JP2002246934A - テレビジョンチューナの静電破壊防止回路 - Google Patents

テレビジョンチューナの静電破壊防止回路

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JP2002246934A JP2001035445A JP2001035445A JP2002246934A JP 2002246934 A JP2002246934 A JP 2002246934A JP 2001035445 A JP2001035445 A JP 2001035445A JP 2001035445 A JP2001035445 A JP 2001035445A JP 2002246934 A JP2002246934 A JP 2002246934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気などによって破壊しやすい広帯域増幅
器を、使用する部品点数を増やすことなく破壊しにくく
する。 【解決手段】 アンテナに接続される入力端1と、入力
端1に入力された全てのテレビジョン信号を増幅する低
雑音の広帯域増幅器4と、入力端1と広帯域増幅器4と
の間に設けられた静電放電素子3及びテレビジョン信号
の最低周波数以上を通過するハイパスフィルタ2とを備
え、ハイパスフィルタ2は、入力端1と広帯域増幅4と
の間に直列に介挿された容量素子2bと、容量素子2b
の入力端1側の一端をグランドにシャントする第一のイ
ンダクタンス素子2aと、容量素子2bの他端をグラン
ドにシャントする第二のインダクタンス素子2cとを少
なくとも有するπ型フィルタで構成し、入力端1と容量
素子2bとの間の信号線路を静電放電素子3によってグ
ランドに接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される全ての
テレビジョン信号を増幅するための広帯域増幅器を静電
破壊から保護するようにしたテレビジョンチューナの静
電破壊防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、画質の向上のために全ての入力
されたテレビジョン信号を低雑音の広帯域増幅器によっ
て増幅してから選局するように構成したテレビジョンチ
ューナが実用化されているが、広帯域増幅器には雑音特
性に優れたGaAs FET(ガリウム砒素電界効果ト
ランジスタ)が使用される。しかしながら、GaAsF
ETは人体に帯電した静電気などによって破壊しやす
く、そのために静電放電素子(electostati
c discharger 略してESD)を用いて静
電破壊を防止している。
【0003】図5はこのようなテレビジョンチューナの
静電破壊防止回路の従来の構成を示し、入力端31は図
示しないアンテナに接続され、テレビジョン信号を受信
する。入力端31にはπ型のハイパスフィルタ32が接
続される。ハイパスフィルタ32のカットオフ周波数は
入力されるテレビジョン信号の最低周波数以下に設定さ
れる。ハイパスフィルタの次段には静電放電素子33が
設けられる。静電放電素子33は入力された静電気をグ
ランドに放電するように信号の伝送路とグランドとの間
に接続される。
【0004】また、静電放電素子33の次段には直流カ
ットコンデンサ34を介して広帯域増幅器35が結合さ
れる。直流カットコンデンサ34は高周波的に低インピ
ーダンスとなる容量値(通常は2200pF(ピコファ
ラッド)程度)に選ばれる。広帯域増幅35にはGaA
s FET(ガリウム砒素電界効果トランジスタ、以下
FETと略す)35aが用いられ、そのドレインDには
チョークインダクタ35bを介して電源電圧Bが供給さ
れ、ゲートGには抵抗35c、35dによってバイアス
電圧が与えられ、ソース端子Sは高周波的に接地され
る。
【0005】FET35aのドレインはその後段に設け
られた既知のテレビジョンチューナの入力同調回路(図
示せず)に結合される。
【0006】以上の構成において、入力された全てのテ
レビジョン信号は広帯域増幅器35によって増幅され、
入力同調回路に入力される。また、人体等に帯電した静
電気や、誘導雷等の衝撃波が入力端31に印加された場
合は、静電放電素子によってグランドにバイパスされ、
FET35aが保護される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、静電放電素子
33によって衝撃波を完全にグランドにバイパスするこ
とは困難であり、静電放電素子33の両端には放電電圧
以下の残留電圧が現れる。そして、残留電圧は直流カッ
トコンデンサ34とバイアス電圧用の抵抗35c、35
dとによって分圧されてFET35aのゲートGに印加
される。
【0008】ここで、静電放電素子33の両端の残留電
圧をE、直流カットコンデンサ34のリアクタンスの値
をZ4、抵抗35c、35dの並列抵抗の値をRとする
