JPH10253747A - レーダデテクタ及びその調整システム並びに調整方法 - Google Patents

レーダデテクタ及びその調整システム並びに調整方法

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JPH10253747A
JPH10253747A JP9057843A JP5784397A JPH10253747A JP H10253747 A JPH10253747 A JP H10253747A JP 9057843 A JP9057843 A JP 9057843A JP 5784397 A JP5784397 A JP 5784397A JP H10253747 A JPH10253747 A JP H10253747A
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JP
Japan
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signal
frequency
radar
voltage
controlled oscillator
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JP9057843A
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English (en)
Inventor
Mikio Iwakuni
幹夫 岩国
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Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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Publication of JPH10253747A publication Critical patent/JPH10253747A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/021Auxiliary means for detecting or identifying radar signals or the like, e.g. radar jamming signals
    • G01S7/022Road traffic radar detectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 VCO回路を用いて広帯域を周波数掃引しレ
ーダ信号を検出するレーダデテクタにおいて、比較的簡
単かつ安価な回路を用いながら受信バンドの周波数精度
を向上させる。 【解決手段】 アンテナ1で受信したレーダ信号を電圧
制御発振器12の出力信号に基づき復調する受信部8
と、掃引信号を発生して電圧制御発振器12に制御信号
として供給する掃引信号発生部10と、掃引信号と発振
周波数との関係を示すデータを予め格納するメモリ部1
6と、受信部8で復調されたレーダ信号を検知したとき
に、電圧制御発振器12の制御信号とメモリ部16のデ
ータとを比較することによりレーダ信号の受信周波数を
判定する制御部14とを備える。メモリ部16には電圧
制御発振器12の実際の特性が格納されているので正確
な判定が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の走行ス
ピード測定装置であるレーダガン等のマイクロ波発生源
から送出されるマイクロ波信号を検出するレーダデテク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7にX,K,Kaバンドをカバーする
3バンドレーダデテクタの構成例を示す。
【0003】アンテナ(ANT)1で受信された図示し
ないレーダガンからの高周波信号は、バンドリジェクシ
ョンフィルタ(BRF)2により所定帯域の信号が除か
れた後、ミキサ(MIX)3に入力される。ミキサ3で
は、受信された高周波信号と局部発振器(OSC)11
−1〜11−3いずれかの出力信号とが混合され、これ
らの周波数の差の周波数の信号(第1中間周波信号)が
出力される。ミキサ3の出力は中間周波増幅器(IF
A)4で増幅された後、ミキサ5に入力される。ミキサ
5では、ミキサ3が出力する中間周波数信号と電圧制御
発振器(VCO)12−1〜12−3いずれかの出力信
号とが混合され、これらの周波数の差の周波数の信号
(第2中間周波信号)が出力される。ミキサ5の出力は
バンドパスフィルタ(BPF)6で所望の周波数帯の信
号のみが取り出され、増幅器(AMP)7で増幅された
後、FM検波器(FMDET)8に入力される。FM検
波器8の出力は、コンパレータ(COMP)9で所定の
しきい値と比較され、このしきい値以上の信号のみが出
