JPH10254264A - ヒータ駆動装置 - Google Patents

ヒータ駆動装置

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Publication number
JPH10254264A
JPH10254264A JP9053053A JP5305397A JPH10254264A JP H10254264 A JPH10254264 A JP H10254264A JP 9053053 A JP9053053 A JP 9053053A JP 5305397 A JP5305397 A JP 5305397A JP H10254264 A JPH10254264 A JP H10254264A
Authority
JP
Japan
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current
heater
power
fet
rectifier
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9053053A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Takashima
志朗 高島
Kazuo Sakaki
和雄 榊
Kyoichi Watanabe
経一 渡辺
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP9053053A priority Critical patent/JPH10254264A/ja
Publication of JPH10254264A publication Critical patent/JPH10254264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒータを交流で駆動し且つヒータのオン時の突
入電流を防止し、併せて力率の悪化防止、高調波電流の
発生防止、フリッカの発生防止、信頼性の向上、ヒータ
駆動装置の小型化を図る。 【解決手段】記録材上にトナー像を加熱定着するための
ヒータを駆動するヒータ駆動装置において、交流電力を
整流する整流手段と、該整流手段によって整流された電
力をスイッチングするスイッチング手段と、該スイッチ
ング手段によるスイッチング時間を制御する制御手段
と、交流電源と前記整流手段との間に接続され、交流電
力が印加されるヒータとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の定
着装置に用いられ定着のためのヒータを駆動するヒータ
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヒータ駆動装置は、交流電源をト
ライアックを介し直接ヒータに給電していた。あるい
は、AC電源を整流しヒータを直流駆動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒータ駆動装置
においては、交流電源をトライアックを介し直接ヒータ
に供給していた。しかし、この方法はヒータをオンした
ときに発生する突入電流を防止するために位相制御を行
い交流の半周期にオンとオフを一度だけしか行えないた
め、電力を有効に使えず、力率の悪化や高調波電流の発
生等の問題があった。しかし、位相制御を行わないでヒ
ータをオンするとヒータランプが発熱するまでの突入電
流やフリッカ等の問題が発生する。
【0004】従来のヒータ駆動装置において力率の改善
や高調波の発生を解決したものでは例えばAC電源を整
流し、ヒータに整流後の直流を印可していた。しかし、
ヒータとして例えばハロゲンランプを使用した場合、直
流駆動用のハロゲンランプは小電力のものが多く、大電
力に適する交流駆動ハロゲンランプは直流駆動すると寿
命が短かくなるという問題と、整流手段およびスイッチ
ング手段が発熱するため大電力のヒータを使用する場
合、大型の部品を必要とする等の問題があった。
【0005】本発明は、ヒータを交流で駆動し、且つヒ
ータのオン時の突入電流を防止し、併せて力率の悪化防
止、高調波電流の発生防止、フリッカの発生防止、信頼
性の向上、ヒータ駆動装置の小型化を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録材上に
トナー像を加熱定着するためのヒータを駆動するヒータ
駆動装置において、交流電力を整流する整流手段と、該
整流手段によって整流された電力をスイッチングするス
イッチング手段と、該スイッチング手段によるスイッチ
ング時間を制御する制御手段と、交流電源と前記整流手
段との間に接続され、交流電力が印加されるヒータとを
有することにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施例図面を参照して本発
明を説明する。図1は本発明の実施例の回路図である。
1はヒータ駆動装置に交流電力を供給する交流電源入力
端子、2はヒータランプ、3は交流電源からのノイズを
ヒータ駆動装置に侵入するのを防止するとともにヒータ
駆動装置から発生するノイズ電圧と高調波電流が交流電
源へ影響を与えるのを防止するとともに電流と電圧の積
分を行うフィルタ、4は供給された交流電力を直流に変
換する整流器、5はヒータのオンとオフを制御するヒー
タ駆動制御信号入力端子、6は制御信号を送信してくる
外部の回路とヒータ駆動装置を絶縁するホトカプラ、7
はヒータ駆動の周期とヒータ駆動のデューティを決定す
るパルス幅制御または周波数制御の機能を持つ制御回
路、8は整流器4で整流した直流電力をスイッチングす
るパワーFET、9はFET8のスイッチング時に発生
