JPH10254334A - 拡散反射型ホログラムの複製方法及びそれに用いる拡散反射型ホログラム複製用原版 - Google Patents

拡散反射型ホログラムの複製方法及びそれに用いる拡散反射型ホログラム複製用原版

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JPH10254334A
JPH10254334A JP5738197A JP5738197A JPH10254334A JP H10254334 A JPH10254334 A JP H10254334A JP 5738197 A JP5738197 A JP 5738197A JP 5738197 A JP5738197 A JP 5738197A JP H10254334 A JPH10254334 A JP H10254334A
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reflection
hologram
plate
diffuse reflection
duplication
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JP5738197A
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Takeshi Hotta
豪 堀田
Nobuhiko Ichikawa
市川信彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラム複製法を用いて所望の回折散乱特
性を有する拡散反射型ホログラムを簡単に安定して欠陥
が少なく作製できる方法とそのための原版。 【解決手段】 内部に反射拡散面3を配置した透明ブロ
ック6の表面に反射型ホログラム乾板11を配置し、乾
板11側から単波長あるいは多波長のレーザー光7を入
射させ、乾板11を透過し、反射拡散面3で拡散反射さ
れた拡散反射光8と乾板11に入射させたレーザー光7
とを乾板11中で干渉させて拡散反射型ホログラムを作
製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡散反射型ホログ
ラムの複製方法及びそれに用いる拡散反射型ホログラム
複製用原版に関し、特に、1ステップ複製法により複製
用原版から拡散反射型ホログラムを複製する方法とそれ
に用いる複製用原版に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平7−312362号
において、拡散反射型ホログラムを用いた液晶表示装置
を提案した。その拡散反射型ホログラムは、特定の方向
から入射した光を観察域と定めた方向にのみ拡散反射さ
せるホログラムであり、図7に示す1ステップ撮影法、
あるいは、図8に示す2ステップ撮影法により作製され
る。
【0003】図7の1ステップ撮影法は、スリガラスの
ような散乱板10に対して予め拡散反射域と定めた位置
に、フォトポリマーのような反射型ホログラム乾板(リ
ップマンホログラム乾板)11を配置し、散乱板10の
背面から同一光源から2分された所定波長のコヒーレン
ト光12で照明して散乱板10の前面に出た散乱光14
を物体光として反射型ホログラム乾板11に入射させる
と同時に、同一光源から2分された所定波長の別のコヒ
ーレント光13を参照光として、散乱光14と反対側か
ら拡散反射型ホログラムで想定される入射光と反対方向
に進む参照光13を入射させることにより、反射型ホロ
グラム乾板11に拡散反射型ホログラムを記録する。
【0004】また、図8の2ステップ撮影法は、図
(a)に示すように、スリガラスのような散乱板10に
対して予め拡散反射域と定めた位置に、透過型ホログラ
ム乾板15を配置し、散乱板10の背面から同一光源か
ら2分された所定波長のコヒーレント光12で照明して
散乱板10の前面に出た散乱光14を物体光として透過
型ホログラム乾板15に入射させると同時に、同一光源
から2分された所定波長の別のコヒーレント光16を参
照光として、散乱光14と同じ面側から任意の角度で入
射させることにより、透過型ホログラム乾板15に第1
のホログラムである透過型ホログラムを記録する。
【0005】次に、この第1のホログラムを17とし、
図8(b)に示すように、元の透過型ホログラム乾板1
5の位置に配置すると共に、散乱板10の位置に今度は
反射型ホログラム乾板20を配置し、ホログラム17の
実像をこの反射型ホログラム乾板20の位置(図(a)
の散乱板10の位置)に結像させるように、ホログラム
17にその記録の際の参照光16と反対側に進む同じ波