力される。コンパレータ9の出力信号は鋸歯状波発生器
(Saw Wave Generator)10及び遅
延手段(Delay)13に入力される。鋸歯状波発生
器10の出力はコンパレータ18で所定のしきい値Vt
hと比較される。制御用のマイコン(M−COM)14
のRD SigIN端子、TMG端子には、それぞれ遅
延手段13の出力、コンパレータ18の出力が入力され
る。マイコン14は、これら信号に基づき局部発振器1
1及び電圧制御発振器12を制御するとともに、検出結
果を演算して入出力部(I/O)15に対し出力する。
また、マイコン14は制御信号等を入出力部15から受
ける。
【0004】図7の受信回路は、受信周波数が非常に広
い周波数域にわたるため、初段に低雑音増幅器が設けら
れていない。また、複数のレーダバンドを受信するため
に、複数個(図の例では3個)の第1の局部発振器11
−1〜11−3が備えられている。
【0005】また、複数のレーダバンド毎にそのIF周
波数が異なること、及び、レーダバンドのうちのKaバ
ンドは非常に広帯域であるため、第2の局部発振器とし
て複数のVCO12−1〜12−3が使用される。
【0006】各レーダバンドの受信周波数とレーダデテ
クタの動作周波数の関係は次の通りである。
【0007】 受信バンド 受信周波数(Ghz) 第1局部発振器(Ghz) 第1IF周波数 Xバンド 10.525±0.025 11.5 0.975±0.025 Kバンド 24.150±0.1 11.5×2=23.0 1.150±0.1 Kaバンド 33.4〜34.7 16.2×2=32.4 1.0〜2.3 Kaバンド 34.7〜36.0 16.85×2=33.7 1.0〜2.3 ただし、OSC11−1の発振周波数は11.5GHz、O
SC11−2の発振周波数は16.2GHz、OSC11−
3の発振周波数は16.85GHzである。
【0008】上記の関係から、X及びKバンドには同じ
局部発振器11−1が用いられるが、IF周波数は異な
ることがわかる。ただし、Kバンド受信時において局部
発振器11−1の基本発振周波数の2倍の周波数である
第2高調波が利用される。また、Kaバンドは33.4
〜36.0GHzと非常に広帯域であるため、2個の第
1局部発振器11−2,11−3を利用し、IF周波数
を1〜2.3GHzとしている。Kaバンド受信時にお
いて局部発振器11−2,11−3の基本発振周波数の
2倍の周波数である第2高調波が利用される。
【0009】また、第2IF周波数は通常数十MHzの
固定周波数に設定される。したがって、VCO12−1
の発振周波数は950〜1.3GHz、VCO12−2の発振
周波数は1.3〜1.8GHz、VCO12−3の発振周波数
は1.8〜2.3GHzのように設定される。これらを用い
て、第1IF周波数範囲から第2IF周波数(数十MH
z)を引いた周波数範囲を周波数掃引する。
【0010】以上のことをまとめると、第1局部発振器
と第2局部発振器の組合わせと、受信バンドの関係は次
のようになる。
【0011】 受信バンド 受信周波数(Ghz) 第1局部発振器 第2局部発振器 Xバンド 10.525±0.025 OSC11-1 VCO12-1 Kバンド 24.150±0.1 OSC11-1(2倍波) VCO12-1 Kaバンド 33.4〜34.7 OSC11-2(2倍波) VCO12-1,2,3 Kaバンド 34.7〜36.0 OSC11-3(2倍波) VCO12-1,2,3 この表からわかるように、受信バンドがKaバンドであ
ることは、第1局部発振器11−2,3が使用されてい
ることから直接判別でき、第2局部発振器12の発振周
波数を知る必要はない。しかし、受信バンドがXバンド
であるか、それともKバンドであるかは、第2局部発振
器12−1の発振周波数を知る必要がある。
【0012】また、図3は、図7の装置の動作説明図で
ある。図3において、SAW Wave Gen.は、
鋸歯状波発生器10が出力する、一定周期T1で繰り返
される鋸歯状波である。図3では4つの周期A,B,
C,Dが示されている。TMGは、コンパレータ18の
出力信号である。コンパレータ18は、図4の鋸歯状波
を一定のしきい値Vth(これはXバンドからKバンド
への切り替えタイミングに対応する電圧である)と比較
し、鋸歯状波発生器10の出力がしきい値Vthより小
さいときにHレベルの信号を出力し、大きいときにLレ
ベルの信号を出力する。RD Sig INは、FM検
波器8の検波出力である。図3では、周期Aのタイミン
グT3の期間において信号S1が検出されている。すな
わち、Kバンドのレーダ信号が検出されている。
【0013】次に動作について、図3を参照しながら説
明する。
【0014】鋸歯状波発生器10は図3に示す周期信号
を発生する。第2局部発振器の周波数掃引時にレーダ信
号を受信すると、第2IF周波数が所定の周波数になっ
た瞬間にFM検波器8の出力に波形が現れる。この波形
