JPH10248580A - リアルタイム検出pcr法によるhgv遺伝子の測定方法並びにそれに用いられるプライマー及びプローブ - Google Patents

リアルタイム検出pcr法によるhgv遺伝子の測定方法並びにそれに用いられるプライマー及びプローブ

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JPH10248580A
JPH10248580A JP9067331A JP6733197A JPH10248580A JP H10248580 A JPH10248580 A JP H10248580A JP 9067331 A JP9067331 A JP 9067331A JP 6733197 A JP6733197 A JP 6733197A JP H10248580 A JPH10248580 A JP H10248580A
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JP
Japan
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hgv
fluorescent dye
gene
primer
probe
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JP9067331A
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Michinori Obara
道法 小原
Kazuaki Inoue
和明 井上
Asao Katsume
朝夫 勝目
Tomoko Takeuchi
朋子 竹内
Ryuji Kawaguchi
竜二 川口
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Srl KK
TOKYO MET GOV RINSHIYOU IGAKU
TOKYO MET GOV RINSHIYOU IGAKU SOGO KENKYUSHO
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 G型肝炎ウイルス遺伝子の高感度、正確、か
つ、簡便な測定手段の提供。 【解決手段】 特定された塩基配列のうち連続する15
塩基ないし39塩基から成る塩基配列を有するオリゴヌ
クレオチドである、リアルタイム検出PCR法によるH
GV遺伝子の測定のために用いられるフォワード側プラ
イマー;上記とは異る、特定された塩基配列のうち連続
する15塩基ないし39塩基から成る塩基配列を有する
オリゴヌクレオチドである、リアルタイム検出PCR法
によるHGV遺伝子の測定のために用いられるリバース
側プライマー;及び上記2配列とは異る、特定された塩
基配列のうち連続する15塩基ないし47塩基から成る
塩基配列を有するオリゴヌクレオチドに、レポーター蛍
光色素と、クエンチャー蛍光色素とが結合されているリ
アルタイム検出PCR法によるHGV遺伝子の測定のた
めに用いられるプローブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイム検出
PCR法によるG型肝炎ウイルス(本願明細書において
「HGV」という)の測定方法並びにそれに用いられる
プライマー及びプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、血清等の試料中のHGVの検
出は、逆転写PCR(RT−PCR)法により行なわれ
ている。この方法は、(1) 血清からのRNA(HGV遺
伝子はRNAである)の抽出、(2) 抽出したRNAを鋳
型とするcDNA合成、(3)1stPCRによる増幅、(4)2
ndPCRによる増幅(感度を上げるために増幅は2回行
なう(nested PCR) )、(5) アガロースゲル電気泳動、
(6) データ処理という、6工程により行なわれている。
また、このRT−PCR法とSouthern分析を組み合わせ
たRT−PCRSouthern法で被検RNAを定量すること
も可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HGVのウイルス量を
定量的に高感度で測定することは、単にウイルス感染の
程度を知る以外にも治療経過のモニタリングを行なう上
で重要である。しかしながら、上記のRT−PCR法で
は、被検試料中のHGVを検出できるものの定量するこ
とはできない。また、RT−PCRSouthern法は、工程
が複雑で手間及び時間がかかる。HGVの測定は、主と
して臨床検査センター等で行なわれており、一定の時間
内に多数の検体を処理する必要があることから、検査を
効率化して検査時間を短縮することができれば非常に有
利である。
【0004】従って、本発明の目的は、HGVを高感度
で正確に、かつ、簡便に測定する手段を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、いわゆ
るリアルタイム検出PCR法(Proc. Natl. Acad. Sci.
