JPH10242804A - ディジタルフィルタ - Google Patents

ディジタルフィルタ

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JPH10242804A
JPH10242804A JP9045352A JP4535297A JPH10242804A JP H10242804 A JPH10242804 A JP H10242804A JP 9045352 A JP9045352 A JP 9045352A JP 4535297 A JP4535297 A JP 4535297A JP H10242804 A JPH10242804 A JP H10242804A
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JP
Japan
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delay
unit
delay time
time
digital filter
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JP9045352A
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Inventor
Takahiro Okutsu
隆博 奥津
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、遅延器及び乗算器の数を多く必要と
するため、回路規模が大きく、また演算処理の規模が大
きく、処理速度やコストにかかる負荷が大きい。 【解決手段】 ディジタルフィルタは、入力端子10に
縦続接続され、かつ、互いの累積遅延時間が単位遅延時
間の異なる整数倍の関係になるように設定されたN個の
遅延回路111〜114と、入力端子10よりのディジタ
ル信号と遅延回路111〜114の各出力信号に対して、
それぞれ別々に定められた畳み込み係数を乗算する乗算
器121〜125と、乗算器121〜125の出力信号を加
算してフィルタリングされたディジタル信号を出力端子
14へ出力する加算器22とからなる。遅延回路111
〜114のうち、i番目(ただし、iは1〜4のいずれ
かの整数)までの遅延回路11iの累積遅延時間は、単
位遅延時間の2i-1倍の遅延時間となるように互いに異
ならせ、2タップおきの構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルフィルタ
に係り、特に電子楽器の音色加工に用いるディジタルフ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のディジタルフィルタの一例
の回路図を示す。この従来のディジタルフィルタは、有
限インパルスレスポンス(FIR)型のディジタルフィ
ルタで、入力端子30に7個の遅延器31〜31
縦続接続されており、また、入力端子30と遅延器31
〜31の各出力端子が全部で8個の乗算器32
32を別々に介して加算器33に共通接続されてい
る。
【0003】これにより、入力端子30に入力されたデ
ィジタル信号は、乗算器32により畳み込み係数と乗
算されて加算器33に供給される一方、遅延器31
31によりそれぞれ単位時間遅延され、その遅延出力
毎に乗算器32〜32により畳み込み係数と乗算さ
れた後加算器33に供給されて総和をとられる。ここ
で、上記の乗算器32〜32のそれぞれの畳み込み
係数値は、図10に1〜8で示す値に設定されている。
これにより、入力端子30の入力ディジタル信号は、加
算器33より図11に示す如く理想的には矩形状の周波
数特性が付与されて出力される。
【0004】上記のFIR型ディジタルフィルタでは、
すべての遅延器31〜31の出力値と畳み込み係数
とを乗算した結果の積和演算をする構成であるので(こ
れは無限インパルスレスポンス(IIR)型ディジタル
フィルタでも同様)、最低限処理に必要な乗算の回数、
あるいは乗算器の数は、サンプリング周波数をfs、カ
ットオフ周波数をfoとすると、それらの比fs/(2
fo)は遅延器の数に置き換えられ、遅延器の数に1を
加えた数の{fs/(2fo)}+1個(回)となり、
fs/(2fo)に比例して増加する(これはIIR型
ディジタルフィルタでも同様)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のディジ
タルフィルタではFIR型及びIIR型のいずれであろ
うとも、カットオフ周波数foを低く設定するほど、遅
延器及び乗算器の数を多く必要とするため、回路規模が
大きくなる。特に、電子楽器の音色加工用ディジタルフ
ィルタでは、サンプリング周波数fsに対して比較的低
いカットオフ周波数foを扱うケースが多いので、演算
処理の規模が大きく、処理速度やコストにかかる負荷が
大きいという問題がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
簡単な回路構成により処理速度が高速で、安価な構成の
カットオフ周波数が低いディジタルフィルタを提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、音色加工に適
