JPH10243008A - 多重化伝送装置 - Google Patents

多重化伝送装置

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JPH10243008A
JPH10243008A JP9042022A JP4202297A JPH10243008A JP H10243008 A JPH10243008 A JP H10243008A JP 9042022 A JP9042022 A JP 9042022A JP 4202297 A JP4202297 A JP 4202297A JP H10243008 A JPH10243008 A JP H10243008A
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Katsuyuki Tada
勝之 多田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
    • H04J3/085Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off for ring networks, e.g. SDH/SONET rings, self-healing rings, meashed SDH/SONET networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】低次群回線の任意のタイムスロットを低次群の
任意の回線に折り返し接続する(以降適宜、ヘアーピン
・クロスコネクト機能と言う)ことが可能な多重化伝送
装置を提供する。 【解決手段】高次群回線の伝送路に配置される多重化伝
送装置において、前記高次群回線の伝送路に作用的に接
続される回線の分割/多重部と、低次群回線の外部伝送
装置に作用的に接続される低次群終端部と、該高次群回
線の任意のタイムスロットを該低次群回線に分離し、該
低次群回線のタイムスロットを高次群回線に多重化し、
該低次群回線の任意のタイムスロットを該低次群の任意
の回線へ折り返し接続設定するクロスコネクト部を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスコネクト
(回線接続)機能を有する多重化伝送装置に関する。特
に、高次群回線の任意のタイムスロットを、低次群の任
意の回線にドロップ(分離)接続し、あるいはその逆方
向に低次群回線も任意のタイムスロットをを高次群回線
にアッド(重畳)接続し(以降適宜、アッド/ドロップ
・クロスコネクト機能と言う)、更に低次群回線の任意
のタイムスロットを低次群の任意の回線に折り返し接続
する(以降適宜、ヘアーピン・クロスコネクト機能と言
う)ことが可能な多重化伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多重化伝送装置について、大容量
伝送機能を有するように開発が進む中で、安価な設備投
資でより高い回線救済率の向上が要求されている。
【0003】この為に、光ファイバーの使用数が少なく
安価なリング(RING)型回線救済法(PATH−S
W法と呼ぶ)を持つ光多重化伝送装置を用いた、回線救
済率の高いシステムの要求が強くなっている。ここで、
回線救済率とは、回線が断線障害等の際、通信が継続で
きる回線の割合をいう。
【0004】更に、アッド/ドロップ・クロスコネクト
機能の普及に伴い、該当地域の通信市場の発展や既設の
余剰光ファイバー伝送路を有効利用するためといった様
々な事情に対し、元々別な光通信ネットワークとして構
築していたネットワークに対し、運用開始後に特定のパ
ス(PATH)回線を変更したり、あるいは増設する要
求が増加している。
【0005】例えば、もともと独立な回線構築の為に構
成されたネットワークである2つの異なるリング型ネッ
トワークのそれぞれのノードに置かれ、クロスコネクト
機能を有する光多重化伝送装置につながる伝送端末間に
パス回線を増設する場合がある。
【0006】この場合は、リング型ネットワークでは、
ノードに置かれる光多重化伝送装置に対し、上り、下り
あるいは、East側、West側の双方向に高次群の
パス回線が確保される。したがって、それぞれのリング
型ネットワークでは、East側、West側のいずれ
か側につながる伝送路に障害があっても高次群のパス回
線の救済は容易である。
【0007】しかし一方で、2つの異なるリング型ネッ
トワーク間を繋ぐ伝送路は、リング型ではなく、冗長が
形成されていない。このために、かかるネットワーク間
を繋ぐ伝送路に障害が生じた場合は、2つの異なるリン
グ型ネットワーク間でパス回線の確保できないことにな
る。
【0008】上記のように、2つの異なるリング型ネッ
トワークに跨がってパス回線を増設する場合、障害発生
に対し、それぞれのリング型ネットワークで、上り、下
りいずれかの伝送路に障害があってもパス回線の救済は
容易である。
【0009】しかし、2つの異なるリング型ネットワー
ク間を跨がる伝送路に障害が生じる場合は、救済の対応
が容易でない。このように、伝送路の障害に対し、パス