をコンパレータ9によりパルス整形して掃引信号発生器
10及びマイコン14に加える。
【0015】マイコンは、RD Sig IN端子にパ
ルス信号の入力が発生した時点における第1及び第2局
部発振器11、12の動作状態から、受信レーダバンド
の判別を行う。
【0016】例えば、図3のように信号S1が検出され
たとき、OSC11−1が2倍波を発生するように動作
し、かつ、VCO12−1がしきい値Vth以上で動作
しているのであれば、前述の表から信号S1はKバンド
の受信信号であることがわかる。なお、その周波数値は
そのときのSAW Wave Gen.波形の電圧レベ
ルを調べることにより測定できる。
【0017】図4は、VCO12−1の周波数掃引特性
を示している。
【0018】図3のしきい値Vthは、図4のV5に対応
する。つまり、掃引電圧0〜V5のときに、図7のレー
ダデテクタはXバンドの信号(図4の「X2」の範囲)
を受信し、掃引電圧V5〜10のときに、Kバンドの信
号(図4の「K2」の範囲)を受信する。
【0019】以上のように、第1局部発振器と第2局部
発振器の動作の組み合わせから受信するレーダバンドが
決定される。
【0020】なお、図7と同様にXバンド、Kバンド、
Kaバンドをカバーするマイクロ波検出器は、特開平7
−35845号公報に開示されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7の
受信バンドX2、K2は、通常、実際の受信バンドX
1、K1に比べて広範囲に設定される。すなわち、受信
バンドを設定する際の実際のX及びK受信バンドのIF
周波数は、前記説明のとおりX=0.95〜1.0、K
=1.05〜1.25GHzであり、これらはそれぞれ
図4ではV1〜V2及びV3〜V4となる。このように
実際の受信バンドX1、K1に比べて広範囲の受信バン
ドX2、K2を設定している理由は、製品量産時にはV
COの掃引周波数にばらつきが生じるからであり、もし
ばらつきがあってもX及びK受信バンド(X1、K1)
の受信帯域を保証するためである。
【0022】この手法によりVCOの掃引周波数のばら
つきに対応しようとすると、実際の受信帯域仕様に比べ
て非常に広範囲の周波数帯域の受信器を設計することに
なる。この結果として受信帯域が広い分だけ妨害波等に
よる誤動作の頻度が高くなるという問題が生じる。
【0023】なお上記問題は、V1、V2、V3、V4
それぞれにしきい値を設けてTMGパルスをマイコンに
供給すれば対策可能であるが、しかしながら、この場合
には多くのCOMP(電圧比較器)とマイコンポートが
必要となり、回路規模及び価格の面で問題がある。近年
Kバンド内に新たなセーフティー・レーダ・バンド(セ
ーフティー・ウォーニング・システム)が新設され、こ
のバンドを識別するためには更に多くのCOMP回路が
必要となることを考えれば、この問題は設計上及び製造
上において重要である。
【0024】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、VCO回路を用いて広帯域を周波数
掃引しレーダ信号を検出するレーダデテクタにおいて、
比較的簡単かつ安価な回路を用いながら受信バンドの周
波数精度を向上させることができるレーダデテクタを提
供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーダデ
テクタは、レーダ信号を受信するアンテナと、制御信号
を受けてこの信号に対応する周波数の信号を発振する電
圧制御発振器と、前記アンテナで受信したレーダ信号を
前記電圧制御発振器の出力信号に基づき復調する受信部
と、掃引信号を発生して前記電圧制御発振器に前記制御
信号として供給する掃引信号発生部と、前記掃引信号と
発振周波数との関係を示すデータを予め格納するメモリ
部と、前記受信部で復調されたレーダ信号を検知したと
きに、前記電圧制御発振器の制御信号と前記メモリ部の
データとを比較することにより前記レーダ信号の受信周
波数を判定する制御部とを備えるものである。
【0026】この発明に係るレーダデテクタは、内部の
温度を検出するための温度センサを備えるとともに、前
記メモリ部は、温度補償を行うための温度補償データを
含み、前記制御部は、前記温度補償データに基づき前記
レーダ信号の受信周波数を判定するものである。
【0027】この発明に係るレーダデテクタは、前記メ
モリ部が、受信範囲である帯域の上限周波数及び下限周
波数と前記掃引信号との関係を示すデータを格納し、前
記制御部は、前記メモリ部のデータに基づき前記電圧制
御発振器の制御信号が前記上限周波数と前記下限周波数
の範囲内にあるかどうかを調べることにより前記レーダ
信号の受信周波数を判定するものである。
【0028】この発明に係るレーダデテクタは、前記受
信部が複数の帯域にわたって処理を行い、前記メモリ部
は、前記複数の帯域それぞれについて上限周波数及び下
