JPH10241597A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JPH10241597A
JPH10241597A JP9332949A JP33294997A JPH10241597A JP H10241597 A JPH10241597 A JP H10241597A JP 9332949 A JP9332949 A JP 9332949A JP 33294997 A JP33294997 A JP 33294997A JP H10241597 A JPH10241597 A JP H10241597A
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JP
Japan
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electron beam
beam passage
effective surface
axis direction
hole
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JP9332949A
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Inventor
Tatsuya Yamazaki
達也 山崎
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • H01J29/076Shadow masks for colour television tubes characterised by the shape or distribution of beam-passing apertures
    • HELECTRICITY
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    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0788Parameterised dimensions of aperture plate, e.g. relationships, polynomial expressions

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャドウマスクの電子ビーム通過孔の長軸方向
の孔径と電子ビーム通過孔列の間隔との割合を適正化す
ることにより、良好な白色画面を表示できるカラー受像
管を提供することを目的とする。 【解決手段】シャドウマスクの有効面24において、電
子ビーム通過孔列32はy軸方向に沿って所定の4次多
項式にしたがって配列されている。そして、この電子ビ
ーム通過孔列32を構成する個々の電子ビーム通過孔3
1のx軸方向の孔径は、互いに隣接する電子ビーム通過
孔列32の間隔に対して一定の割合となるように4次多
項式によって規定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー受像管に
係り、特にカラー受像管のパネル内面に設けられたシャ
ドウマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー受像管は、図3に示すよ
うに、内面が曲面からなる実質的に矩形状の有効部1を
有するパネル2及びこのパネル2に接合された漏斗状の
ファンネル3からなる外囲器を有している。そして、こ
のパネル2の有効部1における内面に、青(B)、緑
(G)、赤(R)に発光する3色蛍光体層を有する蛍光
体スクリーン4が形成されている。また、この蛍光体ス
クリーン4に対向して、その内側に実質的に矩形状の有
効面5が曲面に形成され、この有効面5に電子ビームが
通過する多数の電子ビーム通過孔が形成されたシャドウ
マスク6が配置されている。
【0003】一方、ファンネル3のネック7内に、3電
子ビーム8B,8G,8Rを放出する電子銃9が配設さ
れている。そして、この電子銃9から放出された3電子
ビーム8B,8G,8Rがファンネル3の外側に装着さ
れた偏向装置10により偏向され、シャドウマスク6の
電子ビーム通過孔を介して、蛍光体スクリーン4がこの
電子ビーム8B,8G,8Rで水平、及び垂直方向に走
査されることにより、カラー画像が表示される。
【0004】このようなカラー受像管のうち、特に同一
水平画面上を通る一列配置の3電子ビーム8B,8G,
8Rを放出するインライン型カラー受像管においては、
蛍光体スクリーン4を有する3色蛍光体層が垂直方向に
延出された細長いストライプ状に形成されている。これ
に対応して、シャドウマスク6は、複数の電子ビーム通
過孔が有効面5の短軸方向に沿って列状に延びる電子ビ
ーム通過孔列を有し、この電子ビーム通過孔列が有効面
5の長軸方向に複数列並列されている。
【0005】本来、このシャドウマスク6は、色選別電
極として、各電子ビーム通過孔を異なる角度で通過する