回線の救済が容易な場合と、そうでない場合がある。
【0010】従って、このような形態でパス回線を構成
する場合の伝送路障害等に対しも、救済を与えることが
必要である。同時に、障害発生時の保守コストの低減を
考慮する時、緊急に対応しなければならない障害と、対
応時間に余裕がある障害とを判別した障害監視が要求さ
れる。そして、エンド・ユーザへのサービスの影響度を
基準とする緊急度を付した障害警告機能が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、好ましいネットワークを構築して、更に救済度を向
上するクロスコネクト装置を有する光多重化伝送装置を
提供することにある。
【0012】更に、本発明の目的は、異なるリング型ネ
ットワーク間を繋ぐ、冗長が形成されていない一の伝送
路に障害が生じる場合であっても、エンド・ユーザへの
サービスであるパス回線のより高い救済を可能とする光
多重化伝送装置を提供することにある。
【0013】更に、本発明の目的は、エンド・ユーザへ
のサービスの影響度を基準とする緊急度に応じた保守・
運用サービスを可能とする光多重化伝送装置を提供する
ことにある。
【0014】また、本発明の目的は、ヘアーピン・クロ
スコネクト機能を用いて、異なるリング型ネットワーク
間を繋ぐ冗長が形成されていない伝送路に障害が生じる
場合であっても、高い救済を可能とする光多重化伝送装
置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の課題は、
高次群回線の伝送路に配置される多重化伝送装置におい
て、前記高次群回線の伝送路に作用的に接続される回線
の分割/多重部と、低次群回線の外部伝送装置に作用的
に接続される低次群終端部と、該高次群回線の任意のタ
イムスロットを該低次群回線に分離し、該低次群回線の
タイムスロットを高次群回線に多重化し、該低次群回線
の任意のタイムスロットを該低次群の任意の回線へ折り
返し接続設定するクロスコネクト部を有することを特徴
とする。
【0016】更に、一構成例として、前記クロスコネク
ト部は、前記低次群回線のタイムスロットを多重化する
高次群回線を示すアッドテーブルと、前記高次群回線の
タイムスロットを分離して接続する低次群回線を示すド
ロップテーブルと、前記低次群回線のタイムスロットを
折り返し接続する低次群回線を示すヘアーピンドロップ
テーブルを有する。
【0017】又、一の構成例として、前記高次群回線の
伝送路はリング状に形成され、前記クロスコネクト部
は、該伝送路にEast側及びWest側から作用的に
接続され、前記アッドテーブル、ドロップテーブル及び
ヘアーピンドロップテーブルは、該East側及びWe
st側に対応して備えられる。
【0018】更に、別の構成では、前記クロスコネクト
部は、前記East側又はWest側からの高次群回線
のタイムスロット、あるいは、該高次群回線のタイムス
ロット又は前記低次群回線のタイムスロットを選択し
て、対応する低次群回線に接続するパススイッチ部を有
する。
【0019】更に、前記高次群回線の伝送路は、光ファ
イバー伝送路であり、前記回線の分割/多重部と光ファ
イバー伝送路該との間に置かれる光/電気変換器を有す
る。
【0020】本発明の多重化伝送装置において、エンド
・ユーザへのサービスに影響を与える障害か、エンド・
ユーザへのサービスに影響を与えない障害であるか障害
の判定を行う構成として、高次群回線の任意のタイムス
ロットを低次群回線に分離し、該低次群回線のタイムス
ロットを該高次群回線に多重化し、該低次群回線の任意
のタイムスロットを該低次群の任意の回線へ折り返しヘ
アーピンクロスコネクトを設定するクロスコネクト部を
有する多重化伝送装置であって、前記クロスコネクト部
は、任意の高次群回線の障害及び、自多重化伝送装置内
で高次群回線に影響を与える装置障害を検知し、該障害
検知の結果からエンド・ユーザへのサービスに影響を与
える障害か、エンド・ユーザへのサービスに影響を与え
ない障害であるかを識別することを特徴とする。
【0021】更に、一構成例として、East側又はW
est側の高次群回線の障害に対し、前記自多重化伝送
装置内で対応するWest側又はEast側の高次群回
線に影響を与える装置障害の有無からエンド・ユーザへ
のサービスに影響を与える障害か、エンド・ユーザへの
サービスに影響を与えない障害であるかを識別する。
【0022】又、別の構成として、ヘアーピンコネクト
接続されたヘアーピン接続回線を含む対局の障害が発生
している時は、受信側のEast側又はWest側の高
次群回線の一方のみが障害であっても、エンド・ユーザ
へのサービスに影響を与える障害と判定する。
【0023】更にまた、別の構成として、前記高次群回
線の障害により2次的に発生する回線障害についてはマ
スクして、エンド・ユーザへのサービスに影響を与える
障害か、エンド・ユーザへのサービスに影響を与えない
障害であるかを識別する判断にも用いない様にしたこと
を特徴とする。
【0024】又、一構成例として、前記クロスコネクト
部は、新規のクロスコネクト接続要求該に対し、ヘアー