USA, Vol. 88, pp.7276-7280, August 1991, Biochemi
stry; 特表平6−500021号公報)を用いてHGV
の測定を行なうことにより上記目的を達成できるのでは
ないかと考えた。しかしながら、用いるプライマー及び
プローブの設定いかんによっては、測定の感度及び/又
は再現性について必ずしも満足できない。そこで、鋭意
研究の結果、特定のプライマー及びプローブを用いるこ
とによりリアルタイム検出PCR法を用いて非常に高感
度に、高い再現性をもってHGVを正確に定量すること
ができることを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、配列表の配列番号1
で示される塩基配列のうち連続する15塩基ないし39
塩基から成る塩基配列を有するオリゴヌクレオチドであ
る、リアルタイム検出PCR法によるHGV遺伝子の測
定のために用いられるフォワード側プライマーを提供す
る。また、本発明は、配列表の配列番号3で示される塩
基配列のうち連続する15塩基ないし39塩基から成る
塩基配列を有するオリゴヌクレオチドである、リアルタ
イム検出PCR法によるHGV遺伝子の測定のために用
いられるリバース側プライマーを提供する。さらに、本
発明は、配列表の配列番号5で示される塩基配列のうち
連続する15塩基ないし47塩基から成る塩基配列を有
するオリゴヌクレオチドに、レポーター蛍光色素と、ク
エンチャー蛍光色素とが結合されており、前記レポータ
ー蛍光色素は、該レポーター蛍光色素が前記クエンチャ
ー蛍光色素と同一のプローブに結合されている場合には
蛍光共鳴エネルギー転移によりその蛍光強度が抑制さ
れ、前記クエンチャー蛍光色素と同一のプローブに結合
されていない状態では蛍光強度が抑制されないものであ
る、リアルタイム検出PCR法によるHGV遺伝子の測
定のために用いられるプローブを提供する。さらに、本
発明は、上記本発明のフォワード側プライマーと、上記
本発明のリバース側プライマーと、上記本発明のプロー
ブとを用い、被検試料中の測定すべきHGV遺伝子を鋳
型としてPCRを行ない、反応液からの蛍光をリアルタ
イムに測定することから成る、被検試料中のHGV遺伝
子の測定方法を提供する。
【0007】本発明のフォワード側プライマーは、配列
表の配列番号1で示される塩基配列のうち連続する15
塩基ないし39塩基、好ましくは17塩基ないし21塩
基から成る塩基配列を有するオリゴヌクレオチドであ
る。これらのうち、特に好ましいものとして、配列番号
2に示される、19塩基から成る塩基配列を有するもの
を挙げることができる。なお、配列番号2で示される塩
基配列は、HGVゲノムの第101番目のヌクレオチド
(以下、「101nt」のように記載)〜119ntに
相当するものである。なお、HGVゲノムの全塩基配列
は公知であり、Linnen, J. et al., Science 271 (524
8), 505-508 (1996) 及びGenBank HGU44402に記載され
ている。
【0008】本発明のリバース側プライマーは、配列表
の配列番号3で示される塩基配列のうち連続する15塩
基ないし39塩基、好ましくは17塩基ないし21塩基
から成る塩基配列を有するオリゴヌクレオチドである。
これらのうち、特に好ましいものとして、配列番号4に
示される、19塩基から成る塩基配列を有するものを挙
げることができる。なお、配列番号4で示される塩基配
列は、HGVゲノムの259nt〜277ntにハイブ
リダイズするものである。
【0009】本発明のプローブは、オリゴヌクレオチド
に後述するレポーター蛍光色素とクエンチャー蛍光色素
が結合したものである。該プローブのオリゴヌクレオチ
ド部分は、配列表の配列番号5で示される塩基配列のう
ち連続する15塩基ないし47塩基、好ましくは25塩
基ないし29塩基、から成る塩基配列を有する。該オリ
ゴヌクレオチド部分の好ましい例として、配列番号6で
示される27塩基から成るものを挙げることができる。
なお、配列番号6で示される塩基配列はHGVゲノムの
128nt〜154ntに相当するものである。なお、
プローブのオリゴヌクレオチド部分がハイブリダイズす
るHGV遺伝子の領域は、上記フォワード側プライマー
がハイブリダイズする領域と近接して一部重複している
が、実際に反応を行なう場合には、フォワード側プライ
マーとプローブのハイブリダイズする領域が互いに重複
することがない組み合わせを選択する必要がある。
【0010】前記レポーター蛍光色素は、該レポーター
蛍光色素が前記クエンチャー蛍光色素と同一のプローブ
に結合されている場合には蛍光共鳴エネルギー転移によ
りその蛍光強度が抑制され、前記クエンチャー蛍光色素