長の再生照明光18を照射して、ホログラム17からの
回折光19を物体光として反射型ホログラム乾板20に
入射させると共に、拡散反射型ホログラムで想定される
入射光と反対方向に進む参照光21を反射型ホログラム
乾板20の反対側から入射させることにより、反射型ホ
ログラム乾板20に第2のホログラムである拡散反射型
ホログラムを記録する。この方法により、観察域を第1
のホログラム17の範囲に限定する拡散反射型ホログラ
ムが作製できる。また、このホログラムを原版として、
密着複製されたホログラムも原版の回折方向(散乱方
向)が保持された拡散反射型ホログラムとなる。
【0006】以上のようにして得た拡散反射型ホログラ
ム31を、図5に断面を示すように、液晶表示素子40
の観察側とは反対側に配置することにより、液晶表示素
子40の表示側から入射する照明光32を液晶ディスプ
レイ装置の観察域に合致する角度範囲θにのみ拡散光3
3として拡散反射させ、明所で自発光型のバックライト
を使用することなしに明るい表示が可能な液晶ディスプ
レイ装置を構成することができる。ここで、液晶表示素
子40は、例えば、2枚のガラス基板41、42の間に
挟持されたツイストネマチック等の液晶層45からな
り、一方のガラス基板42内表面には一様な透明対向電
極44が設けられ、他方のガラス基板41内表面には画
素毎に独立に透明表示電極43と不図示のブラック・マ
トリックスが設けられている。なお、カラー表示装置の
場合は、他方のガラス基板41内表面には液晶セルR、
G、B毎に独立に透明表示電極43とカラーフィルタ
ー、ブラック・マトリックスが設けられている。また、
電極43、44の液晶層45側には不図示の配向層も設
けられており、さらに、観察側ガラス基板41外表面に
は偏光板46が、観察側とは反対側のガラス基板42外
表面には偏光板47がそれぞれ貼り付けられており、例
えばそれらの透過軸は相互に直交するように配置されて
いる。このような液晶表示素子40の画素毎に透明表示
電極と透明表示電極間に印加する電圧を制御してその透
過状態を変化させることにより、表示が可能なものであ
る。なお、図5の配置において、拡散反射型ホログラム
31の背面側に拡散反射板あるいは反射板を設けること
により、より一層の輝度向上を行うことができる。
【0007】また、反射型ホログラムの特定波長のみを
回折し他の波長域の光は透過する特性を活かして、図6
に示すように、拡散反射型ホログラム31の背面側に自
発光型バックライト34を併用することにより、暗所で
はこの自発光型バックライト34からの光35により照
明し、明所では自発光型バックライト31の輝度を落と
すか消灯して、外光32の拡散反射光33により照明す
るようにすることにより、ポータブルコンピュータ等の
液晶ディスプレイ装置を用いる装置のバッテリー駆動時
間を大幅に延ばすことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】拡散反射型ホログラム
を図7のような1ステップ撮影法を用いて作製すること
は、工程数が少ないため、欠陥の少ないものを作製でき
るメリットがあるが、レーザー光を物体照明光と参照光
に二分して入射させなければならない等、光学系が若干
複雑になる欠点があった。また、撮影に用いる散乱板の
具体的構造、形状等についての提案はなかった。さら
に、より簡単に安定して所望の回折散乱特性を有する拡
散反射型ホログラムを作製する方法は提案されていなか
った。
【0009】本発明は従来技術のこのような状況に鑑み
てなされたものであり、その目的は、1ステップホログ
ラム複製法を用いて所望の回折散乱特性を有する拡散反
射型ホログラムを簡単に安定して欠陥が少なく作製でき
る方法とそれに用いる複製用原版を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の拡散反射型ホログラムの複製方法は、内部に反射拡
散面を配置した透明ブロックの表面に反射型ホログラム
乾板を配置し、前記乾板側から単波長あるいは多波長の
レーザー光を入射させ、前記乾板を透過し、前記反射拡
散面で拡散反射された拡散反射光と前記乾板に入射させ
た前記レーザー光とを前記乾板中で干渉させて拡散反射
型ホログラムを作製することを特徴とする方法である。
【0011】また、本発明の拡散反射型ホログラム複製
用原版は、少なくとも入射側の面が平面の透明なブロッ
クからなり、その中に反射拡散板が封入されてなること
を特徴とするものである。
【0012】この場合、入射側の面にガラス板を設けて
おいてもよい。また、その反射拡散板は、ブロックの入
射側の平面に対して傾けて並列された多数の反射拡散板