3電子ビーム8B,8G,8Rをそれぞれ対応する3色
蛍光体層にランディングさせて発光させる機能を有して
いる。そして、蛍光体スクリーン4に色純度の良好な画
像を表示させるためには、電子ビーム通過孔を異なる角
度で通過する3電子ビーム8B,8G,8Rを対応する
3色蛍光体層に正しくランディングさせることが必要で
ある。
【0006】そのためには、3色蛍光体層とシャドウマ
スク6の電子ビーム通過孔とを所定の整合関係にする必
要があり、かつカラー受像管の動作中、その整合関係を
保持するようにしなければならない。換言すれば、常に
パネル2の有効部1の内面、すなわち蛍光体スクリーン
4とシャドウマスク6の有効面5との間隔、いわゆるq
値を所定の許容範囲に保持するようにしなければならな
い。
【0007】しかしながら、シャドウマスク型カラー受
像管は、その動作原理上、シャドウマスク6の電子ビー
ム通過孔を通過して蛍光体スクリーン4に到達する電子
ビームは、電子銃9から放出される電子ビーム量の1/
3以下であり、他の電子ビームは、シャドウマスク6の
電子ビーム通過孔以外の部分に衝突して熱エネルギーに
変換され、シャドウマスク6を加熱する。その結果、た
とえば熱膨張係数の大きい低炭素鋼を素材とするシャド
ウマスクでは、図4に一点鎖線で示すように、蛍光体ス
クリーン4方向に膨出するドーミングを起こす。このよ
うにドーミングを起こすと、電子ビーム通過孔12の位
置が変化し、蛍光体スクリーン4とシャドウマスク6と
の間隔が許容範囲を越えた場合には、蛍光体層11に対
するビームランディングのずれの大きさは、画面上に描
かれる画像パターンの輝度、その継続時間などによって
大きく異なる。特に局部的に高輝度画像パターンを表示
した場合は、図4に示したように局部的なドーミングを
起こし、短時間のうちにビームランディングがずれ、か
つそのランディングのずれ量が大きくなる。
【0008】そこで、このランディングのずれ量を小さ
くするシャドウマスクが特願平7−175830号公報
に開示されている。すなわち、この局部的なドーミング
によるランディングずれについては、矩形窓状のパター
ンを発生する信号器を使用して、図5に示すように、画
面上に矩形窓状の高輝度パターン14が描かれ、この高
輝度パターン14の形状、位置が変えられてビームラン
ディングのずれ量が測定される実験で次のような結果が
得られている。この測定実験では、画面の短軸方向、す
なわち図面上のy軸方向に対応する垂直軸方向に大電流
ビームによる細長い高輝度パターンが描かれる。この実
験によれば、この高輝度パターンが画面の中心から長軸
方向、すなわち図面上のx軸方向に対応する水平軸方向
にその長軸方向の幅wの1/3程度の位置にパターンが
表示されると、最も大きなビームランディグのずれが生
じ、特に図6に示す画面中間部の楕円形状の領域15で
ビームランディングのずれが最も大きくなるという結果
が得られたことや、その動作原理等が述べられている。
【0009】そして、特願平7−175830号では、
そのビームランディングのずれを小さくするために、シ
ャドウマスク6の電子ビーム通過孔列の間隔が有効面5
上の位置によって異なり、有効面5の中心部を通る電子
ビーム通過孔列から有効面5の長軸方向の周辺に向かっ
てN−1本目の電子ビーム通過孔列とN本目の電子ビー
ム通過孔列との間隔をPH(N)とし、有効面5の中心
を原点とし、有効面5の長軸、短軸を座標軸とする直交
座標系において、A、B、Cをそれぞれ短軸方向の座標
値yの4次関数とし、かつCをyの絶対値の増加ととも
に一旦減少した後増加する関数として、 PH(N)=A+BN2 +CN4 で表される間隔に設定したシャドウマスク6を有するカ
ラ−受像管が開示されている。
【0010】そして、このシャドウマスク6における有
効面5の中心から有効面5の長軸方向の幅wの1/3離
れた位置を通る電子ビーム通過孔列の間隔は、有効面5
の短軸方向の絶対値の増加とともに長軸付近で増加し、
直交座標系の短軸方向座標値yについて有効面5内に変
曲点を有するようなyの4次関数で表される間隔に設定
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな4次関数の式で互いに隣接する電子ビーム通過孔列
の間隔を設定し、ビームランディングのずれを小さくで
きたとしても、電子ビーム通過孔の長軸に平行な方向の
大きさ、すなわち孔径は、比較的単純な式で規定されて
いたため、電子ビーム通過孔列の間隔に対する電子ビー
ム通過孔の長軸方向の孔径の占める割合が適切ではなく
なる。このため、カラー受像管を発光させたとき、図6
のP3点付近で暗く、P4点で白色でない着色が見られ
るという現象が生じる虞があり、白色画面の品位が劣化
するという問題がある。
【0012】例えば図7において、シャドウマスク有効
面の電子ビーム通過孔列の間隔は、上述したような4次
関数で規定されているため、M2点における間隔が大き
く、M3点における間隔が小さくなっている。これに対
して、電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径は、画面中心