と同一のプローブに結合されていない状態では蛍光強度
が抑制されないものである。レポーター蛍光色素として
は、FAM(6−カルボキシ−フルオレッセイン)のよ
うなフルオレッセイン系蛍光色素が好ましく、クエンチ
ャー蛍光色素としては、TAMRA(6−カルボキシ−
テトラメチル−ローダミン)のようなローダミン系蛍光
色素が好ましい。これらの蛍光色素は公知であり、市販
のリアルタイム検出PCR用キットに含まれているので
それを用いることができる。レポーター蛍光色素及びク
エンチャー蛍光色素の結合位置は特に限定されないが、
通常、プローブのオリゴヌクレオチド部の一端(好まし
くは5’末端)にレポーター蛍光色素が、他端にクエン
チャー蛍光色素が結合される。なお、オリゴヌクレオチ
ドに蛍光色素を結合する方法は公知であり、例えばNobl
e et al., (1984) Nuc. Acids Res. 12:3387-3403及びI
yer et al., (1990) J. Am. Chem. Soc. 112:1253-1254
に記載されている。
【0011】本発明の方法では、上記本発明のフォワー
ド側プライマーと、上記本発明のリバース側プライマー
と、上記本発明のプローブとを用い、被検試料中の測定
すべきHGV遺伝子を鋳型として逆転写PCR(RT−
PCR)を行ない、反応液からの蛍光をリアルタイムに
測定する。このリアルタイム検出PCR法自体は公知で
あり、そのための装置及びキットも市販されているの
で、このような市販の装置及びキットを用いて行なうこ
とができる。
【0012】反応は、被検HGVのRNA、上記フォワ
ード側プライマー、リバース側プライマー及び上記プロ
ーブ並びに耐熱性DNAポリメラーゼ(逆転写酵素活性
をも有するもの)、dATP, dGTP, dCTP, dTTPを含む溶液
を調製して行なう。dTTPに代えて、dUTPを用い、ウラシ
ル−N−グリコシラーゼ(UNG)を加えることによ
り、前回のPCR産物からの混入DNAを分解すること
ができるので好ましい。反応の具体的な条件は下記実施
例に詳述されている。なお、被検試料としては、HGV
を含有する疑いのあるいずれのものであってもよく、例
えば血清等の体液である。HGVのRNAの調製は、従
来のRT−PCRの場合と同様に行なうことができ、下
記実施例にも具体的に記載されている。
【0013】反応では、まず、HGVのRNAを鋳型と
してcDNAが合成され、次いで、このcDNAを鋳型
としてPCRによりDNAの増幅が起きる。増幅DNA
は、上記プローブと相補的な領域を含んでいるので、プ
ローブは一本鎖状態の増幅DNAにハイブリダイズす
る。プローブが完全にハイブリダイズした状態で、プロ
ーブがハイブリダイズしている一本鎖DNAを鋳型とす
る伸長が起きると、DNAポリメラーゼのエキソヌクレ
アーゼ活性によりプローブが5’末端側から加水分解さ
れる。この分解の結果、プローブのオリゴヌクレオチド
部分に結合されているレポーター蛍光色素とクエンチャ
ー蛍光色素とがバラバラになり、クエンチャー蛍光色素
に起因する蛍光共鳴エネルギー転移により抑制されてい
たレポーター蛍光色素からの蛍光強度が増加する。一
方、被検試料中にHGVのRNAが存在しない場合に
は、DNAの増幅が起きないので、プローブはDNAに
ハイブリダイズせず、従ってDNAポリメラーゼによっ
て加水分解されることもない。このため、レポーター蛍
光色素からの蛍光は、クエンチャー蛍光色素により抑制
されたままであり、蛍光強度は増加しない。従って、蛍
光強度を測定することにより、被検試料中にHGVのR
NAを検出することが可能である。
【0014】本発明の方法では、蛍光強度をリアルタイ
ムに測定する。すなわち、蛍光強度を測定しながらPC
R反応を行なう。測定される蛍光強度は、あるサイクル
数を過ぎると検出限界を超え、急激に増加する。そし
て、被検試料中のHGVRNAの量が多いほど、少ない
サイクル数で蛍光強度が急に増加する。従って、何サイ
クルを過ぎた時に蛍光強度の急激な増加が始まるかを調
べることにより、被検試料中のHGVRNAの定量測定
を行なうことができる。より具体的には、例えば、HG
VRNAを含まないネガティブコントロールにおける各
サイクル(例えば3〜15サイクル)の蛍光強度の標準
偏差の10倍を閾値として設定し、蛍光強度がこの閾値
を超えるサイクル数を調べることにより、正確に被検試
料中のHGVRNAを定量測定することができる。すな
わち、被検試料中のHGVのRNA数の常用対数を横軸
に、上記閾値を超えた時のサイクル数を縦軸にとると、
測定結果はほぼ完全に直線上にのるので、検量線を作成
しておけば、何サイクルで閾値を超えるかを調べること
