JPH10243552A - サージ吸収装置 - Google Patents

サージ吸収装置

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JPH10243552A
JPH10243552A JP4208497A JP4208497A JPH10243552A JP H10243552 A JPH10243552 A JP H10243552A JP 4208497 A JP4208497 A JP 4208497A JP 4208497 A JP4208497 A JP 4208497A JP H10243552 A JPH10243552 A JP H10243552A
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JP
Japan
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surge
surge absorbing
signal line
end connected
point
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JP4208497A
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Shigeru Kawamura
繁 川村
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サージ吸収素子が導通モードになった場合
に、その故障を短時間に発見させることができるサージ
吸収装置を提供する。 【解決手段】 電子機器の高周波ライン20,30,4
0を介して、第1,第2のサージ吸収素子Z11,Z1
2に許容以上の過大なサージ電圧が印加され、前記第
1,第2のサージ吸収素子の少なくとも一方が破壊さ
れ、短絡状態になった場合、短絡状態になった前記第
1,第2のサージ吸収素子が属する第1,第2のサージ
吸収回路101,102の第1,第2の発光素子P1
1,P12には、バイアス用電源から電流が流れるので
発光する。この発光により、電子機器の管理者は、直ち
に第1,第2のサージ吸収素子Z11,Z12の短絡状
態を認識でき、この電子機器の復旧を図ることが容易に
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雷サージを含む高
電圧のサージが印加されることが予測される電子機器の
信号ラインに装着されて、前記サージが前記信号ライン
に印加された場合に、前記サージを吸収して前記サージ
から前記電子機器を保護するサージ吸収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送機器、例えば送信機等の電子
機器の電力増幅部に使用する部品は、真空管から半導体
装置に変更されてきている。しかし、電子機器に組み込
まれたこの半導体装置は、真空管に比較して耐電圧の特
性が低く、使用された半導体装置が、アンテナや電源等
から侵入してくる雷サージなどの高電圧のサージによっ
て非常に破壊され易いことが問題となる。そこで、サー
ジが印加され易い出力信号ラインや電源ライン等にサー
ジ吸収装置を装着してサージを吸収しようとするのが一
般的である。特に、半導体を使用した電力増幅器の出力
の高周波ラインから侵入するサージ(例えば、送信機の
出力すなわちアンテナからの雷サージ、真空管のフラッ
シュオーバによる電圧サージ等)を低減するために、半
導体のサージ吸収素子を組み込んだサージ吸収装置を高
周波ラインに接続することが行われている。
【0003】図2は、従来のサージ吸収装置を示す回路
図である。このサージ吸収装置は、一端が高周波ライン
50に接続された第1のサージ吸収素子Z51と、アノ
ードが第1のサージ吸収素子Z51の他端に、カソード
がグランドにそれぞれ接続された第1のダイオードD5
1と、一端が高周波ライン50に接続された第2のサー
ジ吸収素子Z52と、カソードが第2のサージ吸収素子
Z52の他端に、アノードがグランドにそれぞれ接続さ
れた第2のダイオードD52とから構成されている。こ
のように、正負両極に対応しているのは、サージの極性
には正負の両方があるからである。
【0004】このサージ吸収装置において、サージが正
極性の場合、サージ電圧が第1のサージ吸収素子Z51
のクランプ電圧を越えるように第1のサージ吸収素子Z
51にかかると、そのサージは、第1のサージ吸収素子
Z51および第1のダイオードD51によって吸収さ
れ、サージが負極性の場合、サージ電圧が第2のサージ
吸収素子Z52のクランプ電圧を越えるように第2のサ
ージ吸収素子Z52にかかると、そのサージは、第2の
