JPH10242836A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH10242836A
JPH10242836A JP9045106A JP4510697A JPH10242836A JP H10242836 A JPH10242836 A JP H10242836A JP 9045106 A JP9045106 A JP 9045106A JP 4510697 A JP4510697 A JP 4510697A JP H10242836 A JPH10242836 A JP H10242836A
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JP
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mosfet
pull
output
terminal
integrated circuit
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JP9045106A
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克彦 ▲高▼橋
Katsuhiko Takahashi
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力レベルが低下せずしかもリーク電流の流
れるおそれのないプッシュプル型出力回路が望まれてい
た。 【解決手段】 プッシュプル型出力回路を有する半導体
集積回路において、2つの出力トランジスタが直列形態
に接続されてなるプッシュプル型出力回路を構成するプ
ッシュ側の出力トランジスタと並列にプルアップ用のP
チャネルMOSFETを接続するとともに、該MOSF
ETのリーク電流経路を遮断するためのMOSFETを
設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
おける出力回路さらにはプッシュプル型出力回路におけ
る信号レベルの低下防止に適用して有効な技術に関し、
例えばBi−CMOS集積回路に利用して有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ集積回路やBi−CMOS集
積回路の出力回路として、図5に示されているように、
電源電圧Vccと接地点との間に、バイポーラトランジ
スタT1,T2とダイオードD1を直列形態に接続して
なるいわゆるプッシュプル型出力回路が知られている。
図5に示す出力回路は、トランジスタT1がオン(T2
はオフ)されると出力がハイレベルとされ、トランジス
タT2がオン(T1はオフ)されると出力がロウレベル
とされるもので、負荷駆動電流をたくさん流すことがで
きることと、出力がハイインピーダンス状態のときや電
源が切断されたときに出力にリーク電流をほとんど流さ
ないという利点がある。
【0003】ところで、近年、電源電圧の低電圧化に伴
い、3V系のLSIが種々提供されるようになってきて
いるが、まだすべてのLSIについて3V系と5V系の
2種類のLSIが提供されているわけではない。そのた
め、例えば5V系のLSIであっても3V系のLSIと
ともに同一のボード上に搭載して3V系の電源電圧で動
作できると便利であり、5V系のLSIの中には多少性
能は低下するものの3V系の電源電圧で充分に動作する
ものや僅かな設計変更で5V系と3V系の両方に対応で
きるLSIもある。
【0004】本発明者等は、上記のような観点から図5
に示すようなプッシュプル型出力回路について検討し
た。その結果、図5の回路形式では、低電圧動作時に出
力のハイレベルが、抵抗やトランジスタのコレクタ・エ
ミッタ間電圧Vceの影響により低下し、動作マージン
が低下するという問題点が明らかになった。そこで、図
6に示すように、PチャネルMOSFET P1をVc
c側の出力トランジスタT1と並列に接続してT1の制
御信号と逆相の信号によって駆動することで、出力レベ
ルを上昇させる技術について検討した。ところが、この
ような方式によれば、出力レベルを上昇させることはで
きるものの、図7に示すように、新たに付加したPチャ
ネルMOSFET P1のソース・ドレイン領域SDと
ウェル領域WELLとの間に寄生ダイオードDsが形成
されて、出力端子OUTに外部から高い電圧が印加され
ると寄生ダイオードDsを通して電源電圧端子Vccへ
リーク電流が流れてしまうという問題点があることが明
らかになった。
【0005】この発明の目的は、出力レベルが低下せず
しかもリーク電流の流れるおそれのないプッシュプル型
出力回路を提供することにある。
【0006】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0008】すなわち、電源電圧端子間に2つのトラン
ジスタが直列形態に接続されてなるプッシュプル型出力
回路を有する半導体集積回路において、出力回路を構成
