JPH10242728A - 携帯用無線機のためのマルチバンドアンテナ構造 - Google Patents

携帯用無線機のためのマルチバンドアンテナ構造

Info

Publication number
JPH10242728A
JPH10242728A JP10041106A JP4110698A JPH10242728A JP H10242728 A JPH10242728 A JP H10242728A JP 10041106 A JP10041106 A JP 10041106A JP 4110698 A JP4110698 A JP 4110698A JP H10242728 A JPH10242728 A JP H10242728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
band
antenna structure
structure according
band antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10041106A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert J Degroot
ロバート・ジェイ・デグルート
James P Phillips
ジェームズ・ピー・フィリップス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH10242728A publication Critical patent/JPH10242728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • H01Q1/244Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q11/00Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q11/02Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
    • H01Q11/08Helical antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/28Combinations of substantially independent non-interacting antenna units or systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/10Resonant antennas
    • H01Q5/15Resonant antennas for operation of centre-fed antennas comprising one or more collinear, substantially straight or elongated active elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/40Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の単一バンドアンテナ構造の高い利得性
能を有する小型のマルチバンドアンテナ構造を実現す
る。 【解決手段】 マルチバンドアンテナ構造を形成するた
め第1の周波数で共振する第1のコイル110、および
第2の周波数で共振する第2のコイル120をアンテナ
エレメント130の導電性ストレート部分140に結合
する。第1および第2のコイル110および120は好
ましくは異なる軸方向長さおよび円周を有し、逆方向に
巻かれかつアンテナエレメント130の回りに同軸に配
置される。付加的な帯域を収容するため付加的なコイル
を加えることができ、かつマルチポジション構造を実現
するため上部コイル150を使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナに関し、か
つより特定的には、マルチバンドアンテナ構造に給電す
るためのコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アーウィン(Irwin)他へ
の米国特許第4,121,218号により、伸張可能
な、ストレートワイヤ(straight−wire)
アンテナに結合するためのらせんコイル(helica
l coil)が知られている。該らせんコイルおよび
伸張可能なストレートワイヤはセルラ電話のような携帯
用無線機の特定の周波数帯域において共振するのに必要
な寸法とされている。
【0003】種々のアナログおよびデジタルセルラ電話
システムが世界中にわたり発表されるに応じて、種々の
セルラシステムの各々に対応するアンテナが知られてき
ている。異なるシステムにわたって進行しまたは1つよ
り多くのシステムを備えた地理的領域においてセルラ電
話を使用するセルラ電話加入者のユーザは1つより多く
のシステムに関して単一のセルラ電話が使用できること
を希望する。同じ無線機における異なる周波数帯域によ
る通信がそのために要望される。同じセルラ電話に対し
て異なる帯域幅のアンテナはユーザにとって不便になる
可能性があるため、1つより多くの帯域で動作可能な単
一のアンテナ構造が望まれる。
【0004】ユーザの便宜を満たすためにセルラ電話の
新しい設計が進化してきている。大部分のユーザは持ち
運びおよび使用に便利な小さなパッケージを高く評価す
る。低い生産コストを達成する一方で、小型の設計のマ
ルチバンドアンテナ構造が望まれる。
【0005】小型でありしかも従来の単一帯域のアンテ
ナ構造の高い利得性能を可能にするマルチバンドアンテ
ナ構造を達成することは困難であった。1つの帯域にお
ける最大利得のために最適化された知られたアンテナ構
造は他の帯域において最適状態に及ばない利得を生じる
設計特性を有する。現存する単一帯域のアンテナに等し
いかあるいはより良好なアンテナ利得性能が単一の、小
型の、アンテナ構造におけるすべての帯域に対して希望
される。このようなことは添付の図面を参照して以下に
説明する本発明の前には不可能であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、マ
ルチバンドアンテナ構造が提供され、該構造は第1の円
