JPH10243466A - 無線端末システム - Google Patents

無線端末システム

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JPH10243466A
JPH10243466A JP9046638A JP4663897A JPH10243466A JP H10243466 A JPH10243466 A JP H10243466A JP 9046638 A JP9046638 A JP 9046638A JP 4663897 A JP4663897 A JP 4663897A JP H10243466 A JPH10243466 A JP H10243466A
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JP
Japan
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wireless terminal
unit
terminal device
chip
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Application number
JP9046638A
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English (en)
Inventor
Daisuke Nakajo
大祐 中条
Yukio Hashimoto
幸夫 橋本
Takuzou Doumiki
卓三 百成
Shigechika Takahata
茂義 高畠
Sukenori Kobayashi
資則 小林
Masao Muramatsu
正男 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO TELE MESSAGE KK
Kyodo Printing Co Ltd
Oi Electric Co Ltd
Original Assignee
TOKYO TELE MESSAGE KK
Kyodo Printing Co Ltd
Oi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体が着脱可能であり、照合部を備えた
無線端末装置を有する無線端末システムを提供する。 【解決手段】 ICチップ5に固有のID番号を記憶さ
せ、ページャ本体1に、ICチップ5を着脱自在に装着
するICチップインターフェイス3と、このICチップ
インターフェイス3にICチップ5が装着されたか否か
を検出するCPU6とを備え、検出結果がICチップ5
の装着を確認するものであり、利用者識別情報を含む無
線信号をアンテナ19により受信した場合、このアンテ
ナ19により受信された利用者識別情報とICチップ5
に記憶された利用者識別情報とをページャ本体1に備え
られたID比較部8が照合し、この照合結果に基づき、
CPU6が通信を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線端末システムに
関し、詳しくは記憶媒体を着脱可能な複数の無線端末装
置を有する無線端末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ページャ等の無線端末装置にIC
カード、ICチップ等を装着し、ICカード等に記憶さ
れている利用者の識別情報を送信された利用者の識別情
報と照合することにより、無線端末装置を通信可能とす
るものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置では、無線信号中の利用者識別番号と、記憶媒体に記
憶された固有の利用者識別番号との照合は、記憶媒体に
備えられた照合部が行っていた。このため、記憶媒体の
高価格化、サイズの増大は避けられないという問題点を
有していた。
【0004】また、たとえば複数の地域においてページ
ャを利用する場合には、ページャの装置自体は全く同一
であるにもかかわらず、各地域によってサービス内容が
異なるため、各地域ごとに、ページャの装置を購入また
は賃借し、それぞれについて通信事業者との間で契約を
締結する必要があった。また、このように地域ごとに異
なるページャ装置を使用し、異なる加入者番号を付与す
るため、加入者番号の数が増大するという問題もあっ
た。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
無線信号を発信する基地局と該無線信号を受信する複数
