JPH10242967A - 障害監視システム - Google Patents
障害監視システムInfo
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- JPH10242967A JPH10242967A JP9043565A JP4356597A JPH10242967A JP H10242967 A JPH10242967 A JP H10242967A JP 9043565 A JP9043565 A JP 9043565A JP 4356597 A JP4356597 A JP 4356597A JP H10242967 A JPH10242967 A JP H10242967A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送網の障害情報を収集して監視する障害監
視システムに関し、障害発生個所の特定を可能とする。 【解決手段】 複数の伝送装置11を回線12により接
続した伝送網に於ける伝送装置11の障害情報を、テレ
メータ装置16,2を介して収集する監視センタ10を
有する障害監視システムに於いて、伝送網パターンを表
示するカラー表示部4と、伝送装置11の各部等の対応
と障害情報の種別と基に、障害発生個所と見做される部
分と疑わしい部分と正常と見做される部分とを判定する
為の被疑判定テーブル3と、収集した障害情報を基に被
疑判定テーブル3を参照して、障害発生個所と見做され
る部分を他の部分と異なる表示色でカラー表示部4に表
示する制御処理を行う制御処理部5とを備えている。
視システムに関し、障害発生個所の特定を可能とする。 【解決手段】 複数の伝送装置11を回線12により接
続した伝送網に於ける伝送装置11の障害情報を、テレ
メータ装置16,2を介して収集する監視センタ10を
有する障害監視システムに於いて、伝送網パターンを表
示するカラー表示部4と、伝送装置11の各部等の対応
と障害情報の種別と基に、障害発生個所と見做される部
分と疑わしい部分と正常と見做される部分とを判定する
為の被疑判定テーブル3と、収集した障害情報を基に被
疑判定テーブル3を参照して、障害発生個所と見做され
る部分を他の部分と異なる表示色でカラー表示部4に表
示する制御処理を行う制御処理部5とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害発生個所の特
定を容易とする障害監視システムに関する。複数の伝送
装置を光ファイバケーブルによる回線で接続した各種の
構成の伝送網が知られており、複雑化する傾向にある。
このような伝送網に障害が発生すると、データ伝送が中
断されることなる。従って、この障害発生個所を特定し
て復旧処理を行う必要がある。その為には、障害発生個
所を容易に特定することが必要となる。
定を容易とする障害監視システムに関する。複数の伝送
装置を光ファイバケーブルによる回線で接続した各種の
構成の伝送網が知られており、複雑化する傾向にある。
このような伝送網に障害が発生すると、データ伝送が中
断されることなる。従って、この障害発生個所を特定し
て復旧処理を行う必要がある。その為には、障害発生個
所を容易に特定することが必要となる。
【0002】
【従来の技術】図6は障害監視システムの説明図であ
り、60は監視センタ、61は監視装置、62はテレメ
ータ装置、63は回線網、64−1〜64−nはテレメ
ータ装置、65−1〜65−nは伝送装置、66,67
は回線であり、伝送装置65−1〜65−nを回線6
6,67により接続して伝送網を構成している。
り、60は監視センタ、61は監視装置、62はテレメ
ータ装置、63は回線網、64−1〜64−nはテレメ
ータ装置、65−1〜65−nは伝送装置、66,67
は回線であり、伝送装置65−1〜65−nを回線6
6,67により接続して伝送網を構成している。
【0003】伝送装置65−1〜65−nの各部の障害
検出情報等を接点情報としてテレメータ装置64−1〜
64−nに入力すると、テレメータ装置64−1〜64
−nから障害情報として回線網63を介して監視センタ
60のテレメータ装置62に転送する。監視装置61
は、テレメータ装置62を介して収集した障害情報を基
に、図示を省略した表示部に伝送網の状態を表示する。
検出情報等を接点情報としてテレメータ装置64−1〜
64−nに入力すると、テレメータ装置64−1〜64
−nから障害情報として回線網63を介して監視センタ
60のテレメータ装置62に転送する。監視装置61
