JPH10254128A - 画像形成方法及び感光材料 - Google Patents

画像形成方法及び感光材料

Info

Publication number
JPH10254128A
JPH10254128A JP9053582A JP5358297A JPH10254128A JP H10254128 A JPH10254128 A JP H10254128A JP 9053582 A JP9053582 A JP 9053582A JP 5358297 A JP5358297 A JP 5358297A JP H10254128 A JPH10254128 A JP H10254128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
photosensitive material
radical
latent image
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9053582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3766165B2 (ja
Inventor
Kazuya Okamoto
和也 岡本
Soichi Yamato
壮一 大和
Yasushi Oki
裕史 大木
Masato Shibuya
眞人 渋谷
Tadayoshi Kokubo
忠嘉 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Nikon Corp
Priority to JP05358297A priority Critical patent/JP3766165B2/ja
Priority to US09/038,683 priority patent/US6291145B1/en
Publication of JPH10254128A publication Critical patent/JPH10254128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3766165B2 publication Critical patent/JP3766165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70466Multiple exposures, e.g. combination of fine and coarse exposures, double patterning or multiple exposures for printing a single feature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/032Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
    • G03F7/033Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders the binders being polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/038Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な露光光源や光学系を用いることなく、
また直前の露光による影響を排除して微細パターンを形
成し得る画像形成方法並びにそれに適した感光材料を提
供する。 【解決手段】 潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>
1)に対応して高まる非線形感度特性を有する感光材料
を用い、かつ露光毎に感光材料上での露光強度分布を変
えて複数回の露光を行い被投影原稿のパターンを感光材
料に形成する画像形成方法において、前記感光材料とし
て露光によって発生したラジカルにより、もしくは前記
発生ラジカルを経由して変換された反応活性種によって
潜像形成反応を起こす成分を含む組成物を用い、かつ露
光を前記ラジカルの失活剤の存在下で行うことを特徴と
する画像形成方法、及び前記画像形成方法に使用される
感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として半導体素
子や液晶パネルの製造に用いられる微細パターンの形成
方法、および前記微細パターンの形成に好適な感光材料
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の露光方法においては、露光する所
望のパターンは全て同一の被投影原版であるレチクル上
に配置され、一度の露光によって前記パターンを基板に
焼き付けることから成っていた。この場合、基板上に塗
布されている感光材料であるフォトレジスト(通常は膨
潤の少ないポジ型レジストが多用される)には露光強度
Iに応じ、(1)式に示されるような潜像反応濃度ξが
発生する。
【0003】
【数1】
【0004】ここでtは露光時間、Cは感光材料によっ
て定まる定数である。mは感光材料の入射光強度に対す
る線形性を表す指数であり、m=1のとき線形、m≠1
のとき非線形であると称する。同式においてIm をJで
置換し、Jを潜像濃度と称することにする。
【0005】このような露光方法においては、レジスト
中に潜像を形成するための露光強度分布I(x)のスペク
トルiは、完全にインコヒーレントな結像を仮定する
と、
【0006】
【数2】
【0007】で与えられる。ここでi0 は物体のスペク
トル、fは光学系の伝達関数、即ちOTF(Optical Tr
ansfer Function)、νは空間周波数である。
【0008】また、プロセス的にfが有意で無くなる限
界の空間周波数ν0 は、露光波長をλ、投影光学系の感
光材料側の開口数をNA、プロセス係数をK1 とする
と、次式で示される。
【0009】
【数3】
【0010】また、光学系の解像限界はNAによって本
質的に決定され、その場合K1 =0.25であり、光学
系のカットオフ周波数νc は次式で示される。
【0011】
【数4】
【0012】従って、従来の露光方法においては、
(4)式から明らかなように高解像を得るためにはNA
を大きくするか、若しくは露光波長λを小さくするしか