の無線端末装置とからなる無線端末システムにおいて、
記憶媒体が着脱可能であり、照合部を備え、ページャ等
を複数購入または賃借することなく、複数種類のサービ
スの提供を受けられる無線端末装置を有する無線端末シ
ステムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも無線信号を発信する基地局と該無線信号を受
信する複数の無線端末装置とからなる無線端末システム
において、該無線端末システムは、固有の利用者識別情
報を記憶する記憶媒体を有し、前記複数の無線端末装置
のそれぞれは、前記記憶媒体を着脱自在に装着する装着
部と、該装着部に前記記憶媒体が装着されたか否かを検
出する検出手段と、該検出手段により前記記憶媒体の装
着が検出された場合、任意の利用者識別情報を含む無線
信号を受信する受信手段と、該受信手段により受信され
た利用者識別情報と前記記憶媒体に記憶された利用者識
別情報とを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結
果が一致した場合、通信を制御する通信制御手段と、を
有することを特徴とする。
【0007】従って、この発明によれば、記憶媒体に記
憶された利用者識別情報と無線信号に含まれている利用
者識別情報とを照合する照合手段を無線端末装置に備え
たことにより、記憶媒体の小型化、軽量化、コストダウ
ンが図れるとともに、無線端末装置が照合手段の照合結
果に基づいて通信を制御するので、無線端末装置の管理
者が、通信を制御する手間を軽減することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記無線端末装置は、自動車電話、携帯電
話、PHS、ページャおよび携帯情報端末装置のうち何
れかの装置、又はこれらの装置の任意の組合わせからな
る装置であることを特徴とする。
【0009】従って、この発明によれば、請求項1記載
の発明において小型化、軽量化、コストダウンが図れた
記憶媒体を、自動車電話、携帯電話、PHS、ページャ
および携帯情報端末装置、又はこれらの装置の任意の組
合わせからなる装置のいずれかに、用いることができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記無線端末装置は、電気機器に内蔵また
は接続され、前記受信手段により受信された無線信号に
基づいて前記電気機器を制御する制御信号を出力する出
力手段を有することを特徴とする。
【0011】従って、この発明によれば、請求項1記載
の発明の作用が得られると共に、無線端末装置が無線信
号により制御されることにより、無線端末装置が内蔵ま
たは接続された電気機器を制御することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記無線端末装置は、
前記照合手段の照合結果が一致した場合、呼び出しを報
知する報知手段を有することを特徴とする。
【0013】従って、この発明によれば、無線端末装置
の利用者は、呼び出しを容易に知ることができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記報知手段は、音を発生する音発生手
段、前記無線端末装置を振動させる振動発生手段、光を
発生する発光手段および呼び出しを表す情報を表示する
表示手段のうち少なくとも1つの手段を有することを特
徴とする。
【0015】従って、この発明によれば、無線端末装置
の利用者は、呼び出しを、音、振動、光等により、五感
を通じてさらに容易に知ることができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の発明において、前記無線端末装置は、
前記受信手段により受信された無線信号に基づいて情報
を出力する出力手段を有することを特徴とする。
【0017】従って、この発明によれば、無線端末装置
の利用者は、無線信号に基づき情報を得ることができ
る。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載の発明において、前記記憶媒体は、記憶
された固有の利用者識別情報を暗号化して無線端末装置
に出力する暗号化手段を有し、前記無線端末装置は前記
暗号化されて出力された利用者識別情報を再現するため
の復号化手段を有することを特徴とする。
【0019】従って、この発明によれば、記憶された固
有の利用者識別情報を暗号化してから、その情報の入出
力を行うので、記憶媒体に記憶された固有の利用者識別
情報を第三者が読み取ることが不可能であると共に、記
