JPH10242447A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH10242447A
JPH10242447A JP9041044A JP4104497A JPH10242447A JP H10242447 A JPH10242447 A JP H10242447A JP 9041044 A JP9041044 A JP 9041044A JP 4104497 A JP4104497 A JP 4104497A JP H10242447 A JPH10242447 A JP H10242447A
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ccd
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imaging device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオード間分離部に入射した光によ
って発生する信号電荷を適当にフォトダイオードに蓄積
させる構造とすることによって、フォトダイオード間分
離部上に金属遮光膜を形成する必要がなく、フォトダイ
オード面積を最大限に利用して、実効的なフォトダイオ
ード面積を拡げて高感度を得る。 【解決手段】 受光領域に配列されたフォトダイオード
14と、フォトダイオード14の各列と交互に配列され
たCCD15とを用いて構成され、電荷蓄積時におい
て、フォトダイオード14とCCD15との間に形成さ
れたCCD間分離部16のポテンシャル障壁が、フォト
ダイオード14間に形成されたフォトダイオード間分離
部17のポテンシャル障壁よりも信号電荷に対して高く
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に関
するものであり、詳しくは、スミアの発生を防止して、
実効的なフォトダイオード面積を拡げて高感度を得るこ
とができる固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置を構成する固体撮像
素子については、小型化・高画素化が進み、その製造技
術についても微細化の一途を辿っている。そして、それ
に伴い、高感度化および低スミア化が課題となってい
る。
【0003】以下、図面(図11〜図14)を参照しな
がら、従来技術に係る固体撮像装置の一例について説明
する。図11は、従来技術に係る固体撮像装置の受光部
の一部の拡大上面図を示している。図12は図11のX
−X断面図を示し、図13は図11のY−Y断面図を示
している。図14は図11のA”−A−B−A’断面に
おける電荷蓄積時のポテンシャル分布図を示している。
【0004】以上の図面から明らかなように、従来技術
に係る固体撮像装置は、半導体基板1、フォトダイオー
ド2、垂直CCD3、CCD間分離部4、フォトダイオ
ード間分離部5、ポリシリコン電極6、酸化膜7、金属
遮光膜8、遮光膜の開口部10および絶縁膜11を用い
て構成されている。また、それぞれの図において、入射
光9によって発生した信号電荷の動き12が示されてい
る。
【0005】次に、以上の固体撮像装置の具体的な構造
について説明する。半導体基板1はシリコン単結晶であ
り、受光部を形成する部分には、イオン注入によってp
型ウエルが形成されている。p型ウエル中には、n型の
ヒ素やリンなどを注入することによって、フォトダイオ
ード2が形成されている。同様に、p型ウエル中には、
n型のヒ素やリンなどを注入することによって、垂直C
CD3が形成されている。
【0006】フォトダイオード2と垂直CCD間3との
間には、p型のボロンなどを注入することによって、ポ
テンシャルの障壁をつくりCCD間分離部4が形成され
ている。同様に、隣り合うフォトダイオード2間にもp
型のボロンなどを注入することによって、ポテンシャル
の障壁をつくりフォトダイオード間分離部5が形成され
ている。
【0007】垂直CCD3上にはポリシリコン電極6が
形成され、このポリシリコン電極6によって垂直CCD
3の電位が制御されている。ポリシリコン電極6上に
は、ポリシリコン電極6の表面を覆うように酸化膜7が
形成されている。酸化膜7上には金属遮光膜8が形成さ
れ、垂直CCD3を入射光9から遮蔽して、スミアの発
生を抑制している。フォトダイオード2上には、入射光
9を受光するための遮光膜の開口部10が形成されてい
る。金属遮光膜8上には絶縁膜11が形成されており、
この絶縁膜11が固体撮像装置を保護している。