する高電圧からFET8を保護するアークサプレッサで
ある。
【0008】ヒータ駆動制御信号入力端子5に駆動信号
が入力したとき交流入力端子1から入力した交流電流は
フィルタ3を経由しヒータランプ2を介し整流器4に入
力する。整流器4から出力された直流電流は制御回路7
とパワーFET8に給電される。制御回路7はパワーF
ET8を任意の周波数あるいは任意のデューティで駆動
しパワーFET8は整流器4で整流された直流電流をス
イッチングする。パワーFET8および整流器4の出力
は直流のスイッチングされた電流が流れるがヒータラン
プ2は交流電流が流れる。
【0009】図2において(a)は図1の交流電源入力端
子1に流れる電流を示す。(b)は図1の整流器4に入力
する電流を示す。(c)は図1のパワーFET8を流れる
電流を示す。図1のパワーFET8に流れる電流は図2
(c)に示す直流をスイッチングした電流が流れるが、図
1の整流器4の入力電流及びヒータ2は図2(b)に示す
交流をスイッチングした電流となり、図1の交流電源入
力端子1に流れる電流は図1のフィルタ3により高周波
成分が除去された図2(a)の電流となる。
【0010】図3に別の実施例を示す。10はヒータ駆
動装置に交流電力を供給する交流電源入力端子、11は
ヒータランプ、22は交流電源からのノイズをヒータ駆
動装置に侵入するのを防止するとともにヒータ駆動装置
から発生するノイズ電圧と高調波電流が交流電源へ影響
を与えるのを防止するため電流の積分を行うフィルタ、
12は供給された交流電力を直流に変換する整流器、1
4はヒータのオンとオフを制御するヒータ駆動制御信号
入力端子、15は制御信号を送信してくる部位とヒータ
駆動装置を絶縁するホトカプラ、16はヒータ駆動の周
波数とヒータ駆動のデューティを決定する制御回路、1
7は整流器12で整流した直流電力をスイッチングする
パワーFET、18はFET17のスイッチング時に発
生する高電圧からFET17を保護するアークサプレッ
サ、13はトライアック、19は抵抗、20はホトトラ
イアック、21はオン信号入力時にトライアックをオン
するトライアックオン信号入力端子である。
【0011】ヒータ駆動制御信号入力端子14に駆動信
号が入力したとき交流入力端子10から入力した交流電
流はノイズフィルタ22とヒータランプ11を介し整流
器12に入力する。整流器12から出力された直流電流
はパワーFET17に給電される。制御回路16はパワ
ーFET17を任意の周波数および任意のデューティで
駆動し、パワーFET17は整流器12で整流された直
流電流をスイッチングする。パワーFET17および整
流器12の出力は直流のスイッチングされた電流が流れ
るがヒータランプ11と交流電源入力端子10は交流電
流が流れる。
【0012】トライアックオン信号入力端子21にオン
信号入力時にホトトライアック20が導通し抵抗19を
介しトライアック13を導通させる。トライアック13
はヒータランプ11が暖まりヒータ11の抵抗値が大き
くなり電流を抑制する必要がない場合に全電流を流すの
に用いる。トライアック13を使うことにより整流器1
2およびパワーFET17での発熱を抑えることができ
るためヒータ駆動装置を小型にすることができる。
【0013】図4は図1の制御回路7および図3の制御
回路16の一例である。23は電源回路、24は三角波
発振回路、25は電圧比較器、26,27は抵抗、28
はコンデンサである。Vc1およびVc2には図1のホ
トカプラ6、または図3のホトカプラ15が接続され
る。Vc1とVc2が導通していないとき三角波発振回
路24の出力は電圧比較器25で比較され三角波発振回
路24の出力よりVc2の電圧は低いため電圧比較器2
5の出力はローレベルとなり図1および図3のヒータコ
ントロール回路は動作しない。
【0014】Vc1とVc2が導通したとき、抵抗2
6、抵抗27、コンデンサ28で形成される積分器が積
分を開始する。三角波発振回路24の出力は電圧比較器
25で比較され三角波発振回路24の出力がVc2の電
圧より低い時電圧比較器25の出力はハイレベルとな
り、三角波発振回路24の出力がVc2の電圧より高い
時、電圧比較器25の出力はローレベルとなり、繰り返
し電圧比較器25の出力はハイ、ローの出力を繰り返
す。Vc1とVc2が導通した時、Vc2の初期値は0
Vであり、抵抗26を介しコンデンサ28の電圧が徐々
に上昇するため、オンデューティも徐々に大きくなって
いく。
【0015】図5はVc1とVc2が導通したときのタ
イムチャートである。図5において(a)は図4の三角波
発振回路24の出力波形、(b)は図4のVc2の電圧、
(c)は図4の電圧比較器25の出力波形である。図4に
おいてVc1とVc2が導通したとき、Vc2の初期の
電圧は0Vである。徐々に抵抗26を介しコンデンサ2
8に電流が流れ込みVc2の電圧は上昇する。電圧比較
器25の出力はハイレベル出力の期間が大きくなり結果
として図1および図3に示す実施例のヒータ駆動装置は
ヒータに流す電流の流れる期間を増やしていく。
【0016】図6は制御回路の別の一例である。29は
電源回路、30はアナログ−デジタル変換器内蔵のワン
チップマイコン、31,32は抵抗、33はトランジス
タ、34は電流−電圧変換器、35は低域通過フィル
タ、36は交流電源接続端子、37は抵抗である。交流
電源接続端子36は交流電源に接続され、電源回路29
は制御回路が動作するために必要な定電圧源として働
く。Vc1およびVc2にオン信号が入力されるとワン
チップマイコン30は抵抗37でプルアップされていた
Vc1のローレベルへの電圧変化を読みとり抵抗32を
介しトランジスタ33をオンする。そのとき、電流−電
圧変換器34で検出された電流は低域通過フィルタ35