憶媒体に記憶された固有の利用者識別情報を偽造、変造
して無線端末装置に出力することが不可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る無線
端末システムが有する無線端末装置をページャに適用し
た第1の実施形態の外観を示す図である。1はページャ
本体であり、このページャ本体1は、ICチップ5を装
着するためのICチップインターフェイス3を有する。
ICチップインターフェイス3は、ページャ本体1から
の電源をICチップ5に供給する。また、ICチップ5
には、利用者識別情報であるID番号を記憶するための
図示しない記憶部と、ICチップインターフェイス3と
の接点21と、後述する暗号処理のためのCPUが搭載
されている。また、このICチップ5はスライドさせて
ICチップインターフェイス3に着脱をするスライド式
のICチップであるが、本発明はこのようなICチップ
5の形状に限定されるものではなく、1以上の外部接続
ピンが露出しているいわゆるハメコミ式のICチップで
あっても良い。
【0021】図2は、ページャ本体1内部の制御回路を
示すブロック図である。このページャ本体1は、送信さ
れた無線信号を受信するアンテナ19と、高周波部2
と、高周波部2から出力された信号を復調する復調部4
と、暗号化されたID番号を解読するためのデコード部
7を備えたCPU6と、無線信号に含まれるID番号と
ICチップ5から読み出したID番号とが同一であるか
否かを比較するID比較部8と、ID番号を一時的に格
納するID一時記憶部9と、後述する暗号化のための乱
数と暗号化キーをICチップ5に出力する暗号処理部1
2と、ICチップ5を装着するためのICチップインタ
ーフェイス3と、CPU6の制御により、ページャ本体
1内部に組み込まれた、LCD10、ブザー13、バイ
ブレータ14、発光部15及びデータ出力部16を駆動
するドライバ11とを有する。さらに、このページャ本
体1は、電池23によりその電源が供給される。また、
ICチップ5にはCPU17と、ID番号を記憶するI
D記憶部18とが備えられている。
【0022】次に、図1及び図2を参照して第1の実施
形態の動作について説明する。ICチップインターフェ
イス3にICチップ5が装着されると、CPU6はその
装着を確認する。そして、ICチップ5が装着されたこ
とを確認すると、受信待機状態となる。CPU6による
ICチップ5の装着の確認は、RFU端子どうしを接続
し、ページャ本体1側でRFUの一方をGNDに接続
し、他方のRFUをVccにプルアップし、論理レベル
を監視することにより行う。次に、CPU6は、アンテ
ナ19による無線信号の受信を確認すると、無線信号に
含まれるID番号とICチップ5に記憶されたID番号
との照合の動作をID比較部8に指示する。そしてID
番号の照合結果が一致した場合、ドライバ11を介して
ブザー13から鳴音を発生させ、バイブレータ14を振
動させ、発光部15を発光させ、データ出力部16によ
りデータを表示する等の正常の通信動作を行う。ただ
し、本発明においては、この図に示されたような通信動
作を行う部材の全てを具備している必要は無く、これら
の内のいずれかの1つ以上を具備していれば良い。ここ
で、データ出力部16から出力されるデータは、無線信
号に含まれるメッセージデータを用いて表示しても良い
し、無線信号に基づきページャ本体1に内蔵されたメッ
セージを表示しても良く、後述するプリペイド情報を表
示するようにしても良い。これらの表示によりページャ
の使用者はCPU6の制御により、情報を得ることがで
きる。もし、ID番号の照合結果が一致しない場合は、
CPU6は、その受信動作を停止する。
【0023】図3に、上述の動作をさらに詳細に説明す
るフローチャートを示す。まず、ステップS1におい
て、CPU6は、ICチップ5がICチップインターフ
ェイス3に装着されたか否かを確認する。装着されてい
なければ(No)、装着待機状態になる。装着されてい
れば(Yes)、ICチップ5の電源をONし(ステッ
プS3)、ICチップ5へのアクセスが成功したか否か
を確認する(ステップS5)。ここでアクセスは例えば
3回行うとする。ICチップ5へのアクセスが成功でな
ければ(No)、ステップS15に移行し、成功であれ
ば(Yes)、ステップS7に移行する。ステップS7
において、CPU6は、アンテナ19においてコール情
報を受信したか否かを確認する。受信していれば(Ye
s)、ステップS9に移行し、受信していなければ(N
o)、受信待機状態となる。ステップS9では、CPU
6が、受信したID番号とICチップ5に記憶されたI