周の第1の巻き数を使用することにより第1の周波数帯
域で共振するよう構成された第1のコイル(110)で
あって、前記第1の円周は前記第1の周波数帯域の波長
より小さいもの、第2の円周の第2の巻き数を使用する
ことにより前記第1の周波数帯域と異なる第2の周波数
帯域で共振するよう構成された第2のコイル(120)
であって、前記第2の円周は前記第2の周波数帯域の波
長より小さいもの、そして前記第1のコイルおよび前記
第2のコイルの双方に隣接して配置され前記第1のコイ
ルおよび前記第2のコイルの双方への電磁結合を行なう
ストレート部分(140)を有するアンテナエレメン
ト、を具備することを特徴とする。
【0007】この場合、前記第1のコイル(110)お
よび前記第2のコイル(120)はお互いに同軸とする
ことができる。
【0008】また、前記第1のコイル(110)の第1
の円周は前記第2のコイル(120)の第2の円周より
大きくすると好都合である。
【0009】さらに、前記第1のコイル(110)は前
記第2のコイル(120)より短い軸方向長さを有する
と好都合である。
【0010】前記第1のコイル(110)は前記第2の
コイル(120)より短い直線長さを有するよう構成し
てもよい。
【0011】また、前記第1のコイル(110)は前記
第2のコイル(120)と等しいかあるいは前記第2の
コイル(120)より長い直線長さを有するよう構成す
ることもできる。
【0012】前記第1のコイル(110)および前記第
2のコイル(120)は異なる巻き数を有するものとす
ることができる。
【0013】前記第1のコイル(110)の巻き方向お
よび前記第2のコイル(120)の巻き方向はお互いに
逆方向に巻かれていると好都合である。
【0014】また、前記第1のコイル(110)および
前記第2のコイル(120)は異なる巻き数を有するよ
う構成できる。
【0015】さらに、前記第1のコイル(110)およ
び前記第2のコイル(120)は異なる直線長さを有す
るよう構成できる。
【0016】さらに、第3の周波数帯域の波長より短い
円周に巻いたワイヤを使用して前記第1および第2の帯
域と異なる第3の周波数帯域で共振するよう構成された
第3のコイル(280)を具備し、該第3のコイルは前
記ストレート部分(240)を有するアンテナエレメン
トのそばに配置されかつ前記第1および第2のコイルと
の電磁結合を低減するために前記第1および第2のコイ
ル(210,220)から離されていると好都合であ
る。
【0017】前記第1のコイル(210)および前記第
2のコイル(220)はお互いに同軸とすると好都合で
ある。
【0018】前記アンテナエレメントのストレート部分
(140)は前記第1のコイル(110)および前記第
2のコイル(120)に電磁結合されたストレートワイ
ヤを具備するよう構成してもよい。
【0019】前記ストレートワイヤ(140)は、上側
位置において、前記第1のコイル(110)および前記
第2のコイル(120)の近くに配置され、前記アンテ
ナエレメントは同時に前記帯域のより低い周波数の1つ
における波長の1/2の整数倍および前記帯域のより高
い周波数の1つにおける波長の1/2の同じまたはより
大きい整数倍で共振すると好都合である。
【0020】また、前記アンテナエレメントは上端にお
いて前記ストレートワイヤに動作可能に結合された上部
らせんコイル(150)を具備するよう構成できる。
【0021】前記上部らせんコイル(150)は、下側
位置において、前記第1のコイル(110)および前記
第2のコイル(120)の近くに位置し、前記アンテナ
エレメントの上部コイル(150)は同時に前記帯域の
内のより低い周波数の1つにおける波長の1/4の整数
倍および前記帯域のより高い周波数の1つにおける波長
の1/4の整数倍で共振すると好都合である。
【0022】また、下側位置において、前記上部らせん
コイル(150)は前記第1のコイル(110)および
前記第2のコイル(120)の双方の内側に軸方向に位
置するよう構成できる。
【0023】上側位置において、前記ストレートワイヤ
(140)は前記第1および第2のコイル(110,1
20)の頭部近くに位置するよう構成できる。
【0024】さらに、前記第1の帯域および前記第2の
帯域における無線周波信号をそれぞれ増幅するための前
記第1のコイル(110)および前記第2のコイル(1
20)に動作可能に結合された無線機回路(393,3
95)を具備すると好都合である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は1つより多くの周波数帯
域において共振可能な単一の、小型のアンテナ構造を提
供する。第1の帯域に対応する第1のコイルおよび第2
の帯域に対応する第2のコイルがそれぞれの第1および
第2の周波数帯域で共振する構成でアンテナエレメント
のストレート部分に隣接して配置される。これらの第1
および第2のコイルを共に前記アンテナエレメントのス
トレート部分と同軸に配置することにより、より小型の
構造が実現される。
【0026】前記コイルの間の結合を低減することによ
り前記帯域におけるより効率のよい利得性能が達成でき
ることが発見された。2つの同軸コイルを反対方向に巻
くことは結合の妨害を低減するために好ましい。さら
に、1つの同軸コイルを直径で他の同軸コイルよりも大
きくすることもまた結合の妨害を低減し、かつ外側にお
いてより短い直線長さのコイルを提供することはそのよ
うな妨害をさらに低減する。
【0027】図1において、第1のコイル110および
第2のコイル120が真っすぐな部分またはストレート
部分140を有するアンテナエレメント130の回りに
同軸的に配置されているのが示されている。第1のコイ
ル110および第2のコイル120は好ましくはらせん
コイルである。アンテナエレメント130は好ましくは
その上端に上部コイル150を有しかつ誘電体材料によ
り封入されている。第1のコイル110および第2のコ
イル120は好ましくは誘電体材料で作られたベース1
60内に保持される。
【0028】コイルの間の結合妨害(Coupling
interference)はアンテナ構造の利得効
率を低減するが、それは前記ストレート部分と注目のコ
イルとの間に結合されるべきエネルギが代わりに他のコ
イルに結合されるからである。エネルギがアンテナ構造
から送信される場合、すべてのエネルギがストレート部