【0008】以上のように構成された従来技術に係る固
体撮像装置においては、入射光9が半導体基板1に形成
されたフォトダイオード2で光電変換により信号電荷を
発生させる。そして、この信号電荷が垂直CCD3に読
み出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係る固体撮像装置においては、フォトダイオー
ド間分離部のp型濃度とCCD間分離部のp型濃度とを
比較すると、フォトダイオード間分離部の方がCCD間
分離部よりもイオン注入によるドーズ量が多く注入され
ているため、電荷蓄積時において、CCD間分離部のポ
テンシャル障壁よりも、フォトダイオード間分離部5の
ポテンシャル障壁の方が高くなる(図14参照)。そう
すると、CCD間分離部(B点)の方のポテンシャル障
壁が低いために、フォトダイオード間分離部(A点)に
入射した光によって発生した信号電荷は、フォトダイオ
ードに蓄積されずに、直接垂直CCDに入ってしまうこ
とがあり、この信号電荷によってスミアが発生するとい
う問題が生ずる。
【0010】このような問題を解消するために、フォト
ダイオード間分離部上には、通常、入射光を遮るための
遮光膜が形成されている。しかし、フォトダイオード開
口マスクの合わせズレに対するプロセスマージンや、下
地段差に対する遮光膜のカバレッジを考慮しながらフォ
トダイオード間分離部上に遮光膜を形成すると、遮光膜
開口幅はかなり制限され、フォトダイオード面積は実効
的に小さくなり、感度向上への障害になるという問題が
生ずる。
【0011】また、フォトダイオード間分離部上に遮光
膜を形成しても、開口を通過した入射光の一部によって
発生した信号電荷は、ドリフトにより、垂直CCDに直
接取り込まれスミアが発生するという問題が生ずる。こ
の問題を解消する対策としては、遮光膜の開口面積を小
さくすることがあげられるが、これを実施すると、感度
はさらに低下してしまう。
【0012】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、フォトダイオード間分離部に入射し
た光によって発生する信号電荷を適当にフォトダイオー
ドに蓄積させる構造とすることによって、フォトダイオ
ード間分離部上に金属遮光膜を設けず、フォトダイオー
ド面積を最大限に利用することにより、実効的なフォト
ダイオード面積を拡げて高感度を得ることができる固体
撮像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る固体撮像装置は、受光領域に配列された
フォトダイオードと、前記フォトダイオードの各列と交
互に配列されたCCDとを用いて構成され、電荷蓄積時
において、前記フォトダイオードと前記CCDとの間に
形成されたCCD間分離部のポテンシャル障壁が、前記
フォトダイオード間に形成されたフォトダイオード間分
離部のポテンシャル障壁よりも信号電荷に対して高く形
成されている。本発明に係る固体撮像装置によれば、前
記CCD間分離部のポテンシャル障壁が、前記フォトダ
イオード間分離部のポテンシャル障壁よりも信号電荷に
対して高く形成されているため、前記フォトダイオード
間分離部への入射光によって発生した信号電荷は、前記
CCDには直接入らず、適当に前記フォトダイオードに
蓄積されるので、前記フォトダイオード間分離部を金属
遮光膜で遮光する必要がない。したがって、前記フォト
ダイオードと前記フォトダイオード間分離部とが連続し
て配列されている方向(以下「フォトダイオードの長手
方向」という)において、前記フォトダイオードは、開
口面積を最大限にとることが可能となる。
【0014】また、本発明に係る固体撮像装置において
は、前記CCDと前記CCD間分離部とを覆う金属遮光
膜の開口形状が、配列された前記CCDに対して平行な
向きのストライプ状であることが好ましい。上述したよ
うに、本発明に係る固体撮像装置によれば、前記フォト
ダイオード間分離部への入射光によって発生した信号電
荷は適当に前記フォトダイオードに蓄積されるので、こ
の好ましい例のように、電荷転送部(前記CCDと前記
CCD間分離部)のみを遮光すればよいこととなる。し
たがって、配列された前記CCDに対して平行な向きの
ストライプ状に金属遮光膜の開口形状を設けることがで
きるため、受光領域の開口幅は、フォトダイオードの長
手方向においては画素サイズと実効的に同様となり、開
口面積を最大限にとることが可能となり、感度を向上さ
せることができる。
【0015】また、本発明に係る固体撮像装置において