D番号との照合をID比較部8に指示する。そしてID
番号が一致していなければ(No)、ステップS15に
移行し、ID番号が一致していれば(Yes)、ステッ
プS11に移行して出力動作を行う。この出力動作につ
いては後述する。出力動作を終えると、ステップS13
に移行し、ICチップ5がページャ本体1から取り外さ
れたか否かの確認を行う。取り外されていなければ(N
o)、ステップS7に移行し、取り外されていれば(Y
es)、動作を終える。ステップS15ではアラーム表
示を行う。
【0024】上述のステップS11における出力動作で
は、CPU6が、ドライバ11を介してブザー13から
呼び出し鳴音を発生させ、バイブレータ14を振動さ
せ、発光部15を発光させ、データ出力部16によりデ
ータを表示する等の正常の通信動作を行う。呼び出し鳴
音は80db以上であるのが好ましい。また、ブザー1
3からの呼び出し鳴音、バイブレータ14を振動、発光
部15の発光、及びデータ出力部16によるデータを表
示は、例えば20秒後等の設定された時間経過後自動的
に停止させることが可能であるとともに、手動でも停止
可能である。
【0025】次に、ページャ本体1に内蔵されたID比
較部8がID番号を比較する際の動作について図4を参
照して説明する。図4は、ページャ本体1がICチップ
5からID番号を読み出す際の動作の概念図である。こ
の図に示すように、ページャ本体1に内蔵された暗号処
理部12は、乱数を発生させる乱数発生部36と、出力
器38と、指定キー群40とを有し、ICチップ5のI
D記憶部18にはID番号が記憶され、暗号処理を行う
CPU17は指定キー群34から指定された暗号化方法
でID番号と乱数を合成して出力する暗号化器32とを
有する。
【0026】ページャ本体1がID番号を読み出す場合
は、本実施形態では以下に述べる秘密鍵方式を用いる。
まず、CPU6は、ICチップ5に記憶されたID番号
と無線信号に含まれたID番号との照合をID比較部
8、暗号処理部12に指示する。この指示を受けた暗号
処理部12は、乱数発生部36で乱数を発生させる。次
に、指定暗号キー群40の中から1つの指定暗号キーを
指定して、乱数と指定暗号キー番号を出力器38から、
ID番号読み出し用のオリジナルなコマンドとして、I
Cチップ5に送る。ここで、暗号キーとは、ID番号を
暗号化し、解読するデータを表す。ICチップ5は受け
取った乱数とID番号記憶部31に記憶されたID番号
とを暗号化器32で合成させ、この合成した情報を指定
暗号キー群34の中から指定された指定暗号キーを用い
て全体を暗号化し、レスポンスとしてページャ本体1に
出力する。そして、このページャ本体1は受け取ったデ
ータを暗号処理部12において復号化してID番号を解
読し、ID比較部8がID番号の比較を行う。
【0027】従って、上述の手順を行うことにより、乱
数とID番号とが一緒になったデータが暗号化されてI
Cチップ5からページャ本体1に出力されているので、
ID番号そのものの内容は盗聴されず、また、暗号処理
部12が与える乱数はICチップ5からID番号を読み
取る度に異なったものとなるため、ICチップ5から出
力された情報を読み取ってもその内容は無意味なものと
なる。さらに、ページャ本体1側で指定した暗号キーに
よりID番号が暗号化されたか否かも確認することがで
き、この確認がこの無線端末システムに利用される正当
なICチップであるか否かの確認となる。ここで、ペー
ジャ本体1がICチップ5からID番号を読み取る際の
動作は上述のような秘密鍵方式に限定されるものではな
く、例えば公開鍵方式を用いても良い。
【0028】従って、この第1の実施形態によれば、I
Cチップ5に記憶されたID番号と、無線信号に含まれ
たID番号とをページャ本体1が照合することにより、
ICチップ5の小型化、軽量化、コストダウンが図れる
とともに、照合結果に基づいて通信を制御するので、ペ
ージャ本体1の管理者が、通信を制御する手間を軽減す
ることができ、ページャ本体1が、呼び出しを、音、振
動、光等により、五感を通じてさらに容易に知ることが
でき、さらに、無線信号に基づき情報を得ることができ
る。また、ページャ本体1とICチップ5との間でやり
とりするID番号を暗号化して行うので、そのID番号
の管理に対しての安全を確実なものにすることができ
る。
【0029】ここで、第1の実施形態として、本発明に
係る無線端末システムが有する無線端末装置をページャ
に適用した場合を説明したが、無線端末装置はページャ
に限定されることなく、例えば、自動車電話、携帯電
話、PHS、電子手帳及びこれらの任意の組み合わせで