するプッシュ側の出力トランジスタと並列にプルアップ
用のPチャネルMOSFETを接続するとともに、該M
OSFETのリーク電流経路を遮断するためのMOSF
ETを設けるようにしたものである。
【0009】より具体的には、上記プルアップ用のMO
SFETのリーク電流経路としては寄生ダイオードによ
りリーク電流経路とプルアップ用MOSFETそれ自身
のチャネルがリーク電流経路となる場合があるので、そ
れぞれのリーク電流経路を遮断するためのMOSFET
を別個に設けるようにすると良い。
【0010】これによって、出力レベルが低下せずしか
も出力端子に外部から高電圧が入ってきたときにリーク
電流の流れるおそれのないプッシュプル型出力回路を提
供するという上記目的を達成することができる。
【0011】さらに、出力端子に外部から高電圧が入っ
てきたときにリーク電流経路を遮断するために設けた上
記MOSFETは、出力端子の電位によって制御されて
も良いが、出力電圧と電源電圧のような所定の電圧とを
比較するコンパレータを設けてこのコンパレータの出力
で上記リーク電流遮断用MOSFETを制御するように
構成することが可能である。
【0012】本発明は、入出力部あるいは内部回路部に
バイポーラ・トランジスタと相補型MOSFETからな
るBi−CMOS回路を有する場合に、プロセスを何等
変更することなく適用できるので特に有効である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1には、本発明に係るプッシュプル型出
力回路の一実施例が示されている。この実施例のプッシ
ュプル型出力回路は、電源電圧Vccと接地点との間に
抵抗R1とプッシュ側のトランジスタT1とダイオード
D1とプルダウン側のトランジスタT2とが直列に接続
されてなる出力段を備えている。上記トランジスタT1
とT2は共にNPNトランジスタであり、トランジスタ
T1のベースには内部回路から供給されるデータ信号D
が、またトランジスタT1のベースには内部回路から供
給されるデータ信号/D(Dと逆相の信号)がそれぞれ
供給される。ダイオードD1はトランジスタT1のコレ
クタ・エミッタ間の耐圧向上のため挿入されている。ダ
イオードD1とトランジスタT2との出力ノードn1は
出力端子OUTに結合されている。電源電圧Vccと上
記出力ノードn1との間には上記プッシュ側のトランジ
スタT1と並列にプルアップ用のPチャネルMOSFE
T P1が接続されている。このプルアップ用MOSF
ET P1のゲート端子には、特に制限されないが、N
チャネルMOSFETからなる伝送MOSFETP2を
介して上記データ信号DをインバータINV1で反転し
た信号が供給される。伝送MOSFET P2のゲート
端子にはイネーブル信号(制御信号)ENをインバータ
INV2で反転した信号が供給される。
【0015】さらに、この実施例では、電源電圧Vcc
と上記出力ノードn1との間に、上記プルアップ用MO
SFET P1のリーク電流を防止するための直列形態
のMOSFET N1,N2とN3,P3がそれぞれ接
続されている。これらのMOSFETのうちN1,N
2,N3はNチャネルMOSFETであり、P3はPチ
ャネルMOSFETである。上記MOSFET N1の
ドレイン端子は電源電圧Vccに、ゲート端子はプルア
ップ用MOSFET P1のソース端子に、またソース
端子はP1の基体すなわちバックゲートにそれぞれ接続
されている。上記MOSFET N2のソース端子はノ
ードn1に、ゲート端子はプルアップ用MOSFET
P1のドレイン端子に、またドレイン端子はMOSFE
T P2,P3の基体すなわちバックゲートにそれぞれ
接続されている。また、上記MOSFET N3のドレ
イン端子は電源電圧Vccに、ゲート端子は上記インバ
ータINV2の出力端子に、またソース端子はP1のゲ
ート端子にそれぞれ接続されている。一方、上記MOS
FET P3のドレイン端子はノードn1に、ゲート端
子は電源電圧Vccに、ソース端子はプルアップ用MO
SFET P1の下ー端子にそれぞれ接続されている。
【0016】次に、上記プッシュプル型出力回路の動作
を説明する。
【0017】先ず、上記イネーブル信号ENがハイレベ
ルにされるアクティブ状態においては、インバータIN
V2によって伝送MOSFET P2がオンされるた
め、インバータINV1の出力信号すなわちデータ信号
Dの反転信号がプルアップ用MOSFET P1のゲー
ト端子に供給され、P1はデータ信号Dがハイレベルの
ときはオンされて出力ノードn1を電源電圧Vccまで
持ち上げる。なお、MOSFET P1がオンされる前
にデータ信号Dによって出力段を構成するプッシュ側の
出力トランジスタT1がオンされて出力端子OUTより
出力電流を流す。出力端子OUTに接続された図示しな
い負荷はもっぱらこの出力電流により駆動され、出力端
子OUTのレベルは上記プルアップ用MOSFET P
1によってVccまで持ち上げられることとなる。一