サージ吸収素子Z52および第2のダイオードD52に
よって吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のサージ吸
収装置は、通常のサージに対しては、充分に効力を発揮
するのであるが、第1,第2のサージ吸収素子Z51,
Z52に許容以上の過大なサージ電圧が印加されると、
第1,第2のサージ吸収素子Z51,Z52は、一般に
破壊され導通モードとなってしまう。第1,第2のサー
ジ吸収素子Z51,Z52の少なくとも一方が導通モー
ドとなると、高周波ライン50は、グランドに対して短
絡状態になり、それが組み込まれた電子機器は、正常に
運用することができなくなる。この故障原因を探索する
際に、サージ吸収素子Z51,Z52が短絡状態になっ
ていることを発見するのは、外観上からは非常に困難で
あり、この電子機器の故障原因の探索に多くの時間をか
ける一因となっている。
【0006】本発明の目的は、サージ吸収素子が短絡状
態になった場合の電子機器の故障探索に多大な時間がか
かるという従来技術の問題点を解決し、サージ吸収素子
の短絡状態に起因する故障を短時間に復旧させることが
できるサージ吸収装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、第1の発明は、雷サージを含む高電圧のサージ
が印加されることが予測される電子機器の信号ラインに
装着されて、前記サージが前記信号ラインに印加された
場合に、前記サージを吸収して前記サージから前記電子
機器を保護するサージ吸収装置であって、前記信号ライ
ンの第1のサージ吸収点に接続された第1のサージ吸収
回路と、前記信号ラインの第2のサージ吸収点に接続さ
れた第2のサージ吸収回路と、前記第1,第2のサージ
吸収点の間で前記信号ラインに挿入され、前記第1,第
2のサージ吸収点を直流的に切り離している第1の直流
電流阻止用コンデンサと、前記第1の直流電流阻止用コ
ンデンサから前記第1の吸収点側に延びる前記信号ライ
ンに、前記第1の吸収点を超えた位置で挿入された第2
の直流電流阻止用コンデンサと、前記第1の直流電流阻
止用コンデンサから前記第2の吸収点側に延びる前記信
号ラインに、前記第2の吸収点を超えた位置で挿入され
た第3の直流電流阻止用コンデンサとを有するととも
に、前記第1のサージ回路は、一端が前記第1のサージ
吸収点に接続された第1のサージ吸収素子と、アノード
が前記第1のサージ吸収素子の他端に、カソードがグラ
ンドにそれぞれ接続された第1のダイオードと、一端が
前記第1のサージ吸収点に接続された第1の電流制限用
抵抗と、一端が前記第1の電流制限用抵抗の他端に、他
端がバイアス用電源の正極性の端子にそれぞれ接続され
た第1の発光素子と、一端が前記第1の電流制限用抵抗
の他端に、他端がグランドにそれぞれ接続された第1の
高周波バイパス用コンデンサとを有し、前記第2のサー
ジ回路は、一端が前記第2のサージ吸収点に接続された
第2のサージ吸収素子と、アノードが前記第2のサージ
吸収素子の他端に、カソードがグランドにそれぞれ接続
された第2のダイオードと、一端が前記第2のサージ吸
収点に接続された第2の電流制限用抵抗と、一端が前記
第2の電流制限用抵抗の他端に、他端がバイアス用電源
の負極性の端子にそれぞれ接続された第2の発光素子
と、一端が前記第2の電流制限用抵抗の他端に、他端が
グランドにそれぞれ接続された第2の高周波バイパス用
コンデンサとを有する。
【0008】また、第2の発明は、前記信号ラインは、
前記電子機器の高周波の出力信号がアンテナに向かって
流される高周波ラインであって、前記第1,第2のサー
ジ吸収素子のそれぞれは、トランゾーバを含む半導体型
サージ吸収素子のである。
【0009】また、第3の発明は、前記第1,第2のサ
ージ回路と、前記第1,第2,第3の直流電流阻止用コ
ンデンサと、前記第1,第2,第3の直流電流阻止用コ
ンデンサの間の信号ラインとがユニット化され、前記電
子機器に着脱自在にされている。
【0010】さらに、第4の発明は、前記第1,第2の
サージ回路がそれぞれユニット化され、そのユニット毎
に前記電子機器に着脱自在にされている。
【0011】このような構成によれば、前記第1,第2
のサージ吸収素子に許容以上の過大なサージ電圧が印加
され、前記第1,第2のサージ吸収素子の少なくとも一
方、例えば、第1のサージ吸収素子が破壊され、短絡状
態になった場合、前記第1の発光素子、第1の電流制限
抵抗、短絡状態の第1のサージ吸収素子、第1のダイオ
ードを経て、前記バイアス用電源から電流が流れるの
で、前記第1の発光素子が発光する。また、第2のサー
ジ吸収素子が短絡状態になれば、前記第2の発光素子が