と有効径端で適切な大きさとなるように、その中間部に
おいて比較的簡単な2次関数などの式で規定されてい
る。このため、電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径は、
適切な大きさよりもM2点において小さくなったり、M
3点において大きくなったりする虞がある。
【0013】すなわち、電子ビーム通過孔列の間隔が比
較的大きなM2点において、電子ビーム通過孔の長軸方
向の孔径が小さくなり、電子ビーム通過孔列の間隔が比
較的小さなM3点において、電子ビーム通過孔の長軸方
向の孔径が大きくなる。このため、M2点で暗くなり、
M3点で明るくなるような輝度のムラが発生する。
【0014】シャドウマスク6の有効面全体において、
電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径が、図7中のO,M
4,M5,M6の4点を基準に簡単な2次関数や4次関
数などの式で設定された場合、シャドウマスク6の有効
面の中心から有効面の長軸方向の幅w′の1/3程度離
れた長軸上の位置M1から、短軸方向に短軸方向の幅1
/4H′の位置M2までにおける電子ビーム通過孔の長
軸方向の孔径をグレード曲線にした図が図8に示されて
いる。
【0015】電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径のグレ
ード曲線を2次曲線50及び4次曲線51で表した場
合、M2点において、理想的なグレード曲線52と比べ
て誤差が生じており、この誤差が理想的なグレード曲線
52に対して大き過ぎたり小さ過ぎたりすることで白色
画面の色純度が劣化される。
【0016】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、シャドウマスクの電子ビーム通過孔の長軸
方向の孔径と電子ビーム通過孔列の間隔との割合を適正
化することにより、良好な白色画面を表示できるカラー
受像管を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明によれば、複数の電子ビームを出射する電子銃
と、前記電子銃から出射された複数の電子ビームを通過
させる電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状の
有効面を有し、この電子ビーム通過孔を前記有効面の短
辺に平行な短軸方向に沿って複数配列することによって
形成された電子ビーム通過孔列が、前記有効面の長辺に
平行な長軸方向に複数並列されたシャドウマスクと、こ
のシャドウマスクの電子ビーム通過孔を通過した電子ビ
ームがランディングすることにより発光する蛍光体スク
リ−ンと、を備え、前記シャドウマスクの有効面の中心
を原点とし、前記原点を通る長軸、及び前記原点を通る
短軸を座標軸とする直交座標系において、前記シャドウ
マスクに形成された前記電子ビーム通過孔の長軸方向に
平行な孔径は、前記有効面の位置によって異なるように
前記直交座標系の関数で規定されているとともに、前記
短軸上では前記原点から前記有効面の長辺に向かうにし
たがって一旦減少してから増加し、前記長軸上の前記原
点から前記長軸の長さの1/3離れた点から前記短軸方
向に平行に前記長辺に向かうにしたがって一旦増加して
から減少し、前記有効面の短辺上では前記長軸端から前
記有効面のコーナに向かうにしたがって一旦減少してか
ら増加するように形成されたことを特徴とするカラー受
像管が提供される。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、複数の電
子ビームを出射する電子銃と、前記電子銃から出射され
た複数の電子ビームを通過させる電子ビーム通過孔が形
成された実質的に矩形状の有効面を有し、この電子ビー
ム通過孔を前記有効面の短辺に平行な短軸方向に沿って
複数配列することによって形成された電子ビーム通過孔
列が、前記有効面の長辺に平行な長軸方向に複数並列さ
れたシャドウマスクと、このシャドウマスクの電子ビー
ム通過孔を通過した電子ビームがランディングすること
により発光する蛍光体スクリ−ンと、を備え、前記シャ
ドウマスクの有効面の中心を原点とし、前記原点を通る
長軸、及び前記原点を通る短軸を座標軸とする直交座標
系において、前記シャドウマスクに形成された前記電子
ビーム通過孔の長軸方向に平行な孔径は、前記有効面の
位置によって異なるように前記直交座標系の関数で規定
されているとともに、前記短軸上では前記原点から前記
有効面の長辺に向かうにしたがって前記長軸と前記長辺
との間隔の中間部付近まで略一定の大きさであって中間
部付近から減少し、前記長軸上の前記原点から前記長軸
の長さの1/3離れた点から前記短軸方向に平行に前記
長辺に向かうにしたがって前記中間部付近まで略一定の
大きさであって前記中間部付近から増加し、前記有効面
の短辺上では前記長軸端から前記有効面のコーナに向か
