JP3533714B2 - 音響光学素子及びその偏波特性調整方法 - Google Patents

音響光学素子及びその偏波特性調整方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入射光がその偏光方向
に時間依存性を有する場合に回折光出力が変動するとい
う偏波特性を解消することを目的とした音響光学素子及
びその偏波特性調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を偏向、変調させるデバイスの
一つとして音響光学素子がある。その動作原理は、透明
な音響光学媒体内を伝搬する超音波により媒体内に発生
した、周期的な屈折率変化を用いたブラッグ回折の原理
に基づく。従来の音響光学素子の基本構成を図5に示
す。音響光学媒体1の1端面には、電気超音波変換用の
トランスデューサ2が接着層4により貼り付けられてい
る。音響光学媒体1に入射光8が入射する面を入射光学
面5、出射する面を出射光学面6とよび、透過率向上の
目的から反射防止膜が設けられている。
【0003】圧電体とそれを挟むように設けられた電極
からなるトランスデューサ2に入力された高周波の電
気信号は、圧電体に機械振動を生じさせる。前記機械振
動は接着層4を介して音響光学媒体1に伝搬し、音響光
学媒体1内に超音波7を発生する。そして、所定の入射
角θで入射光学面5より入射した入射光8は、超音波7
の作用を受けブラッグ回折し、回折光9として出射光学
面6より出射する。
【0004】このとき、トランスデューサ駆動時の回折
光9(光量I1)と、トランスデューサ未駆動時の透過
光10(光量I0)の比を回折効率と呼び、回折効率η
=10×log(I1/I0)(単位dB)と定義してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】音響光学媒体1として
複屈折材料を用い、入射光8の偏光方向による位相速度
の差がい光学軸方向と非平行に入射光8を入射する
と、音響光学媒体1は入射光8に対して異方性を示し入
射光8は2本の直線偏光に分離する。このとき、2本の
直線偏光は周波数は同じだが波長と速度が異なり、また
屈折率と光弾性定数も異なりそれよって規定される性能
指数も違ため、各々の回折効率は異なる。本明細書
おいては、以下回折効率の高い方の直線偏光を偏光aと
し回折効率の低い方の直線偏光を偏光bとする。
【0006】PbMoO4結晶の場合、前記2本の直線
偏光は常光と異常光であり、入力電力が比較的弱い実用
領域では、それらに同じように超音波を作用させると常
光の方が異常光よりも回折効率が高い。また、入射光8
の偏光方向は一定とは限らず、時間的にランダムに変動
する場合もある。
【0007】したがって、入射光8の偏光方向の変動に
依存して回折効率が変化する。特に入射光8の偏光方向
が時間に依存して変動する場合は、偏光a成分と偏光b
成分の比が時間的に変動し、入射光の偏光a成分の強度
(振幅)が大きいとトータルでの回折光出力は増大し、
偏光a成分の強度が小さいとトータルでの回折光出力は
低下する変動を生じる。
【0008】このとき、とり得るトータルでの回折効率
の最大値と最小値の差を偏波特性とよび、入射光が音響
光学媒体1内で偏光aと偏光bに分離され、偏光aの回
折効率をηa、偏光bの回折効率をηbとした場合、偏波
特性△η=ηa−ηbで求められる。音響光学素子に要求
される特性の一つに回折効率の安定性があるが、音響光
学素子が偏波特性を有する場合、入射光の偏光方向の時
間的変化に伴い回折効率が変動し安定せず問題となって
いた。
【0009】本発明の目的は、従来技術における前記偏
波特性を低減は解消すことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点を
解決すべくなされたものであり音響光学媒体として複
屈折材料を用い、入射光が前記複屈折材料の複屈折性を
示さない光学軸と非平行になるように音響光学媒体内を
進行させ回折させる音響光学素子において、前記入射光
、前記音響光学媒体の1面に設けられ前記入射光を超
音波により回折させるためのトランスデューサの取付面
に平行な面内で前記音響光学媒体の入射光学面に0°よ
りも大きい入射角θをもって入射され、前記トランスデ
ューサの上面に設けられ入射光の進行方向に伸びた長い
形状の電極が、前記音響光学媒体の複屈折性により生じ
た2本の直線偏光のうち回折効率の低い方の直線偏光に
沿うように形成されてなることを特徴とする音響光学素
