JPH10253727A - 磁力減衰検出方法及び装置 - Google Patents
磁力減衰検出方法及び装置Info
- Publication number
- JPH10253727A JPH10253727A JP5498097A JP5498097A JPH10253727A JP H10253727 A JPH10253727 A JP H10253727A JP 5498097 A JP5498097 A JP 5498097A JP 5498097 A JP5498097 A JP 5498097A JP H10253727 A JPH10253727 A JP H10253727A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic force
- magnet platen
- magnetic
- switch
- platen
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の磁力減衰検出方法及び装置において
は、金型にリミットスイッチが埋設され、金型がマグネ
ットプラテンから落下した時に初めて検出され、事前に
マグネットプラテンの磁力の減衰を検出することが不可
能であった。 【解決手段】 本発明による磁力減衰検出方法及び装置
は、マグネットプラテン(1)に磁気吸着させた磁性吸着
板(8)をばね部材(11)の張力で引張り、磁性吸着板(8)が
マグネットプラテン(1)から離脱したことをスイッチ(7)
により検出することにより、金型(10)が落下する前に磁
力の減衰を検出する構成である。
は、金型にリミットスイッチが埋設され、金型がマグネ
ットプラテンから落下した時に初めて検出され、事前に
マグネットプラテンの磁力の減衰を検出することが不可
能であった。 【解決手段】 本発明による磁力減衰検出方法及び装置
は、マグネットプラテン(1)に磁気吸着させた磁性吸着
板(8)をばね部材(11)の張力で引張り、磁性吸着板(8)が
マグネットプラテン(1)から離脱したことをスイッチ(7)
により検出することにより、金型(10)が落下する前に磁
力の減衰を検出する構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁力減衰検出方法
及び装置に関し、特に、磁性吸着板がマグネットプラテ
ンから離脱したことをスイッチで検出し、金型がマグネ
ットプラテンから離脱する前にマグネットプラテンの磁
力減衰を検出できるようにするための新規な改良に関す
る。
及び装置に関し、特に、磁性吸着板がマグネットプラテ
ンから離脱したことをスイッチで検出し、金型がマグネ
ットプラテンから離脱する前にマグネットプラテンの磁
力減衰を検出できるようにするための新規な改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の磁力減衰
検出方法及び装置としては、一般に、マグネットプラテ
ンにリミットスイッチを埋め込み、金型がマグネットプ
ラテンから離脱したことをこのリミットスイッチのオン
又はオフ状態により検出していた。
検出方法及び装置としては、一般に、マグネットプラテ
ンにリミットスイッチを埋め込み、金型がマグネットプ
ラテンから離脱したことをこのリミットスイッチのオン
又はオフ状態により検出していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁力減衰検出方
法及び装置は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、金型がマグネッ
トプラテンから離脱した後にリミットスイッチがこれを
検出するため、金型がマグネットプラテンから離脱する
前にマグネットプラテンの磁力の減衰を検出することは
不可能であった。
法及び装置は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、金型がマグネッ
トプラテンから離脱した後にリミットスイッチがこれを
検出するため、金型がマグネットプラテンから離脱する
前にマグネットプラテンの磁力の減衰を検出することは
不可能であった。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、磁性吸着板がマグネットプ
ラテンから離脱したことをスイッチで検出し、金型がマ
グネットプラテンから離脱する前にマグネットプラテン
の磁力減衰を検出できるようにした磁力減衰検出方法及
び装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、磁性吸着板がマグネットプ