ピンクロスコネクトを含む複数のタイムスロットが同一
のタイムスロットに接続される場合、該クロスコネクト
接続要求を拒否することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。尚、図において、同一または、類
似のものには同一の参照番号または、参照記号を付し
て、説明する。
【0026】ここで本発明の理解のために、実施の形態
の説明に先立って、従来の光多重化伝送装置の具体例を
説明する。
【0027】図11は、もともと独立な回線構築の為に
構成されたネットワークであるリング型ネットワークA
とリング型ネットワークBの間でパス回線(PATH)
を増設したケースを説明する図である。
【0028】光多重化伝送装置A,B、Cが第1のリン
グ型ネットワークAに各ノードとして接続されている。
更に、光多重化伝送装置D、E、Fが第2のリング型ネ
ットワークBに各ノードとして接続されている。例とし
て、第1のリング型ネットワークAに接続される光多重
化伝送装置Aと、第2のリング型ネットワークBに接続
される光多重化伝送装置Fは、それぞれ数10Km離れ
た電話局に設置されるものである。
【0029】図11において、光多重化伝送装置Bのみ
の詳細構成が示されているが、他の光多重化伝送装置の
構成も同様である。
【0030】更に、図11において、各光多重化伝送装
置間を繋ぐ双方向の矢印で示された高次群多重化信号伝
送用の伝送路1が光ファイバー伝送路であり、現用と予
備用に二重化された双方向伝送路で構成される。
【0031】ここで、個々の光多重化伝送装置は、伝送
路1に送られる高次群多重化信号を受信し、それぞれの
光多重化伝送装置に接続される端末に対応の回線の低次
群信号を分離接続する機能(ドロップ機能)と、反対に
端末からの低次群信号を多重化して、伝送路1に送り出
す機能(アッド機能)を有する。
【0032】更に、一例として光多重化伝送装置CとE
との間が光ファイバー伝送路2を通して接続され、第1
のリング型ネットワークAと第2のリング型ネットワー
クBに跨がるパスの回線設定が可能である。
【0033】図11において、例えば、リング型ネット
ワークAに接続される光多重化伝送装置Bとリング型ネ
ットワークBに接続される光多重化伝送装置Fとの間に
パス回線を増設する場合を考えると、次のように構成さ
れる。
【0034】尚、リング型ネットワークBに接続される
光多重化伝送装置Fからリング型ネットワークAに接続
される光多重化伝送装置B方向のパス回線のみを説明す
るが、逆方向のパス回線についても全く同じである。
【0035】光多重化伝送装置FからEast方向(図
11において、光多重化伝送装置Dを経由する方向)及
び、West方向(図11において、光多重化伝送装置
Eに直接到達する方向)に信号が送り出され、光多重化
伝送装置Eを経由して、光ファイバー伝送路2を通して
光多重化伝送装置Cに送られる。
【0036】このように、図11の構成ではEast方
向及び、West方向に送り出された二重化信号が、共
通に光ファイバー伝送路2を通して、リング型ネットワ
ークAに接続される光多重化伝送装置Cに受信される。
光多重化伝送装置Cで受信された信号は、更にリング型
ネットワークAにおいてEast方向及び、West方
向に転送される。したがって、光多重化伝送装置Bに
は、East方向及び、West方向から信号が入力す
る。
【0037】上記のように、リング型ネットワークB内
で二重化されたパス回線は光多重化伝送装置Eを経由
し、リング型ネットワークAの光多重化伝送装置Cへ接
続される。またリング型ネットワークA内では光多重化
伝送装置Cから光多重化伝送装置Bへの光伝送路は図中
太い破線矢印X,Yで示される様に二重化され、冗長回
線が確保されている。
【0038】従って、リング型ネットワークB内の光多
重化伝送装置Dと光多重化伝送装置Eを繋ぐ光ファイバ
ー伝送路1が障害となる場合及び、リング型ネットワー
クA内で1つの光回線障害とが同時に発生した場合であ
っても、光多重化伝送装置Bに繋がるエンド・ユーザへ
のサービスであるパス回線の救済が可能である。
【0039】しかし、図11において、独立のネットワ
ーク間を跨がる、光多重化伝送装置Eと光多重化伝送装
置Cとの間のファイバー伝送路2に障害が生じた場合
は、パス回線の救済ができない。したがって、かかる場
合における回線障害に対し、救済が必要である。
【0040】しかし、上記の様に、複数の箇所で冗長構
成の取られたアッド/ドロップ・クロスコネクト装置に
おいて、ファイバー伝送路2に障害が生じる等のエンド
・ユーザへのサービスに影響のある障害が発生するケー
スは稀である。
【0041】従って、障害発生時の保守コストの低減を
考慮する時、緊急に対応しなければならない障害と、対
応時間に余裕がある障害とを判別した障害監視が要求さ
れる。その為に、エンド・ユーザへのサービスの影響度
を基準とする緊急度を付した障害警告機能を必要とす
る。
【0042】エンド・ユーザに影響のある障害をSA
(Service Affect)、冗長により救済さ
れている障害をNSA(Non−Service Af