は、前記フォトダイオードの上部に、入射光を集光する
ためのオンチップマイクロレンズ層を備えた構成である
ことが好ましい。この好ましい例によれば、オンチップ
マイクロレンズによって、入射光を集光させることがで
きるため、さらに感度を向上させることが可能となる。
【0016】また、本発明に係る固体撮像装置において
は、前記オンチップマイクロレンズ層が、配列された前
記CCDに対して平行な向きのレンチキュラー型である
ことが好ましい。この好ましい例によれば、レンチキュ
ラー型であるため、前記オンチップマイクロレンズ層の
製造が容易となる。また、レンチキュラー型のオンチッ
プマイクロレンズ層としたことにより、フォトダイオー
ドの長手方向と垂直な方向の受光領域の開口幅をも拡げ
ることが可能となるため、より一層開口面積が拡がる。
したがって、入射光を効率的に前記フォトダイオードに
集光することができることとなり、感度が向上する。
【0017】また、本発明に係る固体撮像装置において
は、前記フォトダイオードの上部に絶縁膜を備え、前記
絶縁膜の上部に前記絶縁膜よりも屈折率の高い材料で形
成され、凸レンズとして機能する平坦化層を備えた構成
であることが好ましい。この好ましい例によれば、凸レ
ンズとして機能する平坦化層によって、入射光を集光さ
せることができるため、さらに感度を向上させることが
可能となる。
【0018】また、本発明に係る固体撮像装置において
は、前記平坦化層が、前記CCDに対して平行な向きの
レンチキュラー型であることが好ましい。この好ましい
例によれば、レンチキュラー型であるため、前記平坦化
層の製造が容易となる。また、レンチキュラー型の平坦
化層としたことにより、フォトダイオードの長手方向と
垂直な方向の受光領域の開口幅をも拡げることが可能と
なるため、より一層開口面積が拡がる。したがって、入
射光を効率的に前記フォトダイオードに集光することが
できることとなり、感度が向上する。
【0019】さらに、本発明に係る固体撮像装置は、受
光領域に配列されたフォトダイオードと、前記フォトダ
イオードの各列と交互に配列されたCCDとを用いて構
成され、電荷蓄積時において、前記フォトダイオードと
前記CCDとの間に形成されたCCD間分離部のポテン
シャル障壁が、前記フォトダイオード間に形成されたフ
ォトダイオード間分離部のポテンシャル障壁よりも信号
電荷に対して高く形成され、前記CCDと前記CCD間
分離部とを覆う金属遮光膜の開口形状が配列された前記
CCDに対して平行な向きのストライプ状であり、前記
フォトダイオードの上部に絶縁膜を備え、前記絶縁膜の
上部に前記絶縁膜よりも屈折率の高い材料で形成され、
凸レンズとして機能する平坦化層を備え、前記平坦化層
の上部に入射光を集光するためのオンチップマイクロレ
ンズ層を備え、前記平坦化層と前記オンチップマイクロ
レンズ層とが前記CCDに対して平行な向きのレンチキ
ュラー型として構成されている。
【0020】本発明に係る固体撮像装置によれば、フォ
トダイオード間分離部への入射光によって発生した信号
電荷は、CCDには直接入らず、適当にフォトダイオー
ドに蓄積されるので、フォトダイオード間分離部を金属
遮光膜で遮光する必要がない。したがって、配列された
前記CCDに対して平行な向きのストライプ状に金属遮
光膜の開口形状を設けることができるため、フォトダイ
オードの長手方向の受光領域の開口幅は画素サイズと実
効的に同様となり、開口面積を最大限にとることが可能
となり、感度を向上させることができる。また、オンチ
ップマイクロレンズ層と凸レンズとして機能する平坦化
層とを有するため、効率的な入射光の集光が可能とな
り、より一層感度が向上する。さらに、前記平坦化層と
前記オンチップマイクロレンズ層とが前記CCDに対し
て平行な向きのレンチキュラー型であるため、フォトダ
イオードの長手方向と垂直な方向の受光領域の開口幅を
も拡げることが可能となり、より一層開口面積が拡が
る。したがって、入射光を効率的に前記フォトダイオー
ドに集光することができることとなり、感度が向上す
る。
【0021】また、以上の固体撮像装置においては、前
記フォトダイオードと前記CCDとがn型領域として形
成され、前記CCD間分離部と前記フォトダイオード間
分離部とがp型領域として形成され、前記CCD間分離
部のp型領域の濃度が前記フォトダイオード間分離部の
p型領域の濃度よりも濃くなるように、イオン注入のド
ーズ量が前記フォトダイオード間分離部よりも前記CC
D間分離部の方に多く注入されていることが好ましい。