は、テレメータ装置62を介して収集した障害情報を基
に、図示を省略した表示部に伝送網の状態を表示する。
【0004】例えば、伝送装置65−1と伝送装置65
−2との間の回線66に障害が発生し、伝送装置65−
2の回線66の対応部で入力断検出を行うと、テレメー
タ装置64−2からこの障害検出情報を回線網63とテ
レメータ装置62とを介して監視装置61に転送する。
又伝送装置65−2は、入力断検出により、回線66を
介した後段の伝送装置65−3(図示を省略)にアラー
ム表示信号(AIS;Alarm Indication Signal )
を送出する。
−2との間の回線66に障害が発生し、伝送装置65−
2の回線66の対応部で入力断検出を行うと、テレメー
タ装置64−2からこの障害検出情報を回線網63とテ
レメータ装置62とを介して監視装置61に転送する。
又伝送装置65−2は、入力断検出により、回線66を
介した後段の伝送装置65−3(図示を省略)にアラー
ム表示信号(AIS;Alarm Indication Signal )
を送出する。
【0005】この伝送装置65−3はアラーム表示信号
AISを受信検出すると、次の伝送装置に対してもアラ
ーム表示信号AISを送出する。又伝送装置65−3に
於いてアラーム表示信号AISを検出すると、テレメー
タ装置64−3(図示を省略)からアラーム表示信号A
IS検出による障害情報を回線網63とテレメータ装置
62とを介して監視装置61に転送する。
AISを受信検出すると、次の伝送装置に対してもアラ
ーム表示信号AISを送出する。又伝送装置65−3に
於いてアラーム表示信号AISを検出すると、テレメー
タ装置64−3(図示を省略)からアラーム表示信号A
IS検出による障害情報を回線網63とテレメータ装置
62とを介して監視装置61に転送する。
【0006】従って、監視装置61は、伝送網を構成す
る伝送装置65−1〜65−nや回線66,67の障害
発生に伴う障害情報を収集し、伝送網を監視することが
できる。そして、表示された伝送網パターンに、理想的
には障害発生個所を表示し、保守者による障害発生個所
の修復を行うことになる。
る伝送装置65−1〜65−nや回線66,67の障害
発生に伴う障害情報を収集し、伝送網を監視することが
できる。そして、表示された伝送網パターンに、理想的
には障害発生個所を表示し、保守者による障害発生個所
の修復を行うことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】監視装置61は、入力
断検出等に伴う障害情報を収集し、その障害情報に付加
されている伝送装置名,パッケージ番号,回線名等を基
に、伝送網パターンを表示する画面上で、理想的に前述
のように、障害発生個所を例えば赤で表示することにな
る。しかし、伝送網は、対局間で双方向伝送が可能の場
合が多く、又全体で少なくともループ状の伝送経路を構
成する場合もあり、例えば、障害発生時のアラーム表示
信号AISのように、順次伝送網を伝搬し、各伝送装置
に於いてこのアラーム表示信号AISを検出した障害情
報を監視装置61に送出することになるから、監視装置
61に於ける表示画面は、アラーム表示信号AISが転
送される経路に沿って赤で表示されることになる。その
為、伝送網が総て赤で表示され、監視センタ60の監視
員が表示内容を観察しても、障害発生個所を特定するこ
とは不可能に近いものとなる。本発明は、障害情報の内
容に従って障害発生個所と見做される部分を異なる表示
色で表示することにより、容易に障害発生個所を特定す
ることができるようにすることを目的とする。
断検出等に伴う障害情報を収集し、その障害情報に付加
されている伝送装置名,パッケージ番号,回線名等を基
に、伝送網パターンを表示する画面上で、理想的に前述
のように、障害発生個所を例えば赤で表示することにな
る。しかし、伝送網は、対局間で双方向伝送が可能の場
合が多く、又全体で少なくともループ状の伝送経路を構
成する場合もあり、例えば、障害発生時のアラーム表示
信号AISのように、順次伝送網を伝搬し、各伝送装置
に於いてこのアラーム表示信号AISを検出した障害情
報を監視装置61に送出することになるから、監視装置
61に於ける表示画面は、アラーム表示信号AISが転
送される経路に沿って赤で表示されることになる。その
為、伝送網が総て赤で表示され、監視センタ60の監視
員が表示内容を観察しても、障害発生個所を特定するこ
とは不可能に近いものとなる。本発明は、障害情報の内
容に従って障害発生個所と見做される部分を異なる表示
色で表示することにより、容易に障害発生個所を特定す
ることができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の障害監視システ
ムは、(1)複数の伝送装置11を回線12により接続
した伝送網の前記伝送装置11の障害情報を収集する監
視センタ10を有する障害監視システムに於いて、監視
センタ10は、推定される障害情報のパターンを基に、
障害発生個所と見做される部分と障害発生個所として疑
わしい部分と正常と見做される部分とを判定する被疑判
定テーブル3と、伝送装置11を含む伝送網を表示する
カラー表示部4と、伝送装置11から収集した障害情報
のパターンを基に被疑判定テーブル3を参照して、障害
発生個所と見做される部分と障害発生個所として疑わし
い部分と正常と見做される部分とを判定し、この判定結
果に対応して伝送網を構成する各部及び回線を異なる表
示色でカラー表示部4に表示させる制御処理部5とを備
えている。従って、障害発生個所と見做される部分を例
えば赤で表示し、正常と見做される部分を白や青で表示
し、疑わしい部分を黄色で表示し、障害発生個所の特定
を容易とする。
ムは、(1)複数の伝送装置11を回線12により接続
した伝送網の前記伝送装置11の障害情報を収集する監
視センタ10を有する障害監視システムに於いて、監視
センタ10は、推定される障害情報のパターンを基に、
障害発生個所と見做される部分と障害発生個所として疑
わしい部分と正常と見做される部分とを判定する被疑判
定テーブル3と、伝送装置11を含む伝送網を表示する
カラー表示部4と、伝送装置11から収集した障害情報
のパターンを基に被疑判定テーブル3を参照して、障害
発生個所と見做される部分と障害発生個所として疑わし
い部分と正常と見做される部分とを判定し、この判定結
果に対応して伝送網を構成する各部及び回線を異なる表
示色でカラー表示部4に表示させる制御処理部5とを備
えている。従って、障害発生個所と見做される部分を例
えば赤で表示し、正常と見做される部分を白や青で表示
し、疑わしい部分を黄色で表示し、障害発生個所の特定
を容易とする。
【0009】又(2)障害監視システムに於ける被疑判
定テーブル3は、伝送装置11及び回線12を含めて相
互に関連する部分について、障害情報のパターンに従っ
て障害発生個所と見做される部分の表示色と、障害発生
個所として疑わしい部分の表示色と、正常と見做される
部分の表示色とを格納した構成を備えている。
定テーブル3は、伝送装置11及び回線12を含めて相
互に関連する部分について、障害情報のパターンに従っ
て障害発生個所と見做される部分の表示色と、障害発生
個所として疑わしい部分の表示色と、正常と見做される
部分の表示色とを格納した構成を備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の説明
図であり、1は監視装置、2はテレメータ装置、3は被
疑判定テーブル、4はカラー表示部、5は制御処理部、
6,7はインタフェース部、8は回線対応ユニット、1
0は監視センタ、11は伝送装置、12は回線、13,
14はユニットA,B、15,17はインタフェース
部、16はテレメータ装置、18は回線対応ユニットで
ある。
図であり、1は監視装置、2はテレメータ装置、3は被
疑判定テーブル、4はカラー表示部、5は制御処理部、
6,7はインタフェース部、8は回線対応ユニット、1
0は監視センタ、11は伝送装置、12は回線、13,
14はユニットA,B、15,17はインタフェース
部、16はテレメータ装置、18は回線対応ユニットで
ある。
【0011】伝送装置11は図示を省略した他の伝送装
置と回線12を介して接続されて伝送網を構成してい
る。又伝送装置11は、ユニットA,Bと、インタフェ
ース部15とを有する場合を示すが、多重処理部や分岐
部等を含む構成が一般的であり、又回線12が光ファイ
バにより構成されている場合には、光電/電光変換部等
を含むことになる。そして、各部に於ける入力断検出,
エラー検出,アラーム信号受信検出等による障害情報を
例えば接点情報として、インタフェース部15,17間
で転送し、テレメータ装置16の回線対応ユニット18
に於いてディジタル情報としての障害情報として、監視
センタ10のテレメータ装置2へ専用線や公衆網等を介
して転送する。
置と回線12を介して接続されて伝送網を構成してい
る。又伝送装置11は、ユニットA,Bと、インタフェ
ース部15とを有する場合を示すが、多重処理部や分岐
部等を含む構成が一般的であり、又回線12が光ファイ
バにより構成されている場合には、光電/電光変換部等
