JPH10247415A - 直管蛍光灯ソケット - Google Patents

直管蛍光灯ソケット

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JPH10247415A
JPH10247415A JP4827697A JP4827697A JPH10247415A JP H10247415 A JPH10247415 A JP H10247415A JP 4827697 A JP4827697 A JP 4827697A JP 4827697 A JP4827697 A JP 4827697A JP H10247415 A JPH10247415 A JP H10247415A
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rotor
lamp
straight tube
tube fluorescent
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Koji Hatano
浩二 波多野
Nobumichi Nishihama
伸通 西浜
Tomoyuki Ono
登茂之 小野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケットの破損防止を図りながら、直管蛍光
灯の取付け、取外しをスムーズに行なう。 【解決手段】 筐体1の開口部5にランプピン4をガイ
ドするガイド溝7を備えた回転子9が収納された直管蛍
光灯ソケットAである。筐体1の開口部5の前端側に開
口部5よりも大径となった環状溝12を形成する。回転
子9のガイド溝7の両側に一対の略半円形状の前面板状
部10を形成する。回転子9の前面板状部10の外径を
上記開口部5より大径にしてその外周端部10aを上記
環状溝12に回転自在に収納する。回転子9の前面板状
部10を筐体1の前面1aと略面一に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直管蛍光灯ソケ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特公昭63−2939
2号公報には、ソケット本体内部に回転子(案内筒)を
収納すると共に、この回転子をソケット裏板に嵌合さ
せ、直管蛍光灯のランプピンをランプピン挿入溝から回
転子のガイド溝内に挿入した後にランプピンを回転子と
共に回転させることにより、ランプピンをランプピン接
続端子に接触させるようにした回転子内蔵型のソケット
が開示されている。
【0003】しかしながら、この従来例では、回転子が
ソケット内部に隠れて外部からは回転子の存在を確認で
きず、このためランプ装着時に、例えば突き合わせ方式
のソケットと間違えて、ランプピンの先端で回転子を押
してしまう恐れがある。この場合、ランプピンからの力
がソケット本体とソケット裏板とを係合させるための係
合片に加わってソケット裏板が外れて、破損する恐れが
あった。
【0004】そこで、他の従来例として、例えば特開平
7−122338号公報、特開平8−167459号公
報には、ソケットを筐体で構成し、この筐体の前面に設
けた円形状の開口部に回転子を収納すると共に、回転子
の前面に設けたフランジ部を開口部の外側に突出させ
て、突き合わせ方式のソケットと間違えないように配慮
した回転子露出型のソケットが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、後者の回転
子露出型のソケットにあっては、ランプ装着時において
以下のような問題がある。つまり図18に示すように、
ランプ長さのばらつきを吸収するために、通常、一対の
ソケットA′の前面間の長さLをランプ長さと同等かも
しくはそれ以下に設定してある。ここで、ソケット9′
のフランジ部51が筐体1の前面1a下端まで延びてい
ると、図19に示すように、ランプピン挿入時に口金3
がソケット9′のフランジ部51に引っ掛かり、ソケッ
ト9′に強い力が加わってフランジ部51が折れ、ソケ
ット9′が破損する恐れがある。
【0006】一方、図20に示すように、ソケット9′
のフランジ部51が筐体1の前面1a下端にまで延びて
いない場合は、ランプピン挿入時のソケット9′を破損
を回避できるが、しかしながら、ランプの口金3の端面
には通常、カエリ60があり、このカエリ60の内径が