分から放射されるのが好ましい。例えば、アンテナ構造
が無線機において前記第1のコイル110によって第1
の周波数帯域で放射エネルギを送信するために使用され
た場合、すべての放射エネルギがアンテナエレメント1
30のストレート部分140から放射されるのが望まし
い。それにもかかわらず、いくらかのエネルギは第1の
コイル110それ自体から放射されかつさらに第1のコ
イル110から第2のコイル120に結合され、それに
よって第2のコイル120に接続された無線機回路によ
り吸収される。コイル110によって放射されかつ付加
的なコイル120によって吸収されるエネルギは電力を
消費しアンテナ構造の効率の悪い動作を生じる。第1の
コイル110をより大きな円周としかつ従って第2のコ
イル120の外側に配置することにより、結合の妨害が
低減される。さらに、より短い軸方向の長さを有するコ
イルを外側に配置することにより、結合妨害がさらに低
減される。直線またはリニア長さ(linear le
ngth)はもしコイルに巻かれずかつ直線的に引き伸
ばされた場合のコイルの合計長さである。軸方向長さ
(axial length)はアンテナエレメント1
30のストレート部分140によって形成される軸方向
のラインに沿った長さである。従って、図1において、
第1のコイル110は第2のコイル120の約半分の軸
方向長さを有するが、非常に大ざっぱに見て第2のコイ
ル120と同じ直線長さを有する。しかしながら、伸ば
されたとき、第1のコイル110の直線長さは第2のコ
イル120より短いのが好ましく、それは第1のコイル
は第2のコイルが第2の周波数帯域で共振するよりも高
い第1の周波数帯域で共振するのが好ましいからであ
る。
【0029】また、第1および第2のコイル110およ
び120を反対方向に巻くことにより、図1に示される
ようにお互いに同軸にされたときに結合がさらに低減さ
れることが発見された。らせんコイルのお互いに対する
巻き方向は好ましくは反対にして電界および磁界ベクト
ルの減算を引き起こしかつ従って結合を最小にするのが
好ましい。巻き方向を反対にすることにより、一方のコ
イルの磁界は他方のものに関して負になる。
【0030】第1のコイル110は約3.5ミリメート
ル(約0.138インチ)の軸方向長さ、および約2
2.5ミリメートル(約0.886インチ)の直線長さ
を有する。第1のコイル110に対するこれらの好まし
い寸法は約76ミリメートル(約2.99インチ)の合
計長さおよび約48.5ミリートル(約1.91イン
チ)の導電性ストレート部140を有するアンテナエレ
メント130、および約27.5ミリメートル(約1.
08インチ)の軸方向長さ、約14.2ミリメートル
(約0.559インチ)の円周および約163ミリメー
トル(約6.42インチ)の直線長さを有する上部コイ
ル150に結合される。アンテナエレメント130と共
に動作する第1のコイル110は従って約1800メガ
ヘルツで共振する。
【0031】前記第2のコイル120は好ましくは約
6.0ミリメートル(約0.236インチ)の軸方向長
さ、約23ミリメートル(約0.906インチ)の円周
および約66ミリメートル(約2.6インチ)の直線長
さを有する。第2のコイル120は、上で述べた好まし
いアンテナエレメント130と共に動作する場合、約9
20メガヘルツの周波数帯域で共振する。アンテナエレ
メント130の導電性ストレート部分140の下端との
間の距離は好ましくは、アンテナエレメント130が図
1に示されるように上部位置にある場合、第2のコイル
120の上端から約1.0ミリメートル(約0.039
インチ)の間隔を開けている。
【0032】第1のコイル110は給電線(feed)
115によって無線機の送受信機に接続され、かつ第2
のコイル160は給電線125によって無線機の送受信
機に給電される。ベース160の比誘電率は好ましくは
約2.3でありかつアンテナエレメント130の比誘電
率は好ましい実施形態においてはほぼ同じとすべきであ
る。
【0033】アンテナエレメントのストレートワイヤ
(straight wire)140はダイポールを
形成する。ストレートワイヤ140が上側位置(up
position)においてらせんコイルの近くに配置
された場合、アンテナエレメントは同時に前記帯域のよ
り低い周波数の1つの波長の1/2の整数倍でおよび前
記帯域のより高い周波数の1つの波長の1/2の同じま
たはより大きい整数倍で共振する。上部コイルが、下側
位置(down position)において、らせん
コイルの近くに位置するとき、アンテナエレメントの上
部コイルは同時に前記帯域のより低い周波数の1つにお
ける波長の1/4の整数倍でおよび前記帯域のより高い
周波数の1つにおける波長の1/4の整数倍で共振す
る。
【0034】図2は、図1の実施形態のアンテナ構造の
切断側面図を示す。上部コイル150は図2の下側位置
にあるとき第1のコイル110と第2のコイル120の
双方の間に同軸的に配置される。上部コイル150を設
けることにより、第1および第2のコイル110および
120の軸方向長さは下側位置における効率的な動作の
ために低減できる。下側位置における効率が重要でなけ
ば、上部コイル150は縮小できる。それにもかかわら
ず、下側位置における効率を増大するためには、上部コ
イル150は、もし第1および第2のコイル110およ
び120の長さが上部コイル150の放射器の損失を補
償するために増大される場合はとにかく除去することが
できる。従って、上部コイル150は任意選択的なもの
でありかつある状況において好ましいものである。
【0035】図3は、2つのらせんコイルの拡大した切
断図を示す。第1のコイル110および第2のコイル1
20はベース160の上に巻かれている。コイル110
および120はベース160の誘電体材料の厚いプラス
チック外囲体(enclosure)内に埋め込まれな
いのが好ましい。むしろ、ベース160の誘電体材料
は、ベースおよびコイルの構造的な完全性を維持する一
方で、実用的な範囲でできるだけ薄いのが好ましい。コ
イルの近くの余分の誘電体材料はアンテナ性能に悪影響
を与える。さらに、それはアンテナ構造に不必要な重量
および寸法を加える。ベース160はその下側部分に環
状のフランジ170を含む。この環状のフランジ170
はアンテナアセンブリを、無線電話のような、携帯用無
