置)を自動的に選択する。これにより、検索ソート条件
がプラント運転状態に応じて自動で機に選択されるの
で、その適切な検索ソート条件に沿って警報メッセージ
がCRT表示装置4に表示される。従って、重要警報メ
ッセージが他の多くの警報の中に現れることない。
【0036】この第3の実施の形態によれば、プラント
運転状態に応じて自動で適切な検索ソート条件が設定さ
れるので、運転員が多くの検索ソート条件の設定操作を
行う必要がなく、重要警報メッセージをCRT表示装置
4に確実に表示することができ、迅速な対応操作が可能
となる。
【0037】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図5は本発明の第4の実施の形態に係わる警報監視
装置の構成図である。この第4の実施の形態は、図1に
示す第1の実施の形態に対し、表示出力処理部3より出
力される警報メッセージのうち運転員により選択された
警報メッセージを大型スクリーン11に表示する大型ス
クリーン表示処理部10を設けたものである。その他の
構成は、図1に示した第1の実施の形態と同一であるの
で、同一要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0038】図5において、大型スクリーン表示処理部
10は、表示出力処理部3より出力される警報メッセー
ジを入力とし、入力装置であるマウス7またはトラック
ボール8から運転員の判断で指定された警報メッセージ
を大型スクリーン11へ転送する処理を行う。大型スク
リーン表示処理部10で処理された警報メッセージは、
大型スクリーン11に表示出力される。
【0039】すなわち、プロセス入力部1から出力され
た信号が警報処理部2で異常であると判断されると、そ
の異常と判断されたプラント状態信号の警報メッセージ
は、表示出力処理部3を経てCRT表示装置4へ出力さ
れる。この場合、必要な情報のみを大型スクリーン11
に転送するべく、運転員はマウス7またはトラックボー
ル8にて、CRT表示装置4で表示されている情報を選
別し、大型スクリーン表示処理部10へ命令を与える。
これにより、大型スクリーン11へその項目のみ転送さ
れる。
【0040】従って、第4の実施の形態によれば、情報
を選別して必要な情報のみを大型スクリーン11へ転送
し表示するので、当直長や運転員に対する多すぎる情報
量の提供による判断の誤り等を防止することができる。
以上の説明では、第1の実施の形態に対し、大型スクリ
ーン表示処理部10および大型スクリーン11を設けた
ものを示したが、第2の実施の形態または第3の実施の
形態に対し、大型スクリーン表示処理部10および大型
スクリーン11を設けるようにしても良いことは言うま
でもない。
【0041】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図6は本発明の第5の実施の形態に係わる警報監視
装置の構成図である。この第5の実施の形態は、図5に
示す第4の実施の形態に対し、表示出力処理部3より出
力される警報メッセージのうち大型スクリーン11に表
示する警報メッセージを予め定めた大型スクリーン表示
条件を記憶した自動表示条件設定部12を設け、大型ス
クリーン表示処理部10はその大型スクリーン表示条件
に従って警報メッセージを大型スクリーン11に表示す
るようにしたものである。その他の構成は、図1に示し
た第1の実施の形態と同一であるので、同一要素には同
一符号を付しその説明は省略する。
【0042】図6において、自動表示条件設定部12は
大型スクリーン11へ転送する警報メッセージを予め条
件設定しておくものである。すなわち、大型スクリーン
表示処理部10に自動表示条件設定部12を設け、予め
大型スクリーン11へ転送する重要警報メッセージを設
定しておく。従って、その重要警報メッセージがCRT
表示装置4に表示されたときは、運転員によるマウス7
またはトラックボール8による操作なしで、自動的にそ
の重要警報メッセージが大型スクリーン11へ表示出力
される。
【0043】従って、第5の実施の形態によれば、運転
員によるその都度の指示がなくとも重要警報メッセージ
が自動的に大型スクリーン11に表示されるため、その
場にいる運転員全員が同時かつ迅速に情報を共有でき、
適切な対応操作を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の警報監視装
置によれば、複数の警報が同時に出力された際に、重要
な警報については運転員の判断または自動的に検索ソー
トができ迅速な判別及び適切な対応操作が行える。さら
に、大型スクリーンへ任意項目を転送でき、自動選択条
件による大型スクリーンへの自動転送により、当直長を
含めた運転員全員が同時に不必要な情報を省いた重要情
報を共有でき、発生した警報に対して迅速な対応が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる警報監視装
置の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における検索ソート
条件入力部に設定される検索ソート条件の説明図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる警報監視装
置の構成図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係わる警報監視装
置の構成図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係わる警報監視装
置の構成図。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係わる警報監視装
置の構成図。
【図7】従来の警報監視装置の構成図。
【符号の説明】
1 プロセス入力部 2 警報処理部 3 表示出力処理部 4 CRT表示装置 5 検索ソート条件入力部 6 検索ソート処理部 7 マウス 8 トラツクボール 9 条件設定部 10 大型スクリーン表示処理部 11 大型スクリーン 12 自動表示条件設定部 13 プラント運転状態判定部 14 ソート条件処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの異常発生時にCRT表示装置
    上の警報画面へ警報メッセージを出力して運転員にその
    異常状態を通知するようにした警報監視装置において、
    プラント状態信号をプロセス入力部を介して入力し前記
    プロセス状態信号が異常であるときは警報メッセージを
    作成する警報処理部と、前記警報処理部で作成された警
    報メッセージをCRT表示装置に表示するための表示出
    力処理部と、運転員からの指示により前記CRT表示装
    置に表示する前記警報メッセージを選択するための検索
    ソート条件を入力する検索ソート条件入力部と、前記検
    索ソート条件に基づき前記警報メッセージを検索ソート
    しその検索ソートした前記警報メッセージを前記CRT
    表示装置に表示するように前記表示出力処理部に指令を
    出力する検索ソート処理部とを備えたことを特徴とする
    警報監視装置。
  2. 【請求項2】 前記プラント運転状態に応じた検索ソー
    ト条件を一括して予め記憶した条件設定部を設け、運転
    員はその一括の検索ソート条件を指定して検索ソート条
    件入力部に入力するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の警報監視装置。
  3. 【請求項3】 前記検索ソート条件を予め記憶した条件
    設定部と、前記プラント状態信号に基づいて判定したプ
    ラント運転状態に合致した前記検索ソート条件を前記条
    件設定部から取り出し前記検索ソート条件入力部に出力
    するプラント運転状態判定部とを備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の警報監視装置。
  4. 【請求項4】 前記表示出力処理部より出力される警報
    メッセージのうち運転員により選択された警報メッセー
    ジを大型スクリーンに表示する大型スクリーン表示処理
    部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記
    載の警報監視装置。
  5. 【請求項5】 前記表示出力処理部より出力される警報
    メッセージのうち前記大型スクリーンに表示する警報メ
    ッセージを予め定めた大型スクリーン表示条件を記憶し
    た自動表示条件設定部を設け、前記大型スクリーン表示
    処理部は前記大型スクリーン表示条件に従って警報メッ
    セージを前記大型スクリーンに表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項4に記載の警報監視装置。
JP7673497A 1997-03-13 1997-03-13 警報監視装置 Pending JPH10254535A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000222032A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Yokogawa Electric Corp 警報メッセージ表示方法及びこれを用いた分散型制御装置
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