ソケット9′の前面部の径より大きいと、ランプを取外
す際に筐体1の前面1aより突出しているソケット9′
のフランジ部51にカエリ60が引っ掛かり、このため
ランプが抜けなくなり、強い力を加えるとソケット9′
が破損する恐れがあった。
【0007】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、ソケットの破損防止を図りながら、直管蛍光灯の
取付け、取外しをスムーズに行なうことができる直管蛍
光灯ソケットを提供することを課題とし、また、筐体の
コンパクト化を図りながら筐体の取付け性を向上させる
ことができる直管蛍光灯ソケットを提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、筐体1の前面に、直管蛍光灯2の一対の
ランプピン4が挿入される略円形状の開口部5と、開口
部5に連通したランプピン挿入溝6とが設けられ、筐体
1の開口部5内にはランプピン4をガイドするガイド溝
7を備えた回転子9と、ランプピン4に接続されるラン
プピン接続端子8とが配設され、上記ランプピン挿入溝
6から回転子9のガイド溝7に挿入されたランプピン4
を回転子9と共に回転させることにより、ランプピン4
がランプピン接続端子8に接続される直管蛍光灯ソケッ
トにおいて、上記筐体1の開口部5の前端側に開口部5
よりも大径となった環状溝12が形成され、上記回転子
9のガイド溝7の両側に一対の略半円形状の前面板状部
10が形成され、回転子9の前面板状部10の外径を上
記開口部5より大径にしてその外周端部10aを上記環
状溝12に回転自在に収納すると共に、回転子9の前面
板状部10を筐体1の前面1aと略面一に形成したこと
を特徴としており、このように構成することで、直管蛍
光灯2の装着時に、筐体1の前面1aと略面一となった
回転子9の前面板状部10に直管蛍光灯2が引っ掛かる
恐れがなく、ソケットAの破損防止が図られる。また直
管蛍光灯2を取外す際に、直管蛍光灯2の口金3にカエ
リがあっても、このカエリが回転子9の前面板状部10
に引っ掛る恐れもないので、ソケットAの破損防止を図
りながら、スムーズな取外しができるようになる。
【0009】ここで、上記筐体1の前面1a下部に直管
蛍光灯2装着ガイド用の傾斜面13を設けるのが好まし
く、この場合、直管蛍光灯2が筐体の前面1a下部に引
っ掛かるのを防止でき、ランプピン4を回転子9のガイ
ド溝7にスムーズに挿入できるようになる。上記筐体1
の上端面1bと開口部5の間に第1の筐体取付け部14
を設けるのが好ましく、この場合、第1の取付け部14
が筐体1の外側に突出するのを防止でき、筐体1のコン
パクト化を図ることができる。
【0010】上記筐体1の側端面1cと開口部5の間に
第2の筐体取付け部15を設けるのが好ましく、この場
合、第2の取付け部15が筐体1の外側に突出するのを
防止できで、筐体1のコンパクト化を図ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。直管蛍光灯ソケットAを構成する筐体1は、
図2に示すように、直管蛍光灯2のランプ外径と略同等
の外径、幅及び高さを有しており、裏面が開放された略
箱状のボディ17と、このボディ17の裏面を覆うカバ
ー18とから成り、ボディ17とカバー18の外周端部
を嵌め合わせた状態でボディ17の上端面に設けた係止
孔17aにカバー18の上端面に設けた突起18aを係
合させることによって、ボディ17とカバー18とが一
体化される。
【0012】ボディ17の前面には、直管蛍光灯2の一
対のランプピン4の幅よりもやや大径の略円形状の開口
部5が設けられていると共に、開口部5の下部には開口
部5に連通するランプピン挿入溝6が設けられている。
開口部5の前端縁には開口部5よりも大径となった環状
溝12が形成されており、この環状溝12に後述の回転
子9の前面板状部10の外周端部10aが回転自在に収
納されるようになっている。また、ボディ17の前面下
部には直管蛍光灯2の装着時のガイド用の傾斜面13が
設けられており、この傾斜面13によって、直管蛍光灯
2の口金3を筐体1の前面1aにスムーズに装着できる
ようにしてある。一方、カバー18の前面には、回転子
9を回転自在に支持するための一対の半割れ筒状の回転
子取付け部20が突設されている。この回転子取付け部
20の大きさはボディ17の開口部5よりも小さく形成