と、ゲートGに印加される電圧はE×R/(Z4+R)
となり、その等価回路は図6に示すようになる。直流カ
ットコンデンサ34のリアクタンスの値Z4は周波数に
依存するが、衝撃波の代表的な周波数成分を100KH
zとすると、およそ700Ω(オーム)となる。また、
並列抵抗の値Rは通常数kΩ程度(例えば5kΩ)であ
るのでFET35aのゲートにはほとんど電圧Eが印加
され、これによってFET35aが破壊される危険があ
る。
【0009】そこで、本発明の目的は、静電気などによ
って破壊しやすい広帯域増幅器を、使用する部品点数を
増やすことなく破壊しにくくすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、アンテナに接続される入力端と、前記入力端に入力
された全てのテレビジョン信号を増幅する低雑音の広帯
域増幅器と、前記入力端と前記広帯域増幅器との間に設
けられた静電放電素子及び前記テレビジョン信号の最低
周波数以上を通過するハイパスフィルタとを備え、前記
ハイパスフィルタは、前記入力端と前記広帯域増幅との
間に直列に介挿された容量素子と、前記容量素子の前記
入力端側の一端をグランドにシャントする第一のインダ
クタンス素子と、前記容量素子の他端をグランドにシャ
ントする第二のインダクタンス素子とを少なくとも有す
るπ型フィルタで構成し、前記入力端と前記容量素子と
の間の信号線路を前記静電放電素子によってグランドに
接続した。
【0011】また、アンテナに接続される入力端と、前
記入力端に入力された全てのテレビジョン信号を増幅す
る低雑音の広帯域増幅器と、前記入力端と前記広帯域増
幅器との間に設けられた静電放電素子及び前記テレビジ
ョン信号の最低周波数以上を通過するハイパスフィルタ
とを備え、前記ハイパスフィルタは、前記入力端と前記
広帯域増幅との間に直列に介挿された容量素子と、前記
容量素子の前記入力端側の一端をグランドにシャントす
る第一のインダクタンス素子と、前記容量素子の他端を
グランドにシャントする第二のインダクタンス素子とを
少なくとも有するπ型フィルタで構成し、前記容量素子
を互いに直列に接続された第一の容量素子と第二の容量
素子とから構成し、前記第一の容量素子と第二の容量素
子との接続点を前記静電放電素子によってグランドに接
続した
【0012】また、前記第一の容量素子の容量値を前記
第二の容量素子の容量値よりも大きくし、前記第一の容
量素子を前記静電放電素子よりも前記入力端側に設け、
前記第二の容量素子を前記静電放電素子よりも前記広帯
域増幅器側に設けた。
【0013】また、前記第二のインダクタンス素子に第
三の容量素子を直列に介挿した。
【0014】また、前記第二のインダクタンス素子と第
三の容量素子とからなる直列回路の共振周波数を市民バ
ンド用トランシーバーの送受信周波数とした。
【0015】また、前記静電放電素子を二つのダイオー
ドで構成し、前記二つのダイオードの互いのアノードと
カソードとを接続した。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明のテレ
ビジョンチューナの静電破壊防止回路を説明する。図1
は第一の実施形態を示す回路図、図2はその等価回路
図、図3は第二の実施形態を示す回路図、図4はその等
価回路図である。
【0017】図1において、入力端1には接続されたア
ンテナから全チャンネルのテレビジョン信号が入力され
る。入力端1にはπ型のハイパスフィルタ2が接続され
る。ハイパスフィルタ2は半区間の定K型フィルタと半
区間の誘導M型フィルタとが組み合わされて構成され
る。このハイパスフィルタ2のカットオフ周波数は入力
されるテレビジョン信号の最低周波数以下に設定され
る。そして、定K型フィルタを構成する第一のインダク
タンス素子2aが入力端1とグランドとの間に接続され
る。また、定K型フィルタと誘導M型フィルタとに共用
される容量素子2bの一端が入力端1に接続され、その
他端とグランドとの間には誘導M型フィルタを構成する
第二のインダクタンス素子2cと第三の容量素子2dと
の直列回路が接続される。つまり、容量素子2bの両端
がそれぞれ第一のインダクタンス素子2a、第二のイン
ダクタンス素子2c及び第三の容量素子2dによってグ
ランドにシャントされる構成となる。
【0018】第二のインダクタンス素子2cと第三の容
量素子2dとの直列回路の共振周波数は市民バンド用ト
ランシーバーの送受信周波数(27MHz帯)となるよ
うに設定される。
【0019】以上のハイパスフィルタ2は前述したよう
なカットオフ周波数に設定されるが、仕向先の仕様によ
って各素子の常数が異なり、第一及び第二のインダクタ
ンス素子2a、2cのインダクタンス値は200乃至4
00nH(ナノヘンリー)、容量素子2b及び第三の容
量素子2dの容量値は数25乃至35pF(ピコファラ
ッド)となる。
【0020】そして、第一のインダクタンス素子2aと
容量素子2bとの間の信号線路が静電放電素子3の一端