うにしたがって増加するように形成されたことを特徴と
するカラー受像管が提供される。
【0019】この発明のカラ−受像管によれば、電子ビ
ーム通過孔列を形成する個々の電子ビーム通過孔におけ
る長軸方向の孔径を、電子ビーム通過孔列の間隔に対し
て適正な割合とすることができる。例えば、図7におけ
るM2点、M3点、及びM4点における電子ビーム通過
孔列の間隔に対する電子ビーム通過孔の孔径の大きさを
適切な値とすることができる。このため、この発明のカ
ラ−受像管によれば、輝度ムラを抑制した良好な白色画
面を表示することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
カラ−受像管の実施の形態について詳細に説明する。図
2には、この発明の一実施の形態に係るカラー受像管の
一部を水平方向、すなわちx軸方向に沿って切断した断
面図が概略的に示されている。
【0021】このカラー受像管は、内面が曲面状に形成
された実質的に矩形状の有効部20を有するパネル21
及びこのパネル21に接合された漏斗状のファンネル2
2からなる外囲器を有している。そして、そのパネル2
1の有効部20の内面に、青(B)、緑(G)、赤
(R)に発光する3色蛍光体層によって形成された蛍光
体スクリーン23が形成されている。その3色蛍光体層
は、有効部20の短軸方向、すなわち垂直方向に延出さ
れた細長いストライプ状に形成されている。さらに、こ
の蛍光体スクリーン23に対向して、その内側に実質的
に矩形状の有効面24が曲面状に形成され、この有効面
24に電子ビームが通過する多数の電子ビーム通過孔が
後述する配列で形成されたシャドウマスク25が配置さ
れている。
【0022】一方、ファンネル22のネック26内に、
水平方向、すなわちx軸方向に一列配置された3電子ビ
ーム27B,27G,27Rを放出する電子銃28が設
けられている。そして、この電子銃28から放出される
3電子ビーム27B,27G,27Rがファンネル22
の外側に装着された偏向装置29の発生する磁界により
偏向される。そして、シャドウマクス25の電子ビーム
通過孔を通過した電子ビーム27B,27G,27Rに
よって、蛍光体スクリーン23を水平走査、及び垂直走
査されることによりカラー画像が表示される。
【0023】シャドウマスク25の電子ビーム通過孔
は、図1に示すように、概して有効面24の短軸方向、
すなわち図面上のy軸に相当する垂直軸方向に沿って複
数個の電子ビーム通過孔31が列状に配列されて延びる
電子ビーム通過孔列32を構成している。そして、この
電子ビーム通過孔列32は、長軸方向、すなわち図面上
のx軸に相当する水平軸方向に複数列並列されている。
【0024】すなわち、シャドウマスク25の有効面2
4の中心Oを原点とし、有効面の長軸、短軸を座標軸と
する直交座標系を規定する。この直交座標系において、
電子ビーム通過孔31の配列は、シャドウマスク25の
有効面24の中心O、すなわち原点を通る電子ビーム通
過孔列32から長軸方向の周辺に向かって(N−1)本
目の電子ビーム通過孔列32とN本目の電子ビーム通過
孔列32との間隔をPH(N)としたとき、A,B,C
をそれぞれ短軸方向の座標値yの4次関数とし、且つC
をyの絶対値の増加とともに一旦減少した後に増加する
関数として、 PH(N)=A+BN2 +CN4 の関係式で表わされる間隔で、短軸方向に列状に延びる
電子ビーム通過孔列32が長軸方向に複数列配置されて
いる。この関係式における係数としてのA,Bは、それ
ぞれ有効面24の形状が略矩形状になるように係数Cに
合わせて変化される。
【0025】このような関係式に基づいてシャドウマス
ク25における電子ビーム通過孔列32の間隔を設定す
ることにより、シャドウマスク25において局部的なド
ーミングが生ずることによる電子ビーム通過孔の位置の
変化を抑制することが可能となり、ビームランディング
のズレを抑制することができる。
【0026】また、シャドウマスク25の有効面24の
中心Oを原点とし、有効面の長軸とし、短軸を座標軸と
する直交座標系において、電子ビーム通過孔31の有効
面24における長軸に平行な方向の大きさ、すなわち孔
径は、シャドウマスク25の有効面24の中心O、すな
わち原点を通る電子ビーム通過孔列32からN本目の電
子ビーム通過孔列32における電子ビーム通過孔31の
長軸方向の孔径をD(N)としたときに、a,b,cを
それぞれ短軸方向の座標値yの4次関数として、 D(N)=a+bN2 +cN4 の関係式で表されるように設定されている。
【0027】あるいは、シャドウマスク25の有効面2
4の中心Oを原点とし、有効面の長軸、短軸を座標軸と
する直交座標系において、電子ビーム通過孔31の有効
面24における長軸に平行な方向の大きさ、すなわち孔
径は、シャドウマスク25の有効面24の中心O、すな
わち原点を通る電子ビーム通過孔列32からN本目の電
子ビーム通過孔列32における電子ビーム通過孔31の
長軸方向の孔径をD(x,y)としたときに、長軸方向
の座標値x及び短軸方向の座標値yの4次関数として、
