JPH10250229A - 感熱画像形成表示盤 - Google Patents

感熱画像形成表示盤

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JPH10250229A
JPH10250229A JP6030097A JP6030097A JPH10250229A JP H10250229 A JPH10250229 A JP H10250229A JP 6030097 A JP6030097 A JP 6030097A JP 6030097 A JP6030097 A JP 6030097A JP H10250229 A JPH10250229 A JP H10250229A
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JP
Japan
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heat
layer
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image forming
color
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JP6030097A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hosaka
洋 保坂
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Toppan Infomedia Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Magnetic Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 感熱画像形成表示盤は、基体上に、熱を
発生しうる熱発生材料層と、熱発生材料層によって発生
された熱に応じ色変化を示す色変化材料層とを設けてな
る。 【効果】 媒体に発熱部を内蔵するため、サーマルヘッ
ド等を接触させる必要なく、簡単に画像形成することが
できる。また、薄く、軽量、柔軟性があり、簡便で、安
価なものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱画像形成表示
盤に関するものであり、特に、磁気カードやICカード
に適用しうるような感熱画像形成表示盤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子画像形成の方式には、各種のものが
用途に応じて精力的に開発が進められている。例えば、
液晶、TFT、プラズマディスプレイ、EL等は、大画
面高精細を目指している。これらは、硬くて柔軟性に乏
しく、小型の携帯用途には適当ではない。液晶は、電卓
などに薄くて軽量なものが用いられているが、例えば、
カードのような薄く、柔軟性が要求され、さらに電源を
切った後でも表示が保持される機能が求められる用途の
表示には使用できない。
【0003】例に挙げたカードには、印字機能として、
感熱転写、感熱直接発色、感熱破壊方式などのライトワ
ンス型印字と、繰り返し印字ができる感熱型リライト印
字が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の感熱型のカード
では、カード表面に形成されている印字機能膜を、走行
させながら、サーマルヘッドに接触させて印字が行われ
るため、摩擦による傷が発生したり、塵埃を介すると印
字抜けが生じたり、ヘッド寿命が短く、メンテナンスも
必要であるというような欠点があった。
【0005】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうるような感熱画像形成表示盤を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による感熱画像形
成表示盤は、基体上に、熱を発生しうる熱発生材料層
と、該熱発生材料層によって発生された熱に応じ色変化
を示す色変化材料層とを設けたことを特徴とする。
【0007】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
熱発生材料層は、断熱層を介して前記基体上に設けられ
る。
【0008】本発明の特定の実施例によれば、前記熱発
生材料層は、発熱抵抗層または電磁誘導発熱磁性層であ
る。また、本発明の特定の実施例によれば、前記発熱抵
抗層へ通電するための電源接続端子が設けられる。
【0009】本発明の別の実施の形態によれば、前記基
体には、前記熱発生材料層に選択的に熱を発生させるた
めの制御手段が設けられる。そして、本発明の特定の実
施例によれば、前記制御手段は、電源を含む。また、前