なく、これまで高NAレンズの開発やエキシマレーザ等
の短波長光源の利用といった様々な開発がなされてき
た。
【0013】しかしながら、一方において投影光学系の
焦点深度(DOF:Depth of Focus)は(5)式で示さ
れるため、上記のような高解像条件下ではDOFが浅く
なる方向にシフトし、また光学系の大型化、特殊化に至
り実用的でない。また、感光材料上での最終的な解像限
界は、投影光学系で決定される解像限界を超えることが
できなかった。
【0014】
【数5】
【0015】上記の状況に鑑みて、解像限界を超えるた
めの手法として新規な露光方法が特開平6−29100
9号公報に提案されている。ここでは、潜像反応濃度が
入射光強度のm乗(m>1)に対応して高まるような非
線形の感度特性を有する感光材料を用い、露光毎に、
感光材料上での露光強度分布を変えて、もしくは被投
影原版(レチクル)と感光材料とを相対的に所定量移動
して、もしくは異なる被投影原稿を用いて、複数回の
露光を繰り返し行うことにより、投影光学系の解像限界
を超えるパターン形成を可能にしている。
【0016】この非線形感度特性による効果について、
以下に簡単に説明する。前述の通り、従来の露光方式に
おいてはインコヒーレント照明により全光学系を通った
後の結像面上の光強度分布I(x)は、物体の光強度分布
0(x)、投影光学系の点像強度分布F(x)を用いて、
【0017】
【数6】
【0018】として与えられる。ここでxは感光材料上
での位置座標であり、*はコンボリューションを意味す
る。これにより像面上の光強度スペクトルiは、フーリ
エ変換のコンボリューションの定理より、
【0019】
【数7】
【0020】となる。この場合、上記(4)式に示すよ
うに潜像濃度のカットオフ周波数νc は「2NA/λ」
であり、これを超越する解像は達成されえない。しかし
ながら、例えば(1)式においてm=2となる2次の非
線形性を有する感光材料、所謂「2光子吸収レジスト」
を適用すると、潜像濃度分布J(x)は露光強度分布I
(x)の2乗に応じて形成されることとなり、(6)式は
下記のように置き換えられる。
【0021】
【数8】
【0022】そして、潜像濃度分布のスペクトルjは
(7)式より、
【0023】
【数9】
【0024】と示される。この(9)式は、このような
非線形性感光材料を適用することにより、例えば露光強
度分布が正弦波状に強弱が変動しているような場合、線
形(1次)の感光材料を適用した場合に比して潜像濃度
分布を示す正弦波がより急峻な波形となることを示して
いる。そして、このような潜像濃度分布が急峻になるこ
とにより、高コントラストのパターンが形成される。
【0025】しかしながら、潜像濃度分布における上記
正弦波の位相は線形性感光材料も非線形性感光材料も同
一であるから、潜像濃度のカットオフ周波数は不変であ
り、光学系により決定される解像限界以上の微細パター
ン形成は不可能である。そこで、特開平6−29100
9号においては、非線形性感光材料を用いて露光を複数
回行うことを提案している。その原理は以下の通りであ
る。上記と同様のm=2の非線形性感光材料を使用し、
光学系における点像の結像を考える。その場合、照明状
態によらず光学系による点像強度分布F(x)を考えれ
ば良く、所望の物体光強度分布I0(x)が点像の重ね合わ
せにより形成されるものとすれば、これにより形成され
る潜像濃度分布J(x)は個々の点像の結像により作ら
れた光強度の重ね合わせとなり、次式で示される。
【0026】
【数10】
【0027】(10)式において、点像の潜像濃度分布
はF(x)2 で表されるため、光学系による点像強度分
布F(x)よりも鋭い分布となり、高解像になる。ま
た、(10)式をフーリエ変換することにより下式が得
られる。
【0028】
【数11】
【0029】この(11)式と(7)式とを比較する
と、「f*f」がこの方法における光学系のOTFと解
釈され、そのカットオフ周波数は(4)式より「4NA
/λ」となり、従来法である(7)式のOTFに対し2
倍のカットオフ周波数を与えることになり、結果として
理論限界の2倍の解像力が達成されることになる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−291
009号公報に記載された方法においては、解像力は感
光材料の非線形性を示す指数に左右され、理論限界の2
倍の解像力を得るにはm=2以上の非線形性を有する感
光材料、例えば「2光子吸収レジスト」を必要とする。
しかしながら、従来の非線形性感光材料は感度が低く、
その特性である非線形性を有効に引き出すためには極め
て高い光学密度を有する露光光源ならびに光学系が必要
であり、実用性に乏しいという問題を抱えている。ま
た、露光を複数回繰り返すため、新たな露光に際してそ
の直前の露光による影響が少なからず出る。
【0031】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、上記特開平6−291009号に記載さ
れた方法が有する高解像の利点を享受しつつ、特別な露
光光源や光学系を用いることなく、また直前の露光によ
る影響を排除して微細パターンを形成し得る画像形成方
法並びにそれに適した感光材料を提供することを目的と
する。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、特開平6−2
91009号に記載の方法において、露光によって発生
したラジカルを経由して起こる潜像形成反応を利用し、
かつその露光を前記ラジカルの失活剤の存在下で行なう
(以下、本発明画像形成システムと呼ぶ)ことで、特別
な露光光源や光学系を必要とせず、また直前の露光によ
る影響を排除し得ることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
【0033】即ち、上記の目的は、本発明に係る下記の
画像形成方法並びに感光材料により達成される。 (i)潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>1)に対応
して高まる非線形感度特性を有する感光材料を用い、か
つ露光毎に感光材料上での露光強度分布を変えて複数回
の露光を行い被投影原稿のパターンを感光材料に形成す
る画像形成方法において、前記感光材料として、露光に