この好ましい例によれば、前記CCD間分離部のp型領
域の濃度が、前記フォトダイオード間分離部のp型領域
の濃度よりも濃いため、電荷蓄積時において、前記CC
D間分離部のポテンシャル障壁が、前記フォトダイオー
ド間分離部のポテンシャル障壁よりも信号電荷に対して
高く形成される。したがって、フォトダイオード間分離
部への入射光によって発生した信号電荷は、CCDには
直接入らず、適当にフォトダイオードに蓄積されるの
で、スミアの発生を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 (第一の実施形態)図1は、本発明の第一の実施形態に
係る固体撮像装置の受光部の一部の拡大上面図を示して
いる。図2は図1のX−X断面図を示し、図3は図1の
Y−Y断面図を示している。図4は図1のA”−A−B
−A’断面における電荷蓄積時のポテンシャル分布図を
示している。
【0023】以上の図面から明らかなように、本発明の
第一の実施形態に係る固体撮像装置は、半導体基板1
3、フォトダイオード14、垂直CCD15、CCD間
分離部16、フォトダイオード間分離部17、ポリシリ
コン電極18、酸化膜19、金属遮光膜20、遮光膜の
開口部22および絶縁膜23を用いて構成されている。
また、それぞれの図において、入射光21によって発生
した信号電荷の動き24が示されている。
【0024】次に、本実施形態に係る固体撮像装置の具
体的な構造について説明する。半導体基板13はシリコ
ン単結晶であり、受光部を形成する部分には、イオン注
入によってp型ウエルが形成されている。p型ウエル中
には、n型のヒ素やリンなどを注入することによって、
フォトダイオード14が形成されている。同様に、p型
ウエル中には、n型のヒ素やリンなどを注入することに
よって、垂直CCD15が形成されている。
【0025】フォトダイオード14と垂直CCD15と
の間には、p型のボロンなどを注入することによって、
ポテンシャルの障壁をつくりCCD間分離部16が形成
されている。同様に、隣り合うフォトダイオード14間
にもp型のボロンなどを注入することによって、ポテン
シャルの障壁をつくりフォトダイオード間分離部17が
形成されている。このとき、CCD間分離部16のp型
濃度とフォトダイオード間分離部17のp型濃度とを比
較すると、CCD間分離部16の方が、フォトダイオー
ド間分離部17よりもイオン注入によるドーズ量が多く
注入されている。
【0026】垂直CCD15上にはポリシリコン電極1
8が形成され、このポリシリコン電極18によって垂直
CCD15の電位が制御されている。ポリシリコン電極
18上には、ポリシリコン電極18の表面を覆うように
酸化膜19が形成されている。酸化膜19上には金属遮
光膜20が形成され、垂直CCD15を入射光21から
遮蔽して、スミアの発生を抑制している。フォトダイオ
ード14上には、入射光21を受光するための遮光膜の
開口部22が、垂直CCD15に対して平行な向きにス
トライプ状に形成されている。金属遮光膜20上には、
絶縁膜23が形成されており、この絶縁膜23が本実施
形態に係る固体撮像装置を保護している。
【0027】次に、以上のように構成された本実施形態
に係る固体撮像装置の動作について説明する。入射光2
1は、半導体基板13に形成されたフォトダイオード1
4で光電変換により信号電荷を発生させる。そして、こ
の信号電荷が垂直CCD15に読み出される。
【0028】本実施形態においては、CCD間分離部1
6のp型濃度は、フォトダイオード間分離部17のp型
濃度よりも、イオン注入によってドーズ量が10%以上
多く注入されている。このため、電荷蓄積時において、
フォトダイオード間分離部17(A点)のポテンシャル
障壁よりもCCD間分離部16(B点)のポテンシャル
障壁の方が高くなる(図4参照)。このため、フォトダ
イオード間分離部17への入射光21によって発生した
信号電荷は、垂直CCD15には直接入らず、適当にフ
ォトダイオード14に蓄積されるので、フォトダイオー
ド間分離部17を金属遮光膜20で遮光する必要がな
い。
【0029】以上のように、本実施形態によれば、電荷
転送部のみ(垂直CCD15およびCCD間分離部1
6)を遮光すればよいため、遮光膜の開口部22を垂直
CCD15に対して平行な向きにストライプ状に設ける
ことが可能となる。したがって、遮光膜の開口部22の
開口幅は、垂直CCD15と平行方向(フォトダイオー
ドの長手方向)においては画素サイズと実効的に同様と
なり、開口面積を最大限にとることが可能となるため、