方、データ信号Dがロウレベルのときは、プルアップ用
MOSFET P1およびプッシュ側出力トランジスタ
T1がオフされる。このときプルダウン側出力トランジ
スタT2がオンされて出力端子OUTから電流を引き込
み出力ノードn1は接地電位まで下がることとなる。
【0018】上記アクティブ状態において、MOSFE
T N1はゲートに電源電圧Vccが印加されているた
めプルアップ用MOSFET P1のバックゲートに
は、約Vccに維持され、P1のソース・ドレイン領域
とウェル領域との間に寄生するダイオードを通してリー
ク電流が流れることはない。なお、このアクティブ状態
においてMOSFET N3はそのゲートにイネーブル
信号ENの反転信号(ロウレベル)が印加されるためオ
フ、MOSFET P3はゲートに電源電圧Vccが印
加されているとともにソース・ドレインは常に逆の電位
となるため出力ノードn1が通常のハイレベル(Vc
c)またはロウレベルであればオフ、またMOSFET
N2はそのゲートが出力ノードn1に接続されている
ためオフであり、MOSFET N2,N3,P3は出
力回路のアクティブ状態でMOSFET P1の動作に
何等影響を与えない。ところで、MOSFET N2は
ゲート・ソース間が結合されているので、出力電圧がロ
ウレベルであればもちろんオフであるが、出力電圧がハ
イレベルの時はソース・ドレインが逆転してソース側
(P1のバックゲート側)がロウレベルに下がっている
とオンする可能性があるが、もともとP1のバックゲー
トはVccに維持したいので、仮にノイズ等によってP
1のバックゲートの電位が下がってN2がオンしたとし
ても何等支障はない。
【0019】次に、上記イネーブル信号ENがロウレベ
ルにされるディスエーブル状態においては、イネーブル
信号ENを反転するインバータINV2によって伝送M
OSFET P2がオフされるため、インバータINV
1の出力信号すなわちデータ信号Dの反転信号はプルア
ップ用MOSFET P1のゲート端子に供給されな
い。また、イネーブル信号ENを反転するインバータI
NV2の出力によってMOSFET N3がオンされる
ため、プルアップ用MOSFET P1は出力ノードn
1が通常のハイレベル(Vcc)とロウレベルの範囲に
あればオフ状態とされる。なお、このディスエーブル状
態では、例えば内部回路から供給されるデータ信号D,
/Dを導通または遮断する論理ゲートG1,G2の出力
が、イネーブル信号ENによっては共にロウレベルとさ
れて出力段を構成するトランジスタT1,T2は共にオ
フされ、出力ノードはハイインピーダンス状態とされ
る。
【0020】ここで、出力端子OUTに外部から内部電
源電圧Vccよりも高い電圧が印加された場合を考え
る。この場合、MOSFET N2はソース・ドレイン
が逆転し、かつゲートに出力ノードn1の高電圧が印加
されるためオン状態になる。これによって、MOSFE
T P1のバックゲートには出力ノードn1の高電圧が
印加されることとなる。すると、MOSFET N1は
そのソース・ドレインが逆転しかつゲートには電源電圧
Vccが印加されているためオフ状態となる。その結
果、MOSFET P1のバックゲートと電源電圧Vc
cとの接続が遮断され、P1のソース・ドレインとウェ
ル領域との間に寄生するダイオードを通してリーク電流
が流れるのを防止することができる。
【0021】出力端子OUTに外部から内部電源電圧V
ccよりも高い電圧が印加された場合、MOSFET
P1のゲートがVccのままであると、P1の出力ノー
ドn1側の端子が高電位とされかつ上記のようにMOS
FET N2がオンされることによってP1のバックゲ
ートに高電圧が印加されたときにP1自身がオンして、
そのチャネルを通してリーク電流が流れるおそれがあ
る。しかしながら、この実施例では、MOSFET P
1のゲートと出力ノードn1との間にMOSFET P
3が接続され、そのゲートに電源電圧Vccが印加され
ているため、出力端子OUTに外部から内部電源電圧V
ccよりも高い電圧が印加されたときに先ずこのMOS
FET P3がオンして、P1のゲートを出力ノードと
同じ高電圧にして、P1をオンさせないように作用す
る。これによって、出力端子OUTに外部から内部電源
電圧Vccよりも高い電圧が印加された場合に、プルア
ップ用MOSFET P1を通してリーク電流が流れる
のを完全に防止することができる。
【0022】なお、上記実施例では、内部回路から出力
回路へ相補的なデータ信号D,/Dを供給するようにし
た場合について説明したが、内部回路から出力回路へ一
方のデータ信号Dのみ供給し、出力回路でインバータ等
を用いて/D信号を形成するようにしても良い。
【0023】図2には本発明に係るプッシュプル型出力
回路の第2の実施例の回路図が示されている。
【0024】この実施例の出力回路の基本的な構成は図
1の第1実施例とほぼ同一である。第2の実施例回路が
第1実施例の回路と異なる点は、出力端子に外部から高