に接続され、他端が接地される。静電容量素子3は入力
端1に印加される静電気や誘導雷などの衝撃波をグラン
ドにバイパスするためのものであり、二つのダイオード
3a、3bから構成され、互いのアノードとカソードと
が接続されている。
【0021】ハイパスフィルタ2の次段には広帯域増幅
器4が接続される。広帯域増幅4には増幅素子としてG
aAs FET(ガリウム砒素電界効果トランジスタ、
以下FETと略す)4aが用いられ、そのドレインDに
はチョークインダクタ4bを介して電源電圧Bが供給さ
れ、ゲートGには抵抗4c、4dによってバイアス電圧
が与えられ、ソース端子Sは高周波的に接地される。F
ET4aのドレインはその後段に設けられた既知のテレ
ビジョンチューナの入力同調回路(図示せず)に結合さ
れる。
【0022】以上の構成において、入力端1に入力され
た全てのテレビジョン信号は広帯域増幅器4によって増
幅され、入力同調回路に入力される。また、人体等に帯
電した静電気や、誘導雷等の衝撃波が入力端1に印加さ
れた場合は、衝撃波を静電放電素子3によってグランド
にバイパスしてそのレベルを下げる。
【0023】ここで、静電放電素子3によって下げられ
た衝撃波の電圧をE、その周波数成分の代表的な値を1
00KHz、容量素子2bのリアクタンスの値をZ1、
第二のインダクタンス素子2cと第三の容量素子2dと
の直列回路のリアクタンスの値をZ2、FET4aのバ
イアス電圧を作る抵抗4c、4dの並列抵抗の値をRと
すると、この場合の等価回路は図2のように示され、F
ET4aのゲートに印加される衝撃波の電圧はE×R×
Z2/(Z1×R+Z2×R+Z1×Z2)となる。
そして、リアクタンスの値Z1、Z2はそれぞれ53k
Ω、26kΩ程度となり、並列抵抗の値Rは数kΩ程度
(例えば5kΩ)であるので、FET4aのゲートに印
加される衝撃波の電圧は電圧Eの1/14程度と極めて
小さくなり、FET4aは破壊しにくくなる。
【0024】また、第二のインダクタンス素子2cに直
列に第三の容量素子2dを介挿してハイパスフィルタ2
の半区間を誘導M型フィルタとしているので、FET4
aのゲートGは第三の容量素子によってグランドから浮
き、従来使用していた直流カットコンデンサ34(図5
参照)が削除出来る。更に、第二のインダクタンス素子
2cと直列に第三の容量素子2dとからなる直列回路の
共振周波数を市民バンド用トランシーバーの送受信周波
数(27MHz帯)に合わせているのでその送受信信号
による妨害も防げる。
【0025】図3に示す第二の実施形態は、図1に示す
容量素子2bを第一の容量素子2eと第二の容量素子2
fとの直列接続によって構成し、その接続点とグランド
との間に静電放電素子3を接続したものである。即ち、
第一の容量素子2eが静電放電素子3よりも入力端1側
に設けられ、第二の容量素子2fが静電放電素子3より
も広帯域増幅器4側に設けられる。そして、第一の容量
素子2eの容量値と第二の容量素子2fの容量値とは容
量素子2bの容量値よりも大きくなるが、これらを等し
いとして(60pF)そのリアクタンスの値をZ3とす
ればZ3=Z1/2(=26kΩ)となり、等価回路は
図4に示したようになる。従って、FET4aのゲート
に印加される衝撃波の電圧は電圧Eの1/7程度と極め
て低くなることが分かる。
【0026】なお、第一の容量素子2eの容量値を大き
くし、第二の容量素子2fの容量値を小さくすれば、F
ET4aのゲートに印加される衝撃波の電圧を更に低く
することが可能である。以上のように、第二の実施形態
の構成によってもFET4aは破壊しにくくなる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、ハイパスフィルタは、入
力端と広帯域増幅との間に直列に介挿された容量素子
と、容量素子の入力端側の一端をグランドにシャントす
る第一のインダクタンス素子と、容量素子の他端をグラ
ンドにシャントする第二のインダクタンス素子とを少な
くとも有するπ型フィルタで構成し、入力端と容量素子
との間の信号線路を静電放電素子によってグランドに接
続したので、広帯域増幅器に印加される衝撃波の電圧は
極めて小さくなり、破壊しにくくなる。
【0028】また、容量素子を互いに直列に接続された
第一の容量素子と第二の容量素子とから構成し、第一の
容量素子と第二の容量素子との接続点を静電放電素子に
よってグランドに接続したので、増幅器に印加される衝
撃波の電圧は極めて小さくなり、破壊しにくくなる。
【0029】また、第一の容量素子の容量値を第二の容
量素子の容量値よりも大きくし、第一の容量素子を静電
放電素子よりも入力端側に設け、第二の容量素子を静電
放電素子よりも広帯域増幅器側に設けたので、広帯域増
幅器に印加される衝撃波の電圧を更に低くすることがで
きる。
【0030】また、第二のインダクタンス素子に第三の
容量素子を直列に介挿したので、ハイパスフィルタと広
帯域増幅器とを結合する直流カットコンデンサが不要と
なる。