され、これにより回転子取付け部20の外周面と該開口
部5の内周面との間には回転子9を収納するための環状
スペースが形成される。この回転子取付け部20の中央
部にはランプピン4が通過可能な溝部20aが形成され
ており、この溝部20aの一端はランプピン挿入溝6に
連通している。
【0013】筐体1の開口部5内には、直管蛍光灯2の
ランプピン4をランプピン接続端子8にガイドするため
の回転子9が回転自在に配設されている。回転子9は、
上記カバー18に設けた回転子取付け部20に回転自在
に支持される一対の半割れ筒状部11と、各半割れ筒状
部11の前面1aに一体形成された一対の前面板状部1
0とから成る。一対の半割れ筒状部11の後端部は連結
片を介して一体に繋がっていると共に、半割れ筒状部1
1間から前面板状部10間に亘ってランプピン4をガイ
ドするためのガイド溝7が形成されている。各半割れ筒
状部11の内周面には、図3に示すように、内向きつば
状の突起部11bが突設されており、回転子取付け部2
0の外周面には上記突起部11bが係合可能な環状凹所
20bが形成されている。この突起部11bの後端面は
テーパ面となっており、回転子取付け部20の環状凹所
20b内に突起部11bが挿入し易くしてある。
【0014】また、上記回転子9の一対の前面板状部1
0は、図1に示すように、開口部5と近似した外形を有
しており、開口部5は前面板状部10によって覆われて
いる。一対の前面板状部10の外径は前記筐体1の開口
部5よりやや大径に設定されており、その外周端部10
aが前記開口部5の前端に設けた環状溝12に回転自在
に収納されている。環状溝12は、回転子9の前面板状
部10と筐体1の前面1aとが略面一となるように、回
転子9の前面板状部10の厚みと略同等或いはそれ以上
の深さを有している。ここで略面一とは、回転子9の前
面板状部10が筐体1の前面1aと面一である場合と、
回転子9の前面板状部10を筐体1の前面1aより僅か
に凹ませた場合(筐体1の前面1aを回転子9の前面板
状部10よりもランプ側に僅かに突出させた場合)の両
方を含むものとする。本実施形態では、筐体1の前面1
aを回転子9の前面板状部10よりもランプ側に僅かに
突出させてある。尚図1中の80は電検孔である。
【0015】また、上記筐体1内部には、図2に示すよ
うに、ランプピン4の保持とランプピン4への給電を行
なうための一対の略円弧状をした接触片21が配設され
ている。各接触片21の中央部には、一対のランプピン
4を外側から挟持してランプピン4に接続される一対の
ランプピン接続端子8が設けられている。また各接触片
21の上端部には、電線挿入口(図示せず)と電線を係
止する係止片(図示せず)とを備えた速結端子式の電線
接続端子22が夫々設けられている。そして、電線が筐
体1の上端面1bに設けた電線挿入孔23から電線接続
端子22の電線挿入口に押し込まれると係止片が電線に
係止して結線状態となり、ランプピン接続端子8を介し
てランプピン4への給電が行なわれるようになり、一
方、筐体1の上端面1bに設けた電線解除孔24からピ
ンなどの工具を挿入して係止片22bを押すことによっ
て電線との結線状態を解除できるようになっている。
尚、速結端子式の電線接続端子22として、例えば略ム
字状の錠バネを用いたものであってもよい。
【0016】さらに、上記筐体1の両外側端面1c,1
cには、図4〜図6に示すように、一対の支柱状の取付
け部25が突設されている。この実施形態では、各取付
け部25の基端部がボディ17に一体形成され、先端部
はカバー18の背後側に突出しており、その先端に設け
たフック片25aが取付け板ばね30の係止孔30aに
夫々係合しており、これにより筐体1を取付け板ばね3
0に対して簡易に取付け可能となっている。この取付け
板ばね30は、例えば照明器具本体の長さ方向の両端部
に設けたプレート部材(図示せず)に固定されるもので
ある。
【0017】しかして、上記筐体1に対して直管蛍光灯
2を装着するにあたっては、先ず図7に示すように、回
転子9のガイド溝7の一端をランプピン挿入溝6に合わ
せた状態で、ランプピン挿入溝6の下方から直管蛍光灯
2のランプピン4をガイド溝7内に挿入し、その後ラン
プピン4を図8の矢印方向のいずれか一方に約90°回
転させると、回転子9がランプピン4と共回りして、図
9に示すように、各ランプピン4を両側のランプピン接