感度を向上させることができる。
【0030】(第二の実施形態)図5は、本発明の第二
の実施形態に係る固体撮像装置の受光部の一部の拡大上
面図を示している。図6は図5のX−X断面図を示し、
図7は図5のY−Y断面図を示している。そして、図5
のA”−A−B−A’断面における電荷蓄積時のポテン
シャル分布図は、第一の実施形態と同様に図4で示され
る。
【0031】以上の図面から明らかなように、本発明の
第二の実施形態に係る固体撮像装置は、半導体基板1
3、フォトダイオード14、垂直CCD15、CCD間
分離部16、フォトダイオード間分離部17、ポリシリ
コン電極18、酸化膜19、金属遮光膜20、遮光膜の
開口部22、絶縁膜23、オンチップカラーフィルター
25およびオンチップマイクロレンズ26を用いて構成
されている。また、それぞれの図において、入射光21
によって発生した信号電荷の動き24が示されている。
【0032】次に、本実施形態に係る固体撮像装置の具
体的な構造について説明する。半導体基板13はシリコ
ン単結晶であり、受光部を形成する部分には、イオン注
入によってp型ウエルが形成されている。p型ウエル中
には、n型のヒ素やリンなどを注入することによって、
フォトダイオード14が形成されている。同様に、p型
ウエル中には、n型のヒ素やリンなどを注入することに
よって、垂直CCD15が形成されている。
【0033】フォトダイオード14と垂直CCD15と
の間には、p型のボロンなどを注入することによって、
ポテンシャルの障壁をつくりCCD間分離部16が形成
されている。同様に、隣り合うフォトダイオード14間
にもp型のボロンなどを注入することによって、ポテン
シャルの障壁をつくりフォトダイオード間分離部17が
形成されている。このとき、CCD間分離部16のp型
濃度とフォトダイオード間分離部17のp型濃度とを比
較すると、CCD間分離部16の方が、フォトダイオー
ド間分離部17よりもイオン注入によるドーズ量が多く
注入されている。
【0034】垂直CCD15上にはポリシリコン電極1
8が形成され、このポリシリコン電極18によって垂直
CCD15の電位が制御されている。ポリシリコン電極
18上には、ポリシリコン電極18の表面を覆うように
酸化膜19が形成されている。酸化膜19上には金属遮
光膜20が形成され、垂直CCD15を入射光21から
遮蔽して、スミアの発生を抑制している。フォトダイオ
ード14上には、入射光21を受光するための遮光膜の
開口部22が、垂直CCD15に対して平行な向きにス
トライプ状に形成されている。金属遮光膜20上には、
絶縁膜23が形成されており、この絶縁膜23が本実施
形態に係る固体撮像装置を保護している。
【0035】そして、絶縁膜23上には、オンチップカ
ラーフィルター25が形成されており、固体撮像装置を
構成する素子をカラー化している。オンチップカラーフ
ィルター25上には、入射光21を遮光膜の開口部22
に集光するためのオンチップマイクロレンズ26が形成
されている。このオンチップマイクロレンズ26は、垂
直CCD15に平行な向きのレンチキュラー型に形成さ
れている。
【0036】次に、以上のように構成された本実施形態
に係る固体撮像装置の動作について説明する。入射光2
1は、オンチップマイクロレンズ26で遮光膜の開口部
22に向かって屈折し、オンチップカラーフィルター2
5を通過した後、半導体基盤13に形成されたフォトダ
イオード14に入射し、光電変換により信号電荷を発生
させる。そして、この信号電荷が垂直CCD15に読み
出される。
【0037】本実施形態においては、レンチキュラー型
のオンチップマイクロレンズ26により、フォトダイオ
ードの長手方向と垂直な方向の受光領域の開口幅をも拡
げることが可能となるため、より一層開口面積が拡が
る。したがって、入射光21を効率的に前記フォトダイ
オード14に集光することができることとなり、感度を
向上させることが可能となる。
【0038】また、第一の実施形態と同様に、CCD間
分離部16の方に対して、フォトダイオード間分離部1
7よりもイオン注入によるドーズ量を10%以上多く注
入しているため、電荷蓄積時において、フォトダイオー
ド間分離部17(A点)のポテンシャル障壁よりもCC
D間分離部16(B点)のポテンシャル障壁の方が高く
なり(図4参照)、フォトダイオード間分離部17への
入射光21によって発生した信号電荷は、垂直CCD1
5には直接入らず、適当にフォトダイオード14に蓄積
される。したがって、フォトダイオード間分離部17を
金属遮光膜20で遮光する必要がない。