よって発生したラジカルにより、もしくは前記発生ラジ
カルを経由して変換された反応活性種によって潜像形成
反応を起こす成分を含む組成物を用い、かつ露光を前記
ラジカルの失活剤の存在下で行うことを特徴とする画像
形成方法。 (ii) 潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>1)に対
応して高まる非線形感度特性を有する感光材料を用い、
かつ露光毎に被投影原稿と感光材料とを相対的に所定量
移動して複数回の露光を行い被投影原稿のパターンを感
光材料に形成する画像形成方法において、前記感光材料
として、露光によって発生したラジカルにより、もしく
は前記発生ラジカルを経由して変換された反応活性種に
よって潜像形成反応を起こす成分を含む組成物を用い、
かつ露光を前記ラジカルの失活剤の存在下で行うことを
特徴とする画像形成方法。 (iii)潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>1)に対
応して高まる非線形感度特性を有する感光材料を用い、
かつ露光毎に異なる被投影原稿を用いて複数回の露光を
行って被投影原稿のパターンを感光材料に形成する画像
形成方法において、前記感光材料として、露光によって
発生したラジカルにより、もしくは前記発生ラジカルを
経由して変換された反応活性種によって潜像形成反応を
起こす成分を含む組成物を用い、かつ露光を前記ラジカ
ルの失活剤の存在下で行うことを特徴とする画像形成方
法。 (iv) 上記(i) 乃至(iii) に記載の画像形成方法に用い
られる感光材料であって、露光によって発生したラジカ
ルにより、もしくは前記発生ラジカルを経由して変換さ
れた反応活性種によって潜像形成反応を起こす成分を含
み、かつ露光時に前記発生ラジカルの失活剤の存在下で
使用されることを特徴とする感光材料。
【0034】本発明においては、極めて高照度な光源を
必要とする点で実用性に乏しい「2光子吸収感光材料」
を用いなくとも、より高感度で、非線形性を有する感光
材料を用いて多重露光法を行うことで、超高解像の画像
形成が実現できる。また、非線形性感光材料として、ラ
ジカルを利用した種々の化学反応を利用できるので、構
成材料選択の自由度が広く、多様な目的に適合した感光
材料を設計できる。更に、露光により発生したラジカル
を失活させる成分を感光材料中に含む、もしくは外部か
ら作用させることにより、多重露光に際して直前の露光
の影響を排除することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の態様を詳細に説明
する。本画像形成システムにおいては、使用される感光
材料は少なくとも、光反応によってラジカルを発生させ
る成分と、発生ラジカルにより、または発生ラジカルを
経由して変換された反応活性種によって潜像形成反応を
行う成分、及びその潜像形成反応と競争しながら前記発
生ラジカルを失活させる成分(以下、ラジカル失活剤と
呼ぶ)とを含有する必要がある。但し、ラジカル失活剤
は露光中に感光材料の外部から供給することも可能であ
り、その場合は予め感光材料中に含まれる必要はない。
上記感光材料は、ラジカルを伴って潜像形成反応を起こ
す系であるため、入射光強度(露光量)に対して線形で
はなく、ある露光量を境にして潜像形成反応濃度が急激
に増大する(図3参照)。本発明は、このような感光材
料を用いて特開平6−291009号公報に記載された
原理に基づく画像の多重露光を行うことにより、従来知
られていた投影光学系の解像限界を越えた微細画像形成
を可能とするものである。
【0036】本画像形成システムの例の一つとしては、
ラジカル失活剤の存在下で行うラジカル重合を用いた画
像形成方法が挙げられる。このラジカル重合に使用され
る感光材料として、種々の光ラジカル発生剤と不飽和結
合を有するモノマーとの組み合わせが知られている。光
ラジカル発生剤としては過酸化物、アゾ化合物、ベンゾ
イン類、有機ハロゲン化合物、ジスルフィド化合物など
の光解裂型ラジカル発生剤、ベンゾフェノン、ミヒラー
ズケトン、チオキサントン等の水素引き抜き型ラジカル
発生剤、種々の色素と他分子との間で電子移動錯体を形
成させた複合ラジカル発生剤(例えばカチオン色素と硼
素化合物との組み合わせ、電子供与性色素とオニウム塩
の組み合わせ)、また電子移動錯体に更に増感色素を組
み合わせた3成分複合ラジカル発生剤などが代表的なも
のとして挙げられるが、光によってラジカルを発生させ
ることができる化合物であれば、その他如何なる化合物
を用いることもできる。一方、モノマー成分としては不
飽和基を有する化合物、例えば多価アルコールのアクリ
ル酸エステルやメタクリル酸エステル類、あるいは種々
の骨格構造を持ったオリゴマーに不飽和基を導入した化
合物などが用いられるが、前記ラジカルによって誘起さ
れる反応をするもので、感光材料としての潜像形成に利
用できるものであればどんな化合物でもよい。
【0037】本画像形成システムに用いるラジカル失活
剤としては、ラジカルが誘起する前記モノマー等の反応
と競争してこれを阻害し、結果的に感光材料としての潜
像形成反応の効率を落とすような物質を用いる。このよ
うにラジカルを失活させる物質としてはフェノール類、
アミン類、キノン類、メルカプト化合物などが知られて
おり、本画像形成システムでは感光材料中に予め添加し
て用いる。特にヒンダードフェノール類など安定ラジカ
ルを形成しやすい化合物は一般に重合禁止剤として知ら
れており、本画像形成システムの感光材料として特に好
適に使用できる。これらラジカル失活剤の効果が弱すぎ
ると、本画像形成システムに特有の多重露光法による解
像力向上効果を得ることができず、一方ラジカル失活剤
の効果が強すぎると、光反応によって発生した殆どのラ
ジカルが失活して著しい感度低下を招く。従ってラジカ
ル失活剤の濃度は、本画像形成システムに用いる他の成
分、即ち光ラジカル発生剤とモノマー成分の選択に合わ
せ、前記観点から個別に最適な点を選んで用いる。
【0038】また、本画像形成システムに用いるラジカ
ル失活剤として、ラジカルを失活させる機能を有する気
体を用いることもできる。特に酸素はラジカルを失活さ
せる効果が高いことが知られており、この目的に好適に
使用できる。具体的には、感光材料を前記気体、好まし
くは酸素を含んだ雰囲気(以下、失活性雰囲気と呼ぶ)