発光する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。図1は、この発明に
係わるサージ吸収装置の実施の形態を示す回路図であ
る。このサージ吸収装置100は、電子機器(例えば、
送信機)内に取り付けられており、送信出力が通過する
高周波ライン20の第1,第2のサージ吸収点21,2
2にそれぞれ接続された第1,第2のサージ吸収回路1
01,102と、第1,第2のサージ吸収回路101,
102をそれぞれ他の部分から直流的に切り離している
第1,第2,第3の直流電流阻止用コンデンサC31,
C32,C33とから構成されている。
【0013】この場合、第1の直流電流阻止用コンデン
サC31は、高周波ライン20の第1,第2の2つのサ
ージ吸収点21,22の間を直流的に切り離し(したが
って、第1,第2のサージ吸収回路101,102の間
を直流的に切り離し)、第2の直流電流阻止用コンデン
サC32は、電子機器の外部側(例えば、送信アンテナ
側)の高周波ライン30を電子機器の内部側の第1のサ
ージ吸収点21から直流的に切り離し、さらに、第3の
直流電流阻止用コンデンサC33は、電子機器の内部側
の高周波ライン40を第2のサージ吸収点22から直流
的に切り離している。
【0014】第1のサージ吸収回路101は、一端が第
1のサージ吸収点21に接続された第1のサージ吸収素
子Z11(例えば、トランゾーバ等の半導体型サージ吸
収素子)と、アノードが第1のサージ吸収素子Z11の
他端に、カソードがグランドにそれぞれ接続された第1
のダイオードD11と、一端が第1のサージ吸収点21
に接続された第1の電流制限用抵抗R11と、一端が第
1の電流制限用抵抗R11の他端に、他端がバイアス用
電源の正極性の端子にそれぞれ接続された第1の発光素
子P11と、一端が第1の電流制限用抵抗R11の他端
に、他端がグランドにそれぞれ接続され、バイアス用電
源側と高周波ライン側とを高周波的に影響しないように
している第1の高周波バイパス用コンデンサC11とか
ら構成されている。
【0015】第2のサージ吸収回路102は、一端が第
2のサージ吸収点22に接続された第2のサージ吸収素
子Z12と、アノードが第2のサージ吸収素子Z12の
他端に、カソードがグランドにそれぞれ接続された第2
のダイオードD12と、一端が第2のサージ吸収点22
に接続された第2の電流制限用抵抗R12と、一端が第
2の電流制限用抵抗R12の他端に、他端がバイアス用
電源の負極性の端子にそれぞれ接続された第2の発光素
子P12と、一端が第2の電流制限用抵抗R12の他端
に、他端がグランドにそれぞれ接続され、バイアス用電
源側と高周波ライン側とを高周波的に影響しないように
している第2の高周波バイパス用コンデンサC12とか
ら構成されている。
【0016】上述の第1,第2のサージ吸収回路10
1,102において、正常な第1,第2のサージ吸収素
子Z11,Z12に印加されるバイアス用電源の電圧
は、第1,第2のサージ吸収素子Z11,Z12のクラ
ンプ電圧より低くなるようにされている。したがって、
第1,第2のサージ吸収点21,22にはバイアス用電
源からバイアス電圧が印加されているが、グランドに対
しては、正常な第1,第2のサージ吸収素子Z11,Z
12によって直流電流が流れるのが阻止され、高周波ラ
イン30,40および第1,第2のサージ吸収回路10
1,102の相互間は、第1,第2,第3の直流電流阻
止用コンデンサC31,C32,C33で直流的に切り
離されているので、第1,第2の発光素子P11,P1
2には電流は流れず、第1,第2の発光素子P11,P
12は発光しない。他方、高周波信号(この例の場合に
は高周波送信信号)は、第1,第2,第3の直流電流阻
止用コンデンサC31,C32,C33および高周波ラ
イン20,30,40を自由に通過する。
【0017】雷サージが高周波ライン20,30,40
に印加される(通常は、高周波ライン30に印加され
る)と、これを第1,第2のサージ吸収素子Z11,Z
12が吸収する。この場合、雷サージを吸収した第1,
第2のサージ吸収素子Z11,Z12の少なくとも一方
が破壊されることがあり(通常では破壊されると短絡状
態となる)、その場合、例えば第1のサージ吸収素子Z
11が短絡状態となる。第1のサージ吸収素子Z11が
短絡状態になると、バイアス用電源から第1の発光素子
P11、第1の電流制限用抵抗R11、破壊された第1
のサージ吸収素子Z11、第1のダイオードD11を通
過してグランドに電流が流れる。この電流により、第1
の発光素子P11は発光し、この発光からこの電子機器
の管理者は、第1のサージ吸収素子Z11が破壊された
ことを直ちに認識できることとなる。第2のサージ吸収