【0039】以上のように、本実施形態によれば、オン
チップマイクロレンズ26を垂直CCD15に対して平
行な向きのレンチキュラー型とすることにより、開口面
積を拡げ、入射光21を効率よくフォトダイオード14
に集光することができるため、感度を向上させることが
できる。
【0040】なお、本実施形態においては、オンチップ
カラーフィルター25上に設けるレンズとして、レンチ
キュラー型のオンチップマイクロレンズ26を用いる場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、二段レンズ等のように水平方向と垂
直方向とのレンズ曲率を変えたものや、ドーム型のオン
チップマイクロレンズ等を用いてもよい。
【0041】また、本実施形態においては、絶縁膜23
とオンチップマイクロレンズ26との間にオンチップカ
ラーフィルター25を設ける場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、絶縁
膜23とオンチップマイクロレンズ26との間に、分光
特性を持たない単なる透明な平坦化層を設けてもよい。
この場合においても、同様の効果を得ることができる。
【0042】(第三の実施形態)図8は、本発明の第三
の実施形態に係る固体撮像装置の受光部の一部の拡大上
面図を示している。図9は図8のX−X断面図を示し、
図10は図8のY−Y断面図を示している。そして、図
8のA”−A−B−A’断面における電荷蓄積時のポテ
ンシャル分布図は、第一の実施形態と同様に図4で示さ
れる。
【0043】以上の図面から明らかなように、本発明の
第三の実施形態に係る固体撮像装置は、半導体基板1
3、フォトダイオード14、垂直CCD15、CCD間
分離部16、フォトダイオード間分離部17、ポリシリ
コン電極18、酸化膜19、金属遮光膜20、遮光膜の
開口部22、絶縁膜23、オンチップカラーフィルター
25、オンチップマイクロレンズ26、平坦化層27お
よび層内マイクロレンズ28を用いて構成されている。
また、それぞれの図において、入射光21によって発生
した信号電荷の動き24が示されている。
【0044】次に、本実施形態に係る固体撮像装置の具
体的な構造について説明する。半導体基板13はシリコ
ン単結晶であり、受光部を形成する部分には、イオン注
入によってp型ウエルが形成されている。p型ウエル中
には、n型のヒ素やリンなどを注入することによって、
フォトダイオード14が形成されている。同様に、p型
ウエル中には、n型のヒ素やリンなどを注入することに
よって、垂直CCD15が形成されている。
【0045】フォトダイオード14と垂直CCD15と
の間には、p型のボロンなどを注入することによって、
ポテンシャルの障壁をつくりCCD間分離部16が形成
されている。同様に、隣り合うフォトダイオード14間
にもp型のボロンなどを注入することによって、ポテン
シャルの障壁をつくりフォトダイオード間分離部17が
形成されている。このとき、CCD間分離部16のp型
濃度とフォトダイオード間分離部17のp型濃度とを比
較すると、CCD間分離部16の方が、フォトダイオー
ド間分離部17よりもイオン注入によるドーズ量が多く
注入されている。
【0046】垂直CCD15上にはポリシリコン電極1
8が形成され、このポリシリコン電極18によって垂直
CCD15の電位が制御されている。ポリシリコン電極
18上には、ポリシリコン電極18の表面を覆うように
酸化膜19が形成されている。酸化膜19上には金属遮
光膜20が形成され、垂直CCD15を入射光21から
遮蔽して、スミアの発生を抑制している。フォトダイオ
ード14上には、入射光21を受光するための遮光膜の
開口部22が、垂直CCD15に対して平行な向きにス
トライプ状に形成されている。金属遮光膜20上には、
絶縁膜23が形成されており、この絶縁膜23が本実施
形態に係る固体撮像装置を保護している。
【0047】そして、絶縁膜23上には平坦化層27が
形成されおり、この平坦化層27が固体撮像装置を構成
している素子の段差を平坦化している。このとき、平坦
化層27を形成する材料として、絶縁膜23よりも屈折
率の高いものを選択すれば、平坦化層27の一部が、受
光部であるフォトダイオード14に光を集める凸レンズ
として機能することとなる。以下、この凸レンズを構成
する平坦化層27の一部を層内マイクロレンズ28と呼
ぶ。層内マイクロレンズ28は、垂直CCD15に平行
な向きのレンチキュラー型に形成されている。
【0048】平坦化層27には、オンチップカラーフィ