により被検試料中のHGVRNAの量を定量測定するこ
とができる。従って、本発明の方法によれば、従来のR
T−PCRのように、PCR後に電気泳動を行なって増
幅を調べる操作が不要であり、非常に簡便である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきより具体的に
説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定される
ものではない。
【0016】(1) プライマーの合成 配列番号2に示される19塩基から成る塩基配列を有す
る19merのオリゴDNAを化学合成し、フォワード
側プライマーとした。また、配列番号4に示される19
塩基から成る塩基配列を有する19merのオリゴDN
Aを化学合成し、リバース側プライマーとした。
【0017】(2) プローブの調製 配列番号6に示される27塩基から成る塩基配列を有す
る27merのオリゴDNAを化学合成した。このオリ
ゴDNAの5’末端にFAMを、3’末端にTAMRA
を上記文献記載の方法により結合し、プローブとした。
【0018】(3) 被検HGVRNAの調製 G型肝炎患者の血清各200μlに、ISOGEN-LS(商品
名、ニッポンジーン社製グアニジンチオオシアネート系
核酸抽出用試薬)600μl(2ME 3μl、tRN
A10μg添加)を加え、氷中に15分間静置した。1
60μlのクロロホルムを加え、氷中で15分間静置
後、12000 x g で15分間遠心した。水相に等量のイソ
プロパノール及び1μlのグリコーゲンを加え、−20
℃で1時間静置後、12000 x g で10分間遠心した。次
いで、1mlの75%エタノールで2回洗浄し、20μ
lのDTT ・RNase 阻害剤加DEPC水で溶解し、測定ま
で−80℃で保存した。
【0019】(4) 反応液の調製 上記プライマー、プローブ及びPerkin Elmer TaqMan EZ
RT-PCR Core Kit(商品名、Perkin Elmer社製)を用い
て、反応チューブ1本あたり、下記表1に示す反応液を
調製した。
【0020】
【表1】
【0021】(5) リアルタイム検出PCR Perkin Elmer MicroAmp Optical Tube(商品名、Perkin
Elmer社製)1本あたり、上記反応液を45.5μl加
え、そこに上記被検血清由来RNA溶液4.5μlを添
加した。キャップ(Perkin Elmer Optical Cap) をした
後、ABI PRISM7700 Sequence Detection System(商品
名、Perkin Elmer社製)にセットし、以下の条件で反応
を行なった。PCRの各サイクル毎に蛍光強度を測定し
データを収集した。 混入DNAのUNGによる分解反応 50℃、2分間 逆転写工程 60℃、30分間 UNGの失活 95℃、5分間 PCR 95℃、20秒間 60℃、1分間 このPCRサイクルは53回繰り返した。
【0022】(6) 結果 サイクル数を横軸に、蛍光強度の変化を縦軸にとってプ
ロットした結果を図1に示す。図1より、それぞれの被
検試料について、ある一定のサイクル数を過ぎるまでは
蛍光強度に変化は見られないが、あるサイクル数を過ぎ
ると蛍光強度が急に増加することがわかる。そして、こ
の蛍光強度の急激な増加が始まるサイクル数は被検試料
によって異なることがわかる。また、上記リアルタイム
PCRにおいて、HGVのRNAを含まない試料につい
て行なったネガティブコントロールの3〜15サイクル
における蛍光強度の標準偏差の10倍を閾値とし、この
閾値を超えたサイクル数(すなわち、蛍光強度が急激に
増加し始めた時のサイクル数)を求めた。一方、各試料
について、従来法であるRT−PCRSouthern法により
HGVのRNAコピー数を測定した。このRNAコピー
数の常用対数を横軸に、上記閾値を超えたサイクル数を
縦軸にとってプロットした図を図2に示す。図2に示す
ように、RNAコピー数の常用対数と上記閾値を超えた
サイクル数との間には直線関係があり(相関係数0.99
1)、上記サイクル数を測定することにより被検試料中の
HGVのRNAを定量測定できることが明らかになっ
た。
【0023】
【発明の効果】本発明により、HGVを高感度で正確
に、かつ、簡便に測定することが可能になった。
【0024】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:39 配列の型:核酸 配列 CTCGGCGACC GGCCAAAAGG TGGTGGATGG GTGATGACA 39
【0025】配列番号:2 配列の長さ:19 配列の型:核酸 配列 GGCCAAAAGG TGGTGGATG 19