ある装置等に適用しても有効であることは明白である。
また、ホームオートメーション(HA)、ファクトリー
オートメーション(FA)、パソコン、PDA及び玩具
等に無線端末装置を組み込んでも良い。さらに、本発明
の無線端末装置を、車が盗難された場合、無線端末装置
に送信を行って報知を行う盗難車報知装置として用いる
ことも可能である。この場合、ICチップ5に記憶させ
ておく有効期限情報としては無期限の有効期限情報であ
ることが好ましく、又、コール動作におけるブザー13
からの呼び出し鳴音を、非常に大きな音の鳴音としてお
くことが好ましい。
【0030】図5は、本発明に係る無線端末システムが
有する無線端末装置を冷暖房器に適用した第2の実施形
態の外観を示す図である。30は冷暖房器、3はICチ
ップ5を装着するためのICチップインターフェイス、
5はICチップ、21はICチップインターフェイス3
との接点である。
【0031】図6は、冷暖房器30に組み込まれた無線
端末装置の制御回路を示すブロック図であり、20は冷
暖房器30の動作を制御するためのスイッチ制御部、2
5は冷暖房器30及びICチップインターフェイス3を
介してICチップ5に電源を供給するAC電源である。
また、第1の実施形態と同様な部材には同様の番号を付
する。
【0032】この第2の実施形態の動作と第1の実施形
態の動作とが異なる点は、スイッチ制御部20の動作で
ある。従って、このスイッチ制御部20の動作について
説明する。まず、第1の実施形態と同様に、アンテナ1
9により無線信号が受信された場合、ページャ本体1の
ID比較部8が、無線信号に含まれるID番号とICチ
ップ5に記憶されたID番号との照合を行う。ID番号
の照合結果が一致すれば、CPU6がドライバ11を介
してスピーカ21から鳴音を発生させ、表示部15にメ
ッセージを表示する等の正常の通信動作を行う。さら
に、CPU6は、スイッチ制御部17を制御し、スイッ
チ制御部17はその制御に基づき冷暖房器30の動作を
制御する。ID番号の照合結果が一致しない場合には、
CPU6は、受信動作を停止する。
【0033】CPU6がICチップ5からID番号を読
み出す際の動作は第1の実施形態における動作と同様な
ので省略する。
【0034】従って、この第2の実施形態によれば、第
1の実施形態と同様の効果が得られると共に、外部から
無線信号により冷暖房器30の制御が可能となる。
【0035】ここで、第2の実施形態として、本発明に
係る無線端末システムが有する無線端末装置を直接冷暖
房器に組み込んで適用した場合を説明したが、無線端末
装置を冷暖房器のコントロール部に組み込んで適用して
も良いし、パソコンやPDA等に組み込んでデータや情
報の伝送を行っても良いし、オモチャ等に組み込み、例
えば鳴き声や、物体の動作をコントロールしても良い。
さらに、無線端末装置を組み込む電気機器は冷暖房器に
限定されるわけではなく、例えば電気炊飯器等の適当な
電気機器でも良いことは明白である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記憶媒体に記憶された利用者識別情報と無線
信号に含まれている利用者識別情報とを照合する照合手
段を無線端末装置に備えたことにより、記憶媒体の小型
化、軽量化、コストダウンが図れるとともに、無線端末
装置が照合手段の照合結果に基づいて通信を制御するの
で、利用者は無線端末装置が異なっても自己の記憶媒体
によりサービスの提供を受けることができ、無線端末装
置の管理者が、通信を制御する手間を軽減することがで
きる無線端末システムを提供することができる。
【0037】また、記憶媒体に記憶された利用者識別番
号を乱数と合成し、これを指定暗号キーを用いて暗号化
して無線端末装置に出力することにより、利用者識別番
号の安全を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線端末システムが有する無線端
末装置をページャに適用した第1の実施形態の外観図で
ある。
【図2】図1に示すページャの制御回路を示すブロック
図である。
【図3】図1に示すページャの動作を示すフローチャー
トである。
【図4】図1に示すページャがID番号をICチップか
ら読み出す際の動作の概念図である。
【図5】本発明に係る無線端末システムが有する無線端
末装置を冷暖房器に適用した第2の実施形態の外観図で
ある。