記制御手段は、CPUを含みうる。
【0010】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記基体は、磁気カードの形とされたり、または、IC
カードの形とされる。
【0011】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記色変化材料層は、熱によって発色および消色する材
料で形成される。そして、本発明の特定の実施例によれ
ば、前記熱によって発色および消色する材料は、有機低
分子物質を高分子中に分散してなるものや、ロイコ染料
を用いてなるものや、高分子液晶を用いてなるものや、
または、温度によって可逆変化するサーモクロミック材
料を用いてなるものとされる。
【0012】
【作用】基本的に、前述したような構造を有する感熱画
像形成表示盤においては、基体の熱発生材料層に対して
選択的に通電したり高周波磁界を作用させたりすること
により、熱を発生させて、この熱が色変化材料層に作用
して、その部分の色変化が生じて、文字等の画像が表示
される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施例について、本発明をより詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の感熱画像形成表示盤を磁
気カードとして構成した実施例を示す概略斜視図であ
る。図2は、図1の磁気カードのX−X線にそってとっ
た部分拡大断面図である。図1および図2に示されるよ
うに、この磁気カード10は、カード基体11と、この
カード基体11の上面に接着剤12を介して設けられ
た、アルファベット文字、例えば、A、B、C、Dの如
き文字形状とされた発熱抵抗層13と、これら発熱抵抗
層13を覆うようにしてカード基体11上に設けられた
色変化材料層としての感熱発色消色層14とを備えてい
る。このカード基体11の下面には、通常のクレジット
カードの如き磁気カードに設けられているのと同様な磁
気ストライプ(図示していない)が設けられている。ま
た、図1によく示されているように、磁気カード10の
側端面には、各発熱抵抗層13へ通電するための電源を
接続するための電源接続端子15が設けられている。カ
ード基体11には、電源接続端子15と各発熱抵抗層1
3との間の通電のための適当な配線が設けられている
が、これら配線は、図を簡単とするために示していな
い。
【0015】図3は、本発明の感熱画像形成表示盤をI
Cカードとして構成した別の実施例を示す概略斜視図で
ある。この図3に略示するように、このICカード20
は、カード基体21と、このカード基体21の上面に接
着剤を介して設けられた、日型を形成するセグメント状
の発熱抵抗層23と、これら発熱抵抗層23を覆うよう
にしてカード基体21上に設けられた色変化材料層とし
ての感熱発色消色層24とを備えている。このカード基
体21内には、電池等の電源25と、マイクロコンピュ
ータ等のCPU26およびメモリ27と、日型セグメン
ト状の発熱抵抗層23を選択的に付勢するための制御回
路28とが、収納されるようになっている。これらCP
U26、メモリ27および制御回路28等は、適当なI
Cで構成することができる。
【0016】図4は、本発明の感熱画像形成表示盤の別
の実施例を示す図2と同様の拡大断面図である。図4の
カードでは、カード基体11Aの上に直接に、発熱抵抗
層13Aを接着剤12Aにて、接着するのでなく、カー
ド基体11Aと発熱抵抗層13Aとの間に断熱層19A
を設けている。このようにカード基体11Aと発熱抵抗
層13Aとの間に断熱層19Aを設けるのは、実用特性
を向上するために効果的であり、さらに、この図4には
図示していないが、接着強度向上などのためにカード基
体11Aと感熱発色消色層14Aとの間に下塗り層を設
けたり、信頼性を高めるために、感熱発色消色層14A
の上に保護層を設けてもよい。
【0017】次に、前述したような本発明の各実施例の
カードの各部に使用する材料の例について説明するに、
先ず、カード基体としては、ポリエチレンテレフタレー
トや塩化ビニル等が使用されうる。また、発熱抵抗層と
しては、ポリシリコン薄膜等が使用されうる。
【0018】感熱発色消色層としては、「低分子脂肪酸
を高分子マトリクス中に分散したもの(例:(1) W.H.Da
bisch, et al. :DP-3068278, (2)堀田吉彦、久保敬司:
第4回ノンインパクトプリンティング技術シンポジウム
論文集,57(1987)」、「ロイコ染料(例:渡
辺、清水:特開平2−188293、188294、Ya
suo Yokota et al. Proceeding of Non-Impact Printin
g Tech.,413(1993)」、「高分子液晶(例:T.