線機のハウジングの頭部に固定する働きをなす。第1の
給電部115および第2の給電部125が次に無線電話
の内部へと別個の送信機に、種々の帯域の各々に対して
1つの送信機、に接続する。
【0036】図4は、上側位置にあるアンテナ構造の他
の実施形態の切断側面図を示す。第3のコイル280が
第1のコイル210および第2のコイル220に隣接し
て配置されている。導電性ストレート部分240および
上部らせん部分(helix)250を有するアンテナ
エレメント230が第1および第2のコイル210およ
び220と同軸的に配置されている。第1、第2および
第3のコイル210,220および280は異なる第
1、第2および第3の周波数帯域での共振を提供する。
第3のコイル280は好ましくは第1および第2のコイ
ル210および220と、同軸ではなく、並んで(al
ongside)配置されそれらの間の結合妨害を低減
する。第3のコイル280および第2のコイル210お
よび220の間の距離はそれらの間の結合妨害の量に影
響を与えることが発見された。第3のコイル280は結
合妨害を避けるためある距離だけコイル210および2
20から離される。第3のコイル280は好ましくは、
アンテナエレメント230の導電性ストレート部分24
0への適切な結合を維持しながら、第1および第2のコ
イル210および220への結合を低減するのに十分な
量だけそれらから離れて第1および第2のコイル210
および220のそばにあるのが好ましい。
【0037】ベース260は第1、第2および第3のコ
イル210,220および280に対するその影響を低
減するため最小量の誘電体材料を有することが好まし
い。従って、コイル280と第1および第2のコイル2
10および220との間の距離にエアギャップがあるの
が好ましい。図4の好ましい実施形態では、ベース26
0は携帯用無線機の頭部に装着するための別個の環状の
凹部270および271、およびそれぞれ第1、第2お
よび第3の給電部215,225および285のための
開口部を有する。
【0038】電界を介して達成される結合は容量結合に
関連しかつ容量結合として正しく説明される。磁界を介
して達成される結合は誘導性結合に関連しかつ誘導性結
合として正しく説明される。電界および磁界結合はベク
トル量でありかつしばしば同時に発生する。従って、そ
れらのベクトル量は加算または減算でき、かつ従ってお
互いに増強しまたはお互いに打ち消すことができる。複
数のらせんコイルを幾何学的に並べて(side−by
−side)配置することにより、電界および磁界(容
量性および誘導性)ベクトル量を加算しかつ減算するよ
う構成し他のらせんコイルとの電磁結合を低減しかつ導
電性ストレート部分との電磁結合を増強するよう構成で
きる。電界および磁界の結合したものは電磁界である。
前記コイルの各々はストレート部分240の底部からマ
スト距離(mast distance)だけ離され
る。
【0039】電界結合はコイルの間の距離が増大するに
応じて反比例して(inversely)低減する。磁
界結合もまたコイルの間の距離が増大するに応じて低減
する。しかしながら、磁界結合はコイルの間の距離に関
して電界結合よりも急速に低減する。磁界結合は携帯用
装置において使用される寸法における小さな距離での数
学的近似が有効であると仮定すればコイルの距離の2乗
で低減する。従ってコイル280は電界および磁界結合
の大きさが等しくなるようにコイル210および220
から離されるのが好ましい。
【0040】導電性ストレート部分140の底部端はコ
イルの上端近くに配置される。導電性ストレート部分の
底部端とらせんコイルの上端との間の間隔のマスト距離
は電界結合の大きさを決定する。前記間隔が大きくなれ
ばなるほど、電界結合は低減する。このアンテナ構造は
好ましくは「数値電磁コード(NumericalEl
ectromagnetic Code)」(NEC
4.0)のようなコンピュータプログラムを使用したコ
ンピュータによる電磁シュミレーションによって始めに
近似され、かつ次に工場または研究所における物理モデ
ルを精細チューニングすることにより完成させるのが好
ましい。正しい結合は周波数の関数として測定されたア
ンテナ利得性能およびアンテナの入力インピーダンスの
双方において示される。最善の結合条件は導電性ストレ
ート部分240とコイルとの間のマスト距離が変えられ
た場合に、スミスチャート上の通常の円形インピーダン
スプロットにおいて最小の尖点(cusp)が現われる
場合に生じる。このマスト距離は導電性ストレート部分
の底部端を、前記最小の尖点が現われるまで、らせんコ
イルの頭部に向かって移動させることにより見つけるこ
とができる。
【0041】図5は、マルチバンド能力を有するマルチ
バンド無線電話391を示す。ベース360は携帯用無
線電話391の頭部に装着されている。アンテナエレメ
ント330はベース360にスライド可能に配置されて
いる。マルチバンド無線電話391は、各々の帯域に対
して1つの送信機として、複数の送信機393および3
95を有する。第1の送信機393の励起出力(hot
output)はベース360における第1のコイル
に接続されている。この第1の送信機393のグランド
出力は無線電話391のグランド面部分397に接続さ
れるのが好ましい。第2の送信機395の励起出力はベ
ース360の第2のコイルに接続されるのが好ましい。
第2の送信機395のグランド出力は好ましくは無線電
話391の異なるまたは同じグランド面397のような
グランドを基準とするのが好ましい。従って、アンテナ
構造の各々のコイルは異なる周波数の送信機に対応す
る。送信機393および395はあるいは受信機および
/または送受信機とすることができる。さらに、複数帯
域の動作が可能な単一の無線機回路を使用することがで
き、従ってこの場合は別個の送信機393および395
は不必要になる。
【0042】本発明が上の説明および図面において説明
されかつ図示されたが、この説明は実例のみによるもの
であり、かつ当業者により本発明の真の精神および範囲
から離れることなく数多くの変更および修正をなすこと
ができることが理解される。例えば、パッケージングの
要求に基づき異なる構造の上部コイルを使用できる。1
997年2月19日に出願されかつ「携帯用無線機のた
めの並置コイル給電アンテナ(Side−By−Sid
e Coil−Fed Antenna For a