に曝して露光すればよい。その場合、前記のようなラジ
カル失活剤を予め感光材料中に含ませておいても、おか
なくてもよい。また、本発明の効果を最大限発揮させる
ために酸素によるラジカルの失活速度を調節する目的
で、感光材料の酸素透過性や失活性雰囲気の酸素分圧を
最適に選ぶことが望ましい。
【0039】更に、ラジカル失活剤として、感光材料を
調製する時に使用される各種薬剤、例えば溶剤に含まれ
る溶存酸素で代用することも可能である。
【0040】露光により上記感光材料の塗布層中に形成
された潜像は、適当な溶剤やアルカリ水溶液などで現像
してエッチングマスクとして使用可能なレジスト画像な
どに変換される。また露光部と未露光部とで結果的にシ
リル化剤などに対する反応性に差が見られる時は、潜像
形成後の感光材料塗布層をシリル化剤の雰囲気に曝して
してから、酸素ガスを用いた反応性イオンエッチングで
現像してレジスト画像に変換することもできる。
【0041】また本画像形成システムに利用可能な感光
材料の別な例としては、光ラジカル発生剤を酸の発生源
として用い、発生した酸を触媒として別な潜像形成反応
を行わせるものがある。この例においては、光によって
先ずラジカルが発生し、次いでこのラジカルは感光材料
に予め含ませた水素供与体から水素を引き抜いて、最終
的にプロトンを発生させる。このプロトンは酸として機
能するので、この酸により反応を起こす成分を感光材料
中に加えておけば、その反応により潜像を形成すること
ができる。このように酸を触媒として潜像形成に用いる
ための化学反応としては、様々な反応が利用できるが、
特に好適には「化学増感型レジスト」として知られてい
る多くの反応様式、即ち酸によるエステル基やアセター
ル基の分解反応、酸によるメチロール基やエポキシ基の
架橋反応等を利用することができる。従って、上記酸を
経由する感光材料は少なくとも、酸の発生源として利用
可能な光ラジカル発生剤、このラジカルを酸に変換する
ための水素供与性の化合物または基、酸によって潜像形
成反応を引き起こす化合物、そして前記ラジカル失活剤
とを含有する必要がある。但し、失活性雰囲気に曝して
露光する場合は、ラジカル失活剤は必ずしも感光材料中
に予め加えておく必要はない。
【0042】このように酸を経由して潜像を形成させる
ための光ラジカル発生剤としては、前述のような光解裂
型のラジカル発生剤が最も好ましく利用できる。光吸収
に基づく励起によってラジカル解裂しやすい結合として
は、C−ハロゲン結合、C−S結合、S−S結合、S−
N結合などの例がよく知られているが、露光光のエネル
ギーによってはC−C結合などもラジカル解裂するの
で、露光エネルギーに応じてこれらの結合を有する化合
物を、本画像形成システムに用いる光ラジカル発生剤と
して適宜選択して利用することができる。この例におい
ては、潜像形成のための酸触媒反応を加速する目的で露
光後に感光材料層の加熱を行うことが必要になる場合が
ある。このようにして得られた潜像は、前述の例と同様
に現像工程を加えてレジスト画像などに変換することが
できる。
【0043】また本画像形成システムに利用可能な感光
材料の更に別な例としては、単純に光ラジカル発生剤と
発生したラジカルにより何らかの化学変化を行う物質と
を感光材料中に含ませ、これに前述のようなラジカル失
活剤、または失活性雰囲気を組み合わせる方法が挙げら
れる。この感光材料の例に於いては、ラジカル反応の結
果、露光部と未露光部とで第3の化学物質に対する反応
性が変化するように予め物質を選ぶ必要がある。第3の
化学物質としては例えばシリル化剤のような反応性の高
い化学物質を選び、露光の終わった感光材料をこの物質
を含んだガス、または液体中に浸すことによって、例え
ばシリコン原子の導入量に変換した潜像を形成すること
ができる。このようにして形成した潜像は、例えば酸素
ガスを用いた反応性イオンエッチングにより現像して、
レジストとして使用可能なレリーフ画像に変換すること
ができる。
【0044】本潜像形成システムに用いるこれらの感光
材料中には、他に目的に応じて種々のバインダーポリマ
ーや光吸収成分、分光増感剤、溶解調節剤、界面活性剤
等を添加することができる。また、これらの感光材料は
単独で使用することもできるが、別の感光材料層をその
下に塗布し、複数層構成のレジスト材の一部として用い
ることもできる。
【0045】以上説明した感光材料は、特開平6−29
1009号に記載された方法に従って露光され、潜像形
成がなされる。図1は本画像形成システムを実施するた
めの露光装置の一例を示す概略構成図であり、特開平6
−291009号に記載された露光装置に従うものであ
る。図示されるように、光源1から出射した光は照明光
学系2を経てレチクル3を照明する。レチクル3を透過
した光は投影光学系4を経てステージ7上に固定された
ウエハ6上にレチクル3の縮小投影像を形成する。ウエ
ハ6上には、上記した感光材料5が塗布してある。上記
の装置構成において、特殊な光源や光学系を用いる必要
はなく、この種の装置において一般的なものを使用する
ことができる。また、図示は省略するが、この露光装置
は全体として密封容器内に収納されており、真空下に置
かれるか、あるいは失活性雰囲気に晒される。
【0046】露光方法も特開平6−291009号に記
載された手法を採用することができる。即ち、(a) 露光
毎に感光材料上での露光強度分布を変えて複数回の露光
を行ってもよいし、(b) 露光毎にレチクルと感光材料と
を相対的に所定量移動して複数回の露光を行ってもよい
し、(c) 露光毎に異なるレチクルを用いて複数回の露光
を行ってもよい。以下に、上記(b) の同一パターンを平
行移動して複数回露光する場合を例にして、本画像形成
システムにおける画像形成の過程を説明する。
【0047】回折理論による解像限界付近の周期パター
ンを結像する場合を考えると、基本的には、図2に示す
ように周期が「λ/NA」より小さい周期パターンの像
強度分布はすべて正弦波状になる。しかしながら、感光
材料5内に形成される潜像分布は正弦波状とはならな
い。これは、潜像形成反応はラジカルを経由して進行す
るため、露光量に対する潜像形成は線形ではなく、およ
そ図3に示すような非線形性を示すからである。尚、図
3の横軸は露光量、縦軸は潜像形成反応速度を表わす。
このような感光材料の非線形性によって、光学像のコン