ラテンから離脱したことをスイッチで検出し、金型がマ
グネットプラテンから離脱する前にマグネットプラテン
の磁力減衰を検出できるようにした磁力減衰検出方法及
び装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による磁力減衰検
出方法は、金型を磁気吸着するマグネットプラテンの磁
力の減衰をスイッチを用いて検出するようにした磁力減
衰検出方法において、前記マグネットプラテンに磁気吸
着させた磁性吸着板をばね部材の張力で引張り、前記磁
性吸着板が前記マグネットプラテンから離脱したことを
前記スイッチにより検出することによって前記磁力の減
衰を検出する方法である。
出方法は、金型を磁気吸着するマグネットプラテンの磁
力の減衰をスイッチを用いて検出するようにした磁力減
衰検出方法において、前記マグネットプラテンに磁気吸
着させた磁性吸着板をばね部材の張力で引張り、前記磁
性吸着板が前記マグネットプラテンから離脱したことを
前記スイッチにより検出することによって前記磁力の減
衰を検出する方法である。
【０００６】さらに詳細には、前記ばね部材としてばね
ばかりを用いる方法である。
ばかりを用いる方法である。
【０００７】本発明による磁力減衰検出装置は、金型を
磁気吸着するマグネットプラテンの磁力の減衰をスイッ
チを用いて検出するようにした磁力減衰検出装置におい
て、前記マグネットプラテンに磁気吸着した磁性吸着板
と、前記マグネットプラテンに取付けられた支持体と、
前記支持体に移動自在に設けられた張力調整板と、前記
磁性吸着板と前記張力調整板とを接続するばね部材と、
前記張力調整板を前記支持体に固定するための固定手段
とを備え、前記磁性吸着板が前記マグネットプラテンか
ら離脱したことを前記スイッチにより検出する構成であ
る。
磁気吸着するマグネットプラテンの磁力の減衰をスイッ
チを用いて検出するようにした磁力減衰検出装置におい
て、前記マグネットプラテンに磁気吸着した磁性吸着板
と、前記マグネットプラテンに取付けられた支持体と、
前記支持体に移動自在に設けられた張力調整板と、前記
磁性吸着板と前記張力調整板とを接続するばね部材と、
前記張力調整板を前記支持体に固定するための固定手段
とを備え、前記磁性吸着板が前記マグネットプラテンか
ら離脱したことを前記スイッチにより検出する構成であ
る。
【０００８】さらに詳細には、前記スイッチは、前記支
持体に設けられている構成である。
持体に設けられている構成である。
【０００９】さらに詳細には、前記ばね部材は、ばねば
かりからなる構成である。
かりからなる構成である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による磁
力減衰検出方法及び装置の好適な実施の形態について説
明する。図１及び図２において符号１で示されるものは
予め磁化されたマグネットプラテンであり、このマグネ
ットプラテン１の上部にはコ字型に形成されたフレーム
２に接続された支持体３がこのマグネットプラテン１の
面１ａ方向と直交して設けられている。このフレーム２
を止めボルト４によりマグネットプラテン１に固定する
ことにより前記支持体３は前記マグネットプラテン１に
固定されている。
力減衰検出方法及び装置の好適な実施の形態について説
明する。図１及び図２において符号１で示されるものは
予め磁化されたマグネットプラテンであり、このマグネ
ットプラテン１の上部にはコ字型に形成されたフレーム
２に接続された支持体３がこのマグネットプラテン１の
面１ａ方向と直交して設けられている。このフレーム２
を止めボルト４によりマグネットプラテン１に固定する
ことにより前記支持体３は前記マグネットプラテン１に
固定されている。
【００１１】前記支持体３には、前記支持体３の長手方
向に形成された１対の長孔３ａが形成されており、この
各長孔３ａに着脱自在に設けられた１対のねじ５には板
形からなる張力調整板６が設けられ、この張力調整板６
はこの各ねじ５を介してこの長孔３ａに沿って矢印Ａの
方向に自在に移動できるように構成されていると共に、
この各ねじ５（この各ねじ５の裏側には図示しないナッ
トが螺合され、この各ねじ５を締付けることによってこ
の張力調整板６を長孔３ａの任意の位置で固定すること
ができるように構成されている。なお、この各ねじ５は
固定手段を構成し、ねじ以外でも可能である。
向に形成された１対の長孔３ａが形成されており、この
各長孔３ａに着脱自在に設けられた１対のねじ５には板
形からなる張力調整板６が設けられ、この張力調整板６
はこの各ねじ５を介してこの長孔３ａに沿って矢印Ａの