子を提供する。
【0011】また、前記音響光学媒体がPbMoO4
晶である上記の音響光学素子を提供する。 また、前記入
射角θは2°〜26°である上記の音響光学素子を提供
する。入射角θが2°よりも小さいと音響光学媒体の複
屈折性が生じにくく、26°よりも大きいと回折光の出
射端面に対する入射角が臨界角を越え、出射端面で全反
射するため、実際に取り出せる回折光出力がほとんど0
にな不都合である。
【0012】また、前記入射光はその偏光方向に時間依
存性を有するものであり、前記時間依存性により生ずる
回折光出力の変動を抑制するために、上記の音響光学素
子を、前記入射角θが0°の線に対して垂直でかつ前記
トランスデューサ取付面に対して平行である方向に、
入射光に対して相対的に動かして位置調整する音響光
学素子の偏波特性調整方法であって、音響光学素子の前
記電極を複屈折性により生じた2本の直線偏光の回折効
率が一致する位置に合わせるように位置調整することを
特徴とする音響光学素子の偏波特性調整方法を提供す
る。
【0013】本発明の好ましい態様の偏波特性調整方法
においては、前記回折光出力をモニターしつつ、それが
ほぼフラットな特性になったときに位置調整を停止す
る。このとき、偏光aと偏光bの回折効率が一致する位
置が存在するので、その一致点に電極中心を合わせるよ
うにする。
【0014】また、本発明の好ましい別の態様の偏波特
性調整方法においては、前記2本の直線偏光のうち回折
効率の高い方の直線偏光の光束中心と電極の中心軸が、
前記回折効率の高い方の直線偏光の光束幅の5%〜40
%分回折効率の低い方の直線偏光側へずれるように位置
調整する。5%よりも小さいと、偏光aと偏光bの回折
効率の一致点に電極中心が合うに至らず回折光出力の変
動をほとんど解消できず、40%よりも大きいとトラン
スデューサ取付面からみた偏光aと偏光bの分離角が大
きくなり、回折効率の一致点における回折効率が小さく
り回折光出力が弱、実用に適さない。
【0015】図2に示すように偏光aと偏光bは、トラ
ンスデューサ取付面側から見るとほぼ重なっており、偏
光bに正確に沿うよう電極を設けると、偏光aにも超音
波を作用させることになり、偏光aの変動を受けやす
い。そこで、偏光aから離れる方向、すなわち図2
いては下方へ音響光学素子を動かして(平行移動させ
て)、超音波を偏光bりに作用させて偏光aと偏光b
の回折効率が一致する位置へと電極をずら。そのと
き、偏光aの光束中心と電極の中心軸が、偏光aの光束
幅の5%〜40%分ずれるようにするとほぼフラットな
回折光出力が得られる。
【0016】本発明においては、図1(1)に示すよう
に、直方体の音響光学媒体1を傾斜した筐体14上に設
する、又は図1(2)に示すように、音響光学媒体
1の入射光学面5を傾斜させて形成することにより、
トランスデューサ取付面からみた入射角θを0°よりも
大きくできる。また図1(3)に示すように、入射光学
面5に対して入射光を傾斜させて入射することもでき、
いずれの場合においても同等の効果が得られる。音響光
学媒体1内を進行する入射光と、音響光学媒体1内を伝
搬する超音波の相対的位置関係を変化させるには、入射
は音響光学素子のいずれか一方は双方を図1のZ
方向に動かせばよい。
【0017】また、本発明において電極3は偏光bに沿
うように設けられており、従来の、トランスデューサ2
取付面の辺に常にほぼ平行に設けられていたものと異な
る。
【0018】本発明における複屈折材料としては、Pb
MoO4結晶の他にTeO2結晶などが好ましく用いられ
る。前記複屈折材料がPbMoO4結晶の場合は、入射
光の偏光方向による位相速度差のない(複屈折性を示さ
ない)光学軸は結晶のc軸方向である。前記c軸方向に
非平行になるよう入射光を入射させると、複屈折性を示
す。また前記c軸方向に垂直な2つのa軸方向のいずれ
かに平行になるように入射すると、最も大きな複屈折性
を示す。
【0019】前記複屈折材料が1軸性結晶の場合は、2
本の直線偏光は常光と異常光であり、異常光の方が回折
効率が低い。また2軸性結晶の場合は、2本の直線偏光
は2本の異常光となりそれらのいずれか一方回折効
率が低い。ここで、一般的に常光はスネルの屈折の法則
に従うものであり、異常光はスネルの屈折の法則に従わ
い。
【0020】本発明の音響光学素子は、OTDR(オプ
ティカル・タイム・ドメイン・リフレクトメトリ)法を
利用した光ファイバーの光パルス試験器、光ファイバー
の温度分布測定器用の光スイッチ、光周波数シフタ用の
光スイッチとして好ましく使用できる。これらの光スイ