Portable Radio)」と題するフィリップ
ス(Phillips)他への米国特許出願シリアル番
号第08/803,032号、代理人整理番号CE01
938R、は特にここに参照のため導入される。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来技
術の不都合を除去し、従来の単一帯域のアンテナ構造の
高い利得性能を実現可能な小型かつマルチバンドアンテ
ナ構造が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係わるアンテナ構造を上
側位置で示す切断側面図である。
【図2】図1のアンテナ構造を下側位置にある状態で示
す切断側面図である。
【図3】2つのらせんコイルのみの拡大切断図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係わるアンテナ構造を
上側位置で示す切断図である。
【図5】本発明に係わるアンテナ構造を使用したマルチ
バンド無線電話の概略の構成を示す説明的ブロック図で
ある。
【符号の説明】
110 第1のコイル 120 第2のコイル 130 アンテナエレメント 140 ストレート部分 150 上部コイル 160 ベース 115 第1の給電部 125 第2の給電部 170 環状のフランジ 210 第1のコイル 220 第2のコイル 230 アンテナエレメント 240 導電性ストレート部分 250 上部らせん部分 260 ベース 270,271 環状凹部 280 第3のコイル 215 第1の給電部 225 第2の給電部 285 第3の給電部 330 アンテナエレメント 360 ベース 391 マルチバンド無線電話 393,395 送信機 397 グランド面部分

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチバンドアンテナ構造であって、 第1の円周の第1の巻き数を使用することにより第1の
    周波数帯域で共振するよう構成された第1のコイル(1
    10)であって、前記第1の円周は前記第1の周波数帯
    域の波長より小さいもの、 第2の円周の第2の巻き数を使用することにより前記第
    1の周波数帯域と異なる第2の周波数帯域で共振するよ
    う構成された第2のコイル(120)であって、前記第
    2の円周は前記第2の周波数帯域の波長より小さいも
    の、そして前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの
    双方に隣接して配置され前記第1のコイルおよび前記第
    2のコイルの双方への電磁結合を行なうストレート部分
    (140)を有するアンテナエレメント、 を具備することを特徴とするマルチバンドアンテナ構
    造。
  2. 【請求項2】 前記第1のコイル(110)および前記
    第2のコイル(120)はお互いに同軸であることを特
    徴とする請求項1に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  3. 【請求項3】 前記第1のコイル(110)の第1の円
    周は前記第2のコイル(120)の第2の円周より大き
    いことを特徴とする請求項2に記載のマルチバンドアン
    テナ構造。
  4. 【請求項4】 前記第1のコイル(110)は前記第2
    のコイル(120)より短い軸方向長さを有することを
    特徴とする請求項3に記載のマルチバンドアンテナ構
    造。
  5. 【請求項5】 前記第1のコイル(110)は前記第2
    のコイル(120)より短い直線長さを有することを特
    徴とする請求項4に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  6. 【請求項6】 前記第1のコイル(110)は前記第2
    のコイル(120)と等しいかあるいは前記第2のコイ
    ル(120)より長い直線長さを有することを特徴とす
    る請求項4に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  7. 【請求項7】 前記第1のコイル(110)および前記
    第2のコイル(120)は異なる巻き数を有することを
    特徴とする請求項3に記載のマルチバンドアンテナ構
    造。
  8. 【請求項8】 前記第1のコイル(110)の巻き方向
    および前記第2のコイル(120)の巻き方向はお互い
    に逆方向に巻かれていることを特徴とする請求項1に記
    載のマルチバンドアンテナ構造。
  9. 【請求項9】 前記第1のコイル(110)および前記
    第2のコイル(120)は異なる巻き数を有することを
    特徴とする請求項8に記載のマルチバンドアンテナ構
    造。
  10. 【請求項10】 前記第1のコイル(110)および前
    記第2のコイル(120)は異なる直線長さを有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のマルチバンドアンテナ
    構造。
  11. 【請求項11】 さらに、第3の周波数帯域の波長より
    短い円周に巻いたワイヤを使用して前記第1および第2
    の帯域と異なる第3の周波数帯域で共振するよう構成さ
    れた第3のコイル(280)を具備し、該第3のコイル
    は前記ストレート部分(240)を有するアンテナエレ
    メントのそばに配置されかつ前記第1および第2のコイ
    ルとの電磁結合を低減するために前記第1および第2の
    コイル(210,220)から離されていることを特徴
    とする請求項1に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  12. 【請求項12】 前記第1のコイル(210)および前
    記第2のコイル(220)はお互いに同軸であることを
    特徴とする請求項11に記載のマルチバンドアンテナ構
    造。
  13. 【請求項13】 前記アンテナエレメントのストレート
    部分(140)は前記第1のコイル(110)および前
    記第2のコイル(120)に電磁結合されたストレート