0 からa8 の係数を有し、 D(x,y)= a0 +a12 +a24 +a32
+a422+a542 +a64 +a724
+a844 の関係式で表されるように設定されている。
【0028】このような関係式に基づいてシャドウマス
ク25における電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径
を設定することにより、 PH(N)=A+BN2 +CN4 の関係式で設定される間隔を有する電子ビーム通過孔列
32は、この列を構成する電子ビーム通過孔31の長軸
方向の孔径をそれぞれの位置で適切なサイズに設定する
ことができる。
【0029】つまり、電子ビーム通過孔列32は、短軸
方向に沿って平行に形成されているのではなく、Nの4
次関数で互いに隣接する電子ビーム通過孔列32の間隔
PH(N)が規定されている。このため、有効面24に
おける短軸方向の位置によっては、電子ビーム通過孔列
32の間隔が狭かったり(密)、広かったり(疎)する
ことがある。この電子ビーム通過孔列32の間隔に問わ
ず、電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径を略一定ま
たは比較的簡単な2次関数にしたがって規定すると、電
子ビーム通過孔列32の間隔が密な部分で画面が明るく
なり、疎な部分で画面が暗くなるような輝度ムラが現わ
れることがある。これは、特に白色画面を表示した場合
に顕著に発生する。
【0030】そこで、この実施の形態のように、電子ビ
ーム通過孔列32の間隔に応じて電子ビーム通過孔31
の長軸方向の孔径を規定する。つまり、電子ビーム通過
孔列32の間隔が密な部分では、長軸方向の孔径を小さ
めにして、逆に電子ビーム通過孔列32の間隔が疎な部
分においては、長軸方向の孔径を大きめにする。すなわ
ち、このことは、有効面上の位置にかかわらず、電子ビ
ーム通過孔列32の間隔に対する電子ビーム通過孔31
の長軸方向の孔径の占める割合を略一定にすることを意
味する。
【0031】これにより、蛍光体スクリ−ン上に画像を
表示した際、特に白色画面を表示した際に、画面の輝度
ムラを抑制することが可能となり、良好な色純度のカラ
ー画像を表示することが可能となる。
【0032】電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径を
上述した関係式、すなわち D(N)=a+bN2 +cN4 あるいは、 D(x,y)= a0 +a12 +a24 +a32
+a422+a542 +a64 +a724
+a844 の関係式で表されるように設定した場合、図7に示した
シャドウマスクの有効面24の中心Oから有効面の長軸
の幅w′の1/3程度離れた長軸(x軸)上の位置M1
から、短軸(y軸)方向に沿って短辺の幅H′の1/4
程度離れた位置M2までにおける、電子ビーム通過孔3
1の長軸方向の孔径D(N)またはD(x,y)は、図
8に示した理想的なグレード曲線52に略一致するよう
に変化される。
【0033】同様に、上述したような関係式で電子ビー
ム通過孔31の長軸方向の孔径を設定した場合、電子ビ
ーム通過孔31の長軸方向の孔径は、図7に示した短
軸、すなわちy軸から、長軸、すなわちx軸方向に向か
うにしたがって図9に示したグレード曲線に対応するよ
うに変化する。
【0034】図9中の実線で示したグレード曲線Aは、
長軸上、すなわちx軸上の位置に対して、x軸上に並列
された電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径の変化の
様子を示している。また、一点鎖線で示したグレード曲
線Bは、有効面の原点Oとy軸の端部M4との中間点か
らx軸方向に沿って、x軸方向に平行に並列された電子
ビーム通過孔31の長軸方向の孔径の変化の様子を示し
ている。さらに、二点鎖線で示したグレード曲線Cは、
y軸の端部M4から対角点M6までの、x軸方向に平行
に並列された電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径の
変化の様子を示している。
【0035】このように、有効面の任意の位置におい
て、電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径を位置に応
じて適切なサイズに設定することにより、有効面の任意
の位置において、電子ビーム通過孔列32の間隔に対す
る長軸方向の孔径の占める割合を略一定にすることがで
きる。
【0036】次に、この発明を蛍光体スクリーンの対角
が34インチのカラー受像管に適用した場合について説
明する。ここでは、 D(x,y)= a0 +a12 +a24 +a32
+a422+a542 +a64 +a724
+a844 の関係式に基づいて、電子ビーム通過孔31の長軸方向
の孔径D(x,y)を規定しているものとする。
【0037】a0 からa8 までの係数のうちa0 は、シ
ャドウマスク有効面の中心、すなわち原点Oにおける電