Ueno, T.Nakamura, C.Tani:Japan Display'86,29
0(1986)、明石 他:電子写真学会1994年度
第2回研究会要旨集、25(1994)」、「ポリマー
ブレンド(例:前田一彦、川田彰:特開昭61−258
853、特開昭60−180887)」等が使用されう
る。
【0019】なお、本発明における色変化材料層は、前
述したような材料による感熱発色消色層に限らず、熱発
生材料層によって発生された熱に応じ色変化を示すよう
な材料であれば任意の材料で形成されてよく、消色しな
いような材料で形成されてもよい。
【0020】断熱層としては、次の組成のものが使用さ
れうる。 (1)樹脂単層:バイロン200(東洋紡) 厚20μ
m (2)フィラー含有樹脂層:前記(1)項の樹脂と同様
の樹脂に、フィラーとしてシリカ5部、酸化チタン50
部を添加した樹脂 厚10μm (3)発泡樹脂:ウレタン樹脂 厚5μm (4)前記(1)項の樹脂の上層または下層にアルミま
たはスズ蒸着膜(厚500オングストローム) 層厚
5μm 前記(1)項のような単純な樹脂層でも満足できるが、
前記(2)項のフィラー含有樹脂層の如く、フィラーを
添加することによって、フィラーに熱が吸収されるた
め、一層断熱効果が高まり、薄い膜で同等の機能を得る
ことができる。また、前記(3)項の発泡樹脂の如く、
発泡膜を用いることで断熱効果を高め、同様に薄い膜で
効果を得ることができる。さらに、前記(4)項の如
く、発泡膜にさらに金属薄膜を加えることによって、輻
射熱を防ぎ、熱伝導がよいことから、熱の拡散が行わ
れ、基体へ加わる熱が減り、高い効果が得られる。
【0021】次に、本発明の感熱画像形成表示盤の全体
動作を、熱発生材料層として発熱抵抗層を使用し、且
つ、感熱発色消色として種々の熱によって発色および消
色する材料を使用した場合について、説明する。基本的
に前述したような構成を持った媒体の発熱抵抗層13ま
たは13Aまたは23は、そこに電流を流すと、発熱す
る。その温度を、その上の層にある感熱発色消色層14
または14Aまたは24の材料の発色温度に制御する
と、その発熱抵抗層13または13Aまたは23の上に
ある感熱発色消色層14または14Aまたは24の部分
が発色し、下層の発熱抵抗層13または13Aまたは2
3の形状に応じた文字等の画像を表現する。一方、消色
は、消色する温度や条件を発熱抵抗層に加えれば、発熱
抵抗層の上の画像は、消色し、新たに画像を形成でき
る。
【0022】例えば、感熱発色消色層としてロイコ染料
を使用したロイコ染料方式や、液晶を使用した液晶方式
では、発色は、発色温度に達した後、急冷することで行
われ、消色は、発色温度に達した後、徐冷することによ
って行われる。これらも、発熱抵抗層へ流す電流を制御
することによって達成できる。例えば、発色は、少ない
パルス数で通電して発色温度に達した後、通電を切れば
よい。消色は、パルス数を増やし、パルス毎に徐々に電
圧を下げるなどの制御をすれば、上の感熱発色消色層は
徐冷され、消色する。感熱発色消色層と発熱抵抗層とは
一体となっていて、従来のように画像形成が走行時の短
時間の伝熱に依存するのとは異なり、制御できる幅が大
きく広がる。
【0023】感熱発色消色層として低分子脂肪酸を高分
子マトリクス中に分散したものを用いた方式の場合に
は、通電による温度制御で、発色、消色を自由に再現で
きる。
【0024】一度発色した画像を消色した後、改めて新
規に画像を形成してもよいし、発色している画像を、新
規の画像と一致する部分は残し、新たに必要な部分は発
色させ、不要な部分は消色させることを一度に行なうこ
とも、発熱抵抗層に流す電圧、電流を制御すれば可能で
あり、短時間での書き換えができる。
【0025】以上述べた感熱発色消色層は画像の保持に
エネルギーが不要な型であるが、必要ならば、感熱発色
消色層にサーモクロミック材料(熱によって可逆的に色
が変化する材料)を用いて、通電して所定の温度に達し
たときには発色し、通電を止めて温度が低下すると消色
する型とすることもできる。
【0026】このような発熱抵抗層への通電は、図1に
関して説明したような電源接続端子15を有するような
場合には、外部の適当な通電装置の電源を、それら電源
接続端子15に接続することによって行われうる。ま
た、図1のような磁気カードにおいても、カード基体1
1内に電池等の適当な内部電源を備えておき、その内部
電源から各発熱抵抗層13に通電させるようにするこも
でき、この場合には、電源接続端子15のような外部接
続端子は不要となる。また、内部電源を設けずに、カー
ド基体11内に電磁誘導コイル等を設けておき、外部電
源から電磁誘導により、コイルに電流を誘起させて、こ
の電流を各発熱抵抗層13へ通電するように構成するこ
ともでき、これらの場合には、磁気カード10に対して
完全に非接触にて、画像形成を行なうことが可能であ
る。
【0027】さらにまた、図1に例示したように、一つ
