JPH10243012A - データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム - Google Patents

データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム

Info

Publication number
JPH10243012A
JPH10243012A JP4637997A JP4637997A JPH10243012A JP H10243012 A JPH10243012 A JP H10243012A JP 4637997 A JP4637997 A JP 4637997A JP 4637997 A JP4637997 A JP 4637997A JP H10243012 A JPH10243012 A JP H10243012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
communication
data
broadcast
node terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4637997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3504818B2 (ja
Inventor
Yoshinori Nakatsugawa
義規 中津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP04637997A priority Critical patent/JP3504818B2/ja
Priority to EP19980103450 priority patent/EP0862297A3/en
Priority to US09/031,553 priority patent/US6272135B1/en
Publication of JPH10243012A publication Critical patent/JPH10243012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3504818B2 publication Critical patent/JP3504818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/16Multipoint routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/34Source routing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位時間当たりのデータ転送量を低下させる
ことなく指定された1又は2以上の受信先ノード端末へ
通信データを確実に送信することができるデータ通信方
法、及びこの方法を用いたデータ通信システムを提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 送信対象となる通信データのデータ領域
にアドレス指定領域を設定し、このアドレス指定領域
に、1対1のノード端末間通信の場合には、通信経路中
の分岐点に存在する中継装置GW,RH,H自身の自ア
ドレスを通過順に配列してなるルートアドレスをあらか
じめ書き込んでおく一方、1対多のノード端末間同報通
信の場合には、ルートアドレスに代えて、同報伝送先と
なるノード端末グループの同報グループアドレスをあら
かじめ書き込んでおく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
ク間を、ゲートウェイ、ルートハブ又はハブを含む中継
装置を介して連結接続し、異なるネットワーク間でデー
タ交換を行う際に用いられるデータ通信方法に係り、特
に、1又は2以上のネットワークを通信経路中に介在さ
せてネットワーク間でデータ交換を行い、かつ、通信デ
ータの進行方向経路が複数に分岐している場合であって
も、単位時間当たりのデータ転送量を低下させることな
く指定された1又は2以上の受信先ノード端末へ通信デ
ータを確実に送信することができるデータ通信方法、及
びこの方法を用いたデータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭59−62245号
公報に開示されているように、複数のステーション間で
データ交換を行うLANをゲートウェイを介して連結接
続し、LAN間でデータ交換を行うデータ通信システム
が一般に知られている。
【0003】上記公報に開示の技術は、データの送信者
及び受信者を指定する送受信者アドレスに加えて、この
送受信者アドレス内に、送受信すべきステーションを示
す送信又は受信ステーションアドレスと、この送受信す
べきステーションが属するネットワークを示すネットワ
ークアドレスを通信データに付加し、データ通信を行う
際にこれらのアドレスを参照することにより、ネットワ
ークを越えてデータ通信を行う場合でも、LAN間での
確実なデータ通信を可能としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデータ通信システムにおけるアドレス指定方法
によれば、受信先として指定されたネットワークアドレ
スと、通信データが存在するLANに固有のネットワー
クアドレスとを比較し、これらのアドレスが相互に一致
するか否かに基づいて、通信データが受信先のLANに
到達したか否かを適時に判定しているために、例えば1
又は2以上のLANを通信経路中に介在させてLAN間
で通信を行う際において、通信データの進行方向経路が
複数に分岐している場合には、通信データをどの分岐路
へ進行させるべきかを判断することができず、経路を迂
回しながら受信先のLANへ到達する結果として、単位
時間当たりのデータ転送量を増大させることが難しいと
いう解決すべき課題を内在していた。
【0005】また、上述した従来のデータ通信システム
におけるアドレス指定方法によれば、1つの送信元から
複数の受信先へ通信データを同報伝送したいという要望
を満足することは難しいという解決すべき課題を内在し
ていた。
【0006】本発明は、上記した実情に鑑みてなされた
ものであり、送信対象となる通信データのデータ領域に
アドレス指定領域を設定し、このアドレス指定領域に、
1対1のノード端末間通信の場合には、通信経路中の分
岐点に存在する中継装置自身の自アドレスを通過順に配
列してなるルートアドレスをあらかじめ書き込んでおく
一方、1対多のノード端末間同報通信の場合には、ルー
トアドレスに代えて、同報伝送先となるノード端末グル
ープの同報グループアドレスをあらかじめ書き込んでお
くことにより、1又は2以上のネットワークを通信経路
中に介在させてネットワーク間でデータ交換を行い、か
つ、通信データの進行方向経路が複数に分岐している場
合であっても、単位時間当たりのデータ転送量を低下さ
せることなく指定された1又は2以上の受信先ノード端
末へ通信データを確実に送信することができるデータ通
信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システムを提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、複数のノード端末間でデータ交
換を行うネットワーク間を中継装置を介して連結接続
し、ネットワーク間でデータ交換を行う際に用いられる
データ通信方法であって、送信対象となる通信データの
データ領域のうちのアドレス指定領域に、1対1のノー
ド端末間通信の場合には、少なくとも、通信経路中の分
岐点に存在する中継装置自身の自アドレスを通過順に配
列してなるルートアドレスをあらかじめ書き込んでおく
一方、1対多のノード端末間同報通信の場合には、前記
ルートアドレスに代えて、少なくとも、同報伝送先とな
るノード端末グループの同報グループアドレスをあらか
じめ書き込んでおき、前記中継装置は、ノード端末から
送信された通信データ中に含まれる前記ルートアドレ
ス、又は同報グループアドレスを復号化し、当該復号化
したルートアドレス、又は同報グループアドレスに基づ
いて、1対1のノード端末間通信か、又は1対多のノー
ド端末間同報通信かを判定し、当該判定の結果、1対1
のノード端末間通信の場合には、前記復号化したルート
アドレスと、あらかじめ記憶されている当該中継装置自
身の自アドレスとに基づいて、当該ルートアドレス中に
当該中継装置の自アドレスが含まれるか否かを比較判定
し、当該比較判定結果に基づいて、通信データの送出先