子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径に相当する。図1
2は、この発明を採用した34インチカラー受像管のシ
ャドウマスクの有効面における1/4象限において、電
子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径の分布の一例を示
す図である。
【0038】図12に示すように、y軸上においては、
原点Oの孔径が0.220mm、原点Oとy軸端との中
間点の孔径が0.215mm、y軸端の孔径が0.19
5mmである。このように、有効面の短軸上において
は、原点Oから中間点付近までは、孔径は略一定の大き
さであり、中間点からy軸端に向かうにしたがって、孔
径は次第に減少する。なお、この例では、孔径が略一定
の区間において、わずかな割合で孔径は減少している。
【0039】また、M1点での孔径が0.234mm、
M2点での孔径が0.237mm、M3点での孔径が
0.247mmである。このように、有効面のx軸上に
おける原点Oから長軸の長さの1/3離れたM1点か
ら、y軸方向に平行に長辺に向かうにしたがって中間点
付近までは、孔径は略一定の大きさであり、中間点付近
から長辺上のM3点に向かうにしたがって、孔径は次第
に増加する。なお、この例では、孔径が略一定の区間に
おいて、わずかな割合で孔径は増加している。
【0040】さらに、有効面の短辺上においては、x軸
端の孔径が0.269mm、x軸端と有効面のコーナす
なわち対角端との中間点の孔径が0.271mm、対角
端の孔径が0.274mmである。このように、有効面
の短辺上においては、x軸端から対角端に向かうにした
がって、孔径は次第に増加する。なお、この例では、孔
径が略一定の区間において、わずかな割合で孔径は増加
している。
【0041】図10には、図7中におけるシャドウマス
クの有効面24の中心から有効面の長軸の幅w′の1/
3程度離れた長軸上の位置M1から、短軸方向に沿って
短辺の幅H′の1/2程度離れた位置M3までの電子ビ
ーム通過孔31の長軸方向の孔径、すなわちスリットサ
イズが、互いに隣接する電子ビーム通過孔列32の間
隔、すなわちシャドウマスクピッチに対して占める割合
の表が示されている。
【0042】この表においては、従来適用されていた関
係式でスリットサイズを規定した場合、この実施の形態
で説明した関係式を適用した場合、及び理想的な場合の
各々について、M1、M2、M3の各点におけるシャド
ウマスクピッチに対するスリットサイズの占める割合が
比較されている。
【0043】図11は、図10に示した関係をグラフ化
したものである。図11中の実線は、 D(x,y)= a0 +a12 +a24 +a32
+a422+a542 +a64 +a724
+a844 を適用してスリットサイズを規定した場合、及び理想的
な場合におけるシャドウマスクピッチに対するスリット
サイズの占める割合のグラフである。また、図11中の
点線は、従来から適用されている関係式でスリットサイ
ズを規定した場合におけるシャドウマスクピッチに対す
るスリットサイズの占める割合を示している。
【0044】図10及び図11を見てわかるように、こ
の発明の実施の形態で説明した関係式を用いた場合は、
理想的な場合に一致しているのに対して、従来の関係式
を適用した場合は、理想的な場合から外れ、特にM3点
において理想とは大きな差が生じている。
【0045】このように、上述した関係式、 D(x,y)= a0 +a12 +a24 +a32
+a422+a542 +a64 +a724
+a844 でスリットサイズを規定することにより、シャドウマス
クに対するスリットサイズの占める割合を理想的な値に
略一致させることが可能となり、また、この割合を略一
定に維持することができる。
【0046】ここでは、M1、M2、及びM3における
シャドウマスクに対するスリットサイズの占める割合を
比較したが、他の任意の位置においても同様にこの割合
を略一定にすることができる。
【0047】したがって、有効面上の位置にかかわら
ず、電子ビーム通過孔列32の間隔に対する長軸方向の
孔径の占める割合を略一定にすることができる。これに
より、蛍光体スクリ−ン上に画像を表示した際、特に白
色画面を表示した際に、画面の輝度ムラを抑制すること
が可能となり、良好な色純度のカラー画像を表示するこ
とが可能となる。
【0048】なお、この実施の形態で説明した他の関係
式、 D(N)=a+bN2 +cN4 で電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径を設定した場合で
あっても上述した例と同様の結果が得られることはいう
までもない。
【0049】また、図13には、シャドウマスクの有効
面における1/4象限において、電子ビーム通過孔31
の長軸方向の孔径の分布の他の例を示す図である。図1
3に示すように、y軸上においては、原点Oの孔径がD
1、原点Oとy軸端との中間点の孔径がD2、y軸端の
孔径がD3としたとき、有効面の短軸上においては、原