方向に自在に移動できるように構成されていると共に、
この各ねじ５（この各ねじ５の裏側には図示しないナッ
トが螺合され、この各ねじ５を締付けることによってこ
の張力調整板６を長孔３ａの任意の位置で固定すること
ができるように構成されている。なお、この各ねじ５は
固定手段を構成し、ねじ以外でも可能である。
【００１２】前記支持体３の基部には周知のリミットス
イッチ又は磁気スイッチ等からなるスイッチ７が取付け
られると共に、前記マグネットプラテン１の面１ａには
磁性吸着板８が磁気吸着されている。このスイッチ７の
作動片７ａは前記磁性吸着板８に接触しており、この磁
性吸着板８がマグネットプラテン１の面１ａから離脱し
た場合にはスイッチ７がオン又はオフへと作動するよう
に構成されている。なお、前記スイッチ７は、機械式に
限らず、周知の光式、磁気式等の構成を用いることがで
きる。
イッチ又は磁気スイッチ等からなるスイッチ７が取付け
られると共に、前記マグネットプラテン１の面１ａには
磁性吸着板８が磁気吸着されている。このスイッチ７の
作動片７ａは前記磁性吸着板８に接触しており、この磁
性吸着板８がマグネットプラテン１の面１ａから離脱し
た場合にはスイッチ７がオン又はオフへと作動するよう
に構成されている。なお、前記スイッチ７は、機械式に
限らず、周知の光式、磁気式等の構成を用いることがで
きる。
【００１３】前記マグネットプラテン１の面１ａには、
前記支持体３の近傍位置に金型１０が磁気吸着によって
固定されており、このマグネットプラテン１の磁力が所
定以上の場合には金型１０が磁気吸着されるように構成
されている。前記磁性吸着板と張力調整板６との間に
は、ばね部材である周知のばねばかり１１が接続されて
おり、このばねばかり１１の目盛１１ａで張力を確認し
つつ張力調整板６の位置を調整することによって、マグ
ネットプラテン１の磁力の減衰により金型１０が面１ａ
から離脱する前に磁性吸着板８が面１ａから離脱できる
ように前述の張力を調整することができるように構成さ
れている。
前記支持体３の近傍位置に金型１０が磁気吸着によって
固定されており、このマグネットプラテン１の磁力が所
定以上の場合には金型１０が磁気吸着されるように構成
されている。前記磁性吸着板と張力調整板６との間に
は、ばね部材である周知のばねばかり１１が接続されて
おり、このばねばかり１１の目盛１１ａで張力を確認し
つつ張力調整板６の位置を調整することによって、マグ
ネットプラテン１の磁力の減衰により金型１０が面１ａ
から離脱する前に磁性吸着板８が面１ａから離脱できる
ように前述の張力を調整することができるように構成さ
れている。
【００１４】次に、動作について述べる。まず、マグネ
ットプラテン１に取付けた金型１０が離脱しない最低磁
力を計算し、この最低磁力に相当する張力以上の張力で
磁性吸着板８を引張るように張力調整板６の位置を調整
する。前述の状態で、マグネットプラテン１の磁力が時
間経過に応じて減衰し、磁性吸着板８を吸引する力より
もばねばかり１１の張力の方が大となった場合、磁性吸
着板８が面１ａから離脱し、スイッチ７の作動片７ａが
磁性吸着板８から離れ、オン又はオフの状態となり、金
型１０がマグネットプラテン１に磁気吸着された状態で
かつ落下する前に、マグネットプラテン１の磁力減衰を
検出することができる。なお、このばねばかり１１の代
わりに、予め張力が設定されたばねを選択して用いるこ
ともできる。
ットプラテン１に取付けた金型１０が離脱しない最低磁
力を計算し、この最低磁力に相当する張力以上の張力で
磁性吸着板８を引張るように張力調整板６の位置を調整
する。前述の状態で、マグネットプラテン１の磁力が時
間経過に応じて減衰し、磁性吸着板８を吸引する力より
もばねばかり１１の張力の方が大となった場合、磁性吸
着板８が面１ａから離脱し、スイッチ７の作動片７ａが
磁性吸着板８から離れ、オン又はオフの状態となり、金
型１０がマグネットプラテン１に磁気吸着された状態で
かつ落下する前に、マグネットプラテン１の磁力減衰を
検出することができる。なお、このばねばかり１１の代
わりに、予め張力が設定されたばねを選択して用いるこ
ともできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明による磁力減衰検出方法及び装置
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、マグネットプラテンに
吸着された磁性吸着板を、金型が離脱しない磁力に相当
する張力以上の張力で引張ることにより、マグネットプ
ラテンの磁力の減衰を金型が落下する前に検出すること
ができる。