ルター25が形成されており、固体撮像装置を構成する
素子をカラー化している。オンチップカラーフィルター
25上には、入射光21を遮光膜の開口部22に集光す
るためのオンチップマイクロレンズ26が形成されてい
る。このオンチップマイクロレンズ26は、垂直CCD
15に平行な向きのレンチキュラー型に形成されてい
る。
【0049】次に、以上のように構成された本実施形態
に係る固体撮像装置の動作について説明する。入射光2
1は、オンチップマイクロレンズ26で遮光膜の開口部
22に向かって屈折し、オンチップカラーフィルター2
5を通過する。さらに入射光線21は、層内マイクロレ
ンズ28で遮光膜の開口部22に向かって屈折し、半導
体基盤13に形成されたフォトダイオード14に入射す
る。フォトダイオード14に入射した入射光21は、光
電変換により信号電荷を発生させる。そして、この信号
電荷が垂直CCD15に読み出される。
【0050】本実施形態においては、オンチップマイク
ロレンズ26と層内マイクロレンズ28とを用いること
により、入射光21を集光させることができるため、さ
らに感度を向上させることが可能となる。具体的には、
レンチキュラー型のオンチップマイクロレンズ26と層
内マイクロレンズ28とを設けたことにより、フォトダ
イオードの長手方向と垂直な方向の受光領域の開口幅を
も拡げることが可能となるため、より一層開口面積が拡
がる。したがって、入射光21を効率的に前記フォトダ
イオード14に集光することができることとなり、感度
を向上させることが可能となる。
【0051】また、第一の実施形態と同様に、CCD間
分離部16の方に対して、フォトダイオード間分離部1
7よりもイオン注入によるドーズ量を10%以上多く注
入しているため、電荷蓄積時において、フォトダイオー
ド間分離部17(A点)のポテンシャル障壁よりもCC
D間分離部16(B点)のポテンシャル障壁の方が高く
なり(図4参照)、フォトダイオード間分離部17への
入射光21によって発生した信号電荷は、垂直CCD1
5には直接入らず、適当にフォトダイオード14に蓄積
される。したがって、フォトダイオード間分離部17を
金属遮光膜20で遮光する必要がない。
【0052】以上のように、本実施形態によれば、層内
マイクロレンズ28を垂直CCD15に対して平行な向
きのレンチキュラー型とすることにより、入射光21を
さらに効率よくフォトダイオード14に集光することが
できるため、感度を向上させることができる。
【0053】なお、本実施形態においては、オンチップ
マイクロレンズ26および層内マイクロレンズ28を共
に垂直CCDに対して平行な向きのレンチキュラー型と
して構成する場合について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、片方がドーム型のレ
ンズ等である場合、もしくは両方共がドーム型のレンズ
等である場合でもよい。また、その他の型のレンズの組
み合わせでもよい。
【0054】さらに、本実施形態においては、オンチッ
プマイクロレンズ26を有する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、オンチッ
プマイクロレンズ26を有しない場合であっても、同様
の効果を得ることができる。
【0055】また、本実施形態においては、オンチップ
カラーフィルター25を有する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、オンチッ
プカラーフィルター25を有しない場合であっも、同様
の効果を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フォト
ダイオード間分離部に入射した光によって発生する信号
電荷を適当にフォトダイオードに蓄積させることができ
るため、フォトダイオード間分離部上に金属遮光膜を形
成する必要がなく、フォトダイオード面積を最大限に利
用して、実効的なフォトダイオード面積を拡げて高感度
を得ることが可能である固体撮像装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る固体撮像装置の
受光部の一部拡大断面図
【図2】図1のX−X断面図
【図3】図1のY−Y断面図
【図4】図1、図5および図8のA”−A−B−A’断
面における電荷蓄積時のポテンシャル分布図
【図5】本発明の第二の実施形態に係る固体撮像装置の
受光部の一部拡大断面図
【図6】図5のX−X断面図
【図7】図5のY−Y断面図