【0031】また、第二のインダクタンス素子と第三の
容量素子とからなる直列回路の共振周波数を市民バンド
用トランシーバーの送受信周波数としたので、この送受
信信号による妨害を受けにくくすることが出来る。
【0032】また、静電放電素子を二つのダイオードで
構成し、二つのダイオードの互いのアノードとカソード
とを接続したので、安価に構成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンチューナの静電破壊防止
回路の第一の実施形態の構成を示す回路図である。
【図2】本発明のテレビジョンチューナの静電破壊防止
回路の第一の実施形態の等価回路図であ
【図3】本発明のテレビジョンチューナの静電破壊防止
回路の第二の実施形態の構成を示す回路図である。
【図4】本発明のテレビジョンチューナの静電破壊防止
回路の第二の実施形態の等価回路図である。
【図5】従来のテレビジョンチューナの静電破壊防止回
路の構成を示す回路図である。
【図6】従来のテレビジョンチューナの静電破壊防止回
路の等価回路図である
【符号の説明】
1 入力端 2 ハイパスフィルタ 2a 第一のインダクタンス素子 2b 容量素子 2c 第二のインダクタンス素子 2d 第三の容量素子 2e 第一の容量素子 2f 第二の容量素子 3 静電放電素子 3a、3b ダイオード 4 広帯域増幅器 4a GaAs FET(ガリウム砒素電界効果トラン
ジスタ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナに接続される入力端と、前記入
    力端に入力された全てのテレビジョン信号を増幅する低
    雑音の広帯域増幅器と、前記入力端と前記広帯域増幅器
    との間に設けられた静電放電素子及び前記テレビジョン
    信号の最低周波数以上を通過するハイパスフィルタとを
    備え、前記ハイパスフィルタは、前記入力端と前記広帯
    域増幅との間に直列に介挿された容量素子と、前記容量
    素子の前記入力端側の一端をグランドにシャントする第
    一のインダクタンス素子と、前記容量素子の他端をグラ
    ンドにシャントする第二のインダクタンス素子とを少な
    くとも有するπ型フィルタで構成し、前記入力端と前記
    容量素子との間の信号線路を前記静電放電素子によって
    グランドに接続したことを特徴とするテレビジョンチュ
    ーナの静電破壊防止回路。
  2. 【請求項2】 アンテナに接続される入力端と、前記入
    力端に入力された全てのテレビジョン信号を増幅する低
    雑音の広帯域増幅器と、前記入力端と前記広帯域増幅器
    との間に設けられた静電放電素子及び前記テレビジョン
    信号の最低周波数以上を通過するハイパスフィルタとを
    備え、前記ハイパスフィルタは、前記入力端と前記広帯
    域増幅との間に直列に介挿された容量素子と、前記容量
    素子の前記入力端側の一端をグランドにシャントする第
    一のインダクタンス素子と、前記容量素子の他端をグラ
    ンドにシャントする第二のインダクタンス素子とを少な
    くとも有するπ型フィルタで構成し、前記容量素子を互
    いに直列に接続された第一の容量素子と第二の容量素子
    とから構成し、前記第一の容量素子と第二の容量素子と
    の接続点を前記静電放電素子によってグランドに接続し
    たことを特徴とするテレビジョンチューナの静電破壊防
    止回路。
  3. 【請求項3】 前記第一の容量素子の容量値を前記第二
    の容量素子の容量値よりも大きくし、前記第一の容量素
    子を前記静電放電素子よりも前記入力端側に設け、前記
    第二の容量素子を前記静電放電素子よりも前記広帯域増
    幅器側に設けたことを特徴とする請求項2に記載のテレ
    ビジョンチューナの静電破壊防止回路。
  4. 【請求項4】 前記第二のインダクタンス素子に第三の
    容量素子を直列に介挿したことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載のテレビジョンチューナの静電破
    壊防止回路。
  5. 【請求項5】 前記第二のインダクタンス素子と第三の
    容量素子とからなる直列回路の共振周波数を市民バンド
    用トランシーバーの送受信周波数としたことを特徴とす
    る請求項4に記載のテレビジョンチューナの静電破壊防
    止回路。
  6. 【請求項6】 前記静電放電素子を二つのダイオードで
    構成し、前記二つのダイオードの互いのアノードとカソ
    ードとを接続したことを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のテレビジョンチューナの静電破壊防止回
    路。
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