を介しワンチップマイコン30に入力される。ワンチッ
プマイコン30は検出された電流値が設定された電流と
一致するようにトランジスタ33をパルス幅制御もしく
は周波数制御を行う。図6の回路ではマイコンの設定値
はヒータがオンしてから徐々に電流を増加させる、一定
値で制御する、数段階で可変する等あらかじめプログラ
ムすることにより任意に設定できる。また、低域通過フ
ィルタ35をピーク値検出回路に置き換えれば電流のピ
ーク値の制御も可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の直流駆動方式と比較して、ヒータとしてハロゲンラ
ンプを使用した場合、直流駆動用のハロゲンランプは小
電力のものが多いが、本発明のヒータ駆動装置は交流駆
動であるため大電力のハロゲンランプが使用できる。
【0018】また、直流駆動では大電力に適する交流駆
動ハロゲンランプの寿命を縮めてしまうが本発明は交流
駆動であるため大電力に適する交流駆動ハロゲンランプ
の寿命を縮めない。従来技術の高調波電流とフリッカを
発生させない突入電流抑制方法として直流駆動のスイッ
チング方式があったが、オン後のヒータランプのフィラ
メントが暖まってヒータランプの抵抗値が大きくなりス
イッチングの必要がなくなった時でも整流手段、スイッ
チング手段に電流を流さなければならないため、整流手
段とスイッチング手段は熱による温度上昇が問題にな
り、整流手段とスイッチング手段は大電力駆動の大型の
ものを使う、もしくは大型のヒートシンクが必要であっ
たが、本発明は交流駆動であるため大電流駆動に適した
トライアックと組み合わせ、ヒータランプのオン時の突
入電流防止の期間のみ整流手段とスイッチング手段に電
流を流すようにすることができ、整流手段およびスイッ
チング手段の発熱を抑えて小型化が可能である。
【0019】また、トライアック方式では困難であった
ヒータランプオン時の突入電流の抑制、力率悪化、高調
波電流の抑制、フリッカの発生を改善できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】入力交流電流、整流器入力電流およびパワーF
ETを流れる電流の波形を示す説明図。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図4】制御回路の一実施例を示す構成図。
【図5】三角波発振回路の出力電圧、電圧比較器の+入
力電圧および電圧比較器の出力電圧の波形を示す説明
図。
【図6】制御回路の他の実施例を示す構成図。
【符号の説明】
1,10,36…交流電源入力端子、2,11…ヒータラ
ンプ、3,22…フィルタ、4,12…整流器、5,14
…ヒータ駆動制御信号入力端子、6,15…ホトカプ
ラ、7,16…制御回路、8,17…パワーFET、9,
18…アークサプレッサ、13…トライアック、19,
26,27,31,32,37…抵抗、20…ホトトライア
ック、21…トライアックオン信号入力端子、23,2
9…電源回路、24…三角波発振回路、25…電圧比較
器、28…コンデンサ、30…アナログ−デジタル変換
器内蔵のワンチップマイコン、33…トランジスタ、3
4…電流−電圧変換器、35…低域通過フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材上にトナー像を加熱定着するための
    ヒータを駆動するヒータ駆動装置において、交流電力を
    整流する整流手段と、該整流手段によって整流された電
    力をスイッチングするスイッチング手段と、該スイッチ
    ング手段によるスイッチング時間を制御する制御手段
    と、交流電源と前記整流手段との間に接続され、交流電
    力が印加されるヒータとを有することを特徴とするヒー
    タ駆動装置。
JP9053053A 1997-03-07 1997-03-07 ヒータ駆動装置 Withdrawn JPH10254264A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9053053A JPH10254264A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 ヒータ駆動装置

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JP9053053A JPH10254264A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 ヒータ駆動装置

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ID=12932127

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JP (1) JPH10254264A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315588A (ja) * 1999-02-26 2000-11-14 Yazaki Corp 電源供給制御装置
US10126692B2 (en) 2016-03-11 2018-11-13 Konica Minolta, Inc. Power supply control device and image forming apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315588A (ja) * 1999-02-26 2000-11-14 Yazaki Corp 電源供給制御装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511