fect)と定義付けした場合に、障害の種類として、
次のような態様がある。
【0043】即ち、第1は、パス回線障害と該当する光
多重化伝送装置におけるパス回線に影響する装置障害が
同時に発生したケースである。
【0044】第2は、単一の受信パス回線と送信パス回
線に同時に障害が発生したケースである。
【0045】また、図11に示される様にパス回線は、
複数の光ファイバー伝送路1を経由して敷設される。例
えば、図中、光多重化伝送装置DとEの間でファイバー
回線障害Pが発生した場合に、保守が必要なのは、この
光多重化伝送装置DとE間の光ファイバー伝送路であ
る。
【0046】従って、第3のケースとして、かかる光多
重化伝送装置Eを経由するパス回線は光多重化伝送装置
BでNSAのパス回線障害である事を保守者に警告する
のみでよい。その為に、光多重化伝送装置Eでは、該当
の光ファイバー伝送路障害で2次的に発生するパス回線
障害により保守混乱を起こさない様にマスクする機能が
要求される。
【0047】更に、第4は、運用中のパス回線に影響を
与えずに、パス回線を自由に増設可能なアッド/ドロッ
プ・クロスコネクト装置では、その自由度を補完する要
求として、誤ったクロスコネクト接続から既設サービス
を保護することが要求されるケースである。
【0048】図1は、従来の構成の問題点を解決する本
発明に従う光多重化伝送装置を有するネットワークの実
施の形態である。尚、本実施の形態において、上記障害
の各ケースに対応するように、エンド・ユーザへのサー
ビスの影響度を基準とする緊急度を付した障害警告機能
を有するが、その具体的内容については、後に説明す
る。
【0049】図1のネットワーク構成は、基本的構成と
して図11に示す構成と同じであるが、本発明の特徴と
して、低次群回線の任意のタイムスロットを低次群の任
意の回線に接続する機能(以下ヘアーピンクロスコネク
トと呼ぶ)を用いている。
【0050】これにより異なるリング型ネットワーク間
を繋ぐ、冗長が形成されていない伝送路、例えば図1に
おいて、ネットワーク間を接続する高次群多重化信号の
伝送路2に障害が生じる場合であっても、エンド・ユー
ザへのサービスであるパス回線のより高い救済を可能と
する光多重化伝送装置が提供される。
【0051】ヘアーピンクロスコネクトを実現する光多
重化伝送装置の構成は、図1において、光多重化伝送装
置A〜Fについて共通であるので、図11の場合と同様
に光多重化伝送装置Bの構成のみを示して説明する。
【0052】光多重化伝送装置Bは、East側及び、
West側の信号の入出力部のそれぞれに高次群終端部
/光変換部30,31及び、分割/多重部40,41を
有する。更に、クロスコネクト部5を有する。
【0053】クロスコネクト部5は、アッドテーブル5
0、ドロップテーブル51、そして本発明により付加さ
れるヘアーピンドロップテーブル52をEast側、W
est側に有する。更に、East側及び、West側
から入力する信号のうち回線障害フラグの無い信号を切
り替えて出力する複数のパススイッチ(P−SW)部5
3〜55を有する。
【0054】更に、光多重化伝送装置Bは、パススイッ
チ(P−SW)部53〜55に対応して低次群終端部6
01,602,603及び外部回線インタフェース部6
11、612、613を有する。
【0055】上記の高次群終端部/光変換部30,31
は、高次群多重化光信号を伝送する光ファイバー伝送路
1から入力される光信号をデジタル電気信号に変換し
又、その逆変換を行い光ファイバー伝送路1に送出する
機能を有する。更に、高次群終端部/光変換部30,3
1は、この信号変換の過程で高次群光回線の障害を検出
する。
【0056】分割/多重部40,41は、クロスコネク
ト部5でクロスコネクト接続を行う回線接続単位のパス
回線信号への分割/多重を行う。
【0057】クロスコネクト部5は、タイムスロットに
従いあらかじめ設定されている高次群回線の任意のパス
回線と低次群回線の任意のパス回線を接続する機能を有
する。パススイッチ部53〜55は、EAST側及びW
EST側の光回線から入力されたパス回線のいずれを低
次群回線に繋ぐかを決定する2重化スイッチ機能部であ
る。また、各パス回線の障害検出及び対局パス回線の障
害(YELアラームと呼ぶ)を検出する機能を有する。
したがって、パススイッチ部53〜55は、障害となっ
ていないEast側又は、West側のから入力する高
次群伝送路1の信号を選択して出力する。
【0058】低次群終端部601〜603は、光多重化
伝送装置に繋がる低次群回線から入力するパス回線信号
をクロスコネクト接続する単位のパス回線信号へ多重化
する多重/分割機能を有する。
【0059】外部回線インタフェース部611〜613
は、様々な外部回線インタフェースに合う電気レベル変
換機能と外部回線障害検出機能を有する。図1におい
て、本発明に従い光多重化ファイバー伝送路3により、
異なるリング型ネットワークA、B間の光多重化伝送装
置Bと光多重化伝送装置Dを直接繋いでいる。
【0060】即ち、光多重化ファイバー伝送路3は、光
多重化伝送装置の外部回線インタフェース部613間を