電圧が印加されたときにプルアップ用MOSFET P
1のゲートに所定の電位を与える第1の実施例における
MOSFET P3とP1のゲートにデータ信号を伝え
る伝送MOSFET P2としてPチャネルMOSFE
Tの代わりにNチャネルMOSFET N4,N5を使
用するようにした点と、出力ノードn1の電位と電源電
圧Vccとを比較してn1の電位がVccよりも高くな
ったときにMOSFET N4をオンさせるコンパレー
タCMPを設けている点である。この実施例において
も、出力端子OUTに外部から内部電源電圧Vccより
も高い電圧が印加された場合に、N4をオンしてP1の
ゲートを出力ノードn1と同一の高電位にし、プルアッ
プ用MOSFET P1を通してリーク電流が流れるの
を完全に防止することができる。
【0025】図3には本発明に係るプッシュプル型出力
回路の第3の実施例の回路図が示されている。
【0026】この実施例の出力回路は図2の第2実施例
とほぼ同一である。第3の実施例回路が第2実施例の回
路と異なる点は、出力端子に外部から高電圧が印加され
たときにプルアップ用MOSFET P1のゲートに所
定の電位を与えるだ2の実施例におけるMOSFET
N4と、P1のゲートにデータ信号を伝える伝送MOS
FET N5としてNチャネルMOSFETの代わりに
C−MOSトランスミッ,ションゲートTG1,TG2
を用いている点と、このトランスミッションゲートTG
1を制御するためインバータINV3を追加している点
である。
【0027】図4には本発明に係るプッシュプル型出力
回路の第4の実施例の回路図が示されている。
【0028】この実施例の出力回路が第1実施例の回路
と異なる点は、出力段をバイポーラ・トランジスタT
1,T2で構成する代わりにMOSFETを使用するよ
うにしている点である。すなわち、プルダウン側側の出
力トランジスタT2の代わりに出力ノードn1と接地点
との間にNチャネルMOSFETN6が接続されそのゲ
ートに内部回路からのデータ信号/Dが論理ゲートG2
を介して供給されるように構成されている。なお、プッ
シュ側にはプルアップ用のMOSFET P1があるの
で、このMOSFET P1のサイズを所望の出力電流
を流せるように設計してやれば良く、MOSFET P
1と別個に出力MOSFETを設ける必要はない。
【0029】以上説明したように上記実施例は、電源電
圧端子間に2つのトランジスタが直列形態に接続されて
なるプッシュプル型出力回路を有する半導体集積回路に
おいて、出力回路を構成するプッシュ側の出力トランジ
スタと並列にプルアップ用のPチャネルMOSFETを
接続するとともに、該MOSFETのリーク電流経路を
遮断するためのMOSFETを設けるようにしたので、
出力レベルが低下せずしかも出力端子に外部から高電圧
が入ってきたときにリーク電流の流れるおそれのないプ
ッシュプル型出力回路を実現することができるという効
果がある。
【0030】また、出力端子に外部から高電圧が入って
きたときにプルアップ用MOSFETのチャネルを通し
て流れるリーク電流経路を遮断するために設けた上記M
OSFETは、出力端子の電位によって制御されるよう
にしたので、簡単な構成で上記リーク電流を遮断するこ
とができるという効果がある。
【0031】さらに、入出力部あるいは内部回路部にバ
イポーラ・トランジスタと相補型MOSFETからなる
Bi−CMOS回路を有する場合には、プロセスを何等
変更することなく上記実施例を適用することができると
いう効果がある。
【0032】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上
記実施例の出力段に設けられている耐圧補強用のダイオ
ードD1を省略してもよい。
【0033】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるBi−
CMOS集積回路に適用した場合について説明したがこ
の発明はそれに限定されるものでなく、プッシュプル型
出力回路を有する半導体集積回路一般に利用することが
できる。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0035】すなわち、出力レベルが低下せずしかもリ
ーク電流の流れるおそれのないプッシュプル型出力回路
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプッシュプル型出力回路の一実施
例を示す回路図である。
【図2】本発明に係るプッシュプル型出力回路の第2の
実施例を示す回路図である。
【図3】本発明に係るプッシュプル型出力回路の第3の
実施例を示す回路図である。
【図4】本発明に係るプッシュプル型出力回路の第4の
実施例を示す回路図である。
【図5】従来のプッシュプル型出力回路の一例を示す回
路図である。
【図6】本発明に先立って検討したプッシュプル型出力
回路を示す回路図である。
【図7】図6のプッシュプル型出力回路のプルアップ用