からなっていても、原版と略同じ大きさの平面状のもの
からなり、ブロックの入射側の平面と平行に封入されて
なるものであっても、さらに、表面の断面が鋸歯状にな
っているものからなり、ブロックの入射側の平面と平行
に封入されてなるものであってもよい。
【0013】もう1つの拡散反射型ホログラム複製用原
版は、表面の断面が鋸歯状になっている反射拡散板と、
その表面に設けられ入射側の面が平面となっている透明
層とからなることを特徴とするものである。
【0014】さらにもう1つの拡散反射型ホログラム複
製用原版は、反射拡散板と、前記反射拡散板と角度をな
して一体固定された透明基板とからなることを特徴とす
るものである。
【0015】本発明においては、内部に反射拡散面を配
置した透明ブロック状の拡散反射型ホログラム複製用原
版の表面に反射型ホログラム乾板を配置し、乾板側から
単波長あるいは多波長のレーザー光を入射させ、その乾
板を透過し、反射拡散面で拡散反射された拡散反射光と
乾板に入射させた前記レーザー光とを乾板中で干渉させ
て拡散反射型ホログラムを作製するので、欠陥が少な
く、所望の回折散乱特性を有する拡散反射型ホログラム
を工程数少なく安定して簡単に作製でき、また、複製用
光学系が簡単になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の拡散反射型ホログ
ラムの複製方法とそれに用いる拡散反射型ホログラム複
製用原版の実施例について説明する。図1に断面を示す
のは、本発明の実施例1の拡散反射型ホログラム複製用
原版6とそれを用いた1ステップホログラム複製法によ
る拡散反射型ホログラムの複製方法である。ホログラム
複製用原版6を構成するには、まず、表面がすり面等の
微小凹凸面2となっている拡散板1の微小凹凸面2上に
アルミニウム等の反射金属層3を蒸着等のより設けて多
数の反射拡散板1を作製し、出来上がったホログラム複
製用原版6の正面から入射した光を斜め前方の観察域方
向に拡散反射するような角度になるようにこれら反射拡
散板1を傾けて並列させ、その反射拡散板1の配列体を
シリコン等の透明樹脂4中に封入してその封入体の表面
を反射拡散板1の配列体に平行な平面にする。必要に応
じてその表面にガラス板5を設けてホログラム複製用原
版6が作製される。
【0017】このようなホログラム複製用原版6の表面
に反射型ホログラム乾板(リップマンホログラム乾板)
11をラミネートさせるか、屈折率整合液を介して密着
させる。この状態で、単波長あるいは多波長のレーザー
光7を原版6の略正面方向から入射させると、レーザー
光7は乾板11を透過して原版6中に入射し、その中に
封入された反射拡散板1に当たり、斜め前方の観察域方
向に向かう拡散反射光8が発生する。この入射光7と拡
散反射光8が乾板11中で干渉して、正面に入射した光
を斜め前方へ拡散反射する拡散反射型ホログラムがあた
かも複製されるように作製される。この方法は、工程数
が1ステップのため、欠陥が少ないものが簡単に作製で
き、また、レーザー光7を二分して入射させる必要がな
いため光学系が簡単になると共に、安定して所望の回折
散乱特性を有する拡散反射型ホログラムを作製すること
ができる。
【0018】図1の配置で複製される拡散反射型ホログ
ラムは、略正面から入射した光を斜め前方へ拡散反射さ
せるものであり、このような拡散特性を有する拡散反射
型ホログラムを備えた液晶表示素子(図5)は、例えば
机の上で用いるワープロ、携帯端末、電子手帳等に適用
できる。
【0019】図2は、斜め方向から入射した光を略正面
へ拡散反射させるための本発明の実施例2の拡散反射型
ホログラム複製用原版6とそれを用いた拡散反射型ホロ
グラムの複製方法を示す断面図である。原版6中の反射
拡散板1は図1の場合と同様に作製されるが、反射拡散
板1は原版6と略同じ大きさの平面状をしており、透明
樹脂4中に原版6の表面と平行に封入されている。その
他は図1の場合と同様である。
【0020】この原版6を用いて拡散反射型ホログラム
を複製するには、原版6の表面に乾板11をラミネート
させるか屈折率整合液を介して密着させ、単波長あるい
は多波長のレーザー光7を原版6の斜め前方から入射さ
せ、レーザー光7が乾板11を透過して原版6中の反射
拡散板1により略正面方向に拡散反射することにより発
生された拡散反射光8と入射光7とを乾板11中で干渉
させればよい。
【0021】図2の配置で複製される拡散反射型ホログ
ラムは、斜め方向から入射した光を略正面へ拡散反射さ
せるものであり、このような拡散特性を有する拡散反射
型ホログラムを備えた液晶表示素子(図5)は、例えば
腕時計に適用できる。ただし、この拡散反射型ホログラ