トラストを飛躍的に高めることができる。即ち、光学像
の強度分布は図2に示すような正弦波分布であっても、
感光材料5内には図4に示す如く、急峻なピークが図2
に示す正弦波と同一の周期をもって現れる強度分布を有
する像を露光したかのような潜像が形成される。
【0048】上記の特性を利用して、高コントラストと
同時に高解像を実現することが可能となる。即ち、第一
回目の露光を行って、感光材料5内に図4に示す潜像を
形成した後、ウエハ5またはレチクル3を光軸に対して
垂直方向にパターン周期の半分だけ移動させ、第一回目
と同条件で第二回目の露光を行う。この第二回目の露光
は第一回目の露光と同条件であるため、第二回目の露光
によっても第4図に示すような強度分布を持つ潜像が形
成される。しかし、この第二回目の露光では、レチクル
3のパターンが第一回目の露光時より半周期分ずれてい
るため、第二回目の露光の後に得られる潜像は、図4に
示す分布と、図4に示す分布を半周期ずらした分布との
合成となり、結果として図5に示す潜像が形成される。
もとになる光学像の周期は「λ/(2NA)」まで可能
であるから、本手法により周期「λ/(4NA)」まで
のパターンが形成可能となる。このように回折限界を越
えたパターンが形成できるのは、感光材料5におけるラ
ジカル重合反応の露光量に対する非線形性により、潜像
が変形され、結果的に潜像に高い空間周波数成分が持ち
込まれたためである。以上の説明では、第二回目の露光
においてレチクル3とウエハ5とを半周期分ずらした
が、コントラストに余裕があれば、「1/n」周期ずつ
ずらして都合n回の露光を行ってもよい。この場合は、
周期「λ/(2nNA)」までのパターンが形成可能と
なる。
【0049】以上において、重要なのは感光材料5内に
ラジカル失活剤が含まれている、もしくは失活性雰囲気
下で露光を行う点にある。もし第一回の露光において発
生したラジカルが第二回目の露光の時点で残っていた場
合、第二回目の露光で形成される潜像は第一回目の露光
時の像の影響を受けることになり、本発明が目的とする
超解像効果が著しく損なわれることになる。そこで、ラ
ジカル失活剤もしくは失活性雰囲気の作用により、第一
回目の露光により発生したラジカルを第二回目の露光の
開始前までにほぼ完全に失活させることにより、第二回
目の露光を良好に行うことができる。尚、感光材料5中
のラジカル失活剤の含有量や失活性雰囲気の酸素分圧
は、少なすぎると第二回目の露光の時点までに全てのラ
ジカルが失活せず、また多すぎるとラジカル重合反応速
度を低下させて潜像の形成に悪影響を与えるため、両者
の関係を考慮して最適な量となるように選択されるのは
いうまでもない。
【0050】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより明確にす
る。 (実施例1)重量平均分子量3万のベンジルメタアクリ
レート/2−ヒドロキシエチルメタアクリレート/メタ
アクリル酸共重合体(仕込みモル比31:5:14)1
0重量部と、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト10重量部と、4−{3’−ブロモ−4’−N−(ビ
ス(エトキシカルボニルメチル)アミノフェニル)}−
2,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジン
0.5重量部と、大日本インキ化学社製「メガファック
F177」0.006重量部と、ハイドロキノンモノメ
チルエーテル0.007重量部とを、溶剤のプロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテートに均一に溶解
して感光材料Aを調製した。尚、この場合のラジカル失
活剤は、ハイドロキノンモノメチルエーテルと溶剤中の
溶存残素である。そして、図1に示す露光装置のウエハ
6上に感光材料Aを塗布し、真空下で第1回目の露光を
行い、次いでウエハ6をペリクルのパターン周期の半周
期分平行移動させて位置合わせを行い、第1回目の露光
と同条件で第2回目の露光を行った。第2回目の露光終
了後、エッチング液を用いて現像し、形成パターンの解
像度を調べたところ、露光装置の光学系の解像限界を越
えるλ/(4NA)の解像度であった。
【0051】(実施例2)重量平均分子量4000のメ
タクレゾール/パラクレゾールノボラック共重量体(仕
込みモル比6:4)20重量部と、三和ケミカル社製
「ニカラック30M」2.3重量部と、4−(4’−メ
トキシスチリル)−2,6−ビス(トリクロロメチル)
−S−トリアジン0.95重量部と、N−フェニレンジ
エタノールアミン0.18重量部と、アントラニル酸
0.4重量部と、横浜ゴム社製「トロイキッド306」
0.02重量部とを、溶剤のプロピレンブリコールモノ
メチルエーテルアセテートに均一に溶解して感光材料B
を調製した。尚、この場合のラジカル失活剤は、溶剤中
の溶存酸素である。そして、実施例1と同様の露光を行
い、形成パターンの解像度を調べたところ、露光装置の
光学系の解像限界を越えるλ/(4NA)の解像度であ
った。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
極めて高照度な光源を必要とする点で実用性に乏しい
「2光子吸収感光材料」等を用いることなく、また残存
ラジカルによる影響を排除して、超高解像の画像形成が
実現できる。また、非線形性感光材料として、ラジカル
を利用した種々の化学反応を利用できるので、構成材料
選択の自由度が広く、多様な目的に適合した感光材料を
設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法を実施するための露光装
置の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の画像形成方法による画像形成原理を説
明するための図であり、画像の周期パターンを示す図で
ある。
【図3】本発明の画像形成方法に使用される感光材料の
非線形性を説明するための図である。
【図4】本発明の画像形成方法による画像形成原理を説
明するための図であり、感光材料中の潜像のパターンを
示す図である。
【図5】本発明の画像形成方法による画像形成原理を説
明するための図であり、多重露光後の感光材料中の潜像
のパターンを示す図である。