素子Z12についても極性が逆になるだけで同様なこと
が言える。
【0018】上述の第1,第2の発光素子としては、発
光ダイオードやフォトカプラ等を用いて、直接観察でき
るようにしてもよいし、警報装置に伝達して警報を発す
るようにしてもよいし、サージ吸収素子の短絡に伴う後
続する必要な処置を自動的に行わせるようにしてもよ
い。また、装着する電子機器に対してサージ吸収装置1
00を着脱自在なユニットにしておけば、第1,第2の
サージ吸収素子Z11,Z12の少なくとも一方が破壊
されたことが分かった場合に、直ちにユニットを交換し
て短時間で修理ができることとなる。第1,第2のサー
ジ吸収回路101,102を別々にユニット化しておけ
ば、第1,第2のサージ吸収回路101,102を個別
に交換できることは言うまでもない。このようなユニッ
ト化の場合に、第1,第2,第3の直流電流阻止用コン
デンサC31,C32,C33をユニットの中に含める
か否かは、都合に合わせて適宜に考慮すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係わ
るサージ吸収装置は、雷サージを含む高電圧のサージが
印加されることが予測される電子機器の信号ラインに装
着されて、前記サージが前記信号ラインに印加された場
合に、前記サージを吸収して前記サージから前記電子機
器を保護するサージ吸収装置であって、前記信号ライン
の第1,第2のサージ吸収点にそれぞれ接続された第
1,第2のサージ吸収回路と、第1,第2のサージ吸収
点を直流的に切り離している第1の直流電流阻止用コン
デンサと、第1の直流電流阻止用コンデンサから第1,
第2のサージ吸収点を越えて延びている前記信号ライン
をそれぞれ直流的に切り離している第2,第3の直流電
流阻止用コンデンサとから構成され、前記第1のサージ
回路は、一端が前記第1のサージ吸収点に接続された第
1のサージ吸収素子と、アノードが前記第1のサージ吸
収素子の他端に、カソードがグランドにそれぞれ接続さ
れた第1のダイオードと、一端が前記第1のサージ吸収
点に接続された第1の電流制限用抵抗と、一端が前記第
1の電流制限用抵抗の他端に、他端がバイアス用電源の
正極性の端子にそれぞれ接続された第1の発光素子と、
一端が前記第1の電流制限用抵抗の他端に、他端がグラ
ンドにそれぞれ接続された第1の高周波バイパス用コン
デンサとを有し、前記第2のサージ回路は、一端が前記
第2のサージ吸収点に接続された第2のサージ吸収素子
と、アノードが前記第2のサージ吸収素子の他端に、カ
ソードがグランドにそれぞれ接続された第2のダイオー
ドと、一端が前記第2のサージ吸収点に接続された第2
の電流制限用抵抗と、一端が前記第2の電流制限用抵抗
の他端に、他端がバイアス用電源の負極性の端子にそれ
ぞれ接続された第2の発光素子と、一端が前記第2の電
流制限用抵抗の他端に、他端がグランドにそれぞれ接続
された第2の高周波バイパス用コンデンサとを有するこ
とにより、前記第1,第2のサージ吸収素子に許容以上
の過大なサージ電圧が印加され、前記第1,第2のサー
ジ吸収素子の少なくとも一方が破壊され、短絡状態にな
った場合、短絡状態になった前記第1,第2のサージ吸
収素子の属する前記第1,第2のサージ吸収回路の前記
第1,第2の発光素子には、バイアス用電源から電流が
流れるので発光する。この発光により、電子機器の管理
者は、直ちに第1,第2のサージ吸収素子の短絡状態を
認識でき、この電子機器の復旧を図ることが容易にでき
るという効果を奏する。
【0020】また、第2の発明に係わるサージ吸収装置
は、前記信号ラインは、前記電子機器の高周波の出力信
号がアンテナに向かって流される高周波ラインであっ
て、前記第1,第2のサージ吸収素子のそれぞれは、ト
ランゾーバを含む半導体型サージ吸収素子であることに
より、最もサージの発生し易い場所を小型の装置で保護
できるという効果がある。
【0021】また、第3の発明に係わるサージ吸収装置
は、前記第1,第2のサージ回路と、前記第1,第2,
第3の直流電流阻止用コンデンサと、前記第1,第2,
第3の直流電流阻止用コンデンサの間の信号ラインとが
ユニット化され、前記電子機器に着脱自在にされている
ことにより、復旧が極めて短時間に実施できるという効
果を奏する。
【0022】さらに、第4の発明に係わるサージ吸収装
置は、前記第1,第2のサージ回路が、それぞれユニッ
ト化され、そのユニット毎に前記電子機器に着脱自在に
されていることにより、第3の発明のものよりもより小
さい区分毎に復旧することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるサージ吸収装置の実施の形態
を示す回路図である。
【図2】従来のサージ吸収装置を示す回路図である。