として適当な経路を選択し、選択された経路を介して受
信先として指定されたノード端末へ通信データを送信す
る一方、1対多のノード端末間同報通信の場合には、前
記復号化した同報グループアドレスと、あらかじめ記憶
されている前記同報グループアドレスに対応するノード
端末グループに属するノード端末に固有のアドレスとに
基づいて、通信データの送出先として適当な経路を選択
し、選択された経路を介して同報受信先として指定され
た複数のノード端末へ通信データを同報送信することを
要旨とする。
【0008】請求項1の発明によれば、中継装置は、ノ
ード端末から送信された通信データ中に含まれるルート
アドレス、又は同報グループアドレスを復号化し、復号
化したルートアドレス、又は同報グループアドレスに基
づいて、1対1のノード端末間通信か、又は1対多のノ
ード端末間同報通信かを判定し、この判定の結果、1対
1のノード端末間通信の場合には、前記復号化したルー
トアドレスと、あらかじめ記憶されている当該中継装置
自身の自アドレスとに基づいて、当該ルートアドレス中
に当該中継装置の自アドレスが含まれるか否かを比較判
定し、当該比較判定結果に基づいて、通信データの送出
先として適当な経路を選択し、選択された経路を介して
受信先として指定されたノード端末へ通信データを送信
する一方、1対多のノード端末間同報通信の場合には、
復号化した同報グループアドレスと、あらかじめ記憶さ
れている同報グループアドレスに対応するノード端末グ
ループに属するノード端末に固有のアドレスとに基づい
て、通信データの送出先として適当な経路を選択し、選
択された経路を介して同報受信先として指定された複数
のノード端末へ通信データを同報送信する。このよう
に、1対1のノード端末間通信の場合にはルートアドレ
スを採用する一方、1対多のノード端末間同報通信の場
合には、ルートアドレスに代えて同報グループアドレス
を採用するようにしたので、1又は2以上のネットワー
クを通信経路中に介在させてネットワーク間でデータ交
換を行い、かつ、通信データの進行方向経路が複数に分
岐している場合であっても、単位時間当たりのデータ転
送量を低下させることなく指定された1又は2以上の受
信先ノード端末へ通信データを確実に送信することがで
きる。
【0009】また、請求項2の発明は、前記中継装置
は、ノード端末が接続された中継装置と、ノード端末が
接続されていない中継装置とを含むことを要旨とする。
【0010】さらに、請求項3の発明は、複数のノード
端末間でデータ交換を行うネットワーク間を中継装置を
介して連結接続し、ネットワーク間でデータ交換を行う
際に用いられるデータ通信方法であって、送信対象とな
る通信データのデータ領域のうちのアドレス指定領域
に、1対1のノード端末間通信の場合には、少なくと
も、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自身の自ア
ドレスを通過順に配列してなるルートアドレスをあらか
じめ書き込んでおく一方、1対多のノード端末間同報通
信の場合には、前記ルートアドレスに代えて、少なくと
も、同報伝送先となるノード端末グループの同報グルー
プアドレスをあらかじめ書き込んでおき、前記中継装置
のうち、ノード端末が接続された中継装置は、当該中継
装置を除く他の中継装置に接続された他のノード端末か
ら送信された通信データ中に含まれる前記ルートアドレ
ス、又は同報グループアドレスを復号化し、当該復号化
したルートアドレス、又は同報グループアドレスに基づ
いて、1対1のノード端末間通信か、又は1対多のノー
ド端末間同報通信かを判定し、当該判定の結果、1対多
のノード端末間同報通信の場合には、前記復号化した同
報グループアドレスと、あらかじめ記憶されている前記
同報グループアドレスに対応するノード端末グループに
属するノード端末に固有のアドレスとに基づいて、通信
データの送出先として当該中継装置に接続されたノード
端末が指定されているか否かを判定し、当該判定の結
果、通信データの送出先として当該中継装置に接続され
たノード端末が指定されている場合には、当該中継装置
に接続されたノード端末へ至る経路、及び当該中継装置
に接続された中継装置へ至る経路の両者を選択し、該選
択された経路を介して同報受信先として指定された複数
のノード端末の各々へ通信データを同報送信することを
要旨とする。
【0011】請求項3の発明によれば、中継装置のう
ち、ノード端末が接続された中継装置は、当該中継装置
を除く他の中継装置に接続された他のノード端末から送
信された通信データ中に含まれるルートアドレス、又は
同報グループアドレスを復号化し、復号化したルートア
ドレス、又は同報グループアドレスに基づいて、1対1
のノード端末間通信か、又は1対多のノード端末間同報
通信かを判定し、この判定の結果、1対多のノード端末
間同報通信の場合には、復号化した同報グループアドレ
スと、あらかじめ記憶されている同報グループアドレス
に対応するノード端末グループに属するノード端末に固
有のアドレスとに基づいて、通信データの送出先として
当該中継装置に接続されたノード端末が指定されている
か否かを判定し、この判定の結果、通信データの送出先
として当該中継装置に接続されたノード端末が指定され
ている場合には、当該中継装置に接続されたノード端末
へ至る経路、及び当該中継装置に接続された中継装置へ
至る経路の両者を選択し、該選択された経路を介して同
報受信先として指定された複数のノード端末の各々へ通
信データを同報送信する。
【0012】さらにまた、請求項4の発明は、複数のノ
ード端末間でデータ交換を行うネットワーク間を中継装
置を介して連結接続し、ネットワーク間でデータ交換を
行う際に用いられるデータ通信方法であって、送信対象
となる通信データのデータ領域のうちのアドレス指定領
域に、1対1のノード端末間通信の場合には、少なくと
も、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自身の自ア
ドレスを通過順に配列してなるルートアドレスをあらか
じめ書き込んでおく一方、1対多のノード端末間同報通
信の場合には、前記ルートアドレスに代えて、少なくと
も、同報伝送先となるノード端末グループの同報グルー
プアドレスをあらかじめ書き込んでおき、前記中継装置
のうち、一対のネットワーク間を連結接続する中継装置
は、一方のネットワーク内を巡回する通信データ中に含
まれるルートアドレス、又は同報グループアドレスと、
他方のネットワーク内を巡回する通信データ中に含まれ
るルートアドレス、又は同報グループアドレスとを比較
し、当該比較の結果、各々のネットワークを巡回する通
信データ中に含まれるルートアドレス、又は同報グルー
プアドレスが一致した場合には、少なくともいずれか一
方のネットワーク内を巡回する通信データを廃棄するこ
とを要旨とする。
【0013】請求項4の発明によれば、中継装置のう
ち、一対のネットワーク間を連結接続する中継装置は、
一方のネットワーク内を巡回する通信データ中に含まれ
るルートアドレス、又は同報グループアドレスと、他方
のネットワーク内を巡回する通信データ中に含まれるル
ートアドレス、又は同報グループアドレスとを比較し、
この比較の結果、各々のネットワークを巡回する通信デ
ータ中に含まれるルートアドレス、又は同報グループア
ドレスが一致した場合には、少なくともいずれか一方の
ネットワーク内を巡回する通信データを廃棄する。した
がって、同報通信時における通信データの重複伝送を防
止することができる。
【0014】そして、請求項5の発明は、複数のノード
端末間でデータ交換を行うネットワーク間を中継装置を
介して連結接続して構成され、ネットワーク間でデータ
交換を行うデータ通信システムであって、前記中継装置
は、ノード端末から送信される通信データのデータ領域
のうちのアドレス指定領域にあらかじめ書き込まれてい
る、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自身の自ア
ドレスを通過順に配列してなるルートアドレス、又は同
報伝送先となるノード端末グループの同報グループアド
レスを復号化する復号化手段と、当該中継装置自身の自
アドレスを記憶する自アドレス記憶手段と、前記同報グ
ループアドレスに対応するノード端末グループに属する
ノード端末に固有のアドレスを各々記憶するグループア
ドレス記憶手段と、前記復号化手段で復号化したルート
アドレス、又は同報グループアドレスに基づいて、1対
1のノード端末間通信か、又は1対多のノード端末間同
報通信かを判定する同報判定手段と、当該同報判定手段
の判定の結果、1対1のノード端末間通信の場合には、