【符号の説明】
1 光源 2 照明光学系 3 レチクル 4 投影光学系 5 感光材料 6 ウエハ 7 ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 裕史 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 渋谷 眞人 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 小久保 忠嘉 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士ハ ントエレクトロニクステクノロジー株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>
    1)に対応して高まる非線形感度特性を有する感光材料
    を用い、かつ露光毎に感光材料上での露光強度分布を変
    えて複数回の露光を行い被投影原稿のパターンを感光材
    料に形成する画像形成方法において、 前記感光材料として、露光によって発生したラジカルに
    より、もしくは前記発生ラジカルを経由して変換された
    反応活性種によって潜像形成反応を起こす成分を含む組
    成物を用い、かつ露光を前記ラジカルの失活剤の存在下
    で行うことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>
    1)に対応して高まる非線形感度特性を有する感光材料
    を用い、かつ露光毎に被投影原稿と感光材料とを相対的
    に所定量移動して複数回の露光を行い被投影原稿のパタ
    ーンを感光材料に形成する画像形成方法において、 前記感光材料として、露光によって発生したラジカルに
    より、もしくは前記発生ラジカルを経由して変換された
    反応活性種によって潜像形成反応を起こす成分を含む組
    成物を用い、かつ露光を前記ラジカルの失活剤の存在下
    で行うことを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m>
    1)に対応して高まる非線形感度特性を有する感光材料
    を用い、かつ露光毎に異なる被投影原稿を用いて複数回
    の露光を行って被投影原稿のパターンを感光材料に形成
    する画像形成方法において、 前記感光材料として、露光によって発生したラジカルに
    より、もしくは前記発生ラジカルを経由して変換された
    反応活性種によって潜像形成反応を起こす成分を含む組
    成物を用い、かつ露光を前記ラジカルの失活剤の存在下
    で行うことを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の画像形成方法に
    用いられる感光材料であって、露光によって発生したラ
    ジカルにより、もしくは前記発生ラジカルを経由して変
    換された反応活性種によって潜像形成反応を起こす成分
    を含み、かつ露光時に前記発生ラジカルの失活剤の存在
    下で使用されることを特徴とする感光材料。
JP05358297A 1997-03-07 1997-03-07 画像形成方法及び感光材料 Expired - Lifetime JP3766165B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05358297A JP3766165B2 (ja) 1997-03-07 1997-03-07 画像形成方法及び感光材料
US09/038,683 US6291145B1 (en) 1997-03-07 1998-03-09 Image formation method with photosensitive material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05358297A JP3766165B2 (ja) 1997-03-07 1997-03-07 画像形成方法及び感光材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10254128A true JPH10254128A (ja) 1998-09-25
JP3766165B2 JP3766165B2 (ja) 2006-04-12

Family

ID=12946850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05358297A Expired - Lifetime JP3766165B2 (ja) 1997-03-07 1997-03-07 画像形成方法及び感光材料

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6291145B1 (ja)
JP (1) JP3766165B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006156424A (ja) * 2004-10-25 2006-06-15 Sharp Corp 露光方法および露光装置
JP2009169189A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Nikon Corp 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
KR100961625B1 (ko) * 2001-09-03 2010-06-08 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 착색 감광성 수지 조성물의 보존방법

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7381516B2 (en) * 2002-10-02 2008-06-03 3M Innovative Properties Company Multiphoton photosensitization system
US7005229B2 (en) * 2002-10-02 2006-02-28 3M Innovative Properties Company Multiphoton photosensitization method