続端子8に夫々接触させることができる。この状態で各
ランプピン4は両側のランプピン接続端子8によって外
側から挟持され、ランプピン4を回り止めされると同時
に、ランプピン4とランプピン接続端子8とが電気的に
接続される。
【0018】このとき、ランプ長さのばらつきを吸収す
るために、一対の直管蛍光灯ソケットA,Aの前面間の
長さをランプ長さと同等かもしくはそれ以下に設定した
場合であっても、図3(b)のように回転子9の前面板
状部10は筐体1の前面1aよりも少し凹ませてあるの
で、直管蛍光灯2の口金3が回転子9の前面板状部10
に引っ掛かる恐れがなく、従って、筐体1や回転子9に
強い力が加わることがなくなり、ソケットAの破損防止
を図ることができる。しかも、筐体1のボディ17の前
面1a下部には傾斜面13が設けられているので、直管
蛍光灯2の口金3が筐体1の前面1a下部に引っ掛から
ず、ランプピン4をランプピン挿入溝6内にスムーズに
挿入できるので、直管蛍光灯2の装着性が一層良くな
る。しかも直管蛍光灯2の装着性を良くするための傾斜
面13は筐体1のボディ17側のみに設けられており、
カバー18には設けられないので、筐体1の金型構造が
複雑になるのを極力防止できるという利点がある。
【0019】さらに、回転子9の前面板状部10が筐体
1の前面1aに露出しているので、外部から回転子9の
存在が一目で分かり、直管蛍光灯2の装着時に、例えば
突き合わせ方式のソケットと間違えて、ランプピン4の
先端で回転子9を押してしまう恐れもない。また仮りに
誤ってランプピン4の先端で回転子9の前面板状部10
を押した場合でも、その力は筐体1のボディ17で受け
止められる。つまり、回転子9の前面板状部10はその
外周端部10aがボディ17の環状溝12で支持されて
いるので、カバー18には押す力が加わらず、従って、
ボディ17とカバー18とが分解する恐れがない。その
うえ回転子9の半割れ筒状部11は突起部11bと環状
凹所20bとを介してカバー18の回転子取付け部20
に係止されており、前面板状部20は上記のようにボデ
ィ17の環状溝12に係止されているので、回転子9を
介してボディ17とカバー18とがより強く係止される
こととなり、ボディ17とカバー18との分解防止に一
層効果的となる。
【0020】一方、直管蛍光灯2を取外す際には、直管
蛍光灯2を図10の矢印方向のいずれか一方に約90°
回転させることにより、図10及び図11に示すよう
に、ランプピン挿入溝6からランプピン4を抜き取るこ
とができる。このとき図10(a)に示すように、直管
蛍光灯2の口金3にカエリ60があっても、回転子9の
前面板状部10は筐体1の前面1aよりも少し凹ませて
あるので、カエリ60が回転子9の前面板状部10に引
っ掛る恐れがなく、ソケットAの破損防止を図りながら
ランプピン4をスムーズに抜き取ることができるもので
ある。
【0021】また本実施形態では、回転子9を筐体1に
取付けるにあたって、回転子9の半割れ筒状部11をカ
バー18の回転子取付け部20に押し込むだけで、半割
れ筒状部11に設けた突起部11bが回転子取付け部2
0に設けた環状凹所20bに係止されて抜け止めされ
る。しかも突起部11bの後端面はテーパ面となってい
るため、回転子取付け部20の環状凹所20b内に係止
し易くしなり、従って、回転子9を回転子取付け部20
に対して容易にしかも確実に係止できるようになり、ソ
ケットの組立て作業が一層はかどる。
【0022】図12〜図17は本発明の他の実施形態を
示している。筐体1の基本構造は前記図1〜図3の構造
と同様である。図12及び図13に示すように、筐体1
の上端面1bと開口部5の間には第1の筐体取付け部1
4が設けられており、筐体1の両側の側端面1cと開口
部5の間には第2の筐体取付け部15が設けられてい
る。
【0023】第1の筐体取付け部14は、ボディ17に
設けたネジ孔14aと、カバー18に設けたネジ孔14
bとから成り、カバー18側のネジ孔14bには取付け
板ばね30に設けた位置決め凸部31(図14)が嵌合
する位置決め凹部32(図13)が形成されている。カ
バー18の裏面の略中央には回転止め用凸部36が突設
されている。一方、第2の筐体取付け部15は、ボディ
17の左右両側端部に設けた一対のかしめ取付け用の凹
み部33から成る。そして、第1の筐体取付け部14は
ネジ40を用いて取付け板ばね30に取付けられるもの