用して好適なディジタルフィルタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、図1の原理構成図で示す構成としたもので
ある。同図に示すように、本発明はディジタル信号の入
力端子10に縦続接続され、互いの累積遅延時間が単位
遅延時間の異なる整数倍の関係になるように遅延時間が
それぞれ設定されたN個(Nは2以上の整数)の遅延回
路111〜11Nと、入力端子10よりのディジタル信号
とN個の遅延回路111〜11Nの各出力信号に対して、
それぞれ別々に定められた畳み込み係数を乗算する(N
+1)個の乗算器121〜12N+1と、(N+1)個の乗
算器121〜12N+1の出力信号を加算してフィルタリン
グされたディジタル信号を出力端子14へ出力する加算
手段13とを有する構成としたものである。
【0009】ここで、電子楽器に用いられる音色加工用
のディジタルフィルタでは、全域にわたる「平坦な周波
数特性」よりも、遮断又は共振周波数点を境界として、
その両側における「倍音の増減比率の変化」の方が有効
であり、また、アコースティック楽器等はその形状や材
質等により、幾つかの固有振動周波数を持ち、多くの場
合、それらは整数倍の関係にある。
【0010】本発明は以上の点に着目し、従来のディジ
タルフィルタのように単位遅延時間遅延する縦続接続さ
れた複数の単位時間遅延器のすべての出力信号を乗算器
で畳み込み係数とそれぞれ乗算するのではなく、N個の
遅延回路111〜11Nのうち、i番目(ただし、iは1
〜Nのいずれかの整数)までの遅延回路11iの累積遅
延時間を、単位遅延時間のMi-1倍(ただし、Mは2以
上の任意の整数)の遅延時間となるように設定し、それ
ら遅延回路111〜11Nの出力信号と入力ディジタル信
号のそれぞれに対して乗算器12 1〜12N+1を用いて畳
み込み演算させる。
【0011】これにより、フィルタのカットオフ周波数
付近の急峻特性は得難く、また、周波数軸全域にわたり
周波数特性上の平坦特性が崩れるので、ハイファイを目
的とした用途には不向きではあるが、電子楽器等の音色
加工を目的とした用途においては、弊害にはならず、む
しろアコースティック楽器の周波数特性に類似した周波
数特性を得ることができる。
【0012】ここで、本発明において、上記の単位遅延
時間は、入力ディジタル信号のサンプリング周波数をf
sとしたとき1/fsであり、N個の遅延回路111
11Nは、例えば総数がfs/(2fo)(ただし、f
oはカットオフ周波数)個の単位時間遅延器から構成で
きる。これにより、すべての単位時間遅延器の出力信号
について、畳み込み係数と乗算を行っていた従来のディ
ジタルフィルタに比し、乗算器の個数(乗算回数)を低
減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図2は本発明になるディジタル
フィルタの一実施の形態のブロック図を示す。同図中、
図1と同一構成部分には同一符号を付してある。この実
施の形態は、N=4、M=2の例で、図2に示すよう
に、入力端子10に4個の遅延回路111、112、11
3及び114が縦続に接続されると共に、入力端子10よ
りのディジタル信号と遅延回路111、112、113
び114の各出力信号に対して、それぞれ別々に定めら
れた畳み込み係数を乗算する乗算器121、122、12
3、124及び125と、乗算器121、122、123、1
4及び125の各出力信号を加算してフィルタリングさ
れたディジタル信号を出力端子14へ出力する加算器2
2とから構成されている。
【0014】ここで、遅延回路111はその累積遅延時
間が単位時間Z-1の1倍となるように1つの単位時間遅
延器211から構成され、遅延回路112はその累積遅延
時間が単位時間Z-1の2倍となるように、1つの単位時
間遅延器212から構成され、また遅延回路113はその
累積遅延時間が単位時間Z-1の4倍となるように、縦続
接続された2つの単位時間遅延器213及び214から構
成され、更に遅延回路114はその累積遅延時間が単位
時間Z-1の8倍となるように、縦続接続された4つの単
位時間遅延器215、216、217及び218から構成さ
れている。すなわち、i番目(i=1,2,3,4)ま
での遅延回路11iの累積遅延時間が、単位遅延時間の
i-1倍となるような数の単位時間遅延器により、遅延
回路11iが構成されている(これを2倍おきタップの
構成というものとする)。
【0015】上記の単位時間遅延器211〜218の各遅
延単位時間Z-1は、入力ディジタル信号のサンプリング
周波数をfsとしたとき1/fs(すなわち、1サンプ
リング周期)である。また、遅延回路111〜114は、
全体として総数がfs/(2fo)(ただし、foはカ
ットオフ周波数)に等しい全部で8個の単位時間遅延器
211〜218からなり、これらは入力端子10に縦続接
続されている。ここで、乗算器の総数は[{Log
M(fs/(2fo)}+1]+1で表されるから、こ
こでは{(Log28)+1}+1=5である。
【0016】次に、この実施の形態の動作について説明
する。入力端子10に入力された電子楽器の音源信号