【図6】図5に示す冷暖房器の制御回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ページャ本体 2 高周波部 3 ICチップインターフェイス 4 復調部 5 ICチップ 6 CPU 7 デコード部 8 ID比較部 9 ID一時記憶部 10 LCD 11 ドライバ 12 暗号処理部 13 ブザー 14 バイブレータ 15 発光部 16 データ出力部 17 CPU 18 ID記憶部 19 アンテナ 20 スイッチ制御部 21 接点 23 電池 25 AC電源 30 冷暖房器 31 ID番号 32 暗号化器 34 指定暗号キー群 36 乱数発生部 38 出力器 40 指定暗号キー群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 9/00 673A (72)発明者 橋本 幸夫 東京都港区西新橋1丁目2番9号 東京テ レメッセージ株式会社内 (72)発明者 百成 卓三 東京都港区西新橋1丁目2番9号 東京テ レメッセージ株式会社内 (72)発明者 高畠 茂義 神奈川県横浜市港北区菊名七丁目3番16号 大井電気株式会社内 (72)発明者 小林 資則 東京都文京区小石川四丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 村松 正男 東京都文京区小石川四丁目14番12号 共同 印刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも無線信号を発信する基地局と
    該無線信号を受信する複数の無線端末装置とからなる無
    線端末システムにおいて、 該無線端末システムは、固有の利用者識別情報を記憶す
    る記憶媒体を有し、 前記複数の無線端末装置のそれぞれは、前記記憶媒体を
    着脱自在に装着する装着部と、該装着部に前記記憶媒体
    が装着されたか否かを検出する検出手段と、該検出手段
    により前記記憶媒体の装着が検出された場合、任意の利
    用者識別情報を含む無線信号を受信する受信手段と、該
    受信手段により受信された利用者識別情報と前記記憶媒
    体に記憶された利用者識別情報とを照合する照合手段
    と、前記照合手段の照合結果が一致した場合、通信を制
    御する通信制御手段と、を有することを特徴とする無線
    端末システム。
  2. 【請求項2】 前記無線端末装置は、自動車電話、携帯
    電話、PHS、ページャおよび携帯情報端末装置のうち
    何れかの装置、又はこれらの装置の任意の組合わせから
    なる装置であることを特徴とする請求項1記載の無線端
    末システム。
  3. 【請求項3】 前記無線端末装置は、電気機器に内蔵ま
    たは接続され、 前記受信手段により受信された無線信号に基づいて前記
    電気機器を制御する制御信号を出力する出力手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の無線端末システム。
  4. 【請求項4】 前記無線端末装置は、前記照合手段の照
    合結果が一致した場合、呼び出しを報知する報知手段を
    有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の無線端末システム。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は、音を発生する音発生手
    段、前記無線端末装置を振動させる振動発生手段、光を
    発生する発光手段および呼び出しを表す情報を表示する
    表示手段のうち少なくとも1つの手段を有することを特
    徴とする請求項4記載の無線端末システム。
  6. 【請求項6】 前記無線端末装置は、前記受信手段によ
    り受信された無線信号に基づいて情報を出力する出力手
    段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の無線端末システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶媒体は、記憶された固有の利用
    者識別情報を暗号化して無線端末装置に出力する暗号化
    手段を有し、 前記無線端末装置は前記暗号化されて出力された利用者
    識別情報を再現するための復号化手段を有することを特
    徴とする請求項1から6のいずれかに記載の無線端末シ
    ステム。
JP9046638A 1997-02-28 1997-02-28 無線端末システム Pending JPH10243466A (ja)

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