【図8】本発明の第三の実施形態に係る固体撮像装置の
受光部の一部拡大断面図
【図9】図8のX−X断面図
【図10】図8のY−Y断面図
【図11】従来技術に係る固体撮像装置の受光部の一部
拡大断面図
【図12】図11のX−X断面図
【図13】図11のY−Y断面図
【図14】図11のA”−A−B−A’断面における電
荷蓄積時のポテンシャル分布図
【符号の説明】 13 半導体基板 14 フォトダイオード 15 垂直CCD 16 CCD間分離部 17 フォトダイオード間分離部 18 ポリシリコン電極 19 酸化膜 20 金属遮光膜 21 入射光 22 遮光膜の開口部 23 絶縁膜 24 信号電荷の動き 25 オンチップカラーフィルター 26 オンチップマイクロレンズ 27 平坦化層 28 層内マイクロレンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光領域に配列されたフォトダイオード
    と、前記フォトダイオードの各列と交互に配列されたC
    CDとを用いて構成され、電荷蓄積時において、前記フ
    ォトダイオードと前記CCDとの間に形成されたCCD
    間分離部のポテンシャル障壁が、前記フォトダイオード
    間に形成されたフォトダイオード間分離部のポテンシャ
    ル障壁よりも信号電荷に対して高く形成されている固体
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記CCDと前記CCD間分離部とを覆
    う金属遮光膜の開口形状が、配列された前記CCDに対
    して平行な向きのストライプ状である請求項1に記載の
    固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記フォトダイオードの上部に、入射光
    を集光するためのオンチップマイクロレンズ層を備えた
    請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記オンチップマイクロレンズ層が、配
    列された前記CCDに対して平行な向きのレンチキュラ
    ー型である請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記フォトダイオードの上部に絶縁膜を
    備え、前記絶縁膜の上部に前記絶縁膜よりも屈折率の高
    い材料で形成され、凸レンズとして機能する平坦化層を
    備えた請求項1から4のいずれか1項に記載の固体撮像
    装置。
  6. 【請求項6】 前記平坦化層が、前記CCDに対して平
    行な向きのレンチキュラー型である請求項5に記載の固
    体撮像装置。
  7. 【請求項7】 受光領域に配列されたフォトダイオード
    と、前記フォトダイオードの各列と交互に配列されたC
    CDとを用いて構成され、電荷蓄積時において、前記フ
    ォトダイオードと前記CCDとの間に形成されたCCD
    間分離部のポテンシャル障壁が、前記フォトダイオード
    間に形成されたフォトダイオード間分離部のポテンシャ
    ル障壁よりも信号電荷に対して高く形成され、前記CC
    Dと前記CCD間分離部とを覆う金属遮光膜の開口形状
    が配列された前記CCDに対して平行な向きのストライ
    プ状であり、前記フォトダイオードの上部に絶縁膜を備
    え、前記絶縁膜の上部に前記絶縁膜よりも屈折率の高い
    材料で形成され、凸レンズとして機能する平坦化層を備
    え、前記平坦化層の上部に入射光を集光するためのオン
    チップマイクロレンズ層を備え、前記平坦化層と前記オ
    ンチップマイクロレンズ層とが前記CCDに対して平行
    な向きのレンチキュラー型である固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記フォトダイオードと前記CCDとが
    n型領域として形成され、前記CCD間分離部と前記フ
    ォトダイオード間分離部とがp型領域として形成され、
    前記CCD間分離部のp型領域の濃度が前記フォトダイ
    オード間分離部のp型領域の濃度よりも濃くなるよう
    に、イオン注入のドーズ量が前記フォトダイオード間分
    離部よりも前記CCD間分離部の方に多く注入されてい
    る請求項1から7のいずれか1項に記載の固体撮像装
    置。
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