(楽音信号)は、乗算器121に供給されて第1の畳み
込み係数と乗算される一方、それぞれ1サンプリング周
期の単位遅延時間の遅延器211〜218により遅延され
て次段へ出力される。また、遅延器211、212、21
4及び218の各出力ディジタル信号は、乗算器122
123、124及び125に供給され、ここで第2、第
3、第4及び第5の畳み込み係数と乗算される。
【0017】ここで、上記の乗算器121〜125におけ
る第1〜第5の畳み込み係数は、図3に1〜5でそれぞ
れ示す値である。乗算器121〜125の各出力信号は、
加算器22に供給されて加算された後、出力端子14へ
フィルタリングされた信号として出力される。このディ
ジタルフィルタの周波数特性は、図4に示す如く、カッ
トオフ周波数付近で凹凸のある周波数特性である。
【0018】次に、フィルタ処理に必要な遅延器の数と
周波数特性について更に説明する。図5(A)に示すよ
うに、所望の遅延時間T0の遅延器25の入力ディジタ
ル信号と出力遅延ディジタル信号を加算器26で加算し
て出力する構成のディジタルフィルタでは、加算器26
において図5(B)にIで示す値の遅延器25の入力デ
ィジタル信号と、同図(B)にIIで示す値の遅延ディ
ジタル信号を加算することにより、同図(C)に示す周
波数特性が得られる。
【0019】ここで、サンプリング周波数がfsである
という条件において、所望の遅延時間T0を得る場合
は、1サンプリング周期(1/fs)の単位時間遅延器
がfs×T0個必要になる。また、カットオフ周波数を
f0とすると、f0=1/(2T0)であるから、T0
1/(2f0)=fs×T0なる関係式が成立し、これ
により必要な遅延量T0を得るには単位時間遅延器がf
s/(2f0)必要になる。
【0020】次に、図6(A)に示すように、各々遅延
時間が1サンプリング周期TSである単位時間遅延器2
1〜274が縦続接続され、かつ、そのうち1番目の遅
延器271の入力信号と出力信号と、2番目の遅延器2
3及び4番目の遅延器274の各出力信号をそれぞれ加
算する加算器28からなる構成のディジタルフィルタに
おいては、図6(B)にIII及びIVで示す1番目の遅延
器271の入力信号と累積遅延時間がTSの出力信号を加
算して得られる周波数特性は、図6(C)に一点鎖線a
で示す如くになり、また入力信号と図6(B)にVで示
す2番目の遅延器272の累積遅延時間が2TSの出力信
号とを加算して得られる周波数特性は、図6(C)に破
線bで示す如くになる。更に、入力信号と図6(B)に
VIで示す4番目の遅延器274の累積遅延時間が4TS
出力信号とを加算して得られる周波数特性は、図6
(C)に点線cで示す如くになる。
【0021】従って、図6(A)に示すディジタルフィ
ルタでは、上記の特性aとbとcを合成して図6(C)
に実線dで示すようになる。このことから、図2に示す
2倍おきタップの構成のディジタルフィルタでは、おお
よそ図4に示すような周波数特性が得られることが予測
できる。
【0022】この方式で単位遅延器の総数を8としたと
きのディジタルフィルタの周波数特性をシミュレーショ
ンにより求めたのが図7に示す周波数特性である。ま
た、図8は従来のディジタルフィルタのシミュレーショ
ンによる周波数特性を示す。図7及び図8において、横
軸が周波数であり、縦軸G(f)が出力信号レベルを示
す。また、両図において、×印と×印の間隔は1.47
kHzである。これは、サンプリング周波数44.1k
Hzで30ポイントをとったときの、各ポイントの間隔
が0.68msecであり、これを高速フーリエ変換し
たときの周波数に相当する。
【0023】図8に示す従来のディジタルフィルタの周
波数特性は、3番目の×印以降の周波数で平坦な特性を
示しているが、図7に示す、この実施の形態のディジタ
ルフィルタの周波数特性は、上記の従来の周波数特性で
平坦な周波数領域において平坦な特性ではなくなってい
る。つまり、3番目の×印付近の低域周波数やそれより
高域の周波数領域において凹凸のある周波数特性となっ
ている。
【0024】この本実施の形態の周波数特性は、多くの
アコースティック楽器の周波数特性に類似している。そ
の理由は、多くのアコースティック楽器は、発音源
(弦、振動子)から発生した音源信号に共振させるベく
共振用の筐体を有しており、その筐体の持つ周波数伝達
特性がある周波数振動に対して共振し易いがゆえに、特
定の整数倍おきの周波数成分について伝達量が大きくな
っているからである。
【0025】このような特性を持つフィルタを考える
と、自とこの実施の形態のようなある整数倍おきのタッ
プ出力のみに畳み込み演算を行う構成のフィルタが考え
られる。すなわち、この実施の形態のディジタルフィル
タによれば、多くのアコースティック楽器に近似する周
波数特性を簡略的に得ることができる。
【0026】また、上記の実施の形態は、M=2の2倍
おきタップの構成であり、N=4の場合で乗算器の個数
が5である。一方、このときの従来のディジタルフィル
タでは乗算器の個数が9である。また、上記の実施の形
態と同様に2倍おきタップの構成の場合、単位時間遅延
器の数(fs/(2f0))が16(N=5)のときは
乗算器の個数は6(従来は17)、単位時間遅延器の数