繋ぎ、低次群回線の任意のタイムスロットを低次群の任
意の回線に接続するヘアーピンクロスコネクトを構成し
ている。
【0061】図2に基づきこのヘアーピンクロスコネク
トの構成について、更に説明する。図2において、光多
重化伝送装置Bの高次群終端部/光変換部30,31と
分割/多重部40,41の機能は、図1で説明示したと
おりである。また、図2中の低次群終端部/障害検出部
603及び外部回線インタフェース部(光変換部)61
3についても、図1で説明したとおりである。
【0062】クロスコネクト部5は、アッドテーブル5
0、ドロップテーブル51およびヘアーピンドロップテ
ーブル52を有する。これらのテーブルに次のような定
義が格納される。
【0063】即ち、East側のアッドテーブル50
は、低次群終端部603から入力される低次群のタイム
スロット回線CHを、高次群のいずれのタイムスロット
回線CHへ接続するかを定義するデータが格納される。
即ち、アッドテーブル50内の位置が低次群のタイム
スロット回線CHをアッドする先の高次群の回線CHに
対応する。そして、対応する高次群の回線CHの位置に
格納されるデータがアッドされる低次群のタイムスロッ
ト回線CHを意味する。
【0064】実施例として、このアッドテーブル50
は、28欄あり、したがって高次群の最大28回線CH
分に対して、低次群との組み合わせが示されることにな
る。
【0065】アッドテーブル50はWest側に対す
るアッドテーブルであり、その内容は、アッドテーブル
50と同様である。
【0066】次に、East側のドロップテーブル51
は、分割/多重化部40から入力される高次群のどの
タイムスロット回線CHを低次群のどのタイムスロット
回線CHへ接続するかを定義する。テーブル内の位置が
ドロップする先の低次群の回線CHを意味する。そし
て、該当の低次群の回線CHに対応する位置に、データ
が格納される。この時、格納されるデータは、ドロップ
される高次群のタイムスロット回線CHを意味する。
【0067】更に、ドロップテーブル51はWest
側に対するドロップテーブルであり、その内容は、ドロ
ップテーブル51と同様である。図中、太線矢印(W
est側分割/多重部41からパススイッチ部53に至
る線)で示すようにWest側から低次群回線CHmへ
ドロップされた例が示されている。
【0068】ヘアーピンドロップテーブル52は、低
次群終端部603からの何れのタイムスロット回線CH
を、自光多重化伝送装置につながる低次群のどのタイム
スロット回線CHへ折り返し接続するかを定義するテー
ブルである。テーブル位置は、ヘアーピンドロップする
低次群のタイムスロット回線CHを意味する。そして、
該当のテーブル位置に書き込まれるデータは、ヘアーピ
ンドロップで折り返される低次群のタイムスロット回線
CHを意味する。
【0069】即ち、ヘアーピンクロスコネクトで双方向
接続する場合は、該当ヘアーピンクテーブルの2箇所に
接続を指定する事になる。図中、太線矢印(低次終端部
603からからパススイッチ部53に至る線)で示すよ
う回線CHnから回線CHmへ、ヘアーピンドロップさ
れた例が示される。
【0070】ヘアーピンドロップテーブル52は、ヘ
アーピンドロップテーブル52と同様である。ここ
で、ヘアーピンドロップテーブル52とがドロップ
クロスコネクト即ち、ドロップテーブル51、と組
み合わせられる場合は、ドロップクロスコネクトがEa
st/West側の何れから接続されたかによって使い
分けられる。ドロップクロスコネクトと共有されない場
合はEast側を優先的に使用し、ヘアーピンクロスコ
ネクト接続を実現する。
【0071】本発明は、光多重化伝送装置D、B間の伝
送路3から送られる回線信号に対し、上記のようにヘア
ーピンクロスコネクト接続を用いる事により、図1にお
いて、光多重化伝送装置E、C間の伝送路2に障害が生
じる場合であっても光多重化伝送装置F、C間のパス回
線が維持される。
【0072】次に、エンド・ユーザへのサービスの影響
度を基準とする緊急度に応じた保守・運用サービスを可
能とする本発明の光多重化伝送装置について、以下に説
明する。
【0073】図3は、光多重化伝送装置において行われ
る影響度判定と2次アラームマスク処理を説明する図で
ある。図3の処理において破線d1〜d6はデータの推
移を示し、実線は処理の推移を示す。
【0074】更に、図3において、M1からM4は、メ
モリーであり、光多重化伝送装置内に設けられるが、図
示は省略されている。尚、メモリーM3は、図2におい
て説明したヘアーピン・ドロップテーブル52、を
格納するメモリーである。
【0075】更に、光多重化伝送装置内には、図示省略
されたコンピュータ等の制御装置が備えられている。そ
して、かかる制御装置により実行される制御プログラム
により以下に説明する処理が実現される。
【0076】図3において、メモリーM1に保持されて
いる現在発生している全障害のデータd1に基づき2次
アラームマスク処理100が行われる。2次アラームマ
スク処理100の結果が検出すべき全障害の保持メモリ
ーM2に送られる。
【0077】ここで、メモリーM1に保持されている現
