JPH10246501A - 空気調和機の吹出口 - Google Patents

空気調和機の吹出口

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Publication number
JPH10246501A
JPH10246501A JP5139897A JP5139897A JPH10246501A JP H10246501 A JPH10246501 A JP H10246501A JP 5139897 A JP5139897 A JP 5139897A JP 5139897 A JP5139897 A JP 5139897A JP H10246501 A JPH10246501 A JP H10246501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
slit
wind direction
direction plate
blown air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5139897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Dobashi
一浩 土橋
Kenichi Nakamura
憲一 中村
Shinichiro Yamada
眞一朗 山田
Yoshiki Hata
良樹 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH10246501A publication Critical patent/JPH10246501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機の吹出口の風向板で、冷房運転時に
風向板での結露を防止するために設けた吹出空気を直接
当たる側と反対側に流すための孔またはスリットによ
り、吹出空気が通過するときに音が発生し、風向板によ
り風向を制御される吹出空気の風量が減少し、風速が低
下して吹出空気の到達距離が短くなる。 【解決手段】風向板8に設けたスリット9をふさぐため
遮蔽板を設けるか、スリット9をおおうカバーをかぶせ
る。または、スリット9の内部、あるいは表面に吹出空
気の抜ける方向を一方向に限定する弁12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の吹出口
に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機で、冷房運転時吹出
口より吹き出された冷風は吹出口の近くを冷却する。吹
出口に風向板を有する空気調和機では、風向板に直接吹
出空気が当たる側と、その反対側での吹出空気の分布が
異なるために圧力差が生じ、室内の多湿な空気が風向板
に直接吹出空気が当たる側の反対側に巻き込まれ、吹出
空気により冷却された風向板に触れることにより結露が
発生し、結露水の室内の床等への滴下の問題を引き起こ
す。
【0003】風向板に直接吹出空気が当たる側の反対側
に室内空気が巻き込まれ、風向板に触れることを防止す
るため、風向板に一つまたは複数の貫通した孔またはス
リットを設け、この孔を介して、風向板の直接吹出空気
が当たる側に当たる吹出空気を直接吹出空気が当たる側
と反対側に流すことにより、風向板に直接吹出空気が当
たる側の反対側に吹出空気の層を作り、風向板での結露
の発生を防止している。
【0004】風向板に設けた孔は、吹出空気がこの孔を
通るときに音の発生を引き起こす。また、吹出空気が風
向板に直接吹出空気が当たる側の反対側へ抜けるため、
風向板により風向きを制御される吹出空気の風量が減少
し、風速が低下して吹出空気の到達距離が短くなる。
【0005】従来の技術では、特開昭61−168743号公報
にみられるように風向板に一つまたは複数の貫通した孔
またはスリットを設け、風向板の直接吹出空気が当たる
側に当たる吹出空気を直接吹出空気が当たる側と反対側
に流すことにより、風向板に直接吹出空気が当たる側の
反対側に吹出空気の層を作り風向板での結露の発生を防
止しているが、音の発生や吹出空気の到達距離が短くな
ることについての考慮はされていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、風向
板での結露の発生の可能性がない状態の空気調和機の運
転中で、風向板の直接吹出空気が当たる側と反対側に流
すための孔またはスリットを吹出空気が通るときに音が
発生するという問題を解決することにある。
【0007】また、他の本発明の課題は、風向板での結
露の発生の可能性がない状態の空気調和機の運転中で、
風向板の吹出空気を直接吹出空気が当たる側と反対側に
流すための孔またはスリットを吹出空気が通るため、風
向板により風向を制御される吹出空気の風量が減少し、
風速が低下して吹出空気の到達距離が短くなるという問
題を解決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、空気調和機の室内機の吹出口に配置され
た風向板に設けた、吹出空気を直接吹出空気が当たる側
と反対側に流すための孔またはスリットをふさぐための
板を設ける。
【0009】また、上記課題を解決するために他の本発
明では、空気調和機の室内機の吹出口に配置された風向
板に設けた、吹出空気を直接吹出空気が当たる側と反対
側に流すための孔またはスリットをふさぐためのカバー
を設ける。
【0010】また、上記課題を解決するために他の本発
明では、空気調和機の室内機の吹出口に配置された風向
板に設けた、吹出空気を直接吹出空気が当たる側と反対
側に流すための孔またはスリットに吹出空気の抜ける方
向を一定方向とするための弁を設け、この弁を有した風
向板の表裏を自在に変えて取り付けられる構造とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜図8に
示す。
【0012】図1は、本発明の構造を有する天井カセッ
ト埋め込み2方向吹き出し型の室内機の構造図である。
室内機1に取り付けられ、天井面6に接して取り付けら
れている化粧パネル5の室内空気の吸込口2より、送風
機3が作動することにより室内空気が吸い込まれ、熱交
換器4を通り熱交換され、化粧パネル5に取り付けられ
た吹出口7より熱交換した空気を吹き出す構造となって
いる。また、吹出口7に設置された風向板8により、吹
出空気の方向を制御する構造となっている。
【0013】図2は、従来の吹出口7の断面拡大図であ
る。吹出空気をスリット9を介して風向板8の直接吹出
空気が当たる側と反対側に流すことにより、音の発生や
吹出空気の到達距離が短くなるという問題があった。
【0014】図3,図4は、第二の発明の構造を有する
風向板8の斜視図および空気調和機の室内機1の吹出口
7の断面拡大図である。風向板8に設けられた遮蔽板1
0を移動させてスリット9をふさぐことにより、吹出空
気がスリット9を通過することを防止し、スリット9を
通る際の音の発生を防止、および風向板により風向を制
御される吹出空気の風量が減少し、風速が低下して吹出
空気の到達距離が短くなるという問題を防止することが
できる。遮蔽板10は、自動・手動を問わず風向板8に
設けた吹出空気を直接吹出空気が当たる側と反対側に流
すための孔またはスリットの開閉が可能な構造であり、