点Oから中間点付近までは、孔径は次第に減少し、中間
点からy軸端に向かうにしたがって、孔径は次第に増加
する。
【0050】また、M1点での孔径がD4、M2点での
孔径がD5、M3点での孔径がD6としたとき、有効面
のx軸上における原点Oから長軸の長さの1/3離れた
M1点から、y軸方向に平行に長辺に向かうにしたがっ
て中間点付近までは、孔径は次第に増加し、中間点付近
から長辺上のM3点に向かうにしたがって、孔径は次第
に減少する。
【0051】さらに、有効面の短辺上においては、x軸
端の孔径がD7、x軸端と有効面のコーナすなわち対角
端との中間点の孔径がD8、対角端の孔径がD9とした
とき、有効面の短辺上においては、x軸端から中間点付
近までは、孔径は次第に減少し、中間点から対角端に向
かうにしたがって、孔径は次第に増加する。
【0052】すなわち、孔径を規定する関数D(x、
y)は、中間点付近に変曲点を有している。電子ビーム
通過孔の長軸方向の孔径を図13に示したような関係で
分布させた場合であっても、上述した場合と同様の効果
が得られる。
【0053】上述したように、シャドウマスクにおける
電子ビーム通過孔列の配列の仕方を4次多項式で設定し
た場合でも、電子ビーム通過孔31の長軸方向の孔径を
任意の位置において適正化することが可能となり、ま
た、電子ビーム通過孔列32の間隔に対する長軸方向の
孔径の占める割合を略一定にすることができる。このた
め、白色画面の色純度を損わないカラー受像管を構成さ
せることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シャドウマスクの電子ビーム通過孔の長軸方向の孔
径と電子ビーム通過孔列の間隔との割合を適正化するこ
とにより、良好な白色画面を表示できるカラー受像管を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係るカラー
受像管に用いられるシャドウマスクの構成を示す図であ
る。
【図2】図2は、この発明の一実施の形態に係るカラー
受像管の構成を概略的に示す一部断面図である。
【図3】図3は、従来のカラー受像管の構成を概略的に
示す断面図である。
【図4】図4は、シャドウマスクのドーミングによるビ
ームランディングのずれを説明するための図である。
【図5】図5は、シャドウマスクの局部的なドーミング
の発生状況を説明するための図である。
【図6】図6は、シャドウマスクの局部的なドーミング
によるビームランディングのずれの発生領域を示す図で
ある。
【図7】図7は、シャドウマスク及び電子ビーム通過孔
列の間隔が長軸から短軸方向距離の2次関数的に変化す
るシャドウマスクの問題点を説明するための図である。
【図8】図8は、図7に示したM1点からM2点までの
短軸方向距離と電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径との
関係をグラフ化した図である。
【図9】図9は、短軸からの長軸方向距離と電子ビーム
通過孔の長軸方向の孔径との関係をグラフ化した図であ
る。
【図10】図10は、図7におけるM1点からM3まで
の互いに隣接する電子ビーム通過孔列32の間隔(シャ
ドウマスクピッチ)に対して電子ビーム通過孔31の長
軸方向の孔径(スリットサイズ)の占める割合の表を示
す図である。
【図11】図11は、図10に示したM1点からM3点
までの短軸方向距離とシャドウマスクピッチに対するス
リットサイズの占める割合との関係をグラフ化した図で
ある。
【図12】図12は、この発明が適用される34インチ
カラー受像管のシャドウマスクの有効面における1/4
象限において、電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径の分
布の一例を示す図である。
【図13】図13は、この発明が適用されるカラー受像
管のシャドウマスクの有効面における1/4象限におい
て、電子ビーム通過孔の長軸方向の孔径の分布の他の例
を示す図である。
【符号の説明】
20…有効部 21…パネル 22…ファンネル 23…蛍光体スクリーン 24…有効面 25…シャドウマスク 26…ネック 27(B,G,R)…3電子ビーム 28…電子銃 29…偏向装置 31…電子ビーム通過孔 32…電子ビーム通過孔列

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子ビームを出射する電子銃と、 前記電子銃から出射された複数の電子ビームを通過させ
    る電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状の有効
    面を有し、この電子ビーム通過孔を前記有効面の短辺に
    平行な短軸方向に沿って複数配列することによって形成
    された電子ビーム通過孔列が、前記有効面の長辺に平行
    な長軸方向に複数並列されたシャドウマスクと、 このシャドウマスクの電子ビーム通過孔を通過した電子