の文字を一つの熱発生材料層13で形成するような場合
には、この熱発生材料層を、直接通電によって発熱する
ような発熱抵抗層13でなく、非接触による、例えば、
電磁誘導加熱の原理を利用しうる電磁誘導発熱磁性層と
することも考えられる。このような電磁誘導発熱磁性層
は、電磁誘導加熱に適した金属材料、例えば、鋼鉄、ス
テンレス等の材料を文字形にカード基体11上に付与す
るなどにより、形成されうる。この場合には、適当な外
部電磁誘導加熱装置に磁気カード10を乗せるだけで、
非接触にて、文字形の電磁誘導発熱磁性層13が発熱す
ることにより、画像形成を行なうことができる。ただ
し、外部電磁誘導加熱装置により、磁気カード10の情
報を記録した磁気ストライプに障害が及ぼされないよう
に注意する必要がある。
【0028】図3に関して説明したようなICカード2
0の場合には、カード基体21内の電源25により、C
PU26、メモリ27および制御回路28による制御の
下で、日型を形成するセグメント状の発熱抵抗層23の
いずれかのセグメントへ選択的に通電することにより、
所望の文字を選択的に表示させることができる。この場
合にも、電源25をカード基体21内に設けずに、電磁
誘導コイル等を設けておくことにより、非接触にて電磁
誘導を利用して、電力供給を行なうことが可能である。
【0029】図3に例示したものでは、発熱抵抗層23
は、日型セグメント状とされているのであるが、これに
限らず、ドットマトリックス状としたり、図1と同様
に、文字やマークの形状にしておくこともできる。さら
にまた、図3に関して説明したものは、単なる電力を供
給して、カード内のCPU26で画像情報に応じてセグ
メント状またはマトリックス状に形成した発熱抵抗層2
3に通電して画像形成するものであるが、これに限ら
ず、外部から画像情報として制御された電流を供給する
ことにより、画像形成するようにすることもできる。
【0030】次に、本発明のより具体的な実施例につい
て説明する。
【0031】実施例1 厚さ500μmのポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に、ポリシリコンの薄膜(TDK)から
なる抵抗体を、接着剤(バイロン200:東洋紡)を用
いて接着し、その上に、下記ロイコ染料を含む塗料を作
製し、塗布することによって感熱発色消色層を設けて実
験した。 〔感熱発色消色層塗料の組成〕 ロイコ染料+可逆顕色剤 20部 (電子写真学会1996年度第4回研究会資料:p3
3) 樹脂:バイロン200(東洋紡) 20部 溶剤:トルエン 60部 〔構造〕図2の拡大断面図で示すような構造で、接着剤
12は、5μm厚で、感熱発色消色層14は、10μm
厚とした。 〔発色・消色〕 発色条件:印加エネルギー 0.2mj 記録周期 5ms パルス数 5 発色濃度:1.0(光学濃度) 消色条件:印加エネルギー 第1期間0.15mj 第2期間0.05mj 記録周期 3ms パルス数 第1期間、第2期間共各5 光学濃度:0.1以下
【0032】実施例2 カード基体として、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルムに代えて、塩化ビニルを使用して、実施例
1と同様な試作をしたところ、PETに比較して耐熱性
に劣る塩化ビニル(柔軟温度80°C)では、発熱抵抗
層の発熱による変形が発生した。そこで、図4の拡大断
面図に示すように、前述したような組成の断熱層19A
をカード基体11Aと発熱抵抗層13Aとの間に設けた
ところ、変形の発生しない、良好な画像形成ができるよ
うになった。
【0033】前述した実施例は、本発明を磁気カードや
ICカードに適用した例であったが、本発明は、これに
限らず、種々な画像表示盤に同様に適用しうるものであ
り、例えば、大型の表示カードから小型カードである乗
車券や定期券等にも適用しうるものである。
【0034】
【発明の効果】従来、媒体にサーマルヘッドなどを接触
させ、走行させながら画像形成を行っていたため、媒体
やヘッドに傷やヘッド付着を起こす問題点が避けられな
かったが、本発明では、媒体に発熱部を内蔵するため、
非接触で画像形成ができるので、このような問題点を完
全に解消することができる。また、従来のようにサーマ
ルヘッドを接触させての表面からの熱伝導による発色で
は、表面に厚い保護層を設けることができないが、本発
明では表面に厚い保護層を形成させることも可能とな
り、耐摩擦などの機械的強度の他、耐薬品性などの信頼
性が大幅に向上できる。
【0035】また、電池などの電源と印字ソフトが機能
するCPUなどを組み込む場合には、媒体自体での画像
表示が可能となり、従来のようにカードリーダーなどの
画像形成装置に媒体を挿入しなくても、画像を表示する
ことができる。
【0036】本発明によれば、画像の保持にエネルギー
が不要で、フレキシブルな、薄く、軽量、柔軟性があ