限周波数と前記掃引信号との関係を示すデータを格納
し、前記制御部は、前記メモリ部のデータに基づき、前
記複数の帯域それぞれについて、前記電圧制御発振器の
制御信号が前記上限周波数と前記下限周波数の範囲内に
あるかどうかを調べることにより前記レーダ信号の受信
周波数を判定するものである。
【0029】この発明に係るレーダデテクタは、前記受
信部が、FM検波器と、前記FM検波器の出力を波形整
形しレーダ信号として出力するコンパレータとを備え、
前記制御部はマイクロプロセッサであり、前記電圧制御
発振器の制御信号の検出を前記マイクロプロセッサのA
Dポートで行い、前記レーダ信号の検出を前記マイクロ
プロセッサの入力ポートで行うものである。
【0030】この発明に係るレーダデテクタの調整シス
テムは、前記レーダデテクタと、前記レーダデテクタの
電圧制御発振器に制御信号を供給する制御信号発生手段
と、前記電圧制御発振器が所定の周波数で発振している
ときに予め定められた条件で前記レーダデテクタのメモ
リ部にデータを書き込むデータ書込手段とを備えるデー
タ測定書込装置と、前記レーダデテクタの電圧制御発振
器の発振周波数を測定する周波数測定装置とを備えるも
のである。
【0031】この発明に係るレーダデテクタの調整方法
は、レーダ受信帯域の設定を行う第1ステップと、前記
レーダデテクタの電圧制御発振器の発振周波数が所定の
周波数になるように設定する第2ステップと、前記第2
ステップで周波数設定がなされたときに、前記電圧制御
発振器の制御電圧をデジタル値に変換する第3ステップ
と、前記変換されたデータを前記レーダデテクタのメモ
リ部に記録する第4ステップと、全てのレーダ受信帯域
の設定がなされるまで、前記第1乃至第4ステップを繰
り返すものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.この発明の実施の形態1のレーダ
デテクタについて図を参照しながら説明する。
【0033】図1は発明の実施の形態1の装置の機能ブ
ロック図である。
【0034】アンテナ(ANT)1で受信された図示し
ないレーダガンからの高周波信号は、バンドリジェクシ
ョンフィルタ(BRF)2により所定帯域の信号が除か
れた後、ミキサ(MIX)3に入力される。ミキサ3で
は、受信された高周波信号と局部発振器(OSC)11
−1〜11−3いずれかの出力信号とが混合され、これ
らの周波数の差の周波数の信号(第1中間周波信号)が
出力される。ミキサ3の出力は中間周波増幅器(IF
A)4で増幅された後、ミキサ5に入力される。ミキサ
5では、ミキサ3が出力する中間周波数信号と電圧制御
発振器(VCO)12−1〜12−3いずれかの出力信
号とが混合され、これらの周波数の差の周波数の信号
(第2中間周波信号)が出力される。ミキサ5の出力は
バンドパスフィルタ(BPF)6で所望の周波数帯の信
号のみが取り出され、増幅器(AMP)7で増幅された
後、FM検波器(FMDET)8に入力される。FM検
波器8の出力は、コンパレータ(COMP)9で受信信
号の有無を判定するための所定のしきい値と比較され、
このしきい値以上の信号のみが出力される。コンパレー
タ9の出力信号は鋸歯状波発生器(Saw Wave
Generator)10及び遅延手段(Delay)
13に入力される。鋸歯状波発生器10は予め定められ
た所定の周期で鋸歯波信号を発生し、VCO12に供給
する。この鋸歯波信号がレーダデテクタの周波数掃引信
号となる。なお、コンパレータ9の検出信号を受ける
と、鋸歯状波発生器10は一時的に電圧の掃引を停止す
る。これは、信号が検出された周波数においてレーダ信
号の検出を続けて行うことにより、コンパレータ9で検
出された信号がレーダ信号なのか、それとも単なるノイ
ズであったのかを区別するためである。本物のレーダ信
号であれが、コンパレータ9で続けて信号が検出される
と期待される。予め定められた時間経過後、鋸歯状波発
生器10は動作を再開する。
【0035】制御用のマイコン(M−COM:マイクロ
プロセッサ)14のSweep in端子(例えばアナ
ログ値をデジタル値に変換するためのマイコンのADポ
ート)、RD Sig IN端子(例えばマイコンの入
力ポート)には、それぞれ鋸歯状波発生器10の出力、
遅延手段13の出力が入力される。マイコン14は、鋸
歯状波発生器10の出力、遅延手段13の出力、VCO
12に供給される掃引信号の電圧と発振周波数との関係
が各VCOごとに予め格納されたEEPROM16のデ
ータ、及び、熱電対、サーミスタ、半導体センサ等の温
度センサ17の出力信号に基づき局部発振器11及び電
圧制御発振器12を制御するとともに、検出結果を演算
して入出力部(I/O)15に対し出力する。また、マ
イコン14は制御信号等を入出力部15から受ける。温
度センサ17は、温度変化によるVCO12の特性の変
化を補償するためのものである。