在発生している全障害とは、光多重化伝送装置内の各部
において検出される障害情報の全てをいう。しかし、か
かる検出される障害中には必ずしもが保守の対象とすべ
き障害以外の障害情報も含まれている。即ち、2次的に
発生する障害は、保守の対象とすべき障害でない。一
方、メモリーM2には、保守の対象とすべき障害が格納
される。
【0078】図4は、2次アラームマスク処理100の
実施例動作フローである。尚、ここでの処理動作は、障
害発生時及びその復帰時に常に実行される。低次群装置
あるいは外部回線インタフェースに障害がある場合、及
び高次群の装置あるいは光回線に障害がある場合は、該
当方向に対し、終端パス回線において2次障害が生じる
可能性がある。
【0079】かかる場合、検出される終端パス回線にお
ける2次障害に対して、保守対応する場合には、根本の
障害対応にならない。原因となる低次群装置あるいは外
部回線インタフェースの障害及び、高次群の装置あるい
は光回線の障害に対し、保守が必要だからである。
【0080】したがって、2次アラームマスク処理10
0において、2次障害をマスクする処理が行われる。
【0081】上記の様に、低次群装置あるいは外部回線
インタフェース障害及び高次群装置あるいは光回線障害
が、ヘアーピン・クロスコネクトされた終端パス回線障
害を引き起こす原因と成り得るために、先ず高次群装置
あるいは光回線障害の有無が判断される(ステップS
1)。ここで障害有りの場合は、図2で説明したドロッ
プテーブル52、を検索し、障害の影響が該当する
終端パス回線CH#を求める(ステップS2)。そし
て、このパス回線の方向に該当するパス障害検出部で検
出される障害をマスクする(ステップS3)。
【0082】同様に、低次群装置あるいは外部回線イン
タフェース障害の有無が判断される(ステップS4)。
ここで障害有りの場合は、図2で説明したヘアーピン・
ドロップテーブル52、を検索し、障害の影響が該
当する終端パス回線CH#を求める(ステップS5)。
そして、このパス回線の方向に該当するパス障害検出部
で検出される障害をマスクする(ステップS6)。
【0083】この様にして、終端パス回線CH#がマス
クされて、検出すべき障害としてメモリーM2に保持さ
れる。
【0084】2次障害マスク処理100が終了すると、
次いで影響度判定処理200が行われる。影響度判定処
理200の詳細は図5、図6に示される。
【0085】影響度判定処理200においては、影響度
の判定即ち、先に説明した様に障害がSA(Service Af
fect) であるか、NSA(Non Service Affect)である
かが判定される。このために、図5、図6において、任
意のパス回線障害と自光多重化伝送装置内でパス回線に
影響を与える装置障害を元に、影響度判定を行う。
【0086】この処理の為に、メモリーM1,M2,M
3の内容が利用される。先ず、East側のパス回線障
害を判定する場合はWest側の装置障害またはヘアー
ピン・ドロップで折り返されている低次群の装置障害及
び異種のユニット実装を検索し、影響度判定処理を行
う。
【0087】即ち、図5において、East側に対応す
る装置障害があるか、誤実装されて高次群カードがEa
st側に入っているか、あるいはEast側のPATH
障害検出部で障害検出されるかのいずれかの場合(ステ
ップS10)に、East側判定基準として「障害有
り」がメモリーに保持される(ステップS11)。
【0088】同様にして、West側に対応する装置障
害があるか、誤実装されて高次群カードがWest側に
入っているか、あるいはWest側のPATH障害検出
部で障害検出されるかのいずれかの場合(ステップS2
0)に、West側判定基準として「障害有り」がメモ
リーに保持される(ステップS21)。
【0089】次いで、低次群回線に対応する装置障害が
ある場合(ステップS30)、低次群判定基準として、
「障害有り」がメモリーに保持される(ステップS3
1)。
【0090】次に、判定すべきPATH回線に障害が有
るか否かが判断され(ステップS05)、回線障害があ
る場合は、ドロップテーブル51、ヘアーピンドロップ
テーブル52において、対応の終端部601から603
(図1参照)の判定基準メモリーを検索する(ステップ
S06)。
【0091】即ち、East側のPATH回線に障害が
ある場合は、対応するWest側の判定基準メモリーを
検索し、West側のPATH回線に障害がある場合
は、対応するEast側の判定基準メモリーを検索す
る。
【0092】検索された該当の判定基準保持メモリーの
内容が前記した様に「障害有り」の場合(ステップS0
7)は、East側、West側双方が障害であり、重
大な障害であるので、SAとして保守対象障害の保持メ
モリーに記憶する(ステップS08)。判定基準保持メ
モリーの内容が「障害有り」でなければ、NSAとし
て、保守対象障害の保持メモリーに記憶する(ステップ
S08)。
【0093】図7は、上記図5、図6の場合と異なり、
任意の受信PATH回線障害を判定する際、ヘアーピン
クロスコネクトで接続されたヘアーピン接続PATH回
線を含む対局からの障害情報(YELアラーム:送信P