り、簡便で、安価な画像表示機能を得ることができる。
【0037】また、例えば、ISO7810、7816
で規定されている接触式ICカードへの応用する場合に
は、空いている端子を電力の供給に利用すれば、現在の
ISOに準拠した装置が回路の修正だけで使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱画像形成表示盤を磁気カードとし
て構成した実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1の磁気カードのX−X線にそってとった部
分拡大断面図である。
【図3】本発明の感熱画像形成表示盤をICカードとし
て構成した別の実施例を示す概略斜視図である。
【図4】本発明の感熱画像形成表示盤の別の実施例を示
す図2と同様の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 磁気カード 11 カード基体 12 接着剤 13 発熱抵抗層 14 感熱発色消色層 15 電源接続端子 20 ICカード 21 カード基体 23 発熱抵抗層 24 感熱発色消色層 25 電源 26 CPU 27 メモリ 28 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/30 378 B41M 5/18 101A 5/26 102

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に、熱を発生しうる熱発生材料層
    と、該熱発生材料層によって発生された熱に応じ色変化
    を示す色変化材料層とを設けたことを特徴とする感熱画
    像形成表示盤。
  2. 【請求項2】 前記熱発生材料層は、断熱層を介して前
    記基体上に設けられている請求項1記載の感熱画像形成
    表示盤。
  3. 【請求項3】 前記熱発生材料層は、発熱抵抗層である
    請求項1または2記載の感熱画像形成表示盤。
  4. 【請求項4】 前記熱発生材料層は、電磁誘導発熱磁性
    層である請求項1または2記載の感熱画像形成表示盤。
  5. 【請求項5】 前記基体には、前記発熱抵抗層へ通電す
    るための電源接続端子が設けられている請求項3記載の
    感熱画像形成表示盤。
  6. 【請求項6】 前記基体には、前記熱発生材料層に選択
    的に熱を発生させるための制御手段が設けられている請
    求項1または2または3または4記載の感熱画像形成表
    示盤。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、電源を含む請求項6記
    載の感熱画像形成表示盤。
  8. 【請求項8】 前記基体は、磁気カードの形とされてい
    る請求項1から6項のうちのいずれかに記載の感熱画像
    形成表示盤。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、CPUを含む請求項6
    または7記載の感熱画像形成表示盤。
  10. 【請求項10】 前記基体は、ICカードの形とされて
    いる請求項9記載の感熱画像形成表示盤。
  11. 【請求項11】 前記色変化材料層は、熱によって発色
    および消色する材料で形成されている請求項1から10
    のうちのいずれかに記載の感熱画像形成表示盤。
  12. 【請求項12】 前記熱によって発色および消色する材
    料は、有機低分子物質を高分子中に分散したものを用い
    てなる請求項11記載の感熱画像形成表示盤。
  13. 【請求項13】 前記熱によって発色および消色する材
    料は、ロイコ染料を用いてなる請求項11記載の感熱画
    像形成表示盤。
  14. 【請求項14】 前記熱によって発色および消色する材
    料は、高分子液晶を用いてなる請求項11記載の感熱画
    像形成表示盤。
  15. 【請求項15】 前記熱によって発色および消色する材
    料は、温度によって可逆変化するサーモクロミック材料
    を用いてなる請求項11記載の感熱画像形成表示盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058937A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Nidec Sankyo Corp リライタブルカードリーダライタ
US20230015124A1 (en) * 2021-07-16 2023-01-19 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method for manufacturing the same

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