ッチの場合、入射光の偏光方向が時間的に変動する場合
がしばしばあるためである。また、入射光の偏光方向が
時間的に変動する機器用の光スイッチであれば、特に前
記機器の用途に限られ、他の機器用の光スイッチとし
ても使用できる。
【0021】
【作用】図2にトランスデューサ側から見た音響光学素
子の断面図を示す。また、図3には、出射光学面側から
見た音響光学素子の側面図を示す。以下、これらの図に
よって説明する。
【0022】図2に示すように、光線を複屈折材料の複
屈折性を示さない光学軸以外の方向に入射した場合、屈
折率の違いにより入射光8は音響光学媒体1内で偏光a
(符号12)と偏光b(符号13)に分離され、各々異
なる回折効率で回折される。ここで、図2(1)〜
(3)は図1(1)〜(3)に相当する。
【0023】一方、音響光学媒体1内を伝搬する超音波
7は、通常トランスデューサ2のサイズ、特にトラン
スデューサ2上に配されたトランスデューサ駆動用信号
を受ける電極3のサイズに強く相関する強度分布を持
つ。図1及び図3の例のようにトランスデューサ2及び
電極3を設けた場合、トランスデューサ2及び電極3の
音響光学媒体1内への射影部は超音波強度が高く、それ
以外は低いという分布が形成される。なお、図3におけ
る符号4はトランスデューサ2を音響光学媒体1の1面
に設置するための接着層を示す。
【0024】回折効率は光に作用する超音波7の強度に
よって変化するため、図3に示すように、音響光学媒体
1を伝搬する超音波7と偏光a(12)及び偏光b
(13)の相対位置を変化させると回折効率を調整でき
る。図3(1)では偏光a(12)に選択的に超音波7
の高強度部分を作用させることにより、偏光a(12)
の回折効率を増加させ偏光b(13)の回折効率を低下
させている。図3(2)では、偏光a(12)、偏光b
(13)に対して均等に超音波7の高強度部分を作用さ
せている。図3(3)では偏光b(13)に選択的に超
音波を作用させている。このようにして、偏波特性を調
できる。本発明においては、特に図3(2)のように
偏光b(13)を主に高い回折効率で回折させながら偏
波特性を調整する。
【0025】さらに図1や図3に示すように、トランス
デューサ2及びトランスデューサ2上の電極3を、音響
光学媒体1の取付面より小さくして入射光の進行方向に
伸びた長い形状として形成している。そうすることによ
り、入射光と超音波相互の作用長を長く維持したまま、
入射光光路と直交する方向に超音波の急峻な強度分布を
成できる。入射光と超音波の作用長が短いと、作用長
の変化により回折効率は大きく低下するため、図1に示
た音響光学素子を使用することにより、偏光bの回折
効率を高いレベルに維持したまま偏波特性を調整でき
る。
【0026】前述の音響光学媒体内の超音波強度分布
は、トランスデューサ上の電極に最も相関して形成され
るため、トランスデューサの圧電体のサイズが大きくて
も、トランスデューサ上の電極を所望のサイズに形成す
ることによって超音波の急峻な強度分布を形成できる。
【0027】
【実施例】(実施例1) 本発明の実施例を図1に示す。音響光学媒体1として直
方体のPbMoO4結晶を使用し、図1(1)に示すよ
うに、入射光学面5を傾斜させるため6°の傾斜角を持
つ筐体14上に固定した。トランスデューサ2としては
LiNbO3結晶を、接層を介してPbMoO4結晶の
c軸方向に垂直に貼り付けている。電極3は、音響光学
媒体1内で生ずる偏光aと偏光b2つの偏光成分のう
ちの偏光bに沿うように、出射光学面6側でトランスデ
ューサ2に対して相対的に図の上方向へ向かうように
(図で右上りに)2.7°傾斜させている。電極3
は500μmである。
【0028】トランスデューサ2は周波数120MH
z、入力電力1Wで駆動し、入射光として波長1.31
μm、ビーム径約400μmのレーザ光を入射し、偏光
a(常光)と偏光b(異常光)を生じた。本実施例で
は、音響光学媒体1内を通過する光と媒体内を伝搬する
超音波7の相対位置関係を変化させるため、音響光学素
子を図1中の−Z方向、すなわち偏光aから離れる方向
に平行移動させた。図4のグラフに、音響光学素子の−
Z方向への移動に伴う偏波特性の変化を示す。
【0029】偏光aの回折効率をηa、偏光bの回折効
率をηbとした場合、偏波特性△ηは△η=ηa−ηb
ある。ここで、偏光aは入射光の偏光方向のうちその電
場の振動方向がPbMoO4結晶のa軸方向である成分
であり、偏光bは電場の振動方向がPbMoO4結晶の