を含むことになる。そして、各部に於ける入力断検出,
エラー検出,アラーム信号受信検出等による障害情報を
例えば接点情報として、インタフェース部15,17間
で転送し、テレメータ装置16の回線対応ユニット18
に於いてディジタル情報としての障害情報として、監視
センタ10のテレメータ装置2へ専用線や公衆網等を介
して転送する。
【0012】監視センタ10に於いては、テレメータ装
置2により収集した障害情報を監視装置1へ転送する。
監視装置1の制御処理部5は、伝送網の増設,撤去等に
対応した現状の伝送網の情報を保持して、カラー表示部
4に伝送網パターンを表示している。そして、テレメー
タ装置2を介して収集した障害情報を基に、被疑判定テ
ーブル3を参照して、カラー表示部4に表示されている
伝送網パターンに、障害発生個所と見做される部分を例
えば赤色、疑わしい部分に黄色、他の部分は通常の白
色,黒色,緑色等により表示する。
置2により収集した障害情報を監視装置1へ転送する。
監視装置1の制御処理部5は、伝送網の増設,撤去等に
対応した現状の伝送網の情報を保持して、カラー表示部
4に伝送網パターンを表示している。そして、テレメー
タ装置2を介して収集した障害情報を基に、被疑判定テ
ーブル3を参照して、カラー表示部4に表示されている
伝送網パターンに、障害発生個所と見做される部分を例
えば赤色、疑わしい部分に黄色、他の部分は通常の白
色,黒色,緑色等により表示する。
【0013】障害情報の種別としては、例えば、重要ア
ラームMAJ、重要ではないアラームMIN、電源障害
PWR、クロック入力断CLK、送信信号出力断SOU
T、受信信号出力断ROUT、光入力断RXALM、入
力断REC、同期外れRIN、エラーレート劣化ER
R、アラーム表示信号受信AIS(アラーム表示信号の
“AIS”とこれを受信検出した時のアラーム表示信号
受信“AIS”とを同一符号で表している)、対局アラ
ーム受信SEND等がある。
ラームMAJ、重要ではないアラームMIN、電源障害
PWR、クロック入力断CLK、送信信号出力断SOU
T、受信信号出力断ROUT、光入力断RXALM、入
力断REC、同期外れRIN、エラーレート劣化ER
R、アラーム表示信号受信AIS(アラーム表示信号の
“AIS”とこれを受信検出した時のアラーム表示信号
受信“AIS”とを同一符号で表している)、対局アラ
ーム受信SEND等がある。
【0014】被疑判定テーブル3は、伝送網を構成する
伝送装置、その内部の多重処理部やその他の各部、回線
等の構成部分と、前述のような障害情報の種別と、障害
発生個所と見做す部分,疑わしい部分,正常部分等に対
応した表示色とを対応して格納したものである。従っ
て、制御処理部5は、収集した障害情報を基に、被疑判
定テーブル3を参照して、カラー表示部4に表示した伝
送網パターン中に、障害発生個所と見做される部分を赤
色に表示することができる。障害監視センタ10の監視
員は、このカラー表示部4の表示内容を観測し、伝送網
中の赤表示部分についての障害切り分け等の処理を行っ
て、障害発生個所を容易に特定することができる。
伝送装置、その内部の多重処理部やその他の各部、回線
等の構成部分と、前述のような障害情報の種別と、障害
発生個所と見做す部分,疑わしい部分,正常部分等に対
応した表示色とを対応して格納したものである。従っ
て、制御処理部5は、収集した障害情報を基に、被疑判
定テーブル3を参照して、カラー表示部4に表示した伝
送網パターン中に、障害発生個所と見做される部分を赤
色に表示することができる。障害監視センタ10の監視
員は、このカラー表示部4の表示内容を観測し、伝送網
中の赤表示部分についての障害切り分け等の処理を行っ
て、障害発生個所を容易に特定することができる。
【0015】図2は本発明の実施の形態のフローチャー
トであり、障害情報を受信したか否かを判定している
(A1)。そして、図1の伝送装置11に於いて、ユニ
ットBからユニットAに転送する信号経路に障害が発生
し、ユニットAはユニットBからの信号を受信できず、
又ユニットBはユニットAへの信号を送信できない場合
に、ユニットAから入力断REC、ユニットBから対局
アラーム受信SENDを送出することになる。
トであり、障害情報を受信したか否かを判定している
(A1)。そして、図1の伝送装置11に於いて、ユニ
ットBからユニットAに転送する信号経路に障害が発生
し、ユニットAはユニットBからの信号を受信できず、
又ユニットBはユニットAへの信号を送信できない場合
に、ユニットAから入力断REC、ユニットBから対局