前記復号化手段で復号化したルートアドレスと、自アド
レス記憶手段に記憶された当該中継装置自身の自アドレ
スとに基づいて、当該ルートアドレス中に当該中継装置
の自アドレスが含まれるか否かを比較判定し、当該比較
判定結果に基づいて、通信データの送出先として適当な
経路を選択し、選択された経路を介して受信先として指
定されたノード端末へ通信データを送信する一方、1対
多のノード端末間同報通信の場合には、前記復号化手段
で復号化した同報グループアドレスと、前記グループア
ドレス記憶手段に記憶された同報グループアドレスに対
応するノード端末グループに属するノード端末に固有の
アドレスとに基づいて、通信データの送出先として適当
な経路を選択し、選択された経路を介して同報受信先と
して指定された複数のノード端末へ通信データを同報送
信する経路選択手段と、を備えてなることを要旨とす
る。
【0015】請求項5の発明によれば、まず、復号化手
段は、ノード端末から送信される通信データのデータ領
域のうちのアドレス指定領域にあらかじめ書き込まれて
いる、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自身の自
アドレスを通過順に配列してなるルートアドレス、又は
同報伝送先となるノード端末グループの同報グループア
ドレスを復号化する。これを受けて同報判定手段は、復
号化手段で復号化したルートアドレス、又は同報グルー
プアドレスに基づいて、1対1のノード端末間通信か、
又は1対多のノード端末間同報通信かを判定する。そし
て、経路選択手段は、同報判定手段の判定の結果、1対
1のノード端末間通信の場合には、復号化手段で復号化
したルートアドレスと、自アドレス記憶手段に記憶され
た当該中継装置自身の自アドレスとに基づいて、当該ル
ートアドレス中に当該中継装置の自アドレスが含まれる
か否かを比較判定し、この比較判定結果に基づいて、通
信データの送出先として適当な経路を選択し、選択され
た経路を介して受信先として指定されたノード端末へ通
信データを送信する一方、1対多のノード端末間同報通
信の場合には、復号化手段で復号化した同報グループア
ドレスと、グループアドレス記憶手段に記憶された同報
グループアドレスに対応するノード端末グループに属す
るノード端末に固有のアドレスとに基づいて、通信デー
タの送出先として適当な経路を選択し、選択された経路
を介して同報受信先として指定された複数のノード端末
へ通信データを同報送信する。このように、1対1のノ
ード端末間通信の場合にはルートアドレスを採用する一
方、1対多のノード端末間同報通信の場合には、ルート
アドレスに代えて同報グループアドレスを採用するよう
にしたので、1又は2以上のネットワークを通信経路中
に介在させてネットワーク間でデータ交換を行い、か
つ、通信データの進行方向経路が複数に分岐している場
合であっても、単位時間当たりのデータ転送量を低下さ
せることなく指定された1又は2以上の受信先ノード端
末へ通信データを確実に送信することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るデータ通信
方法、及びこの方法を用いたデータ通信システムの一実
施形態について、図に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係るデータ通信システム
の概略ブロック構成図、図2乃至図4は、本発明に係る
データ通信システムの要部を示すブロック構成図、図5
乃至図6は、本発明に係るデータ通信システムに用いら
れるデータフォーマットの一例を示す図である。
【0018】まず、本発明に係るデータ通信システム1
は、図1に示すように、複数のルートハブRH間をルー
プ状のデータ転送路で相互に接続してなる第1乃至第4
のLAN3,5,7,11の間を、第1乃至第3ゲート
ウェイGW1,GW2,GW3を介して相互にデータ交
換可能に連結接続する一方、第1のLAN3に属するル
ートハブRH2に、複数のハブHを含む多層ツリー9を
連結接続して構成されている。なお、第1乃至第4のL
AN3,5,7,11のネットワークトポロジとして
は、上述したループ形式以外にも、例えばバス形式、ス
ター形式等を適宜採用することができる。
【0019】ルートハブRH1,RH2を除く複数のル
ートハブRH、又は複数のハブHの各々には、1又は2
以上のノード端末Nがそれぞれ接続されている。ノード
端末Nとしては、本発明に係るデータ通信システムを、
例えばディジタルオーディオデータなどの各種データを
相互交換自在とする車内通信システムに適用した場合に
は、車載パーソナルコンピュータ、携帯電話、DVD−
ROM装置、ディジタルTV、CD−ROM装置、ナビ
ゲーション装置、ラジオ受信機、及びスピーカ等の適宜
の機器を採用することができる。
【0020】また、ルートハブRH、ハブH、及びノー
ド端末Nの各々には、図1に示すように、各自に固有の
アドレスが、例えばRH1,RH2,RH3…の如くあ
らかじめ付されている。このアドレスのうち、ノード端
末Nに付されるアドレスが、送信元又は送信先となるノ
ード端末Nを指定する際に用いられる一方、ルートハブ
RH、又はハブHに付されるアドレスが、通信経路中の
分岐点に存在する、ゲートウェイGW、ルートハブR
H、及びハブHを含む中継装置のアドレスを通過順に配
列してなるルートアドレス中において、通信データの経
路を指定する際に用いられる。
【0021】なお、ルートアドレス記述領域には、1対
1のノード端末間通信の場合には、上述したように、通
信経路中の分岐点に存在する中継装置のアドレスを通過
順に配列してなるルートアドレスが記述される一方、1
対多のノード端末間同報通信の場合には、同報受信先と
なるノード端末グループの同報グループアドレスが記述
される。これにより、1対1のノード端末間通信の場合
には、あるノード端末から送信された通信データは、ル
ートアドレスで指定された通信経路にしたがって受信先
ノード端末で着信される一方、1対多のノード端末間同
報通信の場合には、あるノード端末から送信された通信
データは、同報グループアドレスで指定されたノード端
末グループに属する同報受信先ノード端末で着信される
如く構成されている。
【0022】第1乃至第3ゲートウェイGW1,GW
2,GW3の各々は、第1乃至第4のLAN3,5,
7,11にそれぞれ属するノード端末Nから送出される
か、又は多層ツリー9に属するノード端末Nから送出さ
れるパケットデータに対し、相互に隣接するLANのプ
ロトコルに適合させるプロトコル変換を施し、この変換
後のパケットデータを隣接するLANへ送出するプロト
コル変換機能と、いずれかのノード端末Nから送出され
たパケットデータに付加されている、送信元ノード端末
の送信元アドレスと受信先ノード端末の受信先アドレス
(以下、送信元/受信先アドレスと言う。)、コマンド
データ、及び、ルートアドレス又は同報グループアドレ
スを各々復号化し、復号化したルートアドレス等に基づ
いて、パケットデータの送出先として適当な経路を選択
し、選択された経路へパケットデータを送出する経路選
択機能とを備えている。
【0023】第1乃至第3ゲートウェイGW1,GW
2,GW3の各々には、図1に示すように、各自に固有
のアドレスが、例えばGW1,GW2,GW3の如くあ
らかじめ付されている。このアドレスが、ルートハブR
H、又はハブHに付されるアドレスと同様に、ルートア
ドレスにおいて通信データの経路を指定する際に用いら
れる。
【0024】さらに詳しく述べると、例えば第1ゲート
ウェイGW1は、図2に示すように、第1ゲートウェイ
GW1を通過するパケットデータの有無を常時監視し、
パケットデータの通過が有った場合には、当該パケット
データに付加されている送信元/受信先アドレス、コマ
ンドデータ、及び、ルートアドレス又は同報グループア
ドレスを各々復号化し、復号化したルートアドレス等に
基づいて、パケットデータの送出先として適当な経路を
選択し、選択された経路へデータ転送先を各々切り換え
る第1又は第2の分配器13,17と、第1又は第2の
分配器13,17により切り換えられたデータ転送先へ
パケットデータを送出する第1又は第2の混合器15,
19とを備えて構成されている。
【0025】さらに、第1又は第2の分配器13,17
は、入力側データ転送路4a,6aの第1,第2分岐点
30,38にそれぞれ分岐接続され、第1ゲートウェイ
GW1を通過するパケットデータの有無を常時監視し、
パケットデータの通過が有った場合には、当該パケット
データに付加されている送信元/受信先アドレス、コマ
ンドデータ、及び、ルートアドレス又は同報グループア
ドレスを各々復号化する第1,第2復号器31,39