US7265161B2 (en) * 2002-10-02 2007-09-04 3M Innovative Properties Company Multi-photon reactive compositions with inorganic particles and method for fabricating structures
JP2002127476A (ja) * 2000-10-26 2002-05-08 Fuji Photo Film Co Ltd 記録装置
US7232650B2 (en) * 2002-10-02 2007-06-19 3M Innovative Properties Company Planar inorganic device
JP2006509260A (ja) * 2002-12-09 2006-03-16 ピクセリジェント・テクノロジーズ・エルエルシー ナノサイズの半導体粒子をベースとするプログラム可能なフォトリソグラフィマスクおよび可逆性フォトブリーチング可能な材料、ならびにそれらの用途
WO2004064832A2 (en) * 2003-01-22 2004-08-05 Pfizer Products Inc. Methods for treating joint pain or improving sleep using an estrogen agonist/antagonist
US8993221B2 (en) 2012-02-10 2015-03-31 Pixelligent Technologies, Llc Block co-polymer photoresist
JP2009543159A (ja) * 2006-07-10 2009-12-03 ピクセリジェント・テクノロジーズ・エルエルシー リソグラフィ用レジスト
US7914974B2 (en) * 2006-08-18 2011-03-29 Brewer Science Inc. Anti-reflective imaging layer for multiple patterning process
US8133659B2 (en) 2008-01-29 2012-03-13 Brewer Science Inc. On-track process for patterning hardmask by multiple dark field exposures
KR101418127B1 (ko) * 2008-11-26 2014-07-09 엘지디스플레이 주식회사 롤 프린팅 공정에 사용되는 잉크 조성물 및 이를 이용하여 기판 상에 패턴을 형성하는 방법
US9640396B2 (en) 2009-01-07 2017-05-02 Brewer Science Inc. Spin-on spacer materials for double- and triple-patterning lithography
US8697346B2 (en) * 2010-04-01 2014-04-15 The Regents Of The University Of Colorado Diffraction unlimited photolithography

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4155894A (en) * 1977-10-25 1979-05-22 M&T Chemicals Inc. Composition for preparing urethane/urea block copolymers
US4857434A (en) * 1986-09-23 1989-08-15 W. R. Grace & Co. Radiation curable liquid (meth) acrylated polymeric hydrocarbon maleate prepolymers and formulations containing same
US4912014A (en) * 1988-10-17 1990-03-27 The Mead Corporation Imaging sheet having an open porous matrix containing a photohardenable composition, and a method for use of such a sheet
US5415835A (en) * 1992-09-16 1995-05-16 University Of New Mexico Method for fine-line interferometric lithography
US5489621A (en) * 1993-05-12 1996-02-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Process for forming colored partial picture element and light-shielding light-sensitive resin composition used therefor
JP3271728B2 (ja) * 1994-02-14 2002-04-08 日本電信電話株式会社 ポジ型レジスト組成物
DE69511141T2 (de) * 1994-03-28 2000-04-20 Wako Pure Chem Ind Ltd Resistzusammensetzung für tiefe Ultraviolettbelichtung
US5698343A (en) * 1994-07-05 1997-12-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Laser wavelength detection and energy dosimetry badge
US5652084A (en) * 1994-12-22 1997-07-29 Cypress Semiconductor Corporation Method for reduced pitch lithography
JP3449664B2 (ja) * 1995-04-19 2003-09-22 東京応化工業株式会社 ネガ型レジスト組成物