アラーム受信SENDを送出することになる。
【0016】従って、これらの障害情報は、前述のよう
に、テレメータ装置16,2を介して監視装置1に転送
される。監視装置1がこれらの障害情報を受信すると
(A2),(A3)、監視装置1の制御処理部5は、カ
ラー表示部4に表示されている伝送装置11のユニット
A,Bについて、それぞれ赤色で表示するように表示色
を変更する(A4),(A5)。
に、テレメータ装置16,2を介して監視装置1に転送
される。監視装置1がこれらの障害情報を受信すると
(A2),(A3)、監視装置1の制御処理部5は、カ
ラー表示部4に表示されている伝送装置11のユニット
A,Bについて、それぞれ赤色で表示するように表示色
を変更する(A4),(A5)。
【0017】そして、制御処理部5は、被疑判定を実行
するか否かを判定し(A6)、予め被疑判定を行わない
ように設定されていると、その後の処理を行わずに従来
例と同様に、収集した障害情報に従った伝送網パターン
の部分を赤色に表示する。又被疑判定を行うように設定
した場合は、被疑判定テーブル3を参照する。
するか否かを判定し(A6)、予め被疑判定を行わない
ように設定されていると、その後の処理を行わずに従来
例と同様に、収集した障害情報に従った伝送網パターン
の部分を赤色に表示する。又被疑判定を行うように設定
した場合は、被疑判定テーブル3を参照する。
【0018】この被疑判定テーブル3は、例えば、ユニ
ットA,Bについて、障害情報の種別(REC,SEN
D等)と、ユニット及び回線とを階層的に表とし、表示
色としてR(赤),Y(黄),W(白),B(青)を定
め、前述のように、ユニットBから対局アラーム受信S
END、ユニットAから入力断RECに対して、ユニッ
トBは赤(R)、回線は青(B)、ユニットAは黄
(Y)、回線は赤(R)となっている。
ットA,Bについて、障害情報の種別(REC,SEN
D等)と、ユニット及び回線とを階層的に表とし、表示
色としてR(赤),Y(黄),W(白),B(青)を定
め、前述のように、ユニットBから対局アラーム受信S
END、ユニットAから入力断RECに対して、ユニッ
トBは赤(R)、回線は青(B)、ユニットAは黄
(Y)、回線は赤(R)となっている。
【0019】従って、カラー表示部4に表示された伝送
装置11の接続パターンに於いて、ユニットAは黄表示
(A7)、ユニットAの回線接続部を赤表示(A8)、
ユニットBは赤表示(A9)、ユニットBの回線接続部
を青表示(A10)とすることになる。それにより、障
害発生個所は、ユニットB又はユニットAの回線接続部
と見做して障害発生個所の特定処理を行うことができ
る。
装置11の接続パターンに於いて、ユニットAは黄表示
(A7)、ユニットAの回線接続部を赤表示(A8)、
ユニットBは赤表示(A9)、ユニットBの回線接続部
を青表示(A10)とすることになる。それにより、障
害発生個所は、ユニットB又はユニットAの回線接続部
と見做して障害発生個所の特定処理を行うことができ
る。
【0020】図3は障害発生時の説明図であり、伝送装
置11−1,11−2が光ファイバによる回線12−
1,12−2により双方向にデータを伝送するように接
続され、31−1,31−2を回線接続部、32−1〜
32−2を多重処理部とし、伝送装置11−1,11−
2間の光ファイバによる回線12−1,12−2に断線
等の障害が発生すると、各伝送装置11−1,11−2
の回線接続部31−1,31−2は、光入力断RXRL
M又は入力断REC又は同期外れRINの障害情報とし
て送出される。この時、伝送装置11−1,11−2の
アドレス,パッケージ番号,障害検出の内容等を含む障
害情報を監視センタ10に送出することになる。
置11−1,11−2が光ファイバによる回線12−
1,12−2により双方向にデータを伝送するように接
続され、31−1,31−2を回線接続部、32−1〜
32−2を多重処理部とし、伝送装置11−1,11−
2間の光ファイバによる回線12−1,12−2に断線
等の障害が発生すると、各伝送装置11−1,11−2
の回線接続部31−1,31−2は、光入力断RXRL
M又は入力断REC又は同期外れRINの障害情報とし
て送出される。この時、伝送装置11−1,11−2の
アドレス,パッケージ番号,障害検出の内容等を含む障
害情報を監視センタ10に送出することになる。
【0021】又前述のような障害検出により、アラーム
表示信号AISを後段の回路や装置へ送出するものであ
り、前述の構成に於いては、回線接続部31−1,31