    ビームがランディングすることにより発光する蛍光体ス
    クリーンと、を備え、 前記シャドウマスクの有効面の中心を原点とし、前記原
    点を通る長軸、及び前記原点を通る短軸を座標軸とする
    直交座標系において、 前記シャドウマスクに形成された前記電子ビーム通過孔
    の長軸方向に平行な孔径は、前記有効面の位置によって
    異なるように前記直交座標系の関数で規定されていると
    ともに、前記短軸上では前記原点から前記有効面の長辺
    に向かうにしたがって一旦減少してから増加し、前記長
    軸上の前記原点から前記長軸の長さの1/3離れた点か
    ら前記短軸方向に平行に前記長辺に向かうにしたがって
    一旦増加してから減少し、前記有効面の短辺上では前記
    長軸端から前記有効面のコーナに向かうにしたがって一
    旦減少してから増加するように形成されたことを特徴と
    するカラー受像管。
  2. 【請求項2】複数の電子ビームを出射する電子銃と、 前記電子銃から出射された複数の電子ビームを通過させ
    る電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状の有効
    面を有し、この電子ビーム通過孔を前記有効面の短辺に
    平行な短軸方向に沿って複数配列することによって形成
    された電子ビーム通過孔列が、前記有効面の長辺に平行
    な長軸方向に複数並列されたシャドウマスクと、 このシャドウマスクの電子ビーム通過孔を通過した電子
    ビームがランディングすることにより発光する蛍光体ス
    クリ−ンと、を備え、 前記シャドウマスクの有効面の中心を原点とし、前記原
    点を通る長軸、及び前記原点を通る短軸を座標軸とする
    直交座標系において、 前記シャドウマスクに形成された前記電子ビーム通過孔
    の長軸方向に平行な孔径は、前記有効面の位置によって
    異なるように前記直交座標系の関数で規定されていると
    ともに、前記短軸上では前記原点から前記有効面の長辺
    に向かうにしたがって前記長軸と前記長辺との間隔の中
    間部付近まで略一定の大きさであって中間部付近から減
    少し、前記長軸上の前記原点から前記長軸の長さの1/
    3離れた点から前記短軸方向に平行に前記長辺に向かう
    にしたがって前記中間部付近まで略一定の大きさであっ
    て前記中間部付近から増加し、前記有効面の短辺上では
    前記長軸端から前記有効面のコーナに向かうにしたがっ
    て増加するように形成されたことを特徴とするカラー受
    像管。
  3. 【請求項3】前記シャドウマスクに形成された前記電子
    ビーム通過孔の長軸方向に平行な孔径を規定する前記関
    数は、4次以上の高次式で表されることを特徴とする請
    求項1または2に記載のカラー受像管。
  4. 【請求項4】前記シャドウマスクに形成された前記電子
    ビーム通過孔の長軸方向に平行な孔径を規定する前記関
    数は、前記有効面において、前記長軸と前記長辺との間
    隔の中間部付近に変曲点を有することを特徴とする請求
    項3に記載のカラー受像管。
  5. 【請求項5】前記シャドウマスクに形成された前記電子
    ビーム通過孔の長軸方向に平行な孔径を規定する前記関
    数は、 前記原点を通る前記電子ビーム通過孔列からN本目の前
    記電子ビーム通過孔列における電子ビーム通過孔の前記
    長軸方向の孔径をD(N)としたとき、a、b、cをそ
    れぞれ前記短軸及び長軸を座標軸とする直交座標系の短
    軸方向座標値yの4次関数として、 D(N)=a+bN2 +cN で表されることを特徴とする請求項3に記載のカラー受
    像管。
  6. 【請求項6】前記シャドウマスクに形成された前記電子
    ビーム通過孔の長軸方向に平行な孔径を規定する前記関
    数は、 前記原点を通る前記電子ビーム通過孔列からN本目の前
    記電子ビーム通過孔列における電子ビーム通過孔の前記
    長軸方向の孔径をD(x、y)とし、前記短軸の座標値
    をx、長軸の座標値をyとしたとき、a からa8
    係数を有し、 D(x,y)=a0 +a12 +a24 +a32
    422+a542 +a64 +a724
    +a844 で表されることを特徴とする請求項3に記載のカラー受
    像管。
  7. 【請求項7】シャドウマスクの有効面において、前記電
    子ビーム通過孔の長軸方向に平行な孔径は、互いに隣接
    する前記電子ビーム通過孔列の間隔に対する前記電子ビ
    ーム通過孔の前記長軸方向の孔径の占める割合が有効面
    の任意の位置において略一定となるように規定されたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のカラー受像
    管。
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