US5858616A (en) * 1995-10-13 1999-01-12 Hitachi Chemical Company, Ltd. Photosensitive resin composition, photosensitive film and process for preparing fluorescent pattern using the same, and phosphor subjected to surface treatment and process for preparing the same
US5811222A (en) * 1996-06-24 1998-09-22 Advanced Micro Devices, Inc. Method of selectively exposing a material using a photosensitive layer and multiple image patterns
JPH1041223A (ja) * 1996-07-24 1998-02-13 Nikon Corp 露光方法および露光装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100961625B1 (ko) * 2001-09-03 2010-06-08 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 착색 감광성 수지 조성물의 보존방법
JP2006156424A (ja) * 2004-10-25 2006-06-15 Sharp Corp 露光方法および露光装置
JP2009169189A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Nikon Corp 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
KR20100106302A (ko) * 2008-01-17 2010-10-01 가부시키가이샤 니콘 노광방법 및 장치 및 디바이스 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3766165B2 (ja) 2006-04-12
US6291145B1 (en) 2001-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3766165B2 (ja) 画像形成方法及び感光材料
US20070258073A1 (en) Enhanced lithographic resolution through double exposure
KR20060129155A (ko) 최소 선폭의 균일성 증가 기판 패턴 방법
Craighead et al. Contact lithography at 157 nm with an F2 excimer laser
KR20100068216A (ko) 패턴 형성 방법
KR101050940B1 (ko) 화학 증폭형 포지티브형 레지스트용 조성물
KR100789218B1 (ko) 광개시화 반응
EP0935172A1 (en) Photosensitive resin, resist based on the photosensitive resin, exposure method using the resist, and semiconductor device obtained by the exposure method
EP1478978B1 (en) Self-aligned pattern formation using dual wavelengths
US20090130611A1 (en) Lithographic Method
Fühner Artificial evolution for the optimization of lithographic process conditions
US20070264585A1 (en) Photomask having half-tone phase shift portion
US10459337B2 (en) Multicolor photolithography materials and methods
Vladimirsky 10. Lithography
Reynolds A concept for a high resolution optical lithographic system for producing one-half micron linewidths
JPH07106235A (ja) パターン形成方法
US20210088901A1 (en) Photoresist for euv and/or e-beam lithography
CN114911141B (zh) Euv光刻方法及euv光刻设备
KR100240024B1 (ko) 반도체장치의 제조를 위한 원자외선 노광용 포토레지스트 조성용 구조제 수지와 그 제조방법 및 그 구조제 수지를 포함하는 원자외선 노광용 포토레지스트 조성물
Roncaglia Advanced Lithography
KR100252226B1 (ko) 반도체장치의 제조를 위한 원자외선 노광용 포토레지스트조성용 구조제 수지와 그 제조방법 및 그 구조제 수지를포함하는 원자외선 노광용 포토레지스트 조성물
JP6757626B2 (ja) レジストパターン形成方法、及びパターン厚肉化用ポリマー組成物
KR100253084B1 (ko) 반도체장치의제조를위한원자외선노광용포토레지스트조성용구조제수지와그제조방법및그구조제수지를포함하는원자외선노광용포토레지스트조성물
KR20010098722A (ko) 패턴형성재료 및 패턴형성방법
KR20210031766A (ko) 레지스트 조성물 및 레지스트 패턴 형성 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090203

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20180203

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term