【0026】配列番号:3 配列の長さ:39 配列の型:核酸 配列 AACGACGAGC CTGACGTCGG GCCCTTATTC CCACCGGTA 39
【0027】配列番号:4 配列の長さ:19 配列の型:核酸 配列 CTGACGTCGG GCCCTTATT 19
【0028】配列番号:5 配列の長さ:47 配列の型:核酸 配列 TGGGTGATGA CAGGGTTGGT AGGTCGTAAA TCCCGGTCAC CTTGGTA 47
【0029】配列番号:6 配列の長さ:27 配列の型:核酸 配列 CAGGGTTGGT AGGTCGTAAA TCCCGGT 27
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により、各種被検血清中のHGV
のRNAを測定した場合の、PCRのサイクル数と蛍光
強度の変化の関係を示す図である。
【図2】各種被検試料について従来のRT−PCRSout
hern法により求めたHGVのRNAのコピー数の常用対
数と、本発明の方法により各種被検血清中のHGVのR
NAを測定した場合における、蛍光強度の変化が閾値を
超えたサイクル数との関係を示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 勝目 朝夫 埼玉県浦和市東仲町6―6ベルム浦和1001 (72)発明者 竹内 朋子 東京都杉並区和泉二丁目45番11号パークサ イド波良303 (72)発明者 川口 竜二 東京都八王子市小宮町51 株式会社エスア ールエル八王子ラボラトリー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号1で示される塩基配列
    のうち連続する15塩基ないし39塩基から成る塩基配
    列を有するオリゴヌクレオチドである、リアルタイム検
    出PCR法によるHGV遺伝子の測定のために用いられ
    るフォワード側プライマー。
  2. 【請求項2】 前記オリゴヌクレオチドは、配列表の配
    列番号2で示される塩基配列を有する19塩基から成る
    請求項1記載のプライマー。
  3. 【請求項3】 配列表の配列番号3で示される塩基配列
    のうち連続する15塩基ないし39塩基から成る塩基配
    列を有するオリゴヌクレオチドである、リアルタイム検
    出PCR法によるHGV遺伝子の測定のために用いられ
    るリバース側プライマー。
  4. 【請求項4】 前記オリゴヌクレオチドは、配列表の配
    列番号2で示される塩基配列を有する19塩基から成る
    請求項3記載のプライマー。
  5. 【請求項5】 配列表の配列番号5で示される塩基配列
    のうち連続する15塩基ないし47塩基から成る塩基配
    列を有するオリゴヌクレオチドに、レポーター蛍光色素
    と、クエンチャー蛍光色素とが結合されており、前記レ
    ポーター蛍光色素は、該レポーター蛍光色素が前記クエ
    ンチャー蛍光色素と同一のプローブに結合されている場
    合には蛍光共鳴エネルギー転移によりその蛍光強度が抑
    制され、前記クエンチャー蛍光色素と同一のプローブに
    結合されていない状態では蛍光強度が抑制されないもの
    である、リアルタイム検出PCR法によるHGV遺伝子
    の測定のために用いられるプローブ。
  6. 【請求項6】 前記オリゴヌクレオチドは、配列表の配
    列番号6で示される塩基配列を有する27塩基から成る
    請求項5記載のプローブ。
  7. 【請求項7】 前記レポーター蛍光色素はフルオレッセ
    イン系蛍光色素であり、前記クエンチャー蛍光色素はロ
    ーダミン系蛍光色素である請求項5又は6記載のプロー
    ブ。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2記載のフォワード側プラ
    イマーと、請求項3又は4記載のリバース側プライマー
    と、請求項5、6又は7記載のプローブとを用い、被検
    試料中の測定すべきHGV遺伝子を鋳型として逆転写P
    CRを行ない、反応液からの蛍光をリアルタイムに測定
    することから成る、被検試料中のHGV遺伝子の測定方
    法。
JP9067331A 1997-03-05 1997-03-05 リアルタイム検出pcr法によるhgv遺伝子の測定方法並びにそれに用いられるプライマー及びプローブ Pending JPH10248580A (ja)

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