c軸方向である成分である。この場合、偏光aの方が回
折効率が高いため、入射光の偏光方向が時間変動する
、偏光a成分の強度変化に伴ってトータルでの回折光
出力が変動する。
【0030】図4に示すように、電極を偏光aの回折効
率のピーク(グラフの左端で、偏光aの光束中心に相
当)から45μm程度移動調整ることにより、偏光a
成分の回折効率が偏光b成分のそれとほぼ一致した(グ
ラフの0dB部分)。偏波特性を0.1dB程度変化さ
せることができ、回折光出力変動をほぼフラットにで
た。
【0031】本実施例では、電極3の中心軸と偏光aの
光束中心が、偏光aのビーム幅400μmの約11%分
偏光aから偏光bよりに離れるようずらしている。ま
た、本実施例において、回折光出力をオシログラフやマ
イクロコンピュータなどでモニターしつつ、それがほぼ
フラットな時間変動となった場合に調整を停止しても同
様の結果が得られる。
【0032】本実施例においては、直方体の音響光学素
子を傾斜した筐体上に固定することにより入射光学面5
を傾斜させているが、図1(2)に示すように入射光学
面5を傾けて形成した場合にも同様の結果が得られた。
また、図1(3)のように音響光学素子を固定し、入射
光8を傾けた場合においても同様の結果が得られた。
【0033】
【発明の効果】本発明は、複屈折材料を音響光学媒体と
して使用した場合に原理的に発生する偏波特性を、簡便
な方法で抑制は解消できるという優れた効果を有す
る。したがって、本発明の方法によれば、音響光学媒体
内で発生する偏波特性による回折光出力の変動を低減
は解消して、入射光の偏光方向の時間変化に依存しない
一定強度の回折光を得ることができる。また、逆に入射
光の偏光方向の時間変化を、回折光の光量の変化に対応
させ、入射光の偏光方向を検出特定する用途にも使用で
る効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)〜(3)とも本発明の実施例に係る音響
光学素子の斜視図。
【図2】図1(1)〜(3)に対応した音響光学媒体内
の偏光aと偏光bの光路を示す音響光学媒体の側面図。
【図3】本発明方法により偏波特性調整を行う際の音
響光学素子の側面図。
【図4】本発明方法により偏波特性を調整した結果を
示すグラフ。
【図5】従来の音響光学素子の機能を説明するための斜
視図。
【符号の説明】
1:音響光学媒体 2:トランスデューサ 3:電極 4:接層 5:入射光学面 6:出射光学面 7:超音波 8:入射光 9:回折光 10:透過光 12:偏光a 13:偏光b 14:筐体 15:入射光入射方向 16:Z方向

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響光学媒体として複屈折材料を用い、入
    射光が前記複屈折材料の複屈折性を示さない光学軸と非
    平行になるように音響光学媒体内を進行させ回折させる
    音響光学素子において、前記入射光は、前記音響光学媒
    体の1面に設けられ前記入射光を超音波により回折させ
    るためのトランスデューサの取付面に平行な面内で前記
    音響光学媒体の入射光学面に0°よりも大きい入射角θ
    をもって入射され、前記トランスデューサの上面に設け
    られ入射光の進行方向に伸びた長い形状の電極が、前記
    音響光学媒体の複屈折性により生じた2本の直線偏光の
    うち回折効率の低い方の直線偏光に沿うように形成され
    てなることを特徴とする音響光学素子。
  2. 【請求項2】前記音響光学媒体がPbMoO4結晶であ
    る請求項1記載の音響光学素子。
  3. 【請求項3】前記入射角θは2°〜26°である請求項
    2記載の音響光学素子。
  4. 【請求項4】前記入射光はその偏光方向に時間依存性を
    有するものであり、前記時間依存性により生ずる回折光
    出力の変動を抑制するために、請求項1、2又は3記載
    の音響光学素子を、前記入射角θが0°の線に対して垂
    直でかつ前記トランスデューサ取付面に対して平行であ
    る方向に、前記入射光に対して相対的に動かして位置調
    する音響光学素子の偏波特性調整方法であって、音響
    光学素子の前記電極を複屈折性により生じた2本の直線
    偏光の回折効率が一致する位置に合わせるように位置調
    整することを特徴とする音響光学素子の偏波特性調整方
    法。
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