−2から多重処理部32−1,32−2にアラーム表示
信号AISを送出する。多重処理部32−1,32−2
はこのアラーム表示信号AISを受信検出し、アラーム
表示信号受信AISを障害情報として監視センタへ送出
し、更に後段の回路や装置へアラーム表示信号AISを
送出する。
表示信号AISを後段の回路や装置へ送出するものであ
り、前述の構成に於いては、回線接続部31−1,31
−2から多重処理部32−1,32−2にアラーム表示
信号AISを送出する。多重処理部32−1,32−2
はこのアラーム表示信号AISを受信検出し、アラーム
表示信号受信AISを障害情報として監視センタへ送出
し、更に後段の回路や装置へアラーム表示信号AISを
送出する。
【0022】図4は障害発生検出と表示との関連説明図
であり、伝送装置41,42(又はユニット,パネル)
は回線43,44(又は信号線,接続線)により接続し
た構成の場合、この接続構成パターンがカラー表示部4
(図1参照)に表示される。又〜は検出点を示すも
ので、例えば、(a)に示すように、伝送装置41の検
出点に於ける検出内容が入力断RECの場合、伝送装
置42と回線43との何れか一方又は両方が異常である
から、この場合、回線43を障害発生個所と見做して赤
(R)表示とする。
であり、伝送装置41,42(又はユニット,パネル)
は回線43,44(又は信号線,接続線)により接続し
た構成の場合、この接続構成パターンがカラー表示部4
(図1参照)に表示される。又〜は検出点を示すも
ので、例えば、(a)に示すように、伝送装置41の検
出点に於ける検出内容が入力断RECの場合、伝送装
置42と回線43との何れか一方又は両方が異常である
から、この場合、回線43を障害発生個所と見做して赤
(R)表示とする。
【0023】又エラーレート劣化ERRの場合は、回線
43の異常によって伝送エラーが多くなる場合が多いか
ら、この場合、回線43を障害発生個所と見做して赤
(R)表示とする。又アラーム表示信号受信AIS又は
対局アラーム受信SENDの場合は、検出点に於いて
アラーム表示信号受信AIS又は対局アラーム受信SE
NDについて検出できるから、回線43は異常ではな
い。従って、正常と見做して青(B)表示とする。
43の異常によって伝送エラーが多くなる場合が多いか
ら、この場合、回線43を障害発生個所と見做して赤
(R)表示とする。又アラーム表示信号受信AIS又は
対局アラーム受信SENDの場合は、検出点に於いて
アラーム表示信号受信AIS又は対局アラーム受信SE
NDについて検出できるから、回線43は異常ではな
い。従って、正常と見做して青(B)表示とする。
【0024】又図4の(b)に示すように、伝送装置4
1の検出点に於ける送信信号出力断SOUTDWNの
場合、伝送装置41から伝送装置42へ回線44を介し
て送信する信号が断となった場合で、伝送装置41に障
害が発生したことに相当するから、伝送装置41を障害
発生個所と見做して赤(R)表示とする。又伝送装置4
1の検出点に於ける受信信号出力断ROUTDWNの
場合、伝送装置41を障害発生個所と見做して赤(R)
表示とする。又伝送装置41の検出点に於ける入力断
REC又はアラーム表示信号受信AISの場合、伝送装
置41は疑わしいが障害発生個所ではないと見做して黄
(Y)表示とする。
1の検出点に於ける送信信号出力断SOUTDWNの
場合、伝送装置41から伝送装置42へ回線44を介し
て送信する信号が断となった場合で、伝送装置41に障
害が発生したことに相当するから、伝送装置41を障害
発生個所と見做して赤(R)表示とする。又伝送装置4
1の検出点に於ける受信信号出力断ROUTDWNの
場合、伝送装置41を障害発生個所と見做して赤(R)
表示とする。又伝送装置41の検出点に於ける入力断
REC又はアラーム表示信号受信AISの場合、伝送装
置41は疑わしいが障害発生個所ではないと見做して黄
(Y)表示とする。
【0025】従って、図4の(c)に示すように、伝送
装置41の検出点に於ける入力断REC、伝送装置4
2の検出点に於ける対局アラーム受信SENDの場
合、伝送装置41は黄(Y)表示、回線43は赤(R)
表示、伝送装置42は赤(R)表示、回線44は青
(B)表示とする。
装置41の検出点に於ける入力断REC、伝送装置4
2の検出点に於ける対局アラーム受信SENDの場
合、伝送装置41は黄(Y)表示、回線43は赤(R)
表示、伝送装置42は赤(R)表示、回線44は青
(B)表示とする。
【0026】この表示内容により、伝送装置42と回線
43とが赤(R)表示となって、障害発生個所と見做さ