【0036】EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read-Only Memory:電気的消去書込可能な
読出専用メモリ)16には、例えば、次のようなデータ
が予め格納される。なお、このデータの生成及び格納に
ついては後述する。
【0037】(1)VCO掃引制御電圧のしきい値電圧
値データ Xバンドの下側境界電圧:V1、同上側境界電圧:V2 Kバンドの下側境界電圧:V3、同上側境界電圧:V4 なお、このデータは製造された製品ごとに異なるので、
製造工程において個別に測定及び書き込みがなされる。
【0038】(2)温度検出設定データ 基準温度に対し−10℃以下のときの補償値:ΔV1 基準温度に対し+10℃〜+40℃のときの補償値:Δ
V2 基準温度に対し+40℃〜+60℃のときの補償値:Δ
V3 基準温度に対し+60℃以上のときの補償値:ΔV4 (3)温度センサの温度補償データ 基準温度に対し−10℃のときのオフセット値:OFS
T1 基準温度に対し+10℃のときのオフセット値:OFS
T2 基準温度に対し+40℃のときのオフセット値:OFS
T3 基準温度に対し+60℃のときのオフセット値:OFS
T4 なお、(2)(3)のデータは、多くのサンプルを測定
することにより得られた代表的な値であり、製品ごとに
同じデータが書き込まれる。
【0039】また、図2はこの実施の形態1のレーダデ
テクタの動作のフローチャートである。図3は同じく動
作のタイミングチャートである。図4はVCO12−1
の掃発振周波数−掃引電圧特性の例である。
【0040】各レーダバンドの受信周波数とレーダデテ
クタの動作周波数の関係は次の通りである。
【0041】 受信バンド 受信周波数(Ghz) 第1局部発振器(Ghz) 第1IF周波数 Xバンド 10.525±0.025 11.5 0.975±0.025 Kバンド 24.150±0.1 11.5×2=23.0 1.150±0.1 Kaバンド 33.4〜34.7 16.2×2=32.4 1.0〜2.3 Kaバンド 34.7〜36.0 16.85×2=33.7 1.0〜2.3 ただし、OSC11−1の発振周波数は11.5GHz、O
SC11−2の発振周波数は16.2GHz、OSC11−
3の発振周波数は16.85GHzである。
【0042】上記の関係から、X及びKバンドには同じ
局部発振器11−1が用いられるが、IF周波数は異な
ることがわかる。ただし、Kバンド受信時において局部
発振器11−1の基本発振周波数の2倍の周波数である
第2高調波が利用される。また、Kaバンドは33.4
〜36.0GHzと非常に広帯域であるため、2個の第
1局部発振器11−2,11−3を利用し、IF周波数
を1〜2.3GHzとしている。Kaバンド受信時にお
いて局部発振器11−2,11−3の基本発振周波数の
2倍の周波数である第2高調波が利用される。
【0043】また、第2IF周波数は通常数十MHzの
固定周波数に設定される。したがって、VCO12−1
の発振周波数は950〜1.3GHz、VCO12−2の発振
周波数は1.3〜1.8GHz、VCO12−3の発振周波数
は1.8〜2.3GHzのように設定される。これらを用い
て、第1IF周波数範囲から第2IF周波数(数十MH
z)を引いた周波数範囲を周波数掃引する。
【0044】以上のことをまとめると、第1局部発振器
と第2局部発振器の組合わせと、受信バンドの関係は次
のようになる。
【0045】 受信バンド 受信周波数(Ghz) 第1局部発振器 第2局部発振器 Xバンド 10.525±0.025 OSC11-1 VCO12-1 Kバンド 24.150±0.1 OSC11-1(2倍波) VCO12-1 Kaバンド 33.4〜34.7 OSC11-2(2倍波) VCO12-1,2,3 Kaバンド 34.7〜36.0 OSC11-3(2倍波) VCO12-1,2,3 この表からわかるように、受信バンドがKaバンドであ
ることは、第1局部発振器11−2,3が使用されてい
ることから直接判別でき、第2局部発振器12の発振周
波数を知る必要はない。しかし、受信バンドがXバンド
であるか、それともKバンドであるかは、第2局部発振
器12−1の発振周波数を知る必要がある。
【0046】次に、この発明の実施の形態1のレーダデ
テクタの動作について、図2のフローチャートに基づき
説明する。
【0047】S1:マイコン14はRD Sig in
端子を監視し、一定レベル以上の受信信号RD Sig
があるかどうか判定する。例えば、図3のS1のような
信号が検出されたとき、マイコン14は受信信号がある
と判断する。その場合、次のステップS2に進む。検出
されなければこのステップS1を繰り返す。
【0048】S2:マイコン14はSweep in端
子に入力されているVCO制御電圧(鋸歯状波発生器1
0のスイープ電圧)を読み込み、アナログ値からデジタ
ル値に変換する。
【0049】S3:マイコン14は温度センサ17の出