であり、第2の筐体取付け部15はかしめによって取付
け板ばね30に取付けられるものである。
【0024】先ず、筐体1をかしめによって取付け板ば
ね30に取付ける場合を説明すると、図14に示すよう
に、取付け板ばね30の中央上部に位置決め凸部31が
突設され、取付け板ばね30の中央の両側部からは前方
に向かって一対の係止片36が突設されている。そし
て、筐体1のカバー18に設けたスリット状の位置決め
凹部32(図13)を取付け板ばね30の位置決め凸部
31に挿入するようにしてカバー18を取付け板ばね3
0に重ねて位置決めした後に、図15に示すように、一
対の係止片36で筐体1の両側面を抱えるようにしてフ
ック36aをボディ17の凹み部33に挿入して、係止
片36をかしめることによって筐体1を取付け板ばね3
0に対して容易に固定することができる。
【0025】一方、筐体1をネジ40を用いて取付け板
ばね30に固定する場合を説明すると、図16に示すよ
うに、取付け板ばね30の中央上部にはタップが切られ
たネジ孔41が形成され、その下方に回転止め用孔部3
5が穿設されている。そして、筐体1のカバー18に設
けた回転止め用凸部36(図13)を取付け板ばね30
の回転止め用孔部35に挿入すると共に、筐体1のネジ
孔14a,14bと取付け板ばね30のネジ孔41とを
合わせて、筐体1の前方からネジ40を挿入して取付け
板ばね30のネジ孔41に締め付けることにより、筐体
1を取付け板ばね30に容易に固定することができる。
【0026】上記のように、各筐体取付け部14,15
は筐体1の上端面1bと開口部5の間、及び筐体1の両
側端部1cと開口部5の間に夫々設けられており、筐体
1の外側にはみ出していないので、筐体1の大きさをコ
ンパクト化でき、この結果、ソケットの金型構造の簡略
化を図ることができるようになる。また筐体1の上端面
1bと開口部5の間にネジ孔14a,14bを設けた
り、或いは筐体1の側端面1cと開口部5の間にかしめ
取付け用の凹み部33を設けた場合でも、回転子9の前
面板状部10は筐体1の開口部5よりやや大径に形成さ
れていて、回転子9の前面板状部10がネジ孔14a,
14bや凹み部33に被さることがないので、筐体1の
取付けを支障なく行なうことができるという利点もあ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、筐体の前面に、直管蛍光灯の一対の
ランプピンが挿入される略円形状の開口部と、開口部に
連通したランプピン挿入溝とが設けられ、筐体の開口部
内にはランプピンをガイドするガイド溝を備えた回転子
と、ランプピンに接続されるランプピン接続端子とが配
設され、上記ランプピン挿入溝から回転子のガイド溝に
挿入されたランプピンを回転子と共に回転させることに
より、ランプピンがランプピン接続端子に接続される直
管蛍光灯ソケットにおいて、上記筐体の開口部の前端側
に開口部よりも大径となった環状溝が形成され、上記回
転子のガイド溝の両側に一対の略半円形状の前面板状部
が形成され、回転子の前面板状部の外径を上記開口部よ
り大径にしてその外周端部を上記環状溝に回転自在に収
納すると共に、回転子の前面板状部を筐体の前面と略面
一に形成したから、直管蛍光灯の装着時に、直管蛍光灯
の口金が回転子の前面板状部に引っ掛かる恐れがなく、
従って、筐体や回転子に強い力が加わることがなくな
り、ソケットの破損防止を図ることができる。しかも回
転子の前面板状部が筐体の前面に露出しているので、外
部から回転子の存在が一目で分かり、直管蛍光灯の装着
時に、例えば突き合わせ方式のソケットと間違えて、ラ
ンプピンの先端で回転子を押してしまう恐れもない。さ
らに、直管蛍光灯を取外す際に、たとえ直管蛍光灯の口
金にカエリがあっても、このカエリが回転子の前面板状
部に引っ掛る恐れもないので、ソケットの破損防止を図
りながら、スムーズな取外しができるようになる。
【0028】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、筐体の前面下部に直管蛍光灯装着ガイ
ド用の傾斜面を設けたから、直管蛍光灯が筐体の前面下
部に引っ掛かるのを防止でき、ランプピンを回転子のガ
イド溝にスムーズに挿入できるようになり、直管蛍光灯
の装着性が一層良くなる。また請求項3記載の発明は、
請求項1記載の効果に加えて、筐体の上端面と開口部の