れることになるが、この場合、伝送装置42は回線44
を介して受信処理が可能であることから、回線43に障
害が発生したと判定することができる。即ち、障害発生
個所を容易に特定することができる。
43とが赤(R)表示となって、障害発生個所と見做さ
れることになるが、この場合、伝送装置42は回線44
を介して受信処理が可能であることから、回線43に障
害が発生したと判定することができる。即ち、障害発生
個所を容易に特定することができる。
【0027】図5は本発明の実施の形態の被疑判定テー
ブルの一例の要部説明図であり、伝送装置の多重処理部
と回線に接続する入出力部との関係に於いて、障害情報
の種別とユニット及び回線接続部LUとの関連を示し、
前述のように、Rは赤色,Yは黄色,Wは白色,Bは青
色の表示色を示す。又障害情報として、多重処理部に於
ける送信信号出力断SOUT、受信信号出力断ROU
T、入力断REC、同期外れRIN等と、光電/電光変
換部等を含む入出力部に於ける光入力断RXALM、送
信信号出力断OUTDWN等とを対応付け、それぞれの
ユニットと回線接続部LUとについての表示色を定めて
いる。
ブルの一例の要部説明図であり、伝送装置の多重処理部
と回線に接続する入出力部との関係に於いて、障害情報
の種別とユニット及び回線接続部LUとの関連を示し、
前述のように、Rは赤色,Yは黄色,Wは白色,Bは青
色の表示色を示す。又障害情報として、多重処理部に於
ける送信信号出力断SOUT、受信信号出力断ROU
T、入力断REC、同期外れRIN等と、光電/電光変
換部等を含む入出力部に於ける光入力断RXALM、送
信信号出力断OUTDWN等とを対応付け、それぞれの
ユニットと回線接続部LUとについての表示色を定めて
いる。
【0028】例えば、多重処理部の入力断RECと、入
出力部の光入力断RXALMとの障害情報を収集した場
合、多重処理部のユニットは障害発生個所として疑わし
い部分と見做す黄(Y)表示、回線接続部LUは正常と
見做す青(B)表示、入出力部のユニットは障害発生個
所と見做す赤(R)表示、回線接続部LUは正常と見做
す青(B)表示となる。
出力部の光入力断RXALMとの障害情報を収集した場
合、多重処理部のユニットは障害発生個所として疑わし
い部分と見做す黄(Y)表示、回線接続部LUは正常と
見做す青(B)表示、入出力部のユニットは障害発生個
所と見做す赤(R)表示、回線接続部LUは正常と見做
す青(B)表示となる。
【0029】前述のように、被疑判定テーブル3は、伝
送網を構成する対向接続された伝送装置、伝送装置内の
各部の対向接続されたユニットやパッケージ等の部分と
を対応させると共に、入力断RECや対局アラーム受信
SEND等の障害情報の種別に従って、障害発生個所と
見做される部分を例えば赤(R)表示、疑わしい部分を
黄(Y)表示、正常と見做される部分を白(W)や青
(B)表示とするように、それぞれの対応付けを行って
格納することができる。
送網を構成する対向接続された伝送装置、伝送装置内の
各部の対向接続されたユニットやパッケージ等の部分と
を対応させると共に、入力断RECや対局アラーム受信
SEND等の障害情報の種別に従って、障害発生個所と
見做される部分を例えば赤(R)表示、疑わしい部分を
黄(Y)表示、正常と見做される部分を白(W)や青
(B)表示とするように、それぞれの対応付けを行って
格納することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、監視セ
ンタ10に、被疑判定テーブル3と、カラー表示部4
と、制御処理部5とを設け、被疑判定テーブル3を、伝
送網の各部との対応と障害情報のパターン(種別等)の
対応とにより、障害発生個所と見做される部分と障害発
生個所として疑わしい部分と正常と見做される部分とに
分けて判定できるように構成し、カラー表示部3に表示
される伝送網パターンについて、被疑判定テーブル3を
参照して判定した結果に基づいた表示色で表示するもの
であり、従って、障害発生個所と見做される部分を例え
ば赤色で表示することができるから、その表示部分につ
いて障害切り分け等の処理を行って、障害発生個所を容
易に特定することができる利点がある。
ンタ10に、被疑判定テーブル3と、カラー表示部4
と、制御処理部5とを設け、被疑判定テーブル3を、伝
送網の各部との対応と障害情報のパターン(種別等)の
対応とにより、障害発生個所と見做される部分と障害発
生個所として疑わしい部分と正常と見做される部分とに
分けて判定できるように構成し、カラー表示部3に表示
される伝送網パターンについて、被疑判定テーブル3を
参照して判定した結果に基づいた表示色で表示するもの
であり、従って、障害発生個所と見做される部分を例え
ば赤色で表示することができるから、その表示部分につ
いて障害切り分け等の処理を行って、障害発生個所を容
易に特定することができる利点がある。
【図1】本発明の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態のフローチャートである。
【図3】障害発生時の説明図である。
【図4】障害発生検出と表示との関連説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の被疑判定テーブルの一例
の要部説明図である。
の要部説明図である。
【図6】障害監視システムの説明図である。
1 監視装置 2 テレメータ装置 3 被疑判定テーブル 4 カラー表示部 5 制御処理部 10 監視センタ 11 伝送装置 12 回線 13,14 ユニットA,B
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の伝送装置を回線により接続した伝
送網の前記伝送装置の障害情報を収集する監視センタを
有する障害監視システムに於いて、 前記監視センタは、推定される障害情報のパターンを基
に、障害発生個所と見做される部分と障害発生個所とし
て疑わしい部分と正常と見做される部分とを判定する被
疑判定テーブルと、 前記伝送装置を含む前記伝送網を表示するカラー表示部
と、 前記伝送装置から収集した前記障害情報のパターンを基
に前記被疑判定テーブルを参照して、前記障害発生個所
と見做される部分と障害発生個所として疑わしい部分と
正常と見做される部分とを判定し、該判定結果に対応し
て前記伝送網を構成する各部及び前記回線を異なる表示
色で前記カラー表示部に表示させる制御処理部とを備え
たことを特徴とする障害監視システム。 - 【請求項2】 前記被疑判定テーブルは、前記伝送装置
及び前記回線を含めて相互に関連する部分について、前
記障害情報のパターンに従って障害発生個所と見做され
る部分の表示色と、障害発生個所として疑わしい部分の
表示色と、正常と見做される部分の表示色とを格納した
構成を備えていることを特徴とする請求項1記載の障害
監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043565A JPH10242967A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 障害監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043565A JPH10242967A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 障害監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10242967A true JPH10242967A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12667275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9043565A Pending JPH10242967A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 障害監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10242967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055381A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 障害監視制御システム |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP9043565A patent/JPH10242967A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055381A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 障害監視制御システム |
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