ATH回線障害)が発生している場合は、受信側PAT
H回線障害が一方であっても、SAと判定して影響度を
決定付けている。
【0094】即ち、対局から障害通知が有り、且つ自光
多重化伝送装置で受信側PATH回線障害の一方が障害
である場合は、結局通信が行われない状態に有るので、
ユーザに対するサービスであるPATH回線の救済が行
えないために、SAと判定される。
【0095】次に、図8は、新規のクロスコネクト接続
要求300に対し、接続要求の都度誤設定を判定し、当
該接続要求を拒否する誤設定判定処理400を説明する
図である。この誤設定判定処理400は、ヘアーピンド
ロップテーブルM3の内容及び、クロスコネクト状態保
持メモリーM5の現在の内容に基づき処理を行い、新た
なクロスコネクト状態M6に更新するものである。
【0096】その詳細は、図9、図10のフローにより
示される。図9において、新たなクロスコネクト設定の
要求がなされると(ステップS50)、どのユーザから
どのユーザへの接続であるかが識別される(ステップS
51)。
【0097】次いで、識別された接続が、ヘアーピン即
ち、低次群から低次群の折り返し接続要求であるかが判
断される(ステップS52)。ヘアーピン接続である場
合、上位のドロップテーブル52に同一の回線CHへの
接続設定があるか否か判断される(ステップS54)。
同一の回線CHへの接続設定である場合は、接続を禁止
して、接続要求を拒否する(ステップS57、図1
0)。
【0098】ステップS52において、ヘアーピン即
ち、低次群から低次群の折り返し接続でないが、既にド
ロップテーブルに別回線CHからの接続があるか否かが
判断される(ステップS53)。別回線CHからの接続
がある場合は、同様に接続を禁止して、接続要求を拒否
する(ステップS57)。
【0099】そうでない場合は、既にヘアーピンドロッ
プテーブル52に別回線CHからの接続があるかを判断
し(ステップS58)、既に接続があればこれを禁止す
る(ステップS57)。接続が未だなければ、要求に沿
って、該当ドロップテーブルに接続を指定する(ステッ
プS59)。
【0100】ここで、ステップ54に戻ると、接続要求
がヘアーピン即ち、低次群から低次群の折り返し接続で
あって、ドロップテーブルに同一の回線CH接続が無い
場合、East側のヘアーピンドロップテーブルに別の
回線CHから接続があるかを判断する(ステップS5
5)。接続が既にある場合には、West側のヘアーピ
ンドロップテーブルに別の回線CHから接続があるかを
判断する(ステップS56)。従って、East側もW
est側も別の回線CHから接続がある場合は、接続を
禁止して、接続要求を拒否する(ステップS57)。
【0101】East側又は、West側のいずれかに
対し、別の回線CHにからの接続が無い場合は、該当の
ヘアーピンドロップテーブルへ接続が指定される(ステ
ップS60)。
【0102】上記のように、接続形態に対応して障害の
ユーザへの影響度合いを決定する保守・監視機能を有
し、経済的な保守・運用サービスを提供する事が可能と
なる。
【0103】
【発明の効果】以上実施例に従い説明した様に、本発明
は、回線障害に対し救済率を向上し、更に、ヘアーピン
ドロップされているタイムスロットCHをそれぞれの機
能ブロック中で処理する事により、光多重化伝送装置を
安価な保守費で運用することが可能となる。
【0104】なお、上記説明において、実施の形態及び
対応の図面は、本発明の説明のために用いたものであ
り、本発明はこれらに限定されない。更に本発明の保護
の範囲は、特許請求の範囲の記載によって定められ、特
許請求の範囲の記載と均等のものは本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の構成の問題点を解決する本発明に従う光
多重化伝送装置を有するネットワークの実施の形態を示
す図面である。
【図2】図1のヘアーピンクロスコネクトの構成を説明
する図である。
【図3】光多重化伝送装置において行われる影響度判定
と2次アラームマスク処理を説明する図である。
【図4】2次アラームマスク処理100の実施例動作フ
ローである。
【図5】影響度判定処理200の詳細フロー(その1)
である。
【図6】影響度判定処理200の詳細フロー(その2)
である。
【図7】任意の受診PATH回線を含む対局障害情報が
発生している場合の影響度判定処理200の詳細フロー
である。
【図8】新規のクロスコネクト接続要求300に対し、
接続要求を拒否する誤設定判定処理400を説明する図
である。
【図9】誤設定判定処理400の詳細フロー(その1)
である。
【図10】誤設定判定処理400の詳細フロー(その
2)である。
【図11】独立な回線構築の為に構成されたネットワー
クであるリング型ネットワークAとリング型ネットワー
クBの間でパス回線(PATH)を増設したケースを説
明する図である。
【符号の説明】