    ワイヤを具備することを特徴とする請求項1に記載のマ
    ルチバンドアンテナ構造。
  14. 【請求項14】 前記ストレートワイヤ(140)は、
    上側位置において、前記第1のコイル(110)および
    前記第2のコイル(120)の近くに配置され、前記ア
    ンテナエレメントは同時に前記帯域のより低い周波数の
    1つにおける波長の1/2の整数倍および前記帯域のよ
    り高い周波数の1つにおける波長の1/2の同じまたは
    より大きい整数倍で共振することを特徴とする請求項1
    3に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  15. 【請求項15】 前記アンテナエレメントは上端におい
    て前記ストレートワイヤに動作可能に結合された上部ら
    せんコイル(150)を具備することを特徴とする請求
    項13に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  16. 【請求項16】 前記上部らせんコイル(150)は、
    下側位置において、前記第1のコイル(110)および
    前記第2のコイル(120)の近くに位置し、前記アン
    テナエレメントの上部コイル(150)は同時に前記帯
    域の内のより低い周波数の1つにおける波長の1/4の
    整数倍および前記帯域のより高い周波数の1つにおける
    波長の1/4の整数倍で共振することを特徴とする請求
    項15に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  17. 【請求項17】 下側位置において、前記上部らせんコ
    イル(150)は前記第1のコイル(110)および前
    記第2のコイル(120)の双方の内側に軸方向に位置
    することを特徴とする請求項15に記載のマルチバンド
    アンテナ構造。
  18. 【請求項18】 上側位置において、前記ストレートワ
    イヤ(140)は前記第1および第2のコイル(11
    0,120)の頭部近くに位置することを特徴とする請
    求項13に記載のマルチバンドアンテナ構造。
  19. 【請求項19】 さらに、前記第1の帯域および前記第
    2の帯域における無線周波信号をそれぞれ増幅するため
    の前記第1のコイル(110)および前記第2のコイル
    (120)に動作可能に結合された無線機回路(39
    3,395)を具備することを特徴とする請求項1に記
    載のマルチバンドアンテナ構造。
JP10041106A 1997-02-19 1998-02-06 携帯用無線機のためのマルチバンドアンテナ構造 Pending JPH10242728A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/801,975 US5945964A (en) 1997-02-19 1997-02-19 Multi-band antenna structure for a portable radio
US08/801,975 1997-02-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10242728A true JPH10242728A (ja) 1998-09-11

Family

ID=25182504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10041106A Pending JPH10242728A (ja) 1997-02-19 1998-02-06 携帯用無線機のためのマルチバンドアンテナ構造

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5945964A (ja)
JP (1) JPH10242728A (ja)
KR (1) KR100275181B1 (ja)
CN (1) CN1195905A (ja)
DE (1) DE19804745A1 (ja)
FR (1) FR2759813B1 (ja)
GB (1) GB2322478B (ja)
RU (1) RU2173495C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007520964A (ja) * 2004-02-06 2007-07-26 ハラダ・インダストリー・カンパニー・リミテッド 無給電素子を用いる多帯域アンテナ
KR200450208Y1 (ko) * 2007-10-12 2010-09-13 인팩일렉스 주식회사 차량용 다중 안테나
KR101244758B1 (ko) 2006-02-10 2013-03-18 주식회사 이엠따블유 다단 리트랙터블 안테나

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE9600538D0 (sv) * 1996-02-13 1996-02-13 Allgon Ab Dual band antenna means incorporating helical and elongated radiating structures
US6310578B1 (en) * 1997-10-28 2001-10-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Multiple band telescope type antenna for mobile phone
FI981835A (fi) * 1998-08-27 2000-02-28 Lk Products Oy Radiolaitteen antenni ja menetelmä sen valmistamiseksi sekä radiolaite
US6525692B2 (en) * 1998-09-25 2003-02-25 Korea Electronics Technology Institute Dual-band antenna for mobile telecommunication units
US6262693B1 (en) * 1999-05-03 2001-07-17 T&M Antennas Snap fit compression antenna assembly