また本実施例では風向板8の長手方向に移動してスリッ
ト9をふさぐ遮蔽板10を設けることについて説明した
が、風向板8の短手方向などに移動してスリット9をふ
さぐ構造でも同様の効果を有する。また遮蔽板10が風
向板8の長手方向または短手方向または法線方向を軸と
して回転移動することによりスリット9をふさぐ構造で
も同様の効果を有する。
【0015】図5,図6は、第三の発明の風向板8の斜
視図および空気調和機の室内機1の吹出口7の断面図で
ある。風向板8にカバー11をかぶせてスリット9をふ
さぐことにより、吹出空気がスリット9を通過すること
を防止し、スリット9を通る際の音の発生を防止、およ
び風向板により風向を制御される吹出空気の風量が減少
し、風速が低下して吹出空気の到達距離が短くなるとい
う問題を防止することができる。本実施例ではカバー1
1により風向板8全体をおおう構造について説明した
が、カバー11が風向板8の表、あるいは裏のある一方
をおおう構造であっても、同様の効果を有する。
【0016】図7,図8は、第四の発明の風向板8の斜
視図および空気調和機の室内機1の吹出口7の断面拡大
図である。
【0017】図7で、風向板8はスリット9の内部に設
けた弁12が吹出空気を流す方向に作用するように取り
付けている。また図8では、風向板8はスリット9の内
部に設けた弁12が吹出空気を流さない方向に作用する
ように取り付けている。
【0018】このように風向板8の取り付ける方向を変
えることにより、吹出空気がスリット9を通過すること
を防止し、スリット9を通る際の音の発生を防止、およ
び風向板により風向を制御される吹出空気の風量が減少
し、風速が低下して吹出空気の到達距離が短くなるとい
う問題を防止することができる。本実施例では弁12が
両持ち弁である構造について説明しているが、弁12を
片持ち弁で構成する構造であっても同様の効果を有す
る。また、本実施例では弁12をスリット9の内部に取
り付ける構造について説明したが、弁12をスリット9
の表面に取り付ける構造であっても同様の効果を有す
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和機の室内機の
吹出口に配置された風向板に設けた、吹出空気を直接吹
出空気が当たる側と反対側に流すための孔またはスリッ
トをふさぐための板を設けることにより、風向板での結
露の発生の可能性がない状態では風向板に設けた吹出空
気を直接吹出空気が当たる側と反対側に流すための孔ま
たはスリットをふさぐことができ、吹出空気が吹出空気
を直接吹出空気が当たる側と反対側に流すための孔また
はスリットを通る際の音の発生を防止、および風向板に
より風向を制御される吹出空気の風量が減少し、風速が
低下して吹出空気の到達距離が短くなるという問題を防
止することができる。
【0020】また、他の本発明によれば、空気調和機の
室内機の吹出口に配置された風向板に設けた、吹出空気
を直接吹出空気が当たる側と反対側に流すための孔また
はスリットをふさぐためのカバーを設けることにより、
上記本発明の効果と同様の効果を有する。
【0021】また、他の本発明によれば、空気調和機の
室内機の吹出口に配置された風向板に設けた、吹出空気
を直接吹出空気が当たる側と反対側に流すための孔また
はスリットに吹出空気の抜ける方向を限定するための弁
を設け、この弁を有した風向板の表裏を自在に変えて取
り付けられる構造とすることにより、風向板での結露の
発生の可能性がない状態では、吹出空気を直接吹出空気
が当たる側と反対側に流すための孔またはスリットに設
けた弁が吹出空気が直接吹出空気が当たる側と反対側に
流れないように作用する方向となるように風向板を取り
付け、上記本発明の効果と同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の断面図。
【図2】従来の空気調和機の空気吹出口の断面図。
【図3】本発明の一実施例の風向板の斜視図。
【図4】本発明の一実施例の空気吹出口の断面図。
【図5】本発明の第二実施例の風向板の斜視図。
【図6】本発明の第二実施例の空気吹出口の断面図。
【図7】本発明の第三実施例の空気吹出口の断面図。
【図8】本発明の第四実施例の空気吹出口の断面図。
【符号の説明】
8…風向板、9…スリット、12…弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑 良樹 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機の空調された空気の吹出口に風
    向板を有し、上記風向板の吹出空気が直接当たる側から
    その反対側に、上記吹出空気が抜けるための隙間を有す
    る室内機において、上記隙間をふさぐための手段を有す
    ることを特徴とする空気調和機の吹出口。
JP5139897A 1997-03-06 1997-03-06 空気調和機の吹出口 Pending JPH10246501A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5139897A JPH10246501A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 空気調和機の吹出口

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JP5139897A JPH10246501A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 空気調和機の吹出口

Publications (1)

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JPH10246501A true JPH10246501A (ja) 1998-09-14

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ID=12885847

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JP5139897A Pending JPH10246501A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 空気調和機の吹出口

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JP (1) JPH10246501A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104697060A (zh) * 2015-02-13 2015-06-10 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机及其控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104697060A (zh) * 2015-02-13 2015-06-10 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机及其控制方法

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