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、マグネットプラテンに
吸着された磁性吸着板を、金型が離脱しない磁力に相当
する張力以上の張力で引張ることにより、マグネットプ
ラテンの磁力の減衰を金型が落下する前に検出すること
ができる。
【図１】本発明による磁力減衰検出方法を適用した装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図２】図１の斜視図である。
１ マグネットプラテン ３ 支持体 ５ 固定手段（ねじ） ６ 張力調整板 ７ スイッチ ８ 磁性吸着板 １０ 金型 １１ ばね部材（ばねばかり）
Claims (5)
- 【請求項１】 金型(10)を磁気吸着するマグネットプラ
テン(1)の磁力の減衰をスイッチ(7)を用いて検出するよ
うにした磁力減衰検出方法において、前記マグネットプ
ラテン(1)に磁気吸着させた磁性吸着板(8)をばね部材(1
1)の張力で引張り、前記磁性吸着板(8)が前記マグネッ
トプラテン(1)から離脱したことを前記スイッチ(7)によ
り検出することによって前記磁力の減衰を検出すること
を特徴とする磁力減衰検出方法。 - 【請求項２】 前記ばね部材(11)としてばねばかりを用
いることを特徴とする請求項１記載の磁力減衰検出方
法。 - 【請求項３】 金型(10)を磁気吸着するマグネットプラ
テン(1)の磁力の減衰をスイッチ(7)を用いて検出するよ
うにした磁力減衰検出装置において、前記マグネットプ
ラテン(1)に磁気吸着した磁性吸着板(8)と、前記マグネ
ットプラテン(1)に取付けられた支持体(3)と、前記支持
体(3)に移動自在に設けられた張力調整板(6)と、前記磁
性吸着板(8)と前記張力調整板(6)とを接続するばね部材
(11)と、前記張力調整板(6)を前記支持体(3)に固定する
ための固定手段(5)とを備え、前記磁性吸着板(8)が前記
マグネットプラテン(1)から離脱したことを前記スイッ
チ(7)により検出することを特徴とする磁力減衰検出装
置。 - 【請求項４】 前記スイッチ(7)は、前記支持体(3)に設
けられていることを特徴とする請求項３記載の磁力減衰
検出装置。 - 【請求項５】 前記ばね部材(11)は、ばねばかりからな
ることを特徴とする請求項３又は４記載の磁力減衰検出
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5498097A JPH10253727A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 磁力減衰検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5498097A JPH10253727A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 磁力減衰検出方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10253727A true JPH10253727A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12985807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5498097A Pending JPH10253727A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 磁力減衰検出方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10253727A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103710671A (zh) * | 2012-09-29 | 2014-04-09 | 中国南玻集团股份有限公司 | 一种磁控溅射镀膜用磁钢检测装置 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP5498097A patent/JPH10253727A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103710671A (zh) * | 2012-09-29 | 2014-04-09 | 中国南玻集团股份有限公司 | 一种磁控溅射镀膜用磁钢检测装置 |
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