と、第1ゲートウェイのアドレスGW1を各々記憶する
とともに、第1,第2復号器31,39で復号化された
送信元/受信先アドレス、コマンドデータ、及び、ルー
トアドレス又は同報グループアドレスを各々記憶する第
1,第2記憶部33,41と、第1,第2復号器31,
39で各々復号化されたルートアドレス、及び第1,第
2記憶部33,41に記憶されたゲートウェイGW1の
アドレスに基づいて、ルートアドレス中に第1ゲートウ
ェイGW1の自アドレスが含まれるか否かを判定し、こ
の判定結果に基づいて、パケットデータの送出先として
適当な経路を各々選択する第1,第2経路制御部35,
43と、第3,第4分岐点36,44にそれぞれ接続さ
れた一対の経路21,23又は経路25,27のうち、
選択された経路へデータ転送先を各々切り換える第1,
第2経路切換部37,45とをそれぞれ備えて構成され
ている。なお、第1の分配器13に属する第1経路制御
部35と、第2の分配器17に属する第2経路制御部4
3とは、通信線42を介して相互に接続されており、こ
の通信線42を介して、第1,第2記憶部33,41の
記憶内容を相互に参照し得る如く構成されている。すな
わち、第1,第2経路制御部35,43は、パケットデ
ータの通過が有った場合には、このパケットデータに付
加されている送信元/受信先アドレス、コマンドデー
タ、及び、ルートアドレス又は同報グループアドレス
と、隣接する記憶部の記憶内容とを比較し、相互のアド
レス及びデータが完全に一致しているか否かの同一性判
定を行い、この同一性判定の結果、相互のアドレス及び
データが完全に一致した場合には、今回通過したパケッ
トデータを廃棄する如く構成されている。
【0026】また、第1又は第2の混合器15,19
は、選択された経路へパケットデータを送出する際にお
いて、相互に隣接するLAN間のパケットデータ同士を
パケット多重化し、多重化されたパケットデータを出力
側データ転送路4b,6bへ各々送出する第1,第2多
重化器47,49をそれぞれ備えて構成されている。
【0027】なお、ゲートウェイGWの内部構成につい
て、ゲートウェイGW1を例示して説明したが、ゲート
ウェイGW2,GW3の内部構成もゲートウェイGW1
と同様であるため、その説明を省略する。
【0028】一方、ルートハブRH、又はハブHの内部
構成について、例えばルートハブRH5を例示して説明
すると、図3に示すように、ルートハブRH5は、デー
タ転送方向に対する上流側に隣接して位置する第2ゲー
トウェイGW2との間のRHデータ転送路48の第5分
岐点50に分岐接続され、ルートハブRH5を通過する
パケットデータの有無を常時監視し、パケットデータの
通過が有った場合には、今回通過したパケットデータを
一時的に格納するデータバッファ51と、今回通過した
パケットデータに付加されている送信元/受信先アドレ
ス、コマンドデータ、及び、ルートアドレス又は同報グ
ループアドレスを復号化するアドレス復号器53と、ア
ドレス復号器53で復号化されたルートアドレス等に基
づいて、今回通過したパケットデータが同報伝送による
ものか否かを判定する一方、同報伝送でない場合には、
ルートアドレス中にルートハブRH5の自アドレスが含
まれるか否かをさらに判定し、これらの判定結果に基づ
いて、データバッファ51に格納されているパケットデ
ータの送出先として適当な経路を選択する切換制御部5
5とを備えて構成されている。
【0029】なお、ルートハブRH、又はハブHのそれ
ぞれの内部構成について、ルートハブRH5を例示して
説明したが、ルートハブRH5以外のルートハブRH、
又はハブHの内部構成もルートハブRHと同様であるた
め、その説明を省略する。
【0030】ここで、切換制御部55の内部構成につい
て、図4を参照してさらに詳細に説明する。
【0031】同図に示すように、切換制御部55は、ル
ートアドレス記述領域に、中継装置の種別に代えて同報
グループアドレスの一部を構成するノード端末Nが記述
されているか否かを判定する同報伝送判定部57と、ル
ートアドレス記述領域に、中継装置の番号に代えて同報
グループアドレスの一部を構成する図6に示す同報グル
ープ符号(X、Y、又はZ)が記述されているか否かを
判定する同報グループ判定部59と、同報伝送判定部5
7で中継装置の種別欄にノード端末Nが記述されている
と判定され、かつ、同報グループ判定部59で中継装置
の番号欄に同報グループ符号が記述されていると判定さ
れたとき、同報伝送である旨の信号を送出する一方、同
報伝送判定部57で中継装置の種別欄にノード端末Nが
記述されていないと判定されるか、又は、同報グループ
判定部59で中継装置の番号欄に同報グループ符号が記
述されていないと判定されたとき、同報伝送ではない旨
の信号を送出する論理積回路61と、この論理積回路6
1からの同報伝送か否かを表す信号を受けて、データバ
ッファ51に格納されているパケットデータの送出先と
して適当な経路を選択する図示しない経路制御部とを備
えて構成されている。なお、同報グループアドレスは、
中継装置の種別欄に記述されるノード端末Nと、中継装
置の番号欄に記述される同報グループ符号とを含んで構
成されている。また、同報伝送判定部57、同報グルー
プ判定部59、及び論理積回路61の回路構成につい
て、メモリ、及び各種2値論理素子を組み合わせてなる
回路形態を例示したが、本発明はこの形態に限定され
ず、同等の機能を備えていれば、どのような形態の回路
をも採用することができる。
【0032】次に、上述の如く構成された本発明に係る
データ通信システムの動作について、送信元として多層
ツリー9に属するノード端末N5を例示して説明する。
【0033】まず、送信元ノード端末N5から送出され
る送信対象となるパケットデータが1対1のノード端末
間で通信されるデータである場合には、ハブH3に内蔵
される図示しないアドレス生成部は、送信元/受信先ア
ドレスを生成する一方、当該パケットデータの受信先に
対応するルートアドレスを図示しない経路記憶部に記憶
されている経路情報から読み出して、当該パケットデー
タの受信先に対応するルートアドレスを生成する。図示
しないアドレス付加部は、アドレス生成部で生成された
送信元/受信先アドレス、及びルートアドレスを当該パ
ケットデータに付加し、送信元/受信先アドレス、及び
ルートアドレスを含むヘッダ情報が付加されたパケット
データをデータ転送路へ送出する。このパケットデータ
に付加されるヘッダ情報は、例えば図5に示すフォーマ
ットにしたがって設定される。すなわち、ルートアドレ
ス記述領域には、送信元から送信されたパケットデータ
の通信経路分岐点に存在するハブH、ルートハブRH、
及びゲートウェイGWを含む中継装置のアドレスが、送
信元から受信先へ至る順番に配列されて設定される。
【0034】一方、ノード端末N5から送出される送信
対象となるパケットデータが1対多のノード端末間で通
信されるデータである場合には、アドレス生成部は、送
信元アドレスを生成する一方、当該パケットデータの同
報受信先となるノード端末グループの同報グループアド
レスを図示しない同報グループアドレス記憶部に記憶さ
れている同報グループアドレス情報から読み出して、当
該パケットデータの同報受信先に対応する同報グループ
アドレスを生成する。アドレス付加部は、アドレス生成
部で生成された送信元アドレス、及び同報グループアド
レスを当該パケットデータに付加し、送信元アドレス、
及び同報グループアドレスを含むヘッダ情報が付加され
たパケットデータをデータ転送路へ送出する。このパケ
ットデータに付加されるヘッダ情報は、例えば図6に示
すフォーマットにしたがって設定される。すなわち、1
対多のノード端末間でパケットデータを送信する場合に
は、ルートアドレス記述領域のうち、中継装置の種別欄
にノード端末Nが記述される一方、中継装置の番号欄に
同報グループ符号(X、Y、又はZ)が記述される。図
6には、同報グループ符号の一例が示されている。同図
によれば、例えば、Xは全てのノード端末を指定する同
報グループ符号、Yはあらかじめ定められる第1グルー
プに属するノード端末を指定する同報グループ符号、Z
はあらかじめ定められる第2グループに属するノード端
末を指定する同報グループ符号の如く各々の同報グルー
プ符号があらかじめ設定され、これらの同報グループ符
号のうちの1つが中継装置の番号欄に記述される。な
お、本実施形態において、同報グループとして3種類の
同報受信先を設定する形態を例示したが、本発明は、こ
の形態に限定されず、複数のネットワーク間を相互に連
結してなる複合ネットワークに接続されるノード端末の
個数に応じて、同報グループの種類を任意に設定するこ