1、2 光伝送路 3 伝送路 30、31 高次群終端部 40、41 分割/多重部 5 クロスコネクト部 50 アッドテーブル 51 ドロップテーブル 52 ヘアーピンドロップテーブル 53〜55 パススイッチ部 601〜603 低次群終端部 611〜613 外部回線インターフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高次群回線の伝送路に配置される多重化伝
    送装置において、 前記高次群回線の伝送路に作用的に接続される回線の分
    割/多重部と、 低次群回線の外部伝送装置に作用的に接続される低次群
    終端部と、 該高次群回線の任意のタイムスロットを該低次群回線に
    分離し、該低次群回線のタイムスロットを高次群回線に
    多重化し、該低次群回線の任意のタイムスロットを該低
    次群の任意の回線へ折り返し接続設定するクロスコネク
    ト部を有することを特徴とする多重化伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記クロスコネクト部
    は、 前記低次群回線のタイムスロットを多重化する高次群回
    線を示すアッドテーブルと、 前記高次群回線のタイムスロットを分離して接続する低
    次群回線を示すドロップテーブルと、 前記低次群回線のタイムスロットを折り返し接続する低
    次群回線を示すヘアーピンドロップテーブルを有するこ
    とを特徴とする多重化伝送装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記高次群回線の伝送路はリング状に形成され、前記ク
    ロスコネクト部は、該伝送路にEast側及びWest
    側から作用的に接続され、 前記アッドテーブル、ドロップテーブル及びヘアーピン
    ドロップテーブルは、該East側及びWest側に対
    応して備えられることを特徴とする多重化伝送装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記クロスコネクト部は、前記East側又はWest
    側からの高次群回線のタイムスロット、あるいは、該高
    次群回線のタイムスロット又は前記低次群回線のタイム
    スロットを選択して、対応する低次群回線に接続するパ
    ススイッチ部を有することを特徴とする多重化伝送装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記高次群回線の伝送路は、光ファイバー伝送路であ
    り、前記回線の分割/多重部と光ファイバー伝送路該と
    の間に置かれる光/電気変換器を有することを特徴とす
    る多重化伝送装置。
  6. 【請求項6】高次群回線の任意のタイムスロットを低次
    群回線に分離し、該低次群回線のタイムスロットを該高
    次群回線に多重化し、該低次群回線の任意のタイムスロ
    ットを該低次群の任意の回線へ折り返しヘアーピンクロ
    スコネクトを設定するクロスコネクト部を有する多重化
    伝送装置において、 前記クロスコネクト部は、任意の高次群回線の障害及
    び、自多重化伝送装置内で高次群回線に影響を与える装
    置障害を検知し、 該障害検知の結果からエンド・ユーザへのサービスに影
    響を与える障害か、エンド・ユーザへのサービスに影響
    を与えない障害であるかを識別することを特徴とする多
    重化伝送装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 East側又はWest側の高次群回線の障害に対し、
    前記自多重化伝送装置内で対応するWest側又はEa
    st側の高次群回線に影響を与える装置障害の有無から
    エンド・ユーザへのサービスに影響を与える障害か、エ
    ンド・ユーザへのサービスに影響を与えない障害である
    かを識別することを特徴とする多重化伝送装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、 ヘアーピンコネクト接続されたヘアーピン接続回線を含
    む対局の障害が発生している時は、受信側のEast側
    又はWest側の高次群回線の一方のみが障害であって
    も、エンド・ユーザへのサービスに影響を与える障害と
    判定することを特徴とする多重化伝送装置。
  9. 【請求項9】請求項6〜8のいずれかにおいて、 前記高次群回線の障害により2次的に発生する回線障害
    についてはマスクして、エンド・ユーザへのサービスに
    影響を与える障害か、エンド・ユーザへのサービスに影
    響を与えない障害であるかを識別する判断にも用いない
    様にしたことを特徴とする多重化伝送装置。
  10. 【請求項10】請求項6〜8において、 前記クロスコネクト部は、新規のクロスコネクト接続要
    求該に対し、ヘアーピンクロスコネクトを含む複数のタ
    イムスロットが同一のタイムスロットに接続される場
    合、該クロスコネクト接続要求を拒否することを特徴と
    する多重化伝送装置。
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