力電圧を読み込み、アナログ値からデジタル値に変換す
る。このとき、温度センサ自身の温度補償も行う。例え
ば、基準温度に対し−10℃のとき、マイコン14はE
EPROM16から対応するオフセット値OFST1を
読み出し、この値と温度のデジタル値とを加算すること
により温度補償を行う。
【0050】なお、このステップはこの位置にある必要
なく、例えばS2とS3とが逆になってもよい。また、
温度変化は比較的ゆるやかであるから、このステップは
毎回行う必要はなく、時々(例えば数分ごと)に行うよ
うにしてもよい。
【0051】S4:マイコン14は温度補償が必要かど
うか判定する。例えば、基準温度より±10℃以内であ
るときは温度補償は必要でないのでステップS6に進
む。そうでないときは温度補償が必要であるからステッ
プS5に進む。なお、この温度範囲は一例であって、V
COの具体的な温度特性及びシステム要求性能(測定精
度あるいは安定度)に応じて異なることがあるのは言う
までもない。
【0052】S5:マイコン14はVCO制御電圧値を
温度補償する。例えば、基準温度に対し+10℃〜+4
0℃のとき、マイコン14はEEPROM16から対応
する補償値ΔV2を読み出し、この値とVCO制御電圧
値とを加算することにより温度補償を行う。この処理に
よりVCO制御電圧値が変動したとしても、その変動を
抑制することができる。
【0053】S6:VCO制御電圧値とEEPROM1
6のデータとを比較する。すなわち、マイコン14がE
EPROM16に記憶されたVCO制御電圧のしきい値
電圧値データV1、V2、V3、V4とを比較する。
【0054】S7:マイコン14は、ステップS6の比
較結果に基づき受信レーダバンドを判別する。例えば、
Xバンドの下側境界電圧をV1、同上側境界電圧をV
2、Kバンドの下側境界電圧をV3、同上側境界電圧を
V4としたとき、次のような判別結果が得られる。
【0055】 V1<VCO制御電圧<V2 であれば Xバンド V3<VCO制御電圧<V4 であれば Kバンド この関係は図4のグラフと対応している。この図からわ
かるように、これらV1〜V4は必要最小限の範囲のバ
ンドに対応し、余分な範囲(例えばV2とV3の間)を
カバーしていない。したがって、ノイズ等により誤って
動作することが少なくなる。また、これらV1〜V4の
データは、製品ごとに測定され、EEPROMに記憶さ
れるから、めんどうな調整を行うことなしに非常に精度
が良い受信レーダバンドの判定が可能である。
【0056】また、この発明の実施の形態1の装置によ
れば、いくらVCO掃引電圧のしきい値が増えようとも
EEPROM書き込みデータとして扱うため、回路規
模、部品価格ともに全く影響を受けない。したがって、
受信レーダバンドが増えたとしても容易に対応できる。
仮に、受信レーダバンドが増えた時に、COMP(電圧
比較回路)を複数並べた構成をとる場合には、必ず、C
OMPと同一の数の基準電圧の調整が必要となるが、新
規提案方式ではかかる調整の必要はなく、VCOの特性
を自動測定にて行うこともできて、量産性が非常によく
なる特徴もある。
【0057】また、製品毎にVCOの特性をデータとし
てEEPROMに書き込むため、製品による受信周波数
のばらつきが生じることもない。
【0058】要するに、この発明の実施の形態1は、V
COの掃引電圧対周波数特性をEEPROMにデータと
して書き込み、レーダ信号受信時にVCO掃引電圧をA
/D変換し、EEPROMデータと比較することにより
受信レーダバンドあるいは受信周波数の決定を行う。こ
の結果、上記回路規模、しきい値調整及び部品価格の問
題を解決することが可能となる。
【0059】発明の実施の形態2.次に、発明の実施の
形態1の装置のEEPROMにデータを書き込むための
装置及び方法について説明する。
【0060】図5は、この発明の実施の形態2における
EEPROMのデータ測定及び書き込み系を示す。この
図において、符号の100はVCO12及びEEPRO
M16を内蔵する、発明の実施の形態1のレーダデテク
タである。符号の101はデータ測定及び書き込みのた
めの装置であり、制御及びデータ書き込み用のCPU1
01−1と、各種パラメータを設定するパラメータスイ
ッチ101−2と、VCOの制御電圧を発生する電圧発
生手段101−3とを備える。パラメータスイッチ10
1−2は、図示されない、バンドの設定を行うXLo,
LHi,KLO、KHi,SALo,SAHi、温度設
定を行うTEMP、メモリの内容をダンプ出力するEE
PROM Dump、メモリへの書き込みを指示するO
K、データをリセットするRESET等のスイッチ、及
び、VCOのバイアスを調整する可変抵抗等を備える。
電圧発生手段101−3は可変抵抗等を備え、VCOの
掃引電圧範囲内の任意の電圧を発生することができる。
電圧発生手段101−3が鋸歯状波発生器10に相当す
る。符号102はVCO12の発振周波数を測定する周
波数カウンタである。
【0061】操作者は、パラメータスイッチ101−2
によりEEPROMに記憶するデータのパラメータを設
定するとともに、電圧発生手段101−3のボリューム
を操作することにより、VCO12に印加する電圧を調
整することができる。また、操作者は周波数カウンタ1
02の表示部に表示される周波数を読み取ることによ
り、VCO12の発振周波数を知ることができる。所望
の発振周波数(例えば図4のX1、K1の上限及び下限
周波数)において、そのときの電圧値をEEPROMに
書き込む。
【0062】この手順について、図6のフローチャート
を用いて説明する。
【0063】S11:パラメータスイッチ101−2の
初期設定を行う。例えば、Xバンドの下限周波数を設定
するときはXLoをオンにする。同様に、Xバンドの上
限、Kバンドの下限、上限を設定するときは、それぞれ
XHi、KLo、KHiをオンにする。また、VCOの
バイアスを実際の動作状態にあわせて設定する。
【0064】S12:VCO掃引電圧を、VCOの発振
周波数が所定の周波数になるように調整する。電圧発生
手段101−3の可変抵抗を調整することによりVCO
の発振周波数が変わるから、周波数カウンタ102でそ
の周波数をモニタしつつ可変抵抗を調整する。
【0065】S13:周波数をチェックする。VCOの
発振周波数を所定の周波数に設定できれば(YES)、
ステップS14に進み、そうでなければステップS12
に戻り調整を続行する。
【0066】S14:「OK」ボタンを押す。なお、
「RESET」ボタンを押せば最初から設定をやりなお
すことができる。
【0067】S15:「OK」ボタンを押すことにより
データの書き込みが行われる。すなわち、掃引電圧(V
CO制御電圧)をA/D変換し、このデータをEEPR
OMに書き込む。
【0068】S16:全てのバラメータについて調整が
行われたかどうか判断する。すなわち、全てのレーダバ
ンド(例えば、X,Kバンド)、全ての温度範囲につい
てVCO制御電圧値のデータをEEPROMに書き込ん
だときは(YES)、ステップS17に進む。そうでな
いときは(NO)、ステップS12に戻りまだ設定して
いないパラメータについて調整を行う。
【0069】S17:書き込まれたデータのチェックサ
ム(誤り検出のためのデータの合計)を計算し、これを
EEPROMに書き込み、処理を終了する。
【0070】以上のように、この発明の実施の形態2の
測定装置(設定装置)及び方法によれば、実際の発振周
波数−掃引電圧特性に基づくレーダ受信バンドのVCO
電圧データをEEPROMに記憶する作業を効率良く行
うことができる。この記憶されたデータに基づきレーダ
受信バンドを特定することにより、簡単かつ安価な回路
を用いて受信バンドの周波数精度を向上させることがで
きる。
【0071】なお、以上の説明において、パラメータの
設定やVCO制御電圧の調整を手動で行っていたが、こ
れらをCPUで自動制御するように構成してもよい。こ
のような構成によりレーダデテクタのVCO電圧データ
の書き込みを自動的に行うことができて、作業の効率化
を図れる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アン
テナで受信したレーダ信号を電圧制御発振器の出力信号
に基づき復調する受信部と、掃引信号を発生して前記電
圧制御発振器に制御信号として供給する掃引信号発生部
と、前記掃引信号と発振周波数との関係を示すデータを
予め格納するメモリ部と、前記受信部で復調されたレー
ダ信号を検知したときに、前記電圧制御発振器の制御信
号と前記メモリ部のデータとを比較することにより前記
レーダ信号の受信周波数を判定する制御部とを備えるの
で、掃引信号から発振周波数を正確に測定することがで
き、比較的簡単かつ安価な回路を用いながら受信バンド
の周波数精度を向上させることができるまた、この発明
によれば、内部の温度を検出するための温度センサを備
えるとともに、前記メモリ部は、温度補償を行うための
温度補償データを含み、前記制御部は、前記温度補償デ
ータに基づき前記レーダ信号の受信周波数を判定するの
で、温度変化による測定結果の変動を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のレーダデテクタの機
能ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1のレーダデテクタの動
作のフローチャートである。
【図3】レーダデテクタの動作のタイミングチャートで
ある。
【図4】電圧制御発振器(VCO)の掃発振周波数−掃
引電圧特性の例である。
【図5】この発明の実施の形態2におけるEEPROM
のデータ測定及び書き込み系を示す。
【図6】この発明の実施の形態2におけるEEPROM
のデータ測定及び書き込み処理のフローチャートであ
る。
【図7】3バンドレーダデテクタの構成例である。
【符号の説明】