ムは正反射成分が若干多い特性がある。
【0022】図3は、実施例2と同様に、斜め方向から
入射した光を略正面へ拡散反射させるための本発明の実
施例3の拡散反射型ホログラム複製用原版6とそれを用
いた拡散反射型ホログラムの複製方法を示す断面図であ
る。この実施例においては、具体的な数値もあげてあ
る。この実施例においては、アルミニウム等の反射金属
板51の表面をブレーズド型面(断面が鋸歯状になって
いる面)とし、さらにその面を粗面処理して粗面化ブレ
ーズド型反射面52としている。その面52上に塗布等
により透明樹脂層53を設けるか、図1、図2と同様に
透明樹脂53中に反射金属板51を封入してホログラム
複製用原版6が作製される。なお、この実施例におい
て、拡散反射面52の各要素面の原版6の表面に対する
傾き角は6.6°に設定され、透明樹脂層53の屈折率
は1.5に設定されている。
【0023】この原版6を用いて斜め方向から入射した
光を略正面へ拡散反射させる拡散反射型ホログラムを複
製するには、原版6の表面に乾板11をラミネートさせ
るか屈折率整合液を介して密着させ、単波長あるいは多
波長のレーザー光7を原版6の表面の法線に対して20
°をなすように斜め前方から入射させる。すると、透明
樹脂層53中では、原版6の表面の法線に対して13.
2°をなすように屈折され、拡散反射面52の各要素面
に入射角6.6°で入射し、その面で略正面方向の拡散
反射光8に拡散反射され、乾板11中で入射光7と干渉
することにより、斜め20°方向から入射した光を略正
面へ拡散反射させる拡散反射型ホログラムが得られる。
【0024】もちろん、図3のように粗面化ブレーズド
型反射面52を用いる原版6を用いて図1のような略正
面から入射した光を斜め前方へ拡散反射させる拡散反射
型ホログラムを作製することもできる。
【0025】図4は、実施例2、3と同様に、斜め方向
から入射した光を略正面へ拡散反射させるための本発明
の実施例4の拡散反射型ホログラム複製用原版6とそれ
を用いた拡散反射型ホログラムの複製方法を示す断面図
である。この実施例においては、ホログラム複製用原版
6は、裏面に反射層55が設けられ、表面がすり面とな
っているスリガラス54と、このスリガラス54に面す
る表面に反射防止層58が設けられ、機械的手段56に
よりスリガラス54の面に対して所定の角度(図の場合
は10°)で保持されているガラス基板57とからな
り、スリガラス54とガラス基板57の間の空間には空
気層を有する構成になっている。
【0026】この原版6を用いて斜め方向から入射した
光を略正面へ拡散反射させる拡散反射型ホログラムを複
製するには、ガラス基板57の表面に乾板11をラミネ
ートさせるか屈折率整合液を介して密着させる。そし
て、スリガラス54の表面の法線に対して10°、ガラ
ス基板57の表面の法線に対して20°で単波長あるい
は多波長のレーザー光7を入射させると、順に乾板1
1、ガラス基板57を透過したレーザー光7は、スリガ
ラス54に入射角10°で入射し、その裏面の反射層5
5で反射され、スリガラス54のすり面を2回通ること
により反射角が略10°方向に拡散反射され、その拡散
反射光8(図示なし)はガラス基板57に略垂直な方向
に裏面から入射し、乾板11中で入射光7と干渉するこ
とにより、斜め20°方向から入射した光を略正面へ拡
散反射させる拡散反射型ホログラムが得られる。
【0027】以上、本発明の拡散反射型ホログラムの複
製方法及びそれに用いる拡散反射型ホログラム複製用原
版を実施例に基づいて説明してきたが、これら実施例に
限定されず種々の変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の拡散反射型ホログラムの複製方法及びそれに用いる拡
散反射型ホログラム複製用原版によると、内部に反射拡
散面を配置した透明ブロック状の拡散反射型ホログラム
複製用原版の表面に反射型ホログラム乾板を配置し、乾
板側から単波長あるいは多波長のレーザー光を入射さ
せ、その乾板を透過し、反射拡散面で拡散反射された拡
散反射光と乾板に入射させた前記レーザー光とを乾板中
で干渉させて拡散反射型ホログラムを作製するので、欠
陥が少なく、所望の回折散乱特性を有する拡散反射型ホ
ログラムを工程数少なく安定して簡単に作製でき、ま
た、複製用光学系が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の拡散反射型ホログラム複製
用原版とそれを用いたホログラム複製法による拡散反射
型ホログラムの複製方法を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例2の図1と同様の図である。