とができる。
【0035】次に、送信元ノード端末N5から送信され
たパケットデータの通信経路中に存在する第1ゲートウ
ェイGW1の動作について図2を参照して説明する。
【0036】まず、第1ゲートウェイGW1の第1復号
器31は、第1ゲートウェイGW1を通過するパケット
データの有無を常時監視し、パケットデータの通過が有
った場合には、当該パケットデータに付加されている送
信元/受信先アドレス、コマンドデータ、及び、ルート
アドレス又は同報グループアドレスを復号化する処理を
実行する。
【0037】上記復号化された送信元/受信先アドレ
ス、コマンドデータ、及び、ルートアドレス又は同報グ
ループアドレスを受けて、第1経路制御部35は、今回
通過したパケットデータに付加されているルートアドレ
ス等を第1記憶部33に格納する一方、通信線42を介
して第2記憶部41の記憶内容を参照し、今回通過した
パケットデータに付加されている送信元/受信先アドレ
ス、コマンドデータ、及び、ルートアドレス又は同報グ
ループアドレスと、隣接する第2記憶部41の記憶内容
とを比較し、相互のアドレス及びデータが完全に一致し
ているか否かの同一性判定を行う。この同一性判定の結
果、相互のアドレス及びデータが完全に一致した場合に
は、すなわち、今回通過したパケットデータを隣接する
LANが既に受信している場合には、今回通過したパケ
ットデータを廃棄する。ここで、通信データ中のアドレ
ス指定領域に、ルートアドレスに代えて同報グループア
ドレスが記述されている場合には、すなわち、第1ゲー
トウェイGW1に到達したパケットデータが同報伝送対
象である場合には、第1ゲートウェイGW1は、無条件
に自LAN及び隣接する他LANの両者へパケットデー
タを転送するようにしている。しかし、パケットデータ
をLAN内において1回巡回させれば、この巡回したパ
ケットデータを、LANに接続された各中継装置が必要
に応じて取り込む如く構成されているので、1回巡回後
のパケットデータは、さらに巡回を繰り返すことで重複
伝送されることになる。そこで、今回通過したパケット
データを隣接するLANが既に受信している場合には、
今回通過したパケットデータを廃棄することにより、同
報伝送時におけるパケットデータの重複伝送を防止する
ことができる。
【0038】一方、上記同一性判定の結果、相互のアド
レス及びデータが一致しない場合には、すなわち、今回
通過したパケットデータを隣接するLANが未だ受信し
ていない場合には、第1経路制御部35は、第1復号器
31で復号化されたルートアドレスと、第1記憶部33
に記憶された第1ゲートウェイのアドレスGW1とに基
づいて、ルートアドレス中にゲートウェイGW1の自ア
ドレスが含まれるか否かを比較判定し、この比較判定結
果に基づいてパケットデータの送出先として適当な経路
を選択する。
【0039】すなわち、上記比較判定の結果、ルートア
ドレス中に第1ゲートウェイGW1の自アドレスが含ま
れない場合には、第1経路制御部35は、パケットデー
タの送出先として自LANの経路21を選択する。この
選択を受けて、経路切換部37は、選択された自LAN
の経路21へデータ転送先を切り換えて、パケットデー
タを第1多重化器47を介して出力側データ転送路4b
へ送出する。これにより、パケットデータは第1のLA
N3内を巡回することになる。
【0040】一方、上記比較判定の結果、ルートアドレ
ス中に第1ゲートウェイGW1の自アドレスが含まれる
場合には、第1経路制御部35は、パケットデータの送
出先として他LANの経路23を選択する。この選択を
受けて、第1経路切換部37は、選択された他LANの
経路23へデータ転送先を切り換えて、第2多重化器4
9へパケットデータを送出する。そして、第2多重化器
49は、第2多重化器49が属する第2のLAN5のパ
ケットデータと第1のLAN3のパケットデータとをパ
ケット多重化し、多重化されたパケットデータを出力側
データ転送路6bへ送出する。これにより、パケットデ
ータは第1のLAN3から第2のLAN5へ受け渡され
る。
【0041】さらに、ノード端末N5から送信されたパ
ケットデータの受信先として、ノード端末N11が指定
された場合、及びノード端末N11を含む同報グループ
が指定された場合を例示して、ノード端末N11を接続
してなるルートハブRH5の動作について説明する。
【0042】まず、ルートハブRH5のデータバッファ
51は、ルートハブRH5を通過するパケットデータの
有無を常時監視し、パケットデータの通過が有った場合
には、今回通過したパケットデータを格納する処理を実
行する。また、アドレス復号器53は、今回通過したパ
ケットデータに付加されている送信元/受信先アドレス
及びルートアドレスを復号化する。アドレス復号器53
で復号化された送信元/受信先アドレス及びルートアド
レスを受けて、同報伝送判定部57は、ルートアドレス
記述領域に、中継装置の種別に代えてノード端末Nが記
述されているか否かを判定する一方、同報グループ判定
部59は、ルートアドレス記述領域に、中継装置の番号
に代えて同報グループ符号が記述されているか否かを判
定する。これらの判定の結果、同報伝送判定部57で中
継装置の種別欄に、中継装置以外の、通信経路を指定す
る際には記述されることはあり得ない端末装置であるノ
ード端末Nが記述されていると判定され、かつ、同報グ
ループ判定部59で中継装置の番号欄に同報グループ符
号が記述されていると判定されたとき、すなわち、1対
多のノード端末間通信であることを条件として、切換制
御部55は、データバッファ51に格納されているパケ
ットデータの送出先として、ノード端末Nへ至る経路、
及びルートハブRH6へ至る経路の両者を選択する。こ
れにより、同報受信先として指定された受信先ノード端
末でパケットデータを着信することができる。
【0043】一方、上記判定の結果、同報伝送判定部5
7で中継装置の種別欄にノード端末Nが記述されていな
いと判定されるか、又は、同報グループ判定部59で中
継装置の番号欄に同報グループ符号が記述されていない
と判定されたとき、すなわち、1対1のノード端末間通
信の場合には、図示しないRH経路制御部は、アドレス
復号器53で復号化されたルートアドレスに基づいて、
ルートアドレス中にルートハブRH5のアドレスが含ま
れるか否かを判定する。この判定結果に基づいて、RH
経路制御部は、パケットデータの送出先として適当な経
路を選択する。
【0044】すなわち、ルートアドレス中にルートハブ
RH5のアドレスが含まれていない場合には、このパケ
ットデータを通過させるルートハブRH6へ至る経路を
選択する一方、ルートアドレス中にルートハブRH5の
アドレスが含まれている場合には、ルートアドレス中に
配列されているルートハブRH5のアドレスの次に位置
する次アドレスを通信先とする経路を選択する。なお、
ルートハブRH5が終端となる中継装置の場合にはルー
トアドレス中に次アドレスは存在しないが、この場合に
は、受信先アドレスで指定された受信先ノード端末N1
1へ至る経路が選択される。これにより、ノード端末N
5から送信されたパケットデータが、ノード端末N11
で受信されることになる。
【0045】このように、1対1のノード端末間通信の
場合にはルートアドレスを採用する一方、1対多のノー
ド端末間同報通信の場合には、ルートアドレスに代えて
同報グループアドレスを採用するようにしたので、1又
は2以上のネットワークを通信経路中に介在させてネッ
トワーク間でデータ交換を行い、かつ、通信データの進
行方向経路が複数に分岐している場合であっても、単位
時間当たりのデータ転送量を低下させることなく指定さ
れた1又は2以上の受信先ノード端末へ通信データを確
実に送信することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1、又は請求項5の発明によれ
ば、1対1のノード端末間通信の場合にはルートアドレ
スを採用する一方、1対多のノード端末間同報通信の場
合には、ルートアドレスに代えて同報グループアドレス
を採用するようにしたので、1又は2以上のネットワー
クを通信経路中に介在させてネットワーク間でデータ交
換を行い、かつ、通信データの進行方向経路が複数に分
岐している場合であっても、単位時間当たりのデータ転
送量を低下させることなく指定された1又は2以上の受
信先ノード端末へ通信データを確実に送信することがで
きる。
【0047】そして、請求項4の発明によれば、同報通
信時における通信データの重複伝送を防止することがで
きるというきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るデータ通信システムの概
略ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明に係るデータ通信システムの要
部を示すブロック構成図である。
【図3】図3は、本発明に係るデータ通信システムの要
部を示すブロック構成図である。
【図4】図4は、本発明に係るデータ通信システムの要
部を示すブロック構成図である。
【図5】図5は、本発明に係るデータ通信システムに用
いられるデータフォーマットの一例を示す図である。
【図6】図6は、本発明に係るデータ通信システムに用
いられるデータフォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】 1 データ通信システム 3 第1のLAN 4a,6a 入力側データ転送路 4b,6b 出力側データ転送路 5 第2のLAN 7 第3のLAN 9 多層ツリー 11 第4のLAN 13 第1の分配器 15 第1の混合器 17 第2の分配器 19 第2の混合器 21,23,25,27 経路 31 第1復号器(復号化手段) 33 第1記憶部(自アドレス記憶手段) 35 第1経路制御部(経路選択手段) 37 第1経路切換部 39 第2復号器(復号化手段) 41 第2記憶部(自アドレス記憶手段) 43 第2経路制御部(経路選択手段) 45 第2経路切換部 47 第1多重化器 48 RHデータ転送路 49 第2多重化器 50 第5分岐点 51 データバッファ 53 アドレス復号器 55 切換制御部(同報判定手段、経路選択手段) 57 同報伝送判定部 59 同報グループ判定部 61 論理積回路 GW ゲートウェイ(中継装置) RH ルートハブ(中継装置) H ハブ(中継装置) N ノード端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノード端末間でデータ交換を行う
    ネットワーク間を中継装置を介して連結接続し、ネット
    ワーク間でデータ交換を行う際に用いられるデータ通信
    方法であって、 送信対象となる通信データのデータ領域のうちのアドレ
    ス指定領域に、1対1のノード端末間通信の場合には、
    少なくとも、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自
    身の自アドレスを通過順に配列してなるルートアドレス
    をあらかじめ書き込んでおく一方、1対多のノード端末
    間同報通信の場合には、前記ルートアドレスに代えて、
    少なくとも、同報伝送先となるノード端末グループの同
    報グループアドレスをあらかじめ書き込んでおき、 前記中継装置は、 ノード端末から送信された通信データ中に含まれる前記
    ルートアドレス、又は同報グループアドレスを復号化
    し、 当該復号化したルートアドレス、又は同報グループアド
    レスに基づいて、1対1のノード端末間通信か、又は1
    対多のノード端末間同報通信かを判定し、 当該判定の結果、1対1のノード端末間通信の場合に
    は、前記復号化したルートアドレスと、あらかじめ記憶
    されている当該中継装置自身の自アドレスとに基づい
    て、当該ルートアドレス中に当該中継装置の自アドレス
    が含まれるか否かを比較判定し、当該比較判定結果に基
    づいて、通信データの送出先として適当な経路を選択
    し、選択された経路を介して受信先として指定されたノ
    ード端末へ通信データを送信する一方、1対多のノード
    端末間同報通信の場合には、前記復号化した同報グルー
    プアドレスと、あらかじめ記憶されている前記同報グル
    ープアドレスに対応するノード端末グループに属するノ
    ード端末に固有のアドレスとに基づいて、通信データの
    送出先として適当な経路を選択し、選択された経路を介
    して同報受信先として指定された複数のノード端末へ通
    信データを同報送信することを特徴とするデータ通信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記中継装置は、ノード端末が接続され
    た中継装置と、ノード端末が接続されていない中継装置
    とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信
    方法。
  3. 【請求項3】 複数のノード端末間でデータ交換を行う
    ネットワーク間を中継装置を介して連結接続し、ネット
    ワーク間でデータ交換を行う際に用いられるデータ通信
    方法であって、 送信対象となる通信データのデータ領域のうちのアドレ
    ス指定領域に、1対1のノード端末間通信の場合には、
    少なくとも、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自
    身の自アドレスを通過順に配列してなるルートアドレス
    をあらかじめ書き込んでおく一方、1対多のノード端末
    間同報通信の場合には、前記ルートアドレスに代えて、
    少なくとも、同報伝送先となるノード端末グループの同
    報グループアドレスをあらかじめ書き込んでおき、 前記中継装置のうち、ノード端末が接続された中継装置
    は、 当該中継装置を除く他の中継装置に接続された他のノー
    ド端末から送信された通信データ中に含まれる前記ルー
    トアドレス、又は同報グループアドレスを復号化し、 当該復号化したルートアドレス、又は同報グループアド
    レスに基づいて、1対1のノード端末間通信か、又は1
    対多のノード端末間同報通信かを判定し、 当該判定の結果、1対多のノード端末間同報通信の場合
    には、 前記復号化した同報グループアドレスと、あらかじめ記
    憶されている前記同報グループアドレスに対応するノー
    ド端末グループに属するノード端末に固有のアドレスと
    に基づいて、通信データの送出先として当該中継装置に
    接続されたノード端末が指定されているか否かを判定
    し、 当該判定の結果、通信データの送出先として当該中継装
    置に接続されたノード端末が指定されている場合には、
    当該中継装置に接続されたノード端末へ至る経路、及び
    当該中継装置に接続された中継装置へ至る経路の両者を
    選択し、該選択された経路を介して同報受信先として指
    定された複数のノード端末の各々へ通信データを同報送
    信することを特徴とするデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 複数のノード端末間でデータ交換を行う
    ネットワーク間を中継装置を介して連結接続し、ネット
    ワーク間でデータ交換を行う際に用いられるデータ通信
    方法であって、 送信対象となる通信データのデータ領域のうちのアドレ
    ス指定領域に、1対1のノード端末間通信の場合には、
    少なくとも、通信経路中の分岐点に存在する中継装置自
    身の自アドレスを通過順に配列してなるルートアドレス
    をあらかじめ書き込んでおく一方、1対多のノード端末
    間同報通信の場合には、前記ルートアドレスに代えて、
    少なくとも、同報伝送先となるノード端末グループの同
    報グループアドレスをあらかじめ書き込んでおき、 前記中継装置のうち、一対のネットワーク間を連結接続
    する中継装置は、 一方のネットワーク内を巡回する通信データ中に含まれ
    るルートアドレス、又は同報グループアドレスと、他方
    のネットワーク内を巡回する通信データ中に含まれるル
    ートアドレス、又は同報グループアドレスとを比較し、 当該比較の結果、各々のネットワークを巡回する通信デ
    ータ中に含まれるルートアドレス、又は同報グループア
    ドレスが一致した場合には、少なくともいずれか一方の
    ネットワーク内を巡回する通信データを廃棄することを
    特徴とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 複数のノード端末間でデータ交換を行う
    ネットワーク間を中継装置を介して連結接続して構成さ
    れ、ネットワーク間でデータ交換を行うデータ通信シス
    テムであって、 前記中継装置は、 ノード端末から送信される通信データのデータ領域のう
    ちのアドレス指定領域にあらかじめ書き込まれている、
    通信経路中の分岐点に存在する中継装置自身の自アドレ
    スを通過順に配列してなるルートアドレス、又は同報伝
