JPH10248238A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JPH10248238A
JPH10248238A JP9047726A JP4772697A JPH10248238A JP H10248238 A JPH10248238 A JP H10248238A JP 9047726 A JP9047726 A JP 9047726A JP 4772697 A JP4772697 A JP 4772697A JP H10248238 A JPH10248238 A JP H10248238A
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JP
Japan
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JP9047726A
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Kiminori Matsuno
公則 松野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷変動に関係なく、常に安定した出力電圧
と高い変換効率を維持できるDC−DCコンバータを実
現すること。 【解決手段】 出力電圧検出部103はDC−DC変換
部102の変換電圧を検出する。又負荷電流を出力電流
検出部104が検出する。DC−DC変換制御部105
において、パルス幅制御回路112のPWM制御信号の
繰り返し周波数を、抵抗108,109とスイッチング
素子110とにより可変にする。電圧源101の直流電
圧を負荷106の動作に必要な直流電圧に変換するに際
し、負荷106の消費電力が大きいときにスイッチ素子
110をオンにし、PWM制御信号の周波数を高くす
る。消費電力が小さいとき、スイッチ素子110をオフ
にしてPWM制御信号の周波数を低くする。こうすると
軽負荷時のスイッチング損失が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、PWM制御方式を
用いた直流安定化電源に係わり、特に軽負荷時の電力損
失を低減するDC−DCコンバータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、DC−DCコンバータは各種の方
式があり、例えば特開平3ー173352号公報に記載
されたものがある。DC−DCコンバータの出力端に負
荷が接続されるが、この例では、前記の出力端に出力電
圧閾値検定回路が並列接続され、出力電圧をモニタする
ようになっている。出力電圧閾値検定回路が負荷の通常
動作を検出した場合、直流電圧/直流電圧変換部への電
力供給がなされ、軽負荷になると出力電圧が設定値以上
になるので、直流電圧/直流電圧変換部への電力の供給
を中断するような制御手段が設けられている。そして電
力の供給が中断された期間は、出力コンデンサが電力の
供給を代行するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方式の従来
のDC−DCコンバータにおいては、軽負荷時に直流電
圧/直流電圧変換部への電力の供給が中断され、電力の
供給の再開をする毎に直流電圧/直流電圧変換部に突入
電流が流れる。従って直流電圧/直流電圧の変換効率を
高めることができず、直流電圧/直流電圧変換部を構成
するスイッチ素子の寿命が短くなるという問題が生じて
いた。更に、直流電圧/直流電圧変換部への電力供給を
断続するため、出力電圧の安定性に問題が生じていた。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、負荷変動に関係なく、常に安
定して出力電圧と直流電圧/直流電圧の変換効率を高く
維持できるDC−DCコンバータを実現することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本願の請求項1の発明は、直流電圧源をスイッ
チングすることにより、負荷用の直流電圧に変換する直
流電圧/直流電圧変換部と、前記直流電圧/直流電圧変
換部の出力電圧を検出する出力電圧検出部と、前記直流
電圧/直流電圧変換部の出力電流を検出する出力電流検
出部と、前記出力電圧検出部の検出電圧に基づいて、前
記直流電圧/直流電圧変換部にスイッチング用のPWM
制御信号を与え、安定化直流電圧を出力するよう制御す
る直流電圧/直流電圧変換制御部と、を具備するPWM
制御方式のDC−DCコンバータにおいて、前記出力電
流検出部の検出電流値が所定以下の場合には、前記直流
電圧/直流電圧変換制御部のPWM制御信号の発振周波
数を下げる周波数制御手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】また本願の請求項2記載の発明では、前記
周波数制御手段は、基準電流値と前記出力電流検出部の
検出電流とを比較する比較器と、前記比較器の出力に応
じてオンオフし、発振周波数を変化させるスイッチ素子
と、を有することを特徴とするものである。
【0007】このような構成によれば、出力電流検出部
で検出された出力電流と基準電流との比較結果により、
直流電圧/直流電圧変換制御部の発振周波数をスイッチ
素子で変化させることで、任意に切り換えることができ
る。これにより、軽負荷の場合に、スイッチング周波数
を下げてスイッチングロスを低減できる。また直流電圧
/直流電圧の変換効率を高めることができる。更に、ス
イッチング周波数を下げた場合にもPWM制御が可能な
ため、常に安定した出力電圧が得られる。
【0008】また、本願の請求項3の発明は、直流電圧
源をスイッチングすることにより、負荷用の直流電圧に
変換する直流電圧/直流電圧変換部と、前記直流電圧/
直流電圧変換部の出力電圧を検出する出力電圧検出部
と、前記直流電圧/直流電圧変換部の出力電流を検出す
る出力電流検出部と、前記出力電圧検出部の検出電圧に
基づいて、前記直流電圧/直流電圧変換部にスイッチン
グ用のPWM制御信号を与え、安定化直流電圧を出力す
るよう制御する直流電圧/直流電圧変換制御部と、を具
備するPWM制御方式のDC−DCコンバータにおい
て、前記出力電流検出部の検出電流値が所定以下の場合
には、前記直流電圧/直流電圧変換制御部のPWM制御
信号の電流値を下げるバイアス制御手段を設けたことを
特徴とするものである。
【0009】また本願の請求項4記載の発明では、前記
バイアス制御手段は、基準電流値と前記出力電流検出部
の検出電流とを比較する比較器と、前記比較器の出力に
応じてオンオフし、前記PWM制御信号の電流値を変化
させるスイッチ素子と、を有することを特徴とするもの
である。
【0010】このような構成によれば、出力電流検出部
で検出された出力電流と基準電流との比較結果により、
スイッチ素子をオンオフし、直流電圧/直流電圧変換制
御部のPWM制御信号の電流値を変化させる。そして軽
負荷の場合に直流電圧/直流電圧変換部を駆動可能な必
要最小限の電流値に設定することで、ドライブ損失を低
減でき、直流電圧/直流電圧の変換効率を高めることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態における
DC−DCにコンバータについて、図1を用いて説明す
る。図1は本実施の形態におけるPWM制御方式のDC
−DCコンバータの基本構成を示すブロック図である。
このDC−DCコンバータは電池等の直流電圧を電子機
器の動作に必要な直流電圧に変換するもので、電圧源1
01、直流電圧/直流電圧変換部(DC−DC変換部)
102、出力電圧検出部103、出力電流検出部10
4、直流電圧/直流電圧変換制御部(DC−DC変換制
御部)105を含んで構成される。
【0012】電圧源101は電池等の直流電源であり、
携帯用の電子機器にあってはその内部に電圧源101が
取り替え可能なようになっている。DC−DC変換部1
02は入力された直流電圧を所望の直流電圧に変換する
もので、スイッチング素子やトランスは勿論のこと、ダ
イオード、コンデンサ、コイル等からなる整流回路を含
むスイッチングレギュレータである。出力電圧検出部1
03はDC−DC変換部102の出力電圧を検出する電
圧検出部である。出力電流検出部104は負荷106に
供給される電流を検出する電流検出部である。DC−D
C変換制御部105は出力電圧検出部103の検出電圧
と出力電流検出部104の検出電流に基づいてDC−D
C変換部102にPWM制御信号を与え、負荷106に
印加される電圧が定電圧となるよう制御する制御部であ
る。
【0013】DC−DC変換制御部105は、パルス幅
制御回路112、比較器111、抵抗108,109、
スイッチ素子110、コンデンサ107を含んで構成さ
れる。パルス幅制御回路112はその内部に三角波発振
器を有し、その発振周波数は端子Ctに接続されたコン
デンサ107の容量値と、端子Rtに接続された抵抗値
によって決定される。従来のDC−DCコンバータで
は、三角波発振器の発振周波数は固定であり、端子Rt
に接続される抵抗は抵抗108のみである。しかし本実
施の形態では、抵抗108と並列に、抵抗109とスイ
ッチング素子110の直列接続体を設け、発振時定数を
比較器111の出力で制御するようにしたことが特徴で
ある。
【0014】比較器111は出力電流検出部104の検
出出力と、パルス幅制御回路112の端子Vrefから
出力される基準電圧とを比較する回路であり、比較結果
はスイッチ素子110の制御入力端に与えられる。スイ
ッチ素子110はFET又はスイッチングトランジスタ
であり、パルス幅制御回路112の端子Rtとグランド
間との抵抗値を2値に制御する。なお、パルス幅制御回
路112の端子Voには出力電圧検出部103の検出電
圧が入力され、負荷106に印加される電圧の値によっ
て、発振パルスのパルス幅が制御され、電圧源101の
電圧がある範囲で変化しても、DC−DC変換部102
の出力電圧が一定となるよう制御されることは、従前の
回路と同様である。
【0015】以上のように構成されたDC−DCコンバ
ータの動作について説明する。電圧源101より入力電
圧が与えられると、出力電圧検出部103と出力電流検
出部104は、負荷106に印加される出力電圧と負荷
電流をそれぞれ検出する。パルス幅制御回路112は、
コンデンサ107及び端子Rtとグランド間の抵抗値で
設定される発振周波数でパルスを発生し、出力電圧検出
部103の検出電圧に応じてパルス幅制御されたPWM
制御信号をDC−DC変換部102に与える。DC−D
C変換部102は、DC−DC変換制御部105から与
えられたPWM制御信号に従いスイッチング動作を行
い、負荷106に出力電圧を与える。
【0016】一例として負荷106が携帯用のAV機器
とし、内蔵電池で動作するものとする。AV機器のモー
ドを再生(プレイ)モードにしたとき、記録媒体の駆動
モータが回転し、スピーカから音声が出力されたりす
る。この場合はAV機器の消費電力は増加し、出力電流
検出部104は負荷電流が大であることを検出する。比
較器111は基準電圧の大きさと検出電流の大きさを比
較し、オン信号をスイッチ素子110に出力する。この
ためスイッチ素子110が導通し、三角波発生回路の外
付け抵抗値が抵抗107と109の並列接続抵抗値とな
り、三角波の発振周波数が増加する。このためDC−D
C変換部105のスイッチング周期が短くなり、電力転
送レートが増加する。このように消費電力の増加時は、
負荷電流が増大しても出力電圧を一定に保持するための
動作が行われ、通常のDC−DCコンバータとして動作
する。
【0017】次にAV機器のモードが休止又は一時停止
になった場合を考える。またAV機器の電源スイッチを
オフにしても、内部に設けられた一時記憶のメモリが動
作を続けている場合もある。このような場合の消費電力
は小さくなるが、以上のような非動作モードはその設定
時間も長く、時間の経過に伴う電池の消耗も無視出来な
い。したがって非動作モードにおける電池の消耗をより
少なくすることが望ましいので、このモードにおけるD
C−DC変換部102における電力損失を最少にする必
要がある。
【0018】このような非動作モード(待機モード)の
場合、出力電流検出部104の検出電流は小となる。比
較器111は基準電圧の大きさと検出電流の大きさを比
較し、オフ信号をスイッチ素子110に出力する。この
ためスイッチ素子110が非導通となり、三角波発生回
路の外付け抵抗が抵抗108のみとなり、抵抗値が増加
する。従って三角波の発振周波数が低下し、DC−DC
変換部102のスイッチング周期が長くなる。DC−D
C変換部105の電力損失はスイッチング回数に比例す
るので、PWM制御信号の周期が長くなると、電力転送
レートは減少し、DC−DC変換部102における電力
損失も減少する。こうして出力電圧を一定に保持するた
めの最少限度の動作が行われる。
【0019】ここで、比較器111、スイッチ素子11
0、抵抗108,109、コンデンサ107は、DC−
DC変換制御部105のPWM制御信号の発振周波数を
出力電流検出部104の検出電流の基づいて変化させる
周波数制御手段を構成している。このように、本実施の
形態に示すPWM制御方式のDC−DCコンバータは、
負荷106を流れる電流の変動に応じて、スイッチング
周波数を切り換えることができる。
【0020】本発明の第2の実施の形態におけるDC−
DCコンバータについて、図2を用いて説明する。図2
は本実施の形態におけるPWM制御方式のDC−DCコ
ンバータの基本構成を示すブロック図であり、第1の実
施の形態と同一部分は同一の名称つけて詳細な説明を省
略する。このDC−DCコンバータも電圧源201、直
流電圧/直流電圧変換部(DC−DC変換部)202、
出力電圧検出部203、出力電流検出部204、直流電
圧/直流電圧変換制御部(DC−DC変換制御部)20
5を含んで構成される。
【0021】DC−DC変換制御部205は出力電圧検
出部203の検出電圧と出力電流検出部204の検出電