【図3】本発明の実施例3の図1と同様の図である。
【図4】本発明の実施例4の図1と同様の図である。
【図5】拡散反射型ホログラムを備えた液晶ディスプレ
イ装置の断面図である。
【図6】拡散反射型ホログラムを備えた別の液晶ディス
プレイ装置の断面図である。
【図7】拡散反射型ホログラムを1ステップ撮影法で作
製する方法を説明するための図である。
【図8】拡散反射型ホログラムを2ステップ撮影法で作
製する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…(反射)拡散板 2…微小凹凸面 3…反射金属層 4…透明樹脂 5…ガラス板 6…拡散反射型ホログラム複製用原版 7…レーザー光(入射光) 8…拡散反射光 11…反射型ホログラム乾板(リップマンホログラム乾
板) 31…拡散反射型ホログラム 32…照明光 33…拡散光 40…液晶表示素子 41、42…ガラス基板 43…透明表示電極 44…透明対向電極 45…液晶層 46、47…偏光板 51…反射金属板 52…粗面化ブレーズド型反射面 53…透明樹脂(層) 54…スリガラス 55…反射層 56…機械的手段 57…ガラス基板 58…反射防止層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に反射拡散面を配置した透明ブロッ
    クの表面に反射型ホログラム乾板を配置し、前記乾板側
    から単波長あるいは多波長のレーザー光を入射させ、前
    記乾板を透過し、前記反射拡散面で拡散反射された拡散
    反射光と前記乾板に入射させた前記レーザー光とを前記
    乾板中で干渉させて拡散反射型ホログラムを作製するこ
    とを特徴とする拡散反射型ホログラムの複製方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも入射側の面が平面の透明なブ
    ロックからなり、その中に反射拡散板が封入されてなる
    ことを特徴とする拡散反射型ホログラム複製用原版。
  3. 【請求項3】 入射側の面にガラス板が設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の拡散反射型ホログラム
    複製用原版。
  4. 【請求項4】 前記反射拡散板が前記ブロックの入射側
    の平面に対して傾けて並列された多数の反射拡散板から
    なることを特徴とする請求項2又は3記載の拡散反射型
    ホログラム複製用原版。
  5. 【請求項5】 前記反射拡散板が前記原版と略同じ大き
    さの平面状のものであり、前記ブロックの入射側の平面
    と平行に封入されてなることを特徴とする請求項2又は
    3記載の拡散反射型ホログラム複製用原版。
  6. 【請求項6】 前記反射拡散板が表面の断面が鋸歯状に
    なっているものであり、前記ブロックの入射側の平面と
    平行に封入されてなることを特徴とする請求項2又は3
    記載の拡散反射型ホログラム複製用原版。
  7. 【請求項7】 表面の断面が鋸歯状になっている反射拡
    散板と、その表面に設けられ入射側の面が平面となって
    いる透明層とからなることを特徴とする拡散反射型ホロ
    グラム複製用原版。
  8. 【請求項8】 反射拡散板と、前記反射拡散板と角度を
    なして一体固定された透明基板とからなることを特徴と
    する拡散反射型ホログラム複製用原版。
JP5738197A 1997-03-12 1997-03-12 拡散反射型ホログラムの複製方法及びそれに用いる拡散反射型ホログラム複製用原版 Pending JPH10254334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023670A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Fuji Xerox Co Ltd ホログラム記録方法、光記録媒体、及びホログラム記録装置
JP2009217281A (ja) * 2009-05-15 2009-09-24 Dainippon Printing Co Ltd 体積ホログラムの作製方法
US11732906B2 (en) 2015-10-23 2023-08-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Air conditioner

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