    送先となるノード端末グループの同報グループアドレス
    を復号化する復号化手段と、 当該中継装置自身の自アドレスを記憶する自アドレス記
    憶手段と、 前記同報グループアドレスに対応するノード端末グルー
    プに属するノード端末に固有のアドレスを各々記憶する
    グループアドレス記憶手段と、 前記復号化手段で復号化したルートアドレス、又は同報
    グループアドレスに基づいて、1対1のノード端末間通
    信か、又は1対多のノード端末間同報通信かを判定する
    同報判定手段と、 当該同報判定手段の判定の結果、1対1のノード端末間
    通信の場合には、前記復号化手段で復号化したルートア
    ドレスと、自アドレス記憶手段に記憶された当該中継装
    置自身の自アドレスとに基づいて、当該ルートアドレス
    中に当該中継装置の自アドレスが含まれるか否かを比較
    判定し、当該比較判定結果に基づいて、通信データの送
    出先として適当な経路を選択し、選択された経路を介し
    て受信先として指定されたノード端末へ通信データを送
    信する一方、1対多のノード端末間同報通信の場合に
    は、前記復号化手段で復号化した同報グループアドレス
    と、前記グループアドレス記憶手段に記憶された同報グ
    ループアドレスに対応するノード端末グループに属する
    ノード端末に固有のアドレスとに基づいて、通信データ
    の送出先として適当な経路を選択し、選択された経路を
    介して同報受信先として指定された複数のノード端末へ
    通信データを同報送信する経路選択手段と、 を備えてなることを特徴とするデータ通信システム。
JP04637997A 1997-02-28 1997-02-28 データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム Expired - Fee Related JP3504818B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04637997A JP3504818B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム
EP19980103450 EP0862297A3 (en) 1997-02-28 1998-02-27 Data communication method and data communication system using this method
US09/031,553 US6272135B1 (en) 1997-02-28 1998-02-27 Data communication method and system for one-to-one communication and one-to-plurality broadcast communication

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04637997A JP3504818B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10243012A true JPH10243012A (ja) 1998-09-11
JP3504818B2 JP3504818B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=12745517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04637997A Expired - Fee Related JP3504818B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6272135B1 (ja)
EP (1) EP0862297A3 (ja)
JP (1) JP3504818B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1188403A (ja) * 1997-09-08 1999-03-30 Toshiba Corp 移動計算機装置、中継装置及びデータ転送方法
JP5035480B1 (ja) * 2012-01-27 2012-09-26 オムロン株式会社 データ中継装置、データ送信装置、ネットワークシステム

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6728771B2 (en) * 1998-03-20 2004-04-27 Siemens Information And Communication Networks, Inc. Generic transport option for transporting messages in relay or broadcast mode via combinations of ISDN B-channels or D-channels
US6691172B1 (en) 1998-12-15 2004-02-10 Honeywell International, Inc. Communication system for defining a variable group of processors for receiving a transmitted communication
US6873618B1 (en) * 1999-03-16 2005-03-29 Nortel Networks Limited Multipoint network routing protocol
US7181014B1 (en) 1999-09-10 2007-02-20 Cisco Technology, Inc. Processing method for key exchange among broadcast or multicast groups that provides a more efficient substitute for Diffie-Hellman key exchange
US7103185B1 (en) 1999-12-22 2006-09-05 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for distributing and updating private keys of multicast group managers using directory replication
US6684331B1 (en) 1999-12-22 2004-01-27 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for distributing and updating group controllers over a wide area network using a tree structure
US7434046B1 (en) 1999-09-10 2008-10-07 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus providing secure multicast group communication
US7260716B1 (en) * 1999-09-29 2007-08-21 Cisco Technology, Inc. Method for overcoming the single point of failure of the central group controller in a binary tree group key exchange approach
US6987855B1 (en) 1999-09-10 2006-01-17 Cisco Technology, Inc. Operational optimization of a shared secret Diffie-Hellman key exchange among broadcast or multicast groups
US7013389B1 (en) 1999-09-29 2006-03-14 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for creating a secure communication channel among multiple event service nodes