流に基づいてDC−DC変換部202にPWM制御信号
を与え、電圧源201の電圧がある範囲で変化しても、
負荷206に印加される電圧を定電圧となるよう制御す
る制御部である。
【0022】DC−DC変換制御部205は、パルス幅
制御回路213、比較器212、抵抗208,209,
211、スイッチ素子210、コンデンサ207を含ん
で構成される。パルス幅制御回路112はその内部に三
角波発振器を有し、その発振周波数は端子Ctに接続さ
れたコンデンサ207の容量値と、端子Rtに接続され
た抵抗値208によって決定される。本実施の形態の三
角波発振器は、抵抗208とコンデンサ207の容量値
が固定であるので、PWM制御信号の繰り返し周波数は
一定である。
【0023】本実施の形態のパルス幅制御回路213に
は、電流設定端子RBIASが設けられている。この端子は
DC−DC変換部202に与えるPWM制御信号の電流
値を制御するために設けられたものであり、外付け抵抗
値によって制御できる。DC−DC変換部202はスイ
ッチングトランジスタが設けられているが、そのトラン
ジスタのベースにPWM制御信号が入力される。
【0024】スイッチ素子210は比較器212の比較
結果によってオン又はオフとなり、オフ時には抵抗20
9の抵抗値によってバイアス電流値が決まる。またスイ
ッチ素子210のオン時には、抵抗209と211の並
列抵抗値によってバイアス電流値が決まり、抵抗209
のみの場合より電流値は低下するものとする。
【0025】このように構成されたDC−DCコンバー
タの動作について説明する。電圧源201より入力電圧
が与えられると、出力電圧検出部203と出力電流検出
部204は、負荷206に印加される出力電圧と負荷電
流をそれぞれ検出する。DC−DC変換制御部205
は、出力電圧検出部203の検出電圧と、出力電流検出
部204の検出電流に従い、デューティ比を制御し、コ
ンデンサ207と抵抗208で設定される発振周波数の
PWM制御信号をDC−DC変換部202に与える。
【0026】DC−DC変換部202は、DC−DC変
換制御部205から与えられたPWM制御信号に従いス
イッチングトランジスタをオンオフさせ、負荷206に
出力電圧を与える。PWM制御信号の電流値を設定する
抵抗値は、出力電流検出部204の検出電流値によって
制御される。即ち、出力電流検出部204の検出電流値
とパルス幅制御回路213の基準電圧とが比較器212
で比較され、比較結果によりスイッチ素子210がオン
又はオフとなる。
【0027】第1の実施の形態の場合と同様のケースを
考える。負荷206の消費電力が増加すると、比較器1
11は基準電圧の大きさと検出電流の大きさを比較し、
出力電流検出部104の出力より負荷電流が大であるこ
とを検出する。そしてオン信号がスイッチ素子210に
出力されると、スイッチ素子210は導通し、端子R
BIASとグランド間の抵抗値が減少する。このときPWM
制御信号の電流値が増加する。このためDC−DC変換
部202のスイッチングトランジスタのバイアス電流が
大きくなるので、スイッチングトランジスタのオン抵抗
が低下し、電力転送量が増加する。このように消費電力
の増加時は、負荷電流が増大しても、電池の消耗状態に
係わらず出力電圧を一定に保持するたの動作が行われ、
通常のDC−DCコンバータとして動作する。
【0028】負荷206が軽くなった場合、出力電流検
出部204の検出電流は小となる。比較器212は基準
電圧の大きさと検出電流の大きさを比較し、オフ信号を
スイッチ素子210に出力する。このためスイッチ素子
210が非導通となり、端子RBIASとグランド間の抵抗
値が増加する。このためPWM制御信号の電流値が減少
し、DC−DC変換部202のスイッチングトランジス
タのバイアス電流が小さくなる。このためオンオフの切
り替え時に生じるスイッチングトランジスタのコレクタ
電流値がベースのバイアス電流で制限される。その結
果、スイッチングトランジスタの電力損失は少なくな
り、またDC−DC変換部202の負荷206の軽減度
に併せて出力電流も抑えられる。こうして出力電圧を一
定に保持するための最少限度の動作が行われる。
【0029】ここで抵抗209,211、スイッチ素子
210、比較器212は、DC−DC変換制御部205
のPWM制御信号の電流値を制御するバイアス制御用の
抵抗を、出力電流検出部204の検出電流の基づいて変
化させるバイアス制御手段を構成している。このよう
に、本実施の形態に示すPWM制御方式のDC−DCコ
ンバータは、負荷206を流れる電流の変動に応じて、
PWM制御信号の電流値をPWM制御可能な必要最小限
の値に設定することができる。
【0030】
【発明の効果】以上本願の請求項1、2の発明によれ
ば、負荷電流の変動に応じてDC−DCコンバータのス
イッチング周波数を変化させることができる。このた
め、負荷電流が少ない場合には、スイッチング周波数を
下げることでスイッチングロスを低減でき、直流電圧/
直流電圧の高い変換効率を維持できるという効果が得ら
れる。
【0031】また、請求項3、4の発明によれば、負荷
電流の変動に応じて直流電圧/直流電圧変換制御部から
直流電圧/直流電圧変換部へ供給するPWM制御信号の
電流値を最適化させることができる。このため、負荷電
流が少ない場合には、PWM制御信号の電流値を下げる
ことによりドライブ損失を低減でき、直流電圧/直流電
圧の高い変換効率を維持できるという効果が得られる。
【0032】いずれの発明も、従来のDC−DCコンバ
ータのモジュールの機能をそのまま生かすことができ、
簡単且つ安価な素子の追加により、非動作モード又は待
機時の電池の消耗を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるDC−DC
コンバータの基本構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるDC−DC
コンバータの基本構成図である。
【符号の説明】
101,201 電圧源 102,202 直流電圧/直流電圧変換部(DC−D
C変換部) 103,203 出力電圧検出部 104,204 出力電流検出部 105,205 直流電圧/直流電圧変換制御部(DC
−DC変換部制御部) 108,109,208,209,211 抵抗 111,212 比較器 107,207 コンデンサ 110,210 スイッチ素子 112,213 パルス幅制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧源をスイッチングすることによ
    り、負荷用の直流電圧に変換する直流電圧/直流電圧変
    換部と、 前記直流電圧/直流電圧変換部の出力電圧を検出する出
    力電圧検出部と、 前記直流電圧/直流電圧変換部の出力電流を検出する出
    力電流検出部と、 前記出力電圧検出部の検出電圧に基づいて、前記直流電
    圧/直流電圧変換部にスイッチング用のPWM制御信号
    を与え、安定化直流電圧を出力するよう制御する直流電
    圧/直流電圧変換制御部と、を具備するPWM制御方式
    のDC−DCコンバータにおいて、 前記出力電流検出部の検出電流値が所定以下の場合に
    は、前記直流電圧/直流電圧変換制御部のPWM制御信
    号の発振周波数を下げる周波数制御手段を設けたことを
    特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記周波数制御手段は、 基準電流値と前記出力電流検出部の検出電流とを比較す
    る比較器と、 前記比較器の出力に応じてオンオフし、発振周波数を変
    化させるスイッチ素子と、を有するものであることを特
    徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】 直流電圧源をスイッチングすることによ
    り、負荷用の直流電圧に変換する直流電圧/直流電圧変
    換部と、 前記直流電圧/直流電圧変換部の出力電圧を検出する出
    力電圧検出部と、 前記直流電圧/直流電圧変換部の出力電流を検出する出
    力電流検出部と、 前記出力電圧検出部の検出電圧に基づいて、前記直流電
    圧/直流電圧変換部にスイッチング用のPWM制御信号
    を与え、安定化直流電圧を出力するよう制御する直流電
    圧/直流電圧変換制御部と、を具備するPWM制御方式
    のDC−DCコンバータにおいて、 前記出力電流検出部の検出電流値が所定以下の場合に
    は、前記直流電圧/直流電圧変換制御部のPWM制御信
    号の電流値を下げるバイアス制御手段を設けたことを特
    徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記バイアス制御手段は、 基準電流値と前記出力電流検出部の検出電流とを比較す
    る比較器と、 前記比較器の出力に応じてオンオフし、前記PWM制御
    信号の電流値を変化させるスイッチ素子と、を有するも
    のであることを特徴とする請求項3記載のDC−DCコ
    ンバータ。
JP9047726A 1997-03-03 1997-03-03 Dc−dcコンバータ Pending JPH10248238A (ja)

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