MOSFET P1の寄生ダイオードとリーク電流経路
を示す模式図である。
【符号の説明】
T1 プッシュ側トランジスタ T2 プルダウン側トランジスタ P1 プルアップ用MOSFET

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧端子と第2の電源電圧端
    子との間に2個のトランジスタが直列に接続されてなる
    プッシュプル型出力回路を有する半導体集積回路におい
    て、 上記プッシュプル型出力回路を構成するプッシュ側の出
    力トランジスタと並列にプルアップ用のPチャネルMO
    SFETを接続するとともに、該MOSFETのリーク
    電流経路を遮断するためのMOSFETを設けたことを
    特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 上記リーク電流経路遮断用MOSFET
    は、上記プルアップ用MOSFETのソース・ドレイン
    領域基体領域との間に存在する寄生ダイオードを通して
    流れるリーク電流を遮断するMOSFETであることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記リーク電流経路遮断用MOSFET
    は、上記プルアップ用MOSFETのチャネルを通して
    流れるリーク電流を遮断するMOSFETであることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 上記リーク電流経路遮断用MOSFET
    は、上記プルアップ用MOSFETのソース・ドレイン
    領域基体領域との間に存在する寄生ダイオードを通して
    流れるリーク電流を遮断するMOSFETおよび上記プ
    ルアップ用MOSFETのチャネルを通して流れるリー
    ク電流を遮断するMOSFETであることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 上記プルアップ用MOSFETのソース
    ・ドレイン領域基体領域との間に存在する寄生ダイオー
    ドを通して流れるリーク電流を遮断するMOSFET
    は、ソース・ドレイン端子が上記プルアップ用MOSF
    ETの基体と第1の電源電圧端子に接続されゲート端子
    が第1の電源電圧端子に接続された第1のNチャネルM
    OSFETと、ソース・ドレイン端子が上記プルアップ
    用MOSFETの基体と出力端子に接続されゲート端子
    が出力端子に接続された第2のNチャネルMOSFET
    であることを特徴とする請求項2および4に記載の半導
    体集積回路。
  6. 【請求項6】 上記プルアップ用MOSFETのチャネ
    ルを通して流れるリーク電流を遮断するMOSFET
    は、ソース・ドレイン端子が上記プルアップ用MOSF
    ETのゲート端子と出力端子に接続されゲート端子が第
    1の電源電圧端子に接続されたPチャネルMOSFET
    であることを特徴とする請求項3または4に記載の半導
    体集積回路。
  7. 【請求項7】 上記出力端子の電圧と所定の電圧とを比
    較するコンパレータを備えるとともに、上記プルアップ
    用MOSFETのチャネルを通して流れるリーク電流を
    遮断するMOSFETはソース・ドレイン端子が上記プ
    ルアップ用MOSFETのゲート端子と出力端子に接続
    されゲート端子に上記コンパレータの出力端子が接続さ
    れ、出力電圧が上記所定の電圧よりも高くなったときに
    導通されるように構成されてなることを特徴とする請求
    項3または4に記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 上記プッシュプル型出力回路を構成する
    プッシュ側の出力トランジスタとプルダウン側のトラン
    ジスタは、各々PチャネルMOSFETとNチャネルM
    OSFETで構成されていることを特徴とする請求項1
    〜7に記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 上記プッシュプル型出力回路を構成する
    プッシュ側のPチャネルMOSFETと上記プルアップ
    用のPチャネルMOSFETとが一体であることを特徴
    とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7に記載の半導体集積回路
    であって、入出力部あるいは内部回路部にバイポーラ・
    トランジスタと相補型MOSFETからなるBi−CM
    OS回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
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