SE514515C2 (sv) * 1999-08-11 2001-03-05 Allgon Ab Kompakt multibandantenn
JP2001177322A (ja) * 1999-12-16 2001-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置
US7158819B1 (en) * 2000-06-29 2007-01-02 Motorola, Inc. Antenna apparatus with inner antenna and grounded outer helix antenna
CN1675794A (zh) * 2002-06-06 2005-09-28 盖尔创尼克斯公司 单极螺旋天线的多波段改进
KR100649492B1 (ko) 2004-07-09 2006-11-24 삼성전기주식회사 이동통신 단말기의 다중 대역 내장형 안테나
CN100362598C (zh) * 2004-09-08 2008-01-16 张淑卿 音频信号传导线
CN103731179B (zh) * 2004-11-05 2016-04-27 高通股份有限公司 多频带手持式通信装置及使用其通信的设备和方法
US7801556B2 (en) 2005-08-26 2010-09-21 Qualcomm Incorporated Tunable dual-antenna system for multiple frequency band operation
TWI286401B (en) * 2005-11-01 2007-09-01 Chant Sincere Co Ltd Broadband antenna apparatus
ES2416345T3 (es) * 2007-08-03 2013-07-31 Panasonic Corporation Dispositivo de antena
RU2462833C2 (ru) * 2007-08-03 2012-09-27 Панасоник Корпорэйшн Антенное устройство
US8711047B2 (en) 2009-03-13 2014-04-29 Qualcomm Incorporated Orthogonal tunable antenna array for wireless communication devices
JP2014093623A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ及びそれを備えるアンテナ装置
US10038235B2 (en) * 2013-03-05 2018-07-31 Maxtena, Inc. Multi-mode, multi-band antenna
US9484628B2 (en) * 2013-05-09 2016-11-01 Think Wireless, Inc Multiband frequency antenna
DE102013012339A1 (de) * 2013-07-25 2015-01-29 Giesecke & Devrient Gmbh Externe sichere Einheit
KR101849830B1 (ko) 2015-06-30 2018-04-18 롯데첨단소재(주) 내충격성 및 광신뢰성이 우수한 폴리에스테르 수지 조성물 및 이를 이용한 성형품
US10461410B2 (en) * 2017-02-01 2019-10-29 Calamp Wireless Networks Corporation Coaxial helix antennas
CN109037917A (zh) * 2018-07-23 2018-12-18 南京华讯方舟通信设备有限公司 带有耦合结构的螺旋天线
KR102465551B1 (ko) * 2021-08-05 2022-11-11 덕산넵코어스 주식회사 다중대역 송신안테나 장치

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4121218A (en) * 1977-08-03 1978-10-17 Motorola, Inc. Adjustable antenna arrangement for a portable radio
US4229743A (en) * 1978-09-22 1980-10-21 Shakespeare Company Multiple band, multiple resonant frequency antenna
US4222053A (en) * 1978-11-03 1980-09-09 Butternut Electronics Co. Multi-band vertical antenna
US4259672A (en) * 1979-09-18 1981-03-31 Butternut Electronics Multi-band vertical antenna
US4442438A (en) * 1982-03-29 1984-04-10 Motorola, Inc. Helical antenna structure capable of resonating at two different frequencies
US4721965A (en) * 1986-01-22 1988-01-26 General Motors Corporation AM-FM-cellular telephone multiband antenna for motor vehicle
US4725845A (en) * 1986-03-03 1988-02-16 Motorola, Inc. Retractable helical antenna
US4868576A (en) * 1988-11-02 1989-09-19 Motorola, Inc. Extendable antenna for portable cellular telephones with ground radiator
FR2654554B1 (fr) * 1989-11-10 1992-07-31 France Etat Antenne en helice, quadrifilaire, resonnante bicouche.