US7089211B1 (en) * 2000-01-12 2006-08-08 Cisco Technology, Inc. Directory enabled secure multicast group communications
US6941457B1 (en) * 2000-06-30 2005-09-06 Cisco Technology, Inc. Establishing a new shared secret key over a broadcast channel for a multicast group based on an old shared secret key
US20020147796A1 (en) * 2001-04-05 2002-10-10 International Business Machines Corporation Method for saving a network address
US7334125B1 (en) 2001-11-27 2008-02-19 Cisco Technology, Inc. Facilitating secure communications among multicast nodes in a telecommunications network
US20030202781A1 (en) * 2002-04-30 2003-10-30 Jiande Wu Automotive entertainment system with digital versatile disc player and interface architecture therefor
JP4139261B2 (ja) * 2003-04-09 2008-08-27 矢崎総業株式会社 フロント電装システム、フロント電装システム用電子制御ユニット及び電装コネクタ
US8112358B2 (en) * 2007-06-04 2012-02-07 Qualcomm Atheros, Inc. Authorizing customer premise equipment on a sub-network
US8743740B2 (en) * 2008-04-08 2014-06-03 At&T Intellectual Property I, L.P. Methods and apparatus to implement a partial mesh virtual private local area network service
US20100124227A1 (en) * 2008-11-19 2010-05-20 General Electric Company Systems and methods for electronically routing data

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55121762A (en) 1979-03-12 1980-09-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Multi-spot connection system
JPS63193634A (ja) 1987-02-05 1988-08-10 Nec Corp ネツトワ−ク接続方式
JPH01160234A (ja) 1987-12-17 1989-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報伝送システム
JPH01255340A (ja) * 1988-04-05 1989-10-12 Hitachi Ltd マルチネツトワークシステム
US5278111A (en) 1992-04-10 1994-01-11 Frame Scott W Electric arc furnace dust as raw material for brick
JP3512585B2 (ja) * 1997-02-24 2004-03-29 矢崎総業株式会社 データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1188403A (ja) * 1997-09-08 1999-03-30 Toshiba Corp 移動計算機装置、中継装置及びデータ転送方法
JP5035480B1 (ja) * 2012-01-27 2012-09-26 オムロン株式会社 データ中継装置、データ送信装置、ネットワークシステム
WO2013111350A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 オムロン株式会社 データ中継装置、データ送信装置、ネットワークシステム
CN104081732A (zh) * 2012-01-27 2014-10-01 欧姆龙株式会社 数据中继装置、数据发送装置以及网络系统
US9906628B2 (en) 2012-01-27 2018-02-27 Omron Corporation Data relay device, data transmission device, and network system using common routing information for protocol conversion

Also Published As

Publication number Publication date
JP3504818B2 (ja) 2004-03-08
EP0862297A2 (en) 1998-09-02
EP0862297A3 (en) 2003-10-22
US6272135B1 (en) 2001-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3504818B2 (ja) データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム
US7848340B2 (en) System and method for transmission of data in packet ring network system
US7155256B2 (en) Radio communication network system
CN102415065A (zh) 在有路由的网络中冗余主机连接
CN102217238A (zh) 应用于mpls网络的服务实例
JPS61194989A (ja) 静止画伝送装置
CN103166858A (zh) 一种报文传输方法和设备
KR101694223B1 (ko) 패킷을 전송하는 방법, 라우팅 브리지, 및 시스템
JP3910200B2 (ja) ルータ,フレーム転送方法および下位レイヤフレーム仮想転送システム
US6747982B2 (en) Communication method, communication system, and gate way used in the communication system
US20090003295A1 (en) Ad-hoc network device with reduced data loss
JPWO2008053995A1 (ja) パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法およびインタリンクノード
JP3512585B2 (ja) データ通信方法、及びこの方法を用いたデータ通信システム
CN114006780A (zh) 报文转发的方法、设备以及系统
CN114520762A (zh) BIERv6报文的发送方法以及第一网络设备
JP3161507B2 (ja) ルーティング制御方法とその装置
EP0863647B1 (en) Data format used in data communication system
JPH0360242A (ja) ネツトワーク・システム
JPH0362255A (ja) データ伝送方式
JPH10145411A (ja) スイッチングハブ
JP2005522064A (ja) マルチメディアフローを転送するための方法
KR101106096B1 (ko) 리피터 및 브리지 기능이 혼합된 오디오 및 데이터 중계 방법 및 그 실시를 위한 중계 시스템
JP2014060679A (ja) パケット転送法およびノード装置
JPH04150636A (ja) 選択的同報通信方式
JPS63187939A (ja) ネツトワ−ク接続方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031211

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees