JPH10246875A - 音響光学変調器 - Google Patents
音響光学変調器Info
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- JPH10246875A JPH10246875A JP9049484A JP4948497A JPH10246875A JP H10246875 A JPH10246875 A JP H10246875A JP 9049484 A JP9049484 A JP 9049484A JP 4948497 A JP4948497 A JP 4948497A JP H10246875 A JPH10246875 A JP H10246875A
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/11—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on acousto-optical elements, e.g. using variable diffraction by sound or like mechanical waves
-
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- G02F1/03—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect
- G02F1/0305—Constructional arrangements
- G02F1/0322—Arrangements comprising two or more independently controlled crystals
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 波長対損失特性にリップルのない音響光学変
調器を提供する。 【解決手段】 超音波等の振動を与えるための圧電振動
子4を有する音響光学媒体8は入射された光信号に変調
を与え、この音響光学媒体8から出射する光信号を、音
響光学媒体8とは結晶軸方向が90度傾けられた音響光
学媒体9に入射させ、各音響光学媒体8、9が持つ複屈
折性による偏波モード分散を打ち消す。
調器を提供する。 【解決手段】 超音波等の振動を与えるための圧電振動
子4を有する音響光学媒体8は入射された光信号に変調
を与え、この音響光学媒体8から出射する光信号を、音
響光学媒体8とは結晶軸方向が90度傾けられた音響光
学媒体9に入射させ、各音響光学媒体8、9が持つ複屈
折性による偏波モード分散を打ち消す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光測定装置等に
用いられる音響光学変調器に関する。
用いられる音響光学変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】音響光学変調器とは、圧電素子に変調信
号を加え、ここから発生する超音波によって光媒体内の
屈折率を周期的に振動させ、光に変調を与える光変調器
である。図4は、従来技術の音響光学変調器の構成の一
例を示すブロック図である。
号を加え、ここから発生する超音波によって光媒体内の
屈折率を周期的に振動させ、光に変調を与える光変調器
である。図4は、従来技術の音響光学変調器の構成の一
例を示すブロック図である。
【0003】図4に示す構成において、光ファイバ51
によって伝送された光信号は、レンズ52によって集光
されて音響光学媒体58に入射する。発振器53が発生
する超音波帯周波数の信号は、音響光学媒体58に取り
付けられた圧電振動子54に入力され、この圧電振動子
54が発生する超音波によって、音響光学媒体58内の
屈折率は周期的に振動する。
によって伝送された光信号は、レンズ52によって集光
されて音響光学媒体58に入射する。発振器53が発生
する超音波帯周波数の信号は、音響光学媒体58に取り
付けられた圧電振動子54に入力され、この圧電振動子
54が発生する超音波によって、音響光学媒体58内の
屈折率は周期的に振動する。
【0004】このとき、音響光学媒体58内には回折格
子が形成されるため、光ファイバ51から入射した光信
号は回折して透過光と1次回折光とに分かれる。この音
響光学媒体58から出力される光信号は、プリズム55
を通過し、レンズ56により集光された後、光ファイバ
57によって出射する。
子が形成されるため、光ファイバ51から入射した光信
号は回折して透過光と1次回折光とに分かれる。この音
響光学媒体58から出力される光信号は、プリズム55
を通過し、レンズ56により集光された後、光ファイバ
57によって出射する。
【0005】上述の発振器53が出力する信号をオン/
オフすることにより、音響光学媒体58内の回折光子は
形成されたり消滅したりする。このため図4に示す構成
は、光変調器としての他に、光ファイバ51から光ファ
イバ57までの間を通過する光信号をオン/オフする光
スイッチとしての機能が実現でき、測定器等に広く使用
されている。
オフすることにより、音響光学媒体58内の回折光子は
形成されたり消滅したりする。このため図4に示す構成
は、光変調器としての他に、光ファイバ51から光ファ
イバ57までの間を通過する光信号をオン/オフする光
スイッチとしての機能が実現でき、測定器等に広く使用
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ただし、音響光学変調
器を測定器用として使用する場合に音響光学変調器の持
つ損失の波長依存特性が問題になることがある。図5
は、図4に示す音響光学変調器の波長対損失特性を示す
図である。
器を測定器用として使用する場合に音響光学変調器の持
つ損失の波長依存特性が問題になることがある。図5
は、図4に示す音響光学変調器の波長対損失特性を示す
図である。
【0007】図5に示すように、音響光学変調器内を通
過させる光信号の波長が変化すると、その損失波長特性
にリップル特性が観測される。これは、音響光学媒体5
8が複屈折性を有することにより生じる偏波モード分散
によるものと考えられる。
過させる光信号の波長が変化すると、その損失波長特性
にリップル特性が観測される。これは、音響光学媒体5
8が複屈折性を有することにより生じる偏波モード分散
によるものと考えられる。
【0008】即ち、音響光学媒体58を通過して、偏波
モード分散を持った光信号が出力側の光ファイバ57内
に入ると、光ファイバ57内でミキシング作用による干
渉が起こる。この場合、干渉の度合いは光信号の波長に
より変化する。
モード分散を持った光信号が出力側の光ファイバ57内
に入ると、光ファイバ57内でミキシング作用による干
渉が起こる。この場合、干渉の度合いは光信号の波長に
より変化する。
【0009】このため、音響光学変調器内を通過させる
光信号の波長が変化すると、入力する光信号のパワーが
一定であるにも関わらず、光ファイバ57の端部でパワ
ーが変動する。これが、音響光学変調器の損失特性のリ
ップルである。
光信号の波長が変化すると、入力する光信号のパワーが
一定であるにも関わらず、光ファイバ57の端部でパワ
ーが変動する。これが、音響光学変調器の損失特性のリ
ップルである。
【0010】この、損失特性が有するリップルは、この
音響光学変調器を測定器等に使用する場合に大きな問題
となっていた。この発明は、このような背景の下になさ
れたもので、波長対損失特性にリップルのない音響光学
変調器を提供することを目的としている。
音響光学変調器を測定器等に使用する場合に大きな問題
となっていた。この発明は、このような背景の下になさ
れたもので、波長対損失特性にリップルのない音響光学
変調器を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、第1の光フ
ァイバによって光信号が入射され、前記光信号が透過す
る第1の音響光学媒体と前記第1の音響光学媒体におけ
る前記光信号の光軸と平行する面に取り付けられた振動
子と前記振動子に変調信号を供給する発振手段とを有
し、第2の光ファイバによって前記光信号を出射する音
響光学変調器において、前記第1の光ファイバから前記
第2の光ファイバに至る光軸上に取り付けられ、前記第
1の音響光学媒体と同一の材質ならびに同一の光路長を
有し、前記第1の音響光学媒体とは結晶軸方向を90°
傾けて配置された第2の音響光学媒体を具備することを
特徴とする。また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項1に記載の音響光学変調器では、前記第1および
第2の音響光学媒体は、前記光信号の光軸に垂直の入出
射面を有する直方体形状をなすことを特徴とする。
ために、請求項1に記載の発明にあっては、第1の光フ
ァイバによって光信号が入射され、前記光信号が透過す
る第1の音響光学媒体と前記第1の音響光学媒体におけ
る前記光信号の光軸と平行する面に取り付けられた振動
子と前記振動子に変調信号を供給する発振手段とを有
し、第2の光ファイバによって前記光信号を出射する音
響光学変調器において、前記第1の光ファイバから前記
第2の光ファイバに至る光軸上に取り付けられ、前記第
1の音響光学媒体と同一の材質ならびに同一の光路長を
有し、前記第1の音響光学媒体とは結晶軸方向を90°
傾けて配置された第2の音響光学媒体を具備することを
特徴とする。また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項1に記載の音響光学変調器では、前記第1および
第2の音響光学媒体は、前記光信号の光軸に垂直の入出
射面を有する直方体形状をなすことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、超音波等の振動を与え
るための振動子を有する第1の音響光学媒体は入射され
た光信号に変調を与え、この第1の音響光学媒体から出
射する光信号を、第1の音響光学媒体とは結晶軸方向が
90度傾けられた第2の音響光学媒体に入射させ、各音
響光学媒体が持つ複屈折性による偏波モード分散を打ち
消す。
るための振動子を有する第1の音響光学媒体は入射され
た光信号に変調を与え、この第1の音響光学媒体から出
射する光信号を、第1の音響光学媒体とは結晶軸方向が
90度傾けられた第2の音響光学媒体に入射させ、各音
響光学媒体が持つ複屈折性による偏波モード分散を打ち
消す。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる音響光学変調器
の構成を示す構成図である。図1において、1は本音響
光学変調器に光信号を供給する光ファイバである。ま
た、2は供給された光信号を集光するレンズである。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる音響光学変調器
の構成を示す構成図である。図1において、1は本音響
光学変調器に光信号を供給する光ファイバである。ま
た、2は供給された光信号を集光するレンズである。
【0014】8は音響光学媒体であり、レンズ2によっ
て集光された光信号が入射される。この音響光学媒体8
には、圧電振動子4が取り付けられている。3は変調信
号を発生する発振器であり、この変調信号は音響光学媒
体8に取り付けられた圧電振動子4に供給される。
て集光された光信号が入射される。この音響光学媒体8
には、圧電振動子4が取り付けられている。3は変調信
号を発生する発振器であり、この変調信号は音響光学媒
体8に取り付けられた圧電振動子4に供給される。
【0015】音響光学媒体8の出射端(図1では右端)
には、さらに音響光学媒体9が取り付けられている。図
2はこれら音響光学媒体8と音響光学媒体9との位置関
係を示す斜視図である。
には、さらに音響光学媒体9が取り付けられている。図
2はこれら音響光学媒体8と音響光学媒体9との位置関
係を示す斜視図である。
【0016】この図に示すように、本実施の形態におけ
る音響光学媒体8ならびに音響光学媒体9は、同一材質
で各々直方体形状をなしており、その各辺の長さa、b
およびcも、音響光学媒体8と音響光学媒体9とで同一
となっている。
る音響光学媒体8ならびに音響光学媒体9は、同一材質
で各々直方体形状をなしており、その各辺の長さa、b
およびcも、音響光学媒体8と音響光学媒体9とで同一
となっている。
【0017】ただし、音響光学媒体8と音響光学媒体9
とでは、辺a、bの方向が、光軸を中心に90°傾けて
配置されている。即ち、音響光学媒体9は音響光学媒体
9に対して結晶軸方向が90°傾いている。
とでは、辺a、bの方向が、光軸を中心に90°傾けて
配置されている。即ち、音響光学媒体9は音響光学媒体
9に対して結晶軸方向が90°傾いている。
【0018】図1に示す構成において、発振器3によっ
て圧電振動子4に変調信号を供給すると、音響光学媒体
8の内部には、超音波による屈折率の周期的変動が生
じ、回折格子が形成される。
て圧電振動子4に変調信号を供給すると、音響光学媒体
8の内部には、超音波による屈折率の周期的変動が生
じ、回折格子が形成される。
【0019】このとき、光ファイバ1によって本実施の
形態の音響光学変調器に供給された光信号は、レンズ2
により集光されて音響光学媒体8に入射する。音響光学
媒体8の内部に入った光信号は、内部に形成された回折
格子により回折されて、透過光および1次回折光に分か
れる。なお、音響光学媒体8を通過した光信号は、音響
光学媒体8の持つ複屈折性による偏波モード分散を有す
る。
形態の音響光学変調器に供給された光信号は、レンズ2
により集光されて音響光学媒体8に入射する。音響光学
媒体8の内部に入った光信号は、内部に形成された回折
格子により回折されて、透過光および1次回折光に分か
れる。なお、音響光学媒体8を通過した光信号は、音響
光学媒体8の持つ複屈折性による偏波モード分散を有す
る。
【0020】音響光学媒体8を出た光信号は、次に音響
光学媒体9に入射する。前述のように、音響光学媒体8
と音響光学媒体9とでは、光軸を中心に90°傾けて配
置されている。このため、音響光学媒体8の通過によっ
て生じた偏波モード分散が、音響光学媒体9を通過する
ことによりキャンセルされる。
光学媒体9に入射する。前述のように、音響光学媒体8
と音響光学媒体9とでは、光軸を中心に90°傾けて配
置されている。このため、音響光学媒体8の通過によっ
て生じた偏波モード分散が、音響光学媒体9を通過する
ことによりキャンセルされる。
【0021】こうして音響光学媒体9を通過した光信号
はプリズム5を通過し、レンズ6により集光され、この
後に出力側の光ファイバ7によって音響光学変調器から
出力される。
はプリズム5を通過し、レンズ6により集光され、この
後に出力側の光ファイバ7によって音響光学変調器から
出力される。
【0022】図3は、本実施の形態における音響光学変
調器の波長対損失特性を示す図である。このように本実
施の形態では、光信号の波長を変化させた場合にも、リ
ップル特性を持たない光が得られる。
調器の波長対損失特性を示す図である。このように本実
施の形態では、光信号の波長を変化させた場合にも、リ
ップル特性を持たない光が得られる。
【0023】なお上述の実施の形態では、音響光学媒体
8および9は直方体形状をなしていたが、この他に、通
過する光信号の光軸とほぼ垂直の入出射面を有する形状
であれば、例えば円柱形状等であっても適用可能であ
る。
8および9は直方体形状をなしていたが、この他に、通
過する光信号の光軸とほぼ垂直の入出射面を有する形状
であれば、例えば円柱形状等であっても適用可能であ
る。
【0024】また上述の実施の形態では、音響光学媒体
8とプリズム5との間の光軸上に音響光学媒体9を挿入
する構成を例に挙げて説明した。しかし本発明は、音響
光学媒体9の結晶軸方向が光軸を中心に音響光学媒体8
と90°ずれた構成であれば、音響光学媒体8とレンズ
2との光軸上に音響光学媒体9が挿入された構成であっ
てもよい。また、本発明は音響光学媒体8を出た光信号
の透過光および1次回折光の何れにも適用可能である。
8とプリズム5との間の光軸上に音響光学媒体9を挿入
する構成を例に挙げて説明した。しかし本発明は、音響
光学媒体9の結晶軸方向が光軸を中心に音響光学媒体8
と90°ずれた構成であれば、音響光学媒体8とレンズ
2との光軸上に音響光学媒体9が挿入された構成であっ
てもよい。また、本発明は音響光学媒体8を出た光信号
の透過光および1次回折光の何れにも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、超音波等の振動を与えるための振動子を有する第1
の音響光学媒体は入射された光信号に変調を与え、この
第1の音響光学媒体から出射する光信号を、第1の音響
光学媒体とは結晶軸方向が90度傾けられた第2の音響
光学媒体に入射させ、各音響光学媒体が持つ複屈折性に
よる偏波モード分散を打ち消すので、波長対損失特性に
リップルのない音響光学変調器が実現可能であるという
効果が得られる。
ば、超音波等の振動を与えるための振動子を有する第1
の音響光学媒体は入射された光信号に変調を与え、この
第1の音響光学媒体から出射する光信号を、第1の音響
光学媒体とは結晶軸方向が90度傾けられた第2の音響
光学媒体に入射させ、各音響光学媒体が持つ複屈折性に
よる偏波モード分散を打ち消すので、波長対損失特性に
リップルのない音響光学変調器が実現可能であるという
効果が得られる。
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる音響光学変調
器の構成を示す構成図である。
器の構成を示す構成図である。
【図2】 同実施の形態における音響光学媒体8と音響
光学媒体9との位置関係を示す斜視図である。
光学媒体9との位置関係を示す斜視図である。
【図3】 同実施の形態における音響光学変調器の波長
対損失特性を示す図である。
対損失特性を示す図である。
【図4】 従来技術の音響光学変調器の構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】 図4に示す音響光学変調器の波長対損失特性
を示す図である。
を示す図である。
1 光ファイバ(第1の光ファイバ) 3 発振器(発振手段) 4 圧電振動子(振動子) 7 光ファイバ(第2の光ファイバ) 8 音響光学媒体(第1の音響光学媒体)
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の光ファイバ(1)によって光信号
が入射され、前記光信号が透過する第1の音響光学媒体
(8)と前記第1の音響光学媒体における前記光信号の
光軸と平行する面に取り付けられた振動子(4)と前記
振動子に変調信号を供給する発振手段(3)とを有し、
第2の光ファイバ(7)によって前記光信号を出射する
音響光学変調器において、 前記第1の光ファイバから前記第2の光ファイバに至る
光軸上に取り付けられ、前記第1の音響光学媒体と同一
の材質ならびに同一の光路長を有し、前記第1の音響光
学媒体とは結晶軸方向を90°傾けて配置された第2の
音響光学媒体(9)を具備することを特徴とする音響光
学変調器。 - 【請求項2】 前記第1および第2の音響光学媒体は、
前記光信号の光軸に垂直の入出射面を有する直方体形状
をなすことを特徴とする請求項1に記載の音響光学変調
器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9049484A JPH10246875A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 音響光学変調器 |
EP98103809A EP0866357A3 (en) | 1997-03-04 | 1998-03-04 | Acoustooptical modulator |
US09/034,824 US6008930A (en) | 1997-03-04 | 1998-03-04 | Acoustooptical modulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9049484A JPH10246875A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 音響光学変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10246875A true JPH10246875A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12832443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9049484A Pending JPH10246875A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 音響光学変調器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6008930A (ja) |
EP (1) | EP0866357A3 (ja) |
JP (1) | JPH10246875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109507117A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-03-22 | 中国科学技术大学 | 一种基于光声束整形的微纳成像检测实验装置 |
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DE10058999A1 (de) * | 2000-11-28 | 2002-05-29 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Modulation von unpolarisiertem Licht |
CN100374951C (zh) * | 2005-03-25 | 2008-03-12 | 清华大学 | 用于双包层光纤激光器的声光调q方法及其装置 |
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US4440472A (en) * | 1981-04-24 | 1984-04-03 | The United States Of America As Represented By The Director Of National Security Agency | Space integrating ambiguity processor |
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