US5258771A (en) * 1990-05-14 1993-11-02 General Electric Co. Interleaved helix arrays
JPH0793599B2 (ja) * 1991-02-18 1995-10-09 松下電器産業株式会社 アンテナ装置
JP3185233B2 (ja) * 1991-03-18 2001-07-09 株式会社日立製作所 携帯無線機用小型アンテナ
DE4109630A1 (de) * 1991-03-23 1992-09-24 Bosch Gmbh Robert Stabfoermiger mehrbereichsstrahler
GB2257835B (en) * 1991-07-13 1995-10-11 Technophone Ltd Retractable antenna
US5345248A (en) * 1992-07-22 1994-09-06 Space Systems/Loral, Inc. Staggered helical array antenna
JP3261628B2 (ja) * 1992-07-29 2002-03-04 京セラ株式会社 アンテナ
JPH07504795A (ja) * 1993-01-29 1995-05-25 モトローラ・インコーポレイテッド 無線回路用アンテナ構造体およびその方法
SE512062C2 (sv) * 1993-07-14 2000-01-17 Ericsson Ge Mobile Communicat Förfarande och anordning för att förbättra effektivitet och bandbredd för en antenn på en bärbar utrustning
US5469177A (en) * 1993-09-15 1995-11-21 Motorola, Inc. Antenna assembly and method therefor
CA2148125C (en) * 1993-09-20 1998-12-08 Paul John Moller Antenna arrangement for a wireless communication device
US5504494A (en) * 1994-11-25 1996-04-02 Motorola, Inc. Multi-stage antenna
EP0715369B1 (en) * 1994-12-01 1999-07-28 Indian Space Research Organisation A multiband antenna system
FI99219C (fi) * 1995-06-06 1997-10-27 Nokia Mobile Phones Ltd Kahdella taajuusalueella toimiva antenni
US5708448A (en) * 1995-06-16 1998-01-13 Qualcomm Incorporated Double helix antenna system
US5583520A (en) * 1995-07-28 1996-12-10 Motorola, Inc. Matched input antenna for a portable radio
US5600341A (en) * 1995-08-21 1997-02-04 Motorola, Inc. Dual function antenna structure and a portable radio having same
US5808586A (en) * 1997-02-19 1998-09-15 Motorola, Inc. Side-by-side coil-fed antenna for a portable radio

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007520964A (ja) * 2004-02-06 2007-07-26 ハラダ・インダストリー・カンパニー・リミテッド 無給電素子を用いる多帯域アンテナ
KR101244758B1 (ko) 2006-02-10 2013-03-18 주식회사 이엠따블유 다단 리트랙터블 안테나
KR200450208Y1 (ko) * 2007-10-12 2010-09-13 인팩일렉스 주식회사 차량용 다중 안테나

Also Published As

Publication number Publication date
US5945964A (en) 1999-08-31
GB9801263D0 (en) 1998-03-18
CN1195905A (zh) 1998-10-14
GB2322478A (en) 1998-08-26
MX9801325A (es) 1998-08-30
KR19980071455A (ko) 1998-10-26
FR2759813A1 (fr) 1998-08-21
FR2759813B1 (fr) 2000-04-21
GB2322478B (en) 2001-10-31
KR100275181B1 (ko) 2000-12-15
DE19804745A1 (de) 1998-08-20
RU2173495C2 (ru) 2001-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10242728A (ja) 携帯用無線機のためのマルチバンドアンテナ構造
CN107181045B (zh) 一种移动终端的天线及具有该天线的移动终端
JP3450967B2 (ja) デュアル・ファンクション・アンテナ構造とこれを有する携帯無線装置
US4730195A (en) Shortened wideband decoupled sleeve dipole antenna
TW404082B (en) Dual-band helix antenna with parasitic element and associated methods of operation
US6940463B2 (en) Ultra wideband antenna
US7027000B2 (en) Antenna
US20060284770A1 (en) Compact dual band antenna having common elements and common feed
JP2002043826A (ja) アンテナ装置
JP4105273B2 (ja) 携帯用無線機のための並置コイル給電アンテナ
JP3300844B2 (ja) 二重機能アンテナ構造およびこのアンテナ構造を有する携帯無線装置
JP2001156543A (ja) アンテナ装置
US5065164A (en) Frequency range enchanced monopole antenna
JP3532356B2 (ja) 携帯無線装置用の整合入力アンテナ
US8421695B2 (en) Multi-frequency, noise optimized active antenna
JPH07226624A (ja) アンテナ補助装置
JP2002171127A (ja) ヘリカルアンテナ
MXPA98001325A (en) Structure for multiple band antenna for a portable radio
JPH01228303A (ja) 広帯域アンテナ
FI116249B (fi) Menetelmä ja laite radiotaajuisen säteilykentän suuntaamiseksi ja vahvistamiseksi antennista yhdellä tai kahdella eri taajuusalueella
MXPA98001324A (en) Antenna powered by coil side by side for a portable radio
JP2005341222A (ja) アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060718