1 アンテナ(ANT) 2 バンドリジェクションフィルタ(BRF) 3 ミキサ(MIX) 4 中間周波増幅器(IFA) 5 ミキサ 6 バンドパスフィルタ(BPF) 7 増幅器(AMP) 8 FM検波器(FMDET) 9 コンパレータ(COMP) 10 鋸歯状波発生器(Saw Wave Gener
ator) 11 局部発振器(OSC) 12 電圧制御発振器(VCO) 13 遅延手段(Delay) 14 マイコン 15 入出力部(I/O) 16 EEPROM 17 温度センサ 18 コンパレータ 100 レーダデテクタ 101 データ測定及び書き込みのための装置 101−1 CPU 101−2 パラメータスイッチ 101−3 電圧発生手段 102 周波数カウンタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ信号を受信するアンテナと、 制御信号を受けてこの信号に対応する周波数の信号を発
    振する電圧制御発振器と、 前記アンテナで受信したレーダ信号を前記電圧制御発振
    器の出力信号に基づき復調する受信部と、 掃引信号を発生して前記電圧制御発振器に前記制御信号
    として供給する掃引信号発生部と、 前記掃引信号と発振周波数との関係を示すデータを予め
    格納するメモリ部と、 前記受信部で復調されたレーダ信号を検知したときに、
    前記電圧制御発振器の制御信号と前記メモリ部のデータ
    とを比較することにより前記レーダ信号の受信周波数を
    判定する制御部とを備えるレーダデテクタ。
  2. 【請求項2】 内部の温度を検出するための温度センサ
    を備えるとともに、 前記メモリ部は、温度補償を行うための温度補償データ
    を含み、 前記制御部は、前記温度補償データに基づき前記レーダ
    信号の受信周波数を判定することを特徴とする請求項1
    記載のレーダデテクタ。
  3. 【請求項3】 前記メモリ部は、受信範囲である帯域の
    上限周波数及び下限周波数と前記掃引信号との関係を示
    すデータを格納し、 前記制御部は、前記メモリ部のデータに基づき前記電圧
    制御発振器の制御信号が前記上限周波数と前記下限周波
    数の範囲内にあるかどうかを調べることにより前記レー
    ダ信号の受信周波数を判定することを特徴とする請求項
    1記載のレーダデテクタ。
  4. 【請求項4】 前記受信部が複数の帯域にわたって処理
    を行い、 前記メモリ部は、前記複数の帯域それぞれについて上限
    周波数及び下限周波数と前記掃引信号との関係を示すデ
    ータを格納し、 前記制御部は、前記メモリ部のデータに基づき、前記複
    数の帯域それぞれについて、前記電圧制御発振器の制御
    信号が前記上限周波数と前記下限周波数の範囲内にある
    かどうかを調べることにより前記レーダ信号の受信周波
    数を判定することを特徴とする請求項3記載のレーダデ
    テクタ。
  5. 【請求項5】 前記受信部は、FM検波器と、前記FM
    検波器の出力を波形整形しレーダ信号として出力するコ
    ンパレータとを備え、 前記制御部はマイクロプロセッサであり、前記電圧制御
    発振器の制御信号の検出を前記マイクロプロセッサのA
    Dポートで行い、前記レーダ信号の検出を前記マイクロ
    プロセッサの入力ポートで行うことを特徴とする請求項
    1記載のレーダデテクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5いずれかに記載の
    レーダデテクタと、 前記レーダデテクタの電圧制御発振器に制御信号を供給
    する制御信号発生手段と、前記電圧制御発振器が所定の
    周波数で発振しているときに予め定められた条件で前記
    レーダデテクタのメモリ部にデータを書き込むデータ書
    込手段とを備えるデータ測定書込装置と、 前記レーダデテクタの電圧制御発振器の発振周波数を測
    定する周波数測定装置とを備えるレーダデテクタの調整
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5いずれかに記載の
    レーダデテクタの調整方法であって、 レーダ受信帯域の設定を行う第1ステップと、 前記レーダデテクタの電圧制御発振器の発振周波数が所
    定の周波数になるように設定する第2ステップと、 前記第2ステップで周波数設定がなされたときに、前記
    電圧制御発振器の制御電圧をデジタル値に変換する第3
    ステップと、 前記変換されたデータを前記レーダデテクタのメモリ部
    に記録する第4ステップと、 全てのレーダ受信帯域の設定がなされるまで、前記第1
    乃至第4ステップを繰り返すレーダデテクタの調整方
    法。
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