間に第1の筐体取付け部を設けたから、第1の取付け部
が筐体の外側に突出するのを防いで、筐体のコンパクト
化を図ることができ、ソケットの金型構造を簡略化する
ことが容易となる。
【0029】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、筐体の側端面と開口部の間に第2の筐
体取付け部を設けたから、第2の取付け部が筐体の外側
に突出するのを防いで、筐体のコンパクト化を図ること
ができ、ソケットの金型構造を簡略化することが容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】(a)は筐体の正面図、(b)は(a)のD−
D線断面図である。
【図4】同上の筐体を背後から見た斜視図である。
【図5】同上の筐体を取付け板ばねに取付けた状態を前
から見た斜視図である。
【図6】同上の筐体を取付け板ばねに取付けた状態を背
後から見た斜視図である。
【図7】(a)(b)は直管蛍光灯の装着動作を説明す
る側面図及び正面図である。
【図8】(a)(b)は直管蛍光灯の装着動作を説明す
る側面図及び正面図である。
【図9】(a)(b)は直管蛍光灯の装着状態の側面図
及び正面図である。
【図10】(a)(b)は直管蛍光灯の取外し動作を説
明する側面図及び正面図である。
【図11】(a)(b)は直管蛍光灯の取外し状態の側
面図及び正面図である。
【図12】本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図13】同上の筐体を背後から見た斜視図である。
【図14】同上の分解斜視図である。
【図15】同上のかしめ取付け状態の斜視図である。
【図16】同上の分解斜視図である。
【図17】同上のネジ取付け状態の斜視図である。
【図18】従来の直管蛍光灯ソケットの説明図である。
【図19】(a)は直管蛍光灯の装着動作を説明する側
面図、(b)は回転子と口金の衝突状態の説明図であ
る。
【図20】(a)(b)はカエリと回転子の衝突状態の
説明図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 前面 1b 上端面 2 直管蛍光灯 4 ランプピン 5 開口部 6 ランプピン挿入溝 7 ガイド溝 8 ランプピン接続端子 9 回転子 10 前面板状部 10a 外周端部 12 環状溝 13 傾斜面 14 第1の筐体取付け部 15 第2の筐体取付け部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前面に、直管蛍光灯の一対のラン
    プピンが挿入される略円形状の開口部と、開口部に連通
    したランプピン挿入溝とが設けられ、筐体の開口部内に
    はランプピンをガイドするガイド溝を備えた回転子と、
    ランプピンに接続されるランプピン接続端子とが配設さ
    れ、上記ランプピン挿入溝から回転子のガイド溝に挿入
    されたランプピンを回転子と共に回転させることによ
    り、ランプピンがランプピン接続端子に接続される直管
    蛍光灯ソケットにおいて、上記筐体の開口部の前端側に
    開口部よりも大径となった環状溝が形成され、上記回転
    子のガイド溝の両側に一対の略半円形状の前面板状部が
    形成され、回転子の前面板状部の外径を上記開口部より
    大径にしてその外周端部を上記環状溝に回転自在に収納
    すると共に、回転子の前面板状部を筐体の前面と略面一
    に形成したことを特徴とする直管蛍光灯ソケット。
  2. 【請求項2】 筐体の前面下部に直管蛍光灯装着ガイド
    用の傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1記載の直
    管蛍光灯ソケット。
  3. 【請求項3】 筐体の上端面と開口部の間に第1の筐体
    取付け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の直管
    蛍光灯ソケット。
  4. 【請求項4】 筐体の側端面と開口部の間に第2の筐体
    取付け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の直管
    蛍光灯ソケット。
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