【符号の説明】
20,30,40 高周波ライン 21 第1のサージ吸収点 22 第2のサージ吸収点 100 サージ吸収装置 101 第1のサージ吸収回路 102 第2のサージ吸収回路 C31 第1の直流電流阻止用コンデンサ C32 第2の直流電流阻止用コンデンサ C33 第3の直流電流阻止用コンデンサ Z11 第1のサージ吸収素子 Z12 第2のサージ吸収素子 D11 第1のダイオード D12 第2のダイオード R11 第1の電流制限用抵抗 R12 第2の電流制限用抵抗 P11 第1の発光素子 P12 第2の発光素子 C11 第1の高周波バイパス用コンデンサ C12 第2の高周波バイパス用コンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雷サージを含む高電圧のサージが印加さ
    れることが予測される電子機器の信号ラインに装着され
    て、前記サージが前記信号ラインに印加された場合に、
    前記サージを吸収して前記サージから前記電子機器を保
    護するサージ吸収装置であって、 前記信号ラインの第1のサージ吸収点に接続された第1
    のサージ吸収回路と、 前記信号ラインの第2のサージ吸収点に接続された第2
    のサージ吸収回路と、 前記第1,第2のサージ吸収点の間で前記信号ラインに
    挿入され、前記第1,第2のサージ吸収点を直流的に切
    り離している第1の直流電流阻止用コンデンサと、 前記第1の直流電流阻止用コンデンサから前記第1の吸
    収点側に延びる前記信号ラインに、前記第1の吸収点を
    超えた位置で挿入された第2の直流電流阻止用コンデン
    サと、 前記第1の直流電流阻止用コンデンサから前記第2の吸
    収点側に延びる前記信号ラインに、前記第2の吸収点を
    超えた位置で挿入された第3の直流電流阻止用コンデン
    サとを有するとともに、 前記第1のサージ回路は、一端が前記第1のサージ吸収
    点に接続された第1のサージ吸収素子と、アノードが前
    記第1のサージ吸収素子の他端に、カソードがグランド
    にそれぞれ接続された第1のダイオードと、一端が前記
    第1のサージ吸収点に接続された第1の電流制限用抵抗
    と、一端が前記第1の電流制限用抵抗の他端に、他端が
    バイアス用電源の正極性の端子にそれぞれ接続された第
    1の発光素子と、一端が前記第1の電流制限用抵抗の他
    端に、他端がグランドにそれぞれ接続された第1の高周
    波バイパス用コンデンサとを有し、 前記第2のサージ回路は、一端が前記第2のサージ吸収
    点に接続された第2のサージ吸収素子と、アノードが前
    記第2のサージ吸収素子の他端に、カソードがグランド
    にそれぞれ接続された第2のダイオードと、一端が前記
    第2のサージ吸収点に接続された第2の電流制限用抵抗
    と、一端が前記第2の電流制限用抵抗の他端に、他端が
    バイアス用電源の負極性の端子にそれぞれ接続された第
    2の発光素子と、一端が前記第2の電流制限用抵抗の他
    端に、他端がグランドにそれぞれ接続された第2の高周
    波バイパス用コンデンサとを有するサージ吸収装置。
  2. 【請求項2】 前記信号ラインは、前記電子機器の高周
    波の出力信号がアンテナに向かって流される高周波ライ
    ンであって、前記第1,第2のサージ吸収素子のそれぞ
    れは、トランゾーバを含む半導体型サージ吸収素子であ
    る請求項1記載のサージ吸収装置。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2のサージ回路と、前記第
    1,第2,第3の直流電流阻止用コンデンサと、前記第
    1,第2,第3の直流電流阻止用コンデンサの間の信号
    ラインとはユニット化され、前記電子機器に着脱自在に
    されている請求項1または2記載のサージ吸収装置。
  4. 【請求項4】 前記第1,第2のサージ回路は、それぞ
    れユニット化され、そのユニット毎に前記電子機器に着
    脱自在にされている請求項1または2記載のサージ吸収
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019526223A (ja) * 2016-12-23 2019-09-12 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. インターフェース保護回路および装置インターフェース

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