(fs/(2f0))が32(N=6)のときは乗算器
の個数は7(従来は33)となり、単位時間遅延器の数
が多くなるほど従来に比べて乗算器の数(乗算回数)が
少なくなり、簡単な回路構成で、かつ高速に演算するこ
とができる。
【0027】なお、以上の実施の形態では、ディジタル
信号の入力端子に縦続接続されたN個の遅延回路のう
ち、i番目(ただし、iは1〜Nのいずれかの整数)ま
での遅延回路の累積遅延時間が単位遅延時間のMi-1
(M=2)であったが、本発明はこれに限らず、Mが3
以上のM倍おきタップの構成にも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のディジタルフィルタのように単位遅延時間遅延す
る縦続接続された複数の単位時間遅延器のすべての出力
信号を乗算器で畳み込み係数とそれぞれ乗算するのでは
なく、ディジタル信号の入力端子に縦続接続されたN個
の遅延回路の遅延時間が、その遅延回路までの累積遅延
時間が単位遅延時間の異なる整数倍の関係になるように
それぞれ設定し、それら遅延回路の出力信号と入力ディ
ジタル信号のそれぞれに対して乗算器を用いて畳み込み
演算させるようにしたため、従来に比べて平坦でない凹
凸のあるアコースティック楽器に類似した周波数特性を
得ることができ、電子楽器の音色加工用のディジタルフ
ィルタに好適である。
【0029】また、本発明によれば、従来のディジタル
フィルタのように縦続接続された単位時間遅延器のすべ
ての出力信号と畳み込み係数とを乗算するのではなく、
入力信号の他はMタップおき毎の単位時間遅延器の出力
信号についてのみ畳み込み係数と乗算するように構成し
たため、従来に比べて乗算器の個数(乗算回数)を低減
することができ、よって、従来に比べて小規模な回路構
成にでき、しかも演算速度を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図3】図2の畳み込み係数値の一例を示す図である。
【図4】図2の周波数特性の一例を示す図である。
【図5】フィルタ処理に必要な遅延器の数を説明する図
である。
【図6】ディジタルフィルタの周波数特性等を説明する
図である。
【図7】本発明の一実施の形態のシミュレーションによ
る周波数特性図である。
【図8】従来の一例のシミュレーションによる周波数特
性図である。
【図9】従来の一例のブロック図である。
【図10】図9の畳み込み係数値の一例を示す図であ
る。
【図11】図9の周波数特性の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ディジタル信号入力端子 111〜11N 遅延回路 121〜12N+1 乗算器 13 加算手段 14 ディジタル信号出力端子 211〜218、271〜274 単位時間遅延器 22、26、28 加算器 25 遅延回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号の入力端子に縦続接続さ
    れ、互いの累積遅延時間が単位遅延時間の異なる整数倍
    の関係になるように遅延時間がそれぞれ設定されたN個
    (Nは2以上の整数)の遅延回路と、 前記入力端子よりのディジタル信号と前記N個の遅延回
    路の各出力信号に対して、それぞれ別々に定められた畳
    み込み係数を乗算する(N+1)個の乗算器と、 前記(N+1)個の乗算器の出力信号を加算してフィル
    タリングされたディジタル信号を出力する加算手段とを
    有することを特徴とするディジタルフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記N個の遅延回路のうち、i番目(た
    だし、iは1〜Nのいずれかの整数)までの遅延回路の
    累積遅延時間は、単位遅延時間のMi-1倍(ただし、M
    は2以上の任意の整数)の遅延時間であることを特徴と
    する請求項1記載のディジタルフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記単位遅延時間は、前記入力ディジタ
    ル信号のサンプリング周波数をfsとしたとき1/fs
    であり、前記N個の遅延回路は、総数がfs/(2f
    o)(ただし、foはカットオフ周波数)個の単位時間
    遅延器からなることを特徴とする請求項2記載のディジ
    タルフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記入力ディジタル信号は、電子楽器の
    音源信号であることを特徴とする請求項1乃至3のうち
    いずれか一項記載のディジタルフィルタ。
JP9045352A 1997-02-28 1997-02-28 ディジタルフィルタ Pending JPH10242804A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107707259A (zh) * 2017-11-01 2018-02-16 兰州大学 一种模拟信号采样与重构的方法

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